2025年6月19日

ホンダロケット

最初この映像がTLに流れてきたとき、「あぁ、最近流行のフェイク画像か。しかし手が込んでるなぁ」と本当に思いました。でも、ホンダってこんなロケットの研究もやってるんですね。全然知らなかった。完全にビジネスジェットの地位を築いた「Honda Jet」は有名だけれど、「Honda Roket」まで手を出しているとは。本田技研、恐るべしだなぁ。

この分野のトップランナーであるSpaceXと比べると、正直まだまだ序の口と言わざるを得ないレベルなのも事実。けれどもホンダの資料を見ると、ロケットのサイズは6.3m/総重量1.3tのものを、高度271mまで上昇させて、それを約1分後には誤差37cmで無事着陸されているのだから、小さいとは言っても偉大な一歩であることは間違いないと思う。多分、SpaceX関連で色々な技術が生まれて、それを活用出来る事もあるだろうし、あとこれは個人的な願望でもあるけれど、ASIMOの自律制御技術みたいなものが発達して姿勢制御とかに活用されていたら、ちょっと感激するかも(笑)。 

更にちょっと胸熱になるのが、この実験が北海道の大槻町で行われているという事。Honda Jetは色々な事情から海外(アメリカ)が拠点になっているけれど、日本国内にそういうチームがいるというのは、ちょっと驚きでした。でも、この大槻町というところは商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」構想を出している自治体なんですね。所謂「ホリエモンロケット」のインターステラテクノロジズも、ここにあるんですね。北海道のどの辺りだろうと思ったら、南の端の方、襟裳岬の北側、帯広市の南側にある自治体なんだ。でHOSPOは東の海岸近くに設置されているのか。

勿論、本田技研としてはまだ事業化は勿論、ロケット産業参入も表明していないので、もしかしたらASIMOの悪い意味での二の舞になるかもしれないけれど、順調に開発が進んで国産の再利用ロケットが利用可能になり、宇宙ビジネスに日本も参入出来ると嬉しいなぁ。子供の頃の夢として、SF好きだった自分としては宇宙船に乗り込んで星の世界を旅したいというのがあって、その希望は自分の夢のリストのかなり後ろに今は掲載されているけれど、少し優先順位が上がってくるだろうか。それも夢かなぁ...

0 件のコメント:

コメントを投稿