ReHacQの政治系コンテンツから、一週間程前に公開された斎藤健衆議院議員と高橋Pとの対談後半。前回に続いて、今回も中々興味深く面白い内容でした。是非第三弾、第四弾、さらにはReHacQの「斎藤健コンテンツ」としてシリーズ化まで希望したい(笑)。
「原敬(はらたかし)」という人物は、自分達の世代だと小学校から高校まで色々なタイミングでよく名前を聞いた偉人の一人という印象。昔は「はらけい」と読んでいましたが、「敬」を「たかし」と読む事を知ったのはこの人が理由。実は高校時代の陸上部の先生の名前が同じで「敬せんせい(けいせんせい)」と先輩達が呼んでいたから、そのまま自分達の世代や後輩達も「けいせんせい」と呼んでいました。でも卒業して暫くして同窓会みたいな時に、偶々「敬先生(けいせんせい)って、本当は『たかし』何ですか」という話になり、即座に「そう。原敬と同じ」と言われて、大コケ足した記憶があるなぁ(笑)。
原敬の話に続いて、日露戦争でピークを迎えた大日本帝国が、わずか30数年後にはボロボロな状態になった理由の話も興味深くなるほどなと納得出来る話。原敬のようなジェネラリスト集団が江戸事態末期には「武士道」という形で多く残っていて、そこに明治維新で西洋思想や技術や情報が入りそれらを貪欲に吸収したスペシャリストが生まれて、それぞれが上手く噛み合ったのが日露戦争前後の日本。その後、江戸時代の人材が消えていき、成功体験だけを知っているスペシャリストが、自己改革できずに独善的な組織体みたいな形態に変質していき、日本として歯車が狂いだしたと言う説明には、自分的にかなり納得感を感じました。それは国民の中にも昔で言えば「武士道」なる日本の道徳観が希薄化して行くことにもつながり、そういう変化の記録をちゃんと残していなかったことで振り返りが出来ないというよ、四つの理由というのはなるほどなと自分も感じる所。最後の「記録」のところに関して言えば、これはメディアの責任も大きいと思うんですよね。つまり太平洋戦争敗戦で180度世の中が変わったので、自分達の黒歴史でもある戦前の報道を無き物にしたことも影響して居る気が私は感じます。
その前に話題に上った日米自動車交渉に関しては、今回改めて当時の様子を思いだしたけれど、考えてみたら今のトランプ関税以上に厳しい鬩ぎ合いだったわけですよね。で、当時はまだ日本の経済がアメリカに匹敵する位というか、アメリカの不動産を買い漁り企業を買収してと言う「黄金時代」だったから、ああいう交渉も可能だっただろうけど、そこから大きく相対的に衰退してしまった今の日本はそういうわけにはいかない。ふと思ったんですが、以前の日本は経済力や資本力に物を言わせて交渉する「モノの力」が武器だったけれど、今の日本は日本の姿勢とか立場とか同意して貰えるような考えや行動力みたいな「コトの力」で多くの仲間(=同盟国、友好国)を増やしていく敷かないような気がしますね。現実的に、アメリカ、ロシア、中国という三大強国に囲まれている唯一の先進国な訳で、どう考えてもこの三社の軋轢の中で上手く立ち回る方法を見つけないと将来は無いことは明らか。で、その三社全部が「力の解決」を目指している今、武力では無い「経済力」や「技術力」で相手を凌駕するくらいの力が日本には必要なんでしょうね。でも、技術力ではアメリカや中国、経済力では中国の台頭が著しいし、ロシアにしても領土の大きさや資源という部分ではトップクラス。改めて、非常に難しく厳しい時代になってきたなと感じる視聴後の印象でした。
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