2025年7月19日

ThinkPad X13 Gen6への道 (11) - Second Impression

昨日は仕事の都合で横浜のオフィスに行く必要が有ったので、新規に使い始めた「ゲンロク君(ThinkPad X13 Gen 6 Intel)」を、初めて持ち出して外で使用してみました。仕事用のX13 Gen 1も持っていくので、通常の重さよりも約1kg背負うバックパックが重くなりますが、バックパックは両肩に重さが掛かるので、そんなに違いは感じられません。これがショルダーバッグだと、一方の方にそのままバッグの重さが掛かるので、結構響きます。特に運動を止めて長い時間がたち、昔は肩にも結構筋肉があって、それがクッション材代わりになっていたものが殆ど無くなり、ショルダーベルトの重みが、直接肩の骨に感じるような年齢になってしまってからは尚更です。前日の夜に母艦からファイル類の更新をして最新状態にしたX13 Gen 1とGen 6、2台持ちで出発。ゲンロク君は、帰宅するまでバッテリー運用してどの程度利用出来るかも試してみる予定です。

自宅から浜松駅まで車で移動したんですが、何かイベントがあった/あるのか、駅周辺の駐車場は軒並み「満車」状態。暫くグルグル徘徊をして(駅周辺は一方通行が多い)、ちょっと離れた場所のTimesに何とか入れる事が出来ました。そこから徒歩で10分弱歩いてやっと駅に到着です。ゲンロク君最初のトライアルは、STARBUCKSのFree Wi-Fi。店内に入り、朝食代わりのアイスコーヒーとホットサンドを注文して席に落ち着きます。アイスコーヒーで喉を湿らせているうちに、ゲンロク君が起動して、Windowsのデスクトップ画面が表示されます。画面右下のネットワークアイコンからスタバのAPを選択して利用規約に同意したら、当然ですがすんなりネットワークに接続してくれました。Chromeでのブラウジングやメール処理等、問題無し。前回の宅内Wi-Fiの様なトラブルも無く、まずは一安心です。

新幹線の時間が近くなってきたので、そのままカバーを閉じてサスペンド状態にして、ホームへと向かいます。定刻通り上りのひかり号が到着して、まずは車内へ。駅停車中は、車内Wi-Fiと駅のWi-Fiが競合するのか調子が悪ので、発車まで暫く待ちます。定刻通り浜松駅を出たところで、ゲンロク君のカバーを開けて再開し、今度は新幹線のFree Wi-Fiへと接続します。認証画面でメールアドレスを入れて、メール認証をすると、こちらも当然ですが問題無く接続完了。移動中も、特に問題なく車内Wi-Fiでアクセスする事が出来ました。その後新横浜が近づいて来たところで、カバーを閉じて、サスペンド状態(S3)にして、今度は帰りにまた使用再開してみます。

その後、仕事を終えて帰宅のために再び新横浜駅へ。朝サスペンドしてからカバーを開けるまで、約5時間S3のままでバッテリー残量は100%から89%まで減っていました。その後、浜松駅に到着するまで、新幹線車内でいつもの様に車内Wi-Fiに接続してメールチェック等の作業をして、最後にシャットダウンをする時の残量が81%でした。使用時間は、新幹線車内で往復2時間弱、スタバで20分程、その後約5時間のサスペンド状態維持で、それでバッテリー消費量が20%位だったら、まずまずの状態では。以前のX1 Gen 1だと、40~50%位はこれで消費していましたから。省電力の面でも、血行改善されている気がします。これはIntelのCPUが貢献しているのかな。

ところで、今回のゲンロク君のシステム構成では、指紋認証センサーは内蔵せずに、Windowsのサインインは内蔵カメラによる顔認識で実行しています。理由は、指紋認証だと指紋の薄い自分は、特に冬季など乾燥しているときには認識してくれないことがあるから。顔認証はiPhoneでも使用していて、慣れているという事も有りますが。それでも、Pixelの指紋認証は、ほぼどんな時にも認証してくれるので、あれくらいの性能のセンサーが付けばまた考え直すかもしれません。また、指紋認証なら、システムのPOP(Power-On Password)とSSO(Single Sign-On)で、システム起動からWindowsのサインインまで、一気に実行してくれるメリットがあったんですが、それが出来なくなったのはちょっと痛いですね。私がちょっと勘違いしていましたが、このX13 Gen 6だと、電源ボタンが指紋センサーも兼ねているので、電源を入れたときに指紋認証も同時に実行されるため、ユーザビリティ(使い勝手)としては良くなっている気がします。ただ、席を少し外してロック画面になっているときに、いちいち指紋をスワイプしなくても、画面に顔を向けるだけでアンロックされるのは便利だと思う。

あと、私は新幹線車内でのパソコン利用時には、テーブルには置かずに、文字通り膝の上(Laptop)に置いて使用します。普通に両足を揃えた上に置いて使用するのが基準で、時々気分転換も兼ねて、左右の足を組んでその上に置いたりしますが、時々パソコンを持ち上げて足を組み替えたりします。その持ち上げたときに「あっ、軽い」と何度も実感しました。ゲンロク君の内蔵バッテリーは、4セルの大きい物を入れているので、1kg切りはしているけれど、約960g位。でも、以前のX13 Gen 1が、多分1.3kg位あったので、30%位は軽量化されているわけで、やはりその差は大きいと感じました。また、数値的には本体の厚みはゲンロク君の方がちょっとだけ厚いのだけれど、持った感じだと薄く感じるのはデザインの効果なんでしょうね。簡単な移動時の利用テストでしたが、携帯性はかなり向上している気がします。(続く...)

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