2025年6月30日

ThinkPad X13 Gen6への道 (3) - Longest Yard

注文して配送を待つ新しいノートブックPCの「ThinkPad X13 Gen6」君。注文をしたのが7月24日で、その後「製造中」みたいなステータスになったのが26~27日頃。そして28日には「工場から出荷しました」という状態に。これなら数日後には手元に届くなと思っていたら、 「お届け予定日時: 2025/07/05」! orz

「をぃをぃ、配達を徒歩でやってんのか?!」と一瞬頭に血が上りましたが(笑)、これでも多少は常識有る大人(?)なのですぐに冷静になって考えて、「そうか、海外の工場(※多分深圳)から出荷されるからだろう」と思いつきます。

深圳側と日本側で、それぞれ通関業務があるから、本当に5日に配送されるためには4日には日本に到着して通関完了しないと間に合わない。深圳から日本の船便だと早くて数日から1週間くらいかかるから、もう舟に乗ってどんぶらこどんぶらこと東シナ海に出てきたくらいだろうか。しかしちょっと盲点でしたね。何となく日本で注文しているから、国内の多分NECPCの米沢工場で製造されて出荷されてくる物だと思っていました。HPだったかな、「国内製造&出荷」を宣伝して、都内の日野市だったかな組み立て工場で組み立てて「国内製造&出荷」売り物にしているけれど、昔はどこのメーカーもそれが普通だったんだよなぁ... (と、遠くを見る...)。

最初に注文をするときに「納品(配送)は、注文確定後2~3週間」と表示されて、「もう少し早くならんのかなぁ」と思いましたが、そのうち船便の1週間が含まれていると思ったら、まぁまぁ妥当な期間なのかもしれない。どうしても早く必要ならば、予め準備されているような「即納モデル」みたいなものを選択しろという事なんでしょうね。でも、それだとスペック的に不十分というか不満足というか、何というか。まぁ、量販店の店頭に並べられている家電製品だって、扇風機とかテレビくらいまでなら、その場で購入して持ち帰ることも可能だけれど、洗濯機とか冷蔵庫とかエアコンとかなると、配送設置業者のスケジュール次第では1~2週間後みたいな事もありますからね。個人経営の電気店みたいなところなら、物さえ有れば場合によっては、午前中に注目して午後には設置に来てくれる何て言うことも可能だろうけど。

購入後交換予定の内蔵SSD(256GB/NVMe)は、本体が到着してから今入っているSSDを確認してから、大容量(多分2TB位)のものに交換するつもりでしたが、待っている間にAmazonでポチりそうだなぁ... ただ、出来れば現在使用しているメーカーの系列品にしてリスクを減らしたいし、一番気になるのは容量を増やせばヒートシンクとか付いてくる場合も有って、その場合裏蓋が閉まらない何て言うこともありそう。その場合は、今のモデル構成でもサポートされている1TBで我慢しないといけないなぁ。いずれにしても、早く来い来い新モデル、です。(続く...)

2025年6月28日

ThinkPad X13 Gen6への道 (2) - Office2024購入

新しいモバイルパソコンとして購入したThinkPad X13 Gen6。購入時に「出荷予定日は、購入確定から2~3週間」と表示されていたので、まだまだ先だなぁと思いつつ 、アカウントの製品ステータスを確認して見たら、「出荷予定日: 2025/06/28」と表示されていてビックリ。もし本当ならば、この週末には届くことになってしまう。いゃ、別に早く届く分には構わないのだけれど、そんなに注文が入っていなくて製造ラインが空いていたのだろうか(笑)。

まぁ、週末は無理としても来週くらいには届きそうだから、次のステップの準備をすることに。それは、Microsoft Officeの更新。現在自宅のデスクトップ機で使用しているのは、そのデスクトップ機(ThinkCentre M720t)購入時に同梱で注文した「Office 2016 Home & Business」。特に不満はないのだけれど、Office2019とか2021当たりからExcelの内部関数とか変わっていて、ちょっとマクロとか組むときに物足りないなぁと感じていました。今回のX13 Gen6もOffice2024同梱モデルがあるんですが、同梱モデルを設定するよりもAmazonで「Microsoft Office 2024」を購入した方が安い。特に、現在は「Office 2016 Home & Business」を使用していますが、それとHome版との違いはOutlookが含まれるかどうかだけ。で「Office 2024 Home (永続版)」のダウンロード版だと、3万円ちょっと購入出来るので、同梱モデル設定よりもかなり有利。ということで、X13 Gen6はOffice無しで構成して、Officeは別に購入することにしました。

早速Amazonにアクセスして「Microsoft Office Home 2024 (永続版) オンラインコード版」を購入。直ぐにメールで「Product Key」が送られてきます。オンラインコード版なので、インストール用パッケージみたいなものが送られてくるわけでは無く、Officeのサイトにアクセスしてインストールパッケージ(と言うか、インストール用のローダーみたいなもの)をまずはダウンロード。これを起動すると、インストールが始まるのかと思ったら、一瞬でインストールの表示が消えてしまいます。「あれ????」と思いつつ、もう一度ダウンロードからやり直したら「このProduct Keyの製品は既にインストールされています」と言われてしまい、ますます「?????」。以前のOffice 2016は、所謂「デスクトップ版」で、昔のアプリケーションのように「Excel.exe」とかそれぞれのソフトがインストールされたもの。最近のOfficeは「C2R(Click-to-Run)」という、仮想ファイルみたいな形にパッケージングされていて、それだとバックグラウンドで更新とか走る形式なんですが、どうも様子が分からない。で、何となくExcelを起動してみたら、アカウントの確認みたいな画面が表示されて、その後Excelが立ちあがると「2024」に更新されていました。以前の2016版にアップデートが掛かる形で2024版になったみたい。

その後WordやPowerPointも起動すると、こちらも2024版に更新されていました。心なしか、以前の2016版と比べると起動がスムースになった気がします。昔と異なり、永続版は1ユーザーでPC 2台までインストール出来るので、X13 Gen6が届いたらこちらにインストールする予定。ただ直ぐにインストールは出来ず、本体が届いたら内蔵のSSD(NVMe)を確認して、1TBか2TBのNVMeへ更新する予定で、インストールはそれからですね。となると今週末に届いたとしても、実際に使い始めるのは来週後半位かなぁ。まぁ、特に急がないといけない理由は無いので問題は無いけれど、新しいオモチャは早くほしいもの(笑)。(続く...)

Black Screen of Death

「BSoD」と聞けば、Windows界隈で仕事をしている人間にとっては「不吉な呪いの言葉」の一つですが(笑)、その意味は「Blue Screen of Death」。深刻なトラブル発生時にWindowsが表示するエラー画面の背景が「青色(Blue Screen)」であることから「Blue Screen of Death (BSoD)」と呼ばれていたんですが、この夏後半のWindows11 24H2の月次更新から、同じ「BSoD」でも「Black Screen of Death」になるという記事。 でも、そのタイミングなら「25H2」から仕様変更しても良いと思うけれど、多分この5月6月の月次更新で色々トラブルが頻発しているので、その対策の意味も込めて24H2の更新に含ませたいんでしょうね。

「BSoD」は、記憶する限りではWindows 95から始まったと思うんですよね。Windows 3.xまでは、DOSの上にタスク切り替えのShellを被せたような「ほぼDOS」の状態で、まだBSoDが表示されるようなカーネルダンプとか、そんなものも無かった時代だったから。でも、Wikiを見るとWindows 3.1の頃からBSoDは出ていたらしいけれど、この画面は記憶に無いなぁ。この頃はOSが暴走して例外割込が発生したら、そこでメモリーダンプを表示して止まる程度の話じゃなかっただろうか。で、デフォルトの背景として青色が何故か使われたというような。Windows 95から、一応「マルチタスク」という言葉が使われるようになり、OSデザインが変わり、それとともにまだ技術的に不安定な時期でもあったから、本来は守られているべきOSの核部分(カーネル/Kernel)に直接アクセスするような行儀の悪いアプリケーションとかドライバーも一杯存在していて、それが色々トラブルを引き起こしてくれたもの。まぁ、OS自体の出来も9x系の時にはまだまだ未熟で、自分自身でエラーになってBSoDが出ることも良くあったけれど。

BSoDが表示されると、その原因となったモジュールなりタスクなりの情報も提供されるんですが、自分の経験から言うと、それが問題の原因である事は殆ど無くて、多くの場合は他の要因でエラーになり、その結果その表示されている部分でシステムがクラッシュしたという、言わば「貰い事故の被害者表示」みたいな感じなんですよね。昔はそれでもKernel Debugとかやってみたこともあったけれど、有る程度コツみたいなものを体得していないと中々原因を絞り込めない。Windows XP位から、OS自体の耐性も堅固になりBSoDの発生自体も減ってきた印象ですが、その分発生原因もどんどん複雑化してさらに場合によってはOS内部の深いところまで追い詰めないと分からない場合も多くて、もう自分の技術ではどうにもならない状態。

BSoDに限らず、ソフトでエラーになった時には、その問題解析、原因特定、問題修正というプロセスを走らせないといけません。その一番最初の「問題解析」で、一番最初に実行するけれど一番難しいのが「問題再現」。エラーが発生しないと、何が原因か分からないわけで、いかに効率よくその問題状態やエラー状態を再現できるかで、問題解決の半分は終わります。ストレス系の問題ならば、例えばタスクをグルグル回してループ状態すれば出やすいとかあるんですが、特定の条件が重なるような場合は、その組合せを見つけるのが大変。何度も遭遇していると、再現する勘所みたいなスキルも身についてくるんですが、まぁそこまで行くのには2年3年では足りないし、本当根比べみたいな感じですよね。でも、そうやって具体的な証拠を揃えてMicrosoftに修正要求しないと、彼らは彼らで忙しいから優先順位も上がらないし、本当イタチごっこの毎日でした。そういう修復機能を学習したAIが内蔵されて、自動的に解決してくれるような時代に、早くならないだろうか。

逆走体験

先日とある買物のために午前中に車で出かけていたときの話。片側一車線の道路を走っていたんですが、反対側はそこそこ車が並んで走っているのに対して、自分側は前がずっと空いている状態でした。で、iPhoneの音楽を流しつつ「ふんふんふん♫」と鼻歌交じりで運転していたところ、突然目の前(多分100~200m位先)に自動車(多分軽のバンタイプ)が表れて一瞬パニック状態に。本来ならばブレーキを踏むべき何だろうけど、ブレーキもアクセルも踏めずにそのまま判断に迷う状態に。

自分的には数秒そんな状態が続いたように記憶していますが、「ヤバイ」と思ってブレーキを踏もうとした瞬間、その目の前が加速して平行して走っていたワンボックスカーを抜いてちょっと強引に車線に戻り、こちらはブレーキを踏み掛けた足を緩めたんですが、いゃぁビックリしました。暫く落ち着かせるために深呼吸を繰り返しましたが、次の交差点で信号待ちで停車しているときに、ムラムラと怒りが沸いてきました。

反対車線はそこそこ車が並んで少し混雑していたけれど、右側が空いていたので強引に追い越しを掛けたんでしょうね。片側一車線だから、特段の理由が無い限りは追い越し禁止のはずで、あの時はそんな理由は全く無い状態。まぁ向こうも前方から車が暫く来ないと思って無理矢理追い越しを掛けたんだろうけど、右側に交差する道路があってそこから車が出てきたらどうなるんだろうか。それよりも、距離が有る程度あったとは言え実際に逆走に遭遇する事態になったのに、咄嗟に何か対策が取れるかというと、凄く疑問だという事が良く分かりました。厳密な意味での「逆走」ではないだろうけど、場面的には「逆走遭遇」とほぼ言える状態。まぁ、今回の経験が次にもし同様の事態に遭遇したときには、もっと敏速迅速に反応できるようになれば、今回の経験も「貴重な経験」で済むのだけれど。しかし、上限50kmの道路でこうですから、100kmで走っている高速道路で遭遇したらどうなっていたのやら。

実は、最近この手の「ヒヤリハット」に近い経験を何度かしていて、こちらの注意不足の時もあるし、相手が確認不足でいきなり飛び出てくる場合も有り、ちょっと運転するときにはこれまで以上に注意しないといけないなと心に留めています。先日も、モールの駐車場に道路から入るとき、一旦停止をして左右確認をして安全である事を確認してから右折しだしたら、突然左から軽自動車が走ってきて思わずブレーキを踏んで衝突回避出来ましたが、どうも直ぐ左横の駐車場内の通路からいきなり右折して出てきたらしい。こちらが左手を確認して大丈夫なことを確認して、再度右を見てハンドルを切り出したところに飛び出てきたらしい。こちらとしては、確認した後に向こうが飛び出てきたように思うけれど、向こうにしたら停止しているから左折しだしたら突然こちらが飛び出してきた、と見えるのかもしれませんね。全ての場所に信号機があって交通整理してくれれば良いけれど、そう言う事は無理だし、後は慎重な上にも慎重を重ねるしか無いのかな。ただ、やはり相手の無謀さに対抗できる策は無いですし、やはり紙に祈りつつ運転するしか無いんだろうなぁ。

2025年6月27日

無印糠漬け始めました

ネットで「無印良品の『発酵ぬかどこ』が簡単便利で美味しく漬かる」という書込を見つけて、「へえ~、無印ってそんなものまで扱っているのか」と、ちょっと興味を引かれました。最近は、発酵食品としては瓶詰めなどの白菜キムチをよく購入していて、オモニ拘りのキムチも良いのだけれど、個人的には牛角の瓶キムチが一番気に入っていています。ただ、流石に毎日食べるには飽きてくるし、条件によっては発酵が一気に進んで酸味が強くなったりして、ちょっと扱いに手間が掛かるのが難点でした。そのため、胡瓜とか茄子とか季節の野菜等を簡単に塩もみして、そこに調味液を色々準備して作る「浅漬け」にちょっと嵌まっていました。ただ、そういう和食の基本みたいな浅漬けを食べると、やはり次は「柴漬け糠漬け食べたい」 と思うのが日本人の性。

昔はうちでも糠床を用意して、前の晩に野菜を入れて翌朝の食卓に並びましたが、なんと言っても糠床の管理というか手当てが大変。毎日撹拌して空気を入れないといけないし、水分の調整や、味の調整とか、その家独自の味付けもあるので、糠漬けを始めると外泊が出来なくなってしまいます。冷蔵庫に入れて利用出来るものも以前はあったと思いますが、正直そこまでやるなら、スーパーの店頭に並ぶ糠漬けでもいいかなぁと言う程度でした。ただ、スーパー等で販売されている糠漬けも、やはり塩の加減とか文字通り「塩梅」が違うので、やはり一度食べたら「もういいや」みたいな感じになるんですよね。そんな中で、この無印の糠床に遭遇したわけです。

早速自宅近くのイオンモールに入っている無印良品へ出かけて探しますが、これが見つからない。そんなに広い店舗では無く、食品関係だからそのコーナーも限定されていると思い、何度もグルグルと棚の回りを回りますが、レトルトカレーとかスープとか冷や汁とかは幾らでも並んでいるのに、肝心な糠床は見つからない。「台所関係のところかな」とそちらのコーナーも見てみますが、食器や器具類で食品関係は置いて無い。再びレトルトカレーなどのコーナーに戻り、更に念入りに確認してやっと見つけました。スープとかラーメンとかが入っている棚の一番下の段の左端、しかも残り一つだったので奥の方に一つだけぽつんと置いてあったので、外から見ると何もないように見えていたんですよね。早速その最後の一つを手に取り購入しました。因みに、翌日再び同じ現場へ行ってみると、奥行き一杯に糠床が並んでいたので、もう一つ購入してきました。

既に発酵済みの糠床なので、試しに胡瓜を付けてみました。胡瓜が少し長いものだったので、半分に切って二本にして入れて見ました。開封直後は、まだぬか床が固めで水分も少し少ないようで、かき混ぜてみるとぼそぼそした感じです。前日の夜に胡瓜を付けて、翌日一つ(1/2)取りだしてみましたが、まだ漬けたり無い感じ。そのまま残り3本(1.5本)は糠の中に残して、24時間漬けたその日の夜に全部出して食べてみました。同じ1本(1/2)でも、場所によって漬かり具合にばらつきがあり、捨て漬けのつもりで何回か繰り返して糠全体を均一な状態にする必要があるかなと言う印象。その後、もう一つ購入した方には手元に有ったズッキーニ1本を真ん中で切って、さらに半割にして1/4ずつに切り分けて漬けてみましたが、これも24時間漬けてまぁまぁの浸かり具合でした。最初に購入した糠漬け袋には、人参を1/4に細切りにして漬けてみましたが、こちらも24時間位はまだ漬けないと「浸かった」という印象はなかったですね。色々野菜を変えて発酵を促しつつ、ぬか床がもう少し安定したら、色々夏野菜を付けてみたいですね。これで生来少し緩めのお腹の調子が安定してくれると嬉しい。

梅雨明けた?!

今年の梅雨入りは、いつもよりは結構早い6月9日でしたが、若しかしたら今日梅雨明けの可能性も。「梅雨」と言いつつも、実は浜松辺りではそんなに雨は降らないここ最近の天候。雨が降っても、「梅雨」という位の降りは1~2回あったかくらいの印象で、今年の梅雨の記憶は殆ど無いも同然。九州や西日本だとか、関東などは激しいゲリラ豪雨みたいな日も有って大変な様子ですが、丁度浜松辺りを中心にして、雨雲が東西に分かれているような天気図を今年はよく見ます。そのため、浜松はそこそこの晴天なのに、ニュースを観ると都内だとか名古屋などでは豪雨に近いような雨の様子でビックリ。

先週末は、ちょっと曇り空の時もあったけれどそんなに天気は変わらず、暑い中側溝の掃除とかして汗を流しましたが、その後月曜日、火曜日、そして水曜日と曇り空中心で雨も殆ど降らない状態に。昨日は、昼間少し灰色の雲が空を覆ったりしてので、一雨来るかなと構えましたが、結局雨が降りだしたのは夜になってから。朝目を覚ますと、家の周りや物干し台には雨露が残っていましたが、空は朝から青空が広がる晴天。今日の最高気温は、静岡は36度越えで、浜松も32~33度位まで上がるらしい。しかも、それ以降10日位の長期予報を見ると、晴マークや晴時々曇りのマークばかりで、雨のアイコンは無し。にわか雨くらいはありそうですが、天気図を見ている限りでは「梅雨はどこへ」と言いたい気持ち。

今朝ゴミ出しついでに自分ちの田圃の様子も見に行ったんですが、昨日までは殆ど水が入っていなくて、田植えしたのに大丈夫かと心配していましたが、今朝は田圃全体を水が覆うようになっていて、これは昨晩の雨のお陰だろうか。ただ、これから暫く晴天が続くから、ちゃんと用水路から水を引かないと水温だけが上がって行くので、その辺りが心配ですね。同じ浜松でも、北の方の山間部にはそれなりに降雨があるみたいなので、多分その水が暫くしたらこちらに流れてくるとは思いますが、それでもここ最近記憶に無いような「枯れ梅雨」状態じゃないだろうか。

もし今日辺り「梅雨明けしたと思われる」宣言が出ると、6月の梅雨明けは初めてらしい。沖縄とか九州南部等ではそれ位が普通みたいですが、確かに「梅雨明け」と聞くと、何となく7月の中旬くらいのイメージがありますよね。ジメジメした梅雨の時期が続いて、やっと晴れ間が戻ってくると、子供の頃は「夏休みスタート」みたいな流れじゃ無かったかな。それが今では、冬が終わったのか定かで無い位に暖かくなり、それが直ぐに「暑く」なり、猛暑になり、ちょっと雨が降ったかと思うと、もう酷暑の夏がやってくるという、本当に季節感の無い季節の移り変わり。洗濯物が直ぐに乾くのは嬉しいけれど、農作物には影響が大きそうですね。お米だけで無く、野菜類はまた価格が高騰するのだろうか。中々上手く行きませんね。

2025年6月26日

Global Entryへの道(2)

無事にCBP経由でのGlobal Entry for Japaneseの申請手続きは完了して、今後の手続きの鍵となる「PASSID」も発行されました。忘れないうちに、次の手続きである、戸籍謄本の送付を完了しておきます。

まずは戸籍謄本の取得 。Global Entryの手順の所には「申請手続きをしてPASSIDが発行されたら、30日以内に「3ヶ月以内に発行された『戸籍謄本(全部事項証明)』を下記住所へ送れ」と書かれています。「3カ月以内」と余裕はあっても、戸籍謄本が手元に有るというケースは、先ず殆ど無いと思うなぁ。仮に何かの理由で取得する機会があったとしても、「万一の場合用に1部余分に入手しておくか」とは、先ず普通の時には思わないと思う。ですから今回はサイトから申請した翌日にコンビニへ行って入手しました。以前はこの手の書類入手は役所に行く必要が有ったけれど、最近は殆どの行政関係の書類がコンビニのマルチ端末で入手出来るので便利。そうそう、端末操作の途中マイナンバーの確認手続きの所で、「使用するのは 1) マイナンバーカード、2) Android、3) iPhone」という選択肢が表示されて、「あぁ、モバイル系もサポートされたんだ」とちょっと感激(笑)。そんなことを感じているうちに、無事に自分の戸籍謄本が印刷されて入手出来ました。

帰宅してから送付する前に、この戸籍謄本の右上に自分のPASSIDを手書きで書き込む必要が有ります。で、CBPのサイトの説明では、

Write the PASSID in pencil in the upper right-hand margin of the family register copy. 
※戸籍謄本の右上の余白に、自分のPASSIDを鉛筆で書き込め。

「えっ、ええ鉛筆でぇぇぇ~」とビックリ。いゃ、鉛筆なんてもう持っていないので、唯一一つだけ見つけたシャープペンシルで書き込んだけれど、なんで鉛筆書きなんだろうか。ボールペンとかインクで書き込むと、書類の偽造みたいな話になるのかな。まぁ、指示通り右上部分に「PASSID: 123456」と、一枚ずつ全ての戸籍謄本に書き込みました。番号に書き間違いが無いことを何度か確認して、封筒に入れて、その後郵便局から簡易書留で発送。後は、ステータスが次の"Conditionally Approved"に変わるのを待つだけです。

ところで、その送付先ですが、 サイトには英語で書かれていて、多分そのまま書き写してもちゃんと配達されるとは思いますが、やはり日本国内の日本のお役所に日本人が送付するのに英語の住所ではちょっと抵抗があります。で日本語の住所や部署名を調べて、多分以下の名称で間違いないと確認して書き込んで送付しました。

〒 108-8255
5-5-30, Konan, Minato-ku, Tokyo-to
Inspection Coordination Department (GEP Personnel)
Tokyo Regional Immigration Bureau

〒108-8255
東京都港区港南5-5-30
東京出入国在留管理局
 審査管理部門(GEP担当) 御中

と書き換えて送付。無事に届くかなぁ(はぁと)。

この後は、ステータスが変わるのを時々自分のCBPのアカウントを確認して、最後のインタビューに備えないといけません。いろいろ検索して経験者の話を見ていると、大体一月位でステータスが"Conditionally Approved"に変わるらしいので、上手く行けば7月の終わりくらいから8月位かぁ... もろ夏休みシーズンで、チケット取れそうも無いじゃん orz (続く...)

TOKIO解散

突然発表された、TOKIO解散のニュース。デビュー31年目ということで、当初からの根強いファンも多いだろうし、何度かの危機を経験しても残っているファンは、それなのに解散という最後の突然の状況にもう言葉も無いでしょうね。自分自身、TOKIOの歌は幾つかは好きな物も有るけれど、そんなに熱心なファンというわけでは無い。でも、日本テレビの「鉄腕!DASH!!」は好きな番組の一つだし、なんと言っても福島でDASH村を立ち上げて、さらに東日本大震災の後も継続して福島をサポートし続けている姿勢は立派だと思う。今後どの様な形で、城島氏と松岡氏が関わっていくのか不明だけれど、出来れば個人名でも良いから継続して欲しいですよね。ただ、「TOKIO-BA」はどうなるんだろうか。今回は國分氏のトラブルでTOKIOのグループとしてのトラブルではないから、名前はそのまま残るんだろうか。

福島もそうですが、気になるのはこれまで関わってきた番組の継続、特に「鉄腕!DASH!!」はどうなるんだろうか。今の所は、番組継続を日本テレビ側は言っているらしいけれど、とはいっても國分氏が中心だった企画、例えば新宿DASHとか、DASH島のサバニ作りとか、世界一のハンバーガーのチーズ担当とか、どうなるんだろうか。最近各企画に旧ジャニーズ系(STARTTO ENTERTAINMENT)の若手が多く参加していて、場合によってはTOKIOメンバーが出ないときもあったように思うんですが、そういう形で続けるんだろうか。個人的には鉄腕!DASH!!で色々企画をやるのは良いけれど、ちょっと手を広げすぎて内容が希釈化されている気がするので、今回を機会に内容を絞るなり、一時的に保留にして完結した企画が出たら再開するような形にした方が良いんじゃ無いだろうか。

株式会社TOKIOも、残務処理が終わったら解散するとのことで、そうなると今後は城島氏にしても松岡氏にしても、個人タレントとして活動するか、それこそSTARTTO ENTERTAINMENTに戻るなどして活動継続するのか。あるいは、同様に独立してそれぞれ設立した別の事務所にはいるのか。個人的には、福島関連の活動とDASH海岸シリーズは続けてほしいけれど。そう言えば、DASH海岸シリーズでは、近隣の海域や東京湾の生態調査をして、結構な頻度でレア物を見つけたり新種発見もあったかな。かなり業績としても凄いと思うけれど、あれって一般の海洋学系の学部や研究者から見ると、番組制作費だけでも年間予算の何倍もあるらしく、結局は調査に投入できるリソースとお金の問題とか言う話を聞いた記憶があります。そう言う意味でも、ああいう民間番組の一企画であっても、広い意味では研究活動の中で重要なポジションに有る場合もあるわけで、そう言う機会が無くなるのは勿体ないですよね。

似たような企画で、例えば番組が何かのイベントや長期間のトライアル的企画を立ち上げて、スタッフやタレントがそこで1年、2年、3年と生活しながら長期的な変化や活動を記録して放送するのはよく見る企画の一つ。ただ、その企画が凄く意味があればあるほど、番組終了とともにその企画も放棄されるようなことになると、それまでやって来た担当者や地元の人達にとってはたまらない無いですよね。同じく日本テレビ系列の番組で、「行列のできる法律相談所」の企画で、オークションで資金を集めてカンボジアに学校を建てる企画がありました。言い出しっぺの島田紳助氏がリタイアして、その後どうなったのか気になっていたけれど、途中に何回か状況報告の回があり、最終回でも現在の様子が放送されて、いまでは現地の公立学校として運営されているみたいで、あれは上手く番組企画が昇華された例だと思います。ああいう形で、福島復興から福島活性化まで、もう少しサポートして欲しいですよね。

QRコード詐欺

TBS NEWSが伝えている、偽QRコードで家賃の支払い詐欺の被害を受けたという記事。QRコード利用に関しては、一般に認知されて利用され始めた頃にも、お店側のQRコードパネルに偽のQRコードを貼り付けて、料金の支払先を偽造するような事が発生したけれど、それと同じですよね。

最近は偽サイトも巧妙に成っていて、私も一瞬迷うこともあるのだけれど、それでもURLとかだとまだ文字列だから読めば何とかなる可能性もあるけれど、QRコードとなるとその内容を読めるわけでは無いですしね。良くあるサイト誘導へのURLをQRコード化してURLを開かせる場合は、まだそこで気がつく可能性もあるけれど、そのまま一気に決済まで行くとなるともうどうしようもないですよね。しかし、その偽QRコードを造る方も、それなりにお作法というかルールがあるはずで、そういう部分は決済会社なりQRコード提供側の問題だと思うのだけれど。数年前から出ている問題なのだから、お店側QRコード生成と、その正統性の検証機能位は、もう実装されてしかるべきだと思うのだけれど。 

安全性に関して言えば、FeliCaとかNFC等ハードウェア支援があればより信頼性も高くなることは当然ですが、その分利用者側にも店舗側にも端末導入等のハードルが高くなるわけで、それが一番の課題ですよね。さらに、最近のスマホだとNFC Type-A/Bは殆ど必須で入っていると思うのだけれど、FeliCa(Type-F)が含まれていないモデルも結構有るから、となると日本国内で利用出来るかどうかも課題になる。そんな制約があるから、ハードウェア依存が無いQRコード決済は、良いソリューションだと思うけれど、手軽で簡単で利便性が高いという事は、セキュリティに関しては閾値が低くなることも事実。そのバランスというかトレードオフを理解して使わないといけないけれど、今回の様に誘導されてしまうとわざわざ管理者なり担当者に確認することもなく信用してスキャンしちゃうんでしょうね。

QRコード決済方式の認証とか検証するようなコア部分って、何処かが中心になって提供しているのか、○○Pay毎に勝手にやっているのか、どうなんだろうか。多分ベースとなる「基本Pay」のシステムがあって、その上に各社が「○○Pay」みたいな衣を被せているのでしょう。だから今のように乱立していても、ベース部分はそんなに多くは無いと思うのだけれど、それでもその基本Pay毎に信頼性とか安全性とか程度の違いがあるのは嫌ですよね。そこはやはりNFC/FeliCa系に格段の優位性があると思うし、だから個人的にはQRコード決済には手を出したくない理由でもあるんですよね。まぁ、技術うんぬん以前に、いの一番にこの「○○Pay」に手を出したのが、あのS社だったという時点で個人的には「あぁ、胡散臭さ1万%だなぁ」と思ったのは内緒です(マテ)。

2025年6月25日

ThinkPad X13 Gen6への道 (1)

仕事で長いこと使用していたノートブックパソコン「ThinkPad X13 (Gen1)」。小型軽量で、この手の12インチ、13インチクラスのノートブックが昔から好きだった自分にはぴったりのモデルなんですが、唯一の不満が「重い」。NECPCが先鞭を付けて、富士通が今は最軽量記録を持っている(多分)ノートブックパソコンの世界で、12~13インチクラスで1kg切りは当然というよりも「義務」だと思っています。ところが今使用しているX13君は1.2kgもあるし、これにACアダプター等も同時に必要になるから、バックパックに他の荷物なんかと一緒に入れると結構ずっしり来ます。

そんなX13のシリーズの最新モデル「ThinkPad X13 Gen6」で、やっと1kg切りのモデルが登場。約930gというのは、これまでのモデルと比べると結構頑張ったと思うけれど、他社の同系統製品が700gとか600g代の競争をしている様子を見ると「まだまだ2周回遅れ位」の印象なのは否めません。実は、同じく1kg切りを達成したThinkPad X1 Carbon Gen13にも引かれたんですが 、こちらは「1kg切り」と言っても「約986g」と誤差の範囲。それに、X13の13.3インチとX1 Carbonの14インチって、そんなに違わない気がするんだけれど、やはりX1 Carbonの方が本体のサイズ特に奥行きが長くなるので、飛行機の中とか新幹線の中では自分的には使いづらいサイズ。色々悩んで、最後は価格差が末得できる程のスペック差ではないと自分自身を言い聞かせて、X13 Gen6をポチッとしました。

小型軽量ノートだけにカスタマイズの選択肢はそんなに無いので、スペック決定には殆ど時間は掛からない(笑)。今回カスタマイズしたのは、

  • CPU:
    CPUは225Hから225U、255Hから255Uなど6種類。vProは必要無いし、そんなにハイパフォーマンスが要求される使い方もしないから、省電力向きの225Uを選択。
  • メモリー:
    当然ながら増設用のスロットなんてないので、マザーボード直付けでの選択。16GBか32GBの二択なので、ここは迷わず32GBを選択。
  • ストレージ:
    M.2 2280 PCIe-NVMe Gne4のストレージが、256GB~1TBまで選択出来ますが、拡張しようとすると高い。512GBにする差額で、Amazonだと2TBのSSDが購入出来ます。ThinkPadはリカバリーUSBをダウンロードすることが出来るので、ここはこすとを押さえて256GBで構成して、後から2TBのSSDに交換してからリカバリーする予定。
  • 指紋センサーとIRカメラ:
    今回の構成では、指紋センサーの有り・無しが選択可能。私は指紋が薄くて、さらに冬場乾燥すると認識してくれなくなるので、指紋センサー無しを選択。確か最近の指紋センサーは、キーボードに組み込まれているのかな。その代わり、顔認証が出来るようにIRカメラ付き内蔵カメラへ変更しました。
  • キーボード:
    よく英語キーボードに変更される人がいますが、私は日本語入力もかな入力なので「日本語キーボード」のバックライト付きを選択。
それ以外はデフォルトで構成しましたが、32GBメモリーにすると何故かWi-FiカードがWi-Fi 7になるのは何故。多分使わないと思うけれど、変更出来ないのでこれはこのままにしておきます。将来的に自宅に10Gbpsの光通信を入れたら、宅内配線も10Gbpsにして、Wi-Fi 7でメッシュを造ろうか(笑)。

今回はOffice 2024同梱モデルも選択出来ましたが、これは「無し」で構成して代わりにAmazonに出ている「Office 2024永続版」を購入予定。価格的に有利なのと、デスクトップ機に付帯していたOffice 2016永続版を更新したいから(※1ユーザー、2 PCまで使用可能)。また、本体が届いて内蔵されているSSDを確認したら、同系統の最低で1TB、出来れば2TBのSSDを購入して差し替える予定。まずは本体投入を待つことになります。(続く...)

ネット無法地帯

産経新聞の記事から、走路省がネット事業者に対して、偽情報発信等に対して収益化停止などの対応基準明示などを求めたというもの。AI技術等により、より精密な「偽情報」「偽画像」「偽動画」が氾濫するようななったネット環境に、既存メディアも踊らされてしまう状況では、そう言うものに対してより厳しい基準が要求されるのは仕方ないでしょうね。

私時点、結構昔というか黎明期みたいな時代からネットに親しんできたので、ネットの重要姓やネットがもう生活に必要というか、人生の中で必須要素の一つとまで言えるくらいなのだけれど、一方で明らかに常識を越えるような自分本位の利用や、他社への迷惑を顧みない収益目的の利用等は、もう道徳的な規制では押さえられ来て、実質的な罰則規定を決めていく必要があるでしょうね。

ここでは、偽情報とか虚偽映像での収益化が問題視されているけれど、同様に「不法な手順・手続き・手法で得た収益」を「不正収益」みたいなカテゴリーに定義して、その場合はそのアカウント収益化停止や最悪の場合はアカウント停止みたいなルールというか罰則規定も検討して欲しい。例えば、有名な赤い鳥居が並ぶ参道をマウンテンバイクで疾走したりとか、電車とか公共施設の通路などで、他人に迷惑行為をしてPVを獲得するとか、広い意味での「迷惑系配信者」みたいな人達に対しての強制力って必要じゃないだろうか。勿論、恣意的にそういうルールを活用すると、逆の立場での迫害みたいなものに繋がるから慎重な運用が必要だけれど、例えば勝手に撮影された神社や仏閣からクレームが出たら、それは認められるとか、公共の場等なら、その施設・設備の管理者からのクレームを理由に対応する必要が生まれるとか。

デジタル庁当たりが、現実に即したルール作りや、場合によっては警察庁等と連携をして強制力を発揮できるような時代になるかもしれない。結局は、どんな場合でも便利なサービスや施設が登場すると、多くの場合は常識の範囲公共の範囲で健全に利用されるものだけれど、それを良いことにちょっと羽目を外す人間は必ず出てくるもの。昔ならば、ちょっと五月蠅いオジさんとかご意見番みたいな人が一喝して済んでいたものが、最近はそちらの方が「ハラスメント」として扱われる時代になってしまっているから、結局は一旦そう言う事が起こると野放図に広がっていくんですよね。そのため「割れ窓理論」じゃ無いけれど、どんどん環境は悪化していき、最後は駄目もいなくなるみたいな世界が広がってしまう。ネットワークに関しては、有る程度自動化みたいな技術も可能なので、情報伝達の正常化は清浄化は進めて欲しいですね。それって、例えば交通安全のために厳罰化したり、ビジネス正常化のために透明化していくことと同じだと思う。

2025年6月24日

Global Entryへの道(1)

少し前に認識した、日本国籍所有者へのGloba Entryが適用されるようになった話。 現在10年パスポートの2年が過ぎたところで、仮に今年取得して2回目の取得(延長)しても、3年間して利用出来ないのは一寸不便だなぁと思っていたら、これGlobal Entry取得時に作成したアカウント側のパスポート情報を更新すれば継続利用出来るらしいので、それなら今取得しておいても損は無いなと自分的に結論。入国時の時間短縮は今のCBPを使うのとそんなに違わないと思うけれど、なんと言っても入国3時間前から自撮りして送信しないといけないのが面倒というか、場合によってはそれが空港到着後も出来ない可能性があるので、Global Entryはメリットがあることは事実。さらに、個人的に一番大きいのはTSA Pre✔の有資格も獲得できることで、これはアメリカ国内線・国際線利用時では結構大きいんですよね。並ぶレーンの待ち行列の長さは数倍どころか10倍20倍違うことも多いし、バッグからパソコンを出したり靴を脱いだりする必要も無いし(※これはTSAの担当者によって違うこともあるらしい)、そちらの方のメリットが個人的には大きい気がします。

  1. まずはUS CBPのサイトにアクセスしてGlobal Entry for Japaneseの手順を確認
    1. US Homeland SecurityのTTP (Trusted Traveler Programs)のサイトにアクセスして、自分のアカウントを作成してGlobal Entryの申込手続きを始める
      ※「本当にGlobal Entry必要? TSA Pre✔で十分じゃ無い?」みたいな確認が出るけれど、いゃこっちはTSA Pre✔が取れないからGlobal Entry取得するんじゃ、と思いつつ手続きを継続
    2. 自分の氏名や生年月日に連絡先メールアドなどを入力して、出入国時確認情報としてパスポード情報、国内住所確認情報として運転免許証情報等登録。良く分からなかったのが「車の利用をするか(アメリカとメキシコを行き来する場合)」とか書かれていたので、ここは「No」を選択
    3. その後、悪いことして処罰された履歴は無いよねとか、2020年以降訪問した事のあるアメリカ、カナダ、メキシコ以外の国とか、そんな情報を入力して、最後に入力内容を再度確認して(ここで、それぞれのフィールド毎に「確認(CONFIRM)」をもう一度クリックしないと、最後の「SUBMIT」が押せないので注意が必要
    4. 一通り終わると、万一の場合のリカバリー方法の手段を聞いてくるので、メールアドレス、電話番号、バックアップコードなど選択して万一に備えておきます。
    5. 最後に"Dashboard"画面に戻り、ここにはこの後の手続きで必要な「PASSID」も表示されているので、ページ全部を念のためPDFに保存しておきます。
  2. 無事に申請が送信されて、PASSIDも発行されたので、本日以降の取得日付のある戸籍謄本の原本(全部事項証明書)を取り寄せて、指定されている東京出入国在留管理局へ、30日以内に送付が必要。注意点は、送付する戸籍謄本の右上に申請時にアサインされたPASSIDを必ず記入すること。
  3. 戸籍謄本を送付して、国内居住情報の確認がされると、ステータスがそれまでの"Pending Review"から"Conditionally Approved"に変わるので、そうなるとCBPの係員のインタビューを受ける最終審査になります。方法は二つで、一つは指定されている"Global Entry Enrollment Center"に予約を入れて面接を受ける方法と、もう一つはアメリカ入国時に入国審査と一緒に"Enrollment on Arrival (EoA)"という手続きでインタビューを受けて、その場で審査して貰う方法。
    1. 以前は、多分この制度の周知目的もあってか日本国内でのインタビューを東京、大阪で開催していたこともあったようですが、今は原則アメリカ国内の空港(※と、何故かカタール(Qatar))でのインタビューのみ。一番近いのはGuamで、その次はHawaiiですが、実際は予約を取るのも大変そう。
    2. もう一つが"EoA"で、これは入国審査の時に別室でインタビューを受けて手続き完了するもので、既に経験済みの方のブログなんかを見ると、簡単に終わりそう。日本から近い場所では、GuamとSaipanで対応時間は「国際線到着時」となっているので、日本からのフライト到着時ならよほど深夜とかにならない限りは期待出来そう。UAのマイル発券で往復すれば、UA MPの4区画利用のうち2区画利用も満足出来ますし。
  4. 審査には一月位掛かる場合もあると言う事なので、先ずは戸籍謄本を送付してから、7月後半位の予定を入れてタイミングを計るのかなぁ。
まずは今日コンビニに行って、マイナンバーカードを使ってマルチ端末から戸籍謄本を入手して、出来ればその日のうちに簡易書留で送付したいですね。で、ステータスが変わったら、直ぐにUAのマイル発券でグアムへ行って審査を受けて合格を獲得する(か?)、と。そうそう一つ残念なのは、アメリカ国籍者以外にはGlobal Entryのカード発行は無いそう。ちぇっ! (マテ)。(続く...)

2025年6月23日

排水枡掃除

一週間ほど真夏のような晴天の日がつづいくれて、梅雨時期の今としては外に出かけるには助かる天気でしたが、今日からは再び梅雨空が戻ってくる予報。確かに今朝の空は、それまでの日差しが除く状態から一転して、灰色の雲が空一面を覆っています。今週は、一日中降るわけでは無けれど、週末金曜日まで天気予報では雨マークが必ず入る状態で、特に火曜日・水曜日には雨が激しくなるらしい。そんなこともあって、昨日午後は一念発起をして自宅の排水溝の掃除と、そこから道路沿いの排水路に繋がる排水枡の掃除を一年ぶりくらいにやりました。

排水溝は蓋をしていないので、当然周辺の落ち葉などが溜まるわけで、それがさらに排水枡に溜まって腐葉土になり、直ぐに一杯になってしまいます。ここ最近も横を通る度に排水枡の近くの排水溝から溢れるくらい落ち葉が溜まっていて「何とかしないとなぁ」と思いつつ、その作業は大変なので中々手が付けられない状態でした。それでも、ちょっと流石に何とかしないといけないし、ここの所の猛暑日が続いて水分もかなり抜けているだろうからと観念して作業することに。昨日の午後は曇り空で気温も少し下がったようなので(※後から認識しますが、これがちょっと危なかった) 排水溝の溜まった落ち葉掃除を始めました。

落ち葉を回収するだけならば、火ばさみとかで掴んでゴミ袋にどんどん詰めていけば良いのだけれど、長い間掃除をさぼっていたので、下の方は腐葉土化しているので、これは落ち葉と一緒に可燃物のゴミとしては出せません。また、落ち葉だけで無く、ゴミも混じっていて、ビニールとか弁当の入れ物なんかは可燃物で一緒に出せば良いけれど、何故かツナ缶詰の空き缶とかコーヒー缶とかも中に隠れているので、これは資源ゴミ回収に出さないといけない。そんなに分別は必要無かったけれど、その度にちょっと手を止めて作業しないといけないのは面倒です。また、腐葉土化している部分は結構固まっているので、出来ればスコップとか鍬みたいな物で砕いて取り出したいけれど、スコップは園芸用の小さな物しか無いし、鍬ももう処分してしまって手元には無し。この時利用していた三角型の鍬は庭の雑草取り用に購入していたのでこれを利用してほぐしますが、排水溝のサイズに比べて少し大きいので、排水溝のまん中当たりは崩せるけれど底の方とか左右の部分はしゃがみ込んで手作業で小型スコップで掻き出すしかありません。排水枡は、半分以上はこの腐葉土が溜まっているので大変。三角鍬も入らないので、手作業で少しずつ掘り出します。

しゃがんで作業するのですが、どんどん桝の深さが深くなると下向きになり頭の位置が下がってきて、そうなると血の巡りが悪くなるのでちょっと目眩も。実は気温は多分30度位だったと思いますが、曇っていて湿度が高くてそれで条件としては結構危なかったなと後から感じました。時々立ちあがって血の巡りを戻しつつ、何とか排水枡の腐葉土を掻き出し綺麗な状態にしました。結果、落ち葉などの可燃ゴミは、45Lの一番大きなゴミ袋二つ分。腐葉土も同じ位の分量かそれ以上ありました。これは庭木の根元に捨てて後から水を掛けて固めておきましたが、今週は雨の予報だから、それでさらに土が落ち着くことを祈っています。そのままだと近所の外飼い猫のトイレにされてしまうので、木酢液もたっぷり含ませておきました。作業終了後は、土まみれになったし汗だくにもなったので、直ぐにシャワーを浴びてクーラーの効いた部屋の中で暫く放心状態。まぁ、半年もしないうちにまた溜まってくるので、今後はもう少しまめに掃除しないといけないなぁ。実は、今回作業した排水溝は、全体の1/4位の部分なので、残りの部分晴れ間を見つけてまた作業しないと。

AMC Diamond 2026

先日のフライトの記録がAMCのアカウントに登録されて、マイルやPremium Point (PP)は翌日反映されましたが、それで到達したAMC Diamond 2026の判定は、昨日のお昼に無事に届きました。 

実は朝スマホのAMC アプリを開いたところ、「おめでとうございます。次年度のダイヤモンドメンバーに到達しました」みたいな画面が表示されたんですが、あれって1回だけなんですね。一度閉じて、その後また開いたらもう「おめでとう」メッセージは表示されませんでした(がっかり-笑)。せめて、一日位は毎回表示してもいいんじゃないか。まぁ、それがうざったいと思う人は「再表示しない」チェックとか付ければ良いだろうし。

今年もまだ半分を過ぎたところなので、後半も国内線利用の機会はまだありますが、今後は基本UA MPへ振り替えて、少しでもPQPを獲得しておかないと、今年は28,000PQPなので大変。AMCが一山越えて、UA MPの心配をするのは「一難去ってまた一難」という事だろうか(マテ)。

2025年6月22日

ハイボール

YouTubeから離れられない生活を送っている毎日(笑)。幾つか好んでみている動画に、海外からの訪日観光客にインタビューしたり、一緒に和食を食べて評価を聞くようなものがあります。英語が堪能な日本人がホストをしているものだったり、海外から日本にやって来て定住しているような外国人の人がホストをしていたり、色々なパターンがあります。特に非英語圏からのインバウンドの人達も一応英語で会話をするので、不慣れな人同士の英会話の勉強にもなるし、勿論アメリカやイギリス等英語圏の人の言い回しなんかも参考になります。

食事の時には、日本メーカーのビールや日本酒がメインで登場しますが、結構ハイボールの登場割合も大きくて、海外の人達にも好評。そりゃぁ、響きとか白州のハイボールなら不味いわけ無いと思うけれど(笑)。で、そのハイボールでちょっと気になるのが、海外の人達もこのカクテルを知らない人が多かったり、紹介しているホスト側の人達も「日本で主流の飲み方」と紹介するのは良いとしても「日本のカクテル」みたいな言い方をしているのは「いゃ、それは違うだろう」とツッコミを入れたくなる気分。自分が仕事を恥じた頃は、「水割り」がブームになっていて、ハイボールは余り飲まれず、度力というと飲みやすさからウイスキーをコーラで割った「コークハイ」の方が馴染みがあったかも。

ハイボールのwikiにも書かれているけれど、2000年前からウィスキーの人気が下火になり、それが「角ハイ」のCMで一気にブームになったことで、最近では昔の「水割り」その後の「酎ハイ」に変わって「ハイボール」が主流になったけれど、これもある意味「リバイバル」というか「昭和ブーム」の一つと言っても良いかも。私は、昔はハイボールを飲まなかったのだけれど、初めての海外出張の帰り道、Washington D.C.でストップオーバーをして(当時はビジネスクラスのフルフェアチケットを出してくれたので、復路はオープンチケットで経路もストップオーバーも自由だった)今とは別の場所にあったHyatteに宿泊した時に飲んだのが最初。初めての海外出張の帰り道で、ホテル内のレストランでステーキを頂き、部屋に戻る途中にバーがあったので、何の気なしに何故か入って、飲み物を聞かれてもこれと言って思いつかず、咄嗟に「Highball, please.」と言って出てきたハイボールが凄く美味しい一杯でした。たどたどしい英語でウィスキーは何か聞いたら"Canadican Club(C.C.)"と言ってボトルを見せてくれて、以来この"Highball w/ C.C."が自分のSignature Drinkになりました。それだけ自分にとっては思い出深い飲み物だったりします。

当時は、スコッチ系のウイスキーしか飲んだことが無かったのですが、その翌年もアメリカに仕事で長期滞在した頃から味覚が変わったのか、スコッチ系の匂いがダメになり代わりにバーボン系(テネシーウイスキー、ケンタッキーウイスキー)が好みになるようになり、いらいバーボンのロックが一番のお気に入りに。代替は、口開けにC.C.のハイボールでスタートして、その後ワインだったりカクテルを飲んで、最後にバーボン(Woodford Reserveとかがあればそれが〆)で終わるというパターンが出来ましたね。アルコール飲料の飲み過ぎは駄目だけれど、飲めるのであれば楽しく飲んで雰囲気が良くなることも多いし、食事の味も変わってくるわけで、もう昔ほどは飲めないけれど、少しずつでも楽しんでいたいものの一つだと思います。

2025年6月21日

(NH Leg#24) HND-OKA/-HND

前泊した空港直結ホテルでは、予定よりも早く目が覚めたので早めにチェックアウトしようかと思っていても、結局うだうだしているうちに時間が過ぎて、予定通り8時前くらいのチェックアウトになりました。ホテルからターミナルに出ると、そこはチェックインカウンターが並ぶフロアー。朝から出発便のチェックインで待ち行列があちこちに出来ています。ちょっとうらやましいなと思いつつ(笑)、地上階に降りて空港内シャトルバスのバス停に向かいます。

丁度出発直前のバスに乗車することが出来ましたが、反対側に会社の重役かどこかの議員さんみたいな雰囲気の中年男性5人のグループがいて、この人達の話し声がうるさい。耳を塞いでも、全部入ってくるくらい。まぁ、特に機密性の高い話とかは無かったと思いますが、短いバス移動の間でも迷惑を感じるところですね。ちなみに、その話の中で「さっきゲートが61番になったと連絡が来て」と言っていて、同じT2で降りたのでANA便の61番ゲート出発便をパタパタで探したら、鳥取行きでした。そんな風にプライバシーは、ちょっとしたことから漏れていくのが現代なんでしょうね。 

そんなことを考えながら、いつものように3Fに上がりANA Suite Expressでセキュリティを通過して、まずはラウンジに入り一服です。朝の8時過ぎでしたが、早朝の出発ラッシュは終わっていたのか、2~3割くらいの利用度で、ゆっくりと冷たいお茶を頂きながら、出発時刻まで時間を潰しました。

1) HND 09:35 - OKA 12:15 (NH995)

遅延などの表示は出てこないので、定刻に合わせて出発ゲートの65番ゲートへラウンジから移動。そのままグループ1の列に並びます。09:07から事前改札が始まったのですが、この日は予約が満席でかつ子連れのグループが多いからか、いつもは2歳以下の子度連れのところ、この時は「全ての子供連れのご家族の方は事前改札をご利用ください」と呼びかけていて、どんどん子供連れのグループが並び出します。結構なグループ数が並びなかなか列は途切れず、一度途切れたと思ったら直ぐに子供連れの家族が現れてみたいな感じでずっと事前改札が続き、優先搭乗が始まったのは09:20からでした。

使用機材は古いB777-300で、シートも旧型の手動で背もたれとか操作するタイプ。ただ、後で機内Wi-Fiを試してみたら、ちゃんと離陸後5分過ぎからWi-Fiに接続出来て外部とつながり、前日同様スピードこそそこそこでしたが、接続はずっと安定していて安心感がありました。私は、Flighradar24をいつも起動して、フライトの様子を眺めていますが、これまでの機内Wi-Fi環境だと、なかなか搭乗機のデータも更新されなくて、いつの間にかネットワーク接続が切れていてやり直すことが毎回でした。ところが、前日のフライトも今回のフライトも、Flightradar24の画面を表示すると、わらわらと周辺を飛んでいる飛行機データが反映されるし、ちゃんと搭乗機の軌跡も追随して表示されます。そういう意味で、接続の安定感はこれまで以上にある印象です。

閑話休題。機内に入って出発を待ちますが、子連れグループが多いからか、どうも乗客のチェック漏れみたいなものがあり、何回か地上係員のスタッフさんが機内と外を出たり入ったり。さらに、待合スペースで忘れ物があったということで、これも外から届けられて機内で当事者に渡したりと、いつも以上にドタバタした雰囲気でした。そのため、ドアクローズしたのは09:53と20分近くの遅れ。でも、プッシュバックはその遅れを取り戻すかのように3分後からスタートします。その後は、A滑走路のRW16Rへと移動しますが、T1とT2の間くらいで停止。離発着が混雑しているので、管制指示でしばらく待機という機長アナウンスがあります。それでも5分位したところで再び移動再開となり、無事に離陸できたのは10:19でした。

離陸後軽食の食事を頂き、アイスコーヒーを飲みながら安定した機内Wi-Fiでメールチェックなどしているうちに、寝落ちしてしまいました。目が覚めたら、奄美大島を過ぎるくらいで、この日も北からRW18Rを目指して侵入しているようです。ただ、那覇空港も混雑しているのか少し回り道みたいに航路で接近して、最後に慌てて滑走路と正対して着陸したような感じでした。着陸したのが12:12で、そこから32番ゲートに入ったのが丁度12:30でした。この日のターミナル内は、週末に近いからか修学旅行の団体が結構待機していて、混雑するターミナルを抜けて、まずは所用を片付けに向かいます。

2) OKA 14:00 - HND 16:30 (NH468)

この日も暑い中空港に戻ると、まずはラウンジに入って冷たい飲み物とアイスクリームで一息つきます。こちらのラウンジも、2割くらいの利用率でゆっくりゆったり出来ました。復路便のスケジュールを確認するために、まずは折り返しとなる羽田空港からの飛来機を見ると、こちらは定刻よりも少し早めに到着しています。これなら予定通りに出発出来るかなと期待しつつ、搭乗開始まで時間を潰してから、35番ゲートへと向かいます。

事前改札が13:38から始まりましたが、1組か2組が通過したら直ぐにグループ1の優先搭乗に変わり、ちょっと意表を突かれて慌ててスマホの搭乗券を表示させてゲートを通過しました。機内に入ると、今回も旧型シートでがっかり。「あれ、B787って変わってないの」と思ったんですが、同じB787でも初期のB787-8だったからかな。まぁ、仕方有りません。

このフライト、満席では無かったからか、ドアクローズが珍しく定刻前の13:57で、プッシュバックも14:01に始まりました。その後横のRW18Lへと移動開始となりましたが、ここでまた羽田管制からの指示で混雑緩和のために待機となります。機内インターホンで会話していたCAさんが「機長からは14:21離陸予定」と話をしている声が聞こえましたが、実際はもう少し早く14:12に離陸開始となりました。

羽田に向けて飛行中、食事も食べ終わった頃に機長アナウンスがあり、途中気流不安定な空域が多少有ることと、着陸コースが都心上空を回り込んでのルートになるので、通常よりも遠回りになり時間がかかるという説明。定刻通りに到着してくれれば、一つ早いひかり号に間に合うのですが、どうもそれは厳しそうです。

その後順調にフライトは続き、房総半島の南側から反時計回りに飛行機の列が埼玉あたりまで延びて、そこから南下してA/C滑走路のRW16R/Lへと向かう列が綺麗に出来ています。Flightradar24で見ていると、なんとなくANA系はC滑走路のRW16L、JAL系はA滑走路のRW16Rへ誘導している雰囲気が感じられます。搭乗機も、最初はRW16Rの方を向いていた感じでしたが、最後は少し機首を左に振って無事RW16Lへ着陸してくれました。その後誘導路をUターンをして61番ゲートに入ったのが、定刻から少し遅れて16:33でした。16:37発の京急に乗れれば、品川17:10発のひかり号に間に合うのですが、流石に厳しい。その後の17:34発のこだま号に予約を変更して品川駅まで移動。時間に余裕があったので、品川駅構内のR 1/Fでお惣菜やら夕食代わりのお弁当を購入して新幹線で帰宅しました。

これで、AMCのPremium Pointは10万PPを超えるはずで、来年のAMC Diamondが確定しました。やれやれですね。

2025年6月20日

UA MP PlusPoints

以前アナウンスされていた、UA MPのPlusPointsによる新しいサービスがやっと発表されました。 

正直なところ、期待していた内容よりはダウンしていてがっかり感の方が大きいかなぁ。UA MP 1Kに到達すると、360PlusPoints(PP)がアカウントに入るわけですが、交換上限が160PP=1,600PQPまでかぁ。しかも、この交換手続きが適用出来るのは、今年度2025年中に獲得したPlusPointsからなので、今年はなんとしてでもUA MP 1Kの28,000PQPまで(PQF併用しない場合)伸ばさないといけないのかぁ...

1PP=10PQPは想定通りだったけれど、80PP=1PQFは予想外でした。しかも最大4PQFまでか。ほとんど役に立たない気がする。とりあえず今年は、まだまだ先にあるUA MP 1Kを満たすとして、来年からはちょっと要検討ですね。

Royal Park Hotel Haneda

半年ぶりくらいの利用となる、T3直結のRoyal Park Hotel Haneda。翌日は比較的遅めの出発予定だったので、最初は別のホテルを予約していましたが、元々19:00過ぎの到着予定のフライトでもあり、そこから電車での移動もつらいかなぁと思い直して、丁度お手軽な料金が出ていたこともありこちらに変更。 結果的には正解だったように思います。

自動チェックイン機でチェックインをして、部屋に入って荷物を置くと、簡単に夕食を食べようと再びT3のターミナルに戻ります。お腹には何か入れたいけれど、そんなに量はいらないくらいの空腹状態だったので、お寿司屋さんに入って軽くつまみを頂きつつ日本酒を1合いただき、後は何貫か握りを頂いて済ませました。帰りには、T3の京急線へ移動する途中にある7/11でハイボールとお茶などを購入して戻り、仕事のメール処理など済ませて就寝しました。

翌日は、09:30のフライトなので、08:00にチェックアウトすれば十分で、となると07:00に起きれば良いかなと目覚ましをセットしますが、悲しいかなもっと早い05:00時頃には目が覚めてしまい、二度寝しないようにそのまま起床してシャワーを浴びて目を完全に覚まします。外を見ると少し雲は多そうですが、今日も暑い日になりそうです。前日の夜に、7/11で朝食用に菓子パンを購入していたので、これで軽く朝食を済ませ、予定よりも少し早めにチェックアウトをして、T3からT2へと移動しました。

(NH Leg#23) HND-OKA/-HND

久しぶりの沖縄詣は、元々は雨の中の移動かなぁと思っていたら、真夏のような猛暑日になりちょっと当てが外れました。それでも、着替えが軽装に出来るので少し荷物が軽くなるのがうれしいかも。当日の朝は、朝からちょっと蒸し暑い中いつものように路線バスで浜松駅までの移動ですが、時間帯が1時間遅いのでバスの中は市内の高校へ通学する学生さんで結構混雑していました。 

浜松駅は、朝の通学時間帯が終わっていたので少し空いていました。でも、新幹線ホームは週末にかけて家族旅行に出かけるのか、そんな雰囲気のグループで少し混雑しています。しばらくして入線してきたのは、ここの所毎回お世話になっているディズニー新幹線(笑)。今回も、この特別車両で品川駅へと移動します。

いつものように7号車S-Work利用で、それでも半分くらいの混雑具合でしたが、幸いにも隣の席は空席のままで品川駅まで移動できたのでラッキーでした。品川駅は、まぁいつも程度の混雑具合で、かつ京急への乗り換えに10分の余裕があったので駅構内移動は問題なし。しかも停車駅が少ない、特別急行が入ってきたので、品川駅を出た後は、京急蒲田、羽田T3、そして終点の羽田T1/T2とあっという間に空港に到着しました。新幹線の都合上、フライトまで2時間近くの余裕もあるので、まずはラウンジへ入り、一息つきました。

1) HND 11:25 - OKA 14:10 (NH471)

空港に到着したところで、ゲートチェンジのお知らせが届きます。ちょっと嫌な予感がしつつも、定刻からの変更は無いのでラウンジを出て、目の前の63番ゲートに到着したところで5分の遅延メッセージが届きます。「しょうがないなぁ」と思いつつ外を見ると、使用機材は黄色のスターウォーズ塗装機「C-3PO B777-200ER」が駐機しています。実は前日シップチェンジのお知らせがあり、それまでのB787-9 (B78G)の2-2-2のシートが、2-3-2に変更されたので「あぁ、古い機体かなぁ」と思っていたので、これはうれしい誤算。このB777-200ERは新しいシート機材のはずです。

そんなことを思いつつ待っていると、事前改札のスタートが11:11スタート。優先搭乗も5分後くらいから始まり機内に入ります。で、ここからが少し長かった。実は、機材が大型化されて(375席→392席)且つ、この日は満席とのアナウンス。それもあってかなかなかL1ドアが閉まりません。もしかしたら接続便の乗客がいたのかもしれませんが、結局ドアクローズは20分以上遅れて11:42でしたが、チケットを見たらいつの間にか「11:45発」にさらに遅れていたので、遅延しつつもそれでオンタイムというちょっと納得できない状態(笑)。その後、プッシュバックが始まり向きが変わると、C滑走路のRW34Rへと移動。離陸したのが12:07でした。西行きの場合、D滑走路のRW05から離陸するときも、離陸直後に結構急に右旋回をして、ほぼ180度方向を変えますが、RW34Rからだとさらに大きく270度位旋回しないといけません。離陸すると陸地部分を避けるようにしてすぐに右旋回を初めると、右手の窓の外にB滑走路のRW22の進入灯が見えるくらいの急旋回で、パイロットさんも大変だなぁとちょっと同情します。

その後しばらくして食事の配布となりますが、この時間帯のフライトだとサンドイッチの軽食では無く、幕の内弁当のそこそこしっかりした食事提供なんですよね。新しいメニューに変わっていましたが、ちょっと口に合わず半分くらいで終わってしまいました。その後は機内Wi-Fiに接続。特に「機内Wi-Fiが新しくなりました」とかいう機内アナウンスとか無かったのですが、これまでと比べて接続は安定している気がします。以前は結構途中で何度も接続が切れていたものが、今回は一度も切断されること無く利用できました。スピードも、これまでと比べると体感的には少し早くなったかなという印象ですが「動画再生も出来る」というレベルにはちょっと遠いかな。意図的に動画再生とかして試したわけではありませんが、サイトで自動再生されるような画面に行っても、これまではそこでフリーズしたような状態になっていたのが、今回はローディング中のマークは表示されるけれど、しばらくするとダウンロード完了していて再生も出来る程度のパフォーマンスでした。

那覇空港に接近すると、そんな混雑していなかったのか北からRW18Rに向かってまっすぐに南下しつつ降下をして着陸したのが14:11。そこから移動をして32番ゲートに入ったのが14:19で、15分遅延して出発した割りには結構取り戻した印象があります。外に出ると、沖縄も暑い。気温は34度と、浜松や都内と変わらない感じですが、湿度が低いのか刺すような日差しでもないし蒸し暑さも少しましなような気がします。そんな中、まずは所用を片付けるために一旦出かけます。

2) OKA 16:40 - HND 19:10 (NH472)

汗をかきながら空港に戻り、まずはラウンジでアイスクリームを頂きつつ汗の引くのを待っていると、出発が5分遅延のお知らせ。それに合わせてラウンジを出て、33番ゲートへと向かいます。

しばらくゲート前で待っていると、16:23から事前改札が始まり、続いて優先搭乗が始まり機内に入ります。復路便の使用機材は、B787-10の新しい機体で、これもシートが新しいもの。ですから、今回は往復ともに非常に座り心地が良かったのは助かりました。ただし、今回も機内に入ってからなかなかドアクローズとならず、そのうちにCAさんが機内アナウンスで、混雑緩和のため羽田管制から時間調整ののリクエストが来ているとの事。やっと離陸許可が出て、ドアクローズは16:52。5分ほどしてプッシュバックが始まり、横のRW18Lから離陸したのが17:08でした。

離陸してしばらくして水平飛行に入ると、食事の配布が始まります。こちらも前回から内容が変わっていますが、こちらもちょっと口に合わずに半分くらい頂いて終わり。暑さ続きで早くも夏バテしているのか、どうも味覚がちょっと変わっているような気がするし、食欲も減っている気がします。その後はこちらも機内Wi-Fiに接続してみましたが、往路同様接続状態は安定していて今回も接続開始から着陸直前まで安定していました。使用機材がB787-10と比較低新しいせいもあるかもしれませんが、この接続の安定感はこれまでは経験したことの無かった安心感に繋がりますね。スピードは、往路同様そこそこですが、普通にサイト閲覧する程度ならほぼ問題ない程度。動画再生も、リアルタイムで再生させるには厳し気がしますが、キャッシュするにしてもそんなにずっと待つわけでは無いので、快適とは言いませんが使える程度には感じます。

管制指示が出るくらいですから、羽田空港の周辺は離発着のラッシュ状態。この時は、B/D滑走路を着陸に使用していたので、房総半島の南側から反時計回りに順番待ちをする飛行機の列が綺麗に並んでいる様子が、Flightradar24で見えます。搭乗機も多少ジグザグに進路を調整しつつタイミングを見計らってその列に入ると、後はすんなりとB滑走路のRW22へ着陸したのが19:15と、こちらも遅れはしたけれど頑張った雰囲気。その後ゲートへと移動しますが、これが53番ゲートと北ピアの先の方。19:25にゲートインをしましたが、出口まで結構な距離を歩きしました。

外は結構暗くなっていましたが、この日は空港のホテル泊まりなので、外に出て空港内シャトルでT3へ移動。1日目が終了しました。

内閣不信任案不信

最近では国会の風物詩的な存在になりつつある(?)「内閣不信任案提出」。今回も立憲民主党を中心に「出すぞ出すぞ」と脅しを掛けていたのに、結局は提出見送り。その理由としては、米国との関税交渉や不安定化する中東情勢などを考えて政治空白を作るべきでは無い事を挙げているけれど、そんなこと今分かった話じゃ無いはず。それを理由とするならば、内閣不信任案提出はしないから、関税交渉と中東情勢に専念するべきだ、我が党としてはこういう政策を提案する、位のことを言うべきじゃ無いの。結局は「オレオレ詐欺」じゃ無いけれど、今回も「出す出す詐欺」で終わったみっともない結末。

というか、毎回この「内閣不信任案」を出す話をしていて、与党が過半数を維持していて単独で否決できるときにはまだしも、今回のように与党が少数勢力になっているときにこそ威力を発揮するもののはず。立憲民主党単独で決めることも出来ないから、野党をまとめる努力が求められるのにそういうことをやった様子も見えまい。千載一遇のチャンスの時にそういう体たらくなんだから、そうで無いときにはもっとひどかったように感じますね。

来月予定されている参議院選挙は、多分自公の与党が議席を減らすのだろうけど、 3年前の選挙で大勝しているので、ある程度議席を落としても参議院での過半数は維持できるらしい。となると、衆参でのねじれ現象は続くけれど、逆に今回の体たらくや参議院選挙で予想外に自公が健闘して、米国との交渉でそれなりの結果が出たら、案外衆議院解散漱石に走るかもしれない。まぁ、それで内閣が替われば変わったで、また「内閣不信任案」を提出する理由も出来るわけだから、野党としては織り込み済みなのかも。でも、ある意味野党の伝家の宝刀でもある「内閣不信任案」を、毎回乱発していてはその威力も減退していき、最後は「オオカミ少年」で終わりそうな気がする。

当初は国民民主党のツボを突いた要求に、新しい政治の可能性も感じたけれど、結局やり方というか交渉というかネゴの仕方がまずくて、名も実もとれない結果に丸め込まれてしまった感じ。立憲民主党も、相変わらずお気楽極楽なことしか言わないし、残りの少数野党は過激なことを言ってコア支持層を維持することが最優先。内閣不信任案も良いけれど、こちらは「野党不審案」を出したい気持ちですよね。

2025年6月19日

FEP-AI

生成AI、あるいは広い意味でこれまでには無かったようなレベルでの支援機能を提供してくれるような「AI」に関して、毎日いろいろな記事やニュースが流れてきますが、最近ふと感じたのが、文字入力支援AIみたいなものって登場してくれないだろかということ。今や「書き文字」の機械は激減して、日々の仕事やプライベートも含めると、多分99%はパソコンやスマホでの文字入力になっていると思います。私自身、会社に入ってコンピューター端末で仕事をするようになりましたが、人ご入力ができる「パーソナルコンピューター」が端末として支給されたのは、入社後3年位してからかなぁ。当時は、まだパソコンも変換ソフトも非力で、感じを一文字ずつ変換して入力していくような代物で、曲がりなりにも文節単位で入力できるようになったのはそれから数年後かな。所謂「連文節変換」にずっと慣れていたので、どうも最近のように文章全部を入れて変換する方式は未だに苦手です。

私の文章作成の癖としては、句読点多めで短めの言葉で区切りがちなので、どうしても文章全体を入れて変換するときよりは変換繊維度が落ちます。以前は、ある程度の長さの連文節で変換した方が、文章まるごと変換するような正確に変換してくれましたが、技術が進むとより前後の関係や意味が参照しやすい長い文章の方が変換精度が高くなるという革新技術に成長して、私のように古い人間には逆にちょっと使いづらい。私は入力ソフトでは昔からATOKを使用していて、今もサブスク契約をしてデスクトップでもノートブックでもスマホでも統一して利用できるようにしています。でも、ATOKも多分長文での一括変換に最適化されているからなのか、どうも自分の使い方だと誤変換が増えてきているようになっていて、ちょっと使いづらい思いをしています。

たとえば「昨日の出来事」と入力しようとして、「きのう」と打ち込みつい癖で変換キーを叩くと「機能」とか「2025/06/18」とか変換されてしまう。私は入力時は仮名入力で、変換するのもリズム的に入力文字数が短めの時長めの時いろいろあるので、多分学習機能も苦労していると思いますが、そのあたり上手くAIと連携して私の「入力癖」を賢く学習をして、誤変換とか極力減らしてくれるようなATOKバージョンって早く登場してほしいですよね。それでも、このBlogとか資料作成の時などは、それなりの長さの文章を入力して変換するからまぁまだ良いのだけれど、例えばExcel。ラベル入力とか簡単なコメントを入れるような場合は、それこそ数文字くらいの短い単語での変換とか、10~20文字程度の短い文章入力になるのて、結構誤変換が発生してイライラ。以前だと、そういう資料は基本英語で作成していたので、まぁ単語の間違いは最後にスペルチェックが走るし、そんなにストレスにならなかったけど、日本のお客様とか仕事相手が増えてくると、どうしても日本語で作成しないといけなくなって、そうなると自分では問題ないと思っても変なところに誤変換とかご入力文字が後から見つかったりして冷や汗が出てくることも。

パソコンの場合はキーボード入力で、自分の場合は仮名入力のタッチタイプ入力が出来るので、これが一番早くて効率的で正確な入力方法になりますが、それに最適化されてしまっているので、未だにスマホのフリック入力には慣れない。最近では、出来るだけ音声入力を使用して入れるようにしているんですが、やはり場面によっては音声入力が使えないとかマナー違反という場合もありますし、昔と比べたら精度は格段にアップしているけれど、やはりキーボード入力と比べると変な変換も散見されます。こういう部分も生成AIを使用して「自分用にカスタマイズされ学習機能が拡張された、入力支援エージェント」みたいなFEPが欲しいなぁ。Justsystem、もうちょっと頑張ってくれないだろうか(笑)。

THE Room FX


現在開催されているパリ航空ショーで、ANAがB787の中型機向けビジネスクラス新シートを発表。名称はB777に搭載された「THE Room」を継承した「THE Room FX」らしい。 現行のB777-300ERで使用されている「THE Room」は、189cm×64cmで、THE Room FXも同サイズ。どうやって詰め込んでいるんだろうか。プレスリリースを読むと壁やドアの厚みを減らしたりとか、背もたれも改善して詰め込んでいるらしい。

私も一度THE Roomeを利用しましたが、やはりあのスペース特に横幅は最大の贅沢かも。今のビジネスシートは、正直平均的な日本人男性の体格の私でも横幅がキチキチですからね。内容やスペースの広さから言えば、一世代前のファーストクラスのシートと遜色ないわけですし。導入開始は2026年度以降とのことなので、早くて来年の夏頃なのかな。これも、一度位は利用してみたいですね。

ホンダロケット

最初この映像がTLに流れてきたとき、「あぁ、最近流行のフェイク画像か。しかし手が込んでるなぁ」と本当に思いました。でも、ホンダってこんなロケットの研究もやってるんですね。全然知らなかった。完全にビジネスジェットの地位を築いた「Honda Jet」は有名だけれど、「Honda Roket」まで手を出しているとは。本田技研、恐るべしだなぁ。

この分野のトップランナーであるSpaceXと比べると、正直まだまだ序の口と言わざるを得ないレベルなのも事実。けれどもホンダの資料を見ると、ロケットのサイズは6.3m/総重量1.3tのものを、高度271mまで上昇させて、それを約1分後には誤差37cmで無事着陸されているのだから、小さいとは言っても偉大な一歩であることは間違いないと思う。多分、SpaceX関連で色々な技術が生まれて、それを活用出来る事もあるだろうし、あとこれは個人的な願望でもあるけれど、ASIMOの自律制御技術みたいなものが発達して姿勢制御とかに活用されていたら、ちょっと感激するかも(笑)。 

更にちょっと胸熱になるのが、この実験が北海道の大槻町で行われているという事。Honda Jetは色々な事情から海外(アメリカ)が拠点になっているけれど、日本国内にそういうチームがいるというのは、ちょっと驚きでした。でも、この大槻町というところは商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」構想を出している自治体なんですね。所謂「ホリエモンロケット」のインターステラテクノロジズも、ここにあるんですね。北海道のどの辺りだろうと思ったら、南の端の方、襟裳岬の北側、帯広市の南側にある自治体なんだ。でHOSPOは東の海岸近くに設置されているのか。

勿論、本田技研としてはまだ事業化は勿論、ロケット産業参入も表明していないので、もしかしたらASIMOの悪い意味での二の舞になるかもしれないけれど、順調に開発が進んで国産の再利用ロケットが利用可能になり、宇宙ビジネスに日本も参入出来ると嬉しいなぁ。子供の頃の夢として、SF好きだった自分としては宇宙船に乗り込んで星の世界を旅したいというのがあって、その希望は自分の夢のリストのかなり後ろに今は掲載されているけれど、少し優先順位が上がってくるだろうか。それも夢かなぁ...

2025年6月18日

暑い、暑すぎる...

今年の梅雨はどこ行ったと思うくらい、晴天で暑すぎる日が続きます。昨日も外に出る用事がありお昼過ぎから出かけましたが、車の温度計は外気温が36度とか表示されるし。 気象庁の発表だと、昨日の浜松の最高気温はギリギリ35度に届かない位だったらしいけれど、静岡市は37.6度と6月の気温としては歴代2位だったかな、フェーン現象が発生してそこまで暑くなったらしい。

昨日は午前中も洗濯をしたり片付け物をしたりして外と家の中を出入りしていましたが、もう午前中から「今日は外に出たら駄目な日だ」と感じる位じりじりと熱線が刺さります。お昼過ぎに出かけるために車のドアを開けたら、もう蒸し風呂状態で、警告音が鳴る中暫くドアを全開にして空気の入れ換えをして、その後はエアコンを強風で設定しました。外気温が35度くらいあるので、ちょっと前から暖房の気温でもある28度くらいにして丁度良いくらい。出かけた左記の駐車場では、丁度雑木林沿いのスペースが空いていたので、後ろ半分はその陰に入れることが出来、前の方はフロントガラスにサンシェードでカバーして、何とか直射日光からは回避出来ました。でも、1時間程して戻ってきたら、やっぱり室内は蒸し風呂状態。今からこんな状態だと、この後7月8月9月はどうなるのか...

帰宅したら直ぐにエアコン全開モードで運転開始ですが、外も暑いから中々冷風も出てこず、暫くは汗だくに。暑熱順化としては良いのかもしれないけれど、この気温のアップダウンは体には悪そう。今朝も朝から暑い日差しが照りつけていて、朝食の後20分程雑草駆除の散布(約4リットリ分)を、道沿いや自宅敷地内の一部にしましたが、もうそれだけで汗がぶわぁぁと噴き出てきて、「あぁ、シャワー浴びたい」状態。でも、ここでシャワーを浴びても、この後午前中また出かける用事があるので、その時にそれ以上汗をかきそうな気がする。

一応暑さのピークは今日らしく、来週彼の水曜日くらいまでは晴天が続くけれど暑さは徐々に下がっていくらしい。実はこの暑さ、梅雨前線が消えてしまいそれで押さえが無くなった太平洋の高気圧が日本を覆うように張り出して起こしているらしい。いゃいゃ、梅雨入り宣言から1週間くらいで梅雨前線が消えてしまうなんて、前代未聞な気がする。しかも、今は田植えの最後の時期で、ここで水が無いと稲の生育にも影響があるんですよね。来週半ばくらいからまた梅雨空が戻ってきそうですが、天気予報では「雨」ではなく「曇り時々雨」みたいな、予報が来週水曜日以降は予報されていて、米不足だけで無く雨不足も今年は心配。この時期の雨不足は、今年の新米にも影響するので、それで生産量に影響があると、今年から来年の「米騒動」は今年以上になるかもしれませんね。車での移動はエアコンがあるから快適は快適ですが、詩文燃費は悪くなるので困りもの。補助金が出ているから、少し前よりもガソリン代は下がっていますが、この暑さではその分もエアコンに消えそうですね。今月から自宅の電気代も上がりそうだなぁ...

VISAタッチ決済独走(?)

ITmediaの記事から、VISAのタッチ決済が多く勢力を増して、既存のiD/QUICPayからの撤退が進んでいるという、個人的にはちょっと衝撃的な内容。でも内容的にはVISAというよりはクレジットカードのContactlessの話のような... 確かにVISA Touch(Contactless)が出来るお店は私の周りでも増えてきているんですが、まだこの記事で書かれているほどの勢力の変化は感じられません。それでも驚いたのは、市営駐車場の精算機でQRコード決済と並んで、FeliCa系は使用出来ないのに、クレジットカードのContactlessは利用可能になっていること。この駐車場は、30分ごとに100円が加算されて12時間で最大700円迄という料金設定。そのため多くの場合は700円以下の少額決済が殆どで、また現金利用者も多い予想されるので、手数料を少しでも下げたいという思惑なんでしょうね。

一方で「この端末はクレジットカード会社のContactlessに対応していません」みたいなメッセージを張り出しているお店もまだまだ見かける状態の浜松では、ちょっと気軽にコンタクトレスを利用するという雰囲気にはまだなっていない気がします。それでも記事の冒頭に書かれている、三井住友銀行がiD搭載型のクレジットカードの新規発行終了するのは、iDの推進役の一人と思っていただけに、これもかなりショックですよね。

ただ使う時(タッチ決済)の利便性を考えると、やっぱりFeliCa系は便利なんですよね。VISAなどのContactlessは、基本はクレジットカードを財布から取り出してタッチして使用。スマホだとGoogle PayやApple Payに設定して使用しますが、この時にユーザー認証(指紋認証や顔認証)後に利用出来るようになるから、どうしてもワンアクション余計に掛かります。以前も、Contactlessに対応している地元の路線バスを利用するときに、Apple Payを呼び出して顔認証するのは良いけれど、その場合だとデフォルト設定のMasterCardが呼び出されて、これはバス会社未対応カードなので、VISAを選択する必要が有ります。この時にまた顔認証が要求されるので、バスに乗るときにスマホ片手にウロウロすることに。Apple PayでのSuicaは認証無しで利用出来るけれど、基本認証作業が必要になる○○ Payは、そのままスマホをタッチするだけのFeliCa系決済と比較すると、やはり面倒に感じてしまいます。それに処理速度の反応にしても、記事に書かれているほど早いとは感じないけどなぁ。

インバウンド需要を考えると、国際標準でもあるContactlessは今後利用数も増加すると思うけれど、だからと言って日本国内に既に存在している便利なサービスを無視する必要も無いだろうし、そこは悩ましい所。例えばSuicaの優位性は、交通から買物まで透過的に利用出来るところだと思う。そこが今のContactlessの弱みでもあると思うけれど、今後どんどん地方からContactlessへの導入が始まると、それも変わってきそう。記事では、Contactlessの還元率の高さなども指摘しているけれど、それはそれでちょっと本末転倒なような気がするし、やはり利便性が最大の利用動機になるのでは。いずれにしても、今でもそれぞれの決済方式が乱立しているので、レジで精算するときに「○○で」といちいち言うのが面倒。個人的にはコンビニで清算する時、7/11のように自分でパッパッと決済手段を選択して実行出来る方が好みで、他のコンビのように店員さんに「○○で」と言って画面に出して貰うのはちょっと面倒な気がしますねぇ。いずれにしても、あと数年もすると勢力図は大きく変わってくるんだろうな。いつの間にEdyが消えていったように(マテ)。


2025年6月17日

外資農業

佐々木俊尚氏が引用していた、中国や再生産をする「外国人農家」の話題。 ここで紹介されている農家の范継軍さんって方、以前何かのテレビ番組で紹介されていた記憶があります。ずらっと並ぶビニールハウスの光景も見覚えがあるし、農園内の中国野菜レストランも記憶にあるなぁ。その時には、「上手いところに目を付けた」と思いましたが、考えてみたら日本人でも珍しい海外の食材を国内生産して、イタリアンとかフレンチのレストランに卸している農家の話題も結構効くから、発想自体はそんなに珍しく無い。でも、多分生産量と種類の多さと、後多分中国人ネットワークの強さが、このビジネスモデルの肝なのかなと思います。

従業員を20人位雇用していると記事には書かれていますが、確かこの方前職のIT技術者としての知識と経験を生かして、ビニールハウスの室温調整・湿度調整・日照管理等コンピュータ化して効率化を進めていたし、受発注管理も自分でシステム組んでやっていたんじゃ無いかなぁ。そういう技術を農業に導入して、経営の効率化をしているグループは他にもあると思うけれど、日本人がやりがちな洗練されたスタイルに拘らず、自分なりに使いやすければ、効果があれば良いみたいな「力業」的な進め方が、案外合っているのかもしれない。そういう所は中国的というか大陸的というか、一度動き出すと後は慣性でどんどん進んでいく典型のような気がします。

水田を畑に変えるのは、多分土を入れてかさ上げしたり大変だと思うけれど、稲作で大規模化できない場合には、多品種高付加価値製品の少量製品なんかが可能ならば、比較的やりやすい気もします。初期投資が大変そうだけれど、それなりの強度のビニールハウスが出来れば、中では比較的自由に色々な食物を栽培できるだろうし、湿度温度日照管理も出来るから、効率化もかなり期待出来そう。ただ、そこで何を造るかというのは難しいし厳しそうですよね。最近だと、東南アジアの食べ物が結構流行っているから、そういう地域の野菜栽培というのは一つ浮かぶけれど、やはり品質と生産量がどれだけ確保出来て、既存ライバルに対抗できるか格付けが出来るかは難しいだろうなぁ。

高付加価値食材の生産にシフトして、経営的に軌道に乗ったとして、どんどん農業経営者がその方向に走っては、それまであった競争力も減退するし、それによって例えばお米とか野菜とか日常必要な食品の生産量が減ってしまっては本末転倒。多分大手の農業団体が、そういう状況になるとどんどん中小の経営や土地を吸収して、一気に大規模経営にシフトして効率化をして、その残った市場を獲得するんでしょうね。過去色々な商品で似たような歴史を見てきた気がする。そんな中で、利に聡い国民性の中国、韓国、あるいはアジア系の人達は、そういう隙間から存在感を増していく気がします。それを今度は日本人にとって、利と出来るような方策なり政策を考えていかないとね。

梅雨明け? 猛暑スタート

昨日は仕事で朝から新幹線通勤で、横浜のオティスへ行ってきたんですが、天候の違いというか外に出る度に気温が上がっていて大変でした。朝は7時過ぎに自宅を自家用車で出発したんですが、この時には「今日は雨が降るかなぁ」と思うくらい西の空が灰色で折り畳み傘を持っていこうか悩むところ。取りあえず、浜松駅まで行ってしまえば、後は会社まで屋根のあるところしか通らないのと、天気予報では「今週は真夏並みの天候」と言っていたので、まぁ大丈夫だろうと折り畳み傘無しで出かけました。ところが運転をしだして5分もすると、ぽつりぽつりと雨粒がフロントガラスに落ちだし、ワイバーが必要になるくらい。「あー失敗したかな」と思いましたが、強い降りになることは無く駅近くの駐車場まで到着しました。

駅に到着した頃には、雨は上がって曇り空にまた戻ります。この頃の気温は、多分25~6度位でしょうか。涼しいとは言わないけれど、今日はこれくらいの天気で済むかなぁ等と思いつつ、駅構内のスタバで朝食を取り、その後は駅構内に入りホームへと向かいました。駅に到着してから、ホームに上がるまで、30分位間があったんですが、ホームに上がると真夏の日差しが雲の切れ目から突き刺してきます。「あっ、暑くなる...」とこの時実感。その後ディズニー新幹線で東京方面に向かうのですが、東へ行けば行くほどどんどん天気が良くなっていき、小田原を超える頃には、窓の外は真夏の様子。ただ、新横浜駅でホームに一度出て横浜線に乗り換えるときに外の空気に触れるわけですが、この時はまだ朝のうちなのでまだそんなに暑くは感じませんでした。その後地下鉄や地下道を通って会社へ入り、まずは仕事を始めます。

早めに作業が終了したので、予定よりも早めに退社して帰宅へと向かいます。次に外に出たのは、新横浜駅で新幹線に乗り換えるときですが、網この時には多分30度越えの状態だったでしょうね。横浜線の改札を一度出て、まずはスタバでアイスコーヒーを調達して一息つきました。でも、その後新幹線乗車のためにホームに上がると、ホームが熱せられているからでしょうか、余計に「むっ」とした空気が対流しているような感じ。新幹線入線時には、その風圧で少し風を感じますが、その風も「熱波」なのでありがたいのか迷惑なのか... この日は会社で力仕事(=荷物の準備と送り出し)みたいな事もやったんですが、室内なので汗はかきませんでした。でも、ホームで待っている間にジワジワと汗が噴き出してきて、ひかり号が到着する頃には背中にじんわり汗をかいていることを実感するくらい。予約していたひかり号が到着して車内に入りホッとします。

浜松に到着してホームに出ると、多分新横浜駅以上に「むっ!」とした空気が溜まっています。この後駅ビルの食料品店や遠鉄百貨店地下で、食材とかお惣菜を購入して帰宅したんですが、購入する予定でいた肉類とか魚類は暑さで傷みそうだったので購入を見送り。駐車場へ行くと、ここは屋内駐車場だったので車内はそんなに暑く無いのですが、外に出ると一気に夏の日差しが入ってきて、エアコンが効くまで暫くは送風を最大にして凌ぎました。帰宅すると、家の中も蒸し風呂状態で、こちらもエアコンを全開してまずはクールダウン。そのあと就寝する時には、数日前に掛け布団を締まってタオルケットに交換していましたが、タオルケットもいらないくらいの暑さ。エアコンをタイマー設定で動かしていましたが、朝は寝汗をかくくらいに今朝は朝から暑い orz  今日は午後外に出かける予定があるんですが、事前に水分補給しておかないと。暑さに慣れてもおかないといけないし、まさか6月からそんなことを考えるような時代になるとは、本当に想像が付かない時代になりましたねェ。今日も注意しないと。

Disney新幹線(2)

少し前に浜松駅で遭遇した「Disney新幹線」。先々週から暫くの間週に何回か新幹線通勤する必要があり、前回同様浜松発08:21発のひかり号で新横浜まで移動しています。で、どうもこのスケジュールでDisney新幹線が走っているようで、毎回この「Wonderful Dreams Shinkansen」に朝遭遇します(笑)。そのうち、別の時間帯を走るようになるんだろうけど、流石に「ディズニー」、毎回この車両がホームに入ってくると、どこからともなく歓声というか「えっえっ?!」みたいな声が聞こえてきます。

外部塗装だけで無く、車内放送のジングルも特別版に変わっているし、自分が毎回利用する7号車(S-Work)には無いけれど、他の車両だとディズニー模様のヘッドカバーが設置されているらしく、毎回「持ち帰らないでください」というアナウンスが。しかも、英語でその「持ち帰るな」という部分だけ繰り返されるのは、インバウンドのお客さんがもってっちゃうケースが多いからだろうか。そうそう、インバウンドと言えば、最近新幹線の車内アナウンスでの英語のスピーチ、凄く発音が良い場合が多くてビックリ。中には「ネイティブ?!」と思う時も。そう言う経験のある人が採用されているのか、それとも社内教育で徹底しているのか。まぁ、インバウンドの乗客さんで、指定席に座っていたり、荷物が適当だったり、どうしても英語なりで説明や指導しない場合も増えてきているでしょうからねぇ。

閑話休題。自分が乗車している車両が「S-Work」だからでしょうか、まぁ皆さんパソコンを開いて仕事をしている人が多いので、そこにディズニーのアナウンスがあったりするのは凄く違和感。まぁ、ANAのフライトでポケモンジェットとかスターウォーズジェットに当たってしまい「ピカピカ」とか「フォースと共にあらんことを」とか言われるよりはまだましだとは思いますけど。 この新幹線の運行は9月中旬までらしいけれど、さてあと何回乗車できるでしょうか(笑)。

2025年6月16日

ガバメントAI (仮称)

ガバメントAI」って名前を聞くだけだと、何か強そうな印象(笑)。デジタル庁が26年度中の使用開始を目指して開発している、政府のAI基盤らしいけれど、どうなるんでしょうか。政府内部の業務効率化が一番の目標だろうけど、個人的には各市町村に展開されて、住民がいろいろな行政サービスを受けるときに、事前にガイドとかある程度の申請受付まで代行してくれるような、エージェント的な機能を一番に期待したいですよね。

昔は、それこそ市役所に行かないと何も手続きが出来なかったけれど、最近では区役所とか行政サービスセンターでの手続きに、よく利用するサービスなどはコンビニのマルチ端末でも可能になり、かなり利便性は高くなっています。そういう書類の入手が効率化される一方で、未だに困るのが「こういう問題を市に問合せしたいが、どこに聞いたら良いのだろうか」という事が出たとき。一般的には「総合窓口」とかいう地方行政の入り口に問合せするんだろうけど、そこから担当部局に回されてさらにいろいろ確認をして、そこから別のところにまた回されたりする。最近ではFAQ集みたいな物を充実されている自治体もおおくて、浜松市のHPでもそれで助かることも多いのですが、頻繁に利用するわけでは無いのでたまに検索してみるとよく分からないことも。また、そこには「やり方」とか「担当部局」の説明だけなので、そこから実際に手続きしようとすると、別のサイトから申請書をダウンロードしたりとか、さらに手間がかかることも。

そういう作業全部を、最初にAIがインタビューをして申請者のニーズを把握して、そこから必要な情報提供や場合によっては申請手続きまでやってくれたら大変助かります。マイナンバーカードで個人認証まで出来るわけだから、そんなに難しいと思えないし。それに、そういうオンライン化されると、申請した事実やその内容の履歴が残るから、後から確認する場合にも助かります。以前市役所に電話でとある補修作業を依頼したことがあり、それが何ヶ月たっても進まないので3ヶ月ほどして再度電話したら「そんな電話は受けていません」とか言われて目眩がしました。 自分のスマホには電話した履歴が残っているので、電話をした事実は確実なんですが、その内容までは記録されていないのでなんとも説得力には欠けてしまいます。

最近区役所とか行政センターに行くと、仕事をしているスタッフの多くが所謂「派遣」というか、契約の職員の方が多くて、そうやってコスト削減はするけれど、行政の仕事自体は減っていないから仕事の大変さは以前よりも増しているような気もします。そういう場合は、一般企業ならばオンライン化を進めて、自分で出来ることは自分にさせるようにしていく物だけれど、行政の場合は扱う情報が情報だけに、そう簡単にオープン化してオンライン化してという訳にもいかないでしょうね。対面でもなりすましされる場合もあるわけだから、それがオンラインになったらますます大変かも。そういうところを、ガバメントAIがどんどん学習をして、逆にオンラインだからなりすまし防止に役立つみたいな環境が出来れば良い気がする。政府がやることだから、半分は期待していないけれど、それでも今の時代にデジタル化は必須なんだから、それなりの物を作り出してほしいとは思いますよね。

生き残る仕事

佐々木俊尚氏が取り上げている、生成AIがこれまでの仕事を肩代わりしていく時代に、それでも人間の作業が必要でしかも高収入が見込める仕事に関しての投稿二つ。 

要するに、AIと同じ土俵である「デジタル世界での作業」は、どんどんAIに移っていくだろうけど、物理的な実社会の仕事に関しては、まだまだ人出が必要だし、場合によっては「人材不足」という需給バランスから、昔には無かった付加価値が生まれて、これまで以上の高収入が期待できるというもの。よくよく考えてみたら、書かれている仕事って「3K」とか言われて、ちょっと前までは避けられていた仕事なんですよね。

ただ、この中の仕事でも、今後AIというか人工知能の発達とともに、機械系の技術も加速していくだろうから、例えは「拝観券差修復ロボット」とか「配電検査修復ロボット」みたいなものは、遅かれ速かれ登場してくることは確実。確か今でも下水道の検査ロボットみたいなものは利用されているし、さらに小型化高機能化していけば、逆に人間が作業できない環境でも利用できるようになり、どんどん置き換わっていくと思う。

私の知り合いの弟さんが昔大学を卒業して就職するときに、宮大工の道に進むと聞いてびっくりしましたが、 その弟さん曰く、別に「宮大工」になるわけでは無く、そういう技術を身につけることで将来の建築技術習得とか適用出来る能力を獲得して、より付加価値の高い仕事を請けられるようにしたい、みたいな、年齢には珍しい長期的計画をもった人物で、その後も実力を発揮しているようです。最近の大工さんの人手不足もあって、今後は引く手あまたであることは確実だと思うけれど、「技術力」って、組織だけで無く個人でも重要だなと再認識します。それに、そういう手仕事の技術って、使えば使うほど上達していく物だし、失敗や成功の経験の密重ねがさらに高品質な技術へと繋がるわけで、ある意味一度始めたら前に進むしかない理想的な仕事と言っても良いかも。

私が就職した時代からしばらくすると、商社系とか金融系とか、そういう方面の企業の人気があがり、自分のような理系よりも文系の方が人気がある時代でした。それが少し前から文系人気が落ちてきて、理系の人気が高くなり、昔は言われたことも無いような「リケジョ」なんて言う言葉も生まれるほどに。考えてみたら、文系関係の仕事はどんどんデジタル化やそれこそAIで代替されていくけれど、形作る仕事はまだまだ機械化されていない部分が多いわけで、今後は「理系」とまでは言わないけれど「理系的センス」みたいなものは職種にかかわらず必須になるでしょうね。考えてみたら、スマホやパソコン利用は今はもう常識ですし。こちらの記事では、大学よりは工業高校へ行けと書かれているけれど、そういう傾向はどんどん強くなるだろうし、案外「高専」の人気が再び上がってくるかも。

パーナーライター

最近のレストランや飲食店に入ると、「炙り」のメニューはほぼ普通に見つけられるような状態と言っていいのでは。本来は生物を扱う寿司店でも、「○○の炙り」というメニューは普通にあるし、結構売れ筋だったりします。イタリアンやフレンチなどでも、デザートなどで砂糖を炙ってキャラメル状にしたりするのは昔から有る物。昔は、和食ではそう言うものって殆ど見たことがなかったので、手軽にあぶれるカセットコンロのガス缶にバーナーを付けた物が登場した影響が大きいんでしょうね。ただ、あれって結構火力が強いので、間近で見ていると危険な感じも。私も同様の商品を持っていますが、着火するときに結構「ぼっ!」という感じで火が出てくるので、毎回緊張しています。


で、そんな「取り回しが大きい」不満を解消する商品が、ライターメーカーが開発した「あぶり師」なる商品。 燃料は100円ライターのガスボンベで、だから全体のサイズも掌に収まる程度に小型。その分出る炎も小さいのだけれど、家庭などで利用するには十分な程度に調整されているとのこと。最初は初めての商品で販売する方も戸惑ったり、消防法の規制などで売り場の制限どもあり苦労したらしいけれど、それらを工夫で何とか解決してヒット商品になっているらしい。

確かに既存のガス缶を使用するバーナーは、その火力の強さも相だけれどサイズ的に取り回しが面倒なんですよね。お店などなら問題無いだろうけど、家庭などでは保管しておくにしても面倒。冬場だと、お鍋用のカセットコンロと一緒に利用するからそんなでも無いでしょうけど、夏場とかは棚の奥に仕舞い込んじゃいますよね。まぁ、最近だとカセットコンロ式の焼肉プレートもあるから、一年中使う場合もあるか。ただ、やはり家庭で使うときにはもう少し火力を調節したいというニーズは大きいでしょうね。

小型化した商品は、それが人気で売れるとどうしてもその反動で「もう少し大きなサイズ」とか「もう少し高火力の物」というリクエストが出てくるのは、多分どんな商品でも同様なんじゃ無いだろうか。似たような商品で、コンロに火を付ける「チャッカマン」は昔から有りますが、私はあれをお墓参りの時に線香を付ける道具にしています。結構サイズが大きいので、もう少し小型の物と探して、例えば100円ライターの周りにフードを付けて、外で風があるときにもお線香に火を付けやすい物とか見つけましたが、結局それに特化すればするほど使用機会も限定されるので、こういう汎用的だけれど、「小型」とか「火力調整」されたことで、色々利用範囲が広がる商品は良いですよね。バーナー式だから、多少風があってもお線香の先端を狙って火を付けやすいだろうし。目的は違いますが、今度スーパー等で探して試してみよう。

2025年6月15日

キャンセルカルチャー

佐々木俊尚氏が引用している、「キャンセルカルチャー」の是非に関しての議論(なのかなぁ...)。 GoogleのAIによる回答では、

キャンセルカルチャーとは、著名人や企業などが不適切な発言や行動をした際に、SNSやメディアを通じて批判し、社会的に排除しようとする動きのことです。不買運動や出演作品のボイコット、解雇・解任などを求める声が広がり、対象となる人物や団体は、表舞台から姿を消すこともあります。

と回答されるけれど、法的根拠は持たない組織やグループが自分達の正義感だけで相手を排除するような情報拡散をする、みたいな理解だろうか。 

これまでは、「強者」に一方的に攻められるだけだった「弱者」が、「キャンセルカルチャー」という武器(手法)を持つことで、「強者」に対して反論というか反攻することが出来、あまつさえ「弱者」故に世間の同情も得られるという構図があるのは事実だと思う。しかも、SNSが発達してきてその影響力は大きい事は事実だけれど、やはりそれ以上に強大な力を持つ既存メディア(レガシーメディア)の影響はまだまだ大きく、彼らが「キャンセルカルチャーは自分達に与えられた権利・義務」みたいな考え方を持っているから、常に相手を攻撃する武器というか根拠みたいに使われている気がする。

だいたい、「弱者」と「強者」が存在している世界に置いて、「強者」がいなくなったとしても、今度はその残った「弱者」の中で「弱者vs.強者」みたいな関係が生まれてくるんじゃ無いの。「いゃ、弱者は団結している」みたいな反論もありそうだけれど、仮に全員が同じ考えや理解や行動をするのであれば、それって自分の考えを持つな、と言う事でもあるんじゃないだろうか。多少の凸凹はあっても、共通認識や理解で繋がる事で、是々非々の社会が維持されることが、多くの人が幸せだと思うだろうし、それによって自分の個性も維持されると思う。だから本当に必要なことは、「弱者」と「強者」がそれぞれ妥協点を見つけられるように歩み寄る事だと思うのだけれど、どうも「弱者」を声高に言う一部の人達は、自分達こそが最も優遇されて尊重されるべき存在で、それに反対する事は間違っている、位の認識じゃ無いかと感じることも。

ネットの拾い読み情報ですが、海外の論文で所謂「右派/保守」と言われているグループの方が多様的な考えを共有する傾向が大きいのに対して、「左派/リベラル」と言われる人達の意見はかなり固定化されていて、変化を求めない見たいな書込がありましたが、それって凄く自分の肌感覚にもあっている気がする。例えば「多様性」とか「多文化共生」という考え自体に反対意識無いけれど、それを要求している一部の人達は「多様性」の名の下に固定された考えを是として押しつけてきて、それ以外の考えを否定してくるし、「多文化共生」と言いつつも、やはり特異な文化認識のみを優先して、それ以外の「多様な認識」は無視されてしまう。本来「多様性」とか「多文化共生」とは、今存在しているグループ「X」に対して、新しいものが加わる「X+1」の構造になるべきなのに、「+1」のみを許すような考えには賛成出来ない。同じ「CC」でも、"Cancel Culture"ではなく、例えば"Compromise Culture (妥協文化)"みたいな方向に変わらないものだろうか。

移住先浜松

録画していたテレビ番組を消化していたら、何故かこれまで見たことも無いのに録画していた番組があって、それがCX系列の「 ザ・共通テン!」という番組。なんで録画していたのか思いだしてみたら、どうもテレビ番組表を見ていたら「人気の移住先、静岡&山梨」みたいな見出しがあって、ちょっと見てみようと思ったのかもしれない。ただ「移住先静岡」として取り上げられるのは、東部地区の伊豆半島の付け根とか熱海とか三島とか、要するに都内へ新幹線通勤が可能な位の近場の地域が取り上げられることが多く(※いろいろ自治体の補助も充実していることもあるらしいけれど)、まぁそんな内容だろうと思っていました。

で、録画していたからと番組を再生し始めて最初のシーンでビックリ。JR浜松駅の新幹線口となる南口駅前で、MCのヒロミ、チョコプラ、ホラン、ギャル曽根の面々が最初のコメントシーンを放送しています。で、ここで閃きました、となるとここで取り上げられるのは、あの女優さんのことかなと思ったら、直ぐに登場したのが熊谷真実氏。で、彼女が何故浜松に移住したのかという所を中心に、浜松の見所や住みやすさを紹介するような内容でした。途中から「これ、浜松市から幾らかプロモーションのお金出てるんじゃ無い」疑惑が沸いてくるくらい、ヨイショしてくれていて、見ていて恥ずかしくなるくらい。

番組の中でも紹介されていたけれど、熊谷さんが浜松に来たのは、2回目の結婚相手が浜松出身で、それで浜松に来て、離婚後もそのまま生活していたから。最近再々婚したこともあって、多分このまま定住するんでしょうね。私は殆ど彼女の情報は知らないけれど、結構市内で色々活動をしているみたい。で、浜名湖から三ヶ日のパラグライダー乗り場へ移動して、その後は彼女が中心に活動している畑で収穫をしたんですが、その場所が自宅からそこそこ近い場所でちょっとビックリしました。途中市内のスーパーでの買い物シーンで、ギャル曽根氏が品物の安さに爆買いするシーンとかあって、いつ撮影したんだろうか。一月位前かなぁ。途中熊谷さんが、週に2回位都内での仕事で新幹線を利用している往復していると話をしていたけれど、以前の都内の住居の家賃が35万円位で、今の同規模(+庭付き)の住まいの家賃が12万円位で、新幹線代とあわせて変わらないという説明。浜松-東京をグリーン車で往復すると、約23,000円。月10回往復しても、家賃と新幹線代で都内の家賃と同じ位だけれど、新幹線代は経費として落とせるだろうから、その分有利ですよね。

番組中に名古屋からの移住者の方だったかな、浜松はそこそこ田舎でそこそこ都会で住みやすいというコメントを話ていたけれど、まさに私もそこが最大のメリットだと思う。しかも、仕事の場所として、都内だけでなく、名古屋、大阪方面にも同様に新幹線や東名高速道路で移動出来るので、位置的にもかなり有利だと思うんですよね。ただ、「静岡県」はトップによく登場するけれど、都市別となると「静岡市」の方が多く登場するように思います。今回は「なんで浜松市?」と言う疑問は、やっぱり「熊谷真実さん」ありきの筋立てだったからなのかも。ただ、人口減少かが避けられない今後は、人口流入が自治体にとってこれまで以上に死活問題。今回の様に、兎に角全国版の番組で取り上げて貰うなり、有名人に移住して貰うなり、話題作りを続けることは重要な情報戦略であることは間違いないですね。ただ、本当の意味で「住みやすい町作り」にも力を入れてくれないと困るけれど。

2025年6月14日

給付金

自民党の参議院選挙の公約に、税収の上振れ分を原資に、一人2万円から住民税非課税世帯に対してはさらに2万円を上乗せした、給付金案を支給するという記事。 ざっくりと計算すると、3兆円位の規模になるのかな。以前の一人10万円給付に比べるとちょっとインパクトは小さい気がするけれど、無いよりはましという印象。でも、税収の上振れ分が原資という事は、今回一回限りの施策なわけで、それを6年間の任期が与えられる参議院選挙の公約にするのって、矛盾していないか。直近の困っている事をに対しての対策も必要だけれど、わざわざ6年間と固定されている議員選手をするのだから、その6年間しっかりと取り組んで実現してより豊かな生活が得られるような「公約」が必要なのでは。これが衆議院選挙なら、最長でも4年間で場合によってはもっと短い期間での開催総選挙というケースもあるから、より短期的な公約を強調するのは理解出来るけれど、今回参議院選挙なんですからね。

仮に3兆円の原資があるのならば、もっと別の目的に利用するべきでは。例えば、ガソリンの暫定税率撤廃が出来ないのならば、今出している補助金を更に増やしたり期間延長する方が、より経済的効果も大きいのでは。「自家用車持ち以外メリットが無い」と反論されるかもしれないけれど、運送業や流通関係のトラックも恩恵を受けるわけだから、効果はあると思うんですよね。仮に給付金として配布する場合でも、以前の場合だとそのまま貯蓄に回ってしまい経済に回らないので、死蔵されたと言う事もあるから、そこも工夫しないといけない。それこそ、支給はマイナポイントで一斉に配布して、マイナポイントから電子マネーやQR決済(○○Pay)への移行だけ可能にすれば、ポイントの配布は一瞬だし、死蔵されること無く経済活動に回る割合も大きいのでは。

課題は、マイナンバー/マイナンバーカードを利用出来ない、電子マネーなんか使ったことの無い人達への対策かなぁ。取りあえず思いつくのは、同等の商品券を配布することだけれど、その商品券の準備や配布方法では揉めそう。仮にそこに何か方法が生まれて、商品券を配布する事が出来たとしても、そういう人達はその商品券を換金して現金化するだろうしなぁ。逆説的になるけれど、全国民と繋がる仕組み(例えばマイナンバー)が存在していれば、配給とか一瞬で終わる話なのに、変な陰謀論とかでそう言う仕組みを否定するから、結局はオーバーヘッドが増えていって、マイナンバーのメリットがかき消されていくことは、大きな社会的損失だと思う。

野党は、原資の当てもなく消費税減税・撤廃を言うけれど、仮にそう言う事をする場合には、結局消費税導入以前のように、別の税金を設定するなり既存の税金の税率を上げて埋め合わせするしか無い。そう言う意味では、「税収の上振れ分を利用する」というある意味「隠し技」を使うことは良いと思うけれど、どうせならそこもルール化したらどうだろうか。具体的な上振れ分の金額は分からないけれど、この読売新聞の記事から類推すると、

  1. 2023年度は2.5兆円の上振れ分があった
  2. 2024年度は5年連続で過去最高の税収となる見通し
  3. 4月末の時点で、2024年度の税収は前年同期を5.7%上まわっている
  4. これを2023年度の税収に当てはめると、約4兆円位の上振れ分が期待出来る
そうすると、個人的推測で3兆円規模の今回の補助金は、まぁ妥当な線なのかなという印象。ただ、やはりワンショットの給付金というのは、それで助かる人も多いだろうけど「選挙目当て」と言われても仕方ないし、出すのであれば全部が市場経済に回るような仕組みがやっぱり欲しいと思う。物価高と言われているけれど、物価を上まわる賃金アップがあれば相殺されるわけで、その為にはやはり経済の活性化が一番効果的だと思うし。まぁ、政策や経済の専門家が考えても、なかない良いアイデアが直ぐに出てくるわけでは無いので、素人にはどうしようも無いのだけれど、そこに「国民感情」みたいな非常に不確定要素も組み込んで考えないといけないから、やっぱり苦労は並大抵では無いでしょうね。

JAL Lounge Service

昨日放送された「沸騰ワード10」は、風間&日村のJAL修行旅と伝説の家政婦志摩さんの自宅改築工事の二本立て。どちらも好きなコンテンツなので、事前に録画しつつリアルタイムでも視聴してしまいました。風間俊介さんの修行旅シリーズは、以前から何度も放送されていますが、以前は青組ANAでのフライトだったのが、少し前から紅組JALでのフライトに変わり、個人的にはちょっと寂しいのですが(笑)。JALのFFPであるJAL Mileage Bankの場合は、ANAのマイルベースのカウント(Premium Point)に相当するFly-onポイントだけでなく、搭乗回数による達成条件設定もあるので、今回放送されたような短距離のフライトを繰り返す、所謂「Island Hopping」 みたいな「技」も許されるんですよね。

で、以前の放送回でも気になったんですが、JALの国際線ラウンジサービス、特にフードサービスに関しては、ANAのサービスよりもかなり良く感じてちょっと悔しい。今回の場合でも、羽田T3のサクララウンジが最初に紹介されたけれど、あの食事の内容は同じ一般向けラウンジのANA Loungeの内容は勿論、上級会員向けのANA Suite Loungeの内容よりも数段上の気がする。当然、JAL First Class Loungeは更に上。羽田空港の国際線は、最近はT2からの出発ばかりで、T3のANA Suiteにはもう数年以上行っていないけれど、T2や成田のラウンジと同じようにスマホからのオーダー制になっていると思うし、その内容も同様だとしたらかなり差があると思うなぁ。

テレビの画面で観るのは、あくまでバラエティの放送であり、かつJAL側としても宣伝も兼ねているので正直一般の搭乗客が利用する場合とは少し違うとは思うけれど、少し昔だと「やっぱりANA Suite Lounge最高」と感じられたのが、ここ最近のJALの様子を見ていると「逆転されたなぁ」という印象が強くなるんですよね。成田は、T1-4サテのラウンジはターキッシュエアのラウンジに変わり、今はT1-5サテのラウンジだけになり、ここも正直設備の老朽化を感じるレベル。成田空港の大改修も始まったので、新しいターミナルが出来るまではこの状態を維持しながら利用するんだろうけど、そうなるとますますJALとの差を感じる事になりそう。

羽田T2の一番新しいラウンジも、中央にあるバーコーナーが売り物の一つかもしれないけれど、個人的には食事特にお摘まみ系を、コロナ禍以前位までは回復して欲しい。ラウンジスペースと飲食スペースを上下に分離してしまったので、凄く使いづらいんですよね。せめて、4Fのラウンジからスマホで注文したら、3Fで調理したものを4Fのカウンターに持ってきてくれるくらいのサービスが無いと、わざわざ移動して食事をしようという気持ちも起きないし。食事は食事、アルコールはアルコールと、分けて利用出来る人ばかりとは思えないのだけれど。流石に今から紅組に宗旨替えするほどの余力気力は無いのだけれど、何とか工夫をして一度位はJAL First Class Loungeを利用してみたいなと、放送を観る度に心が揺れます(笑)。

ANA In-Flight Wi-Fi

ANAの国内線・国際線の無料Wi-Fiサービスが拡充されて、動画再生も可能な通信がサービスされるという話。対象は、DASH-8 400を除く国内線機材と、A320-neoの国際線機材。6月13日から通信帯域を拡大するということは、来週後半予定している国内線利用時に体験できるんだろうか。 

ちょっと良く分からないのが「A320neo」の扱い。国際線用の機材で、国内線に投入されたときには機内Wi-Fiが利用出来るが、本来の国際線に投入された時には「機内Wi-Fiサービスは利用出来ない」というのは本末転倒なのでは。その逆ならば、B767何かでも同様のケースがあって私も経験しているから分かるけれど。A320neoだから、近距離国際線用機材だと思うので、フライト時間も2~3時間位だから我慢しろという事なんだろうか。でも、それならわざわざA320neoで対応する事も無いと思うのだけれど。

ANAの機内Wi-Fiサービスは、Panasonic Avionicsのシステムを基本国内線・国際線で使用しているけれど、国際線の古い機種はInmarsatが混在。さらに、B767-300ERとA320は機内Wi-Fiサービス非対応なので、B767-300ERは改修して8月からInmarsatを吸収したViasatのシステムを実装して高速通信に対応すると書かれているけれど、そうなると3種類のシステムが混在する複雑さ。A320は、今後A320neoに置き換わるだろうし、Inmarsat搭載機種も新システムに移行するとなると、結果的にB767-300ERだけが異端児になりそう。機体の容量とか仕様とか、何か理由があるんだろうけど、こう言うのって出来れば統一して欲しいところですよね。

フライト中の楽しみの一つに、機内で映画や動画コンテンツを楽しめることがありますが、昔は個別のモニターすら無くて、中央のスクリーンに投影される映像を眺めるか、音楽コンテンツは自分の席のイヤホンで聴くことが出来ました。それが、上位クラスから徐々に個人モニターがシート背面に設定されて、さらには個人のスマホやタブレットをモニター代わりに使用出来るように機内Wi-Fiが導入されて、さらにさらに外部との通信(ネットワーク)が出来るようになったときにはちょっと感動しました。ただ、最初の頃は接続も不安定だし、メールの送受信もおぼつかない状態だったけれど、今ではコンディションが良ければ特に不満無くネット接続出来ようになりましたからね。それでも、地上では5Gや光回線のスピードと容量になれているから、フライト中のネット通信はそれこそ二昔前のパソコン通信の趣でした。それがやっと、ADSLの時代くらいまで進むのだろうか(笑)。

2025年6月13日

エアインディア機墜落

インド西部のアーメダバード空港を離陸した直後のエアインディアB787 (ガトウィック行AI171便)が墜落した事故。映像を見ていると、本当に離陸直後にまだ車輪格納もしていない状態で、どんどん高度が落ちて墜落しています。滑走を開始して、離陸決定速度(V1)を超えて機首上げして離陸したものの、その後何らかの理由で離陸速度(V2)まで達しなかったのか、達したけれど直ぐに推力が落ちたのか、そのまま落下したように見えます。不思議な事に、特に機体が左右にぶれたり揺れること無く真っ直ぐに降下しているように見えるので、もしかしたら2発あるエンジンの両方が一度に停止あるいは推力低下したんだろうか。

もう一つ悲劇的なのは、離陸進路の左記に大学の医学部があり、そこに墜落して宿舎の学生が巻き添えで無くなっていること。空港周辺の様子を地図で見てみると、どうも福岡空港のような市街地の中にある空港らしく、 今回の様な離陸直後の事故だと、どの方向にあっても地上での被害が大きい気がします。なんせ離陸直後の国際線だから、燃料も満タンで離陸しているだろうし。

事故原因はこれから調査されて解析されるんでしょうけど、乗員乗客242人のうち生存者が一人いるようなので、何かこの方から事故解析に繋がる情報が得られると良いけれど。また、この機体はインドと海外の空港を飛ぶ国際線用機材で、2日前には羽田とニューデリーの往復にも使われていたと報じられています。機体自体はB787-8で機齢は11年と、まぁ普通かなぁと言う感じ。詳細はこれから調査されていくとは思いますが、早く原因究明されることを祈るばかり。そして、亡くなられた241名の方のご冥福をお祈りいたします。

東大教員の視点

東大新聞オンラインに掲載されていた、「東大教員は学術会議の法人化をどう見ているか」というテーマに対して、学部毎の所属教員のコメント。某ドラマの名台詞では無いけれど「実に面白い」の一言。

  1. 総合文化研究家
  2. 法学政治学・自分社会系・経済学・教育学研究科
  3. 工学系・理学系・数理科学研究科
  4. 医学系・農学生命科学研究科、大気海洋研究所
学術会議の多数を占める、法学政治学人文系の学部が、学術会議擁護の論調が多いのに対して、理系の学部は反対意見が強く感じるし、それ以外の分野でも学術会議の様な会議体の存在は肯定しても、今の学術会議には問題があるという意見が多いように感じます。

自分も似たような話を何度かここに書き込んでいるけれど、「学術会議」と名乗りながらも、学術として網羅しているのは政治とか社会とか、文系の中でも一寸特異な分野が中心で、科学的な提言とか意見みたいなものは殆ど出てこない。よく言われる、ALPS処理水に関しては、是非以前にコメントすら殆ど無いわけで、学術会議と名乗る意味は何なのという批判も当然のような気がします。今回は東大教員の意見だけれど、例えば京大教員だとまた傾向が変わるんでしょうね。単なる憶測だけれど、より擁護論が強くなりそうな気がする。東京科学大学(旧東工大)だとどうだろうか。批判一色になるのかな(笑)。

今回の騒動は、これまでの政府の一諮問機関から、国から独立した法人に変わる等個人的にはこれまでよりも中立的な立場で独立性が担保され、彼らが菅内閣の時に問題視したような「任命拒否」みたいなことも無くなるんですよね? それなのに、とうの学術会議だけで無く、その他の組織や集団からも反対意見が出てきて、座り込みなんて言う抗議活動まで起こしている。「学術会議」なんだから、学問的に理路整然と自分達の正義なり正論をぶつければ良いと思うのに、なんでそういう物理的行動で反対しようとするんだろうか。それこそ、自分達が日頃批判して反対している行為じゃ無いのかといつも疑問に感じます。結局、自分達の都合の良いことしか考えていないということなんでしょうね。

最近では使われない言葉の一つだと思うけれど、昔は大学教授などは「象牙の塔」という言われ方をしていて、要するに俗世間とは隔離された浮世離れした存在みたいな人達と思われていました。学術会議って、まさにその「象牙の塔」の中にいることを良しとして、且つその象牙の塔を死守することが至上命題みたいな印象なんですよね。「学者」だから、ある程度俗世間とは離れた存在・離れた視点を持つべきだと思う反面、それらを研究対象、研究資料としてビジネス利用しているのが彼らなんじゃ無いだろうか。だから、自分達が主張している意見とは真逆な実生活をしている有名教授なんかも出てくるわけだし。俗世間にどっぷり浸かっているのもどうかと思うので、せめて「ガラスの塔」くらいにして、隔離されてはいるけれど外からでも中からでも、互いに相手のやっている事は見えるくらいの接点は必要だと思うけどなぁ。

2025年6月12日

米から麦へ

PRESIDENT Onlineの記事から、世間が米不足を騒ぐ中、実は今の日本は完全に「米離れ」をしていて「小麦文化」に変わっているという話。 60年前との比較とは言え、最初に掲載されている、米・パン、麺の比較はちょっと衝撃。県庁所在地での比較なので、多分同じ都道府県内でも周辺地域よりも米離れが大きいとは思いますが、それでも米の支出額がパンを上まわるところは一つも無いというのは、ちょっと衝撃。

1965年と2024年で比較すると、人口は1965年は1億人は届かない9795万人に対して、人口減少が言われる2024年でも1億2380万人。1965年当時は、確かに毎食ご飯というのが普通で、パンを食べるのは学校の給食とかの時位。それでもうちはこの頃から母親が喫茶店を始めていたので、お店で出すパン(食パンやロールパン)を食べていたからパン食の割合は多い方かも。麺類にしても、うちは余りうどんとかそばを食べる方では無かったと思います。それでも、パンよりは食べる機会が多かったかな。そんな状態から、この60年間で食生活も代わり、例えばこの1965年以降、ハンバーガーショップとかピザ店がチェーン店で開店するし、麺類で言えばラーメンが「国民食」と言われるまで一般的になったことも大きいでしょうね。

1965年のお米の生産量は、1218万tとの事。これは今の倍近くの量を当時は生産していたことになります。調べてみたら、お米の収穫量の最大値は1967年の1445万tらしいので、いかにこの60年間でお米の消費量が減り、それに伴って生産量も減ってきているのか改めて実感します。一人当たりの米消費量も、1965年当時は約112kgだったものが、2024年では約58kg位らしく、ほぼ半減しているのは生産量の減り方と一致しています。今回の米騒動では、政府の減反政策を批判する意見もあるけれど、この減り具合を見ると減反政策を進めて生産効率を上げていないと、逆に米価格が暴落して米農家が激減していて、もっと米不足になっていたかもしれないと感じます。

記事の後半では、日本だけで無く同じ「米文化」のタイ、中国、韓国、台湾も同様に「米離れ」の傾向を示して、流石にタイは4割位で横ばいになっているけれど韓国や台湾は日本以上に米離れが進んでいることを示しています。どこの国も3~2割位で暫くは安定するだろうけど、米に対する郷愁を感じる世代が今後どんどん鬼籍に入っていくに付けて、ますます米離れは進むというのはある意味自然の摂理かも。逆にそこまで行くと、希少性だったりが付加価値になり、また人気が戻るかもしれないけれど、個人的にはやはりお米を炊くまでの手間と比べて、直ぐに食べられるパン食の優位性は変わらない気がします。所謂パックご飯が今よりも低価格で炊きたてご飯に遜色ないような技術、しかも専用の入れ物では無くパンのように手軽に購入出来るような形になれば面白いけれど。それこそパン屋さんが店頭にパンを並べるように、お握りみたいな感じで「炊きたてご飯」が店頭に並ぶようなビジネスモデルって無理だろうか。まぁ、パン屋さんの過当競争も厳しいから、もっと厳しいかもしれない。そう考えてみると、東南アジアの屋台文化というのは、出来たて作りたての食事を手軽に食べられる、進んだ形式なのかもしれない。

AI対決

PC Watchの特集記事から、Microsoftの「Copilot+ PC」と、Appleの「Apple Inteligence」のAI対決。どちらのAIも一長一短有り、どちらが優れている・劣っているとは言い難いのだろうけど、まだまだAIの「ぇ」の字すら体験していない自分にとっては、「ふぅぅぅぅぅん」みたいな印象の記事。

自分も生成AIには興味が有るし、何とかして有効利用出来ないかと考えてはいるけれど、中々実際に手にして体験してみるところまで行かない。ChatGPTが登場した時には、何度かプロンプトを開けてその機能や性能を試してみて感心したけれど、結局はそれ以降は殆ど手にすること無く関連記事だけ読みあさって傾向だけは把握するようにしていくのが精一杯。もう少し身近な存在便利機能として活用してみたいのだけれど、中々手が伸びない理由は何かと思って見たんですが、この記事を読んでいて感じたのが「いろいろ生成AIの活用方法は記事や特集で公開されるけれど、自分が欲している部分にジャストミートするような内容が殆ど無い」事では無いかと言うこと。例えば最初の実例では、不要部分の削除機能を紹介していて、これはPhotoShopをよく利用している自分にとっても便利そうな機能なんですが、やはり限界はあるんですよね。記事のように小さなサイズで見る分には全く問題無いように見えるんですが、やはり細部を見るとレタッチは必須だし、それが逆に面倒な処理になったりするんですよね。Googleの「消しゴムマジック」も試してみたことはあるんですが、やはりそれなり。

続く機能の中では、文字起こし機能は便利そう。最近の文字認識機能はかなり信用できて、殆ど人間が聞いて入力した文章と遜色ない文字起こしをしてくれますが、逆に殆ど精確なんだけれど、地雷のように見逃しそうな所に誤訳や誤植が残っているのに気がつかず、後から読み返してみたら何か文章が通じなくて、よくよく聞き直してみたら文字起こしのミスだった、みたいな事があるんですよね。日本語の文章の場合、句読点の打ち方一つで意味が180度かわったりしますが、そういう部分も気になるところ。人間が聞いて文字起こしする場合には、その前後の文脈だとか、声の抑揚なんかである程度判断も出来ますが、今のAIだとそこまではまだ到達していない。ネットで時々騒動の基になる、「切り抜き」「切り貼り」みたいな事が発生してしまう。結局はもう一度自分でオリジナルの音源を聞き直して理解する事が必要で、文書で何からのレポート作成が必要な場合には、文字起こしは入力作業の軽減にはなるけれど、逆に較正作業で大変かもしれない。

何度も書いていますが、私が欲しいなと思う生成AIは対話型で自然学習してくれるようなタイプ。特に意図的にプロンプト入力しなくても、日々の会話なりをモニターして自然学習してくれたらベスト。でも、例えば仕事をしているときには私は静かに作業する方で、独り言も殆ど言わない。となると、生成AIとしても何を入力として処理していいのか困るでしょうね。カメラ越しに表情をモニターして何かを感じる、というのは流石にまだまだ難しいだろうし。あと、色々な生成AIを試してみたいけれど、自分の学習済みデータが共有出来ないから基本最初からもう一度やり直さないといけない。それこそ自分専用の「コアメモリー」みたいなものがあって、そこに各生成AI固有のパラメーターを積み上げていくようなことが出来たら便利だし有効だと思うけど、難しいのかなぁ。今の生成AIは、多分「エージェント」みたいな言い方があっていると思うんですが、自分が欲しいのは「バディ」と呼べるような存在の生成AI。突然シンギュラリティに到達して一気に世界が広がるのか、自分が生きている間に経験してみたい光景ですよね。

2025年6月11日

ギルティー映え

ジャーナリストの佐々木俊直氏が紹介していた、「ギルティー映え」 。リスクのなくなった社会生活の中で、わざと高カロリーだったり大量の食事をとることで、危機感というか背徳感を感じてバランスをとるという話らしい。それって、行ってみれば一種の「チートデー(Cheat Day)」みたいなものですよね。筋トレとかダイエットのために食事制限をしていた人が、精神的にバランスをとるために一週間とか一定期間に一日だけ自由に食事する日を設定するのと同じ気がする。

私自身は、最近はいろいろ事情があって基本自炊の生活なので、まず自炊自体が気分転換になっているんですよね。ただ、毎日三食自炊はなかなか厳しいので、週の半分くらいの昼食は外に出てサンドイッチを購入したりコンビニ飯にしたり、あと夕食なども面倒に感じたときには、ストックしてあるレトルトのカレーとか牛丼とか、そんな物で代用することもあります。まぁ、そんなときにも、大体の場合事前に作っておいた副菜、例えばキュウリの浅漬けとか醤油付けの類いや、季節によっては白菜や大根系の浅漬けなど。また、洋風の物だと、少し前にはキャロットラペにはまっていて、いろいろお酢の種類を変えてみたり、ドライフルーツを入れてみたりと試したことも。特に自炊にこだわっているわけでもないし、自炊が大変だとも思わないので、もう普通に必要に応じて作ったり食べたりしています。でも、月に1~2回は、自分へのご褒美と自分の味覚や好みのキャリブレーションもかねて、そこそこのランクのお店に食べに行ったりしています。浜松市内のお店でも、それなりにお高いお店ですが、それ以外の場合に飲み歩くことがなくなったので、昔と比べたら結構コスパは良くなっている気がする。

食べることだけでなく、それ以外の事にもこういう意識は働きますよね。例えば仕事の時などで昔コーディングをしていると、どうしてもデザインやアルゴリズム作成に煮詰まる時が出てきます。そんなときには、全く関係無いツールだとユーティリティのコーディングとかデザインをやっていると、気分転換になるし本業の仕事の糸口が閃いたりした物です。また、以前からよく国内外を問わずに旅行へは出かける方ですが、そういうプランを考えることとがまず最初の気分転換になるし、実際出かけたときには私は現地での予定はほとんど事前に入れずに出かけて、その途中だったり現地で決めたりするので、何というか「あそこに行かなくちゃ」みたいなプレッシャーもない。ハワイなんかへ行っても、昔は二日間ずっとアラモアナのビーチでボートしつつ持って行った文庫本を読んでいたこともあったし、そういうチートデーを入れることも大事だけれど、逆に忙しすぎる場合やきついなと思ったときにはあえて何もやらないことが「チートデー」になると思います。

要するに、適度な刺激は時々は必要だし、刺激が多すぎる場合には平穏な時間が必要だという、バランスの問題だと思う。それも、いきなり大きな物をドカンと入れる事もあるだろうけど、ひびちょっとした刺激を見つけるとか、そういう場合も有りだと思うんですよね。結局一週間食事を制限して、一日だけチートデーをもうけるとしても、結局それがルーティン化したとたんに、チートデーはなくなるし刺激にもならなくなると思う。チートデーをランダムに設定するとか、逆にある程度日々追い込んで苦しい日の後に、自由になる一日を入れるとか、刺激のインターバルや種類も変化させていくのが一番重要だと思う。で、そういう物って与えられて満足する物ではないので、結局自分で工夫して準備して見つけて実装するしか無いんですよね。そのためには、情報収集も必要だし、そういう機会を作る・見つける努力も必要。で、そういうことに注意して生活していることで、結果的に自分の生活の質(QOL)が上がって充実していくという、正のループが生まれるんだろうと自分は思っています。まぁ、そのための切っ掛けの一つとして、こういうギルティー燃えもありかもしれないけれど、年をとるとそういう刺激の切っ掛けも選択肢が減ってくるから、やはり若い頃からいろいろ経験していくのが大切だと今になって痛感しています。

やっぱりクロネコ

「お客様満足度(Customer Satisfaction)」という言葉は、もう30年位前に自分が製品開発に関わっていた頃に毎日言われていた言葉ですが、そんな古の言葉が蘇るようなプチ体験を昨日しました。とある荷物をとある場所へ返送する必要があったんですが、その期限が今週末金曜日の6月13日。単純に前日に発送すれば、浜松から送り先の都内某所へは十分間に合うとは思いますが、その前日12日は予定があり朝から夜まで不在。その前々日も予定があり、発送できるかどうか定かで無い。出来れば、今日中(=昨日)に送りたいけれど(※この時午後1時30分頃)、どうしようかと迷っていました。

外は雨で、コンビニに発送に行くのもちょっと面倒だし、駄目元で集荷依頼をしてみたらいつ頃集荷に来て貰えるのか、スマホに入れているクロネコさんのアプリを起動してみました。メニューに沿って発送手続きをしていき、「集荷日」の項目のメニューを見てみると、今日中の集荷が可能なのか候補日として表示されます。試しに当日を選択して、今度は時間帯の選択メニューを表示させてみると、何と14:00~16:00、16:00~18:00、18:00~、と本当かどうか分からないけれど、選択肢だけなら直ぐにでも集荷に来て貰えるような雰囲気。そこで駄目元で、当日を選択して、30分後の「14:00~16:00」の時間帯を設定して依頼完了しました。

特にエラーとか、「生憎その時間帯には対応出来ません」みたいなメッセージも無く、1時間程経過。外にトラックが入ってくる音がしたので、窓から覗くと、凄いぞクロネコさんのトラックが到着しました。慌てて送付予定の荷物を持って外に出て、トラックから降りてきたドライバーさんに渡します。着払い度伝票も準備済みで荷物に添付してあったので、荷物を受け取ったドライバーさんは、一枚目の控えをペリッと剥がして渡してくれると、直ぐにトラックへ戻り次の場所へと移動していきました。なんせリクエストした時間帯が直後の時間帯だったので、多分ぎりぎり16:00前位に集荷に来るんだろうと思っていたのでビックリ。某業者さんは、色々トラブルで大変そうですが、さすがこの宅配サービス元祖のクロネコさんだけあると感心しました。

想像するに、地域を集荷や配送で回っているトラックの位置情報と経路情報から、その要求者に対してどれくらいで到達出来るか、ある程度の予想値を持っているんでしょうね。例えば、この時のようにお昼過ぎの時間帯なら、多数のトラックが走り回っているので、最短30分後、最長2時間30分後の間なら高い確率で寄れるというデータがあるなら、ああいうメニューが出ても不思議は無い。これがもう少し遅い時間帯とかになると、トラックの数も減るだろうし配送の量も増えたら今回の様な集荷の機会は減って、余裕のある時間帯はもう少し遅くなるんだろうなぁ。私は、これまではスマホから配送予約をして、近くのコンビニに持ち込むパターンが多いのですが、今回の様なタイミングでの集荷が期待出来るのであれば、コンビニに行く余裕が無いときには積極的に利用してもいいなと再認識しました。やっぱり支持されるサービス・仕事というのは、こう言うことなんでしょうね。

輸出米

国内の米騒動に関係して、お米の輸出の話題もちょっと登場してきます。例えば、足りなくならないように余るくらい作って、余ったら輸出に回せばよい、みたいな少々乱暴な言い分。現在輸出に成功していると言われるような、例えばイチゴとか抹茶とか、そう言うものだって決して国内で余っているから輸出しているわけではなく、より付加価値を付けて輸出経費なども含めて高値でも売れるような形にして出しているもの。「余ったら輸出」なんて言う言い方は、そもそも成り立たないビジネスモデルだし、だいたいそんなもの買ってくれるところも無いだろうし、それで押しつけたら相手に対しても失礼。輸出に重きを置くのであれば、輸出してもペイできるだけの付加価値をちゃんと考えないと駄目なことは明白。

 そうなると日本のお米は非常に不利になると思うんですよね。まず「主食」として、日本などアジア圏ではメジャーな存在だけれど、それ以外の欧米では殆ど利用されない食材だと思います。自分が知る限りでは、欧米だと「ライスプディング(Rice Pudding)」があるのと、フランス料理だったかな、サラダの付け合わせみたいな形で使われる事があるくらいかなぁ。後スペインのパエリアか。つまり、デザートだったり付け合わせだったりするわけで、当然消費量は微々たる物。だいたい二本からのお米の輸出額が、年間4万tだったかな。年間生産量の0.7%なんですよね。輸出分を全て国内に向けても、今回の備蓄米1回10万tにも及ばない。想像するに、海外に日本から出店している、日本企業のお店向けなのかなぁ、と。

「日本のお米の美味しさを知ればきっとみんな好きになる」みたいな話もよく聞くけれど、それはおかずが和食の場合で、例えば同じカレーでもインドカレーとの組合せはあわないと思うし、やはり日本のカレーでなきゃあわないと思う。海外で市民権を得ているような「牛丼(Beef Bowl)」にしても、長粒米(インディカ米)のパサパサしたご飯だと汁気とあわないから、どうしても日本のお米(短粒米)か、せめて中粒米と短粒米を混ぜるくらいの工夫をしないと、丼物の最後に汁気を吸ったお米の美味しさにはならないと思う。それだけニーズが無いところに、炊き方が面倒となれば、パン食が中心の欧米では中々流行らないだろうし、幾ら炊飯器が利口になっても、その必要性を感じない日本人以外の人には無意味な機能になってしまうし。唯一個人的に可能性がありそうだと思うのは、スペインのパエリアみたいな感じで、日本の炊き込みご飯をメインに押したらどうだろうか。和食系だけでなく、ピラフみたいな感じになるものとか、カレー風味とか、クリームシチュー風とか、結構ドリア系なんかは受ける気がするけどなぁ。ただ、パエリアは生米をそのまま入れて炊けば良いけれど、やはり日本のお米は親水作業が重要で、そこまで全自動でやっくれる炊飯器みたいなものが必要になるし、そうなるとますます敷居は高くなるかなぁ。

備蓄米の方式が現在形に変わったのは、あの民主党政権時代だったらしく、保管後も主食用として利用する事から保管期間を延ばして最後は飼料用にしたり、300万tの備蓄をそんなに必要無いと100万tにしたのも当時の民主党なんですよね。で、その民主党の末裔の立憲民主党や国民民主党が今の備蓄米を批判するのって、厚顔無恥というか、その場凌ぎというか、ご都合主義というか、行き当たりばったりというか、(以下略)。これも彼らが得意な、ある意味「ブーメラン」だろうなぁ。個人的には、当時の民主党政権が政権の主要公約として無理矢理実行した「事業仕分け」で予算を削られて、その後の災害対策とか社会生活に大きな影響が出たことは大いに罪深いと思うけれど、こう言う細かなところも後々影響してくるのも困ったものですよね。

2025年6月10日

梅雨入り

一昨日の九州北部、四国に続いて、機能は中国、近畿、東海地方に梅雨入り宣言。昨日は、お昼過ぎ位までは曇り空で、ちょっと薄日も差すくらいの感じだったんですが、午後の2時位からなぁ、ちょっと大粒気味の雨がパラパラと落ち出すと、直ぐに結構強めの雨空に変わり、そのまま夜までそんな天気が続く一日でした。今朝は朝からどんよりした雨空で、「あぁ、確かに梅雨入りしたよね」と嫌でも分かる天気。今日には関東更新等も梅雨入り宣言が出るようで、そうなると直ぐに日本中ジメジメした時期に突入ですね。

昨年は、梅雨入りが結構遅かったんですね。だから梅雨明けも7月の後半になってから。今年の梅雨入りは、例年よりは数日遅いけれど、昨年と比べると大分早い梅雨入りなので、梅雨明けも早くなるんだろうか。ただ、昨年の例では平年の梅雨明けとそんなに変わらないので、今年は梅雨の時期が長くなるんだろうか。 

梅雨の時期になると色々困ることが増えるわけで、そのトップはやはり洗濯でしょうね。外干しできないから室内干しにするか乾燥機を使うしか無いのだけれど、室内干しだと場所も取るし乾燥にも時間が掛かる。乾燥機も、一度に入れられる分量が限られるから、本当に一日中乾燥機を回さないといけない状態にも。うちは乾燥機でもガス乾燥機なので、乾燥力は強力なので、1回の分量が5~6kg位なら1時間も掛からず乾燥完了。この時期には頼もしい相棒です(笑)。

今年の夏も「酷暑」が予報されていて、今から覚悟を決めないといけないような状態ですが、となると梅雨時も蒸し蒸し度が高くなるのかなぁ。ただ、昨日とか今朝の時点では少し肌寒い状態で、流石に暖房を入れるほどでは無いけれどちょっとお茶とかコーヒーとか暖かい物をどちらかと言えば飲みたいくらいの気温。今の時期でも、一日の最低気温と最高気温の差が結構大きく10度近くなる場合もあるので、体調管理には注意しないと。それと、食中毒には注意して、食品管理はこれまで以上に気をつけないとですね。外に出るのも億劫になるこの時期、運動不足にも注意しないといけない。色々気をつけないといけない時期で、精神的にもちょっと疲れそうですね。梅雨に負けないようにしないと。

2025年6月9日

お米、ちょっと値下げ

備蓄米の放出で5kg/2000円台でのお米が物流に乗り出し、少しだけだけれど一般のブランド米などの価格も下がってきた様子。個人的想像ですが、今回の放出などの話が出てくる前後くらいに製品として精米されてストックされていたような「一般米」だと、賞味期限などの事もあってそろそろ売り切らないといけない状況なんじゃ無いだろうか。となると、多少の利益を犠牲にしても、先ずは在庫分を処分して、その後は備蓄米や消費者動向を見ながら、価格調整と出荷調整をしたい、と言う所なんだろうなぁ。ある意味「小泉効果」が出てきていると言えるのかもしれないけれど、かと言ってこのまま価格が下がって以前の2000円台に戻る事はないでしょうね。

一部地域では、お米の二期作も出来るけれど、基本的に稲作は一年に一回の仕事で、しかも州各時期も9月から11月位までと限定されている。つまり、今年収穫されたお米で来年消費を賄うしか無いけれど、そこで余ればまだ市場に安く出てくる可能性はあるけれど、足りなくなると今回の様に備蓄米を出すことも厳しいだろうし(今回放出してしまったから)、海外からの輸入となると色々抵抗もあるだろうし。今年の初め頃に、あれだ価格が高騰していると言われて、1個1000円を超えるような価格にもなったキャベツなんかは、今は100円位で売られていて10倍の価格差はお米以上。ただキャベツなど野菜類の場合は、国内の色々な場所で時期や種類を変えてある程度年勘途切れなく出荷出来るように工夫されているからこういうことも可能なんだろうけど、そういう自由度というかフレキシビリティはお米には無い。今回の様に米不足が予想されるのであれば、余ることを覚悟して多めに作らないといけないけれど、そうなればなったで政府とか農水相は文句を言われるんだろうなぁ。

今回の小泉米の評価は色々あると思うけれど、一つ評価されるべき事は、生産者から一般消費者に届くまでの経路が明らかになりつつあることでは。課題なのは、その経路が一つだけでなくて、一年間蓄えたお米を過不足無く市場へ流通させるために、途中に所謂「バッファー(緩衝会社)」が多段階(最大5次取り次ぎまで?)に存在していて、それ故によい点もあるけれど途中での利益確保のために、価格が膨れてしまう事も課題なんでしょうね。最近では「産直」という事で、ECサイトも発達してきているので、今回の経験を機会にお米の直販を試してみる米農家も増えるかもしれないけれど、逆にそうなると巨大なバッファーが無くなることで、今以上にお米の供給が不安定になり価格も高止まりする機会もかえって増えて、「JA何とかしろ」と都合良くまだ責任を転嫁されるようになるかもしれない。

何度もここでぼやいて(呟いて?)いるように、100%完璧な答えなんて言うのは無いんですよね。しかも、予測できない「自然」相手の話となると、 更に不特定要素が大きくなるから、若しかしたら稲作が全く期待出来ない状態になる可能性だってあるかもしれない。今回個人的に意外だったのは、実際のお米消費量は年々減っているのに、メディアなどでは盛んに「お米が食べたい」とか「お米は日本人の主食」みたいな報道をして煽っている気がする事。インバウンドの増加みたいな、以前には無い要素も有るかもしれないけれど、それでも今回の騒動は「生産量が足りない」話では無く、色々な要素から価格が高騰している事、なんですよね。その中には需要と供給という経済活動では当然の要素も大きい気がします。とはいっても、その対象が日本時にとってはある意味聖域的な「お米」なので、政府としても二の手三の手と対策を継続して沈静化しないといけないことに変わりない。ただ、単に政府を責めるだけでは解決しない問題でもあるなぁと感じます。

細やかな若返り?!

加齢とともに、若い頃は勿論これまで問題無く出来ていたことが段々難しくなって来るのは、人間仕方が無いこと。物を掴むようなちょっとした動作が不安定になって取り落としたり、水を注ごうとグラスを保持していても手元が震えて溢してしまったりと、大きな事では無いけれど逆にそう言う些細なことが余計に気に触ったりします。そんな「衰え」の一つに「記憶」もあると思います。ちょっとしたことが覚えられない、少し前にやったことを忘れる、そんなことが段々と増え行くのも自分達世代の宿命みたいなもの。

仕事で使用しているVPNソフトの認証用コード生成アプリがあって、これが6桁の数字を生成して、VPN経由で車内システムにアクセスする時には、そのコードを一定時間内に入力する必要がありました。最近では、銀行口座、クレジットカード、各種ECサービス等を利用するときに、安全対策で二段階認証が普通になり、同じように生成アプリからの乱数やメールで送信してきたワンタイムコードの入力が必要になってきました。で、その生成コードを見て覚えて、それを当該サイトの入力欄に打ち込むんですが、これが最初の二桁位で「あれ、後は何だっけ?」みたいな状態になり出したのは、数年位前からかなぁ...  以前は仕事の関係も有り、10桁位の英数混在した文字列を記憶するくらいは普通に出来ていたのが、そのうちに英文字が入ると覚えられなくなり、数字だけでも桁数が減っていて、とうとう少し前は2桁ずつ記憶して入力するような状態でした。あるいは、手元に書きだしてそれを見て入力したり。ソフトによっては、Cut&Past出来る場合はそれを利用したりしますが、例えばパソコン上で操作しているときに、生成ソフトはスマホ側にあったりすると、どうしても二つを見比べながら入力しないといけない。それが段々難しくなってきた最近では「あぁ、おれも歳を取ったなぁ」とガッカリしました。

それが何が切掛か分からないのですが、例えば6桁の認証コードを2桁ずつ3回に分けて記憶していたものが、3桁ずつ2回で済むようになり、さらにとある時から6桁一度に記憶して間違いなく入力出来るようになりました。個人的には、記憶改善するように青魚を積極的に食べてDHAを摂取するように食生活改善したわけでは無く、頭の体操とかするとか特に何かしたわけではないのですが、少なくとも6桁の生成コード記憶は出来るようになりました。それに合わせて、何となくこれまで忘れがちだった短期記憶能力が少し回復してきて、「うっかり忘れ」みたいな事が減ってきたように感じます。後実際に感じる「細やかな若返り効果」としては、例えば食品とか日用品などを買い物に出かけるとき、「今日は、○○と○○と○○を購入して」と予定をしていても、殆どの場合それ以外の物を先に購入すると、肝心な購入品目を忘れてしまい、そのまま帰宅することがよくあったんですが、最近はそう言う事が減ってきた(決してゼロになったとは言わない-笑)ように感じられます。一時期、スマホのメモに購入品リストとか入力していたんですが、その入れたことも忘れていたくらいでしたから、最近はそんなことをしなくてもちゃんと買い物できるようになったのは、やはり少し若返った証拠なのかも。

一寸気になっているのは、少し前の記憶障害って、もしかしたらコロナウイルスの後遺症かも、ということ。以前も喉の調子が悪くなったり声が出なくなったりというコロナ感染の後遺症的な症状が出ていて、知らない間に回復していたりしていました。自分的には感染自覚(発熱)はないので、あるとしたら知らないうちに無症状感染をして、それが自然に回復したということかと思うんですが、何となく時期的には他の状況も含めて考えると、その説明が一番自然というか腑に落ちる気もします。となると、今後も何かの切っ掛けに後遺症がぶり返されるとちょっと困ります。その頃は今よりも年を重ねていて、そうで無くても記憶能力とか運動能力、さらには自然治癒力も衰えているだろうから、今回以上に深刻な影響になりそうな予感もするんですよね。結局は基礎体力というか、日常生活をちゃんとしていくしか無いんだろうけど、その為にも今回の細やかな若返りをよいチャンスにしないと。

2025年6月7日

Drank Flier

先日のフライトで、沖縄から羽田に戻る時の話。2-2-2のプレミアムクラスのシートの真ん中の列に座って、乗客搭乗完了でドアクローズを待っているとき。この時いつもの様にプレミアムクラスは満席だったのですが、何故か私の隣は空席のまま。こういう時には過去の経験から余り良い兆候では無い時の方が、そのまま空席でリラックス出来る場合よりも結構高いと知っています。案の定、定刻を過ぎたくらいにノンビリと乗り込んできた男性乗客が私の横に座りました。もう雰囲気だけで怪しげで、チラッと見た限りではサイドはツーブロックで後ろで髪を束ねている、雰囲気だけだと六本木辺りの深夜が似合いそうな格好の男性。で、席の間のサイドテーブルにタンブラーを置くと、おもむろに手提げ鞄からサントリーの角ハイボール(500ml)を取り出し、氷が一杯入っているそのタンブラーへ注ぎ出します。そして、注ぎ終わるとグッと一杯。私は目の片隅でその様子を見るとも無く見ていたんですが、偶に外で購入したソフトドリンクとか缶酎ハイとかそのまま持ち込んで飲んでいる人は見るけれど 、ここまで徹底している人は初めてです。

注ぎ終わった最初の角ハイの缶を潰して席の前の物入れに入れると、直ぐに2本目の角ハイを取りだしてタンブラーに注ぎ出します。2本目の空き缶も潰されて、スリッパとか入っている前の物入れに1本目の缶に並んで収まります。ドアクローズとなると、若いCAさんがその隣の席の横に現れて、てもにあった少し大きめのバッグを上の荷物入れに入れて良いかと尋ねます。と、結構大きな声でこの男性が「なんで?」と一言。CAさんは「サイズが大きいですし重さもあるように思われますので保安上ご協力を」と言うと、「何cmだとだめなの。周りの人だって入れてないじゃん(※これは未確認)。チーフパーサー呼んでよ。」と高飛車な態度は変わらず。直ぐにCPの方が現れて同じように協力は依頼しますが、この男性は頑なに拒否。「サイズ制限があるのか。何で俺だけ言われるのか」と駄々っ子以上の雰囲気。で暫くやり取りしていると、どうもそのバッグの中に角ハイボールの缶がまだ何本か入っているらしくて、それで重く見えるがこの後飲みきる、厚みも観の配置を換えれば薄くなるみたいな話になり、多分CPさんもここが落とし所と思われたんでしょう、しっかり保持することと中身が確認出来たのでそのまま手元に置くことを了承して一旦この話は終わったかに見えました。

無事ドアクローズとなりプッシュバックを待つころだったか、横を通るCAさんをこの男性が捕まえて「CPさんの名前を教えてくれる」と聞いてきます。戸惑いながら「○○と言います」と応えるとこの我が儘男性「機長に知り合いがいるから、チクっとく辛さ」とか笑いながら言うから呆れる。若しかしたら冗談かもしれないけれど、そんなこと言われたCA三だって好い気はしないだろうに。で、タキシング中も3本目の角ハイの缶を開けてタンブラーに注いでグビグビ。いゃりりくじにタンブラー出しっぱなしになるぞと思いながら横目で見ていましたが、流石にこの男性もタンブラーを手で押さえていたけれど、あれも不味いんじゃ無いだろうか。そのタキシング中、私の斜め前のL1横のジャンプシートに、そのCPさんが座っていて、どうも後部座席のCAさんとインターホンで話をしていたんですが、何故かその内容が結構明確に私のところに聞こえてきます。プレミアムクラスで、○○の対応が必要な乗客一名と、クレーム対応の乗客一名。手荷物の保管に協力頂けず、アルコールコントロールも含めてフライト中要注意、みたいな情報共有をしている。

その後離陸してからも隣りのドランカーは止まらず、食事の配布の時にはタンブラーに氷を入れて欲しいとリクエストして、多分4本目の角ハイに入ります。結局5本目かな、飲んだところで静かになったのでチラッと横を見たら、頭が横に傾いていて寝入っていました。その後は、羽田に到着する直前くらいまでずっとその状態で平和が続き、着陸前となり目が覚めても何かぼぅっとしている様子で到着まで平和が続きました。まぁ、アメリカの国内線でも結構傍若無人みたいな乗客に偶に出くわすことがあるけれど、それに負けないくらい我が儘な雰囲気と態度と行動の乗客でした。まぁ、不愉快だったのは、登場してから離陸するくらいまで20分位で、残りの2時間近くは寝入って静かだったのが不幸中幸いかも。これは極端な例だとは思うけれど、昔私の専売社員がアメリカから日本の帰国便(当時はビジネスクラス利用)でアルコール摂取をしすぎて機内でもCAさんに絡むし、同行していた同僚が宥めても一切着きれない。やっとアルコールで潰れて寝たけれど、成田に到着してもまともに歩けるような状態では無く(どうやって入国審査通過したんだろう)、結局奥さんが空港まで迎えに来たという「武勇伝」を聞いたことがありますが、あれから40年過ぎても人は変わらないなと昔を思いだした一時でした。

Disney新幹線

忘れていたわけでは無いけれど、かなり久し振りとなる「金曜日の新幹線」シリーズ(笑)。G.W.中から仕事が色々忙しくて、今月に入ってから週に1~2回横浜のオフィスへの新幹線通勤が事実上再開に。 新幹線通勤では無いけれど、フライトの予定がある時は、同様に新幹線で浜松-品川の移動があるから、決して新幹線に乗っていなかったわけでは無いけれど、それも入れると週に3~4回位利用することにもなる場合が出てくるので、中々大変。

昨日も新幹線通勤の日で、いつもの羽田行きよりは遅めのひかり号を予約して浜松駅へと移動。帰宅時間が仕事の内容に寄っては不定なので、今回は自家用車での移動です。朝の7時頃に出たんですが、浜松はこの時間帯から車での通勤ラッシュみたいな時間帯で、市街地と構外を南北に結ぶ幹線道路の一つは、結構な渋滞。それでも、20分位で駅地下の駐車場に入れましたから、まぁ普通でした。で、車を止めて駅構内のスタバで軽く朝食を頂き、その後新幹線駅構内に入り、東京行きひかり号の到着を待ちました。今回利用したのは、浜松発08:17のひかり号。浜松から上り方面の朝の新幹線は、06:58のひかり号を皮切りに、こだま号を挟みながら、07:23、07:50、そしてこの08:17発のひかり号まで、1時間半の間に4本が運行されています。しかしこの08:17以降は、毎時17分発のひかり号1本と、1時間に2本のこだま号の停車になるので、朝出るとしたら多分この08:17発のひかり号が最後のチャンスみたいなもの。で、ホームに上がって暫くすると、そのひかり号が入線してきました。


遠くに見えるときには気がつかなかったのですが、この通勤時間帯に運行されているひかり号、あのディズニー新幹線でした。いゃ、これほど朝の通勤時間帯にそぐわない車両も無いダウという位、場違い感を感じる編成です(笑)。外の塗装(ラッピング)は派手ですが、車内は普通の新幹線。ヘッドカバーがディズニー仕様とか、一部それっぽい雰囲気はありますが、かと言ってディズニーランド園内のようにずっとディズニーのBGMが流れるわけでも無いし、停車前のジングルがJR東海の物からディズニー仕様に変わっているのかな。まぁ、記憶に無い位なので、その程度の控えめの特別車利用ですね。この特別列車、3ヶ月程前にも乗車したことがありましたが、すれ違いだとか通過待ちの時の追い越しとか、何度か見かけたことはあるので、結構頻繁に運行されているんじゃ無いだろうか。ただ、朝の通勤時間帯には、やっぱり場違いだと思う。

ディズニーで新横浜まで行き、そこから仕事場へと移動して、夕方は早めにまた新横浜へ移動して浜松へと戻ってきました。金曜日の夕方という事もあり、新幹線は結構な混雑具合。以前はガラガラだった7号車S-Work車両も、最近は通常の指定席よりも空き具合大きいという事が認知されたのか、結構埋まるようになってきました。それでも、2列席窓際に座っていた私の横の通路側の席は新横浜から浜松まで空席でしたから、ちょっとリラックス出来ましたが。来週から再来週に掛けて暫く新幹線通勤が続き、再来週の後半にはまたフライトの予定が入っているので、暫くは新幹線三昧が続きます。またディズニーに遭遇する機会はあるんだろうか。そんなに何度も遭遇してしまったら、衝動的にフロリダのオーランドへ行ってしまうかも(自爆)。

2025年6月6日

JAはショッカーか?!

お米の価格高騰に関連して、JA (農業協同組合)に対しての批判も多いのだけれど、それに対して良い点・悪い点を冷静に説明している記事だと思う。 自分も、田んぼがあるし、建物共催なんかにも以前のしがらみから利用しているので、JAサンとは細いながらも縁があるので、まぁどういう組織かは一般的な人達よりも知っているつもりだけれど、メディアなどが煽るような組織じゃないことは確かだと思う。まぁ、ゴシップ系メディア(?)とはいえ、「小泉大臣の目的はJAの民営化だ」とか言う記事をぶち上げて、ネットでは失笑されているけれど、「協同組合」なんだから、純粋に民間組織であるし、利益追求も限定されている組織な訳で、何をとんちんかんなことを書いて炎上商法でPV稼いでいるんだろう、と小一時間。

大手のメディアなんかでも、この手の裏取りもしていない妄想で書いたような記事を見ることが珍しくなくなった現在、購読層が農業問題とはそんなに近いとは思えない馬体の記事だからこんな程度なんだろうと好意的(?)に考えることも出来るけれど。とはいっても、未だに記事を修正するでもなく削除するでもなく、公開したままというのは、よほど編集責任者の顔の皮が厚いのだろうと、そっちの方が興味深かったりして(笑)。それに比べてAbemaの記事の方は、客観的に書かれていて、いかにもネット時代のネットメディアらしいと言うか、レガシーメディアや適当な飛ばし記事を量産しているゴシップメディアは、爪の垢を大量に煎じて飲んで貰いたいくらい。

記事の中でちょっと意外だったのが、インタビューに答えている農家の方が、生産したお米の3割はJAで残りは直販しているという事。個人的には、比率としてはその逆か、最低でも半分半分かなと思っていたので、かなり意外な値でした。田んぼ2.5haでコシヒカリが200俵とれるので、150haだと12,000俵の収穫。一俵が60kgだから、重さで言えば720tの収穫かぁ。今年の新米のJAの買い取り価格が60kgあたり23,000円位だから、1kgあたり380円位。仮に400円/1kgと単純化すると、720tのお米は、2億8800万円位。この3割は8640万円の収益。残り7割の500t余りを直販で、例えば1kgあたり600円で販売したとしたら、それだけて3億円の売り上げかぁ。仮に全体の売上高を4億円とすると、10人の会社なので一人あたり4000万円の売り上げ。農業の場合、農機具が結構高かったりするし、燃料代や直販の場合は精米設備や保管倉庫などの経費もかかるからなんとも言えないけれど、それで半分かかったしても一人あたりの売り上げか2000万円。半分が人件費と考えても、なかなか健全なビジネスのような気がします。

同じ150haでも、数ha単位で区切られていればまだしも、もっと小さな単位で分散していると作業効率はもっと落ちますし、手間もかかります。1haは10,000m2ですから、100m×100mの田んぼが150箇所もある場所は、そうそう無いと思うなぁ。でも、この記事に登場する染谷茂さんという方をダメ元で調べてみたら、なんと千葉県柏市で農業をやっている方と分かってびっくり。私、学生時代松戸に住んでいて柏の先の大学に通っていましたから、あのあたりは土地勘がそれなり有るけれど、ちょっと納得するけれど、それでも柏手150haってすごいと思う。逆に言えば、都心に近い場所でもやり方とか工夫すれば、そうやって効率化してビジネスとしてちゃんと成立出来るということなんでしょうね。私は、農業は集約化して効率化をして大規模化するのが生き残る唯一の道だと思っているけれど、そうなると地方などの小規模水田や棚田みたいな山間部の水田がなくなってしまう。全部を残すのは厳しいと思うけれど、例えば小規模水田は家庭菜園・家庭水田みたいな形で、お米自体ではなく「お米を作ること」に付加価値を見いだして見たらどうだろうか。特に棚田などは、体験観光と絡めて景観を維持することを優先して、お米の生産自体は多少妥協するとかも必要かも。今はお米にフォーカスされているけれど、それ以外の農産物や農業経営全体に関しての建設的な議論に繋がればと強く感じますね。

Hotel Buffet

佐々木俊尚氏の引用から、ホテル宿泊時の朝食の有無に関して。最近のホテルの朝食と言えば、殆どの場合は「ビュッフェ形式」。旅館なんかだと、和食御膳みたいな所もあるんだろうけど、所謂シティホテルとかリゾートホテルだと、和洋中に地元食材なんかのビュッフェ形式が殆どじゃ無いだろうか。ただ、それって、最近では夕食もビュッフェ形式にしているホテルが多くて、それと同じ形式ででも内容としては朝用に軽めだったり朝食向きの内容だったりするパターンが殆どだと思います。

何度かここにも書いているんですが、私は基本的にビュッフェ形式の食事が嫌いで、 夕食もビュッフェしか無い場合だと、外に食べに出たりそれ以外のレストランや食事処があれば、そちらを選択するほど。ただ、流石に朝食はもう殆どのホテルがビュッフェ形式での提供がデフォルトで、さらにラウンジ利用の時にも基本ビュッフェ形式なので、朝食の時だけは諦めています。でも、出発時刻が重なったりして混雑している時には、利用せずにそのままチェックアウトして外で食べることもありますね。ビュッフェ形式の一番嫌なのが、食事を摂るとき運ぶとき食べている時、どうしても周りがザワザワしていて落ち着かないこと。「ファストフードも同じでは」と言われそうだけれど、だからこちらも利用頻度は少ない。ファストフードを利用するなら、立ち食いそばのお店の方が、皆モクモクと食べてぱっと出ていくから、そちらの利用機会の方が多い気がする。

自分の場合は、BONVOYとかHiltonだとFSPの会員特典でラウンジ利用可能だったり、ラウンジの代わりにホテルの朝食ビュッフェ利用が可能だったりするので、予約時には「朝食オプション」無しを基本選択して予約します。そうで無い一般宿泊予約の場合には、その有無で数千円くらいの差がありますから、一泊くらいならまだしも家族数名で何泊かするとなると、やはり経済的に考えますよね。それに、ビュッフェは品数は豊富だけれど、基本全体の内容は変わらないから、まぁ飽きると言えば直ぐに飽きてしまうこともあるだろうし。少し前だと、朝食用の定食セットみたいなものがあり、例えばメインが何種類からから選択出来たり、和食・洋食で別れていたりとか、そういう方法の方が楽だったし自分的には助かったんですが、最近は殆ど見なくなりましたね。

アメリカのホテルだと、飲み物とフルーツにパン程度のコンチネンタルブレックファストだと宿泊費に自動的に入っているけれど、そこにオムレツとかソーセージとかスープとか、ホットミールを追加するとUS$20とか追加みたいな形式が結構ありますよね。最初の頃は、そんなことを知らなかったので、一緒にテーブルに並んでいるから普通に取り分けて食べたら、ちゃんとチャージされていてビックリしたことがありました(笑)。それを考えると、日本の朝食ビュッフェって、インバウンドの人達から見たらかなり豪華な朝食に見えるんじゃないだろうか。でも、色々な種類の食事やおかずが並んでいても、結局自分のお皿には山盛りのパンとカリカリベーコンとスクランブルエッグだけという、多分アメリカからのインバウンドだろうと思われる光景を見ると「らしいなぁ~」と思わず安心してしまう(笑)。最近の傾向だと、ホテル内にもスタバが結構入店していて、早朝からお昼前くらいまで営業していて、だから朝食はスタバのコーヒーとサンドイッチやドーナツで済ませる事も良く見る光景。国内のホテルでも、海外の系列ホテルだと、そんな光景もそのうち見られるんじゃないだろうか。

2025年6月5日

銀行ATM

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、ATMの共同化に向けて検討に入ったというニュース。 キャッシュレス化が進み、ATMの利用も減ってしまい膨らむ維持管理費を削減するためという理由。ちょっと皮肉だなと思うので、もともとATMは窓口業務の効率化と人件費削減のために大量に導入されたものなのに、それが時代が進むとお荷物になるという事。まぁ、色々な場面で色々な要素でありがちな話ではあるけれど。

自分の場合は、現金を使うのは多くても月に数回。基本電子マネー(iDかSuica)で、お店によってはQRコードは対応しているけれどFeliCa系は未対応という場所も有るので、そういう場合にはクレジットカード払いかなぁ。今の所現金払いをしているのは、馴染みのお鮨屋さんくらい。ほぼ毎月のように通っている床屋さんも、以前は現金のみでしたがエアペイを導入したこともあり、今ではクレジットカード払いに。タクシーも、今は少なくともクレジットカード払いには対応しているし、電子マネー端末も殆どの場合利用可能だし。そうそう、地元の路線バスは、以前は独自のプリペイドカードを使用していて、これはチャージには現金が必要でしたが、昨年からクレジットカードのコンタクトレス対応に成ったので、今ではこちらで利用していてプリペイドカードへのチャージも全くしない状態に。街中の自販機も、最近では殆どの販売機が電子マネー対応になっていますし、本当に現金を使う機会が無くなりました。

経済の根幹でもある「お金(現金)」が、これほど急激に衰退していって電子マネーに置き換わっていくなんて言うのは、10年位前には殆ど想像出来ない状態だったのでは。まだまだ「現金社会」の日本ですらこういう状況ですから、電子マネー・電子決済が進んでいる海外の国々では、もっと深刻でしょうね。欧米などではチップの習慣があるからまだ現金のニーズは逆にあるのかもしれないけれど、電子決済でも「チップ」の欄があるくらいだから、そのうちにタッチ決済でチップを転送するサービスが普通になるかも。日本でも、「心付け」という習慣があったけれど、最近は所謂「コンプライアンス」から断られることが殆どですからね。まぁ、明朗会計になることは良いのだけれど、そう言うちょっとした気遣いというか思いやりみたいな物が、一見無駄に見えて実は物事が円滑に進む潤滑剤的存在だったような気もするのでちょっと残念というか心配な気持ちもありますね。

よく言われるように、何か災害が発生して電気が届かなくなり、それによって殆どの電子機器や端末が動作できないときに、今の状況ではどう対処するのだろうか。そういう時のために、少額でも現金を持ち歩くという意識も必要だと思うけれど、そういう時の臨時対応出来る機能として、例えば内蔵バッテリーで数日間は最低限の機能が維持される端末とか、それこそお店側は自店舗のQRコードを印刷して用意して置ければ、スマホ側が限度額までの購入はキャッシュできるようにして、通信や通電が再開したときにまとめて決済出来るような仕組みとか駄目だろうか。臨時的にプリペイドの機能に切り替えるようなことが出来れば、スマホとお店側の固有IDが使えれば、ローカルというかP2Pで決済処理だけでも出来るような仕組みが非常時には必要かも。現金利用がどんどん減っていくと、そのうちに現金を知らない世代が登場して、そうなると偽札詐欺みたいな事が流行るかもしれない。それって、そんなに遠くない未来の話のような気がします。