2026年4月1日

オイルショック in 令和

ホルムズ海峡閉鎖による、中東からの石油輸入が事実上止まっている現在。その状況は、自分くらいの世代だと1970年代の「オイルショック」を思い浮かべるわけですが、今考えてもなんで石油輸入が止まるからとトイレットペーパーの争奪戦が勃発したのだろうか。トイレットペーパーが石油由来の製品ならまだ理解出来ますが、素材は違うしあえて言えば製造用のエネルギーとして石油が必要と言う事は有るだろうけど、それはどの工業製品に対しても同じ事。結局は、無関係な事象が引き金になって、それが一気に全国に広がったということなんでしょうね。

で、当時の様子と比べて、多分今のホルムズ海峡の状況は通過する観戦が直接今日に晒されていることから、1970年代のオイルショックに比べて状況的には深刻だと思います。確か当時の中東石油への依存度は90%位だったけれど、現在は95%と増えていることもあるし。ただ、当時の経験から石油備蓄は大幅に増加しているし、調達先の変更なども進んでいるように見られます。当時は、メディアがトイレットペーパー不足を報道すると、どんどんそれが日本中に広まっていってパニックを醸成しているような感じでしたが、現在は同様に石油が入ってこないとメディアが伝えても、そんなにパニックは生まれそうには見えません。

別に政府の肩を持つつもりは無いけれど、やはり政府が丁寧に備蓄放出やその他対策を細かく伝えていることが大きい気がします。また、いち早く補助金を支給して市中のガソリン価格の急騰を抑えていることも、国民感情に対しての沈静化に大きく役立っている気がします。ただ、石油は備蓄放出もあり通常通りに供給されているはずなのに、何故かそこから製造される石油由来製品が足りなくなると言う現象は何故だろうか。海外で製造していて、そこがホルムズ海峡の影響を受けて輸出が滞っているならまだ理解出来ますが、そう言うものばかりでも無いようだし。新しく新規に担当大臣に指名された赤沢大臣は、医療関係にしても必要な在庫はちゃんとあり、流通の混乱から今は配送が間に合わない部分もあるが直ぐに是正されると言うような発言は、もっと取り上げられても良いのでは。

この状態が更に数ヶ月続いたときにはまた状況は大きく変わっているだろうけど、今現在は突然のイラン侵攻で混乱していることは有っても、そこで影響を受ける部分に対しては政府はよく手当てしていると感じます。メディアは、どうしても否定的な部分を取り上げて注目を引こうとするけれど、そういう部分もあるかもしれないけれど、それ以外の部分もちゃんと精査して、全体として何が課題・問題なのかちゃんと伝えて欲しい。今に始まったことじゃないけれど、メディア自身が混乱や不信感を生み出して拡散していてはもうどうしようも無い訳ですし。そう言う意味では、1970年代とは異なりSNSが発達していてメディア以外の情報環流もあるから、そういう部分でも以前のようなパニックが抑えられているように感じます。やっぱり、困った時には頼れるのは先ずは「情報」だと再認識しました。

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