前泊した空港直結ホテルでは、予定よりも早く目が覚めたので早めにチェックアウトしようかと思っていても、結局うだうだしているうちに時間が過ぎて、予定通り8時前くらいのチェックアウトになりました。ホテルからターミナルに出ると、そこはチェックインカウンターが並ぶフロアー。朝から出発便のチェックインで待ち行列があちこちに出来ています。ちょっとうらやましいなと思いつつ(笑)、地上階に降りて空港内シャトルバスのバス停に向かいます。
丁度出発直前のバスに乗車することが出来ましたが、反対側に会社の重役かどこかの議員さんみたいな雰囲気の中年男性5人のグループがいて、この人達の話し声がうるさい。耳を塞いでも、全部入ってくるくらい。まぁ、特に機密性の高い話とかは無かったと思いますが、短いバス移動の間でも迷惑を感じるところですね。ちなみに、その話の中で「さっきゲートが61番になったと連絡が来て」と言っていて、同じT2で降りたのでANA便の61番ゲート出発便をパタパタで探したら、鳥取行きでした。そんな風にプライバシーは、ちょっとしたことから漏れていくのが現代なんでしょうね。
そんなことを考えながら、いつものように3Fに上がりANA Suite Expressでセキュリティを通過して、まずはラウンジに入り一服です。朝の8時過ぎでしたが、早朝の出発ラッシュは終わっていたのか、2~3割くらいの利用度で、ゆっくりと冷たいお茶を頂きながら、出発時刻まで時間を潰しました。
1) HND 09:35 - OKA 12:15 (NH995)
遅延などの表示は出てこないので、定刻に合わせて出発ゲートの65番ゲートへラウンジから移動。そのままグループ1の列に並びます。09:07から事前改札が始まったのですが、この日は予約が満席でかつ子連れのグループが多いからか、いつもは2歳以下の子度連れのところ、この時は「全ての子供連れのご家族の方は事前改札をご利用ください」と呼びかけていて、どんどん子供連れのグループが並び出します。結構なグループ数が並びなかなか列は途切れず、一度途切れたと思ったら直ぐに子供連れの家族が現れてみたいな感じでずっと事前改札が続き、優先搭乗が始まったのは09:20からでした。
使用機材は古いB777-300で、シートも旧型の手動で背もたれとか操作するタイプ。ただ、後で機内Wi-Fiを試してみたら、ちゃんと離陸後5分過ぎからWi-Fiに接続出来て外部とつながり、前日同様スピードこそそこそこでしたが、接続はずっと安定していて安心感がありました。私は、Flighradar24をいつも起動して、フライトの様子を眺めていますが、これまでの機内Wi-Fi環境だと、なかなか搭乗機のデータも更新されなくて、いつの間にかネットワーク接続が切れていてやり直すことが毎回でした。ところが、前日のフライトも今回のフライトも、Flightradar24の画面を表示すると、わらわらと周辺を飛んでいる飛行機データが反映されるし、ちゃんと搭乗機の軌跡も追随して表示されます。そういう意味で、接続の安定感はこれまで以上にある印象です。
閑話休題。機内に入って出発を待ちますが、子連れグループが多いからか、どうも乗客のチェック漏れみたいなものがあり、何回か地上係員のスタッフさんが機内と外を出たり入ったり。さらに、待合スペースで忘れ物があったということで、これも外から届けられて機内で当事者に渡したりと、いつも以上にドタバタした雰囲気でした。そのため、ドアクローズしたのは09:53と20分近くの遅れ。でも、プッシュバックはその遅れを取り戻すかのように3分後からスタートします。その後は、A滑走路のRW16Rへと移動しますが、T1とT2の間くらいで停止。離発着が混雑しているので、管制指示でしばらく待機という機長アナウンスがあります。それでも5分位したところで再び移動再開となり、無事に離陸できたのは10:19でした。
離陸後軽食の食事を頂き、アイスコーヒーを飲みながら安定した機内Wi-Fiでメールチェックなどしているうちに、寝落ちしてしまいました。目が覚めたら、奄美大島を過ぎるくらいで、この日も北からRW18Rを目指して侵入しているようです。ただ、那覇空港も混雑しているのか少し回り道みたいに航路で接近して、最後に慌てて滑走路と正対して着陸したような感じでした。着陸したのが12:12で、そこから32番ゲートに入ったのが丁度12:30でした。この日のターミナル内は、週末に近いからか修学旅行の団体が結構待機していて、混雑するターミナルを抜けて、まずは所用を片付けに向かいます。
2) OKA 14:00 - HND 16:30 (NH468)
この日も暑い中空港に戻ると、まずはラウンジに入って冷たい飲み物とアイスクリームで一息つきます。こちらのラウンジも、2割くらいの利用率でゆっくりゆったり出来ました。復路便のスケジュールを確認するために、まずは折り返しとなる羽田空港からの飛来機を見ると、こちらは定刻よりも少し早めに到着しています。これなら予定通りに出発出来るかなと期待しつつ、搭乗開始まで時間を潰してから、35番ゲートへと向かいます。
事前改札が13:38から始まりましたが、1組か2組が通過したら直ぐにグループ1の優先搭乗に変わり、ちょっと意表を突かれて慌ててスマホの搭乗券を表示させてゲートを通過しました。機内に入ると、今回も旧型シートでがっかり。「あれ、B787って変わってないの」と思ったんですが、同じB787でも初期のB787-8だったからかな。まぁ、仕方有りません。
このフライト、満席では無かったからか、ドアクローズが珍しく定刻前の13:57で、プッシュバックも14:01に始まりました。その後横のRW18Lへと移動開始となりましたが、ここでまた羽田管制からの指示で混雑緩和のために待機となります。機内インターホンで会話していたCAさんが「機長からは14:21離陸予定」と話をしている声が聞こえましたが、実際はもう少し早く14:12に離陸開始となりました。
羽田に向けて飛行中、食事も食べ終わった頃に機長アナウンスがあり、途中気流不安定な空域が多少有ることと、着陸コースが都心上空を回り込んでのルートになるので、通常よりも遠回りになり時間がかかるという説明。定刻通りに到着してくれれば、一つ早いひかり号に間に合うのですが、どうもそれは厳しそうです。
その後順調にフライトは続き、房総半島の南側から反時計回りに飛行機の列が埼玉あたりまで延びて、そこから南下してA/C滑走路のRW16R/Lへと向かう列が綺麗に出来ています。Flightradar24で見ていると、なんとなくANA系はC滑走路のRW16L、JAL系はA滑走路のRW16Rへ誘導している雰囲気が感じられます。搭乗機も、最初はRW16Rの方を向いていた感じでしたが、最後は少し機首を左に振って無事RW16Lへ着陸してくれました。その後誘導路をUターンをして61番ゲートに入ったのが、定刻から少し遅れて16:33でした。16:37発の京急に乗れれば、品川17:10発のひかり号に間に合うのですが、流石に厳しい。その後の17:34発のこだま号に予約を変更して品川駅まで移動。時間に余裕があったので、品川駅構内のR 1/Fでお惣菜やら夕食代わりのお弁当を購入して新幹線で帰宅しました。
これで、AMCのPremium Pointは10万PPを超えるはずで、来年のAMC Diamondが確定しました。やれやれですね。