2025年7月31日

(UA) NRT-SFO-LAS/-LAX-HND (1) - 衝動的手配

無事にGlobal EntryのApprovalも貰い、これからはUSへ行き放題遊び放題(マテ)。早速来月には第一弾のHonolulu行きを予約しましたが、なんと言っても本命は、9月から始まるNFL/カレッジフットボールの生観戦。9月の第一週から毎週試合があり、18週間のうち1回はお休み(Bye-week)になるので、NFL全32チームが17試合を戦います。基本、日曜日の午後に試合があり、更に以前は月曜日の夜にその週のベストマッチを開催(Monday Night Football)するシステムでしたが、最近はテレビ局やケーブルテレビ/ネット配信等も放映権にアクセスするようになり、木曜日の夜(Thursday Night Football)、日曜日の午後の早い時間帯(ESTで13:00スタート)、遅い時間帯(ESTで16:30スタート)、そして日曜日夜の試合(Sunday Night Football)が1or2試合。そしてそして、月曜日の夜の試合と、基本一週間に3日間開催されるようになっています。

本当は、9月から月1で通いたいところですが、9月10月は既に毎週末某かの予定が入っている状態で、ちょっと飛ぶ余裕が無い状態。やっと11月の初めの11月3日文化の日の連休のときに(Week-9)、最初の週末チャンスがありました。本当は贔屓チームの試合(Dolphins, Commanders, Panthers, 49ers)の試合に行きたいところだけれど、 

  1. Dolphinsは、地元での試合だけれど、TNFで遠いし遅くなるしでちょっとNG
  2. Commandersも、地元での試合だけれど、これもSNFで遠いし遅くなるしでNG
  3. Panthersは遠征でPackersと対戦なんですが、ここはチケットが取れなさそう
  4. 49ersも遠征でGiantsと対戦なんですが、ここも遠いしチケットが取れなさそう
で、その他の試合予定を見ていたら、Jaguars@Raidersが日曜日に開催予定なんですよね。RaidersはOaklandからLas Vegasに2020年に移動して、新しいホームスタジアムのAllegiant Stadiumが凄いという噂も。昼間の試合(13:05 PST K/O)でかつこのスタジアムはダウンタウン近く(空港の直ぐ横だったかな)にあるので、ホテルを選べば徒歩での移動も可能。試合のマッチアップはどうなるか未知数ですが(笑)、スタジアムでは楽しめそうな予感が。あと、全米でもトップの観光地であるLas Vegasへは、私はまだ行ったことが無くて、ギャンブルには興味は無いけれど、一度位は雰囲気くらいは味わってみたいところ。更にふと気になって調べてみたら、地元のカレッジUNLV (University of Nevada, Las Vegas)の試合(vs. New Mexico)が、前日土曜日の午後に同じスタジアムで開催予定なので、二日続けて試合観戦が可能。これが決定打になり、まずはこの10月最後/11月最初の週末にLas Vegasへ飛ぶことにしました。

Las Vegas (LAS)への日本からの直行便は無いので、必ずどこかゲートウェイまで飛んで、そこから国内線でLASへ移動が必要。この国内線は、勿論UA便を利用するから、これで残り2区画のUA便利用も満たすことが出来ます。後は国際線部分がANAなら、フライト内容も良いしアップグレードも可能になるかもしれませんし。で、早速UAのサイトで検索してみますが、やたらとLAX乗り継ぎのフライトばかり表示されます。やっと、NRT-SFO(by ANA)、SFO-LAS(by UA)のフライトを見つけて、これが今回調べた中では現地到着が一番早く(午後3時前)価格も一番安いこともあり、往路はこの経路を先ず押さえます。NRT-SFOはB777-300なので、THE Roomは確定で、アップグレードされればTHE Suiteになりますし。悩んだのは復路。こちらもやたらとLAX経由が先に表示されてきますが、どうも成田着だと夕方遅め。同じ時刻くらいなら羽田着の方が帰宅に有利ですが、そうすると国際線部分もUA便で無いと見つからない。何度か検索をやり直してみたりしましたが、LAS出発が比較的遅めの朝8時で、LAXでの接続が2時間余りあり、羽田に夕方16:30到着予定のUA便で通すことにしました。

最後は現地で3泊する予定のホテル捜し。出来ればスタジアム近くで、徒歩移動可能なホテルが良いのですが、徒歩で1km弱位離れているけれど、UAのサイト(by Hotels.com)から探してみたら、大手のLuxor Hotelが、1泊2万円位で取れそうなので、ひとまずここを押さえました。(続く...)

TSUNAMI

昨日は一日カムチャッカ半島での地震で発生した「津波」の話題で、お昼前から各局特番体制で報道する程の大きな自然災害に。地震の規模はM8.7とかなり大きなもので、それ故に日本や周辺各地への津波の影響が懸念されたということを、後で理解しました。

実は、昨日は午後早めに用事があり1時間半位出かけていたんですが、その出かける少し前にこの地震の第一報がテレビの速報で流れました。最初は、少し前で地震が続いていたトカラ列島の地震かと思ったら「カムチャッカ半島」と正反対の地域で、「あぁ、違うんだ」と思った程度。その後出かけて帰宅して、再びテレビを点けたところ、どの局も津波警報の特番を流していて、地元の静岡にも警報が出されていてビックリ。さらに地元局のアナウンサーがヘリコプターに搭乗して、駿河湾とか伊豆半島の湾岸の様子等をレポートしたりと、かなりの騒動になっていてさらにビックリしました。

その後、北海道、東北、関東、そして静岡にも津波が到達していると報道されて、さらに愛知県や紀伊半島にも津波の範囲は広がって言っている様子。 太平洋側の各地では、海岸近くのコンビニや店舗、さらには公共交通機関も運休したりと、これまでの同様の地震による津波よりも深刻度は高い気がします。伊豆半島の場合は、湾岸沿いにぐるっと1周する道路が走っているわけですが、仮にそれなりの規模の津波が到達したら、かなりの地域が分断されそうな気がします。半島内陸部にも道路が走っているので、地震でそれらが崩壊しなければ利用することも出来ると思いますが、それでも脆弱性を感じる映像でした。「脆弱性」と言えば、静岡県の駿河湾沿いの、静岡市清水区あたりは、幹線道路や新幹線など鉄道も海岸沿いを走っている場所があるので、万一の場合はかなり影響が出そう。

自然災害に対しての対策は、何がどれだけの規模でいつどこに栄供すのか、全く予想できないから大変なんですが、静岡市のあの海岸沿いの道路や鉄道に関しては「何かあったらいの一番に危ない」と誰もが感じる場所だと思います。だからこそ、代替地や費用とか色々難しい課題はあるんだろうけど、早く手当てしないと万一の時に取り返しの付かないことになりそう。昔から有る路線は、建設の用意さから海岸線沿いを走っている場合が多いのだろうけど、今後大規模な地震が予想されるタイミングでは、一番のアキレス腱になりそう。

器具とともに容器も進化

オーブン電子レンジを買い換えて、7~8年のブランクの間に機能や性能が進化しすぎて追いつけない悲しさ(笑)。そんな中で、また一つ自分の勉強不足を感じる経験をして、ちょっと落ち込んでいます(半分本当)。

電子レンジを使う場合、多くの場合は食材の加熱や温め直しをする場合が殆どだと思います。そんな中で、最近の便利な利用方法として、耐熱ボウルに食材を全て入れて置いて、まとめて加熱することで、例えばスパゲティのナポリタンとか、丸ごとハンバーグとか、所謂「ワンパン調理」の電子レンジ版みたいなものも色々紹介されています。そんな時に便利な耐熱ボウルですが、サイズ等を少し揃えようと昨日駅前の遠鉄百貨店に入っているハンズへ行ってきました。ここの店舗は決して大きな規模では無いけれど、そこは生活用品の宝庫「ハンズ」なので、色々揃っているだろうという読みでした。

5Fの本館と新館の連絡通路横にある、調理器具を集めてあるコーナーへ行ってみると、よく見る耐熱ガラスのボウルが並んでいます。私はずっとコーヒーはサイフォンで淹れているので、ハリオなんか馴染みのメーカー。後はイワキとかありました。この時気がついたんですが、耐熱ガラス容器でも対応温度範囲って結構狭いんですよね。+140度から-20度位までなので、冷蔵庫に入れて保存した物を、電子レンジでレンチンする位の範囲。そこで、ちょっと変わった形のボウルがあるなぁと思ったら、ポリプロピレン製のボウルで耐熱温度が200度とか刻印されていてビックリ。えっ、最近のプラスチックって、そんなに耐熱性があるものまで市販されているの、と暫くその製品を手に持ったまま意識が飛んでいました(嘘)。何となく、耐熱性なら耐熱ガラスや陶器などが一番と思っていましたが、耐熱ガラスよりも性能が高いプラスチック製品があるとは知りませんでした。しかも価格的にはほぼ同じだし。ガラス製品って、重いのとショックに弱いのが難点で、取扱に慎重になるのが少し苦痛。それに対してプラスチック製品は軽いし、多少ぶつけても壊れないし、これは良いなぁと感心しました。

更にビックリしたのは、その近くに置いてあった「電子レンジ対応アルミケース」なるもの。後から写真なり名前を記録しておけば良かったと後悔しましたが、見た目はアルミ製のお弁当箱みたいなもので、特殊なアルミ合金を開発することで電子レンジ対応になりました、みたいな説明文が書かれていてビックリ。 実は、今回購入したものが「スチームオーブン電子レンジ」なので、それぞれの調理方法によって、使える食器・容器が違うところがあります。また、電子レンジでも油など多い食品だと、上限の140度を超える場合も有るので陶器の容器が必要とか、多機能複合機能で性能アップは良いけれど、それによって食材をいれる容器の選択や、ラップや蓋をする・しないとか、利便性が増えた分調理の手間や道具の種類・組合せも増えていて、ちょっと灰色化しつつある脳みそには負担が大きい(笑)。本体だけで無く、その周りや周辺の部材や素材や機能なんかもちゃんとフォローしないと、どんどん時代に取り残されていきそうなことを強く感じた瞬間でした。

2025年7月30日

蝉時雨

ここ数年の夏の暑さは酷くて、猛暑・酷暑という言葉でも足りないと感じる位の夏が続いています。その為か、人間だけで無く動植物も暑さで体力を奪われている様子。その一つが夏の風物詩でもある「蝉の鳴き声」が、ここ数年殆ど聞かずに夏が終わっている印象がありました。浜松市が日本最高気温である41.1度を記録した年は、本当に静かな夏だったように思います。 

それが今年は、7月に入って暫くしたくらいから、「あれ、蝉が鳴いている。めずらしいなぁ」と思うことが何度かありました。今朝などは朝から「シャンシャンシャンシャン」と、これはクマゼミかな、そこにミンミンゼミなのか別の蝉の鳴き声も時々混じります。

鳴き声だけで無く、今年は蝉の抜け殻もよく見つかります。うちは葦簀を何カ所か置いてあるんですが、その葦簀に気がつくと二つ三つと蝉の脱皮した後の抜け殻が残っていて、もう10個以上見つけたでしょうか。普通蝉の幼虫は木の下の地中にいて、木の根っ子から栄養素を吸い出し、7年過ごすと地中から這い出してその木に登り、そこで脱皮するものと思っていました。それが何で葦簀に昇ってくるのか、不思議です。地面に葦簀の端が付いている場所なら、まだ分からないでも無いんですよね。でも、木枠を作ってそこに葦簀を張っているような場所にも蝉の抜け殻が付いているところもあり、どうやってその場所を見つけて昇ってきたのか、本人に聞いてみたい気持ちです。

暫く記憶に無かった夏の風物詩が戻ってきたのは良いことだと思うけれど、蝉もここ数年の暑さに対応出来るように進化したんだろうか。となると人間もこの暑さに慣れないといけないのかなぁ。昨日ちょっと外に買い物に出ていたんですが、回りに囲いを作って何か作業をしているビルがありました。そこで何人かの人がこの暑さの中仕事をしていたんですが、ぱっと見たら宇宙服みたいなものを着用して居てビックリ。扇風機が内蔵された「空調服」は、もう普通にどこでも見られますが、その作業者はどうもヘルメットと一体型の冷却服みたいな感じでした。高所作業なのでヘルメット着用は必須ですが、通常のヘルメットではもう内部が蒸れてしまうのかな。でも、こんな暑さが続くようになったら、外での作業には専用の作業服、それこそ軽装備の宇宙服みたいなものが登場してもおかしくないですよね。

もっと早く実現出来るんだろう?

先日の玉木氏による「今度は本当に通っちゃうんで」発言と同じく、 7月の「8月1日から暫定税率廃止」要求は、出来ない事を分かってての確信犯だと自ら白状しているようなもの。出来ない事が分かっていながら委員長解任までしたくせに、今度はどういう理由付けをするつもりなんだろうか。

立民は今後、与党にも協議を呼び掛け、暫定税率を混乱なく円滑に廃止するための方策について検討を進めたい考えだ。

つまり前回は、混乱しようが円滑に進まなくて末端の人達が苦労しようが、兎に角ごり押しして与党に対して圧力を掛けることだけ考えていたと言う事ですねそうですね。そういう所をいつも見せているから、政権担当能力が無いと言われることに、なんで気がつかないのだろうか。

まぁ国民も馬鹿では無いから、そういう所をちゃんと見抜いていて、だから事項の減った分が立憲民主党には流れなかったとは思うけれど、個人的にはそういう部分では国民民主党も同罪だと思うし、それなのに大躍進したのは解せない。ひとえに、椎葉幹事長の人気故なんだろうなあ。だって代表の玉木氏は結構失言やトラブルを見せているわけですから。個人的にも、仮に今の野党が政権を担うことになったら、立憲民主党よりは国民民主党の方がまだましだとは思うけれど、そういう所々でポカをするところが不安なんですよね。今は「愛嬌」で済まされるかもしれないけれど、責任有る立場になったらそうは言ってられないですし。

 この問題って、考えてみたら旧民主党が政権交代前の選挙で「ガソリン値下げ隊」とか言って支持を集めて政権交代する切掛の一つだったのに、いざ政権を担当するようになったら「そうでしたっけ、うふふふふ」で終わった前科が有る話。当時は、これこそポピュリズムの極みと思ったけれど、彼らの前科はそれだけじゃ無いですからね。一度痛い目に遭っているから、今回は多少なりともまともな提案をするんだろうけど、でも野党全部が納得するような内容にまとめきれるんだろうか。個人的にも「暫定税率」なんだから、いい加減廃止するべきだとは思うけれど、それなりの金額がすでに税収として期待されていて、しかも移行措置もちゃんと考えないと、そうで無くても閉店が続くガソリンスタンドの減少に追い打ちを掛けることにもなりかねない訳ですし。まぁ、お手並み拝見という感じかな。

台風9号

浜松市内は、それでも最高気温は33度くらいの日が続くんですが、全国的には35度を超える今年も「猛暑・酷暑」続きの日本列島。暑さだけで無く、雨も降らないので「水不足」も各地で言われ初めて、中には貯水ダムの貯水量が0%になるところまで。雨が少ないという事は、農作物への影響も大きいわけで、特に今重要な時期にある稲作に対しての影響が懸念される状態に。

依託してお米を作って貰っている自分の所の田圃も、青色の稲が大きくなり始めていますが、田圃には行っている水の量は少ない印象を受けます。田圃の周りに走っている用水路の水量も少なくて、「流れている?」と思うくらい。実際、有る程度の水量と流量が田圃に無いと、そこに溜まった水がどんどん熱せられて逆に稲が熱で枯れてしまうことにもなるので、何とか恵みの雨が欲しいところ。

この週末には、台風9号が日本列島に接近するという予報が、ここ数日繰り返されていて、個人的にはこの台風が恵みの雨を持ってきてくれないかと思っているところ。自分の所は、まだマシな方だと思いますが、米所の東北地方とか新潟とか、少しでも雨が降ってくれればまだ少し持ちこたえることが出来るという状況ではないだろうか。当初の予定では、日本列島の東側を掠めるような予想進路だったのが、そこから西側にかなり振れるようになり、 今の所この週末には、西は紀伊半島くらいから、東は房総半島の東側くらいまでの間に到達しそうと言う、かなりまだ不安定な状態。丁度真ん中くらいが静岡県になるので、もしかしたら直撃するのかなぁ。

雨はほしいけれど、強風だったり、雨は雨でも集中豪雨みたいな感じで一気に水量が増えるのも困るし、この辺りはほどほどと言う事が出来ないのが悩ましい所。それに、週末は色々外回りの片付けや草取りなどしないとと思っていましたが、天候次第ではそれも無理かもしれませんね。その時には、家の中の片付けをするしか無いのだけれど。この台風の後は、暫くまた晴天が続くのかなぁ。そろそろ今年塩漬けした梅干しの外干しをしないといけないので、確実に晴天が続く時期を見計らっています。本当はこの週末位から外干ししようと思っていたんですが、この台風で一旦中止。来週中も、にわか雨があるとか言う予報を聞いたので、さてどうしようかと思案中です。今年は昨年と比べて倍以上梅を仕込んでいるので、干すのもそれを戻すのも大変かなぁ。台風9号は、上手く進路を見つけて貰って、雨は日本列島に落とすけれど、風は太平洋上で吹くだけにして欲しい。

2025年7月29日

イチロー殿堂入り

MLBの野球の殿堂入りをしたイチロー選手が、クーパーズタウンでの式典に参加して、感謝のスピーチ。私も何度か彼の試合を観戦しにアメリカに行きましたが、数あるMLB日本人選手の中でも、やはり突出して活躍して結果を残した選手であることは間違いないと思います。ただ、派手好きなアメリカ人からすると、彼の燻し銀みたいな記録やプレーよりは、やはり松井秀樹選手や大谷翔平選手のような、ホームランバッターみたいタイプの方が印象強いのかな。でも、かなり多くのMLBファンが地元で歓迎していて、あの「Ichi Meter」のエイミーさんも現地にIchi Meterとともに参加。オープンカーでパレードに参加していたイチロー選手がエイミーさんに気がついて、久しぶりの再会をしたシーンがテレビでも流れていて、ちょっとウルッとしてしまいました(笑)。

そのパレードの時もそうだし、式典での観客席に座っている様子を見たときもそうだけれど、奥様の福島弓子(鈴木弓子)さん、変わらないですよねぇ。ビックリ。確か51歳のイチロー選手よりも年上の姐さん女房のはずで(※調べたら今年還暦かぁ) 、昔のTBSアナウンサーや渡米された頃と比べると、ちょっと痩せた印象があるけれど、とても還暦を迎えるとは思えない若々しさを感じますよね。最近の女性だと、本当に実年齢が想像出来ない所謂「美魔女」と呼ばれる人も珍しく無いけれど、やはり若々しいイチロー選手の横に常にいるから、そう言うエネルギーを貰っているんだろうか。男性女性の違いはあるけれど、「良い年齢の重ね方をしている」雰囲気を感じて、ちょっと羨ましい。まぁ、イチロー選手が更にその上を言っているわけですから当然か。

閑話休題。イチロー選手のスピーチの中で、MLBの先達である野茂英雄氏に言及して、そこだけ日本語で「野茂さんありがとう」というメッセージを入れたのは、やはり彼の存在が大きい証明なんでしょうね。記録的にはイチロー選手の方がMLBとしては優れているんだろうけど、日本人プロ野球選手としての広い意味での「実績」では、やはり最初にMLBでアメリカ人ファンの度肝を抜いた選手という意味で、日本のMLBプレーヤーを語るときには欠かせない人でしょうね。最初のメジャーリーガーである村上雅則氏は勿論外せないけれど、今のMLBへ日本人選手がいけるようになった切掛は、やはり野茂選手が日本球界から追われるようにMLBへ行って、ちゃんと結果を出したことが最大の理由だと思いますからね。

二人目の殿堂入りは誰だろうか。何番目になるか分からないけれど、大谷翔平選手が入る事は間違いないかなぁ。ダルビッシュ有選手が復活してくれば、彼は可能性はあるんだろうか。最高年齢でのノーヒットノーランとか完全試合とかやれば、かなり近づくんだろうけど。やはり次は大谷選手かなぁ。でも彼だって、あと何年か今みたいな活躍をしないと候補にも入れないだろうし、引退後5年過ぎないと権利が与えられないとなると、まだ20年位先の話? まぁ、大谷選手の場合は、殿堂入りとか引退後では無く、今の活躍をまだまだ続けてほしいですしね。イチロー選手は満票では無かったけれど、大谷選手のときには満票選出になるかな。そのシーンまで見られるように、自分も体調とか健康とかこれからも精進しないと。

オーブンレンジと悪戦苦闘

先日買い換えたオーブン電子レンジですが、早速悪戦苦闘しています(笑)。最大の理由は、多機能故に操作メニューが多層階層化されていて、目的の機能選択をして「スタート」ボタンを押すまでの手順が多いし複雑な事。これまでは、暖める物を庫内に入れて、動作時間を設定して、スタートボタンを押すだけだったのに、今回の製品では手順が中々複雑。 

以前のガスオーブンレンジの手順は、全て物理ボタンかダイヤルで設定する比較的単純操作で、

  1. 本体の使用開始ボタン(PCで言えばレジュームボタンみたいな感じ)を押す
  2. 使用目的の機能ボタン(オーブン、解凍、電子レンジ)を押す
  3. 暖め時間を設定する
  4. 庫内に暖める食品を置く
  5. 「開始」ボタンを押して実行開始
ところが買い換えたオーブン電子レンジは、最初の一歩で躓きました。以前の手順と同様だろうとボタンや液晶パネルをタッチしてみても、起動状態になりません。表示が消えたまま。暫く悩んで取説を引っ張り出して読んでみると、オーブン電子レンジのドアを開閉すると、電源がオンになるらしい。実際開け閉めしたら、表示が出るようになりました。次に躓いたのは、暖めるワット数と時間を入れるメニューが出てこない。再び取説を取りだして手順を探すと、表示されたタッチ画面の「レンジ」アイコンをタッチすると、ワット数(600W / 500W)の選択と、加熱時間を設定する画面がやっと表示されました。
ここで次に困ったのは「暖め時間の設定」。テンキーみたいなものを期待していたのに、「5分」「1分」「10秒」というのは、その時間しか設定出来ないのかと一瞬思いましたが、「あぁ、これはこの単位で時間を追加していくという意味か」とやっと理解。「3分20秒」を設定したかつたので、「1分」を3回に「10秒」を2回タッチすると、やっと設定が出来ました。右下の四角いアイコンはテンキー表示になるようです。ここでやっと暖める準備が出来て、やっとスタートボタンを押すことが出来ました。

何度か使用していれば、なれてくるとは思うけれど、こういう階層化のメニューは自分も仕事で関わっているから分かるけれどちょっと面倒なんですよね。今回の製品には、この液晶パネルの下に「戻る」「取消」の物理ボタンが設定されているので、「戻る」を押せば一つ前の画面に、「取消」を押すと操作を取り消して初期画面に戻るので、まだちょっと使い勝手が考えられている気がします。

一番使うであろう電子レンジ機能は、何度か試してみて何とか理解して以前のように使えるようになりました。今回ワット数の設定が600W/500W選択出来る事も事前に知って購入理由になったんですが、さらにこの機種では「スピードモード」みたいなものがあって、暖め開始してこのボタンが表示された時にタップすると、一時的に最高出力の1000Wになり、回答時間が20~30%位短縮されます。例えば3分間温めが必要な時にこのボタンをタップすると、2分ちょっとで完了する「時短」モードに。何度か冷凍ご飯解凍で試してみましたが、そのまま600Wとか500Wで解凍するよりは、時短にはなるけれどちょっと解凍ムラみたいなものは感じられます。上手く併用すると良いとは思いますが。

あと、電子レンジとヒーター加熱を併用したフライや天ぷらの温め直し機能を試してみましたが、200g位の常温の天ぷらを温めようとして実行したら「8分20秒」とか表示されてビックリ。そんなに時間がかかるなら、もう電子レンジでサクッと温めるだけでいいよと正直思いました。今回は経験値のためのOJTみたいなものなので、そのまま実行しましたが、便利な機能だと思うけれど、ちょっと時間かかりすぎじゃ無いかと言う気がします。同様に、機体していたスチームオーブン機能も、結構スチーム用の水タンクをセットするのが面倒で、でもいつも入れておくと水も腐るだろうし、その辺りの使い勝手がどうかなというきも。でも、食洗機のように水道直結にする程でも無いわけだし。コーヒーメーカーのように、もう少し簡単に水タンクの水補給と設置できるようになると良いけれど。

この手のオーブン電子レンジは、色々な調理例も取説に説明されていますが、これが取説全体の半分以上占めていて、正直そんなことを説明するよりも、もっと簡単に通常の操作を最初に説明してほしい。小洒落た料理をこのオーブン電子レンジを使用して将来つくることもあるかもしれないけれど、自分が日々使うであろう「コンビニ弁当の温め直し」「冷凍ご飯の解凍・暖め」「スーパーの惣菜類フライ類の温め直し」「冷凍ピザとか冷凍食品の温め直し」位は、デフォルトとワンタッチで操作できるようなメニュー構成とかカスタマイズ出来ないだろうか。そうそう、この製品には使用しているソフトウェアのライセンス内容のドキュメントが提供されていますが、AmazonのFreeRTOSだとか、いろいろなLinux系と思われるフリーソフトだったりとか、面白いなと思います。こういうソフトを自分で再構成してビルドして、独自にカスタマイズして利用する猛者もいるんだろうなぁと思わず想像してしまいました。いずれにしても、多機能なのは良いけれど、ほぼ宝の持ち腐れになりそう。

2025年7月28日

落日の老舗政党

今日にも自民党の両院議員懇談会が開催されて、もしかすると石破総理の進退に言及するような両院議員総会開催の話が出るかもしれないと言われています。石破総理の責任がないとは言わないけれど、次の参議院選挙は3年後だし、衆議院選挙も昨年実施されたばかりで、直ぐに行われるとは思えない。少なくとも今度は過半数を獲得したい自民党は、支持が上がるような政策・施策を実行してからで無いと、逆に議席を減らすことになるから、それまでは何とか現状維持で進めたいはず。一方自民党総裁交代となれば、新首班使命となってくるだろうから、少数与党の自公は、仮に野党が連合して過半数を超えたら、政権交代になる可能性も。となると、与党野党どちらにとっても、今総理交代することは余りメリットはない気がします。

石破総理は、先の衆議院選挙、都議会議員選挙、そして今回の参議院選挙での敗退責任を言われているんですが、それを言い出したら今回議席を半減させた共産党とか、何とか政党要件は維持したけれど、凋落傾向に歯止めが掛からない社民党なんかは、それこそ自民党以上に「責任問題」が問われる状況なのでは。社民党に関しては、まぁ2%の得票率越えが一つの目標で、そのためにはこれまで散々批判してきた「タレント議員」を擁立して何とか集票活動に力を入れて達成したので、社民党としては「大勝利」なのかもしれないけれど、 党員数ってもう1万人切っているのは驚き。故土井たか子代表時代は、確か衆議院でも100名以上の議員を有して、痛けれど、少数野党に転落した自民党が「自社さ連立政権」で村山富市総理を擁立して、そこから社民党が政権与党との政策整合性のために、それまで政策を大きく変更したことから、分裂が始まり現在に至るのは皮肉なような気がします。それに、旧民主党の鳩山内閣時代には、福島代表が入閣したけれど、この時も鳩山政権の沖縄政策転換(「最低でも県外」から「県内にある必要性を認識」して、結果的に自民党時代に戻る)に反発して罷免されたりして、自ら政権担当能力の無いことを露呈したわけですが、まぁもう限界であることを当時から示していたと言えるのでは。

首班使命で野党が一枚岩になれば、16年振りに自公が下野して野党政権が誕生するのだけれど、以前の民主党が過半数を占めるような状況では無く、その末裔である立憲民主党は、少数野党の自民党以下の規模。国民民主党や維新の会、さらには今回躍進した参政党など、主義主張が大きく異なる政党まで巻き込まないと過半数は取れないわけで、それは前回の民主党政権時代以上に難しく厳しい状況だと思うわけです。だから、彼らが日頃主張している「政権交代」に絶好の機会到来なんだけれど、全然その熱意は感じられない。与党存続、野党躍進、どちらの場合も重要なポジションを握っていると思われる国民民主党の代表からして「今度は本気だから真面目に仕事しないといけない」みたいなことを言っちゃうわけだから、これまでどれだけ無責任に与党批判をしてきたのやら。だったらなんで数日後にはその混乱することを承知で法案通せとか言っていたのか、ちゃんと先ずは説明しろよと小一時間。

つまり、あの時は自公が国民から批判されたけれど、自ら自分達の行動が詐欺行為だったことを自白している。

野党の中では少しはマシな方と思っている国民民主党ですらこの体たらくだから、立憲民主党なんかもっと信用できないわけで、 それが2009年の政権交代の時とは大きく違うところ。ただ、だったら自公のままでも良いじゃんとは選択することも難しいのが現状なのが悩ましい所。

でも、先の選挙中にもそういう認識をしていたわけで、無責任野党の誹りも免れないことも事実。玉木氏は、ああいう性格だからこう言うこともさらっと言っちゃうけれど、考えていることは野田代表も同じでしょうしね。本来ならば、自民党内の声よりも大きい声で「石破降ろし」をするべき野党が、逆に「石破続投」を望んで言っている事自体が矛盾していると思う。あれだけ「不信任案」とか言っていたのに、いざ現実に政権交代が目の前に来たら「まだ準備が出来ていないから」というのならば、あれだけ自慢していた「影の内閣」とやらは何やっているんだろうか。今の自民党には、支持も期待も出来ないことは事実なんだけれど、野党はそれ以上に支持も期待も出来ない存在。結局消極的理由から、経験値の差で自公政権の継続が「最悪の中での最良の選択」みたいになっていると思う。 

100m 10.00秒

小学校から高校まで陸上部で、しかも100m/200mの短距離走を専門に走っていた一人としては、やはり外せない話題。広島市が開催されている、全国高校総体(インターハイ)の男子100m決勝で、石川県の星陵高校2年生、清水空跳(しみず そらと)選手が、高校新記録となる10秒00(追い風1.7m)で優勝というニュース。 それまでの記録は、12年前の2013年に洛南高校3年生だった、桐生祥秀選手選手が出した10秒01だったとのことで、桐生選手の凄さを感じるとともに、次はいよいよ高校生で9秒台かぁと、ちょっと目眩がしそう。

自分の公式記録での最速記録は、11秒3で追い風参考では11秒2というのが、高校生時代の記録。100m走で1秒違うということは10mの差が付くことなので、もう比較するにしてもお話になら無い記録だけれど、当時の高校記録って10秒台の後半、10秒6位だった記憶があるんですが、調べてみたら1979年8月3日に水戸工業高校の都築政則選手が10秒57を出して歴代439位(今回の清水選手の記録以前)なので、やっぱりそれ位かなぁ。静岡県内の大会(浜松市内大会、県西部大会、県大会)だと、確か1位の記録は10秒8位だったきがするなぁ。自分の頃は、殆どの大会で計測は手動のストップウォッチでしたから、実際にはさらに+0.2秒位掛かっているはずですし。

短距離走の中継などでは、スタートした直後のスタートダッシュから「更に加速をして...」と50m位からゴールまで表現することが多いのですが、自分が教わっていた陸上部の先生の理論は、

  1. スタートから最初の8歩で加速をする
  2. 最初の30m(更に出来れば短い距離で)トップスピードに到達する
  3. 後は、以下にそのトップスピードにブレーキを掛けないか維持する
と簡単に言えばこんな感じなんでしたが、これが難しい。中長距離走の場合は、途中の駆け引きなんかも勝敗には重要ですが、短距離の場合はいかに自分が最初から最後までフルスピードで走りきることが出来るかしかない世界。よく言われたのは、二次元のグラフを想像して、縦時期にスピード、横軸に時間を取ると、原点(0秒)からの描かれるグラフの面積が一定数にたっした時がゴールの時間。ですから、最速の記録を獲得するためには、停止状態(原点/0秒)からいかに初速で加速をして短時間で自分の最速スピードに到達して、後はそのスピードをどれだけ維持出来るか(当時の先生には、「トップスピードに達したら、いかにブレーキを掛けないか意識しろ」と言われた)で記録が決まるわけです。勿論選手の中には、50m位からスピードアップ出来るような走りをする人もいるかもしれないけれど、後半は体力も落ちるし加速しようと力むとそれまでの走りが出来なくなって大概はスピードが落ちるんですよね。今回のインターハイ決勝の映像を見ると清水選手が後半加速しているように見えなくも無いけれど、あれは他の選手のスピードが清水選手以上に落ちているから、相対的に清水選手が加速して居るように見えるだけだと思う。

実際清水選手の決勝の走りを見ると、スタートから5歩目から8歩目位で姿勢が決まり、ぐんぐん加速して体一つ前に出ると、そこからはそのスピードが落ちずに最後まで走りきったように見えます。体格的には、身長が164cm体重も56kgと最近の高校生としては「小柄」と言って良いくらいの体格で、有る程度体力勝負の100m走でも珍しい気がしますが、その分柔軟性とか筋力の持久力とか、走るための素材が優れているとしか言えない。体格だけ見れば、女子選手の方が大きい人も多いだろうけど、女子100mの日本記録が11秒21、世界記録もフローレンス・ジョイナー選手の10秒49みたいなので、体格だけでは無くその中身がどれだけ優れているのか、やはり100m走という競技は、ある意味人間が競う究極の競技に近い物がある気がします。清水選手は、多分国体にも出場するのだろうから、そこで是非とも高校生として初の9秒台を記録してほしい。と言うか、2年生だから来年もインターハイや国体もあるわけですよね。来年でも良いから、是非9秒台の走りを見せてほしいなぁ。

オーブンレンジ買い換え

数日前、冷凍してあったご飯をレンチンしようと電子レンジ(オーブンレンジ)に入れて、タイマーを設定して「スタート」ボタンを押したところ、突然大きなうなり声みたいな音が響きだしてビックリ。最初はどこから出ている音なのか分からずキョロキョロしましたが、目の前の電子レンジからの異音と分かり、直ぐにストップボタンを押して解凍作業を停止。取りあえず深呼吸をして、もう一度レンチンをして見ますが、同じような異音が響くのですぐに解凍作業を中止してレンチンするのを諦めました。だからこの日の夕食はご飯無しのおかずのみになりましたが仕方ない。

このオーブンレンジ、母親の好みというか昔からガスオーブンレンジとか使っていたことも有り、「オーブンレンジ」といいつつも、オーブン部分はガスオーブンの強力かつ大きな筐体の物。重さは、多分50kg近くある代物で、普通は電子レンジにオーブン機能が付いている雰囲気だと思いますが、これはガスオーブンにおまけで電子レンジ機能が付いている感じの物。使い始めて7~8年位経過しているので、まだそんなに壊れるとは思わないけれど、電子レンジのマグネトロンが異常振動しているような音なので、ちょっと恐い気もします。 元々、電子レンジ機能を使用するときにも「ブーーーーーーン」という音がしていて、それはマグネトロンなのか、中で回転しているターンテーブルのモーター音なのか、ガスオーブンなので背後で回っているファンの音なのか、まぁそれらの複合ノイズだと思いますが、異常を感じるほどの音量ではありません。ところが、この時はボリュームを10倍位にしたくらいの「ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーンンンンンンン」というノイズというか轟音が響くようになってしまいました。そう言えば、最近ちょっとレンチンした時の暖まり具合が何か物足りない感じになってきたような記憶もあり、またこんなに大きな筐体なのに使用しているのは電子レンジ機能だけで勿体ない気もあり、これを機会に買い換えることにしました。

今のガスオーブンレンジは、地元のガス会社の販売店でガスコンロ等と一緒に購入したものなので、こちらはその販売店に撤去を依頼。もし扱っていれば、その販売店で電子レンジと買い換えますよと言う話をしたんですが、ガスオーブンレンジなら扱いがあるけれど、通常のオーブンレンジは無いということで撤去だけ依頼。代わりに新しい電子レンジを購入しに、自宅近くの家電量販店へと出かけました。なんと言っても今の時代、電子レンジ無しの生活は考えられませんからね。ここでちょっと悩んだのが、電子レンジ機能だけの物にするか、所謂オーブンレンジと呼ばれる、オーブン機能付きの物にするかという事。私は、別にパンとかお菓子作りするわけでもないし、オーブン機能なんていらないかなぁと思ったんですが、幾つかのメーカーのカタログとか商品紹介のページとか見てみると、最近のスチームオーブンだと温め直し機能が優れていて、例えば冷凍ご飯の解凍とか、冷凍パンの解凍からトーストとか、さらには高温の温風でのノンオイルフライ機能とか、かなりそそられる内容が説明されています。あと、電子レンジで発熱するプレートを併用して、上からはオーブン機能で焼きつつ、下からも電子レンジでプレートを加熱して、合わせ技の両面焼きみたいな事も出来るらしい。例えば冷凍食パンをこのプレートにセットしてスタートすると、解凍して続けて焼き目まで付くまで、両面トーストまで出来るらしい。そうなると、今使っているオーブントースタもいらなくなりそう。

電子レンジトラブルに遭遇したのが夕食時だったので、翌日の10時開店を狙ってすぐに家電量販店に向かいました。最初は電子レンジの単体機能モデルで良いかなと思っていました。価格も、それだとかなり安いんですよね。ただ、お店の店員さんの話とか聞いているうちに、やっぱり簡単なオーブン機能はあると便利そうと考えが変わることに。自分は自炊もするし、スチームオーブン機能だと電子レンジでレンチンする温め方とは大夫違いがありそうですし。この機能だと、シャープの「ヘルシオ」が有名ですが、パナソニックの「ビストロ」とか東芝の「石窯オープン」とか、各社いろいろ出しているんですね。一通り自分なりに比較して、パナソニックのビストロ「NE-BS6C-K」という昨年のモデルを購入してきました。帰宅して設置してみて、まずは取説を読み出しましたが... 「難しい orz」。もうね、自分の世代なんかは「レンチン」という位で、温める物をレンジ内に入れて、時間をセットして、スタートボタンを押すだけが全てだったけれど、最近のモデルはレンチンするだけでも、ワット数の選択とか時間の選択とか、あと最初に1000Wで加速加熱する、サイボーグ009の加速装置みたいなものも付いているし(笑)。まずは最初の最初なので、内部水タンクに水をいれて、一度庫内のスチーム機能を清掃。その後、夕食用に冷凍ご飯を、まだ適切な使い方が分からないので、以前のレンジと同じ様に時間だけ設定して温めてみました。で、温め直されたご飯を食べましたが、解凍ムラも無くしっかりふっくら暖まっていて、これだけで技術の進歩を感じるくらい。以前のモデルはターンテーブル式でしたが、今回はターンテーブル無しモデル。その分、内部の温度センサーで加熱ムラを検知して、加熱用マイクロ波を調整しているらしいけれど、その効果を実感できる温め具合でした。その後、自分は自炊をしているので、いつもは冷凍食品とか出来合のお惣菜はあまり購入しないのですが、このレンジ機能の機能取得のために、いつもより多めに買い込んできました(笑)。これからレンジの機能を一つ一つ確かめながら、食生活を充実させないと。

2025年7月26日

Global Entryへの道(10) - 備忘録

今回も、今後の旅程のために最後に備忘録として気がついたことをまとめておきます。 

  1. 今回は、Global Entryの最後のインタビューのためにGuamに飛んで、入国時にインタビューを受ける「EoA (Enrollment on Arrival)」を受けました。昨年は特例措置で、東京、大阪で臨時のインタビューが設けられたみたいですが、多分そう言う機会は無さそうなので、一番近い「アメリカ」であるGuamへ飛んでそこでインタビューを受けるのが、今の所一番近くて早い手段だと思います。
  2. 勿論、Honoluluとかその他米国各地の空港へ行く機会があれば、その時にインタビューを受けても良いと思いますが、例えばHNLとかSFOとかLAXあたりと、今回のGUMの入国時の様子を比べると、入国者数やインタビュー希望者の人数なんかもかなり違うだろうから、待ち時間だけでもちょっと覚悟しないといけないかもしれません。
  3. EoAは到着時のインタビューですが、出国時にも「EoD (Enrollment on Departure)」としてインタビューを受けることも出来ると、CBPからのReminder Mailには書かれていましたから、何かの理由で入国時に機会が得られなかったときには、これを試してみるのもいいかも。
  4. 今回の場合は、事前の予想通り日本を午前に出発して、現地の午後3時過ぎに到着するフライトで、多分一日の中でも入国審査場が比較的余裕があるタイミングだったと思います。同じGuamでも、夜の到着ラッシュ時はこんな訳にはいかないだろうから、やはりある程度入国者の様子が読める場所、時間帯を選ぶのが少なくとも精神的負担も軽くなるかなと言うのが今回の印象でした。
  5. 実際の内容は記事にまとめてありますが、
    1. 自分のPASSIDが分かるハードコピーは必須だと思う
    2. 運転免許証を証明書の一つとして申請している場合、国際免許証を一緒に持参していると相手に伝わりやすいかもしれません。今回のCBP係員は、結構日本人になれている印象でしたから、日本の住所のフォーマット(米国とは並びが逆)や和暦も理解している雰囲気でしたので助かりました。
    3. 免許証の有効期限がそうですが、和暦(令和x年)から西暦(202x年)への変換は、直ぐに言えるように準備しておいた方が良いかも。同様に「何月何日」に関しても聞かれましたが、こちらは日付けが「月」と「日」で違うので、"This is a month and this is a day."と数字部分を指さして説明して理解して貰えました。
    4. 今回は、通常の入国審査場のブース(前後に互い違いに二人の係官が入っているタイプのブース)で、通常の入国審査みたいな感じでインタビューを受けました。他の方の記事では、別室で行われる場合もあるみたいなので、ケースバイケースなんだと思います。
    5. また、その係官ですが、どうも係官の資格というのかランクというのか、インタビューできる人は限定されているような雰囲気でした。私がGlobal Entryのレーンに入り、近くの係官から一歩中に入って待っているように指示されたときに、その時点で空いているブースが有ったんですが、そこには通常の入国審査の列から人が回されて、その後目前の今回の係官が前の人の入国審査がおわったところで「あそこへ行け」と指示されたので。
    6. 実は今回昼間に到着するか夜に到着するか悩んでいたときに、昼間は空いているけれどその分係官の人数もすくないだろうから、大勢スタンバイするだろう夜の方が有利かなとも思いました。でも、何度か夜のGuam到着を経験していて、中国、韓国、日本からの到着客でカオス状態になっている光景を何度も見ているので、いくら人数が多くても係官もいい加減うんざりしているだろうなと考えて、昼間の到着にした次第です。今回が最初で最後なので確実な事は言えませんが、やはり空いているときに行くのが正解のように感じます。
  6. Guam到着時の最初の印象が「Guam、涼しい!」。そして日本帰国時の最初の印象が「日本、暑すぎ!」まぁ、Guam到着時も帰国時も、雨模様の天候で多分通常よりも涼しかったことはあったかと思います。でも、改めて日本の暑さは異常だと感じるフライトでした。いゃ、本当成田に到着して、機内からPBBに出た瞬間、目眩しましたもん。まだまだ暑さが続くと言うことで、体調管理はますます重要になりますね。
  7. 今回初めて利用したeSIMのWorld eSIM。価格の安さにつられて導入してみましたが、結局何も自分では使わないうちに500MBを使い切り、何故か「-12MB」まで。まぁ、1K=10**2=1024で、実際は512MBということなんだろうけど。Guamは、通信回線が細いのでインターネットが繋がりにくいとは言われますが、そんな感じは少なくともこれまで受けていません。大体大規模な米軍基地があるから、そんなに細い回線だけと言うことも無いと思うし。後から気がついたんですが、Airaloで世界中で利用できるeSIM 200MBがプレゼントされていて、これを使えば良かったかなと後悔。まぁ、次回はそうすることにします。
  8. 今回空港からホテルの移動は、タクシーを利用しましたが、料金は約US$37位(実際はUS$40を渡して「Please keep change for you.」と言ってお釣りはチップで渡しています)。確か昔はUS$20位で利用できた記憶があるんですが、結構料金が上がっている印象です。まぁ、どこもかしこも物価高なのは仕方ないけれど、それに円安の追い打ちがあるからさらに大変ですね。今回は、航空券はマイル発券なので手数料約6,000円で往復できたけれど、宿泊代などは以前の倍以上に感じます。今後は、なかなか海外へ行く機会も大変になりそう。
  9. Global EntryのApprovalをもらい、それはTSA Pre✔の資格も付与される事になるので、早速復路のチケット発券時にKTN(Known Traveler Number)としてPASSIDを設定して発券手続きをしてみましたが、「そんな番号は無い」みたいな事を言われて撃沈。Global EntryとTSA Pre✔ではシステムが異なるので、まだ反映されていないのかもしれませんが、来月のHonolulu行きの帰国便でどうなるか要検証ですね。
  10. そのKTNをUA MPの私のアカウントに登録するときですが、PASSIDの番号以外にも有効期限の日付を入れる場所がありました。ここに例えば「July 07/10/2031」と表示されている期限を入れるんですが、何故かSaveすると日付が一日戻り「July 07/09/2031」と登録されてしまいます。何度やっても同じだし、一度削除して再登録しても同じ。これもあって、TSA Pre✔が登録できないのかなと思いつつ、空港のUnited ClubのWi-Fiに接続して試したら、こちらでは問題なくその日付が設定されます。ホテルのWi-Fiの問題なのか何なのか不明ですが、ちょっと気持ち悪い現象でした。あと、UA MPでは、PASSIDと有効期限の登録が必要でしたが、ANA AMCのアカウント情報ではPASS IDだけの登録。まぁ、PASSIDが分かれば、そこに紐付けられている情報も分かるだろうからそれで良い気もしますが、ちょっと解せませんね。
  11. そうそう、今回Approveされた画面を見ると、有効期限の年数が「2031年」になっています。確か有効期間は登録から5年間のはずで、そうなると2030年までのはず。承認の画面を見ると、一番下に「You cannot renew your membership until: dd/mm/2030」と表示されています。有効期限の1年前から更新が可能になるので、有効期限が2031年なら2030年は正しいけれど、これで良いのか? ちょっと気になって調べてみたところ、
    1. Global Entryの期限のうち、「月・日」は申請日時や承認日時に関係なく申請者の誕生日を起点に設定されるらしい。
    2. 申請が承認されると、次の誕生日から5年後の誕生日までが「有効期限」と設定されるらしい。
    3. 例えば4月1日が誕生日で2025年3月15日に承認されると、約2週間後の誕生日から有効期限がスタートして、2030年4月1日まで有効になるらしい
    4. 逆に4月1日が誕生日で2025年4月15日に承認されると、次の誕生日の2026年4月1日が起点となり、そこから+5年なので2031年4月1日までが有効期限になるらしい。
    5. 実は、私も丁度誕生日を迎えた後に承認を獲得する事が出来たので、ほぼ1年分余分に有効期限を運良く獲得出来た、ということらしい
    6. ということで、承認されるタイミングによって、有効期間は最短で「5年」、最長で「5年+364日」の幅が生まれるということなんでしょうね。
    有効期限なんて、その場で手打ちで入力するとは思えず、申請時に登録されている生年月日から、自動的に計算して設定するはずだから、間違っているとは思えないし、その様にシステム上で表示されているのだから、それを信用するしか無いですよね。まぁ、偶然ですが結果ラッキーでした(笑)。
次の旅程は、来月のHonolulu行き。Global Entryと帰国便でのTSA Pre✔がどうなるか、フィールドテストですね(笑)。()

床や談義

佐々木俊尚氏のVoicyから、テレビ朝日コメンテーターの玉川徹氏による先の選挙に関しての番組内のコメントに関して。 

Voicy内で佐々木氏が鋭く突っ込んでいる通りの話だと思うのだけれど、これってやっぱある種の「驕り」だと思います。玉川氏の場合は、自分が視聴者や今回選挙へ投票へ言った人達よりも、知識も経験も豊富で自分の一票は他のそう言う「選挙初心者」よりも重いと思っているんじゃ無いだろうか。さらに言えば、同じような投票行動が発生して、仮に立憲民主党が大量得票をして以前のような政権交代が起こったら、多分彼は180度異なる事を言うと思いますよ。「一般の人にも政策が響いた」とか「誰もが納得出来る政治が選択された」みたいな感じで。

仮に、投票するために何らかの知識あるいは経験や資格が必要とするならば、もう「一票の格差」なんて言う話は生まれないわけですよね。つまり、そういう一定のレベルに達していない人には、投票する必要性は無いという言い方をしているわけだから。それこそ「無党派層」というのは、既存政党に対しての賛否を明らかにしていない人達なんだから、そういう人達を「基本知識が無い」と括ってしまうことも出来てしまう。つまり、基本知識があればどの政党のどの政策を支持するか決められるわけだから、無党派という集団は生まれようが無いとでも思っているのかも。

でも、有権者は政党や候補者の公約なり主張を聞いて、それが本当に実現されることを期待してその人に一票を投じるわけで、それこそが投票行動の基本行動なんじゃ無いのか。もしそう言う事を否定するのであれば、「ポピュリズム」なんていうのは憲法違反と言われしまいそう。それに、玉川氏がどこの政党、どの政治家を支持しているかは知らないけれど、その政治家なり議員なり所属政党が、これまで彼の基本知識通りの行動をやってきたんだろうか。佐々木氏も指摘されているけれど、彼が出演しているのは朝のワイドショーなわけで、その中で偉そうに一言呟くのが仕事だけれど、結局彼だった同席しているタレントやその他出演者と同類。本当に基本的知識があるなら、選挙のことも日米関税交渉のことも、もっとしっかり解説してみろよと小一時間。だいたい、過去失言騒動を何度も繰り返しているのに、何で知らないうちにしれっと番組に復活しているのだろうか。彼には「放送の基本的知識」が無いんじゃ無いのか? 初戦床や談義に精を出す、常連さん程度の存在感だなと思います。

2025年7月25日

Global Entryへの道(9) - 帰国

無事に今回の最重要目的を達成して、翌日は帰国の途に。安心したせいか、結構ぐっすりと熟睡して目が覚めると、目覚ましをセットした朝6時前の5時過ぎ位。二度寝すると危ないので、そのまま起きてシャワーを浴びてから、朝の7時から始まる朝食ビュッフェへと向かいました。ホテル1Fの、ちょっと分かりづらい場所のレストランでしたが、内容はまぁまぁと言う感じ。その後部屋に戻って出発の準備を進めます。といっても、小さなバックパック一つですから、あっという間に準備は完了。どうも接続が安定しないWi-Fiと悪戦苦闘しつつ、メールチェックやフライトのチェックインなどを済ませていると、チェックアウト予定の9時過ぎになったので、フロント階へと降りてチェックインを済ませます。

ホテルから空港への移動は、ホテル経由でタクシーをリクエストしていて、その分のUS$40はチェックイン時に支払います。予約した9:30よりは10分ほど早く外に出たんですが、すでにタクシードライバーさんが待機していたので、そのまま空港へと移動します。この日は、朝から小雨模様の天気で、ホテルを出て空港に到着するまでは雨。でも、セキュリティを抜けてUnited Clubに入ってしばらくすると、日が差してくるようになりました。

空港に到着したのは9:30少し過ぎ位。ガラガラで、UAのカウンター前にも数人くらいしか居ない状態の中、2Fに上がりセキュリティのレーンに向かうと、こちらも待ち行列無し。直ぐに通過して出国完了です。搭乗ゲートは16番ゲートに変わっていて、これはターミナルの端のほう。その途中10番ゲート付近にあるUnited Clubにまずは入り、一息つきます。朝食は、結構しっかり食べてきたので、ラウンジ内の食べ物には手を付けず、氷水やコーヒーを飲みながら、こちらでは非常に安定しているWi-Fiに接続してメール処理やら、細々したファイル整理を進めました。搭乗開始まで、2時間弱有るので、入ったときには私を含めても3人くらいしか居ませんでしたが、1時間前くらいになると家族ずれが何組も入ってきて、一気に賑やかになりました。

ところで、今回購入したWorld eSIMのデータ通信ですが、どうもホテルでWi-Fi接続が不安定なときに、iPhoneをPCに接続してインターネット共有をしていたときに、どうもiPhone側のWi-Fi不調の時にデータ通信で接続していたようで、知らないうちにデータ残量が500MBから「-12MB」になっていました。なんとなく、そんな危惧も感じていたし、実際のところ今回はデータ通信は必要なかったというか、使う機会が無かったので後悔しましたが、まぁこれも勉強代かなぁ。ホテルでの不便さを考えると、United ClubのWi-Fi接続が神のように感じられます(笑)。 

搭乗開始予定時刻の11:50の10分位前にUnited Clubを出て、ターミナルの端にある16番ゲートへと向かいます。ゲート前に到着すると、このフライトの機長らしきパイロットが何かスピーチをしていて、その後は子供達にウイングバッチを配っていました。金属何十周年とかだろうか。その後は、車椅子の人達の事前改札が始まり、続いてミリタリーID所有者の搭乗開始となりましたが、ここて20人位乗り込んだだろうか。続いてGS, 1K, Group-1と進みました。その後続々と乗客が乗り込んできて、そろそろドアクローズかと思ったら地上係員が何名か入ってきます。ちょっと嫌な予感がしましたが、その後機長アナウンスがあり、頭上のヘッドビンに割れた電球が密かっので清掃している、終わり次第出発する、という話。何なんだよ、割れた電球(Bulb)って。ドアクローズが定刻10分遅れの11:40で、その後結構早くプッシュバックが始まりました。来たときとは反対側の、RW24Rから離陸したのが、11:51でした。

このフライトは、しばらく不安定な気流の中を飛ぶと言うことで、なかなかドリンクサービスもミールサービスも始まらず、結局気流が落ち着いたのは離陸後2時間くらいしてから。ですから、ワンプレートに飲み物も温めたナッツも一緒にのせられて配布されました。そうそう、このフライトも機内Wi-Fiが無いので、ミール配布までとミール後は寝るだけ。また、往路も復路も、デッドヘッドのパイロット二人が座っていて、どちらも隣がそのうちの一人でしたが、袋のパイロット二人が、一人は隣の席の左側、もう一人が通路を挟んだ右側に座っていて、私の頭越しに何やら話をずっとしていてうるさかった。最初は仕事の話かと思ったら、仕事の愚痴みたいな事やら、家庭の話やら、そんな物後からやってくれと言いたいけれど、適切な英語のフレーズが浮かばないので、心の中で叫びました(笑)。

成田空港へは、反時計回りに南側から北側に回り込んで、B滑走路のRW16Lに着陸したのが、定刻より少し早めの15:17。そこから結構なスピードで地上走行をして、41番ゲートに入ったのが、15:27でした。この時点で、横浜方面行きのN'EX@15:44発は無理と諦めたんですが、入国審査場も税関検査城間待ち時間なしで通過できて、外に出たのが15:40少し前。これはいけるかと思いつつ、JR東日本のえきねっとアプリを起動すると、15:44発の横浜方面行きがとれそうなので、歩きながら予約を入れて、何とか出発1分前にN'EXに滑り込むことが出来ました。翌日は横浜のオフィス出社なので、いつもの品川を素通りして横浜まで乗車。今宵の宿へと向かいました。(続く...)

Hilton Yokohama

ほぼ半年ぶりとなる、Hilton Yokohama。Global Entry獲得の旅の翌日に、会社出社の用事があるため、成田から横浜へN'EXで移動してチェックインしたのが夕方。無事にApproval獲得したこともあり、夕食代わりにホテルのバーで祝杯を挙げたんですが、実は翌日の用事というのは会社の定期健康診断で、アルコールはやめとけば良かったと後から反省しました(苦笑)。 

横浜駅から、そごう側へ抜けて、日産本社の通路を抜けると、ずっと工事中だった川沿いの遊歩道を初めて利用しました。確かに、以前のようにアンパンマンミュージアム横を抜けるよりは早い気がするけれど、富士フイルムのビル横を抜ける通路の方が早い気がする。

チェックインしたのが17:30過ぎ。部屋に入り、しばらく荷物の整理などしてから、18:00過ぎに5Fのラウンジへ向かいました。3割くらいの利用率で、問題なく席を確保。そんなに食事には期待していないけれど、前回同様乾き物中心の提供でした。二杯ほどアルコールを頂き、まだ少し物足りないのでロビー階へ降りてバーで軽く飲み食いしましたが、カウンターに入っていたバーテンさんが新人さんで、ちょっといまいちでした。

翌日も、目覚ましはセットしたけれど、それよりも早く目が覚めてしまい、シャワーを浴びてまずはすっきりしてから、いつものように朝のメールチェック。この後会社で定期健康診断があるので、朝食は抜いて早めにチェックアウトをしてから、徒歩で会社を目指しました。

直前に滞在したHotel Nikko Guamと比較すると、やはり新しいだけに設備や内容は「Hilton」らしい内容。川沿いの遊歩道もやっと開通したので、横浜駅からのアクセスも少し楽になりました。K-Arenaでのイベントが無いときには、結構お得なレートも出てくるので、今後も穴場的に利用する機会があるかも。

AI Prompt

佐々木俊尚氏が紹介していた、生成AIを利用しているつもりが利用しきれずに悪循環に入ってしまうと言う話。さもありなんと感じるのは、似たような話は自分が関わった開発の世界でも何度か見聞きしたことがあるから。

私が社会人になった頃は、まだパソコン登場の黎明期で、最初に手がけた仕事はホストコンピューターの端末機の診断プログラム開発。すごく乱暴に言ってしまえば、パソコンの元祖の元祖みたいな存在ですが、確か当時の内臓ROMサイズは8KByteとか16KByteで、そのメモリーサイズの中に端末機能のマイクロコードやホストとの通信プログラム、さらには故障時にエラー表示するような診断プログラムとか開発して実装していました。診断プログラムなんて、最初は全体で2KByteとかで、途中倍の4KByteになった時には、どうやってコードを埋めようか悩んだほど(笑)。当然コーディングはすべてAssemblerで、かなり苦労して工夫してコードを圧縮というか最適化しつつ必要十分な診断テスト機能の提供のために残業したものでした。Assemblerをいじっていると、どうしても頭の中ではレジスター操作やビット操作の処理が必要になり、いかに1bitを使い込んでいくのかが、効率的コーディングの肝。そういう経験をして、その後PascalとかCとか所謂「高級言語」の世界に入ると、それまで自分が作り込んできたような機能や動作が「ライブラリー」とか「マクロ」とか、あるいは言語の演算子や機能として内部実装しているので、すごく楽になるけれど何か物足りなさも。プログラミング効率とか、品質の面では向上するんですが、リソース要求は大きくなるので、ハードウェアの進化も必要になり、世の中はどんどん進んでいったのは歴史が示すとおり。今では、高級言語ところか「コードレス」のアプリケーション開発も普通になってきていて、どんどんコンポーネント化されるのは良いけれど、その中身を知らずに機能だけ理解して使用するから、時々落とし穴にはまることもあるんですよね。

同じような話としては、1990年代は国内の家電メーカーほとんど全てが自社開発のパソコンを開発・販売していたけれど、その後競争が厳しくなり淘汰されていくと、当時ならば台湾メーカーへODM/OEM製品を委託するようになり、国内メーカーは外装のデザインをするだけ、みたいな状態になったことがあります。自社開発のエンジニアがいるうちは社内でテストや検査も出来ただろうけど、どんどん外注化していくと、コストは下がるかもしれないけれど、製品をブラックボックスの状態で納品されてくるような感じになり、多くのメーカーは「パソコンメーカー」というか「パソコン販売企業」というような形になってしまいました。そうなると、OEMを活用して個性的な製品や突出した機能実装することも難しくなり、結局はODM/OEMメーカーが提案してくる、半完成品みたいなものを最終的に仕上げて自社ロゴを貼って売り出すことしか出来なくなるんですよね。さらに困るのは、保守やサービスも出来るスキルが無くなっていくので、それらも外部委託するか、修理とは名ばかりの「製品交換」で対応するしか無くなってきて、その分コストが圧迫されるという悪循環も。

高級言語にしてもODM/OEMにしても、元々はそれまでの煩雑な手続きや作業を、まとめて処理してくれる「便利なツール」だったわけです。ところが、それに依存してしまうと、その部分で培われたスキルや技術の蓄積が出来なくて、製品計画と販売にどんどんシフトしてしまいます。その製品計画も、独自製品の開発はほとんど出来ないから、基本は開発委託先の製品計画をベースに色づけしていくだけ。だから、先進技術の名前は知っていても、その内容やメリット・デメリットの判断も出来なくなってしまう。でも、その分コストは安くなり製造計画も自分たちで在庫を持たなくて良くなったりするから、ビジネスとしては効率的になるんですよね。ただ、それってライバルメーカーも同じ事が出来るわけで、そうなるとよりボリュームのあるメーカーが有利になり、結果どんどん淘汰されていくことも厳しい現実の一つ。今のビジネスモデルとして、そういうデザインや開発、あるいは製造という、時間もお金もかかる部分をどれだけ効率化するかは重要な課題だと思うけれど、だからこそそういう部分においても、相手と対等以上に話が出来るような人材がいないと駄目。そういう経験を何度もしている自分からすると、だから最近の生成AIブームはすごいことだと思いつつも、あまりに生成AIに依存しすぎている様子もまずいんじゃ無いという一種の危機感を感じます。かといって、生成AIに匹敵するようなデータ量や推論機能を持つことは無理。じゃぁ何が出来るかと言ったら、記事に書かれているようにいかに疑問点を見つけて、それに対して深掘りできるか、ということだと思います。その為には、生成AIが見ているようなネットだけで無く、それ以外の文献だとか技術交流会みたいなイベントへの参加も重要だし、まず一番重要なのは現実社会での日々の生活の中からどのような刺激を感じるのかという、生の情報ではないかなぁ。

2025年7月24日

Global Entryへの道(8) - Global Entry EoA Interview

Global EntryのEoA (Enrollment on Arrival)インタビューのために、一路Guamへ飛び立ったわけですが、 予想と違う部分があったので備忘録としてまとめておきます。

今回は、あらかじめインタビューの予約をして指定の場所(通常は空港のCBPオフィスらしい)でインタビューを受けるのでは無く、現地の空港到着時の入国審査の時に同時にインタビューを受ける「EoA (Enrollment on Arrival)」という方法。事前予約が不要な点はメリットですが、現地でどうなるか分からないというリスクも。Googleで検索してみると、EoAを受けるつもりでそのまま入国してしまって、再度後日やり直したなんていう経験談もあって、ちょっとドキドキしながらの挑戦です。

Guam行きというと、日本を夕方に出て夜遅めに到着するのが一番多いフライトですが、その場合CBPの係官もそんなに余裕があるとは思えないし、この時間帯は日本以外からも、中国、韓国からの到着便もあり、忙しそう。また、そこで時間がかかってしまうと、ホテルに入るのも遅くなり次の日は早めに出発することを考えるとちょっとリスクを感じます。そこで今回は、なんとか自宅から間に合うお昼前のフライトを予約し、午後に空港に到着して比較的空いている時間帯ならば余裕を持ってインタビューも出来るだろうという読みで、結果的にこれが良かったと思います。Global Entryのレーンは私以外は、KIOSKを操作していたアメリカ人と思われる人一人だけでしたし、到着が競合したのも韓国からと思われるフライト1便だけで、しかもこちらの方が少し早く到着したので余裕がありました。結果的に今回の選択は正解だったと思います。出発前に、自分のPASSIDが分かるように、CBPの自分のアカウントの1ページ目を印刷して、これを持参しました。後は、パスポートに日本の運転免許証、そしてバックアップでマイナンバーカードを持参しました。

現地に到着して、通常通り「入国審査場」へ向かいます。審査場前には、入ってくる人の流れを裁くCBPの係官がいるので、ここで「Global EntryのEoAインタビューを受けたい」と伝えると、一番奥の「Global Entry」の列に並んで待てと言われます。UA便以外にも、韓国からのフライトも到着していたのか、少しずつ人が入国審査場に入ってきますが、まずはその誰もいないGlobal Entryのレーンに並びます。目の前の検査官のブースも空席のまま。すると、ブース前で人の流れを裁いていた男性スタッフに「Global Entryのインタビュー?」と聞かれたので「Yes」と答えると、一歩中に入ってここで待てと指定されます。経験談とか読むと、別室で行われるようなので担当者が来るのかなと思っていたら、斜め前のブースの係官が手招きしています。横のスタッフを見ると、そこに行けという指示なのでそのブース前(通常の入国審査ブースの一つ)に移動します。

持参した、PASSIDの分かるハードコピーとパスポートを差し出して、「EoAインタビュー、プリーズ」と言うと、「予約している?」と聞かれて一瞬「???」。「いゃ、予約はなくてEnrollment on Arrivalでのインタビューを希望しています」と答えると、「ならOK」みたいな形で、ハードコピーとパスポートを受け取りインタビューが始まります。

まずはPASSIDの確認とパスポートをスキャンして、次に顔写真の撮影がありました。最初の撮影時に目をつぶっていたらしく、途中でもう一度撮影し直しましたが「こっちの方がGoodだ」とか言われて、をぃをぃ... で、画面上に表示されているであろう申請記録や、多分パスポートに紐付けされている渡航記録等眺めて確認しているんでしょうね。この時聞かれたのは、

  1. 過去5年間の渡航先で、私はUS以外は、SingaporeとAustralia(Sydney)へ実際旅行しているので、「それで間違いない?」と確認
  2. 日本国内の住所の確認で、ローマ字表記で申請している住所をアメリカ式に番地から読み上げて、確認
  3. 同じく登録している電話番号(スマホ)やメールアドレスの確認
  4. ドライバーズライセンスの確認があり、日本国内の運転免許証を提示しました。ここで、日本語だらけなので係官は読めないのですが、「ライセンスナンバーはどれ?」と聞かれて、「この番号」と「第xxxxxxxxx号」と記載されている番号部分を指さし、さらに「有効期限は?」と聞かれて、免許証に印刷されている「令和6年xx月xx日」というところを指さしながら、「This means 2024, xxx, xxx.」説明して納得してくれました。和暦と西暦の変換が、とっさの時には出ないものですが、丁度免許更新したのが昨年だったので直ぐに「2024年」が浮かび助かりました
  5. その後申請時に記載している、今の職業とか聞かれて、係官の知っている会社だったらしく「Wow, xxxx!」と言われてこちらがちょっとびっくり
  6. さらに左右の指の指紋を採取されましたが、私の指紋が薄いので何度かやり直しつつ、無事に完了
  7. さらに渡航履歴を眺めて、「去年は6回(SIN*2, HNL*2, GUM*1, SEA*1)、今年も4回、すごいね(これがちょっと謎で、今年は今回のフライトも入れて、SIN*1, HNL*1, GUM*1の3回目の渡航ですが、もしかした来月の予定に入れている2回目のHNL行き(by ANA)が、何らかの経路で情報共有されているのかも)」とか言われて、しばらくしたら「OK, Passed!」と言われて最初は「へぇ?」という感じでした。
  8. 最後に「次からはGlobal Entryの端末で入力するか、専用のアプリを使えば顔写真を撮影して、そのまま通過できる。」という説明があり、ハードコピー、パスポート、運転免許証を返してもらい、パスポートにはGuamの入国スタンプが押されて、無事に入国審査とGlobal Entryのインタビューが完了です。
インタビュー自体は、正味15分位でしょうか。「インタビュー」というよりは、少し長めの通常の入国審査、という雰囲気でした。通常の入国審査ブースで行われたので、ブース手前には通常の入国審査待ちの長い列が出来ていて、もしかしたら並んでいた人達は、なかなか審査が進まないように見えるであろう「あの日本人は何であんなに長く捕まっているんだ」と不審がられたかもしれない(笑)。特に何か引っかけるような質問も無く、申請時の記録と実際の書類(パスポートや運転免許証等)を付き合わせて、確認しているという雰囲気でした。係官は同年代くらいの男性の係官で、結構明るい感じの人だったので、それも助かりました。

その後、事前申請している通関用のQRコードをスキャンして税関を通過して、無事にGuamに入国です。空港ビルの外に出て、ホテルへのタクシーを捕まえに移動していると、メールの着信音がして内容を確認すると、私のステータスが変わったというお知らせ。早速自分のアカウントページを開いてみると、無事に「Approved」に変わっていました。これで5年間のGlobal Entry(+TSAPre✔)の資格が付与されました。

事前の予想とは異なり、空港到着後30分ほどで今回の旅の目的は無事に完了です。なんとなくあっけなく終わったなと言う印象でした。明日はゆっくりリラックスして帰国できそうです。(続く...)

Hotel Nikko Guam

Guamに来るたびに、何度かホテル前を通過したことはありますが、実際に利用するのは今回が初めての、Hotel Nikko Guam。このホテルは、いつも利用しているBONVOYやHilton系列ではないので、UnitedのHPからHotel Reservation (by hotels.com)を利用して今回予約してみました。このUAのサイトから予約すると、多分提携しているホテルだとPreferred Guestみたいな感じで特典が付くようで、今回は朝食ビュッフェと、ラウンジアクセス権が付与されていました。

空港からホテルまでは、空港でタクシーを拾って移動。メーターはUS$36.8位の料金でしたが、丁度US$20札が手元にそこそこあったのと、まぁチップも含めてそれくらいでいいかと思い、US$20 2枚=US$40を渡して「Please keep change for you.」と言ったら、非常に恐縮して喜んでくれました。実は、この後チェックインをしてから、翌日ホテルから空港への足の確保で、流石に前日のシャトルサービスの予約は難しく、Nikkoのアプリからタクシーを予約することにしました。すると、しばらくしてフロントから電話があり、タクシー予約したけれど、支払いは現金にする、クレジットカードにする、と聞くので「クレジットカード」と言ったら、「OK、チェックアウトの時に一緒に付けておく」という返事が。現金ならばタクシードライバーへ直渡して、クレジットカードだと多分ホテルが手数料分差し引いて渡すんでしょうね。まぁ、こちらとしてはどちらの場合も同じ金額だから良いのだけれど。

この初めて利用するホテルですが、中に入ると海に向けて大きな吹き抜けがロビーフロアにはあり、眺めは最高と言って良いでしょうね。部屋も、15FのPremium Floorにアップグレードしてくれたらしいけれど、ちょっと古さを感じる設備の状態でした。でも、ウォシュレットが装備されているのは、やはり日系のホテルですよね。でも、テレビのチャンネルで一般の放送局が選べなくて、Googleアカウントを登録して、Prime VideoとかNetfelixとか、要するにネット配信しか見られないテレビなのは何故。通常の放送を入れて、NHKの国際放送を入れるのが嫌なのだろうか。日本人宿泊客が多いと思われるのに、これでクレームが来ないのかなあ...

夕方5時からは、Premium Loungeでカクテルタイムがあるので、少し落ち着くだろう6時過ぎに行ってみました。そこそこ広いスペースで、4割くらいの埋まり具合。そのうち90%位は日本人宿泊客かなと言う印象でした。オードブル類は、日本人受けしそうなものが5~6種類に、冷製物も3種類。後はスープ2種類に乾き物やチーズ類かな。お腹にたまるものは無かったけれど、種類と内容は結構良かったです。アルコール類は、ビールがバドワイザーで、後はウィスキー類のハードリカー10種類くらい。白ワイン、赤ワイン、スパークリングもあったので、お酒好きには良いかも。ラウンジスペースの奥側半分くらいからは、海も見えるので眺望もなかなかな感じでした。

ところで、チェックイン時にWi-Fi Accessのカードを渡されて、AP「Nikko@HNG-QR」とそのPWが記載されています。部屋に入りPCを立ち上げて、この設定で最初は問題なくアクセス出来ていたんですが、次にiPhoneに同じ設定でWi-Fiアクセスし始めたら、PCのネット接続が出来なくなってしまいました。しばらく獲得して解決できないので、iPhoneをもってラウンジへ行き、部屋に戻ってくると、そのPCのネットアクセスが回復していたんですが、直ぐにまた同じような状態に。どうもAP「Nikko@HNG-QR」は、同時に複数デバイスのアクセスを許していないみたい。仕方が無いので、フリーのWi-Fi APと思われる「Nikko@StayingGuest」に切り替えると、何とかネット接続出来る用にはなったんですが、しばらくするとまた調子が悪くなります。その後もいろいろ試してみて、結局一番安定していたのは、iPhoneで「Nikko@HNG-QR」にアクセスして、そのiPhoneとPCをUSBケーブルで接続して、インターネット共有して、PCからはiPhone経由でネット接続するのが一番安定して使用できました。でも、翌日試してみたらこの方法でも調子が悪いときがあり、どうもWi-Fi環境がちょっと謎です。PC側の問題とも感じられますが、いろいろな場所でこれまで利用してきて、こういうことは今回が初めてですから、やはりネット間協議をの問題のような気がします。

Premium Floorということで、冷蔵庫の中のドリンク類(ビール*2, ソフトドリンク*4)は無料で提供されていました。あと、ミネラルウォーターは、大きな空瓶が二つおいてあって、各フロアーにある給水器から入れる方式。その給水器と製氷機が、ホテルのガイドでは「各フロアーのエレベーターホール近くにある」と書かれているんですが、いくら探しても見つかりません。で、ラウンジに行ったときに、もう一カ所別の場所にエレベーターがあることを発見。このホテルは、少し波形のウイングの形の建物ですが、そのウイングの端近く2箇所にエレベーターが設置されていて、そのうちの一方にこの給水器と製氷機が設置されていました。ですから、私の部屋からだと、建物の反対側まで移動するような形になるんですよね。このあたりちょっと説明不足。

翌朝は、1Fの外にあるレストランの朝食ビュッフェを頂きました。自分の部屋近くのエレベーターではロビーまでしか降りられないので、ロビー階で反対側のエレベーターに乗り換えて1Fに降り、そこから小雨の中アーケードは歩けれど、外側にあるレストランまで移動。ちょっと不便だと思う。食事は、「名古屋キャンペーン」中で、もしかしたらUAの味噌カツもこれに便乗していたのか? 食事の種類、内容はまぁまぁという感じ。お客さんは、やはり日本人の家族が多くて、平日だからでしょうか、全体の3割くらいの入りでした。

全体の印象としては、今回の料金(税金全て込みでUS$350)でこれならば、まぁ許せるかなぁ。でも、Wi-Fiの接続が何か変なのは何とかして欲しい。次回利用は、ちょっと微妙な感じですね。

Global Entryへの道(番外編1) - NRT-GUM

さて、とうとうやって来ましたGuamへの出発当日。今回は、いつものUA MPのPQP獲得や最低4区画利用の穴埋めという通常目的以外に、Global Entryの最後のステップ「EoA (Enrollment on Arrival)」インタビューを受けて、何とかGlobal Entryとそれに付帯するTSA Pre✔ の資格獲得を目指す、最重要渡航。多分大丈夫だとは思うけれど、なんせ初めての経験になるので、やはりいつも以上に早く目が覚めてしまいました(笑)。で、主目的はGlobal Entryのインタビューなので、そちらの話を本流に戻して、このフライトの様子は番外編として記録することにします(笑)。

フライトの出発時刻が、11:00@NRTなので、朝一の始発路線バスで浜松駅へ移動して、一番早いひかり号で品川駅へ移動。そこから10分程の待ち合わせで、成田エクスプレスへと接続して、09:30頃に成田空港到着という流れになります。今回は、いつも1泊2日の仕事などで使用している、VICTORINOXの薄手のバックパックに、二日分の着替えとその他細々した物を入れて2泊3日(国外1泊、国内1泊)の旅程になります。暑い時期は、特に上着が軽装になるので、このバックパックにも収まってくれます。

路線バス、新幹線、N'EXと特にトラブルなく順調に移動。途中UAのアプリからチェックインをしたんですが、すでに設定したはずの搭乗者情報とか再び入力する必要があり、何か連携していない印象。それでも何とかボーディングパスのQRコード発行まで無事に進みました。これで成田空港では、預け入れ荷物も無いので直接セキュリティを通過してすぐに出国することが出来ます。

出発ゲートが35番ゲートなので、5サテのANAのラウンジは遠いし、以前のANAラウンジ跡に出来た4サテのターキッシュエアのラウンジに行くのもちょっと距離があります。搭乗開始時刻が10:20と表示されているので、ラウンジに居られるのは正味30分も無いので、ここはおとなしく3サテ根元のUnited Clubに入り、Wi-Fi接続を利用してメール処理など進めました。未だに4Fの以前のFirst Class用ラウンジは閉鎖されたままで、3Fの広いラウンジも奥の方はやはり閉鎖していて、あの広いラウンジがガラガラ。それでも、午前中のUAのフライトは、これから搭乗するGuam行きだけのはずですが、結構利用している人が多くてびっくりです。ただ、新ターミナルの建設も始まるから、これ以上の投資は期待出来ないだろうなぁ。

UAの国際線はなぜか搭乗開始が早くて、今回も11:00出発予定で搭乗開始時刻は10:20。10分ほど前にラウンジを出て、少し先の35番ゲートへ移動すると、Pre-boading, Group-1, Group-2のレーンは設定されていましたが、誰も並んでいません。その代わり、Pre-boardingの対象と思われる車椅子の方が7~8人位ゲート前に並んでいて、すでに中に入り始めていました。通常のUAのBoarding Processだと、この後GS, Military, 1K, と続くのですが、GSとMilitaryのコールは無く、直ぐにGroup-1の搭乗開始となり機内に入ります。使用機材は、B737-800ですが、久しぶりですね、このサイズの機体に搭乗するのは。結構狭く感じられます。また、ビジネスクラスのシートは大きめですが、アームレストの先部分には、昔の灰皿の痕跡がまだ残っている古いシートで、この機体何年使っているんだろうという感じです。

定刻の2分前にドアクローズとなりましたが、そこからプッシュバックまで15分位。35番ゲートは、A滑走路側なので、くるりと反転すると、右にターンしつつA滑走路のRW16Rを目指します。先行機の離陸待ちが少しあり、やっと離陸したのが11:25でした。この機体、UAからのメールではWi-Fi利用可能な事が書かれていたけれど、実際には搭載していない様子で、食事を頂いた後はシートを倒してうつらうつらしながらのフライトです。その食事、事前選択でカツレツか野菜カレーで、カツレツを指定したんですが、名古屋の味噌カツみたいな甘い味噌ベースのソースがかかっていて、個人的には苦手な味付け。まぁ、仕方有りませんが、昔はもう少し良かった気がするけれど仕方ないかなぁ...

その後は、目が覚めると到着30分位前で、このあたりから結構揺れが続くようになり、シートベルトのサインは点灯したままですし、CAさん達もジャンプシートに座ったまま。空港へは、いつもは北側からまっすぐにRW24Lへ降りますが、昼間は風向きが違うのか、今回は空港を回り込んで南側のRW06Rからの着陸になりました。その分ターミナルに近かったのか、12番ゲートに入ったのが15:43と2分の早着でした。この後機外に出ると、一度上階に上がって入国審査上へと向かいます

2025年7月23日

下野

選挙で続く惨敗状態に、石破総理の責任論が出てくるのは当然としても、「一度下野して」という意見まで出てくるのは、ちょっと意外でした。でも、16年前の旧民主党政権への交代時と異なり、今は自民党がそれでも「比較第一党」を維持しているわけで、その状態で責任放棄するような行為は、国民に対しての裏切りになるんじゃ無いのか。「自公+○」みたいな連立政権は無理としても、手間はかかるだろうけど各案件毎に是々非々で野党協力を取り付けて、まずは経済成長、生活安定、社会保障といった近々の課題を一つずつ解決していくのが、少数与党だろうが多数与党だろうが、政権を担当している者の責任だと思う。

大体「下野する」と言っても、今の野党特に立憲民主党は絶対に手を上げないでしょう。あれだけ「不信任決議」とか出していても、あれは絶対に否決されると分かっていて解散総選挙が無いという前提での恣意行為ですからね。実際下野されて、政権担当のバトンが回ってきたら、今の立憲民主党は以前の旧民主党よりもひどい状態だから、とんでもない事態になると思う。前回の政権交代だって、長期の小泉政権でそれなりに安定していたが故にいろいろひずみも出てきて、後を継いだ安倍総理も体調不良で短命で終わるし、続く福田内閣も人気のなさでさらに低迷。麻生政権で持ち直すかと思ったら、リーマンショックがとどめで選挙で大敗して民主党政権が成立したけれど、それを考えると小泉政権後少なくとも3年くらいの準備期間はあったわけてす。それでも、あの体たらくだったわけだから、今交代したらどうなるか想像するまでも無い。

さらに言えば「野党」と言っても一枚岩では無いわけで、前回のように民主党議員が半数以上占めているような状態ならまだしも、現在はもっと少ない状態で、さらに以前よりも少数政党が乱立しているから、まとまりようが無い。それにあの時は、民主党の巧みな「話術」で期待感だけはどんどん膨らんでいて、壮大なバラ色の未来をみんな夢見ていたけれど、今のところそんな「絵に描いた餅」すら無い。「消費税0%」はかろうじてそんな「絵に描いた餅」にも見えなくは無いけれど、実際に政権担当した途端に「0%無理、まずは10%から9%に」とか言うか「厳しい物価高抑制には財源が必要で、当面は10%を維持」とか言って、ガソリンの暫定税率をなくすと言いながら残した時の言い訳みたいなことを言いそう。あるいは、一気に法人税とかアップさせて埋め合わせようとして、経済指標が急落して不景気になり、求人も減って失業率が上がって、あの「魔の民主党政権 Part-2」みたいな状態になりそう。ただ、当時は次の衆議院選挙(4年)までギリギリに伸ばして3年3ヶ月で終わったけれど、今回は駄目なら1年で放り投げるんじゃ無いだろうか。

結局は、自公政権が続くにしても、野党の新政権が樹立されるにしても、一番割を食うのは国民なんですよね。そんな中で、「最悪の中での最善」を選ぶとしたら、やっぱり今の自公政権に、野党側の維新の会とか国民民主党とか、あるいは無所属の中から個別に協力するような形で、「自公+α」という体制で乗り切って行くしかないんじゃ無いだろうか。ただ、その時のトレードオフで、とんでもない法案が決まったりする可能性も、無いわけじゃ無いからそこが心配だけれど。仮に自分が野党の責任者だったら、そういう政策協定みたいな協力方法で、出来るだけ自分たちの公約実現をして、国民の評価を得ることを一番に考えると思うなぁ。それが次の選挙に繋がり、将来的には与党政権樹立にも繋がるだろうし。だから、いろいろ課題の大きい連立する必要は無いと思うし、余りメリットも無いでしょう。それよりも、例えば外交とか防衛とか、基本的なところを合意した上で、自分たちが重点分野だと思う例えば社会保障や子育て支援みたいな分野に関しては、ある程度主導権を貰えるような政策協定みたいなものを作って合意すればいい気がする。議員は、どれだけ法案を通してなんぼだと思うわけですから。それこそ国民民主党が言っていた「○○万円の壁」を、一つ一つ切り崩す最大のチャンスで、それによっては次の選挙でもさらに躍進できる可能性も生まれるわけですからね。単に「1 or 0」みたいな両極端の話ではなく、もっと妥協した話をこういう状況では考えるべきだと思う。そこから、国民に対しての最大の還元方法は何かということも見えてくる気がする。

身の潔白

 賛否有る話題だとは思うけれど、個人的には「帰化一世、二世位迄は、国会議員や地方議員、あるいは公的機関の役職等に付く場合等、国籍条項の有る場合には、その出自を明確にするべき」だと思う。三世、四世ともなると、一世から見て半世紀くらいは日本で生まれて日本で生活していることになるので、それは「生来の日本国籍者」と同一視しても良いのかなと思う。でも、海外でその国の国民として生まれた一世や二世が、日本が好きで日本で帰化までしたとしても、やはりそこには制限は必要かな、と。

それとともに、今回の当選議員にもいるけれど、「本名」では無く「芸名」で立候補して、それで投票して貰い当選することには納得いかない。あるいは、離婚しているのに以前の名前にしているとか、要するに当選するために自分に有利な「名前」を利用するわけですよね。ここでふと思いだすのは「夫婦別姓問題」。今の法律では、結婚するとどちらか一方の「姓」に統一しないといけない。法律上は、どちらの統一しても良いけれど、これまでの慣習などの理由から、多くの場合は男性側の姓に女性が変えることが殆ど。そのため、結婚した女性は名前(名字)が変わるので、それまで使用していた例えば銀行口座とか保険等の登録名称、あるいはパスポートとか、色々変更迭付きが繁雑になる。また、生まれたときの名前が変わることでの精神的負担なんかも指摘されています。その代替策として、所謂「ビジネス名」という事で、旧姓を利用することも提案されていて、最近では新姓・旧姓並記が許される場合も。芸名などで立候補する事って、その「ビジネス名」利用でも困らない事の証明じゃないかと思うんですよね。

それに、今回の選挙での争点は色々出てきたけれど、少し前にあれだけ国会でも取り上げられていた「夫婦別姓問題」に対しての有権者の関心度はかなり低いという結果だったらしい。実際、選挙関係の報道で取り上げていた場面は、私は記憶にありませんし。それだけ生まれながらの名前が重要ならば、選挙だってそれを使えよと小一時間。だいたい今回再当選を果たした蓮舫議員なんかは、その「名字」すら使わないわけで、それって「イチロー」とか「大谷」なんていう芸名の芸人さんとかその名前で立候補したらどうなるんだろうか。

伊東市の田久保市長の学歴問題は、まだまだ続きそうだけれど、学歴に関してはまぁ自分の勘違いという話も有るだろうし、その事を選挙戦での有利な条件として利用しない限りはそんなに目くじら立てる話でも無いと思うけれど(※田久保氏の場合は、広報などへの記載よりは、その後市議会議長や副議長に虚偽の書類を見せて誤魔化そうとしたことが一番の問題で、それは市長としての信義問題だと思う)、自分の出自だとか本来の名前を隠しての公的な職業に就くことは、場合によっては「スパイ罪」に問われてもおかしくない話だと思うなぁ。日本でも「スパイ防止法」の導入が言われているけれど、それに近い話だと個人的には感じるところ。いずれにしても、他人のことをとやかく言うのであれば、自分自身に対しては何の疑念も言われない対応を示すべきではと思う。

G-SHOCK Shock

昨日発見した、ちょっとショックな事象。いつ頃購入したか、もう記憶は無いのですが、2010年の記事で「数年前に購入した」と書いているので、もう20年は使用している代物。成田から米国へ飛ぶ時に、自宅にデュアルタイム表示出来る腕時計を忘れてしまい、それだとUS旅行中困るからと、成田の免税店で急遽購入した、カシオの廉価モデル「G-5700」。自動時刻補正機能は内蔵されていないので、流石に最近のGPS対応腕時計と比べると、知らない間に時刻表示が遅れていますが、今でもちゃんと充電して使用出来るし、表示も問題無い。ところが、今日たまたま見てみたら、時計の1時の所の硬質ゴムカバーが見事に割れています。確か数日前に見た時には異常は無かったので、ここ数日のことなのかなぁ。材質はゴムだと思うので、まぁ寿命がある事は理解出来ますが、それにしても20年間よく耐えたなと感心します。

その後数時間後に確認したら、今度は丸い円周部分外側にも丸みに沿ってひび割れが広がっており、多分紫外線による劣化が限界になったんでしょうね。太陽光発電で充電するので、いつも窓際に置くようにしているので、それがここ最近の酷暑猛暑で一気に劣化が進んだんだろうなぁ。液晶部分は全く問題無いので、この外装のゴムカバー部分だけでも交換できれば、まだまだ使用可能かなと思って検索してみましたが、形が四角の5600系はAmazonで見つかったんですが、この丸形5700系は見つからない。ヤフオクとか探せば有るかもしれないけれど、そこまでしてという気もあるし。

まぁ、機能的には問題無いので捨てるのは勿体ない。室内時計代わりに、何か台に付けられるようにして、パソコンの横にでも置いて置き時計代わりに使用出来るようにしようかと考えています。タフで汚れにも強いので、このモデルとこれを購入する切っ掛けになった「MTG-910DJ」は、外仕事する時とか汚れることが想定されるときにはよく利用しました。特にMTG-910DJも、20年以上使用していますが表示部分は健在だし、JJYでの自動補正も機能しているし、メタルカバーなので紫外線劣化も心配ないし、まだまだ10年20年持ちそう(笑)。カシオの時計は、この二つしか持っていませんが、本当にタフで丈夫。G-5700君は、もしさらにゴムカバー部分の劣化が酷くなるようならば、もう外装は取り外して本体だけアクリル板か何かを加工して、簡単な置き時計に魔改造してしまおうか(笑)。

まぁ、よくここまで持ちこたえたと思いますし、機能的にはまだまだ問題無い製品ですから、もう少し気長に使っていこうと思っています。ご苦労様でした。

2025年7月22日

ポピュリズム

佐々木俊尚氏が引用している、烏谷昌幸教授の「日本の陰謀論政治」。少し前に佐々木氏がやはり引用していた「ポピュリズム vs リアリズム」にも通じる話だと思います。今回は、最近の選挙では珍しく投票率が6%位上がったのは、やはり初めて投票するような人や、若い世代が持っている政治に対しての不満を上手く得票に繋げた、参政党の多方面作戦の勝利と言えるでしょうね。

最近の色々な発言特に政治関係の発言を見聞きして感じるのは、兎に角自分達の政策の良さを説明する以上に、相手を批判する事に終始しているように感じる事。自分達の提案が良いと思うのは良いけれど、その「良さ」の説明が殆ど無い代わりに、相手の「悪さ」だけを主張して居る。それでも、良さの理由なり悪さの理由なりをちゃんと筋立てて説明するならまだしも、「良い」とか「悪い」とか言うだけで全く説得力が無い。 例えば今回の選挙の争点になった「消費税」に関して、それを無くす、あるいは0%とか5%にすると言う提案を自公以外の政党はしているけれど、その消費税によって賄われている社会保障や年金等の財源をどの様に手当てするのかちゃんと説明していた政党は無し。消費税1%で約2~3兆円の税収があると言われているから、現在の10%(一部8%)だと最低でも20兆円位の財源を考えないと、消費税0%は実現不可能。元々消費税創設の時には、所得税とか他の財源を減らすこととのトレードオフで、「消費活動」という安定的に収益が見込めることで、それら社会保障の財源にしたはず。

それこそ、「年金を○○円削除する代わりに、消費税を5%にします」とか、「所得税を○○%増やして、消費税を0%にします」みたいな話をすれば、そこで判断する事も出来るけれどそこを言わずに「消費税0%」「消費税廃止」と威勢の良いことだけ言って、肝心なところは何も言わないのは、旧民主党が「ガソリン軽減税率廃止」「ガソリン値下げ隊」とか選挙前に言っていたのに、与党となった途端に「軽減税率は継続」と掌返ししたのと同じ話が今回もプンプン。選挙直前には、税収の上振れ分を特別支給金として国民に配布するとして批判されたけれど、例えば今後5年間は税収の上振れ分は国債の還付に充てずに、国民に還元するみたいな政策なら、ちゃんと実現可能だろうし国民も納得出来るのでは。

今回参政党が共産党を越える300万票近い票を獲得したのは、これまで静観していた無党派層からの流れと、国民民主党も含めた既成政党からの保守票が大きかったらしい。参政党の主張は、正直なところポピュリズムの中のポピュリズムみたいな内容で個人的には全く信用できないけれど、そう言うことに免疫が無い層や若い世代等は、まず目先の利益に飛びついちゃうんだろうなぁ。特に最近はネットワークの情報が大きく影響するし、そのネットの情報と変わらないような報道を既存メディアも多数発信しているし、リテラシーというか免疫の無い人には影響は甚大。これと似たような経験を、旧民主党政権誕生でしている世代はまだそこで判断出来るけれど、その当時の記憶が無いであろう20~30代位は真に受けてしまうでしょうね。まぁ、そうやって経験値を積むのも今のネット社会の宿命なんだろうけど。

大きすぎる主語

今回の選挙の争点として、「外国人問題」とか「日本人ファースト」というワードが大きく取り上げられたけれど、余りにその主語が大きすぎて誤解を招いたまま一人歩きする状態に。それを、本来ならば修正するべき既存メディアも、どういう意図があるのか分からないけれどそのまま使用して、さらに利用するような用法も見られて「メディアが煽ってどうするのか」といつもながらのメディア不信が膨らむことに。

「外国人問題」も、別に全ての外国人が悪いわけでは無く、色々な理由から国内に在住している一部の外国人による犯罪行為や迷惑行為に対して不満や問題が指摘されている話。昨年度末の状態で、在留外国人数は約376万人。 これって、ほぼ横浜市の人口と同じ位の人数なんですよね。横浜市の犯罪率とか分かりませんが、横浜市と聞いて「危険な街」と思う人は、多分殆どいない。でも、その横浜市でも犯罪は発生するし、問題も毎日のように生まれていることは確かでしょう。となれば、「外国人」という属性の中で同様の状態になることは想像出来ます。ただし、同じ程度の人数であっても、一箇所に固まっている横浜市と異なり、その人数はばらつきはあるにしても全国に分散しているわけだから、分散している分発生率は低いことも想像出来ます。となれば、「外国人による犯罪・問題」の発生率は、日本人の数値よりも低いことは統計でも示されている。但し、その属性故に目立つことで不満が高まっていることが問題だと思う。

これはメディアの伝え方にも問題があると思っていて、例えば外国人犯罪では良く「不起訴」という言葉を聞くけれど、これをちゃんと説明しないから「外国人は全員不起訴で罪に問われない」みたいな誤解が蔓延してしまう。不起訴となる割合などは決して日本人と大きな差があるわけでは無く、また外国人被疑者ということで言葉の壁なども大きいらしい。後以前聞いてなるほどと思ったのは、不起訴となった場合でも国外退去処分になるのだけれど、日本国内で起訴されて刑期を終えてしまうと、そのまままた国内での生活に戻ってしまう。不起訴として母国へ強制送還されると、母国でその犯罪の裁判が適用されて必要な処分が施されるので、場合によってはよ日本国内よりも重い刑期が課させることもあるらしい。時間や文字数の制約はあるだろうけど、中途半端な報道で誤解を招いている責任は、既存メディアでは大きいと思う。

もう一つ感じるのは、大きくされてしまった主語の中の殆どの人は、実はそんなことは感じていないあるいはちゃんと批判もしているということも伝えるべきだと思う。例えば「外国人問題」と言っても、その対象は不法滞在や実際に犯罪を犯したごく一部なわけで、それ以外の正式な手続きを経て日本に在留している外国人は無関係だし逆にそう言うごく一部の素行の悪い人に対しては厳しく対応してほしいということは見聞きします。これって別に外国人だけの話ではなく、例えばとある地域や地方で問題が続けて発生すると「だから○○の出身者は」みたいな言い方を良くされます。最近では浜松で色々トラブルや犯罪が続けて発生したので「だから浜松は」みたいな言われ方をしたけれど、それと同じ。殆どの浜松の人間は、高速道路に転落しても逃げないし、まず転落することも無い。ガールズバーで行きなり殺傷行為をすることも無い。個人的には、今回の色々なことから、入国管理や外国人犯罪に対してこれまで以上に厳しい措置が取られるようになるらしいけれど、それによって一番安心しているのは普通に生活している外国人在留者の人達だと思う。それによって自分達の正統性も担保されるわけですからね。だからいたずらに主語を大きくするのでは無く、適切な主語をちゃんと選択して使用するべきだと思う。

本当の一票の価値

今回の参議院選挙では、色々おかしいと思うことも多数有りました。一番疑問に感じたのが、立憲民主党の蓮舫氏の立候補。元々参議院の東京選挙区の議員だったところ、東京都知事選出馬のために辞職。結果都知事選は3位で落選して、暫くは国政に戻らない、距離を置くと言っていたのに、今回は立憲民主党の比例区の名簿トップで立候補。先ず確実に当選できるポジション。で、東京都の個人選挙区では、定員6名に蓮舫氏辞職による補選で、議席数は7枠。その補選枠には、同じく立憲民主党の塩村あやか氏が当選したけれど、ただし補選なので任期は3年とのこと。本当だったら、蓮舫氏はここに立候補して自分の選択を国民に評価して貰うべきなのでは。勿論、個人区に立候補しても、上位で当選したら3年では無く6年任期になるのもちょっと疑問だけれど、それは仕方ないとしても、やはり比例区で最初から当選確実みたいなのは卑怯なのでは。 

もう一つ疑問だったのは、NHK党から立候補した浜田聡氏が33万票もの得票をしながら、比例区のため落選しているのに、それよりも得票数の少ない候補者が比例区立候補者や個人区で当選している矛盾。立憲民主党の蓮舫氏とほぼ同じ位の得票数を獲得しているのに落選なんて、ちょっと理解出来ない。この浜田氏、なんでNHK党なのか良く分からないけれど、その政治活動には個人的に凄く評価している議員で、非常に残念。もう政治の世界には戻ってこられないだろうけど、こう言う人こそ長く議員活動を続けて、色々重要な質疑を出してほしい議員さんだと思う。

選挙後には、良く「一票の格差」が問題視されるけれど、これだって一票の重さの違いが如実に表れている例だと思うんですが、問題視されることは殆ど無い。個人区は、本来ならば人口で均等割するべきなんだろうけれど、そうすると実際の地方自治体の行政区と異なる分布になるから、多少の違いは許されていると思うんですよね。それでも、流石に補完しきれなくなって、「県をまたいだ合区」も誕生してきているけれど、今後は特に地方はどんどんそういう集約化が始まるんだろうなぁ。逆に東京など大都市圏は、どんどん細分化しないと人口比で追いつかない。「一票の重さ」が、ますます軽量化していくことになりそう。

投票して、自分が一票を投じた議員が当選すると満足感が得られるけれど、落選すると失望感も大きい。それが、今回のように、同じ位得票しているのに落選しているとなると、その失望感は絶望感にまで落ちてしまうかも。裁判などで評価される「一票の格差、重み」は、単純に人口比での評価だけれど、こう言う制度的な格差に関しても考え直す必要があるのでは。特に比例区なんだから、その政党での得票数で判断する以上に、その議員に対して託された一票の重さは、もっと評価しないといけない気がする。

2025年7月21日

Global Entryへの道(7) - Guam渡航準備

US CBPから「早くインタビューにおいでよぉ~」というお誘いメール(?)も来るので、いよいよ明後日はEoA (Enrollment on Arrival)のためにGuamへ出発。そのための準備を、この連休中に進める事に。

まずはGuam入国のために必要な電子税関申告書を申請しないといけません。グアムの専門のサイトへアクセスして、パスポート情報や渡航情報、さらには税関申告の質問に答えて完了すると、入国時に提示するQRコードが生成されるので、これを保存しておきます。もう一つの入国時の書類は、US ESTAが使えるので問題無い(はす)。まぁ、其れ以前にEoAのインタビューを受けて承認されないといけないので。そのESTA、有効期限が今年の11月初めまでなので、今年終盤の渡航予定を見ながら、更新することを忘れないようにしないと。

次に必要なのが「通信手段」。これまでは、いろいろな理由から自分的には気に入っていたAiraloを利用していましたが、Guamの場合3日/1GBでUS$10.00とちょっと高い。少し前に、trifaがメディアに露出していて、ちょっと見てみたけれどGuamはそんなでも無い。そんな中で、価格コムの比較リストを見ていたら、World eSIMが「グアム10日間 0.5GB / 249円」というプランが。今回は、午後に到着して、多分ホテルにはいるのは午後遅め。翌日は、出発がお昼くらいだけれど、朝食を食べたら多分そのまま空港へ移動するから、殆どデータ通信は必要無い。でも、入国時には多分いろいろ必要だろう。となると、500MBは必要十分だし、もともと250円の料金が249円というのも何だけれど、お手軽だから今回はこれを利用してみようと思います。
[2025/07/21 14:00追記] World eSIMのアプリをiPhoneにインストールして、Guam様のeSIMを購入しようとしたところ、「10日間/0.5GB/249円」というメニューが表示されない。でも、プラウザーからアクセスすると表示されます。タイアップしているサイト経由で無いと表示されないようで、仕方ないのでブラウザ側から購入をして自分のアカウントに登録。スマホ側のアプリを起動して、自分のアカウントにその購入したeSIMプランが登録されていることを確認します。これで取りあえず利用出来るはず。

当日の成田空港まで新幹線も手配済み。朝一の路線バスで駅へ移動して、上りの一番早いひかり号で品川まで移動。ここから10分程の待ち合わせで、N'EXで成田空港到着が09:30頃という旅程です。まぁ、何かトラブルが無い限り大丈夫だと思うけれど。今回は1泊2日の旅程ですが、帰国翌日には会社で予定が入っているので、そのまま横浜で宿泊予定。ですから、グアムと国内あわせて、2泊3日の旅程になります。着替えは、夏で軽装で済むのでVICTORINOXの薄手のバックパックで間に合いそう。かなり身軽な状態での移動なので、入国時に咎められないか逆に心配。パソコンや財布類、US$紙幣・硬貨類に、細々した物等一応1回目のパッキングは済んでいるので、今日は2回目の確認をしようかと。そうそう、肝心なEoAのインタピューが迅速に進むように、Pre-approvalの画面コピーとか、必要そうな資料の準備もしておかないと。

今回は現地のホテルが日系のNikkoなので、そんなに不便さは無いだろうと高をくくっているけれど大丈夫だろうか。まぁ、何とかなるでしょうと、粛々と準備を進めていくことにします。(続く...)

参院選

まだ最終確定したわけではないけれど、今回の参議院選挙では与党の自公が票を減らして、過半数を割る一方、対抗勢力である立憲民主党は改選前議席から1議席減らす結果に。盤石基板があるはずの共産党は、改選7議席から3議席と半分以上が落選して、これは結構危機的な状況なのでは。社民党は、知名度で「ラサール石井候補」の擁立が功を奏して、ラサール石井氏の当選が決まったけれど、後は得票率で2%を超えて政党要件を維持出来るかどうか。逆に大躍進したのが国民民主党と参政党で、どちらも+13議席の上澄みにな法案提出可能となるので、今後は良くも悪くも国会が騒がしく(賑やかに?)なりそう。

国民の判断が絶妙だなと感じるのは、与党自公あわせて122議席で、ここに無所属の1名は確実に入るだろうから、123議席。過半数を取るには残り二人が必要なので、何処かと連立するか政策協定などを結んで是々非々で対応するしか無い。可能性がありそうなのは、維新の会、国民民主党、参政党当たりだけれど、衆議院にしても参議院にしても、今後は法案成立まで時間が掛かり、政治がやや停滞するような気がする。色々な意見が議論されることは良いことだと思うけれど、無限にそれだけやっていれば良いというわけでは無いですからね。限られた時間の中で、最大の成果を出し続けることが政治家の最大の責任な訳だから。

今回の選挙で、ある意味自公以上にショックなのは、立憲民主党じゃ無いかな。現時点では残り1議席未確定があるけれど、今の所改選前から一人減らして21議席、非改選あわせて37議席と、野党第一党の立場は堅守したけれど、戦前の「自公打倒」のかけ声の大きさから見ると、これって実質敗北じゃないの。与党に対して批判は確かに大きかったけれど、その期待値は立憲民主党では無く、国民民主党や彩資源参政党へと流れたわけだから、「野党第一党」とふんぞり返っている場合では無いと思うけれど、何か野田さんのコメントからは危機感を感じられない。まぁ、それは石破さんの続投発言にも感じられるところだけれど。

 自民党党内では「石破降ろし」の声が大きくなってきているらしいけれど、仮にここで石破さんが誰かと交代したら、秋の国会中に野党が不信任案を出して、政権信任のために新党首の下で衆議院選挙をしなきゃならなくなるでしょうね。その場合、今噂されている高市氏にしても小泉氏にしても、現在の不利な形勢を大規模に転換させるほどの任期は無いし、なんと言ってもこの参議院選挙の記憶がまだ残っているうちに選挙をしても、多分国民の選択はそんなに変わらないでしょう。やはり、国民が納得出来る何か「成果」を出した後でないと、選挙をしても勝算は見込めないと思う。となると、取りあえず石破さんに「被害担当艦」として、選挙後の批判や、米国との対応などの汚れ仕事をやって貰って、そこから与党に対しての人気回復の気運を読みながら、総裁交代のタイミングを計るんだろうなあ。ところで、野党はあれだけ「消費税廃止、0%」を言ってきたのだから、秋の国会でそれなりの結果を出す義務があると思うんですが、一体どうするんだろうか。今度は、財源は与党が考えろというお気楽発言は許されないと思うんですけどね。

2025年7月20日

(UA) HND-HNL/-NRT (1) - だから、めざましテレビが悪い

昨日こんなことを書いていたので、まぁこうなることはほぼ確定していたわけですが... 

元々海外旅行癖があり、飛びたくてウズウズしているので当然といえば当然ですが、こういう映像を見せられると、やっぱり飛びたくなりますね。

はい、8月最後にHnolulu行きの予約を入れてしまいました(笑)。 来週Global Entryの最後のインタビューでGuamへ行く予定で、多分よほどの事が無い限りは無事に承認されるはず。これで、アメリカ入国時の長い待ち行列や、空港でのセキュリティチェックの更に長い待ち行列から解消されるので、これまで以上に「行こうじゃ無いか」という気持ちが沸いてくるのは仕方ないですよね(マテ)。

ただ、7月8月は夏休みシーズンでもあり、更に今年はチケット価格も高騰。個人的に幾つか用事の予定も決まっていて、中々「これ」というタイミングが見つかりませんでした。ところが、これが「めざまし効果」か、性懲りも無く番組を見た後ANAのサイトで検索してみたら、TYO-HNLで8月の終わり頃からZクラスのお手軽料金が表示されています。をぃをぃと更にクリックしてみると、往路便で個人的に一番使い勝手が良いと思っている、到着が午前遅めの羽田発便が取れます。試しにそのまま復路便を確認して見ると、この日は成田行きが2便飛んでいるみたいで、早い方のNH183便だとZクラスで残席1席。遅い方のNH181はこの料金では利用不可なので、自動的にこれを選択することに成りますが、一番早い帰国便なのでこちらも文句はありません。

ANAでチケット発見をして、マイルをUAに付けると、HND-HNLが1,156PQP (Base Mile: 3853)、HNL-NRTが1,145PQP (Base Mile: 3818)。UAでチケット購入をすると、日本円が米ドルに変換されて、そのUS$1=1PQPに換算されます。そのため、今回は殆ど変わらないくらいだけれど、それでもANAで購入した方がUS$換算でUS$1=142円位に成るので、少し有利な感じ。さらにSKYコインでドーピングすると、140円を切るくらいまで改善されるので、更に有利になる計算です。

課題はHonoluluでの宿泊先。いつもは、HiltonのHawaiian Villageはポイントも高いし現金だとさらに高価。ただ、同じHiltonでも少し外れたHilton WaikikiだとUS$225(Resort Charge込)なので、この辺りが落とし所かも。と言うわけで、めざましテレビを見た後、30分もたたないうちに旅程が確定してしまいました(笑)。もし来週のGuamでのEoAが失敗して、Global Entry取れなかったらどうしようか、一抹の不安はありますが、その時にはこのHNLエントリーの時に再挑戦しようか。でも、一月前に失敗しているのに、一月後に成功する理由は無いよなぁ。となると、何としても良い子にして来週のEoAを完了しないと(キリッ!)。(続く...)

2025年7月19日

ThinkPad X13 Gen6への道 (11) - Second Impression

昨日は仕事の都合で横浜のオフィスに行く必要が有ったので、新規に使い始めた「ゲンロク君(ThinkPad X13 Gen 6 Intel)」を、初めて持ち出して外で使用してみました。仕事用のX13 Gen 1も持っていくので、通常の重さよりも約1kg背負うバックパックが重くなりますが、バックパックは両肩に重さが掛かるので、そんなに違いは感じられません。これがショルダーバッグだと、一方の方にそのままバッグの重さが掛かるので、結構響きます。特に運動を止めて長い時間がたち、昔は肩にも結構筋肉があって、それがクッション材代わりになっていたものが殆ど無くなり、ショルダーベルトの重みが、直接肩の骨に感じるような年齢になってしまってからは尚更です。前日の夜に母艦からファイル類の更新をして最新状態にしたX13 Gen 1とGen 6、2台持ちで出発。ゲンロク君は、帰宅するまでバッテリー運用してどの程度利用出来るかも試してみる予定です。

自宅から浜松駅まで車で移動したんですが、何かイベントがあった/あるのか、駅周辺の駐車場は軒並み「満車」状態。暫くグルグル徘徊をして(駅周辺は一方通行が多い)、ちょっと離れた場所のTimesに何とか入れる事が出来ました。そこから徒歩で10分弱歩いてやっと駅に到着です。ゲンロク君最初のトライアルは、STARBUCKSのFree Wi-Fi。店内に入り、朝食代わりのアイスコーヒーとホットサンドを注文して席に落ち着きます。アイスコーヒーで喉を湿らせているうちに、ゲンロク君が起動して、Windowsのデスクトップ画面が表示されます。画面右下のネットワークアイコンからスタバのAPを選択して利用規約に同意したら、当然ですがすんなりネットワークに接続してくれました。Chromeでのブラウジングやメール処理等、問題無し。前回の宅内Wi-Fiの様なトラブルも無く、まずは一安心です。

新幹線の時間が近くなってきたので、そのままカバーを閉じてサスペンド状態にして、ホームへと向かいます。定刻通り上りのひかり号が到着して、まずは車内へ。駅停車中は、車内Wi-Fiと駅のWi-Fiが競合するのか調子が悪ので、発車まで暫く待ちます。定刻通り浜松駅を出たところで、ゲンロク君のカバーを開けて再開し、今度は新幹線のFree Wi-Fiへと接続します。認証画面でメールアドレスを入れて、メール認証をすると、こちらも当然ですが問題無く接続完了。移動中も、特に問題なく車内Wi-Fiでアクセスする事が出来ました。その後新横浜が近づいて来たところで、カバーを閉じて、サスペンド状態(S3)にして、今度は帰りにまた使用再開してみます。

その後、仕事を終えて帰宅のために再び新横浜駅へ。朝サスペンドしてからカバーを開けるまで、約5時間S3のままでバッテリー残量は100%から89%まで減っていました。その後、浜松駅に到着するまで、新幹線車内でいつもの様に車内Wi-Fiに接続してメールチェック等の作業をして、最後にシャットダウンをする時の残量が81%でした。使用時間は、新幹線車内で往復2時間弱、スタバで20分程、その後約5時間のサスペンド状態維持で、それでバッテリー消費量が20%位だったら、まずまずの状態では。以前のX1 Gen 1だと、40~50%位はこれで消費していましたから。省電力の面でも、血行改善されている気がします。これはIntelのCPUが貢献しているのかな。

ところで、今回のゲンロク君のシステム構成では、指紋認証センサーは内蔵せずに、Windowsのサインインは内蔵カメラによる顔認識で実行しています。理由は、指紋認証だと指紋の薄い自分は、特に冬季など乾燥しているときには認識してくれないことがあるから。顔認証はiPhoneでも使用していて、慣れているという事も有りますが。それでも、Pixelの指紋認証は、ほぼどんな時にも認証してくれるので、あれくらいの性能のセンサーが付けばまた考え直すかもしれません。また、指紋認証なら、システムのPOP(Power-On Password)とSSO(Single Sign-On)で、システム起動からWindowsのサインインまで、一気に実行してくれるメリットがあったんですが、それが出来なくなったのはちょっと痛いですね。私がちょっと勘違いしていましたが、このX13 Gen 6だと、電源ボタンが指紋センサーも兼ねているので、電源を入れたときに指紋認証も同時に実行されるため、ユーザビリティ(使い勝手)としては良くなっている気がします。ただ、席を少し外してロック画面になっているときに、いちいち指紋をスワイプしなくても、画面に顔を向けるだけでアンロックされるのは便利だと思う。

あと、私は新幹線車内でのパソコン利用時には、テーブルには置かずに、文字通り膝の上(Laptop)に置いて使用します。普通に両足を揃えた上に置いて使用するのが基準で、時々気分転換も兼ねて、左右の足を組んでその上に置いたりしますが、時々パソコンを持ち上げて足を組み替えたりします。その持ち上げたときに「あっ、軽い」と何度も実感しました。ゲンロク君の内蔵バッテリーは、4セルの大きい物を入れているので、1kg切りはしているけれど、約960g位。でも、以前のX13 Gen 1が、多分1.3kg位あったので、30%位は軽量化されているわけで、やはりその差は大きいと感じました。また、数値的には本体の厚みはゲンロク君の方がちょっとだけ厚いのだけれど、持った感じだと薄く感じるのはデザインの効果なんでしょうね。簡単な移動時の利用テストでしたが、携帯性はかなり向上している気がします。(続く...)

KIX Lounge

けさの「めざましてれび」の「華也コーナー」では、羽田・関空の空港とラウンジ紹介。羽田空港のT1(第1ターミナル)にはJAL、T2(第2ターミナル) ANAが利用しているので、その区別が難しいというスタッフの質問には、「T1は『JAL』で"A"が一つだからT1、T2は『ANA』で"A"が二つからT2」と迷回答をしていたけれど、「じゃぁT3は?」とスタッフに突っ込まれて撃沈。まぁ、その無邪気さに免じて許そう(笑)。でも、成田空港はT1がANA系、T2がJAL系で逆なんですよね。羽田空港は、自分はT1に殆ど馴染みがないので、物珍しさと、T2に比べて飲食やお土産系が充実している印象を受けるんですが、どうなんだろうか。

その後関西空港(KIX)へ移動して、最近リニューアルされた空港内の様子を紹介。その中で、以前も少し触れた関西空港の共有ラウンジ「KIX Lounge Kansai/Premium」を紹介。ファーストラスやFFPの上級会員向けのPremiumは、一度利用してみたいなぁと感じて、直ぐさまKIX発の発見が出来ないか検索してみました(笑)。青組の米国行きは、SQが飛ばしているのかなぁ。あっ、UAがGuam行きをまだ飛ばしているのかな。今のスケジュールが「KIX 11:05 - GUM 15:45」なので、浜松を始発のこだま号(06:28)で出て、名古屋でのぞみ号に乗り換えて(接続2分)新大阪に07:54に到着。ここで関空行きはるか9号(08:14)に乗り換えると、09:04に関空に到着するので、何とかラウンジ利用も含めてGuam行きに間に合いますね。成田空港行くのと変わらない感じ。難点は、KIX行きは始発のこだま号利用が必要なので、駅までの移動手段が自家用車かタクシーが必要なことと、NRT行きは始発の路線バス利用でも間に合うけれど、その分到着が30分位KIX利用よりも遅くなる事かなぁ。

夏休みシーズンに入り、旅行や空港利用機会が増える時期なので、こういう企画や特集は暫く増えるんだろうけど、今年は海外旅行も含めて夏の外出は好調な調子らしい。実は、来週のGlobal Entryが首尾良く取得出来たら、早速8月か9月にはどこかアメリカへ飛びたいなと思って、幾つか検索してみたんですが、やはり8月中は一杯ですね。やっと8月も最後になって9月の初めくらいには少し料金が下がりますが、9月のシルバーウィークの頃になるとまた上がり出します。まぁ、仕方ないかなぁ。今年はインバウンドも、年間4000万人を越えそうだし、チケット代も高止まり状態なのかなぁ。

元々海外旅行癖があり、飛びたくてウズウズしているので当然といえば当然ですが、こういう映像を見せられると、やっぱり飛びたくなりますね。前回の「沸騰ワード10」で、風間俊介さんとバナナマンの日村さんがマイル修行の旅をしていたけれど、あのシリーズを見ると、どうしても直後からANAやUAのサイトで検索してしまうのと同じですね(笑)。

2025年7月18日

選挙終盤

選挙戦も終盤というか、もうゴール前に成りつつある今日この頃。過半数確保が至上命題の自公は、かなり議席を減らして、自公での過半数確保(50議席)はかなり厳しいというのが今の状況。対抗馬の立憲民主党は、議席微増が言われているけれど、その自公の落ち込みを吸収しているわけでも無く、こちらも「伸び悩み」と言って良い状況。公明党と同じ位堅固な「岩盤支持層」を誇っていた共産党も、党員や支持者の高齢化もあってか得票数が減りつつあり、こちらも現有議席を下回る予想。そして社民党も、全国区で議席を確保出来るかどうかの状況で、さらに政党要件を満たせなくなる可能性も取り沙汰されていて、こちらもこれまで以上に厳しい状況。

その社民党について、某ニュース番組で「首相を輩出した事も有る老舗政党の社民党は...」という言い方をしていたんですが、そう言う意味では、立憲民主党も旧民主党時代から考えたら「老舗」に近いし、自公に共産党、社民党は「老舗中の老舗」政党と言って良いのでは。そうなると、今回の選挙結果は旧体制に対しての批判選挙みたいな結果になるのかもしれない。 それならば、国民民主党も「老舗=旧民主党」ではと言われそうだけれど、立憲民主党が旧民主党のDNAを色濃く感じるけれど、国民民主党は椎葉幹事長を筆頭にそういう雰囲気を余り感じられ無い所から、昔の民主党との関係が希薄に思われているのかも。

そんな中で、今回選挙での台風の目は参政党であることは言うまでも無いでしょうね。佐々木俊尚氏もこの点を取り上げていて、「ポピュリズム vs リアリズムの対立」という言い方をしていて、納得出来る批評の一つだと思います。

リーマンショック後の厳しい時代の経験から、当時の自公に対しての不満がつのり、そこにポピュリズム政策の 旧民主党が議席を伸ばして政権を奪取。しかし、リアリズムには欠けた「絵に描いた餅政策」は、結局は何も変えられず逆に悪くなる一方で、あっと言う間に支持を失い、その反動で安倍政権から一気に自公が人気を回復。そこに胡座をかいていた現在の自民党の主軸達が、結局はポピュリズムもリアリズムを見せられずに自滅していくのが、今回の選挙なんだろうか。

今回自公あわせて50議席を割り込むと、3年後の参議院選挙では圧勝した前回の議席(75議席)以上を獲得しないと過半数を取り戻せないわけで、それは自公が少数野党を取り込んで政権維持をしても、野党勢力が力を増して政権奪取とまでは行かなくても関与を大きくしたとしても、よほどの好景気、経済成長、物価高抑制等の好循環を生まない限り無理。その前に、衆議院選挙は有るんじゃ無いかと思うので、ここで自公が再び過半数を取り戻せばまた変わるかもしれないけれど、これだけ自公に対しての批判票がポピュリズムへ流れているとなると、仮に自公政権が続いてもその責任は自公へと振り返られるんだろうなぁ。だからと言って、野党政権が誕生したら、どう考えても旧民主党の悪夢が再来することも間違いないだろうし、結局はどう転んでも苦しむのは国民という結果になりそうな気がして憂鬱になりますね。

2025年7月17日

NFL 2025 Season

8月になると、いよいよNFL 2025もスタート。8月はプレシーズンゲームですが、9月からは全18週のレギュラーシーズンゲームがスタート。今年は、最低でも2試合、出来れば3試合位観戦したいと思っているので、そろそろ試合スケジュールを見ながら、渡航予定の候補日を調べ始めています。で、その渡航にあわせて、大谷選手の試合観戦も出来ればベストなんですが、LAXでの試合でセットにするにしても、遠征先でセットにするにしても、中々難しそう。それに、9月となるとMLBはシーズン終盤でチケットも高騰しそうだし、10月となるとプレーオフですから、更に大変ですし。MLBは、来シーズンの春かなぁ...

NFLの試合は、最近は色々複雑になってきていて、昔は基本日曜日に午後一に一試合目があり、その後一試合目が終わる頃から二試合目の試合が夕方から始まります。さらに月曜日に1試合「Monday Night Game」があるという分かりやすい構成でした。最近では、日曜日の夜にも試合が設定されていて、さらには木曜日夜に試合があったりするし、欧州やメキシコでの遠征試合もあったりするし、中々観戦スケジュールの設定が大変。もう一つ困るのが、国内からこういう試合スケジュール情報を取得しようとNFLのサイトにアクセスするんですが、日本用のサイトがずらずら表示されてきて、そういうサイトでは日本時間で試合開始時刻が表示されるので、現地観戦を目指している自分としてはややこしい。まぁ、米国内のスケジュールにしても、そのチームのホームである東部・中部・山岳・太平洋標準時で表示されるから、ホームゲームはそのまま理解すれば良いけれど、遠征試合だと脳内変換して時差を考えないと行けない。結構頭の体操になりますね(笑)。

ここ最近は、アクセスのし易さなどの理由から、SEAのSeahawksの試合観戦が続いていますが、今年は久し振りに49ersの試合観戦でLevi'sにも行ってみたい気がします。あと、最初の贔屓チームである、Dolphinsの試合も久し振りに観戦してみたい。さらには、観戦するタイミングもありますが、やはり熱戦・好試合を見てみたいから、それならのポジションにあるチーム同士の対戦も見てみたいし。NFLのスタジアムの場合、結構車でアクセスするしか無い場所にあったりするので、レンタカー利用とかも考えないといけないのですが、そういう所は自分一人で観戦するのでちょっと避けています。となるとスタジアム立地も重要で、Chicago等も気候があえば良いかもしれない。あるいは、贔屓チームの一つでもあるPanthersも、ホームスタジアムのBank of America Stadiumは街中にあるのでアクセスは凄く便利だし。実は、10月5日(日)に、Dolphins@Panthers (K/O 13:00 EDT)という絶好のカードが予定されているんですが、この日は日本で用事があるのでダメなんですよねぇ...

国内のXリーグの試合も週末を中心に開催されて、Xリーグの場合は2週間毎の開催なので、その間の週末に計画しないといけません。ただ、その週末にも、自治会予定とか色々入ってくるので、中々ドンピシャリというわけにも行かないのが悩ましい。そのため、9月は飛び石連休の時、10月も下旬の週末1回、11月は上旬、中旬、あと最後の週末と3回程候補日を入れられるので、ここは最低1回、出来れば2回は抑えたいところ。12月に入ると、クリスマスシーズンになりNFLのスケジュールが少し変則的になるのと、やはり雪による移動トラブルなんかも心配になるので、出来れば今年は避けたい所なんですよね。UA MPのPQP獲得もしないといけないけれど、まずは来週予定しているEoA@Guamを何とか達成して、USへの入国と国内移動がスームスに出来る環境整備が先ず最初の一歩ですね。

Amex Centurion Lounge@HND T3

昨年発表された、羽田空港第三ターミナルでのAmex Centurion Loungeがオープン。世界で30番目、アジアでは4番目のオープンという事で、私が知っている最初の頃にオープンしているSFOとSYDのラウンジとはちょっと雰囲気が違う印象もあります。記事の写真で見る限りでは、シート、バーカウンター、ビュッフェ等も、少なくとも昔のSFO/SYDよりも良い感じがする(笑)。

ラウンジの場所は、羽田T3の114番ゲート近くということで、JALとかCathay のラウンジが有る場所かな。確か以前はANAのラウンジが有った場所でしょうね。ANAが自社便の多くをT2に移行したから、T3はほぼスタアラ用ラウンジになってしまったから。考えてみたら、最近の羽田発の国際線は、ずっとT2からだから最後にT3利用したのはいつなんだろうか。と思って調べてみたら、2023年にSEAにNFL観戦行った時に、当日突然スケジュール変更になって、HND-IAD-SEAと遠回りで行った以来ですね。でも、この時はUA便利用の時で、ANA便利用ではいつかなと思ったら、コロナ禍直前にORDへ行った時が、ANA便でのT3利用最後のようです。T3のANA Suite Loungeは、窓際からの景色も良いし結構好きだったんですけどね。T2のANA Suite Loungeは、ちょっと画一的なシートレイアウトだし、奧の個室は暗いし、個人的には設備は古いけれど成田5サテのANA Suite Loungeの方が良いかなという印象。

閑話休題。Centurion Lounge利用には、Amex ProperのPlatinum以上のカード保有が必要で、すでにそのAmex Platinumを解約している自分は利用出来ないのですが、今回のT3でのラウンジオープンで再取得を目指すかと言われたら、まぁ99%無いでしょうね。最大の理由は、ターミナル利用頻度の問題。今後何度か海外へ渡航する機会はあると思うものの、多分利用する国際線キャリアーは99% ANA便だと思うんですよね。USへのフライトにしても、PolarisとANAを比較したら、現行のSTUGGERED SHEETでもまだ益しだと思うし。シートだけで無く、食事や機内サービスは言うまでも無いし。さらに、THE Room FXとか導入されたら、もう迷うまでも無いわけですし(笑)。となると、出発ターミナルは99% T2でしょうから、わざわざT3に行く理由も無くなりますし。唯一UA利用でありそうなのは、HND-HNL線が再開したら、往路のHND-HNLはANAもB787利用だし、いずれにしても寝ていくから利用する可能性はあるかなぁ。

個人的には、Amex Centurion Loungeのオープンで、ラウンジサービス競争みたいなものが勃発して、ANA Suite Loungeの内容も以前位まで戻ってくれたら嬉しいけれど。並びにある、JALとかCathayとかは直に比較されるだろうから大変だろうなぁ。でも、センチュリオン以前に、ANAさんにはもう少しJALさんのラウンジを比較して、同等以上になるように頑張ってほしいなぁ。正直最近の内容だと、結構差がある気がするし。直接の利用では無くて、間接的にサービス向上への刺激になってくれたら嬉しいけれど。

2025年7月16日

Global Entryへの道(6) - Reminder

覚えのない"noreply"メールが昨日メールボックスに入っていて、「何だろう」と思いつつ、ドメイン名を見たら「@cbp.dhs.gov」と、US CBPからのメール。「えっ、もしかしてpre-approvalに何かあったのか?!」と思いつつ開いてみたら...


「Global Entryの最後の工程、インタビューの方法には色々あるけれどご存じ?!」みたいな、お誘いのメールでちょっとビックリ。内容的には、すでにCBPのGlobal Entryのサイトで説明されている物をまとめた物で、特例措置とかそう言うものは残念ながら無い。忘れないように、リマインダーとして送ってきた物だと思いますが、お役所としてはこういうのは、特にアメリカだと珍しい気がしますけどどうなんだろうか。

自分としては、一週間後にグアムへ飛んで、ここでEoA (Enrollment on Arrival)のインタビューを受ける予定ですが、そろそろ渡航準備とEoAの準備(提出するわけではないけれど、Pre-approvalのページコピーとか)も始めないといけませんね。(続く...)

ThinkPad X13 Gen6への道 (10) - Wi-Fiトラブル解決!

一難去ってまた一難、何故かWi-Fi利用時にはネットワークアセスが出来ないサイトがあり、またEthernetでは出来ているドライブ共有も出来ない状態に遭遇。前回も書いたように、

  1. Ethernet 経由では問題無くアクセス出来ているし、ドライブ共有も可能
  2. 同じくWi-Fi接続にしてみた、ThinkPad X13 Gen 1(現在のオフィスPC)や、iPhone 15 Pro、Android Pixel 6、ASUS Chromebook等、デバイスからの宅内Wi-Fi環境へのアクセスにも問題無い
  3. だから、Wi-Fi AP/ルーターや、光回線へのONUの設定に問題は無いはずで、原因は「ゲンロク君」内部にあると推測出来ます。
試しに、X13 Gen 1のWi-FiドライバーとX13 Gen 6 Wi-Fiドライバー比較すると、X13 Gen 1 は「Ver. 23.110.0.5」に対して、X13 Gen 6は「Ver.23.120.0.3」と一つ上がっています。これを見て、「最新版のバグ?」と思ったんですが、ゲンロク君に入っているIntel Wi-Fiカードは「Intel Wi-Fi 7 BE201 320MHz」で、この新しいカードをサポートしているInitial Versionが「Ver.23.120.0.3」。なので、今の所これが最初で最新のリリース。実際ダウンロードサイトを確認しても、このバージョンが登録されていますし、Lenovo Vantageで確認しても同じです。

ここから名(迷?)探偵の推理がスタート。

  1. 宅内ネットワーク環境は、他のデバイスが問題無く利用出来ているので、環境自体に問題は無い(はず)
  2. ゲンロク君のWi-Fiアクセスも、Wi-Fi APまでは問題無く接続しており、かつ外のネットワークに対しても、一部のサイトは問題無く表示される。
  3. そのサイトは、最初「http://」と「https://」の違いでセキュリティで引っかかっているのかと思ったんですが、どちらでもアクセスに問題無い・問題有りのサイトが存在しています。
  4. さらに、IPv4/IPv6依存の問題かなと思いつつ、それぞれON/OFFして見ましたが関係無い
  5. Pingをアクセス出来ないサイトに投げてみると、IPアドレスが取れない場合や、IPアドレスは取れているけれど、タイムアウトで失敗していたり、どうも動作が不安定な感じ
  6. X13 Gen 1とX13 Gen 6で、Wi-Fi関係のネットワーク設定を確認して見ましたが、どちらも同一設定(X13 Gen 1規準)にしても、ゲンロク君の現象は解決しません
  7. ここでエンジニアの端くれとしての勘が閃いて「ドライバーがちゃんとインストールされてないんじゃない?!」と言う過去の経験が浮かびます。
  8. そこで、デバイスマネージャーからWi-Fiドライバーをアンインストールして再起動してみますが、何故かPnPでデバイスが反応せず、Wi-Fiは見えないまま。
  9. 一度Ethernet Cableを接続してネットワーク接続を再開してから、Lenovo Vantageを起動してハードウェアスキャンをすると、このWi-Fiデバイスが見つかり、入っていたものと同じ「Ver.23.120.0.3」を入れるかと聞いてくるので、これを実行。
  10. インストール終了後、念のためにシステムを再起動してWi-Fi接続でネットワークにアクセスした状態を確認してからChromeを起動します。
結果、あっけなく問題は解決をして、これまでアクセス出来なかったサイトにもサクサクアクセス出来るようになりました。また、Wi-Fi接続状態で母艦から「net use」コマンドでドライブ共有を実行したところ、こらちも問題無く成功。昨日のドタバタは何だったんだ状態で、小一時間位Lenovoに文句を言いたい気分(笑)。

今回のWindowsイメージは、SSDを2TBの物に(2回目の)換装をしてから、LenovoのDDRS (Digital Download Recovery Service)経由で作成したリカバリーUSBを使用してリカバリーした物。SSD換装したため、出荷時のSSD(256GB)は保管してあるので、それを起動して同じ問題が発生するか確認しても良いけれど、流石にそれは面倒なので省略。将来、またリカバリーUSBでリカバリーする機会があったら、この件をLL (Lessons Learned)として思いだす事にします。(続く...)

2025年7月15日

ThinkPad X13 Gen6への道 (9) - Wi-Fiトラブル

試験使用的に完熟運転を進めている、新しいパソコン「ゲンロク(ThinkPad X13 Gen 6)」。OSのインストールや設定は順調に進んでいたと思ったんですが、母艦(ThinkCentre M720t)とのデータ共有のために、子機(ゲンロク君)のD:ドライブを共有しようとしたところで躓きました。

これまでは、子機側のドライブで共有設定をして、それを母艦側から「net use」コマンドで任意の共有ドライブとしてマウントしていましたが、ここで困りました。これまでは、子機側のアカウント作成は、所謂「ローカルアカウント」作成で利用していたので、このアカウント名でドライブ共有設定をして、それを母艦からそのアカウント名と設定しているパスワードでドライブ共有が出来ていました。仕事で使用しているオフィスPCも同様で、この時はこちらのアカウントはドメインユーザー名になるので、ドメイン名付でアカウント名を指定して、ADのパスワードでアクセス出来ていました。ところが、24H2からは裏技はあるけれど、基本マイクロソフトアカウントで設定するようになり、これまでのようなローカルアカウントは最初の設定では使用出来なくなります。最初は時間がなかったので 「Everyone」をRead/Write設定してデータ移行とかやっていたんですが、流石にこれは不味いだろうし。と言うわけで、ドライブ共有目的だけのために、ローカルアカウントを作成して、何とか母艦と子機の間でのデータ共有が出来るようになりました。

でも、ここで新たな問題が発覚。ここまでは、スピード重視のために1Gbpsのイーサネットケーブル接続で作業をしていました。勿論、途中で宅内Wi-Fi APに接続してWi-Fi接続が出来ることも確認していました。でも、ドライブ共有出来るようになったはずなのに、何故かWi-Fiの時には共有出来ません。イーサネットなら問題無いのに、これを外してWi-Fiにしてみるとネットワークが見つからないとか言われる。試しに、ゲンロク君をWi-Fiでネット接続状態にして、外のサイトにアクセスできるか確認して見ると、どうも出来るサイトと出来ないサイトがある事が分かります。例えば新聞社のサイトだと、読売新聞や産経新聞のサイトは表示されるけれど、毎日新聞や朝日新聞、さらにはYahoo Japanもダメ。それ以外にも、有名サイトでも表示されるサイト・されないサイト、どう言う理由なのか分からないけど、使い物になりません。ブラウザーは既にChromeを規定ブラウザにしていましたが、Edgeを使用してもその状態は変わらないので、ブラウザーの原因ではない。「24H2 このサイトにアクセスできません」で検索すると、結構な数のアイテムがヒットして、どうも24H2の持病のような印象を受けますが、これという対応方法は今だ模索中。これ、自宅のAPが原因の可能性があるので、外部のPublic Network(例えばSTARBUCKSのWi-Fiサービスとか)でも同様か調べたいところですが、今日は施錠降水帯も迫っていたりして外出は厳しそう。

因みに、仕事用のX13 Gen 1をWi-Fiしてアクセスしても、全く問題無く外部サイトにアクセス出来ますし、会社のVPNも利用可能です。と言うか、iPhoneやPixelなんかもずつとWi-Fi接続して居て問題無かったわけですから、宅内網のWi-Fiネットワークに何か問題があるとは言えない。そうなると、今回セットアップしたゲンロク君の設定に問題有りという切り分けになります。実はオフィスPCは、元々はWindows 10が5年前には入っていて、それがWindows 11に更新され、さらに22H2→23H2→24H2と更新してきたもの。ですから、ネットワーク設定やセキュリティ設定は、元々の設定が生きているのに対して、今回のゲンロク君は最初からWindows 11 24H2をインストールしているから、その辺の設定の違いなのかなぁ。Googleで検索してみると、結構色々トラブルが報告されていて、一日たったら治ったみたいな物から、ドライバー更新でも解決しないとか、ちょっと手強そう。24H2になりセキュリティ関係に手が入ったのが原因みたいな解析が一番多いみたいなんですが、やっかいそうですね。これで、外部のPublic Networkでもアクセス出来ないとなると、かなり致命的です。(続く...)

2025年7月13日

2009年との違い

 佐々木俊尚氏の引用から、投票前最後の週末に突入した参議院選挙の動向で、予想外の健闘を感じさせている参政党のその党勢獲得の理由。結果的に昔から言われている、確実な支持層となる党員を獲得し、組織力を強化し、地域活動を厭わず地道に進めてきたというのは、最近よく言われるSNS選挙とはまた異なる側面を感じさせます。

今回の選挙で、与党の自公が参議院の過半数を維持出来るかどうか(+50議席以上の獲得)は、際どいところらしい。立憲民主党は、16年前の「政権交代、Again!」と浮かれ気味なところも感じられるけれど、当時と大きな違いには気がついているのだろうか。当時は、其れ以前から旧民主党の勢力が増していて、実は2009年の衆議院選挙前の参議院選挙で、自民党と民主党が交代していて、その上での2009年の選挙だったんですよね。選挙前の情勢でも、やや互角というか民主党が少しリードしているくらいの状態で、全国の選挙区で自民党候補を破り過半数を獲得。結果、あの悪夢の政権スタートとなるわけですが、兎にも角にも当時の民主党は自民党と拮抗するかそれ以上の支持を獲得していたんですよね。

ところが現在の支持率などの数値を見ると、確かに自公の支持率は下がってきているけれど、肝心な立憲民主党は、その自民党の半分以下から1/3位。また、当時との大きな違いは、少数野党が多数存在していることでだと思います。民主党時代の政権は、民主党、社会民主党(社民党)、国民新党の3党連立内閣としてスタート。大勝した民主党が、単独内閣を構成することも確か可能だったけれど、選挙戦のいろいろで連立内閣に。でも、暫くして社民党の福島瑞穂氏が辞任して、亀井静香氏の国民新党との連立政権が続いたけれど、今回は多分もっと多数の野党連合を作らないと、政権獲得には至らないような気がする。逆に現与党の自公も、維新の会とか国民民主党とか、あるいは参政党を連立内閣ゆ呼び込むみたいな話も可能なわけで、あの「悪夢の民主党政権」みたいなものは生まれないとは思うけれど。でも、政治的混乱は暫く続くでしょうね。

多数政党の連立政権は、一見多様な意見が取り入れられそうな雰囲気はあるけれど、同様のケースが多い欧州の場合を見ていると、結構不安定要素になっている気がします。結局どれだけ共通項が大きくても、それ以外の部分がそれぞれの政党の一番の売り物になる場合が多いだろうから、その部分が妥協できない限りは、政権に止まる理由も無くなるという事が直ぐに生まれそうな気がする。そう言う意味では、自民党は「派閥」というかたちで、所謂少数政党みたいな組織が存在しているような感じで、行ってみれば「連邦制」みたいな仕組みに感じています。個々の主張は尊重するけれど「連邦法」が最大の法律という形がある意味最悪の中の最善なのかもしれない。それと、民主党政権時代に決めたこと・始めたことが、結構現在色々な歪みを起こしているようにも感じます。例えば今回の選挙の争点の一つにもなっている、外国人入国や滞在に関しての仕組みや対応に関しては、その流入数の激増とともに増加している気がします。また、所謂「事業仕分け」でどんどん予算を削ったは良いけれど、それによって継承されるべき技術や知識に人材が途絶しているのが現在な訳で、あの責任は大きいと思いますね。どちらが政権を受けても良いけれど、最悪な事態になることだけは避けてほしいなぁ。もう「悪夢の民主党政権」だけはご免ですね。

Amazon Prime Day

 現在絶賛開催中、Amazon Prime Day。少し前に購入したSSDなんかも少しお安くなっていて、「もう少し我慢していれば」と思いつつも、その我慢できる度合いと値下げ差分を天秤に掛けると微妙な所。まぁ、そうやって自分で自分を慰めて、納得させている訳なんですが... でも、別の商品をちょっと購入出来たから、今回は少し見直しています、Amazon Prime Day。

今週末には、弟家族や姪っ子が新盆のため今日から帰省してくるんですが、連日の暑さで大変だろうと、心優しい伯父さんは少しでも快適に就寝できるようにと「冷感パッド」「冷感シート」を購入することを決意。近くのモールに入っているイオンで買い物する予定でした。この時すでにAmazon Prime Day開催を認識していたけれど、スタートが7月11日からで多分物流も混雑するだろうから、配送はそこから早くて数日後だろうと勝手に想像していました。で、前日10日に、何気にAmazonを眺めていたら、購入予定の冷感パッドやシーツ類が「Amazon Prime Day先行販売」とかで結構表示されるとともに、中には「○○時間内の注文で、11日中の配送」みたいな表記もあります。そうなると、イオンで買い物するよりも安くかつ早く購入出来ることになるじゃん。

ということで、真剣にAmazonに登録されている商品を探すことに。最近は大手メディアでも、勝手に有名企業名を語る動画広告が報じられるなど、怪しげな広告販売に対しての認知も進んでいるけれど、逆にそれで有名になったが故にちょっと巧妙な広告だと「これは本物だ」と誤認するケースも増えているんじゃないだろうか。そんな不安もあって、メーカー名や使用素材など色々確認をして、他のECサイトでの評価や販売実績なども含めて、最終的に必要分3セットを購入しました。Amazon Prime Day(先行販売)のお陰で、一応購入代金は20%引き位になったし、品物も翌日11日の夕方には届いたので、実際に買い物に行くよりはお安くかつ楽に購入出来たと言って良いと思います。

困ったのは、これで味を占めてしまい、その後一日に何度もAmazonのサイトをぶらつくことになってしまったこと。今の所そんなに購入する気も無いのに、「何かお得な商品が無いか」と探し回る事、日に何度も。幸か不幸か、余りに大量のAmazon Prime Day商品が表示されるので、見ているうちに飽きてしまい、一旦離脱。でも、1時間後位には、また性懲りも無くサイトをぶらつくことをずっと繰り返しています。多分終わりの14日の夜まで、ずっとこんなことやってるんだろうな(笑)。個人的には、以前STARBUCKSの福袋に当選して入手したタンブラー2種類のうち、一つの方が少し液漏れするようになってしまい(パッキンや蓋は交換しているが、多分口の部分が微妙に変形している気がする)、この代替製品が欲しいなと思っていたんですよね。タンブラーのOEM先であるTHERMOSの製品も結構登録されているので、もしかしたらAmazonの思惑に乗ってしまうかも。あっ、掃除機も買い換えたいなぁ、外付けHDDも良いなぁ、T-Falの鍋・フライパンも良いなぁ... (以下、略)。

2025年7月12日

Global Entryへの道(5) - EoA@Guam Part-2

えぇ、どうせ私は軽率な尻軽男ですよ、と自己批判をしてみた昨日のお昼過ぎ。何のことやらと言えば、来月1日にEoA@Guamの為に予約を入れたのですが、「やはりもう少し早く何とかならんものか」と、しつこく旅程検索を繰り返すことしばし。休みが溜まっていることを言い訳に、一種感ほど前倒しのスケジュールに変更してしまいました。旅程は先に予約した、朝一のフライト(NRT 11:00)でGuamに飛んで、多分それ程混雑していないであろう午後の入国審査場(CBP)でインタビューを受け、無事に通過してその日は現地で祝杯を挙げて(?)、翌日午後一のフライト(GUM 12:30)で成田に戻るパターン。実は、帰国日の翌日は仕事の都合で横浜のオフィスに朝市から出る必要があり、成田から横浜の何処かに後泊すれば丁度良いタイミングになります。

フライトの方は、直ぐに予約でき、先の予約も予約後24時間以内だったのでキャンセルも無料で可能。この辺り、UAのサービスで優れていると思うところ(ANAだと多少ですが有料ですしね)。で、問題は現地での滞在先。いつも利用しているBONVOY系のWestinは、最低料金でもUS$500以上と流石にそれは無いだろう状態。Hiltonに至っては「Sold Out」で予約以前の状態。ならばと、InterConti系のCrown Plazaを見てみましたが、ここもUS$500代と躊躇する料金。Guamは、それ程ホテルの土地勘が無くて、以前はもうブランド変更されたSheratonをよく利用していて、その後はHiltonを利用していました。それ以外にホテルの土地勘が無いのでさてどうしようかと迷っていいたら、UAがGuamキャンペーンをしているからか、Guamのホテルのお勧め画面を出してきました。そこで航空会社経由でホテル検索(実際は、Hotels.comへリダイレクトしているみたい)をして見ることに。

US$100前後から、上はUS$500-600を超えるレートまで、色々表示されますが、結構Sold Outのホテルも多くて、やはりこの時期ハイシーズンなんだろうか。安いところはUS$100位で宿泊出来ますが、場所的に空港と繁華街の間の山の中(?)みたいなところとか、ちょっとアクセスに不安があるんですよね。いつもの弾丸トラベルとは言え、到着日位はちょっと現地の雰囲気も感じたいし。で、そんな感じで検索していたら、並んでいるロッテホテルとニッコーホテルがUS$300位のレートででていて、勿論これも通常の時の自分なら「高い」と感じる料金ですが、今回はなんせ航空券代が「マイル」で実質無料ですから、これくらいのホテル代なら許容範囲かなと勝手な理由で自分を説得してしまいました。価格的にはロッテホテルの方が安かったけれど、まぁ色々な理由からニッコーホテル(Hotel Nikko Guam)にすることに。でも、ここって新婚さんばっかりで自分は場違い200%の気がする。

帰国日は、翌日朝一で会社のオフィスに出ないといけないので、出来れば横浜で予約したいのですが、いつものSheratonは高めのレート。ならばと、Hiltonを見てみたら、まずまずお手頃なレートが出てきたので、こちらを予約することに。上手く行けば、二週間後にはGlobal Entryの資格を入手出来るはずですが、さてどうなることやら。(続く...)

相手に厳しく自分には甘い

社民党の参議院選挙候補に対しての侮辱的行為に対して、批判意見を投稿した細野豪志議員。ご意見はごもっともで、スターウォーズ的には「ダークサイドに一緒に落ちる必要は無い」という事なんだろうけど、ただそれって相手もそれなりにルールを守っているときには言える話でもあると思う。 

とは言っても、与党としてその発言が厳しく監視されているような側の人間に対して、ほぼ何でも好きなことを言っても許されている野党系の人間の発言にも問題があると思う。同じ「不適切発言」をしても、与党側だと直ぐに「離党だ辞任だ」という話になるのに、野党側だと「謝罪撤回したから問題無い」で終わってしまう。

「右派を侮辱することが許されないなら、左派を侮辱することも認めない」というのは当然の意見だけれど、往々にして左派が先ずは右派を侮辱しているのが現状。それならば、まずはその左派の発言を厳しく諫めるなり批判して、侮辱行為そのものを批判するべきだけれど、それがスルーされているから右派としては不満が鬱積していくのも仕方ない気がする。そこで我慢して、相手の土俵に乗らないのが「大人の対応」だとは思うけれど、そう言う事を今度はメディアや相手側が調子に乗る原因になるから始末が悪い。本来ならば、右でも左でも「そういう発言・比喩・言い方は、いかがなものか」と疑問くらいは呈するべきでは。一番酷かったのは、安倍総理の時ですよね。ヒトラーに擬えられても、ご本人が不問に付したからますます増長して行ったし、それを諫める発言はメディアからは見たことがない。結局それで、既成事実化されてしまった責任は大きいと思う。

最近では、SNSでの発言記録や、色々な動画情報がネットにはどんどん残っていくから、有る行為に対してそれと反する行為が過去に有った場合は即座に特定されて後悔されてしまう。今回も、自分に対しての侮辱を批判しているけれど、過去にあった自分からの侮辱的発言もドドン発掘されて、それに対しての矛盾も指摘されるけれど、彼らは馬耳東風なのもいつものスタイル。そこで一言「過去の発言は、自分が至らず謝罪する。一方で現在の自分に対しての発言は批判する。」と言えばまだ認める余地があると思うのだけれど。政治家は自分の発言に責任を持てとはよく言われるけれど、それは与野党関係無く全ての議員に対して要求される事で、その言葉の重みも与野党で関係無く等しく重い物だと肝に銘じるべきだと思う。

2025年7月11日

Global Entryへの道(4) - EoA@Guam

Global Entryへの道は、無事に「Pre-approval」まで進み、工程としては第4コーナーを回って、残すわ最後の直線のみ(陸上部的表現-笑)。最後のインタビューは、何処かUSの空港へ行って、CBPの係員とのインタビューや、顔写真撮影、指紋採取などの手続きが必須。昨年は特例で、大阪と東京で開催されたらしいのですが、多分それはもう期待出来ない。となると、何処かの空港へ飛ぶ必要が有るわけです。

何度か書いているけれど、正直EoA (Enrollment on Arrival)が主目的なので、そこに滞在とかイベントとか絡めるのは大変。と言うか、その滞在(≓MLB/NFL観戦)を楽にするために、まずはGlobal EntryとTSA Pre✔の資格が欲しいわけで、そう言う意味では出来るだけ速やかにGlobal Entryの資格を確定させたい。となると、一番近場でその機会が簡単に達成できそうなのは、やはりGuamへ飛ぶことかなぁと、想定通りの結論に到達しました。

EoAが目的なので、出来れば1泊2日か、何なら朝一のNRT-GUMのフライトで行って、その夜のGUM-HNDで戻るというのもありかな、と。ただ、その場合の接続時間は3時間なので、ちょっと遅延が発生した場合とか、インタビューで時間を取られるとリスクはあるかなぁという感じ。やはり安全パイとしては、現地で一泊するのが得策のように思います。ただ、それならと現地でのホテルを調べてみると、これが中々割高だったり、Hiltonなんかずっと"Sold Out"が続いていたりしています(どこか代理店の団体でも入っているんだろうか)。本当は今月中にGuamに飛んで、インタビューを受ける機会を見つけたかったのですが、どうも厳しい。日付けを変えて、色々調べて、取りあえず7月31日に都内へ出かける用事があるので、その翌日8月1日にGuamに朝一で飛び、翌日戻ってくるパターンをUAで予約しました。マイルが溜まっているので、往復で104,100mileは問題無く出せるんですが、昔と比べると高くなったなぁ... 一昔前のGuam往復(ビジネスクラス)でも、3万マイル位じゃなかったかな...

で、現地のホテルはHiltonが満室なのですが、何故かWestinは空いていて、しかもレートも下がっていましたが、その分ポイントも42,000ptとまずまずなので、こちらもポイントで予約。気がつけば、フライトもステイも全部ポイントかぁ。今週末から来週が新盆なのででられないけれど、その翌週位に何とかならないかなぁと思い検索してみますが、海の日の連休があったり学校が夏休みに入るタイミングだからでしょうか、希望通りのチケットも取れないし、更に翌週でのフライトになりました。無事にGlobal Entry獲得となったら、8月か9月には何処かに飛びたいなぁ。やはり大谷選手のプレー観戦でLAXだろうか。(続く...)

ThinkPad X13 Gen6への道 (8) - First Impression

購入してからも、色々擦った揉んだしていたThinkPad X13 Gen6(ニックネームは「ゲンロク」-安易だ(笑))。やっとSSDの換装が終わり、OSのインストール(リカバリー)から、諸々設定も完了。必須ソフト・アプリ類(Chrome、Office、ATOK、Adobe、Slack等)のインストールも終わり、やっと新しいシステムの利用が始まりました。まだ、本体の設定が完了しただけで、外には持ち出していないので、あくまで自宅で使用した範囲での第一印象は、

  1. やはり「軽さは正義」。実は、今回のゲンロク君、内蔵バッテリーを容量の大きな(4セル、54.7Whr)にしているので、本体重量は最軽量値(約933g)から30gほど増えて、約960gと少し重くなっています。それでも、現在仕事で使用しているX13 Gen1 (約1.28kg)と比べると、明らかに「軽さ」を感じます。
  2. ゲンロク君で、いつも使っている壁紙をデスクトップに設定したんですが、何故か横が切れて表示されます。「あれ?」と思ったら、ゲンロク君はX13 Gen1(1920×1080)よりもLCDの解像度が大きくなっていて、1920×1200なんですね。これ、購入時も気がついていませんでした。縦方向が、わずか120ドッとですが広くなっているのは、その分例えばツールバー分でもこれまでより広く表示されるわけだから、ウインドーを微妙に重ねて並べて表示することが多いモバイルパソコンではありがたく感じます。
  3. 解像度は多くなっているんですが、本体サイズは縦横1cm位小さくなっているので、キーボード部分の横幅も5mm位狭くなっています。それも合ってか、あるいはまだ使い始めだからか、キータッチが堅く感じます。だから、ちょっとタッチタイプしていると押し込みが足らなくてミスタイプする事が時々あるのは困りもの。もう少しエージングされて、キーストロークが少しスムース(緩く)なると打ちやすいのですが。
  4. 今回のゲンロク君では、購入時のシステム構成で指紋認証機能を無くしました。理由は二つあって、
    1. 指紋センサーがキーボードの右Ctrl当たりに設置されるので、使い勝手が悪くなりそう
    2. 自分は指紋が薄くて、特に乾燥する冬季などは殆ど認識されません。だから、指紋認証でパワーオンからWindowsサインインまでシングルサインインの設定をしていても、結局はそれぞれパスワードやPINを入れないといけない。
    代わりにカメラをIRカメラ付きにして、Windowsの顔認証でパスワード解除できるようにしました。ちょっとカメラを見たらサインインできて、自分的にはこちらの方が便利です。
  5. 今回のゲンロク君は、ACアダプターで65Wのものを使用しているのですが、以前使っていた45WのACアダプターを接続すると、起動時に「65Wじゃなくて45Wが繋がっているけどOK?」みたいな英語の画面が毎回表示されてうざったい。BIOS設定でスキップ出来ないか設定を探しましたが見つからない。そのままでも5秒後には自動的に起動するから、そこで止まったままでは無いけれど、でも面倒ですよねぇ。家のあちこちにACアダプターとか置いておこうかと思ったけれど、45Wの物しか無いからどうしようか...
  6. 一応メモリー32GBにしたので、動作は今の所軽快な感じ。自分の使用アプリでは一番重いであろうPhotoshopを起動して見ても、ストレスは感じられません。SSDも、約540GBのC:ドライブの使用率は20%少し(約110GB使用済み)、約1370GBのD:ドライブは、写真データとかちょっと大量に保存したので、すでに30%以上の約400GB位消費していますが、まだ1TB弱は空いているので多分困ることは無いでしょう。仕事のデータが全く入っていないので、今後そんなに膨れることは無いと思う。
  7. X13 Gen1のTrackPointと比べて、ゲンロク君のTrackPointは硬さというか「押し具合」が個人的には好みです。ただし、センターボタンの押し具合がちょっとこれまでの感覚と違うので、センターボタンでのスクロールとかするときに、まだ押し方が慣れない。あと、どうしても文字入力中にタッチパッドに触れてカーソルがすっ飛んでしまうのは何とかしたいところ。
X13 Gen1を使い始めたのは、もう5年前ですから、5年間のブランクは大きいですよね。ただ、5年の割にはもう少し画期的な機能なりが実装されていても良いと思うけれど。今度は、外に持ち出しての使用感も、早々に試してみたいですね。(続く...)

線状降水帯

昨日は、関東地方でもゲリラ豪雨があちこちで発生して、新宿ではマンホールが吹き飛ぶ事件もあったくらい激しかったみたいですね。浜松も、昼間は暑い日差しだったのですが、夕方位から「少し涼しい」とか思っていたら、夜の10時頃かなぁ、突然激し雨が降りだして、ウトウトしていた自分は、その激しい雨音で飛び起きてしまいました。台風や相当の大雨の時等、激しい雨音はこれまでも聞いたことはあるけれど、今回は今まで記憶に有る中では最大の激しさというか、まるで天から雨粒が弾丸のように打ち出されて、屋根に打ち込まれているような感じの音がずっと続きます。

半分寝ぼけたような感じだったこともあり、横になっている内にその雨音が子守歌代わりにまた寝入ってしまい、次に目が覚めたのは朝明るくなる頃。この時は、まだ空一面に灰色の雲が覆っていましたが、その後どんどん明るくなるにつれて青空の部分も見えてくるようになりました。西の空が少しずつ明るくなってきているので、今日もまた昼間は暑い一日になりそうです。

今日は可燃物のゴミ出しの日だったので、朝ゴミ袋を持って近くのゴミ集積所へ行きましたが、その周りには田圃が広がっている場所です。数日前の、やはりゴミ出しの日に行ったときには、田圃に引かれた水の量が少なくて、しかも連日のこの暑さなので「水」と言うよりは「温水」と言った方が良いかもと言う状態でした。それが昨晩の豪雨で多分水が入れ替わり、また水量も以前よりも増えていて、以前は苗の根元が隠れるかどうか位だったのが、今朝は数センチは水が張っているような状態になっていました。今日から週末は、また暑い日が続く予報ですが、浜松も来週月曜日からは曇り時々雨みたいな状態が予報されていて、開けたはずの梅雨空が来週は戻ってきそう。そこでまた一息つけるのかな。

関東地方には、まだ梅雨明け宣言が出ていませんが、来週の雨空の後にやっと梅雨明けとなるかもしれませんね。東海地方も、梅雨明け宣言は出たけれど、今回から来週にかけての雨模様で、後で梅雨明けの日時も修正されるかも。今付けている梅干しの日干しをいつやろうかと考えていましたが、来週の梅雨空が開けた後、今月末からやはり来月になってからでしょうか。今年は昨年に比べて付けた梅の量が倍以上有るので、干すのも大変そうです。いよいよ夏本番ですね。 

2025年7月10日

ThinkPad X13 Gen6への道 (7) - Recovery Again

自分のミスなのか、システムトラブルなのか、折角購入したSSDを1日でお釈迦にしてしまった自称エンジニアの端くれ(汗)。朝一で「当日配送可能」な、同じSSDをAmazonで発注して、届くのを一日千秋の思いで待っていました。前回は、半日かからずに届いたので、今回もそれ位で配達されることを期待していましたが、流石に世の中そんなに甘くない。「発注受付」が「発送済み」に変わったのがお昼過ぎ。その後、近隣の配送店に到着したのが 夕方5時近くになってから。それから一時間後くらいに「配達中」にステータスは変わったのだけれど、中々自宅に来てくれない。結局配達されたのは、前回と同じ位の夜の21:00頃でした。

SSD換装作業は翌日にしようか一瞬悩みましたが、思い立ったが吉日(えっ?)とも言うので、直ぐさま換装作業に入ることに。今回はツール類も手元に有るので、やる気さえあれば問題無い(はず)。前回の経験を思いだしつつ、ボトムカバーのネジを外してからプライツールをカバーの隙間に挿入して、グリグリしながらラッチを外します。前回はひっくり返した左側が直ぐに外れてくれましたが、前回閉じた時にラッチのかかり具合が変わったのか、今回はその左側が堅くて、右側を少しずつグリグリ何とか外しました。NVMe PW LockされたSSDを取り外して、同じSSD(未使用品)を挿入。固定されたことを確認して、ボトムカバーを戻して換装作業は完了です。パソコンの神様に3回お願いしてから電源オン。システムに設定されているPower-ON PWを入れてBIOS Menuに入り、システムのPOPとSVPを一旦削除します。NVMe PWの項目は「Disabled」の状態であることを確認して、再度システムを再起動して、前回作成したリカバリーUSBから起動。元々入っていたWindows 11 24H2 Pro 64日本語イメージのリカバリー作業を始めます。

このリカバリーに少し時間が掛かるんですが、何度かシステムが再起動しつつ、無事にまたOOBEの初回設定画面が表示されます。もう一度個人アカウントを設定して、まずはマウスを右ボタンに、タッチパッドスクロールはスワイプ方向とスクロール方向を一致させ、後は起動時にEnterやF1での中断が聞かなくなるので、デフォルトの「高速スタートアップ」を「無効」にしておきます。後は、デフォルトの解像度が「150%」なので、これを「100%」に戻して一度再起動。その後、SSDの区画をOSやシステム用のC:ドライブを約500GBにして、残り(約1.5TB)はデータ保存用としてD:ドライブに区画を切り直します。ここでも念のため再起動をしておきます。ここからは、まずはChromeを入れてEdgeを消して、ATOKを入れてMS-IMEを消して、さらに先日購入したOffice 2024をインストールしておきます。ここまで来たところで、Windows Updateを起動して、結構大量な更新ファイルをダウンロードしてインストール。さらに、ThinkVantageを起動してシステムのドライバー類の更新。最後にここまで接続していたUSB Type-CのEthernet Dongleを一度外して、自宅のWi-Fiに接続出来るようにして、取りあえずこの日は終了しました。

翌日も早朝に目が覚めてしまうので、朝の散歩替わり(笑)Windows設定のチューニング。先ずは何はともあれChromeをダウンロードしてインストールし、自分のアカウントにサインインをして設定を同期。その後は邪悪なEdgeに変わって既定のブラウザーに設定しておきます。この後、データ保存用に設定してD:ドライブを共有設定にして、母艦となるデスクトップと接続(共有)。何だかんだで、500GB近くデータ量があるのでコピーするだけでも時間がかかりますし、100%空き領域だったD:ドライブがあっと言う間に混み合ってしまいます(笑)。母艦とのデータ共有用に作ってあるバッチファイルに、この新しいThinkPad X13 Gen 6君との共有と複製用コマンドを追加して、常にデータが最新になるように設定追加します。大まかなところは取りあえず設定変更をしましたが、使い出すと細かなところを色々また弄らないといけない。私は、出来るだけ早々カスタマイズ部分を少なくして、移行時の作業を簡単にするようにしているんですが、そうすると使い勝手に不満が出てくるわけで、そのバランスが難しい。そういう設定をまとめて移行してくれるWindows移行ツールみたいな物も有りますが、過去色々トラブルも経験しているので、中々信用できない(笑)。結局は、出来るだけ簡便な設定にして、都度適用して行った方が簡単だし、それにその時に適用しなかった・忘れたような設定は、結果的に使用頻度が低かったかなかった物とも言えるので、そういう部分は無視しても良いのかなと勝手に解釈しています。(続く...)

マラカスバットにしようぜ! (笑)

元毎日新聞記者でもある、佐々木俊尚氏も取り上げている、毎日新聞の記事。 毎日新聞が「魚雷バット」なる言葉が適切か取り上げているわけでは無く、その事を言い出した「新聞用語懇談会関東地区幹事会」での話を取り上げる形で掲載しているのだけれど、これって自分達のアリバイ作りにしか見えない。

言葉や文字という「武器」を使って、世の中の情報を伝達している新聞社というのは、場合によ伝はその武器で、特定・不特定の少数・多数の人達を「誤爆」したりして「攻撃」してしまう場合もあるから、武器使用に関しては厳粛にかつ抑制的にかつ公明正大で無ければならない。過去にも、誤報や虚報により読者や周りの人が誤解したままその当事者に対して言われ無き誹謗中傷をするような「絨毯爆撃」的状況を作ったこともあるわけで、そんな彼らが言葉に対して慎重になることは理解出来ます。でも、一方でだからと言って一つの言葉に一つの意味しか持たせないような硬直化した"言語世界"を良しとしては、より不自由な社会を自ら構築するようなもの。より自由度を高めて、可能性が大きい社会を、わざわざ制限で雁字ラメにしていくのは、それこそ戦時中に「大本営発表」で一般市民国民の思考を管理したようなもの。

今回の「魚雷バット」にしても、魚雷という武器の破壊力とその形状から、そのバットがヒットやホームランを量産できる機能を模して伝えているわけで、単純にその機能や形状をそのまま羅列して説明するよりも、エッセンスを更に凝縮して一言で相手に伝えられるようなある意味深い言葉だと思うんですよね。例えば形状だけ類似したものに例えるならば「マラカスバット」でも良いわけです。私なんか、最初にこのバットを見た時には、実際「細長いマラカスみたいだな」と思いましたからね。ただ、それだと形状は伝わっても、その増強された威力が伝わらない。別の例えだと、日本のH2ロケットも先端部分が少し膨らんでいるので、「H2ロケットバット」という言い方も良いかもしれない。でも、これだとロケットの推進力=バットの破壊力はイメージ出来ても、「H2ロケットの形状」なんてそんなにみんな知っているわけでは無いし、大体の場合「ロケット」と聞くと、先端部分が鉛筆の様に尖っているデザインを思い浮かべるんじゃ無いだろうか。まぁ、厳密に言えば、魚雷だって頭部が膨らんでいるものばかりでは無いわけで、そう言う意味では「魚雷バット」という言い方も適切では無いかもしれない。

ところで、この「魚雷バット」だけれど、元々はアメリカ生まれのバットなわけで、そこで「Torpedo Bat」と名付けられたから、日本では直訳して「魚雷バット」という言い方がされているわけです。もし「魚雷」という例えば不適切と思うのならば、メディアは明治時代初期に外来語に日本語訳を発明して翻訳したように、適切と思う言葉を当てはめれば良いだけの話し。昔テニスが結構ブームだったときに、ラケットのスイートスポットを大きくするために、ラケット自体を大きくした「デカラケ(デカいラケット)」が大ブームになったけれど、あれに擬えて「デカバット」でも良かったわけです。一昔前だと「デブバット」とか「太っちょバット」みたいな言い方も出てきたかもしれないけれど、現在だとコンプライアンス的にNGかな。結局日本語で元のニュアンスを無くさずに適切に言い換える言葉が無い以上、言語を翻訳して使用するのが一番適切と言えるのでは。そこに「戦争用語」の「魚雷」が含まれていたからと目くじら立てて言うのであれば、ちゃんとした代替用語を提案して言うべきだと思う。それが言論とかメディアとか言う社会で仕事をしている人達の、ある意味義務だと思う。

2025年7月9日

Global Entryへの道(3) - Pre-Approved!

昨晩就寝前に偶々メールチェックをしたら、何やら怪しげなアドレスからのメールがメールボックスに入っています。恐る恐る開いてみたら、米国CBP(U.S. Customs and Border Protection)からのお知らせメールで、どうもGlobal Entryのステータスが変わったらしい。ということで、自分のアカウントページにアクセスしてみたら、なんということでしょう、ステータスが「Review Pending」から「Conditionally Approved」に変わっていました。


このGlobal Entryの申請をしたのが6月の下旬。その後、戸籍謄本を取得して東京の出入国在留管理局へ送付したのが6月末頃。大体審査に一月位かかると聞いていましたが、今はそうなのか偶々なのか、書類送付から10日弱(実質1週間位?)で審査されて仮承認状態(Conditionally Approved)になった事になります。書類送付した時には、多分仮承認されるのが7月の下旬だから、8月に入ったらGuamかHawaiiへ飛んでEoA (Enrollment on Arrival)のインタビューを受けてと思っていましたが、約一月位計画が前倒しされそうです。

流石に今週末いきなり飛ぶのは厳しくて、実は来週(13日~16日)は自分の住んでいる地区は「お盆(新盆)」の時期なのと、それ以外にも色々予定もあって流石に厳しい。でも、お盆明けなら何とかなりそうだし、となるとUAのマイル利用でのGuam行きならば1泊2日のフライトも取れそうです。GuamでのEoA対応可能時間を見ると「During International Flight Arrivals」となっているので、日本からのフライトが到着するときには基本対応可能なはず。ただ、成田や羽田からの到着便は、夜遅くにGuam到着なのでこの時間帯は避けた方が良さそうな気がします。となると、NRT 11:00 - GUM 15:45のUA827便で飛んで、夕方空港でインタビューを受けて、翌日とんぼ返りというのが一番効率がよさそう。 

フライトは何とかなりそうだけれど、一泊するGuamのホテルは、やはりハイシーズンなのでレートは高めですね。BONVOY系のWestinだとUS$330以上だけれど、試しにHiltonを検索してみたらUS$224とUS$100以上違う。どうせ一泊寝るだけだから、Hiltonにしようか。まずは一度頭を冷やして冷静になってからスケジュールを立てないと。(続く...)