テレビ朝日の朝のワイドショー「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターである元テレビ朝日局員の玉川徹氏が、イランとの交渉に出席していたトランプ大統領の娘婿クシュナー氏に関して不適切な発言を番組中に発した件。当初はテレビ朝日側も「問題無い」という、そのまま流すような態度だったけれど、駐日イスラエル大使からの批判や、関係団体からの批判、さらにはその映像が英訳されて世界中に拡散される事態に至り、再度謝罪する事に。でも、これ以上深掘りされたくないのか、誰に対して何の事象について謝罪しているのか言い訳しているのか、良く分からない曖昧な内容で、これで許されると思っているのだろうか。
だいたい玉川氏は、以前も軽率な発言を番組内でして、確か一度番組から外れていたはずなのに、いつの間にかしれっと戻ってきてだけで無く、以前同様好き勝手な発言をしている。それを「小気味よい」と歓迎する視聴者も少なくないので、テレビ局側としても出演をさせているのだろうけど、日頃散々他人に対して厳しい事を言っているのに、いつも身内には大甘なのは何故だろうか。これが、ゲスト出演しているようなタレントさんが同じ様な発言をして、それも二回、三回としていたならば、それでも今回と同様に釈明すれば不問に付して以前同様に番組出演させるのだろうか。
イランとアメリカの交渉に関して、その内容な動向に関してコメントするのは、それは自由だと思うし、その参加者に関して資質や立場が適切かどうかを指摘するのも、その内容の精確さは別にしても「意見」として発言することは問題無いと思う。でも今回の発言の一番の問題点は、そういう個人の資質の話ではなく出生の違いを理由に「不適切」と言及したことで、それって「人権・人種差別」と言われても仕方ない話。この番組を見ることは殆ど無いけれど、時々流れてくるこの人の物の言い方を見聞きしていると、凄く独善的で高飛車かな印象を私は受けるわけで、自分が正義なのだから自分の意見が正しいという雰囲気が強く感じられる人の一人。それだけ自分の知識や経験に自信があるのかもしれないけれど、以前謝罪騒動に巻き込まれたときも「自分が取材した」と大見得を切ったのに、実際はそんなことは無かった、みたいな状況じゃ無かったっけ?!
本人がそう言う「舌禍騒動」を何度も起こして謝罪しているのに、何故テレビ局側は出演を継続しているのか、結局本体のメディアの認識も甘いし、多分頭を下げて暫く静かにしていれば、直ぐにほとぼりが冷めて視聴者は忘れるだろうくらいの計算なんだろうか。でも、今はネットにそういう記録(ある意味デジタルタトゥーというかデジタルエビデンスというか)は残っていて、何度でも再考される時代なんだから、そういう風に「流して終わり」という昔の考え方はもう通用しないと思う。テレビ局としても、視聴率がそれなりに稼げる番組の、売り物の出演者の一人だけに残したいのだろうけど、それならば放送局では無くネット放送のそれこそ系列(?)のABEMA辺りで好きなだけやればと思う。こういうところに、オールドメディアの矜持の無さを改めて感じますよね。
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