2025年7月11日

ThinkPad X13 Gen6への道 (8) - First Impression

購入してからも、色々擦った揉んだしていたThinkPad X13 Gen6(ニックネームは「ゲンロク」-安易だ(笑))。やっとSSDの換装が終わり、OSのインストール(リカバリー)から、諸々設定も完了。必須ソフト・アプリ類(Chrome、Office、ATOK、Adobe、Slack等)のインストールも終わり、やっと新しいシステムの利用が始まりました。まだ、本体の設定が完了しただけで、外には持ち出していないので、あくまで自宅で使用した範囲での第一印象は、

  1. やはり「軽さは正義」。実は、今回のゲンロク君、内蔵バッテリーを容量の大きな(4セル、54.7Whr)にしているので、本体重量は最軽量値(約933g)から30gほど増えて、約960gと少し重くなっています。それでも、現在仕事で使用しているX13 Gen1 (約1.28kg)と比べると、明らかに「軽さ」を感じます。
  2. ゲンロク君で、いつも使っている壁紙をデスクトップに設定したんですが、何故か横が切れて表示されます。「あれ?」と思ったら、ゲンロク君はX13 Gen1(1920×1080)よりもLCDの解像度が大きくなっていて、1920×1200なんですね。これ、購入時も気がついていませんでした。縦方向が、わずか120ドッとですが広くなっているのは、その分例えばツールバー分でもこれまでより広く表示されるわけだから、ウインドーを微妙に重ねて並べて表示することが多いモバイルパソコンではありがたく感じます。
  3. 解像度は多くなっているんですが、本体サイズは縦横1cm位小さくなっているので、キーボード部分の横幅も5mm位狭くなっています。それも合ってか、あるいはまだ使い始めだからか、キータッチが堅く感じます。だから、ちょっとタッチタイプしていると押し込みが足らなくてミスタイプする事が時々あるのは困りもの。もう少しエージングされて、キーストロークが少しスムース(緩く)なると打ちやすいのですが。
  4. 今回のゲンロク君では、購入時のシステム構成で指紋認証機能を無くしました。理由は二つあって、
    1. 指紋センサーがキーボードの右Ctrl当たりに設置されるので、使い勝手が悪くなりそう
    2. 自分は指紋が薄くて、特に乾燥する冬季などは殆ど認識されません。だから、指紋認証でパワーオンからWindowsサインインまでシングルサインインの設定をしていても、結局はそれぞれパスワードやPINを入れないといけない。
    代わりにカメラをIRカメラ付きにして、Windowsの顔認証でパスワード解除できるようにしました。ちょっとカメラを見たらサインインできて、自分的にはこちらの方が便利です。
  5. 今回のゲンロク君は、ACアダプターで65Wのものを使用しているのですが、以前使っていた45WのACアダプターを接続すると、起動時に「65Wじゃなくて45Wが繋がっているけどOK?」みたいな英語の画面が毎回表示されてうざったい。BIOS設定でスキップ出来ないか設定を探しましたが見つからない。そのままでも5秒後には自動的に起動するから、そこで止まったままでは無いけれど、でも面倒ですよねぇ。家のあちこちにACアダプターとか置いておこうかと思ったけれど、45Wの物しか無いからどうしようか...
  6. 一応メモリー32GBにしたので、動作は今の所軽快な感じ。自分の使用アプリでは一番重いであろうPhotoshopを起動して見ても、ストレスは感じられません。SSDも、約540GBのC:ドライブの使用率は20%少し(約110GB使用済み)、約1370GBのD:ドライブは、写真データとかちょっと大量に保存したので、すでに30%以上の約400GB位消費していますが、まだ1TB弱は空いているので多分困ることは無いでしょう。仕事のデータが全く入っていないので、今後そんなに膨れることは無いと思う。
  7. X13 Gen1のTrackPointと比べて、ゲンロク君のTrackPointは硬さというか「押し具合」が個人的には好みです。ただし、センターボタンの押し具合がちょっとこれまでの感覚と違うので、センターボタンでのスクロールとかするときに、まだ押し方が慣れない。あと、どうしても文字入力中にタッチパッドに触れてカーソルがすっ飛んでしまうのは何とかしたいところ。
X13 Gen1を使い始めたのは、もう5年前ですから、5年間のブランクは大きいですよね。ただ、5年の割にはもう少し画期的な機能なりが実装されていても良いと思うけれど。今度は、外に持ち出しての使用感も、早々に試してみたいですね。(続く...)

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