突然発表された、TOKIO解散のニュース。デビュー31年目ということで、当初からの根強いファンも多いだろうし、何度かの危機を経験しても残っているファンは、それなのに解散という最後の突然の状況にもう言葉も無いでしょうね。自分自身、TOKIOの歌は幾つかは好きな物も有るけれど、そんなに熱心なファンというわけでは無い。でも、日本テレビの「鉄腕!DASH!!」は好きな番組の一つだし、なんと言っても福島でDASH村を立ち上げて、さらに東日本大震災の後も継続して福島をサポートし続けている姿勢は立派だと思う。今後どの様な形で、城島氏と松岡氏が関わっていくのか不明だけれど、出来れば個人名でも良いから継続して欲しいですよね。ただ、「TOKIO-BA」はどうなるんだろうか。今回は國分氏のトラブルでTOKIOのグループとしてのトラブルではないから、名前はそのまま残るんだろうか。
福島もそうですが、気になるのはこれまで関わってきた番組の継続、特に「鉄腕!DASH!!」はどうなるんだろうか。今の所は、番組継続を日本テレビ側は言っているらしいけれど、とはいっても國分氏が中心だった企画、例えば新宿DASHとか、DASH島のサバニ作りとか、世界一のハンバーガーのチーズ担当とか、どうなるんだろうか。最近各企画に旧ジャニーズ系(STARTTO ENTERTAINMENT)の若手が多く参加していて、場合によってはTOKIOメンバーが出ないときもあったように思うんですが、そういう形で続けるんだろうか。個人的には鉄腕!DASH!!で色々企画をやるのは良いけれど、ちょっと手を広げすぎて内容が希釈化されている気がするので、今回を機会に内容を絞るなり、一時的に保留にして完結した企画が出たら再開するような形にした方が良いんじゃ無いだろうか。
株式会社TOKIOも、残務処理が終わったら解散するとのことで、そうなると今後は城島氏にしても松岡氏にしても、個人タレントとして活動するか、それこそSTARTTO ENTERTAINMENTに戻るなどして活動継続するのか。あるいは、同様に独立してそれぞれ設立した別の事務所にはいるのか。個人的には、福島関連の活動とDASH海岸シリーズは続けてほしいけれど。そう言えば、DASH海岸シリーズでは、近隣の海域や東京湾の生態調査をして、結構な頻度でレア物を見つけたり新種発見もあったかな。かなり業績としても凄いと思うけれど、あれって一般の海洋学系の学部や研究者から見ると、番組制作費だけでも年間予算の何倍もあるらしく、結局は調査に投入できるリソースとお金の問題とか言う話を聞いた記憶があります。そう言う意味でも、ああいう民間番組の一企画であっても、広い意味では研究活動の中で重要なポジションに有る場合もあるわけで、そう言う機会が無くなるのは勿体ないですよね。
似たような企画で、例えば番組が何かのイベントや長期間のトライアル的企画を立ち上げて、スタッフやタレントがそこで1年、2年、3年と生活しながら長期的な変化や活動を記録して放送するのはよく見る企画の一つ。ただ、その企画が凄く意味があればあるほど、番組終了とともにその企画も放棄されるようなことになると、それまでやって来た担当者や地元の人達にとってはたまらない無いですよね。同じく日本テレビ系列の番組で、「行列のできる法律相談所」の企画で、オークションで資金を集めてカンボジアに学校を建てる企画がありました。言い出しっぺの島田紳助氏がリタイアして、その後どうなったのか気になっていたけれど、途中に何回か状況報告の回があり、最終回でも現在の様子が放送されて、いまでは現地の公立学校として運営されているみたいで、あれは上手く番組企画が昇華された例だと思います。ああいう形で、福島復興から福島活性化まで、もう少しサポートして欲しいですよね。
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