政治の基本知識がない人が投票に行くのがいいことなのか?と仰ってますが、じゃあ芸人さんなどのコメンテーターがワイドショーに出るのはどうなんでしょうか。/玉川徹氏の言う「政治の基本的知識」とは何のことか | 佐々木俊尚「毎朝の思考」/ Voicy - 音声プラットフォーム https://t.co/LV9yutSW9k
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佐々木俊尚氏のVoicyから、テレビ朝日コメンテーターの玉川徹氏による先の選挙に関しての番組内のコメントに関して。
Voicy内で佐々木氏が鋭く突っ込んでいる通りの話だと思うのだけれど、これってやっぱある種の「驕り」だと思います。玉川氏の場合は、自分が視聴者や今回選挙へ投票へ言った人達よりも、知識も経験も豊富で自分の一票は他のそう言う「選挙初心者」よりも重いと思っているんじゃ無いだろうか。さらに言えば、同じような投票行動が発生して、仮に立憲民主党が大量得票をして以前のような政権交代が起こったら、多分彼は180度異なる事を言うと思いますよ。「一般の人にも政策が響いた」とか「誰もが納得出来る政治が選択された」みたいな感じで。
仮に、投票するために何らかの知識あるいは経験や資格が必要とするならば、もう「一票の格差」なんて言う話は生まれないわけですよね。つまり、そういう一定のレベルに達していない人には、投票する必要性は無いという言い方をしているわけだから。それこそ「無党派層」というのは、既存政党に対しての賛否を明らかにしていない人達なんだから、そういう人達を「基本知識が無い」と括ってしまうことも出来てしまう。つまり、基本知識があればどの政党のどの政策を支持するか決められるわけだから、無党派という集団は生まれようが無いとでも思っているのかも。
でも、有権者は政党や候補者の公約なり主張を聞いて、それが本当に実現されることを期待してその人に一票を投じるわけで、それこそが投票行動の基本行動なんじゃ無いのか。もしそう言う事を否定するのであれば、「ポピュリズム」なんていうのは憲法違反と言われしまいそう。それに、玉川氏がどこの政党、どの政治家を支持しているかは知らないけれど、その政治家なり議員なり所属政党が、これまで彼の基本知識通りの行動をやってきたんだろうか。佐々木氏も指摘されているけれど、彼が出演しているのは朝のワイドショーなわけで、その中で偉そうに一言呟くのが仕事だけれど、結局彼だった同席しているタレントやその他出演者と同類。本当に基本的知識があるなら、選挙のことも日米関税交渉のことも、もっとしっかり解説してみろよと小一時間。だいたい、過去失言騒動を何度も繰り返しているのに、何で知らないうちにしれっと番組に復活しているのだろうか。彼には「放送の基本的知識」が無いんじゃ無いのか? 初戦床や談義に精を出す、常連さん程度の存在感だなと思います。
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