2024年6月30日

(NH) HND-SIN/-NRT (5) - 市内散策

到着翌日は雨の朝。折り畳み傘は持参してきているので、外歩きに問題は無いのですが、やはりちょっと気分的に萎えます。 10時少し前位に部屋を出て、こんな天気なので広くて色々あるであろう、まずはMarina Bay Sandsへ行ってみることにしました。空港駅からSimplyGoに登録したクレジットカードをApple Payで呼び出して、改札口でタップすると「BANK CARD」と表示されて無事通過出来ました。これ、前回もちょっと違和感を感じたけれど、取りあえず利用出来るから良いのかな。結構な雨の中、40分位SMRTに揺られてMarina Bay Sandsに到着しました。ここで買う物は特に無いだろうなぁと思いつつ、既に開店しているお店、今準備しているお店を通り過ぎていきます。

ぐるっと回ってきたところで、時刻はそろそろ11:00になり、飲食関係のお店も開店し始めます。丁度施設の端にある鼎泰豊の前に来ていたら、あと数分で開店する様子で並んでいる人が数組の状態だったので、ここにしようとその列に並びました。暫くすると開店して、順番に店内に案内されます。席に付くと、QRコードのシートを渡されてここから注文しろとのことで、最近はどこもこうなっているのでデータ通信可能なスマホは必須ですね。QRコードでアクセスしてみると、台湾のサイトにアクセスしているんですが、なかなか表示されない。一度ブラウザーを落として、もう一度やり直したら、今度は周りの人のキャッシュが利いてきたのか、少しスムースになり、そのうちに順調に表示されるようになり無事にオーダー出来ました。

「鼎泰豊」と言えば、点心を注文するのが普通かもしれませんが、それだけ食べるのも困るし、たまには別の物もと卵と千切り叉焼の炒飯をオーダー。それだけだと寂しいので、汁物が欲しいなと思い酸辣湯のスープ(カップ)を注文。結果、最近富みに小食になりつつある自分の胃袋にとっては、十分すぎる量でした。炒飯は、少ししっとり系のあっさり目の味付けの炒飯で、これは美味しかったです。酸辣湯のスープは、酸味のお酢は感じるけれど、辛味と旨味が感じられなくて、卓上にあったラー油を入れてみたんですが、これが辛すぎてむせてしまいました。まぁ、こういうお店はやはり複数人数出来て色々なものを注文してシェアして楽しむのが一番ですね。日本の町中華的使い方をしては駄目ですね(笑)。

食事を終えてお店を出ると、外は雨が上がって晴れ間が出てきたようで、モールのガラス張りの天井から明るい日が差し込んできます。これなら外歩きも出来そうだと、次にOrchardへ移動しました。駅から出て、IONを少し回ってから外に出たら、もう雨上がりの湿気が凄いのと太陽の照り返しで、本当に蒸し風呂状態。日本の真夏みたいな感じで、道路に出ている人はみんな木陰の場所に避難しているような状態です。外に出て、髙島屋まで歩いたんですが、昨日からの移動で疲れが溜まっていたのか、僅か数分の外歩きでダメージを受けたみたいな感じで、空調の効いた髙島屋店内へ逃げ込むみたいな感じで入りました。

ここでは、結局買い物をするどころかちょっと体調をリカバリーする方が目的になってしまい、通路の椅子で少し休んでいましたが、どうも調子の悪さが回復しないので、早めにホテルに戻ることにしました。SMRTの駅は、元のOrchardか少し先のSomersetのどちらかなんですが、距離的に近いOrchardに戻りホームで電車を待っていると、突然"Do you speak English?"と後ろから声を掛けられました。

振り向くと欧米系の60~70代位の女性で、咄嗟に"Yes, but a little."と言うとニコッと笑って"Enough. We are wanting to go to Chinatown.  Does this train go to the Chinatown?"と道案内を頼まれてしまいました。普通ならば"Sorry, I'm a visitor and I'm not sure it."とかお茶を濁すのですが、何故かこの時はヘルプすることに。実は空港駅から出発する時の事ですが、空港駅で電車を待っているときにSMRTの路線表示板があり「へえー、結構新しい駅や路線が開通している」と気がつき、そのマップの写真を偶然撮っていたんですね。これがあるから、直ぐに手元で乗換が分かるだろうとスマホで表示。一緒にご主人も同行していて、こちらは紙の観光案内の地図を見ていたのですが、どうもSMRTの駅の表示が良く分からないし、周辺だけ地図に記載されているので肝心な乗換方法が分からないらしい。で、iPhoneで地図を拡大しつつ、今いる駅から2駅先の"Dhoby Ghaut"で、"Purple Line/North East Line"に乗り換えたら、その2駅先が"Chinatown"だと説明します。Dhoby Ghautまでは同じ方向なので、暫くして到着した電車に乗り込み、確認するように"Transfer at the next of next station."と説明します。Dhoby Ghautでこの二人は"Thank you!"と言いつつ下車していきましたが、無事にPurple Lineに乗り換えてChinatownまで行けただろうか。実はこのお二人、オーストラリアからの観光客でしたが、私のことを現地の人間かというのでJapaneseだと言うと、Singaporeに来る前は日本に滞在していた、この後また日本に戻るという話しでビックリ。細やかですが、日本国外でも日本のホスピタリティに少しは貢献したかな(笑)。

ちょっと良いことをしたからでしょうか、その後は気分も少し良くなり無事にホテルに到着。ただ流石に疲れたので、暫くベッドで休みを取り回復に努めました。最後の夜だから、またJEWELに行こうかとも思いましたが、まぁまた10月にも来るし、その時には出発が深夜を跨いだ出発になるから、幾らでもJEWEL(=空港)で時間潰しが出来ると考えて、夕食はホテル内の新しくなったイタリアンで軽く頂き、翌日早朝出発の準備をして就寝しました。(続く...)

振り返りの旅

天皇皇后両陛下の英国公式訪問が終了し日本に帰国されたわけですが、天皇陛下と同世代の人間として、報道される様子を見ていて僭越ながら何となく共感のようなものを感じました。それは、最終日のオックスフォード大学訪問の様子を見てのこと。天皇陛下は、2年間留学されたわけですが、その2年間は本当の意味で自分のやりたいことを好きなように実現出来た、貴重な2年間だったのだろうと感じるわけです。自分も年を重ねる毎に、何かの切っ掛けに若い頃だったり昔のことを思いだしたりすることが増えているんですが、様々な制限が存在している天皇陛下としては、その2年間は格別なものだったのだろうと思います。

天皇制度に関しては、様々意見があり自分もどちらかというと否定的な意見を持っているのだけれど、とは言ってもその存在は良くも悪くも日本の中では特別なものだし、今回の英国王室の盛大な歓迎振りを見るとその存在感は大きいものだと感じます。世界情勢の変化とともに、これまでの日米関係に加えて、日英関係も急速に密度を増している気がするんですが、それもあってか今回の公式訪問は非常に大きな意味があったと感じます。それに皇后様も留学経験のあるオックスフォード大学を再訪でき、お二人にとっては忘れがたい訪問になった事は確かでしょうね。

有る程度の年齢になると、昔のことを思いだしたり、昔出来なかったことを挑戦してみたくなったりという事は、多くの人が感じることじゃ無いでしょうか。特に定年退職をして時間が出来れば、その時間を自分捜しとか心残りの事柄を実行する時間に充てるのは自然な発想だと思います。まぁ、それで羽目を外したり失敗したりする人生も多いわけですが、日頃様々な制約や行動が限定されている両陛下に取っては、今回の英国ご訪問は公務では有るだろうけど、自分達の半生を振り返る貴重な旅でもあったんだろうなぁと感じます。出来れば、また何年後かにも再訪できる機会があればと個人的には願うばかりですね。天皇皇后両陛下という、特別な立場の存在ではあるけれど、其れ以前にやはり自分達と同じ一人の人間でもあるわけですから。天皇陛下が英国国王の公式晩餐会で返答のスピーチをされた時、祖父に当たる昭和天皇や上皇天皇の話題に関して、「祖父は(My grand farther)」とか「父は(My farther)」と言う普通の言い方をされて、「あぁ、皇室でもそう言うのか」とちょっと新鮮に感じました。それもあって、以前と比べると「同世代間」を強く感じるのかもしれませんが。

天皇陛下と比較する話でも無いのだろうけど、自由に自分のこれまでのことを振り返ったり、場合によってはその思い出の場所へ再訪したり出来る事は幸せなことかもしれない。過去を懐かしむようになるのは、年を取ってきた証拠だろうし過去を懐かしむのは人生も終盤になってきた証拠かもしれない。ただ、そうやって思いだすこと自体は決して悪い事じゃ無いし、再訪する機会がありその場所を訪ねてみて、以前とは違う発見があればそれはそれで価値ある事だと思います。自分も、始めて海外出張となったNorth Carolinaへは、また行ってみたいと思うし、仕事で一番思い出のあるFloridaにもこれからも再訪したいと思っています。海外に拘るわけでは無いけれど、それらは自分の人生においての大きなマイルストーン(一里塚)であったし、その後の人生や考え方にも大きな影響を及ぼした滞在でも有りましたから。そういう行為も、ある意味「終活」の一つなのかもしれないと思います。

Crowne Plaza Hotel Changi Airport

調べてみたら、InterConti系利用は5年振りCrowne Plaza@Changiは6年振りの利用。以前、UAで良く来ていたときには、UAがT3利用だったので、到着も出発も便利なホテルでした。その後ANA便利用だとT2(※T2改修工事中はT1)なので、移動がちょっと面倒ですが、それでもSMRTの空港駅経由で徒歩移動しても10分は掛からないので、やはり利便性は一番なホテルだと思います。ただ、その分ちょっとレートが高めなのだけれど。

夕方の混雑している時のチェックインだったので少し待たされましたが、特に問題無くチェックイン完了。 その時に何か違和感を感じたんですが、ホテル内のレストランとバーが変わっていました。

以前は2Fの空港出発フロアーとの連絡通路の所にあったバーが無くなり、代わりに1Fのフロント横の以前はラウンジスペースだったところが、"ALLORA"というバーとレストランが一緒になったイタリアンになっています。反対側スペースに有ったバイキング形式のお店と一体化されたレストランエリアに変わっていて、全体としては広くなった印象かな。2Fのバーが有った場所は、確か以前はプールサイドにあったClub Loungeに改装されていました。せっかくなので、2日目の夜はここを利用してみましたが、イタリアンでまぁそんなに悪くない感じ。以前のバーは、いつ行っても空いていた印象ですが、こちらのバーはオープン形式に成っていることもあってか、結構賑わっている様子でした。

部屋に入ると、Welcome Fruitsがメッセージとともに置かれていました。これも、利用機会が無くてもAmbassador資格を更新してきたお陰でしょうか(笑)。こちらは冷蔵庫に一旦避難させておき、二日目の朝に朝食代わりに頂きました。ただ、ちゃんと食べられたのはリンゴだけで、全体的に未成熟な状態。マスカットは堅くて酸っぱいし、青リンゴも酸味が強く、もうそこでギブアップしました。こういうサービスはありがたい反面、結構適当というか投げやり的な部分もあり、過去にも似たような経験がありました。

部屋の中の全体的な印象は、以前と変わらないのですが、流石に電源回りはUSB充電用の端子が設置されていたり、テレビもApple TVなのかな、ちょっと操作に癖があるSamsungのTVになっていました。

帰国日は目覚ましをセットした04:00前に目が覚めて、二度寝防止で即起床。シャワーを浴びて、忘れ物を確認して04:30頃にはチェックアウトしました。T2まで徒歩で少しあるのが残念ですが、やはり空港直結の利便性は得がたい気がします。それにJEWELにも接続したので、食事や買い物も便利になったし。これからSingaporeに行くときには、もしかしたら再び定宿になるかも。

2024年6月29日

(NH) HND-SIN/-NRT (4) - 出発当日

さて、いよいよ出発当日となりましたが、生憎この日は全国的に線状降水帯が発生する予報となっていて、浜松も日付けが変わったくらいから雨が降りだし、朝起きた時点でも結構な雨量になっています。とは言っても辞めるわけにも行かないので、予定通り出発の準備をして出かけました。不幸中の幸いというか、雨量は多いけれど風が殆ど無いので、傘をさしていれば足下以外はそんなに濡れない感じです。始発の路線バスで浜松駅まで移動し、ここで朝食のお握りとお茶を購入して、東京行きのひかり号でまずは品川駅まで移動します。新幹線での移動中も、途中激しい雨風で窓が全く見えなくなるようなときもあり、フライトスケジュール大丈夫かなと心配しながらの移動になりました。そんな天候なのに、品川駅は朝の出勤ラッシュで結構混雑。その影響で、空港行きの京急が2分程遅れて到着したので、予定した物よりも1本早い空港行きで移動できました。

羽田空港も、こんな天候なのにいつもと同様の混雑具合。京急の改札を出ると、国内線利用と同じように2Fの出発ロビーに上がり、そこから右手奥の国際線出発ロビーへ上がるエスカレーターへ向かいます。国際線ロビーも結構混雑していましたが、私は事前にANAのアプリでオンラインチェックイン済みなので、そのまま保安検査場を抜けて直ぐに制限エリアに入る事が出来ました。そこからANAのラウンジに移動してまずは一服します。

実は前日ANAからメールがあり、搭乗予定の出発時刻は利用者で混雑するから早めに空港に来て下さい、みたいな内容が届きました。T2に国際線集約したから、そりゃぁ混雑するだろうなぁと心して出かけたんですが、偶々タイミングが良かったのか、保安検査場も出国審査もパススルーで通過出来、更にラウンジに入ってみたら、ANA Suiteだからなのかもしれませんが、殆ど人がいないような状態で、多分10組もいなかったのでは無いかと。最も、殆どの人は下のフロアーのダイニングエリアにいたのかもしれないけれど(笑)。私は、新幹線の中でお握りを食べたし、この後丁度お昼くらいに機内食もあるので、軽くワインを飲みながら出発時刻が来るのを待っていました。

搭乗開始時刻が近づいて来たので、ラウンジを出てゲートへ移動。出発ゲートは73番ゲートで、このT2南ピアの一番端であり国際線ターミナル部分の端の部分でもあります。ラウンジを出て、免税品エリアを抜けてエスカレーターで降りると、ゲート前はどこも結構混雑している状態でした。隣りの72番ゲートがニューヨーク(JFK)行きだったかな。気持ち的には、こっちに乗りたい気分(笑)。

ボーディングパスには「10:25搭乗開始」となっていましたが、ゲート前の表示では「10:30」。それでも10:27頃から車いすとか幼児連れグループの搭乗が始まりましたが、機内整備が終わっていないのか、ボーディングブリッジ部分で待機させられている様子。10分位そんな状態が続き、グループ1の搭乗がはじまったのが、10:40でした。で、今回の機材はポケモンジェットです。機内にはピカチュウの縫いぐるみとか置かれていたけれど、どの程度ニーズがあるのか... 確かポケモンって新しいシリーズが始まっていて、ピカチュウとか変わっているんですよね? 待っている間に機内アナウンスがあり、こんな天候なので離陸後30分位は気流の不安定な場所を飛行するので、お手洗いは今のうちにとの事。実際、機内食のサービスが始まったのは、離陸して40分以上過ぎてからでした。ドアクローズが定刻の10:55。その後プッシュバックされて向きが変わり、さてどこから離陸するのかと思ったら、A滑走路へ向けて移動が始まります。T1を通り過ぎたところで右折して、A滑走路の東側誘導路をRW34LからRW16R側へ移動。どうやらRW16Rから離陸するようです。出発待ちで少し待機時間が有り、離陸したのは11:30とちょっと遅めでした。

事前アナウンスの通り、暫くは結構揺れが続いて食事前のドリンクサービスが始まったのは紀伊半島沖に出てからだったかな。今回事前に和食の機内食を事前予約していましたが、これが久し振りに当たりでした。しかも、ちゃんと前菜と主菜でトレーが変わるし。ただ、その主菜の味付けがちょっと濃すぎて自分的には口に合わなかったのが残念でしたが。その後は、少しシートを倒してウトウトしているうちに、気がついたら離陸後4時間経過。ちょっと寒いなと感じたので、シートをフルに倒して掛け布団を掛けてさらに暫く寝ているうちに、着陸態勢に入りました。順調に空港に接近していたのですが、混雑待ちなのか急に機首が反転して、到着予想時刻が一気に10分追加されました。それでも、その後は順調に飛行しChangi Airportの右端、RW20Rへ着陸したのが17:09頃。ただ、使用ゲートがここから遠いT2のE26番という事で誘導路の移動に結構時間が掛かり、ゲートインしたのは定刻を少し遅れた17:20でした。

機外へ出ると、ターミナル中央部分の入国審査上へ移動。前回は鬼門だったMyICAでの自動入国審査は、今回は無事に通過。パスポートをスキャンして、次のゲートで顔をスキャンして無事にお咎め無しで入国することが出来ました。ここからT3のCrowne Plaza Hotelまで移動するんですが、徒歩よりは遠回りになるけれどT2からT3のSkytrainはJEWELの中を通過するのでそちらを利用することに。少し日も傾いてきた時刻で、なかなか良い雰囲気でした。しかも、この中を通過するときにはスピードも落とすんですよね。進行方向左手に、天井から落ちてくる滝が見えるんですが、乗客の殆どが一斉に左側へ寄って写真を撮り始めるから、傾かないか心配でした(笑)。T3に到着すると、出たすぐ隣がホテルへの入口で、この近さは助かります。チェックインを済ませて一息ついたところで、夕食も兼ねて通過してきたJEWELへ行ってみる事に。軽く食事をしつつ、中を見学しましたがやはり凄いですよね。大きさ的には東京ドーム位でしょうか。外から見ると、そんなに大きいと思わないけれど、中に入ると中央部分が吹き抜けになっている事も会ってか、かなり大きく感じます。その後は部屋に戻り、まずは1日目終了です。(続く...)

2024年6月28日

頑張れANA

 ANAの株主総会の様子を伝えるニュース。プラントベースラーメンの味に不満があると書かれていて、私は食べたことは無いので何とも言えないのですが、一般に販売されているこの手の食品を何回か経験した範囲では、「似て非なるもので、どちらかと言えば劣化コピーみたい」というのが自分の感想。勿論、それでこれまで食べられなかった食事が食べられるようになる人もいるのだから、決して無駄では無いけれど「〇〇だけれど本物と同じ」みたいな事は言えないだろうと思う。

食べ物の話だと、先日ANAの国内線を利用して食事を頂いた後、食後のお飲み物はと聞かれてアイスコーヒーをお願いしました。で、一緒に何かお菓子も渡してくれそうになったので、「甘い物は苦手なので」とそちらは断ると、そのCAさんがちょっと寂しそうに(※悪魔で故人の感想です)「皆さん、そう仰って甘い物は食べられない方が多い」みたいな事を言われていました。実は、幕の内弁当にはクッキーとか付いてくるんですが、あれも食べたことは無いなぁ。また以前は紙箱にクッキーとか爪合わせしたものが付いていて、残すと「お持ち帰りされますか」と聞かれたものですが、あれも食べたことも持ち帰ったことも無い。機内食自体が、以前と比べてちょっとコストダウンしている印象を強く受けるので、ますます遠ざかっている気がします。

企業努力は努力として認める一方、やはり利用者としては期待値もあるわけで、それが10年前は勿論、コロナ禍前までは結構その差は小さかったと思うのですが、コロナ禍以降は効率化やコストダウンをせざるを得ないからなのか、ちょっと乖離が大きくなっている気がします。一方で、こういう「SDGs」とか「サステナブル」という方面にはより熱心に勧めているので、個人的にはなんとなくリソースがそちらシフトしていて、これまでのサービスに対しての満足度は相対的下がってきている気がします。まぁ、UAに比べたらANAなんかまだまだ良い方だと思うけれど、それでも以前のANAのサービスと比べると「寂しさ」を感じる度合いが利用する度に強くなっている気がします。

「利用者の我が儘」と言ってしまえばそれで終わりなんですが、やはり利用する側としては期待している部分は満たしてほしいと思うのも当然。特に、最近時々放送されるJALとANAの色異論サービスを取り上げたバラエティーとか見ていると、JALが凄く差別化をしていて、内容的にはANAよりも良い気がするんですよね。青組をこれからも続けたい一人として、バラエティーではあるけれど、そこから一般の利用者はイメージを作るわけで、そういう部分も負けないように改善して欲しい。個人的には、ラウンジのオードブル系の復活と、機内食のメニュー数の増加をお願いしたところです。多分、今後は国際線はANA便しか利用しなくなると思うので、結構自分的に大きな要素だったりします(笑)。

ガンダム@大阪万博


大阪万博のバンダイナムコ館に、実物大ガンダム像を建設設置するというニュース。 3月まで横浜で公開されていた「動くガンダム」の外装を再利用して使うらしいけれど、そのガンダムのポーズはかなり違う物で、私はよく知らないのだけれどガンダムの何か一シーンなのだろうか。残念ながら、動作はしないらしいけれど、横浜のように移動させるのは無理としても、以前お台場とか静岡で展示された時位の、頭部が動いたりイルミネーションが発行したり位はやってほしいなぁ。

このガンダムを始め、アニメのキャラクターはやはり日本のキラーコンテンツの一つですよね。ガンダム自体は、今でも新しいシリーズが作られているけれど、自分も観たような結構初期のタイプが人気だったり、時代関係無く受け入れられていることが大きいですよね。更に海外での人気が、長い間支える原動力でもあるし、まぁまだ暫くは十分活躍できるキャラクターである事は間違いない。

例えばアメリカだと、「スタートレック(STAR TREK)」がそれに近い存在だと思うんですが、カーク船長だとかピカード船長だとか、個々の出演者に興味の中心が行くスタトレに対して、ガンダムというのは「モビルスーツが存在している世界観」みたいなものが興味の中心というか、その違いがそれぞれの興味をかき立てているような気がします。勿論スタトレだって、クリンゴンとかボーグとか特徴の有る世界観を持っているし、ガンダムだとアムロとか個性的なキャラクターが存在していたりするわけですが、アメリカのこう言うアニメ・ドラマは、やはり登場人物がメインで、その人の魅力というかキャラクター勝負みたいなところがあるような気がします。

大阪万博は、最初の千里で開催されたときには家族で行ったんですが、今回はどうするかなぁ。何か以前も大阪万博絡みで同じような事を呟いていた気がしますが、ちょっと以前ほどの熱意が沸かない(笑)。それと、50年前は現地に行かないと実際に体験出来なかったのだけれど、今は色々な形で情報が入ってくる時代だから、以降という動機が削がれていく傾向にあるのもあるのかなぁ。タイパじゃないけれど、「行った気」になれれば満足してしまうような。それでも、スマホの画面で観る映画と、映画館の大画面サラウンド音響で見る映画は違うように、やはり実物大ガンダムを見てみたい。そして金浦ナパ、「実物大ガンダム」ではなく「実物のガンダム」を見てみたい(笑)。

2024年6月27日

本が消える街

佐々木俊尚氏が紹介していた記事から、消えていくリアル書店の話。浜松も、昔はよく見かけた今のコンビニ店位の規模の書店って、ほぼ無くなった気がします。今書籍を購入しようと思ったら、それこそ地元大手の谷島屋とか、イオンモールに入っている未来屋とか、そういう大手のお店しか見つけられません。

ただ、その大手の書店ですら何度か行く度に売り場が縮小していたりしていて、リアル書店の厳しさを説に感じます。また、以前は書店での万引きが大きな問題になっていて、出入り口の所には大体レジが設置されていて、そこでスクリーニングするような流れになっていたと思うんですが、今はそのレジすらも「セルフレジ」に殆ど変わっていて、申し訳ないけれど以前よりはロス率が増えているんじゃないかと個人的に心配になるくらい。まぁ、省力化されることでコストも効率化されて全体的に健全な運営なるのならば良いけれど。

でもその弊害として店内の店員さんも減ってきているので、例えば自分の欲しい書籍の場所とか発売されているのか確認したくても、先ずは店員さんを探さないといけなくて、その店員さんも数名居るかどうかなので、もうその場でAmazonで検索して、そこで見つかったらポチる、みたいなモードが最近では標準化しています。そう言う意味では、書店としても売れ筋の雑誌とか週刊誌を多く売りたいだろうから、そう言うものが中心となり、自分が好きで良く購入する文庫本とかノベル系ってどんどん棚から消えている気がします。まぁ自分が逆の立場ならば、死に筋商品は置かずに出来るだけ売れ筋商品を置きたいのは当然で、それこそコンビニのように、毎日売り切れるくらいの売れ筋商品があれば、売り場の一部に余り売れないけれど、でも有ったらすごく感謝されるような商品を置く余裕も生まれるだろうけど。

今回は書店の話なんですが、個人的には全ての実店舗で同じ事が起こっている気がします。先日もホームセンターに行ったときも、余りに広い店内で色々な物が置かれすぎていて、だからかもしれないけれどでも自分がこの時探していた商品のエリアはそんなに広くなくて、ホームセンターなのになんでお酒とか日用品があんなに大量に置かれているのか。その分、ホームセンターらしい商品を増やしてほしいんですよね。ドラッグストアーも同様。最近の店舗では、大型化しているけれど薬とかの売り場面積は多分20~30%位で、残りは日用品とか食品とか、スーパー化している状態。となると、わざわざ行かなくてもAmazonでいいや、Yodobashiでいいやという気持ちになる事が増えている気がします。課題は、一部地域を除いて当日入手出来ないことだろうと思うのですが、昨日アナウンスされたUberの買い物代行サービスみたいなものが広がったら、それを利用して探して持ってきて貰えば良いから、案外補完できそうな気がします。便利と言う言葉は、どんどん人の行動を狭くする効果があるような気がする。本を探すときが一番近いと思うんですが、不便さを楽しむという事も大切だと思う反面、そこに某かの成果(=本を発見する、新しい分野の本に遭遇する)が無いとやはり続かない。今の書店やその他実店舗は、コストカットと効率化のために、そういう「意味のある無駄」も消えてきているから、消費者の足も遠のくような気もします。 

 

コンタクトレス@遠鉄

先日路線バス(遠州鉄道)を利用使用と駅前のターミナルで待っていた時に、バスの入口横にこんなステッカーが貼られていることに気がつきました。 

最初はコンタクトレスクレジットカードの宣伝用バナーだと思ったんですが、帰宅してから調べてみたらなんと遠州鉄道ではどうも今年の初めくらいからこのコンタクトレスに対応し始めているらしい。

遠州鉄道は、FeliCa方式だけれど一般的なSuicaとかPASMO等とは互換性はない「Nice Pass(ナイスパス)」というICカード乗車券を発行していて、私も利用しています。月に何度か利用する程度なので、今の所そんなに不便は感じないのだけれど、時々シャツのポケットに入れたまま選択してカードがボロボロになったり、無くしてしまって再発行して貰ったり、またプリチャージ方式なので残高が不足すると一部ターミナルやバス車内でチャージしないといけないなど、やはり使い勝手には今ひとつ不便なところも。それが、そう言う煩わしさから解放されてコンタクトレスで利用出来れば、これは便利そう。

ただ残念なのは、路線バスに関してはまだ全車両対応というわけではなく一部車両の未対応なので、利用出来るかどうかは実際にバス停でバスが来るまで分からない。そうなると結局Nice Passも持っていかないといけなくて、それならばそちらを利用した方が簡単という話になります。こちらの記事を読んでいて何となく思いだしたんですが、先日まで開催されていた「浜名湖花博」海上へのシャトルバスで、海外からの訪日観光客用に世界的に利用可能なタッチ決済を導入するみたいなアナウンスがあったような気がします。で調べてみたら、ちゃんと自分でも記録していました(汗)。備忘録と行って記録しているのに、全然備忘録になっていないんじゃないかと、自分で自分に小一時間(笑)。

自分的には、もう生活の一部で手放せないサービスの一つであるICカード決済ですが、特に日本固有のFeliCa系サービスに関しては、経費が掛かるために撤退する話も少し前にありました。「LuLuCa」は、同じ静岡県でも静岡市を中心とした静岡鉄道のICカードですが、そうかぁ余り利用されていないんだ。それを考えると、遠州鉄道の選択は今となっては正しかったのかもしれませんね。しかも、クレジットカード会社のタッチ決済に対応する事で、利用率の低い地元利用者はNice Passで対応して、海外からの利用者にはこちらで対応すれば、煩わしい現金処理とか車内での対応も軽減されるかもしれない。今度もし対応した路線バスに遭遇したら利用してみようかしら。クレジットカードを出さなくとも、Apple Payでも対応出来るので、スマホならサクッと取りだして利用出来ますからね。出来るだけこのサービスが続いてくれることを祈りたいです。

2024年6月26日

(NH) HND-SIN/-NRT (3) - 事前準備

Singapore行きの日程も直前となり、必要な事前準備も粛々と進めることに。 

  • ANAの予約を再確認。座席指定、食事の事前予約、マイメージのアカウント等を確認して、多分これが最終確認。
  • Singapore入国に必須のMyICA入力も完了。前回利用したデータをコピーして、それを編集して今回分の入国情報が作成出来るので、それは便利な気がします。前回は日本出発が夜で、現地到着が日付が変わった深夜00:00過ぎなので、入国日の設定をどうするか悩みましたが、今回は出発日の夕方着なので、そういう悩みは無さそう(笑)。
  • 現地での通信手段としてAiraloの「アジア用eSIM」を利用することに。現地Singaporeだけでなく、日本でも利用可能なので、今回は出発前に日本国内でeSIMをActivationして利用可能な状態にしておけば、現地では機内モードから抜けたら、直ぐに現地のSigtelとローミングして利用出来る(はず?!)。それと、ちょっとみみっちい話ですが、元々利用して居るdocomoの今月分のデータがまだ少し残っているので、eSIMへの切替は出発直前にしようと思っています。
  • 荷物は一通りパッキングをしてみて、当初の予定通りTUMIのバックパックで何とかなりそう。一つ悩ましいのは、出発日の金曜日が朝から雨の予報になっているので、当初は持参するつもりはなかった折り畳み傘が増えてしまったこと。仮に雨が降っている場合でも、雨傘が必要なのは自宅から近所の路線バス停でバスに乗るまでの10分とか15分とかの間だけなんですよね。一度浜松駅まで出てしまえば、後は全て室内というか屋根のある場所を移動するだけなので、帰国した日に浜松駅から自宅に戻るまでの間に雨が降らなければ(予報では降らない)、本当に最初だけしか使わないんですよねぇ。使い捨ての雨傘とか有れば嬉しいけれど、ちょっとデッドウェイト化するのが残念。
  • そのバッグなんですが、元々は到着日と帰国日でホテルと空港を移動する事を想定して、出来るだけ楽に移動出来るようにバックパックを利用することを考えたんですが、今回は空港T3直結のCrown Plazaにしたので、実は荷物を持っての移動は最小限になります。それならば、もう少し余裕のある大きめのトートバッグでも良いかなぁと悩んでいます。これだと簡単に荷物を放り込んで移動出来るから楽なんですよね。難点は、バッグが大きいので手に持った状態だと地面に触れてしまうから、基本片側の肩に掛けて移動するので、長時間の移動だと肩が痛くなること(笑)。今日明日で悩むことにします。
  • 現地通貨(Singapore Dollar/SGD)をどこに仕舞い込んだか忘れてちょっと焦りましたが、無事に発見して紙幣や硬貨前で部SG$100位ありました。多分今回は現地で使う機会は無いだろうけど、思いのほか硬貨が残っていたので、自動販売機とか何かの機会で消費したいですね。
  • パスポート、財布(現金、クレジットカード)、スマホ(充電用ケーブルとACアダプターも)、パソコンとACアダプターも当日忘れずに持参するようにまとめて置いて確認完了。
  • 歯ブラシ、櫛、ひげ剃り用品なども、最終的には当日入れますが持ち出すようの確認は完了。
  • ホテルの必需品、スリッパは、多分ホテルに有るはずなんですが、これは念のためANAの機内用のスリッパをお持ち帰りして対応する事に。
今回に限らず、現地の予定は毎回ノープランで行って現地で決めるような感じ何ですが、今回も同じような感じ。ただ、今回は久し振りにCrowne Plazaに宿泊することもあるので、到着した夕方か夜には、夕食がてら夜のJEWELに行ってみたいなと思っています。JEWELには、これまでも何度か行ったことがあり、内部もそれなりに見ているけれど、それなりに盛り上がるであろう夜間には行ったことが無いので、今回は丁度良いかなぁ、と。でも、二日目の一日はどうするか、そこが悩みどころで、多分基本Orchardあたりには行くだろうし、今回は出来れば色々買物もしたいと思っているので(そのために別にダッフルバッグも持参する予定)、VIVO City, Clark Quay, Bugis, Marina Bay, Rufflesとか、まぁ一通りショッピングセンター巡りをして、最後はまた夜のJEWELで締める、というパターンになりそう(笑)。

今年は、10月にもSQのキャンペーンに乗っかり予約済みなのですが、こちらは到着は夕方だけれど帰国便が二日目の深夜過ぎなので、現地到着翌日は場合によっては荷物を持って市内を移動しないといけないかもしれない。まぁ、ホテルのクロークで預かって貰えるとは思うけれど、次回はさらに身軽な格好で行く必要が有るんですが、時期が10月というちょっと微妙な時期なのがなぁ。そんなに変わっているとは思わないけれど、久し振りのSingaporeなので、色々と土地勘というか以前の記憶を掘り起こさないと。(続く...)

明と暗

国内フットボール関係で、明るいニュースと暗いニュースが...

明るいニュースは、国内アメリカンフットボールのメッカの一つでもある、富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)の整備が進み、とうとう野球場時代のイニング形式の得点掲示板がなくなり、どうやら大型の映像装置が秋までに設置されるらしい。 

バックスクリーンには、アメフト用の計時はあったものの、お昼頃には太陽光が直射日光が当たると見えなくなったり、途中で計時が故障することも稀ではなく、随分と不評を買っていた部分でした。フィールドが人工芝に改修され、スタンドも片側2000名規模に改修され、昔の川崎球場時代からの照明灯も撤去されてLED照明灯になるなど、時間は掛かっている物の徐々に改修されてきて、やっと最後のピースが埋まった感じ。最近のアメフトでは、国内の試合でもビデオリプレーが標準に成りつつあるけれど、それだけで無く好プレーのビデオリプレーとか、色々演出にも使えるような映像装置がはいるのだろうか。気になるのは、これまでよりも多機能高品質になるのは良いのだけれど、それを操作して活用できるだけの人材(まずはスタッフの人数)が準備出来るのか、それが心配。いずれにしても、秋の試合は新しいビジョン装置で盛り上がることを期待したいですね。

一方で暗いニュースも。元々は航空会社のANAを母体として発足して、昨シーズンX1 Areaに昇格した西地区の「初田防災設備ホークアイ」が、部員数の確保困難という理由からチームを解散し、NFA(日本社会人アメリカンフットボール協会)からも退会するというニュース。一時期は、最上位リーグのXリーグ(通称X1)にも所属していたことのある力のあるチームで、大学の著名選手も多く所属していて実力もあり、だからこそ昨シーズンX1 Areaのチーム数増加のための優待措置はあったにしても、X2から昇格出来たと思うのですが。理由は不明だけれど、選手が離脱しているような噂は昨シーズンから何となく耳に入っていて、春の公式戦にも出場がなく、結局リーグ戦のスケジュール決定にも影響したような雰囲気。これまでも数多くのチームが解散して来ましたが、中には合併という形で生存して現在に至るチームもあるので、何とか違う形でもチーム存続が出来なかったか悔やまれるところですが。

今の国内アメフトチームで、何の憂い無く活動出来ているチームって、多分無いんじゃ無いだろうか。企業チームである、富士通とかパナソニックだって、会社の業績とか何かの理由で着られる可能性もあることは、過去の企業チームの変遷を見れば明らかだし、今年に成ってアサヒビールやアサヒ飲料からスポンサー支援を受けていた、シルバースターやチャレンジャーズもそのスポンサーが変わりましたし。こちらは、有る程度時間を掛けてスポンサー交代を進めていたようで、恵まれていたこともあるんだろうけど。企業知名度アップや色々な理由から、スポーツチームやスポーツ選手へ投資・支援することを希望する企業は、決して少なくないと思うのですが、なんせ露出度が少ないアメリカンフットボール。年間の試合数だって、春と秋合わせても10試合行くかどうかなんていう状況では、なかなかスポンサーするのも大変。アメリカでは、テレビ放送を利用してその希少性=試合数の少なさ、を補うエコシステムの確立に成功して、それが今のNFLやカレッジフットボールの成功に繋がるのだけれど、日本では今からそう言う事も無理だろうし。一番の可能性は、大谷選手のようなNFLで活躍するような日本人選手が登場する事だけれど、まだまだ難しい。それでも、最近では米国の高校や大学に進学して、NFL入りを目指す選手も増えてきているし、NFLとは違うけれどCFLで活躍できる日本人選手も登場しているので、決して遠い未来の話では無いと思うのですが。その為にも、国内のアメリカンフットボールはなんとしても維持していかないと。その為には、まずはどのチームもファンが満足氏照れるような試合をすることなんですよね。 

2024年6月24日

(NH) HND-SIN/-NRT (2) - Things-to-Do

10ヶ月振りのSingapore旅行まで4日。 勢いで決めたので、殆ど準備らしい準備もしておらず、今日から始めることに。

  • まずは予約の確認。ANAのサイトにアクセスして自分の予約へ移動。まずはパスポートの登録確認。そして、座席指定やAMCアカウントへのマイル登録など基本情報の確認はOK。今回は、さらに機内食も事前予約しておくことに。以前と比べると、機内食のメニューも半分位の寂しい内容になってしまいましたが、それでも選択出来るだけでも御の字なのかも。色々悩んで、往路は和食で日本酒を合わせて、復路は洋食でワインを合わせるいつものパターンに落ち着きました。久し振りに免税品も眺めてみましたが、特に物欲をそそられる物も無いので、こちら今回はパス。
  • Singapore入国には、事前(到着日も含めて三日前から)にMyICAからの入国申請が必要。アプリは導入済みなので、これは出発前に忘れずに手続きしないと。
  • 前回の旅行では、到着時のタクシー代以外の現金利用機会はなかったので、今回も特に両替などせずに手持の現金で賄う事に。どこに仕舞い込んだか、前日までに確認しておかないと(笑)。
  • Singapore市内移動の足であるSMRTで利用する、スマホのオンラインチケット「SimplyGo」の確認をしたら、暫く利用していなかったためかアカウントロックされていた(汗)。パスワードをリセットしてアカウントをアンロックして、無事に復帰できました。このSimplyGoのちょっとややこしいのは、SimplyGo自体は例えば国内のSuicaとかiDのように非接触サービスを提供するNFC/FeliCaのアプリではなく、そういうサービスを管理するアプリと言う事。だから、このSimplyGoにContacless対応のクレジットカードを登録すれば、そのクレジットカードをSMRTの改札でタップして乗車できる(SimplyGo経由でContactlessカードの情報が登録されているから)という仕組み。Contactless未対応のクレジットカードの場合は、やはりSimplyGoにそのクレジットカードを登録してさらにApple PayやGoogle Payに登録しておけば、改札通過時にはApple Pay/Google Payでの支払として完了するもの。その時には、SimplyGoに登録しているクレジットカードを利用する状態にしておかないと行けないので、そこがちょっと面倒かも。現地で販売されているプリベイドのEZ-Link Cardを購入して、この番号をSimplyGoに登録すると、SimplyGo経由でEZ-Link Cardにトップアップ(料金追加)や利用履歴の参照など出来るようになります。まぁ、旅行者ならばやはりクレジットカードを登録して、スマホタップで利用するのが一番便利でしょうね。
  • 今回の荷物はミニマムで行く予定なのと、2泊3日の弾丸トラベルなので、先日購入したTUMIのパックパック一つで渡航予定。ここには、夏服ならば二日分の衣類にパソコン、その周辺装置に歯ブラシやひげ剃りなど、短期出張で十分間に合うだけの容量があるので、多分大丈夫でしょう。一応現地で買い物をした場合に、帰国時に衣類とか入れる小さめのダッフルバッグも持っていく予定ですが、何となくそのまま使わずに帰国しそう。
  • 浜松から品川への移動の新幹線は、ちょっと悩みます。出発時刻が10:50なので、多分搭乗開始は10:10頃。となれば09:00前には空港に到着して搭乗手続きや出国手続きも済ませておきたいところ。品川駅から空港駅(今回はT2出発なので終点まで)までの京急移動が乗り継ぎも含めて約30分と考えると、品川駅到着は08:00から08:30位が理想的。となると、始発(浜松 06:20発)のこだま号(品川 07:52着)か、朝一のひかり号(06:58発、08:08着)の利用となりますが、自宅からの路線バスの始発を考えると、ひかり号利用でしょうね。これならば、09:00前には羽田空港に到着して搭乗手続き、出国審査も通過してラウンジでゆっくり出来そう。
  • 現地でのデータ通信ですが、前回はNomadを使用しましたが、今回はAiraloを使おうと考えています。理由は、
    1. 前回は、Airaloのサポート地域にSingaporeが入っておらず、仕方なくNomadを利用しましたが、今現在AiraloにもSingaporeが含まれる状態に(1GB/7Days/US$4.5)
    2. ですから今回は、Singapore用のeSIMを購入して使うつもりだったのですが、ここで何気に地域用eSIMのメニューを見ると、日本とSingaporeを含むアジア用のeSIMが、「1GB/7Days/US$5.0」で利用出来る事を発見。現地用eSIMは、当然現地を離れたら利用出来る無くなるので、残ったデータ量が無駄になるのですが、地域eSIMならば日本でも使えるから、無駄が少なくなるのでは? 
    3. しかも地域eSIMならば、出発前に日本で切り替えて接続を確認出来て、多分現地に行けばそのままローミングされて自動的に接続出来るので、これまで何度か苦労した現地で初めて接続して利用認証を受けるまでのタイムラグやトラブルが回避出来るのでは、と思いつきます。
    4. 帰国予定日が30日なので、翌日からは7月分の新規データ量がスタートしますが、このAiraloは帰国後も4日間は利用出来るので、来月分の通常よりも国内でのデータ通信も少し増える計算になります。
パスポート、MyICA申請、eSIM設定以外は通常の仕事で出かける時と同じで、着替えが一日増える程度ですからねぇ。いずれにしても抜けが無いように直前にまた確認はしますが、まずはMyICAの申請を忘れないようにしないと。(続く...)

結論ありきの都知事選

週末の報道系番組では、当然ながらもそれなりの時間を割いて東京都知事選挙を伝えているのだけれど、そこで取り上げられる候補者は56名のうち、小池氏、蓮舫氏、石丸氏、田母神氏の四氏が殆ど。で最後に「それ以外の候補者、56名が今回立候補しています」と一覧表で誤魔化されている。あまりノリ津候補者数の多さに、法律で決められている政見放送が、それぞの候補5分30秒×2回×56人=656分と11時間近く掛かる計算。指名と経歴紹介だけだって、一人30秒でも30分近くかかるわけで、まぁ全員を一度に紹介することは事実上無理なことは理解出来ます。でも、だからと言って、4人だけというのもちょっと極端な気がする。

多分色々な調査で、得票数が上位4人位で、それなりに知名度のある人を選択しているんだろうけど、それならばそれ以外のでもそれなりに信念を持って立候補している人を取り上げても良いんじゃ無いだろうか。個人的に上記の四名以外に気になっている候補は二人+一人居て、その二人は清水国明候補と今回初めて知った安野たかひろ候補。清水候補は、じぶんくらいのせだいだと「あのねのね」としてぜつだいなにんきを誇った時代を共に過ごしてきた人で、それだけだと単なるタレント候補でしかないのだけれど、今回の都知事選立候補にあたり、「災害対策」という政策一つに絞り結構地道な現地視察とか発言をしているところは、個人的には凄く好感が持てる気がしています。都知事選での当選は望めないだろうけど、都議会議員とか都下の市議会議員等として出来れば今後も活動して欲しいなぁと言う気がします。もう一の安野氏は、今回初めて知ったのだけれど、ざっと見た立候補者の中では提案内容が一番纏まっていてしかも要所を押さえている印象を受けたから。上位の四人の候補の中で、小池氏は現役という事も有りそれなりに具体的な提案なり公約をまとめているけれど、その他の三人はそういう部分が弱く感じるわけで、こういう安野氏のような提案をしていれば、もう少し彼らから受ける印象も変わるのだろうにと言う気がします。

で、「+一人」というのが、ネット界隈では有名な「ひまそらあかね」候補。ネットでは「暇空茜」のハンドルネームで有名(悪名?)で、東京都に対して監査請求をして勝ち取り、現在も係争中と言うなかなか面白い人物。その発言や行動には疑問も感じる部分も多くて、毀誉褒貶な部分も多々あり味方も多いけれど敵はもっと多いという感じの人物なのだけれど、経済的に余裕があることもあって東京都に対して監査請求をして、正直東京都の暗部みたいなところ(地方自治体全体に言えるのかな)を暴いているのだけれど、一般のメディアからは殆ど取り上げられないために、知る人ぞ知ると言う所が勿体ない気がする。彼の活動で「公金チューチュー」なる言葉も生まれてきていて、私も初めて知ったいい加減な補助金だとかNPO支援みたいな話が出てきて、これって金額的にはまだ少額かもしれないけれど、多分同じような話は全国どこでもあるんだろうなぁと感じる内容。彼も、都知事に当選するのは無理だと思う時、地方自治体議員になることも本人は望まないだろうけど、殆ど通ることのない監査請求が受理されて審査されて東京都側に是正勧告が出ている話は、もっと知られても良いんじゃ無いの。対小池陣営等は絶好の攻撃材料になると思うけれど、どうじにひまそら氏は蓮舫氏とか小池氏以外の候補者にも噛みついているところがあるから、まぁ彼らとしては手を出さない無視しているのが一番と言う理解なんでしょうね。

投票日まで二週間を切って、いよいよ選挙戦も激しくなっていくタイミング。主目的は、次の四年間東京都をどの様に運営するのか、その責任者を選出するせんょなんだけれど、一方で色々な人が自分なりに現在の問題点を出して、その解決策を提示することで、その責任者が気がついていない、出来ていない、やらない問題点を明確化して、見過ごされていた解決策へと繋げる機会でもあると思うんですよね。少し前の静岡県知事選挙でも、実は鈴木・大村両候補の政策は、そんなに違わなかったと思うので、どちらの候補者が県知事に当選しても、実はこれからの静岡県はそんなに違わない未来になるのかもしれない。でも、今回の都知事選挙を見ていると、現職の小池氏以外の立候補者は色々な施策や提案を出しているのだけれど、どうも主語が「東京都民」から外れているものも多い気がします。勿論、東京都という自治体が、他の46道府県と比べてかなり特殊な存在であり特別な存在であることは事実何だけれど、でも先ずは東京都民の為に何が出来るか何をやるべきかという事が最優先されることに違いは無いと思うんですよね。それなのに「国民が」とか「反自民で」とか、そんな主語で語る人はやはり目標というかゴールは別の所にあるんだろうなと言う印象を受けてしまいます。

2024年6月22日

選挙劇場

東京都知事選は、最終的に56人が立候補する選挙に。幾ら注目を集める東京都の都知事選とはいえ、それは多すぎるんじゃ無いのかと思ったら、こんな感じで作為的な立候補が疑われる気がします。


 実はニュース等で立候補者のポスターを貼る選挙掲示板が、凹型に同じポスターで占められる写真を何回か見て、「なんでこんなことが出来るのか」不思議だったんですが、NHKから国民を守る党から大量に立候補者が出馬して、その人達のポスター枠を一定の寄付金を貰うと利用出来るという権利を、実質販売するということをやっていたらしい。だから選挙とは関係ヌードポスターとか、変なサイトに誘導するようなQRコード付きポスターとか、訳の分からない物があちこちに張られていたのか。

法律の隙間を突いたアイデアではあるだろうけど、こんなのはやはり制限するとか禁止するとか、場合によっては罰則適用も考えないと、今後同様のことが続くだろうなぁ。少なくともヌードポスター等は東京都の迷惑禁止条例を適用して排除されたみたいですが、例えば使用するポスターを審査登録制にするとかしないと駄目かなぁ。結局、これまでは常識を信じて紳士協定で続いていた物が、ある時にその間隙を付いて抜け道を利用する人間が現れると、それを潰す規則が出来て、それならばとまた新しいルールが出来てとどんどん細分化したルールが積み重なって行き、そのうちその規制ルール同士が競合するようなことも出てくるんじゃ無いだろうか。

掲示板の商材利用も問題だと思うけれど、自党の候補者でもないのに支援要請をしてさらにはその為の寄附金募集までしてしまう日本共産党。これ、当然都知事選とそれ以外の補選や政党活動への寄付とは別会計で、その明細(収入と支出)は開示されるんですよね? 確か過去にも似たような話を聞いたことがあるんだけれど、その選挙でどの様に寄附金が利用されたかは見た記憶がありません。しかも、現在は離党しているけれど、このチラシが作成された時には、まだ立憲民主党の所属議員だったわけで、他政党の議員を利用して寄付金集めするって、その政党の矜持というか意識自体を疑ってしまう。また、そう言うことを許した、あるいはクレームしない政党も大概だと思う。こう言うことをやっているから、共産党という政党に対しては疑問しか残らない。政治資金規正法に関しても、彼らは散々問題点を指摘していて、自分達はそういうお金をもらわないと胸を張っていたけれど、そのお金の集め方自体は決して胸を張れるようなことでは無いと言う事が再認識されたと思う。

梅雨入り

昨日は、朝から結構強めの雨が降り肌寒い朝でしたが、それもあってか一気に近畿、東海、関東と梅雨入りに。ただし、このタイミングは例年と比べて15日遅く、昨年と比較すると23日も遅い梅雨入りとのこと。 しかも、その梅雨入りした当日の午後お昼過ぎからは一気に晴れ間が広がり、午後は外に出るのもちょっと躊躇するような夏日のような陽気に。「何だ、梅雨入り宣言だけで終わりか」と思ったら、今朝は再びどんよりとした曇り空の朝になり、今日の夜から明日日曜日は再び雨の天気になるらしい。週末は、色々外仕事を片付けないと破綻するのですが、今週も殆ど外での作業は難しそう。

天気予報コーナー等の解説では、遅い梅雨入りであっても梅雨明けのタイミングは大体同じ位なので、結果として短期間に大量の雨が降り続く時期が暫く続くことに。そのため、野菜などの栽培にも影響して、一気に雨が降り畑が雨水で溢れて野菜が駄目になったり、其れ以前になかなか雨が降らないために育ちすぎた野菜が今問題になっているらしい。また、短期間で大量の雨が降れば、当然土砂崩れだったり水害被害だったりも考えられるわけで、この遅い梅雨入りで良いことは殆ど無さそう。

ここ数日も、昼間は暑くなったり蒸し暑くなり、扇風機は勿論エアコンを入れる場合も何度か有ったんですが、明け方なんかはちょっと冷え込みもあり、未だに羽毛布団の掛け布団はしまえない状態。いつも出している近所のクリーニング店では、7月20日までだったかな、毛布とか羽毛布団は30%オフのキャンペーンをやっているので、その前までにはまとめて出したいところだけれど(笑)。衣替えは少し前に終わっているけれど、寝具だとかあと冬用のカーペットや座布団なんかを夏用の物と入れ替えたりとか、そうそうファンヒーターはもう仕舞っているけれど、扇風機も何度から出して綺麗にして使えるようにしないと行けない。外仕事だけでなく、家の中の仕事もいろいろあるなぁ。まぁ、そう言う意味では外は雨でもやらなきゃいけない仕事は有るんだけれど、やはり外が雨だと憂鬱に気分になって仕事も進まない(サボる理由)。

日本の四季の中でも、特徴的な時期でもあるし、農業や一般の生活においても重要な「水」の補給時期としても、この「梅雨」という時期は欠かせない。勿論良いことだけで無く、湿気が高くなるからカビや腐敗もしやすく、食中毒なんかもこの時期は注意が必要。そう言う意味では、外は雨だし室内だって湿気が高くてジメジメして生活しづらい。でも昔ならば、この時期は田植えからの田圃の世話は欠かせないし、畑仕事だって雨の中仕事をしないと行けない。まぁ、「恵みの雨」なんだけれど、あまり「恵さ」が感じられないのだけれど、やはりこの時期の雨がこの後の夏の生活や秋野恵に繋がるのだから我慢というか、上手く付き合っていかないと。ただ、自然災害だけは可能な限り減らしたいけれど、短期間に例年以上の雨が降るとなると心配になります。多少梅雨の時期が延びても良いから、緩やかに過ぎて行くことを祈るばかりです。

2024年6月20日

国政の焼き直し

確か同じ場所での発言では無いので、背景が異なるという理由も有るかもしれないのですが、蓮舫氏が今回の出馬にあたり会見やインタビューでの発言をして居るのを見て違和感を感じたのが、「都政の積み上がってきた無駄を排除する」と言いつつも、具体的にどうするのかと聞かれると「まだ詳細な内容を見てみないから分からない」みたいなことを言ったんですよね、確か。立憲民主党時代もそうなんですが、「政府の説明不足」と言いながらも、実は膨大な情報は政府や関係機関から出されている。結局は、そういう情報を知らない、あるいは知ってても読み込んでいないから自分が知らないことを「説明不足」と責任転嫁する。都政に関しても、小池知事に対しては色々言われているけれど、別に都議会からだって情報は出るだろうし、必要ならば請求すれば得られるものも多いでしょう。そういう目に見えるもの手に取れるものを比較・精査して矛盾や辻褄の合わない事があれば「都政に疑問がある」と初めて言えるのでは。何か感覚的なもの、自分の印象だけで問題があると言っているだけのように感じます。

実際に中に入ってみないと分からない、と言う言い訳けも、凄く彼らが与党になった「事情仕分け」とか「埋蔵金」の話を彷彿させるわけで、これも実際に何か数値を比較して疑念があるから言っていた訳ではなく、あくまで自分達の感覚というか「そうあってほしい、いやそうなっているはずだ」という思い込みだけが理由じゃないだろうか。だいたい彼らが何か勘違いしているように感じるのは、確かに東京都の予算規模は下手な国よりも大きいし、特に都知事という地位に関しても他の道府県知事よりも影響力はあるかもしれない。でも、予算にしても何らかの決定にしても知事の独断では決まらないはずで、都議会で審議されて初めて決定するもののはず。まぁ、Colabo問題のように、多分現場が面倒を嫌って適当に処理していたら、突然それを追求する人間があられて、その追求手順としては真っ当だったのでどんどん追い詰められて、結果的に知事の責任問題にまで発展するようなことがあれば別だけれど、あれだって多分小池知事自体は判子を押しただけで、多分内容も承知していないような気がする。 

AIゆりこ」の時にも感じましたが、小池陣営としては、結構早くもしかしたら昨年くらいから三選に向けて対策とか準備していたんじゃ無いだろうか。その中には、何度か蓮舫氏の都知事選出馬の噂も流れたので、そういう最悪の場合を想定して最善の対策という前提で色々準備をしていたような気がします。で、それが見事に当たったというか。前回は「都民ファースト」である意味旋風を巻き起こして、それで一蹴したわけだけれど、その都民ファーストもあっと言う間に崩壊したし、流石に三選目ともなると色々課題も見えてきていたのかなぁ。それに対して蓮舫陣営の様子は、国会での行動や雰囲気と代わり映えせず、何か東京都のためにこれを実現したいみたいな、シンボル的な政策提案も見えてこない。あぁ、それに相当するのが明治神宮外苑の「100年の森」なんだろうか。でも、あれは手が悪いと思うけどなぁ。

ご本人は所属政党を離党して、さらに立候補手続きと同時に参議院議員も自動失職するので、あとは無所属の都知事候補者として活動するのみという認識なんだろうけど、やはりこの20年間に染みついたというか我々の頭の中に刷り込まれた印象は、早々変わらないと思う。特に、これまでは岸田総理を質問する立場にいたのに、これからは逆に周りから質問される立場に180度かわるわけです。直ぐに変わることは無理としても、やはり立候補表明してからそれなりに時間は経過しているから、その反対の立ち位置での発言の仕方みたいなものはあると思うんですが、どうも彼女の言い方話の内容は以前と変わらない気がする。別に小池氏がそういう部分に優れているとも思わないけれど、やはり曲がりなりにも8年間その地位にいたわけで、それなりの振る舞い方は身につけていますよね。蓮舫氏も、ある意味180度立場が変わる存在になろうとしているのであれば、やはりそういう180度変わった姿を今見せないと、やっぱり昔のままの「あの蓮舫」というイメージしか残らない。そう言う単純なことも出来ないというのは、やはり準備期間が少なかったからなのか、あるいは小池氏に勝つことよりも別の目的があるのかと思ってしまいます。彼女としては、今回の都知事選で敗れても、その「負け方」次第ではその次にあると言われている衆議院選挙での勝利に繋がるだろうし、2025年には次の参議院選挙もあるので、最悪そこでの復活もかなり可能性は高いでしょう。そういう安全策というか、そう言うものが見えてしまう、感じてしまうところに、やっぱり彼女の本気度というものに疑問を感じるのかなという気がします。殆ど話題にならないけれど、あのねのねの清水国明氏が、立候補表明後結構熱心に視察をしていて個人的には好感が持てるのだけれど、ああいうことを少しでも彼女もやれば印象も変わる気がするなぁ。清水国明氏は、次の都議会議員選挙とか、区議会議員とかで一度実績を積んだら、案外将来の都知事の目もありそうな気もするけれど。

(NH Leg#17) HND-OKA/-HND

前日に続いて、今日も沖縄往復。前日は全国的に一日中酷い雨模様の天気でしたが、この日は朝目が覚めて外を見るとほぼ雲のない青空が広がっています。気温も、前日は20度を超える越えないみたいな気温でしたが、この日は最高気温が31度とか朝のニュースで言っていて、ちょっと目眩がしそう。少し早めに目が覚めてしまい、どうもやることも無いので、予定よりも早めにホテルをチェックアウト。ホテルの入口は、T3の出発フロアーと直結しているんですが、まだ朝の7時頃なのにカウンターはどこも混雑しています。エレベーターで1F地上部分に降りて、空港内のシャトルバスに良いタイミングで乗ることが出来、T1→T2と移動。ターミナル内に入り1階上に上がって2Fの国内線出発フロアーに移動して、AMC Diamond用保安検査場を抜けてラウンジへ入りました。 

以前は、いつ行ってもこのAMC用の保安検査場は混雑していたんですが、最近は一般の保安検査場にも専用のゲートが出来たらでしょうか、最近はいつ行っても待ち行列が無い状態でサクッと通過出来ます。ラウンジも、まだ早朝という事からかガラガラの状態で、いつも混雑している窓側の席も余裕で確保出来ました。この日の出発便は63番ゲートからで、何度目かのSTAR WARS塗装の機体。それを眺めながら、朝食代わりにちょっとお握りと御稲荷さんをお腹に入れて、メール確認をしていると丁度良い頃合いになったのでゲートへと移動しました。

1) HND 08:30 - OKA 11:15 (NH467)

63番ゲート前へ行くと、白い看板が立っていて、満席のためボランティア募集の掲示が。振替便は二つ後の10:30発の那覇行きで、10,000円あるいは7,500マイルのおまけ付きとの事。毎度の事ながら、一度位は体験してみたいけれど、なかなかそう上手くチャンスには恵まれません。

08:12頃から事前改札が始まり、暫くして優先搭乗開始となり機内に入ります。STAR WARSには余り興味は無いので申し訳ないけれど、シートは電動の新しいものなので、そこは嬉しいですよね。ボランティアを募集する位なので、最後まで座席調整に時間が掛かったのか、ドアクローズは定刻を少し過ぎてから。さらにプッシュバック開始までも少し時間が掛かってから、離陸に向けて移動開始。今回は、A滑走路のRW16Rを使用するようです。離陸時にも先行機が並んでいたのか暫く待機する時間が有り、離陸したのは丁度09:00位でした。

この日は前日の影響が残っていたのか、天候はよかったけれどやはり気流が不安定ということで、離陸後20分位して浜松くらいまで飛んできたところで食事のサービスが始まりました。そうそう、いつも思うんですが、私はそんなに沢山飲み物を飲む方では無く、通常のグラスに8割とか入れられるとどうしても飲みきれません。ですから「半分位でお願いします」と毎回言うのですが、大概7割位淹れて出されます。一度「1/3位でお願いします」と言ったら、グラスの半分位入れられたこともあります。どういう規準何なんだろうか。今回も「半分位でお願いします」と言ったのに、どう見ても半分以上七割くらいは入っている。CAさんが「多すぎましたか?」と聞くので「済ません、もう少し減らして貰えますか」と言ったら、申し訳ないことにそのグラスを戻して、別のグラスに入れ直してくれたんですが、今回も半分以上は確実に入っている状態。今後は、「指、二本分くらい」とか言おうかしらん。

食事の後は特にやることも無いので、シートを倒しているうちに寝入ってしまいました。目が覚めると、もう沖縄本島に掛かる位まで接近しており、どうも北側からRW18Rへ進入するようです。沖縄の天候は、都内のような青空では無く一面曇天でしたが雨は降っていない様子。着陸したのは定刻よりは早い11:10でしたが、元々予定していた35番ゲートが塞がっていたからか隣りの36番ゲートに入ったように、少し時間が掛かり、到着したのは定刻を過ぎた11:21でした。機内から外に出ると、沖縄らしいむっとした空気に迎えられて、そろそろ沖縄も梅雨明けだろうなぁと言う感じです。

2) OKA 13:00 - HND 15:25 (NH996)

結構蒸し暑くて、久し振りにじとーっと汗をかきながら空港にもどってくると、何はともあれラウンジに入り冷たいブルーシールのアイスを頂いて一息つきます。この時は、まだ定刻出発予定でしたが、羽田からの折返しが8分程遅れて到着したので、最低でも5分、場合に寄ったら10分位の遅延になるだろうと想像していたら、案の定ANAからメッセージが届き、15分遅延して13:00→13:15とボーディングパスの表示が変わりました(笑)。

新しい時刻に合わせて出発ゲートである32番ゲート前に行くと、このフライトも結構混雑している雰囲気です。12:55から事前改札が始まりましたが、米軍関係者のご家族でしょうか、外国人ファミリーが結構乗り込んでいきました。その後優先搭乗が始まり機内に入ります。

その後、定刻前にドアクローズとなり、プッシュバックも5分後位に始まり、何とか遅れを取り戻せるかなと期待しましたが、目の前の離陸ポイントのRW18Lが混雑していたのか、なかなか滑走路に入れず、結局離陸したのは13:30となり羽田到着もそこそこ遅れそうな雰囲気です。

復路便でも食事を頂いた後は、シートを倒して機内Wi-Fiに接続してブラウジングとかしていましたが、知らない間にねてしまい、目が覚めたのはいつも通り伊豆半島沖を越えるかという所。前日の着陸では、房総半島上空を東西に行ったり来たりして時間調整をしつつ、A/C滑走路の南側からアプローチしました。この日は房総半島を反時計回りに回り込むトラックパターンに乗ると、空港北側から真っ直ぐに南下して、A/C滑走路のRW16R/Lへと順番に着陸していきます。搭乗機は運良くC滑走路側のRW16Lへと進入して着陸。その後誘導路に出てUターンをして戻ってくると、63番ゲートに入ったのが、15:40過ぎでした。定刻位の時刻に到着すれば、そこからダッシュで京急に乗り、品川発16:10のひかり号に間に合う算段でしたが、これでは無理なので、次の16:34発のこだま号に切り替えて今回も無事に浜松まで戻る事が出来ました。

2024年6月19日

公約とは

東京都知事選挙で、実質的に一騎打ちになると思われる小池氏と蓮舫氏が、それぞ公約を発表。こう言うのって、現職側は実績を強調しつつより支持が得られそうな物を入れるのに対して、挑戦者側は現職側の不備や未達部分を取り上げて批判しつつ、自分はこうするという「売り込み」が大事だと思うんですよね。よほどの失敗とか悪政をしていない限り、やはり現職側が有利だと思うし、それに対して挑戦者側は現職支持層からも票を奪わないとなかなか勝てないと思うから。

両者の公約を見て感じるのは、小池氏側が具体的な提案・目標を設定しているのに、蓮舫氏側は漠然としたイメージでの公約が多いという事。小池氏がこの後四選を狙うのかどうかは分からないけれど、その場合は今回の公約が判断大領になるだろうし、当選したらしたで追求される事柄になるから、余り変なことは言えないという事はあると思うけれど、有る程度具体的な言い方になっているのは分かりやすいと思う。一方の蓮舫氏も、取り上げている分野はまぁ分かるんだけれど、良くします、改善します、検証しますという一般的な言い方で、具体的に何をしてくれるのか、どういうことを考えているのか良く分からない。各自が勝手に想像して、「こうだろう」と思い込むから、その時点では支持も生まれるかもしれないけれど、後から問題になりそうな気もします。立憲民主党が良くやる、どうせ自分達には関係無いから好きなこと言ってしまえ的な表現だよなぁと言う気がしないでもない。例えば、奨学金返済支援だとか家賃補助等は具体的な数値を入れることは出来ると思うんですよね。七つの公約のうち、具体的と感じられるのは「都内全域での学校給食の無償化」だけだけど、これだって確か多摩地域等一部地域に残っているものを対策すると言う話だと思うので、インパクト的には欠ける。「都内全域で」と言う事で、恰もこれまで無かったものが都内全域に提供されるような誤解を生むような言い方でもあるなぁと感じます。

「公約」と言えば、小池氏は前回の選挙で「七つのゼロ」という公約を掲げていたけれど、流石に「ゼロ」は無理だろうと思いつつも、実際にはそれなりに成果は出ているらしい。殺処分に関しては、実際にゼロにしているようだし、三つは改善。悪化したものも二つあり、評価不能なものが一つあるけれど、総合的には半分位は公約達成し言えそうな雰囲気。その足りないところを蓮舫氏としては追求するのが挑戦者としての姿勢だと思うけれど、彼女の公約からは余りそう言うものは感じられないし、やはり自分が自分がという雰囲気が強いのだろうか。まぁ最初に「リセットする」と言っていたくらいだから、自分のやりたいように出来ると思っているんだろうなぁ。それって、民主党時代の「事業仕分け」の時と同じだと思う。

まだ告示もされていないので、実質的には選挙戦は始まっていない(始めていけない)のだけれど、蓮舫陣営はそんなことお構いなしの様子。実際に立候補の届け出をするまでは「選挙違反」にはならないので、今は静観するしか無いのだろうけど、黒に近いグレーと言われている行動や行為も幾つも指摘されているから、そちらの方でも今後揉めそう。本当にこの人達は、「まっとうな」とか「立憲主義」とか言いながら、ルールや法律を知らん顔して破ってくるから信用できない。些細なことだからとか、小さな事だからと言う言い訳をするんだろうけど(言い訳すらしないか-笑)、そう言う小さなことを平気に破る人間が一番信用できないと思う。そういう不信感の固まりが、実はどちらの候補にも感じるのだけれど、これまでの国会での振る舞いを見ていると、やはり蓮舫氏の方が傍若無人さでは抜きん出ている気がする。だから、好きな人には支持を受けてそれなりに任期もあるんだろうけど、それは彼女の実力では無いから実務に成った途端にボロが出るんでしょうね。まぁ、そんなものの集大成が、あの民主党政権だったわけだけれど。

(NH Leg#16) HND-OKA/-HND

約二週間ぶりの沖縄行きの日ですが、よりにも寄って全国的に大雨が予想される日と重なり困りました。取りあえず当日の様子を見ながら決めることにして、朝は少し早めに起床することに。前日の天気予報では、明け方くらいから激しい雨の予報でしたが、朝起きてみると雨は降っていても普通に傘をさして出かけられる程度。と言う事で、先ずは出発することに。

浜松駅に到着しても、学生達が普通通画のために駅から出てくる程度。品川駅へ向かうときには、途中小田原駅を抜けたあたりで少し激しい雨に遭遇しましたが、この時点では新幹線は定刻通り運行をしていて、品川駅に到着したときにも小降りの雨が降っている状態でした。ただ、京浜急行が何かの理由で少し遅れていて、結果的に利用予定の09:12発の一つ前の09:03発空港行きに間に合いちょっとだけ早く到着出来ました。 

空港に到着してまずは保安検査場通過して制限区域内に入って外を見ると、大きな窓には結構激しく雨が降っているように見えます。ラウンジに寄るかちょっと迷いましたが、ちょっと中途半端な時間だったので、そのまま出発ゲートへ移動して搭乗開始まで待つことにしました。

1) HND 10:25 - OKA 13:10 (NH469)

前日の連絡では62番ゲートだったものが、当日に64番ゲートに変更されました。ゲートの周りには、修学旅行の高校生が多分クラス毎に4~5箇所に並んで待っていました。特に遅れる理由がこの時は分からなかったのですが、事前改札開始が10:08と結構遅くのスタートでした。ただ、事前改札を利用するお客さんは自分が見た範囲ではおらず、直ぐにグループ1の優先搭乗開始となりました。スタートは遅れたのですが、搭乗は順調に進んでいるように見えます。ただ、途中「〇〇番のお客様、いらっしゃいましたらお知らせください」みたいなアナウンスが何度か流れて、あれノーショーかと嫌な予感。さらに、一通り乗客が乗り込んだと思ったら、黄色のビブスを着用したメカニカルのスタッフが乗り込んできて操縦席には行っていく様子が見え「えー、メカトラブル?!」とさらに嫌な予感。

結果的に、メカトラブルは解決したのか、ドアクローズしたのがほぼ定刻10:26頃。暫くしてプッシュバックが始まり、その後D滑走路のRW05へと移動開始となりました。結構激しくなってきた雨の中移動して行きますが、天候のせいなのか出発が混雑する時間帯だからなのか、離陸までに結構時間が掛かり、やっと滑走開始となったのが11:00少し前と遅れての出発となりました。

事前に離陸後暫くは揺れると言うアナウンスがありましたが、離陸後20分位はそこそこ揺れならが上昇していきます。20分過ぎ位にやっとベルトオフのサインとなり食事の配布が始まりましたが、受け取った途端にまた揺れ始めて、スープやドリンクの中身がかなり激しく揺れてきます。飲んで減らそうと思っても、液面が揺れるから全然飲めない。食事の配布も数名に配ったところでこんな状況になったので、暫く中止したんですが、貰ってしまったこちらも困ります。揺れの合間に何とかスープやドリンクを口に入れてその場を凌ぎ、その後少し落ち着いたところで慌てて胃の中へ入れて、何とかトラブルにはならずに済みました。

その後Wi-Fiに接続しようとするのですが、ANAのアプリ経由でネットアクセスの画面にアクセスしても、ずっとグルグルとアイコンが回るだけで反応しません。何度やっても駄目なので、諦めて寝て行くことにしました。目が覚めたらもう着陸するところで、沖縄も雨ですが東京よりはまだマシな様子。北側からRW18Rへ着陸したのが定刻を少し過ぎた13:14頃。その後誘導路を戻って35番ゲートに入ったのが13:25でした。この時は雨は上がっていたんですが、この後再び雨が降りだし、そんな中所要のために出かけます。

2) OKA 15:10 - HND 17:40 (NH470)

雨が降る中空港に戻り、先ずは一旦ラウンジに入り一服。ただそんなに余裕はなかったので、トイレを借りて予定に遅延とか無い事を確認したら、直ぐに出発ゲートの33番ゲートへと向かいました。

ゲート前には、搭乗待ちのグループ1/2/3の場所に結構長い行列が出来ていて、特にグループ1の所には10名以上並んでいてちょっとビックリ。そんな中定刻20分少し前から事前改札が始まり何組か登場すると、直ぐにグループ1の搭乗へと変わります。

使用機材は、国際線使用のB777-200でシートは電動シートと座り心地の良いもの。このフライトでは、食事は断って寝て行く予定だったのでラッキーでした。ドアクローズは定刻杉の15:16頃。更に出発調整なのか、プッシュバック開始は15:28と更に遅れます。その後RW18Lに移動して離陸したのは15:37と結構遅れての出発となりました。

水平飛行に入りベルトオフのサインとなった所でシートを倒して目を閉じたんですが、シートが良いせいか目が覚めた時には、もう伊豆半島沖の大島を通過して、房総半島の東側を飛行しているとき。ただ通常よりはかなり遠方を飛行しているように見えます。何か、このままハワイへ向こうみたいだなぁと思ったら左に旋回をして空港を目指すのかと思ったら、真っ直ぐに西向きの経路を戻るような感じで進みます。房総半島上空から東京湾入口の館山市くらいまで来たところで、再び東へUターン。何か迷走しているよう感じで右に左に移動して、多分空港の空き待ちなんでしょうね。ただ、このパターンは初めて見ました。

やっと機首が空港に向いて、どうもA/C滑走路のRW34に向かうようです。ただFlightrader24を見てみると、前には何機も着陸態勢に入っている機体が並んでいて、大丈夫なのかと心配になるくらい。遅れていますから、ターミナルに近いC滑走路が良いなぁと思うのですが、D滑走路のRW05を離陸に使用しているためか、C滑走路のRW34Rへの着陸は少し制限しているみたいで、搭乗機もA滑走路のRW34Lを目指します。

雨はそこそこ強そうでしたが風がそんなに無かったのが良かったのか、案外普通にRW34Lに着陸したのが17:53。その後B滑走路沿いに移動をして、66番ゲートに入ったのが18:00丁度くらいでした。今回天候が一番の不安材料でしたが、どうも一番酷いときのタイミングは何とか外して、そんなに大きな遅延をする事も無く移動出来ました。翌日もフライトの予定が朝からあるので、まずはT2から連絡バスでT3へ移動して、ロイヤルパークホテルへと入りこの日の移動は完了となりました。


The Royal Park Hotel Tokyo Haneda

約2ヶ月振りとなる、羽田空港第3ターミナル直結の The Royal Park Hotel Tokyo Haneda。予定よりも少し遅れての到着となりましたが、シャトルバスが頻繁に出ているので移動には困りませんでした。

端末でチェックインをするのですが、名前を入れるときに「あかさたな」のあいうえお順に並んでいるのが慣れなくて、一回は必ず自分の名前入力を間違えるのは何故だろうか。

部屋に荷物を置いて、夕食に出かけたんですが、今回は新しくできた「羽田エアポートガーデン」で食事をするつもりでした。でも、何だかんだで疲れてしまい、T3の4Fのレストラン街で簡単に済ませることに予定変更。その後は部屋飲みもせずに、早めにベッドに入って寝てしまいました。

翌日は、前日までの悪天候が嘘のような快晴の青空で目が覚めます。昨日は都内も沖縄も肌寒さを感じる天候でしたが、今日は真夏日の予報も。今日のフライトは順調にいくようにと祈りながら、チェックアウトをしてT3からT1へと移動しました。

2024年6月18日

出張と休暇

富山県土木部の次長さんが、オーストリア・ティーンへ出張している間に、コンサート鑑賞をしてその様子をSNSに投稿したところ、匿名の投書による批判があったという記事。「仕事の後に行ってみた」と書かれていることから、業務終了後の多分夜の部のコンサート鑑賞をしたんでしょうけど、そんなの業務外の行動なのだから、何か危険な事をやったとか、法律に触れるような行為に参加したとか言うので無ければ問題無いと思う。ただし、この記事のようにあえてハレーションを起こしたい人はSNSの時代一杯いるから、そう言う意味ではそれを書き込んだことは軽率だったと思う。

記事によれば、出張は今月の8日(土)から16日(日)の予定で、そのコンサート鑑賞の投稿は12日に行われたとの事。8日に日本を出発して、翌9日(日)は一日パッファーかな。で、10日月曜日から14日金曜日まで仕事が有って、15日土曜日に現地を出発すると、16日日曜日に帰国、という一週間の出張なんでしょうね。12日というと、中日でまぁ時差ぼけも何とか治まりつつあるタイミングだろうか。このコンサート鑑賞が、昼間のミーティングの予定をキャンセルしてわざわざ出かけたとか言うならば、それは問題だと思うけれど、業務外の例えば夕方とか夜に出かけたならば先に書いたようにそれは出張中出会っても「プライベートな時間」。どうも出張、特に「海外出張」と聞くと、出発してから帰国するまでがずっと「仕事」だと勘違いする人が多い気がするけれど、本来仕事をしているオフィスの有る場所とは違う場所へ行って仕事をするのが「出張」なわけだから、一般的な9-17の就業時間を除けば、それ以外は基本個人の自由のはず。また、今回は週末を挟むことは無かったみたいだけれど、二週間とか一月の出張で何度か週末土日の休みの日があれば、その日は自分でどこかに出かけても良いだろうし、その日まで残業で仕事しろというのは、そっちの方が問題だと思う。

うちの会社も、高いお金を使って現地に行くのだから、それに見合った分の仕事は一生懸命やって貰わないと困るけれど、かといって24時間ずっと仕事をすれば良いという物でも無いので、休む時には休むし、週末なんかもしっかり休養をしてリフレッシュするのも仕事のうち、と言われて私は最初のアメリカ出張の時には当時の上司に言われて送り出されました。現地での状況が分からないけれど、気分転換に自分の興味の有る音楽を聴くくらいなら問題無いと思う。例えば、そのコンサート会場が出張先から距離があって移動に何時間も必要で、わざわざ徹夜して鑑賞に行ったなんて言うのはダメだけれど。宿泊先の近くでコンサートがあったので、勿論自腹でチケットを購入して2時間堪能した、位なら全く問題無いと思う。うちの会社の以前の出張規程だと、出張期間中に有休取得は許されない(特例はある)けれど、出張の前後に有休を付ける事は許されていて、その場合は出張先への往復の旅費分は出して貰えるんですよね。有休期間中のホテル代は自腹だし、その間の手当も無し。実は私、姪っ子がカナダで生まれたんですが、そこへ両親を連れて行く予定を申請済みの所、どうしてもその時期にアメリカの研究所へ2ヶ月程行って欲しいと出張が決まり、そこで最初に両親をカナダへ連れて行って、シカゴで日本に返した後私はそこから出張先へ移動して仕事をして戻ってきたことがあります。その時は、日本から出張先(アメリカ国内)の往復旅費分は支給されたので、自分のカナダ行きの旅費はほぼ丸々浮いた計算になり結構助かりました。その会社のポリシーもあるだろうけど、結構自由度はあったと思います。

今回は「公務員」という事で、風当たりが強いという事も有るんでしょうね。でも、匿名で「現状を憂う公務員」とか名乗っているのって、本当に公務員じゃない気がする。これって、少し前にもあった「警察官/消防隊員が制服のままコンビニ寄っている」とクレームするのと同じ話だと思うなぁ。しかも、別に不祥事を起こしたわけではないのに、あえてそれに結びつけようとした内容にしているのは、もう行為として卑怯だよなぁ。本当に「公務員」ならば、その自分の告げ口行為が公務員として恥ずかしい行為であり、県民の信頼失墜に繋がると思えよと小一時間。あるいは、自分もその海外出張に行きたかったのに選に漏れたから八つ当たりしているのだろうか。いずれにしても、みっともないの一言だよなぁ。上司も「誤解を招かないようにするべき」と言っているらしいけれど、「仕事の後に」と書いていたならば、「帰国後本人に確認するが、業務時間以外の自由時間の行動であれば問題無い」と言ってしまう方が、今後同様の告げ口も無くなると思うのだけれど。こう言う「言ってみたら効果があった」という成功体験が、二人目、三人目と模倣犯的な行為を誘発するんですよね。

オール〇〇

沖縄県議員選挙で、知事野党勢力となる自民党と公明党が、それぞれ立候補者全員(20名、4名)が当選。さらに中立層の無所属議員で、野党的立場の議員が4名当選し、結果的に定員48名のうち知事や統制力が関数を超える28名となったとのこと。選挙以前は、知事与野党24名+24名だったけれど、議長が野党から選ばれて投票権がなくなるため、24 vs 23とかろうじて知事与党側が過半数を占めていたものが、完全に野党側に主導権握られた形に。これまで「オール沖縄」として、玉城デニー知事と歩調を合わせていた知事与党側としては、今後の県政運営で厳しい状況になるらしい。

外から見ている範囲では、辺野古への移設とか尖閣問題とか、解決に向けて何か努力していると言うよりは、どこかの国のようにずっとゴールを動かし続けて解決すること以前に解決策を考える事すら拒否している雰囲気。代替、「オール〇〇」というのであれば、100%では無いにしてもせめて70%位の影響力は確保しているべきだと思うけれど、前回の選挙でも50%-50%だったわけだから「半オール沖縄」とでも言うのが正しい気がする。でも、それでも「これが沖縄の民意」と言っていたのが知事側だったわけですが、今回選挙ではその「オール沖縄」がある意味否定されたと言って良いのかもしれない。

少し前の静岡県知事選挙でも、大村-鈴木、両陣営とも「オール静岡」を掲げて選挙戦を戦っていたわけですが、少なくとも二人の候補者が「オール」と言ったら、静岡県民は二人ずつ存在することになってしまう(マテ)。最近よく聞く「オール〇〇」という良いかだけれど、良く人を騙すときに使う「主語を大きくする」事例の典型だと思うなぁ。代替本当に「オール」であるなら、そこで何か選挙とか選択する必要は無いわけですからね。ラグビーの「ノーサイド」みたいな意味で、選挙戦が終了した後は、どちらの陣営もより良い静岡県のために協力しましょう、「オール静岡」で県政を盛り上げましょう、とか言うなら良く分かるけれど。複数の選択肢があって、それぞれが排他的であるならば、その中の最大公約数を探るのが「選挙」と言って良いんじゃ無いだろうか。明確に境界線を引けないとしても、出来るだけグレーゾーンでもいいから広くカバーすることで、消極的賛成みたいなものでも良いと思う。ただ、そのために何田漢でもやります出来ますというのは、結果的に何も出来ないやれないことになるわけで、その失敗の典型が旧民主党政権時代だったと思うんですよね。今回蓮舫氏がいつ出馬を決めたのか分からないけれど、やはり対抗馬として出馬するのであれば、小池都政の一番のペインポイントを付くべきであり、それってやはり子育て問題、若者世代の生活苦対策みたいな部分じゃ無いだろうか。そういう部分を訴求していけば、小池支持層の幾らかを切り崩せると思うのに、一番に言う事が反自民だったり、生活には直接関係ない神宮の森だったりするところに、センスのなさを感じてしまう。

選挙で戦って支持を得るのであれば、やはり自分はどこに対して訴求するのか、何に対して問題意識を持っていて解決したいと思っているのか、そういう所を有権者は欲すると思うんですよね。でも、キャスター出身だからか、どうしても万人受けするようなこととか、話題性の高いことに注目しがち。小池氏が前回公約したことは、そのまま字面だけ見ると「未達成」なんだけれど、内容を見てみると結構目標に近いものも有るし、案外堅実なところがあったりしてちょっと驚きます。現役の有利なてんとして、そういう実績をアピールできるところがあるのだから、蓮舫としてはその中でも未達部分が大きいところとか、より大きなペインポイントを発掘して行くことを、本当は時間を掛けてやって来てこの機会に明らかにするべき何ですよね。当選すれば、少なくとも4年間は責任が生まれる訳なんだから、その4年間も反自民だとか言っているわけには行かないし、都政だってその自民党が与党の国の支援が無ければ出来ないことも沢山あるわけだから。あれだけ偏っていた沖縄だって、やはり8年、12年とそれなりの年月が過ぎれば、県民もより現実的な解決策を求めるわけで、東京都民はもっとシビアかつ短期的な結果を求める人達だと思うけどなぁ。

AIゆりこ

小池百合子都知事が、参戦出馬表明をして直ぐだと思いますが、突然「AIゆりこ」なる物が登場してビックリ。 緑のジャケットを着た小池氏そっくりなアバターが、東京都の施策などを説明するみたいなもので、やはり物珍しさもあってか結構なアクセス数を稼いでいる様子。当然、東京都の広報活動として準備したものではなく、小池氏の選挙対策・選挙活動の一環とみるほうがただしく、だからこそ「東京都の税金を使って」という批判に対しては、直ぐさま「一切投入していない」と説明しているようですね。

最近では制作技術やツール類も進んでいるから、比較的簡単にこういう物を創り上げることは出来ると思うけれど、それでも数週間から一つ位の準備期間は必要だと思うんですよね。となると、小池氏は其れ以前から参戦出馬に向けて準備を進めていたことになります。実際とあるニュース番組で、選挙カーの契約とか印刷物の納期みたいな事を取材していて、やはり最短でも一月位前から準備しないと、このタイミングには間に合わないみたい。当時は対抗馬として蓮舫氏の出馬はまだ不明な時期でしたが、それでも最悪の条件を想定して最善の準備をするという勝負の鉄則に従って、こういうものを考えて準備をしていたとするとかなりの策士が参謀に付いているような気がします。

AIアバターと言っているけれど、多分テキストデータを小池氏の声色で読み上げて、それに合わせて表情や態度を合わせて動かして行く仕組みなんでしょう。流石にリアルタイムで対話するまでは行かないと思うけれど、一法通行だとしてもかなりインパクトはありそうな気がします。極端な話、テキストデータさえ準備すれば、後は自動的に映像コンテンツまで生成されるわけですから、小池氏側としてもリソースを効率的に活用できるだろうし、なんと言ってもテーマをどんどん量産していき「数で圧倒」することの影響は大きいと思う。勿論、実際にテキストデータを放り込んで終わりでは無く、そこから生成されたアバターの内容が適切化の確認は必要だと思うし、当然多数の投稿となれば以前と現在の整合性なども重要。ただ、生身の人間が原稿を読んでいる場面を撮影して、それを編集して加工をして公開する手間を考えたら、格段に簡単だと思う。それに、「AIアバター」と思えば、例えばテキストスピーチのたどたどしさなんかも逆に受け入れられるだろうし。

今回の都知事選挙は、事実上の小池vs蓮舫の一騎打ちなんだけれど、若い年代蓮舫氏が旧来の泥臭い手法で選挙戦を始めたのに対して、老獪と言うべきかベテランの小池氏がこういうものを持って来るというのは意外でした。確か何年か前に、蓮舫氏がキャラクターとして登場するようなゲームみたいなものがあったと思うんですが、あれを今回の都知事選に擬えて変更して出したら面白いんじゃ無いだろうか。でも、選挙違反になるのかな。キャラクターとして活用するのは問題無いと思うけれど、インパクトという意味では一本取られた気がします。両候補ともに、今日には公約を公開するらしいけれど、「都知事選挙」なんだから、都民にとってどれだけ利益が生まれるのか、と言う点が重要だと思う。そう言う意味では、ちょっと勘違いをして国政の話を持ち込んでいる蓮舫氏は、それでコア支持層は維持出来るだろうけど、所謂無党派層の獲得は厳しいんじゃないだろうか。そういうセンスのなさが彼女の弱点だと思うし、結局は都知事選当選よりも、その後の衆議院議員への鞍替えのための下準備という雰囲気を感じてしまう。

2024年6月16日

肌寒の朝

昨日は「もう夏?」とか書いて、誰かの機嫌を損ねたのか、今朝はちょっと冷え込むような朝に。昨日までは、寝る時には上掛け布団とか無くてもそんなに困らないくらいだったのに、今朝は寒くて目が覚めて思わず布団を手繰り寄せて体に巻き付けるほど。流石に明け方の気温で20度を下回ることは無いと思うけれど、かなり涼しかったことは確か。前日土曜日の午後くらいから曇り空になり、夕方頃からは雨が降りだして「ちょっと気温は下がるだろうな」とは思ったんですが、ここまで冷え込むとは思いませんでした。予想通り、まだ布団を仕舞い込まなくて正解でした。

今朝も、目が覚めた頃はまだ外で雨音が聞こえるような天候でしたが、日が昇って明るくなってくると雨は止んで来ました。空はまだ一面曇り空ですが、この後午前中遅くには晴れてきて、お昼過ぎからは今日も30度近くまで気温は上がるらしい。どういう天候なのか、体調も不純になるのは当たり前かもしれない。 一週間予報では、来週はまだ少し晴れ間も残るけれど、週末位から天候が雨模様になり、その頃らはいよいよ梅雨入り宣言も出そう。今週から暫くは、あちこち出かける予定も入っているので天気が崩れるのは勘弁してほしいですよね。

とは言っても、この時期の梅雨は農業に関しては重要だし、なとの飲料水確保という意味では多くの地域で待ち望んでいる物。今の所、高温の影響などもあり野菜の価格が上がっているけれど、この梅雨時になると生産も回復して下がると予想されているけれど、米不足も言われているから丁度田植えの時期の今は一番重要なタイミングでもあるんですよね。普通に生活をしていると、やっぱり晴れた日が一番気分的には良いわけで、雨の天候で嬉しいという事は余り無いんじゃ無いかな。精々もう少し季節が進んで暑い日の夕方位に雨が降って気温がグッと下がる時くらいかな、雨の日が嬉しいのは。でも最近は平均気温が上がっているから、逆に夕方でも雨が降ると湿度が上がって、蒸し暑い夏がさらに加速されるようになり嬉しくないかも。

多少なりとも農業とかの経験や記憶があると、やはり「雨」というのは作物にとって重要だと分かるし、その中でも米作りをしていると、この田植えの時期の梅雨というのは、その年のお米の収穫=1年分の食糧確保、の成否が掛かる重要な自然現象と刷り込まれているわけです。子供の頃は、雨の日になると足下は濡れるし、カエルは五月蠅いし、ジメジメベトベトしているし、特に昔はクーラーなんてなかったから、ジメジメベトベト具合は半端なかったですからね。それに比べたら、今の生活は快適と言ってもいいかも。自然の流れは尊重しつつ、文明の利器も利用して、その時その時の快適さを見つけて行くのが、案外エコでもあるし一番大切な健康にも効果的なのかもしれない。

2024年6月15日

もう夏?

昨日は都内も猛暑日になったようですが、浜松も昨日は暑かった。昨日は朝から用事があり、車で少しあちこち回りながら、最後はちょっと大学病院に寄ったんですが、直ぐに院内の自動販売機へ向かい500mlの冷たいお茶を購入。少しずつ飲まないと思いつつ、チビチビ飲みながらもあっと言う間に一本飲みきってしまいました。

朝8:30頃に自宅を車で出て、10:30頃に病院に到着するまでの2時間のうち、車移動が1時間半位かなぁ。残り30分程は、外に出てるちょっと軽作業というか片付けものとかして、この時は流石に「暑い」と感じていましたが、車内にいる時にはエアコンを聞かせていたので、そんなに厳しいとは思いませんでした。でも、最後に通院のために病院に到着した時には「あれ、ちょっと水分不足?」と何となく感じる位の状態で、まずは受付に行く前に自動販売機で冷たい飲み物を購入したことは、自分で自伝を誉めてやりたい(笑)。診察が終わり、丁度お昼時で会計も混雑していて待ち時間が有りそうだったので、近くのスタバへいってアイスコーヒーを購入。グランデサイズでしたが、あっと言う間にこちらも飲み干して仕舞いました。 その後帰宅しましたが、帰宅後も水分補給をしつつ、クーラーも稼働させて暫く休みましたが、もう午後は外に出る気力は無くなりましたね。

ここ数年の傾向として、以前は6月の中旬とか下旬から始まる「梅雨」が、最近では7月上旬にまでずれているようで、その分6月の気温も上がっているらしい。天気予報を見ても、沖縄は梅雨の終わりで激しい雨模様で、九州から四国辺りまでここ数日で梅雨入りしたみたいですが、そこから先に梅雨前線が進む様子はまだ見られません。一週間予報とか見ても、週明けに雨の予報があるけれど、一日程度なのでまだ「梅雨入り」という状況ではないらしい。実は自宅の周りの田圃では、もう田植えが始まっていて、多くの田圃には水が引かれて田植えが住んだ田圃が殆どですが、このまま梅雨入りが遅れると生育にも影響が出そう。

年齢の理由が一番大きいと思いますが、ますます暑さが応えるようになりました。何度も書いているけれど、気温自体も10年前とか20年前と比べると+5度以上上がっていると個人的には思うのですが、もう昔のように「夏を楽しむ」どころの騒ぎではなく「夏を生き延びる」と言った方が良いかもしれない。昔との違いは、今は建物に入れば空調が効いているし、それなりに快適な環境も増えているんですすが、その分そういう設備の中外に出る時気温差がますます大きくなって、夏でもヒートショックを起こしそう。昔は6月というと「衣替え」の時期で、一応服装なんかも長袖から半袖、不当なんかも厚めのものから薄手のものに変えるんだけれど、暫くはまだ寒さが続いたり、梅雨の時には「梅雨寒」になる事も多かったから、案外冬物のを仕舞い込むことも出来ずに、いつクリーニングに出そうか悩んだものですが、今はもう5月頃からでも大丈夫かも。こんな天候だと、もう6月に20度を着るような状況になることは無いんじゃ無いだろうか。梅雨入りしても、気温は25度位で逆にし都度が上がってますます蒸し暑くなりそう。となると脱水症状のリスクも増えるわけで、今年はこれまで以上に注意しないといけないかも。

2024シーズンスケジュール

例年と比べると、かなり早いタイミングだと思うのですが、国内アメリカンフットボールリーグ「X1 Super」の秋季リーグ戦スケジュールが公開されました。今シーズンから以前のような「East/Central/West」の3地区制に戻り、X1 Super所属12チームが、4チームずつ分かれる事に。実は、運良く西日本を拠点にするチームが4チームだったから、4+4+4=12と収まったのですが、今後もこの状態が続くかどうかちょっと微妙な気もします。

リーグ戦の試合数は6試合。まず前半の3試合は、同地区内の総当たり戦で対戦。後半の3試合は他地区のチームとの対戦ですが、同位置順位同士の対戦は無く、それ以外のチームとの対戦が組まれています。例えば地区1位チームは他地区の2/3/4位チームと、2位チームは他地区の1/3/4位チームと対戦が組まれます。ただ、その他地区との対戦3試合のうち、2試合は隣りの地区と、1試合はもう一つの地区との対戦が組まれています。 まだ全部を精査しているわけじゃないけれど、East/CentralとWestの対戦は、どちらかが関東から関西 or 関西から関東への遠征試合になるから組合せが大変そう。また、West内部でもパナソニック、エレコム、SEKISUIは関西だけれど、PLEIADES福岡は福岡拠点なので、地区内対戦でも遠征試合は大変そう。ただPLEIADES福岡SUNSは、地元での人気もあるし興行もこれまで成功させてきているので、6試合中3試合は地元開催なんですよね。同じくオービックシーガルズも、地元の習志野のグランド(第一カッターフィールド)で3試合組まれているけれど、あそこは遠いんだよなぁ...

リーグ戦では、勝てば勝点3、引分けなら1点、敗れれば0点という勝ち点制度で順位を決定。だから、4Q終了後の延長戦はないので、ちょっと試合の戦術が難しそう。また、試合数が少ないから勝ち点だけではどうしても並ぶチームが生まれると思うんですが、その順位決定ルールが、

  1. 勝ち星数
  2. 当該チームの直接対決結果
  3. 当該チーム同士対戦の得失点差(最大得失点差の制限は無し)
  4. 当該チームのリーグ戦全試合の総得失点差(最大+/-20点)
  5. 前年順位
1番の「勝ち星数」と「勝ち点」はイコールでは無いから、中下位の順位決定ではこれが重要になりそう。また、12チームあって総当たりなら11試合必要だけれど、実際にはその半分の6試合しかないから、2番とか3番の条件は適用出来ないケースが生まれるかも。となると、4番目のケースが重要になりそうですね。12チームのうち上位8チームがライスボウルトーナメント進出なので、4チームが脱落することになるんですが、なかなか有り得ないとは思うけれど、一つの地区が場合に寄ってはボロ負けして3チームとか4チームがトーナメント進出出来ないなんていう可能性もあるかも。例えば地区内対戦では引き分けが多くなり、他地区との対戦で連敗してしまうと、勝ち点で3点とか4点とかだと、他地区の4位チームが上回れる可能性もありそう。また、地区内順位ではなく全体の順位を常に見ていないと行けないから、それが厳しそう。

8/12に残るためには、ざっくりとした予想だけれど最低でも3勝は必要かなぁ。勝ち点6とか7当たりが、8位と9位のボーダーラインになりそう。各地区1位のチーム(オービック、富士通、パナソニック)は、リーグ戦での直接対決はないので、この3チームは全勝通過の可能性もありますね。となると、2位、3位チームあたりが1位の2チームとの対戦で一つでもアップセットできると、かなり順位決定も面白くなるのだけれど、なかなか難しいだろうなぁ。でも、Top 3の3チームを喰うようなチームがで無いと、ますますX1 Superはこの3チームの試合でしか成り立たなくなりそうで、それはリーグとしてはマイナスだと思う。2位チームでは、IBM、ノジマ相模原、エレコム神戸、3位チームでは、東京ガス、オリエンタルバイオ、SEKISUIと力のあるチームが揃っているから、どこか1チームでも1位チームを倒すようなジャイアントキリングを見せてほしい。West 4位だけれど、PLEIADES福岡は力もあるから、案外ここが台風の目に成りそうな気がしますね。リーグ開幕まで二ヶ月半、まだまだ先だよなぁ。でもあっと言う間に開幕になるんですよね。

院内Wi-Fi

昨日地元の大学病院へ検査のために通院したんですが、ちょっとビックリしたのは病院内の一部フロアで院内Wi-Fiのサービスが始まっていたんですよね。外来検診を実行している場所が対象で、B1Fから2Fまでの3フロアーで病院内の共通APに指定されたPWでアクセスして利用出来るようになっていました。Pingとか打ってないけれど、多分まだ利用者数が少ないからでしょうか、パフォーマンスは結構早いです。

この大学病院、結構大きな建物で、いったん中に入ってしまうと窓際でもスマホの電波が入りづらい環境でした。また、以前はスマホ利用は周りに迷惑を掛けない状態ならばOKでしたが、無線Wi-Fiの利用は「不可」だったんですよね。だから、タブレットとかでポケットWi-Fiとかにテザリングしての利用は駄目でした。それがいつの間にか院内Wi-Fiが利用できて、しかも快適に通信出来るようになっていてビックリ。実は、B1Fで検査があるのですが、大きな建物の地下という事で、ここに降りて検査までの時間を待っている間は電波暗室みたいな状態で、スマホは全く使えない状態。それがいきなりWi-Fiに接続して、普通にメールのやり取りとかブラウジングが可能になるわけですから、多分利用者からのリクエストが多かったんじゃ無いだろうか。大きな病院ですから、待たされる時は1時間2時間と長くなる場合も有りますし。 

別の大きな病院では、数年位前からやはり院内Wi-Fiのサービスが提供されていたんですが、PWを入手するためにはその病院のLINEに登録をしてPWを受け取る仕組みになっていたので、私は利用したことが無かったんですよね(LINE未登録者なので-笑)。その病院も、やはり院内に入ってしまうと通常のWANの電波は殆ど通らず不便な思いをしていましたが、そこは病院という施設の性格上、静粛性は必要だし医療機器に対してのEMC/EMI対策も必要だろうから、それは仕方ないかなぁと思っていました。ただ一方で、最近はそういうEMC/EMI対策済みの機器は普通に使用されているわけで、スマホ程度の出力ならば殆ど影響しないとはず。以前はバスとか電車の中で、ペースメーカー利用者のためにスマホの電源を切ると言う事が強く言われていて、それは今でも変わらないのだけれど、実際には電波の強度は距離の二乗に比例して減衰するので、乗車率200%位の混雑時に、それこそ密集して体が動かないような状態になり、スマホとペースメーカー等の機器が正対して密着するような状態にでもならない限り、普通は問題にならないという話も聞いたことがあります。以前はかなり五月蠅くスマホオフを言われていた航空機内であっても、最近は機内Wi-Fiの利用は普通に行われていますからね。

勿論、そういう通信設備・ネットワーク設備が利用可能だから何でも許されるわけではなく、やはり病院という場所柄利用する程度は一般的な例えばスタバとかのフリーWi-Fiとは状況は違うと理解しないといけない。メールチェックとか、スケジュール確認くらいは問題無いけれど、VoIPのアプリで通話するとか、動画再生をして時間を潰すとか言うのは、ちょっと遠慮するべきでしょうね。まぁ、動画再生は音が漏れないようにイヤホンを利用するとかすればまだ許されるかな。特に子供と蒲池次官を我慢できないような時には有効かも。そう言えば、以前病院内でたまたまWi-FiのAPの一覧を表示した(してしまった?)時が有ったんですが、明らかに病院関係者が利用しているだろうと思われる名称のAPがあって、「あぁ、院内でもWi-Fi利用しているんだ」と驚いた事がありました。確か当時でも、有線ネットワークのサービスは病室にも提供されていて(オプション料金が必要だった思うけれど)、Wi-Fiで無ければネットワークアクセス可能だったので、情報端末の使用自体は問題無い。それも、更に昔はそういう情報端末の持ち込み自体が禁止されていたと思うので、やはり最近の端末やデバイスの性能向上も貢献しているんでしょうね。逆に言えば、そういう場所でもWi-Fi利用の要求が生まれるほど、今の時代はネット接続が前提になっているとも言えそうですね。

2024年6月12日

日本的ライドシェア

日本でも一部限定的ながらも始まった「ライドシェア」。ただ、タクシー業界も含めて反対や抵抗も大きくて、アメリカとかそれ以外の地域で普及して居る"Ride Share"とはかなり毛色の違った「ライドシェア」になっています。個人的には、日本でも"Ride Share"が一般的になる事は賛成なのだけれど、ただ海外(自分の場合実際に利用経験のある、アメリカとかシンガポールが規準ですが)の方法をそのまま国内に持ち込むのはちょっと無理があるとも思っています。そこは国内用に幾つか変更も加えた後、今のタクシーを補完するものとして「日本的ライドシェア」みたいな形で定着してくれたら、それが理想的なんじゃ無いかと思っています。

アメリカでのRide Share (Uber/Lfty)は、私は比較的初期の頃にUberを利用した事があって、実はその時には「タクシーよりも利用方法が簡単で融通が利いて、しかも目的地指定や料金支払いまでワンストップでスマホで完結して、さらに車両もタクシーよりも綺麗」とかなり高評価でした。特にタクシー利用の場合は、流しのタクシーを捕まえるのも大変だし、呼び出して迎えに来て貰うのも英会話力の壁がある。それは相手に目的地を伝える時も同様。料金支払いもチップを加えてとか面倒だし、そう言う所謂"Pain Point"が全て解決出来るのがUberでした。それが、一般のアメリカ人利用者にも刺さって、あれだけブームになり普及したんだとおもいますね。あと、アメリカは基本車社会だから、どこの家にも車が何台も揃っていて、ドライバー供給にしても問題無いことも大きいと思います。最初は、副業という意味合いが大きかったけれど、そのうちにUber/Lfty両方の端末を運転席に設置して、かなり本格的にビジネスとして運転しているドライバーも増えてきていますから、そう言う意味ではアメリカでも意味合いが変わってきていると思います。

で、国内のタクシー利用に関して考えると、実はアメリカ人にとっての不満である、タクシーの質(ドライバーや使用車両)に関しては、国内のタクシーは問題無いと言って良いレベルだと思います。それ以外の目的地設定だったり、送迎にしても、まぁ国内だから日本語で通じると事も有るけれど、強いて言えば電話が繋がりにくいとか、そんなところじゃ無いだろうか。だから、国内のタクシー利用者が感じる"Pain Point"は、「利用したい時に配車が出来ない」という、タクシー供給量の問題なんじゃ無いかと思っています。そう言う意味で、日本版ライドシェアがまずはタクシー会社主導・運用でスタートしたことは、批判もあるだろうけど無難なところだと思います。でも、それではいつまでたってもアメリカのUber見たいな利用が出来ないんじゃ無いかと言われそうだけれど、多分日本ではアメリカのようなUberとかLftyというライドシェア会社主導で運営されるようなことは無いんじゃ無いかと思うなあ。可能性としては、例えばタクシー会社とUberが共同で運営会社を設立して、今のタクシー利用品質をUberにも担保させて行くような仕組みが落とし所では。今のUber/Lftyに関しては、基本アプリ経由での利用者の評価がドライバーを選別するようになっているけれど、実際に何年も何回も利用してみると、結構ドライバーの質や使用車両の品質に差が開いてきている気がするし、あれはアメリカならば許容される方向だけれど、日本では駄目だと思う。

どんなライドシェアなら国内で受け入れられるか。一つは、ライドシェアドライバー登録する時に、研修を受けてそこでドライバー品質を有る程度以上に担保したり、一定期間毎の再研修なんかも必要かも。それならタクシードライバーだって一緒、と言われるかもしれないけれど、タクシードライバーはそう言う事も含めて一般とは異なる運転免許(二種免許)を取得しているわけですからね。一般の免許(一種免許)で旅客輸送をするのだから、そこは家族や友人を同乗させて移動する事とは違う要素が要求されても当然だと思う。ただし、ライドシェアドライバーの品質アップのために定期的に再研修をするように、タクシードライバー側も一度二種免許を取得して終わりではなく、社内研修とかも有る程度義務づけして、より高品質の旅客輸送業務が出来るような仕組みが同時に生まれても良いんじゃ無いだろうか。その時に、ライドシェアドライバーとしての実績を加味して、タクシードライバーになるなら給与体系とかも経験値を考慮されるような仕組みがあっても良いかも。アメリカでライドシェアを利用して一番感じるのは、ライドシェアがどんどん普及していくのは良いし便利だけれど、そのドライバーが増えた分は底辺が広がっていることが一番大きくて、だから以前よりも不満なドライバーや車に当たることも増えていると思います。アメリカの場合は、それは自然淘汰されるあるいはそれでも安いから利用するのは個人の自由という考え方なので成立するのだろうけど、それは日本では通じない背景だと思うし、そうなると結果的にライドシェア自体が全部そうだと思われて衰退していく原因にもなると思います。だから「日本版ライドシェア」と言うよりも「日本的ライドシェア」を目指すべきで、その為にはタクシー会社あるいは運送とか関係無い企業でも良いけれど、そういう組織が品質を担保するような仕組みが必要だと思う。

2024年6月11日

政治利用

東京都都知事選挙に関しては、まだ告示もされていないのに実質的に選挙戦が始まっていて、それに関しては個人的に思うところは色々あるのですが、そんな違和感の一つがこの蓮舫氏の明治神宮外苑改修問題に関して。 私は、老朽化している神宮球場や秩父宮ラグビー場が新規に整備されることは賛成なので、特に今言われている玉突き方式の整備には賛成意見。で、今回「神宮の森が無くなる」という事を蓮舫氏が言って、イコモスの石川理事と言う人と現地視察をしたらしいのですが、それに関して何か違和感を感じるですよね。「イコモスムと言えば、文化遺産などの評価をしている機関で、それなりに権威のある組織だと思うけれど、それが何故都内の有名な場所とは家は一施設に関して介入してくるのか不思議でした。

もう一感じたのが、この話どこかで読んだ記憶があるなぁという薄らとした記憶。自分の記事にはまとめていなかったのだけれど、手元の資料というか記録を調べてみたら、1年くらい前にこちらの倉本圭造氏の記事(前編後編)を読んで、神宮外苑問題の話と何故イコモスが関わってくるのか知った事を思いだしました。私もこの記事を読む前までは、昔から保存して残っているなら出来るだけ残した方がいいよなぁと言う漠然とした考えしかなかったのだけれど、この詳しい記事や東京都の関連情報等を見て、色々異論はあるんだろうけど、現状を出来るだけ維持しつつ、要求される設備の老朽化を刷新して、何よりも所有者である明治神宮がこれからもそれら環境(主に神宮内宮)を維持していける仕組みを作ることが一番重要で、それに一番沿った考え方が今の計画だと思うようになりました。

こういう経緯があるから、今回イコモスの理事が蓮舫氏に帯同して、彼らの考えを説明しているのだろうけど、肝心の蓮舫氏が、

空に伸びていた幹は切られ、横に広がっていた枝も伐採。 

東京オリパラのために建てられた新国立競技場建設にあわせ「移植」された木々は運搬の便のため「電柱」のように細く加工をされて植え替えられていました。

と、木々の剪定や移植に関しての知識も無い中、一方的な説明を聞いてバイアスが掛かるんじゃないかという気もします。そのイコモスの石川理事という人もちょっと曰く付きの人らしいし。そもそも今回の神宮外苑開発にイコモスが反対しているのは、「ヘリテージアラート」なる、歴史的遺産を残すことに対しての警告という意味があるらしい。でも、神宮外苑の歴史を調べてみると、元々は明治天皇と昭憲皇太后を祀るために、1926年に奉献されたもので、確かに100年近い歴史はあるけれど「ヘリテージ」と聞いて一般的に想像するほど古いとは言えない気がします。というか素朴な疑問として、イコモスはこの件で反対するのならば、何故釧路湿原とか各地で増設されている太陽光発電施設に対してアラートを上げないのだろうか。明示神宮外苑は、人の手で作られた「自然」だから、有る程度変更されても人出で回復する事が期待出来るけれど、ああいう本当の自然環境は一度人工の物が入ってしまうと、それらを撤去したとしても回復までは長い時間がかかるし、場合によっては回復できない事も多いはず。

蓮舫氏のこういう行動は、選挙公示前の事前運動と言われているけれど、立候補表明したけれど実際に告示日に立候補するまでは「立候補者」ではないので、今の所事前運動に問われることはないらしい。ただ、このような状態がエスカレートして、実際に7月7日に立候補したとなると、それまでの行動も含めて判断されるのでどうなるか分からないらしい。それを意識してか、本人の口から出る発言も、数日前よりもぼかした言い方に変わってきているけれど、問題なのは周りの人間がもう都知事選前提で発言しているので、かえって墓穴を掘っている気がする。正直なところ、都知事選は「小池 vs 蓮舫」の対決に実質的になると思うけれど、「最低と最悪のどちらを選択するか」みたいな気がするのは気のせい(笑)。と言うか、現在も参議院議員なんだから、参議院議員としての仕事をしろよと小一時間。「いゃ、週末土日は自由だろう」と言われるかもしれないけれど、その土日も含めて参議院議員としての歳費は払われているわけだから、そこは二重帳簿担っている気がするなぁ。重複期間における参議院議員としての支出と都知事立候補者としての支出をそれぞれ出して欲しい。

事前準備

佐々木俊尚氏が紹介している、ステンレス製ボトルの予冷に関しての記事。佐々木氏も含めて、結構「知らなかった」「裏技」みたいな反応が多くてビックリしたんですが、いやこういう保冷保温用ボトルは勿論、飲み物の食器(グラスとかカップとかお皿とか)も、飲み物を入れたり料理を盛り付けたりする前に、その内容に合わせて温めておいたり冷やしておくのって、常識じゃないのと、そっちの方がビックリ。

冷たい物を入れる場合、真夏の時等は何もしなくても殆どの物は気温くらいまでは暖まっているはずだから、保冷用のボトルにしても30度位まで暖かくなっていることは想像出来ます。メーカーのコツのように氷を入れなくても、私などは水道数を少し出して冷たく感じる位までの温度になったら(途中の水道管に溜まっていて暖かくなった水を出し切った後)、それを先にボトル入れて少し冷やしておいて、それからそれを捨ててから本来の中身を入れますよねぇ。逆に、寒い時に暖かいコーヒーとかお茶を入れる場合は、まずはお湯を入れて蓋をして内部を温めておいて、その間にコーヒーを淹れたりお茶を準備して、準備出来たところで中のお湯を捨てて、本来の飲み物を入れるというのは、極々普通の手順だと思っていたのに。だから寒くなった時に、台所仕事とかお茶を入れる場合は、まずは多めにお湯を沸かすこと最初にやるのが常。

私がバーに行った時にちょっと気にしているのは、バーテンダーさんが自分のオーダー(例えばバーボンのロックとか)を作る時に、どの様に準備をして飲み物を作るのかということ。普通にグラスに氷を入れて、ウイスキーを注ぐだけだったら、多分次は来ないだろうぁ。グラスに角氷あるいは丸氷を入れてグラスを冷やしておいて、溶けた水を捨ててからウイスキーを注いだら、もう一回来てみてその時も同じだったら多分三度目は無いと思う。どうしたら、次も来たいと思うか。まずはグラスに氷を入れて冷やすのだけれど、この時には出来たら普通の氷でも良いからグラス全体が均等に冷えるようにクラッシュアイスを入れて欲しい。あるいは氷水にしてステアしてくれてもいいかな。で、有る程度グラスが冷えたら、中身を捨てて、今度はそのグラスに本来入れる角氷あるいは丸氷を淹れて、出来ればマドラーで回して氷の角を取りつつ、氷が冷えすぎている状態から少し溶けるくらいまで持っていって欲しい。で、溶けた水を捨てて、そこにバーボンを注ぎ入れてから軽くステアして出してくれたら、自分的には満点のバーテンダーさんだと思う。結果的に、途中から氷は溶けてウイスキーと混ざるのだけれど、最初に飲む時には「冷えたストレートウイスキー」を飲みたいんですよね。そこから、自分好みの塩梅にするように氷をクルクルと手で回して調整しつつ、ちびりちびりと味の変化を楽しむ、というのが自分なりに何年もバーボンを飲んで来て見つけた一つの回答。単に高級なウイスキーを注ぐだけではなく、それまでの準備にどれだけ費やしてくれるかというのが重要で、それは例えばカクテルを作るならばグラスだけでなく、シェイカーも冷やしておくだろうし、ジュースだって絞りたてなら言うこと無いし、と、やはり事前の準備が大切。それと同じ話だと思うというと、言い過ぎだろうか。

だからと言って、逆にやりすぎも困るわけで、例えば「予冷が必要」だからとグラスを冷蔵庫に入れて凍らせたりするのは、個人的にちょっと行きすぎだと思う。それだと、淹れた途端に冷えすぎる場合もあるから。きんきんに冷えたグラスにビールを入れたら、シャーベット状にシャリシャリになる事がありますが、それは食感的には暑い時には良いかもしれないけれど、ビールの味的にはどうだろうと思うし。逆の場合では、ハンバーグとかステーキを熱々の鉄板に乗せて出されるのも個人的には嫌いで、あれって完全にオーバークックになって仕舞う。そのために、わざわざ半生・半調理の状態で出して、テーブルで自分で焼くのだけれどあれも本末転倒だと思うなぁ。「一人一人が好みの焼き加減に」というのならば、それこそ焼肉とかお好み焼きの鉄板みたいなテーブルにして、そこに半生のハンバーグを出した方が、よほど好みの焼き加減になるんじゃないの(知らんけど)。閑話休題。今回の予冷の話も、考えてみたらどれだけスタート(開始)を効率良く的確に出来るか、という為の事前準備だと思えば、仕事にしても日々の生活にしても、どんなことにも通じる話だと思う。よく言われる「5分前行動」みたいな事だってそうだろうし、仕事に関して言えば、道具類を事前に準備しておくとか、パソコンでの仕事で言えば、途中で変なWindows Updateが走らないように一度起動しておくとかとか(マテ)。よく仕事で「一歩先を読む・見る」と言われるけれど、それってなかなか大変。だから「半歩先を感じる」くらいでも、結構優位に立てることは多いし、それも一寸気に掛けるだけで結構可能な事も多いと思うんですよね。まぁ、そこまで話を広げるのは大げさかもしれないけれど、そういうちょっとした事の積み重ねが、積もり積もって大きな事柄になるし、ちょっとした切掛が次の大きな事情に繋がる事もあるから侮れないと思う。

 

2024年6月9日

(NH) HND-SIN/-NRT (1) - 三週間前に勢いで予約

AMC Diamondも、ちょっとアクセントを入れたいなぁと思いつつ、ふと気がついたらANAのサイトで国際線の予約を検索する毎日(笑)。10月には、SQの名古屋就航35周年記念キャンペーンで予約したNGO-SINのフライトを予約済みなんですが、やはりその前にどこかに飛びたい。「どこか」と言っても、行きたい場所かつそれなりにPremium Pointが獲得出来る場所というと案外限定されてしまうわけで、個人的にはほぼ「Singapore」一択なんですが。で、以前10月に予約を入れた時に、出来れば6月、8月、10月と、2ヶ月インターバルでSingapoire飛びたいなと冗談半分で言ってみたんですが、どうも半分位実現してしまったかも。

実は、6月の下旬とか7月の下旬に少し余裕が出来てきたので、最短でも3泊5日となるアメリカは厳しいけれど、1泊2日とか2泊3日で行って帰ってこられるアジア地区はちょっとした息抜きには最適(※自分規準) 。SQの別のキャンペーンなんかも興味を引かれたのですが、こちらの記事にも書いてあるようにそんなにお得言うわけでも無いんですよね。で、時間のある時に「TYO-SIN」とかANAのサイトで検索する日々を過ごしていました。Singapore線のルールとして、週末土日を挟むと料金が安くなるんですよね。だから、金曜日発の日曜日戻りという「2泊3日」パターンが、自分としてはいつもの利用している旅程になります。6月だと、21日~23日、28日~30日の下旬の週末に予定が入れられそうで、実は少し前からこの日程のいずれかで飛べないか調べていました。個人的には、21日~23日の方が望ましいのですが、先月から検索を始めた時からこの日程で取れる一番安い料金だと、日本発便がHND 00:40 - SIN 06:40のRed-eyeが前提になっています。28日~30日の旅程だと、もう一つNRT 18:25 - SIN 00:45のフライトも候補に入るのですが、このフライトだと前回と同じで、Singapreの入国で滞在日数が2日でちょっと揉めた記憶が蘇り、出来れば避けたいなぁと思っていました。前回と同じ旅程で飛ぶか、6月は諦めて7月にするか、ちょっとここ数日迷っていました。

それが、昨夜たまたまいつもの様に「TYO-SIN」で検索をしていたら、往路便の選択肢にこれまでの「HND 00:40 - SIN 06:40」以外に「HND 10:55 - SIN 17:15」も「残り1席」の注釈付で表示されてビックリ。多分、予約していた人のキャンセルが出たんだろうなぁ。えぇ、思わず予約しようと反射的にポチりましたよ(笑)。これが成田だとまたちょっと悩むんですが(空港までの移動時間が長くなるから)、羽田発10:55なら全く問題無し。いつも利用している国内線が、大体10:30ですが、始発のひかり号で浜松を出れば、09:30発のフライトにも間に合いますからね。で、気がついたら予約ボタンをクリックして、ANAからの「ご購入ありがとうございました」メールを受け取っていました(笑)。復路便は、残念ながら早朝発の成田行きのフライトしか事実上選択肢が無いので変更のしようがありませんが、まぁ仕方ありません。

フライトが決まったところで、次は宿泊場所の手当。到着が夕方になるので、こちらの移動には問題はありませんが、出発時は朝の06:00のフライトですから、04:00か遅くとも04:30位にはチェックアウトして移動する必要があります。早朝なので、中心部のホテルからタクシーでも15分位というのが過去の経験。問題は、朝の3時位に起床しないといけないので、その辺りどうするか悩みます。で、ここでInterContiが7日間のスペシャルセールをしていたことを思いだし、試しにIHG系列で検索してみると、確かにHiltonやBONVOYと比べると少しお得な感じです。それならばとChangi Airport T3直結のCrowne Plazaを見てみたら、中心街のホテルよりもややお得な料金が表示されています。と言う事で、今回は久し振り(6年振り)に、Changi AirportのCrowne Plazaを利用することにしました。これで早朝多少はゆっくり出来ます。後は、昨年の旅行記録を参考にして、Singapore版ESTAの「MyICA」の登録、現地で使用するeSIMの手配、まだ残っているはずのでも使うかどうかは分からないSingaporeドルの確認等等忘れないようにしないと。(続く...)

IHG Thank You Sale

InterContinentalで、One Rewardsメンバー対象に20% offの7日間の特別セールを開催中(~6月11日まで)で、IHGのアプリ経由だとさらに追加で5%割引(トータル25%割引)の対象ホテルもあるという結構太っ腹。実は、ここ最近はご無沙汰だったIHG系列ですが、これはちょっと引かれます。

実はこのタイミングでSingapore行きの予約を勢いでしてしまったんですが、Singapreにも結構IHG系列のホテルがあります。特に以前よく利用していた、Changi Airport T3直結のCowne Plazaは、今回もそうですが早朝のフライトや深夜便の到着の時には便利。今回は、到着は夕方なので問題無いのですが、出発が早朝6:00なのでやはり空港直結だと便利です。ただし、このホテルはT3直結ですが、ANA便が利用するのはT2で到着時も出発時も少し歩かないといけません。

早速検索して見ると、市内のHoliday-Innとかだと200SGDを着る設定もあり結構魅力的。肝心のCrowne Plaza@Changiは266SGD/dayで、税金その他などで2泊で600SGDをちょっと超える位。今のレートは、1SGD=115円位までになっているので(昔は確か80円位)、7万円超えは結構なお値段ですが、今の所Down TownのHiltonやSheraton/Marriottはそれ以上になるので、今回は久し振りに個々を利用することにしました。記録を振り返ってみたら、2018年以来6年振りになるらしい。以前と異なり、ChangiにはJEWELも出来たから、食事にしてもイベントにしても買物にしても、かなり余裕が出来ましたし。

今回のキャンペーンは、期間が6月11日までで予約する時期の制限はないみたいなので、それ以外の予約済みのホテルのうち、InterConti系でも利用出来る場所なら変更しようかと思案中。ただ、今はどこも料金が以前よりも倍近く上がっているところもあるので、なかなか割引の恩恵を感じる事も出来ないですよねぇ。

 

2024年6月8日

(NH Leg#15) HND-OKA/-HND

T2直結のエクセル東急を06:00過ぎにチェックアウトをして、まずは少し小腹を満たすためにラウンジへ向かいます。 ホテルとT2の間の扉を抜けると、目の前にはT2の出発フロアーの様子が広がっているのですが、まだ早朝6時過ぎというのに既に結構な人出。流石に国内最大規模の空港だけのことはあります。でも、飛行機が日本での自家用車代わりのアメリカの空港なんかだと、もっと混雑している時があるからなぁ。そんなことを考えながら進むと、保安検査場AやBの入口は、日中見たことも内容なくらい行列が外まで溢れています。こりゃぁ、AMC用の優先検査場も混雑しているかと思いましたが、こちらは待ち行列無しでするッと通過出来ました。その後そのまま4Fのラウンジに上がり、朝食代わりにお握りとお稲荷さんをいただいて、暫く出発まで時間を潰します。早朝のラウンジも、そんなに混雑しておらず、ゆっくりとメール確認等をしてから、ほぼラウンジ目の前の64番ゲートへと向かいました。

1) HND 07:35 - OKA 10:15 (NH463)

前日には「利用するフライトは混雑しているので、荷物は出来るだけ預けるように」というメールが来たんですが、ゲート前はそんなに混雑している雰囲気はありません。一応、07:11頃から事前改札が始まったんですが、ゲートを通過してもまだ機内には入れず、ボーディングブリッジの先の方で皆さん搭乗待ちの状態。そのため、グループ1の優先搭乗も少し遅れて始まりました。機体はB787-9の新シートの基材なので、座った瞬間から快適(笑)。ゲート前にはそんなに多くの人出があるように見えなかったのですが、やはり満席に近い状態だったのか、ドアクローズはほぼ定刻位で、プッシュバックも少し遅れて始まりました。その後誘導路の移動が始まり、この日はD滑走路へ向かいます。前が詰まっていたのか、移動速度は少しゆっくり気味で、RW05から離陸したのは08:00頃でした。

今回も離陸後暫くはタービュランスが予想されるという事で、食事のサービスが始まったのは離陸後20分位してから。理由は不明なんですが、Wi-Fiの調子が少し悪くてロードしている途中でも止まってしまうような事が何度か起きたので、早々に諦めてシートを倒して早朝の寝不足を補うことにしました。

奄美大島を過ぎた位に目が覚めて、今回もあっと言う間に到着した感じです。今回もアプローチは北側からRW18Rへの進入でした。事前の機長アナウンスでは、沖縄の天候は雨で気温は23度との事でしたが、着陸する頃には雨があがったようで、着陸して誘導路を移動してくるときには、薄らと薄日が見える位でした。その後、ほぼ定刻に33番ゲートに到着。まずは所用のために出かけます。

2) OKA 12:10 - HND 14:35 (NH464)

所用を済ませて戻ってくると、ターミナル内は到着したときよりも落ち着いた感じ。到着したときには、お土産の大きな袋を持った修学旅行の団体さんとかが並んで座っていたりしましたが、この時お昼前という事も有るのか1グループくらいしか待っていませんでした。一度ラウンジに入り、ラウンジも半分以下くらいでまずまずの密度。久し振りにBLUE SEALのアイスクリームとか頂いてから、出発ゲートである35番ゲートへ向かいました。

ゲートの表示では、搭乗開始が11:53からとちょっと遅めに表示されています。羽田からの到着便を調べてみたら、5分程遅れて到着していて、その影響で搭乗開始が少し遅れるようです。11:50位から車いすの方が何人か先に登場し、その後11:53からは子供連れや補助の必要な人の搭乗が開始され、グループ1からの優先搭乗は12:00少し前からスタートしました。途中乗客の確認でGSさんが乗り込んできたりと、ちょっとドタバタしましたが、定刻少し過ぎ位にドアクローズとなり、5分後にはプッシュバック開始。その後ターミナルビル前のRW18Lに移動して、羽田に向けて離陸したのは12:30少し前位でした。

離陸後暫くは少し揺れると言うことで、少し時間をおいてから食事のサービスが始まり、その後は機内Wi-Fiに接続してメールチェック等をして時間を潰しました。途中、ちょっとウトウトしたりしながら、でも復路便は速いですよね。気がつけばもう伊豆半島辺りまで来ていて、もう少ししたら降下開始するというアナウンスがありました。出発が遅れた分、これまでのようにB滑走路のRW22だと回り込む時間も掛かるなぁと思ったんですが、房総半島上空に差し掛かると左に機首を振って、どうもA/C滑走路のRW34L/Rに向かうようです。C滑走路側だと直ぐにターミナルに入れてグッドなんだけどと願っていましたが、残念ながらA滑走路のRW34Lに向かいます。隣りのRW34Rには、ANAのIADからの到着機が降りるようでした。着陸したのが14:30頃で、59番ゲートに入ったのが14:36頃とほぼオンタイムの到着。ここから頑張って、14:44発の京急快速に乗れれば、品川駅15:11発のひかり号に間に合うのですが、流石にそれはちょっと厳しく、ゆっくりと品川駅へは移動して、その後の15:34発のこだま号で帰宅しました。今回も無事に往復できて感謝です。


2024年6月7日

(NH Leg#14) HND-OKA/-HND

ちょっと久し振り、三週間ぶりとなる国内線フライト。いつもよりは1本遅い便ですが、自宅から浜松駅までの路線バスが限られているので、いつもと同じ位の時間に出発。駅に到着すると、駅ビルのスタバで朝食のホットミールを食べながら時間調整をして、先ずは新幹線で品川駅へ移動します。時間帯の関係か、新幹線はガラガラ。品川駅に到着したのは朝の09:30頃でしたが、品川駅も朝のラッシュが終わったのか結構空いている印象でした。ゆっくりと新幹線側から京急側へ移動をして、丁度品川から京急蒲田、T3と停車駅が少ない特別急行が来たので、これで空港へと移動しました。 

羽田空港の第2ターミナルも、午前の出発ラッシュが終わったところなのかそんなに混雑している様子はありません。これなら多分空いているだろうと、AMC Diamond用の保安検査場へ行ったところ予想通り。ただ、前に二人男性と女性がいたんですが、その男性(年齢的には50歳代?)が荷物を出すにしても、スマホでQR搭乗券をスキャンするにしても、なにか不遜な感じでのそのそしていて、後ろにいた女性が先に通過してしまうほど。ミリオンマイラーのタグとか鞄に付けていたけれど、余り機内で隣になりたくない雰囲気の(多分)サラリーマン氏という印象でした。その後ラウンジへ入り、出発まで少しゆっくりと時間を潰します。

1) HND 11:35 - OKA 14:20 (NH471)

出発ゲートはラウンジを出たほぼ正面の64番ゲート。今回はそんなに混雑している様子は伺えません。窓の外に見える使用機材は、黄色のボディのスターウォーズ塗装機。この機体と言う事は、B777-200の国内線新シート機材という事で、ちょっとホッとします(笑)。11:11から事前改札がスタートして、車いすの方や幼児連れのグループが順次搭乗していきます。その後、11:15からグループ1の優先搭乗が始まり、私も機内へと入りました。

ボーディングは順調に進み、ドアクローズは11:29分。その後プッシュバック開始は定刻通りの11:35でした。誘導路をA滑走路方向に移動し、離陸はA滑走路のRW16Rから11:50と久し振りに順調な出発となりました。離陸までは順調だったのですが、離陸後暫くは乱気流の影響があるという事で、暫くはシートベルトのサインが消えず、ミールサービスが始まったのは12:10を過ぎてからでした。食事の後は、久し振りに映画でも見ようかとも思いましたが、どうも見たいコンテンツも無く、結局はそのまま電動シートを倒してうつらうつらすることに。で、目が覚めたらもう沖縄本島にかなり接近していて、暫くしたら着陸態勢に入るくらいの時間でした。

5分程すると、着陸態勢に入るためシートベルトのサインが点灯。飛行機は北側からやや西に機首を振って接近しています。多分時間調整だと思いますが、かなり西側に進んでから機首を左に振って戻るような感じで三角形の二辺を移動するような形で戻ってくると、再び機首を右に振って今度は第2滑走路のRW18Rを目指して降下を続けます。この日の沖縄地方は、雨の天候なので、外を見ても灰色の様子しか見えずどの辺りを飛んでいるか良く分かりません。かなり降下をしてギアダウンの音が聞こえてきたくらいに、やっと左側の窓から対岸の様子が見えだして、さらに空港周辺の様子も見えてきます。国際線ターミナル側のランプが見えて駐機している機体が見え、さらに第1滑走路の様子が見えて連絡用の誘導路が見えたところで着陸。逆噴射をしてスピードを落として左側の誘導路へ離脱しました。そこからUターンをして戻り、第1滑走路を横断して33番ターミナルに入ったのが、定刻少し遅れて14:26頃でした。

着陸のために降下しているときには、結構雨が窓に降っているように感じたんですが、機内から外に出てみると雨は上がっていて曇り空に変わっているようです。気温は22度とアナウンスがありましたが、浜松や都内(品川)よりも涼しい感じはしますね。戻りの便まではちょっと余裕があり、さらにその復路便となる羽田発のフライトが、出発時点で20分以上遅れて出発しているので、多分復路便遅延するだろうなと思いつつ、先ずは所用を片付けるために一旦外に出かけました。

2) OKA 16:40 - HND 19:10 (NH472)

空港に戻ってきてスケジュールを確認すると、案の定16:40の予定は5分の遅延になっています。でも、多分5分遅れでは済まないだろうなぁと思いつつ、まずはラウンジへ入り一服。さらにそろそろゲートへ向かおうかと思ったら、16:45の予定が更に遅れて16:55に替わっていました。「まだ遅れるかなぁ」と思いつつ、ラウンジを出て、出発ゲートの32番ゲート前に到着すると、案の定まだ機体から荷物のコンテナを降ろしているところで、もう少し時間が掛かりそうです。

実際、その後更に遅延をして17:00まで変更したところで、やっと事前改札が暫くして始まりました。幼児連れのグループが何組か通過した後で、グループ1からの優先搭乗が始まり、機内へと移動します。搭乗開始は遅れたんですが、ドアクローズは16:54。そしてプッシュバック開始は、遅延しましたが定刻通りの17:00から始まりました。反転をして、数分くらいで直ぐに移動開始。ほぼ正面のRW18Lに移動をすると、暫く待機をしてから離陸開始となりました。

事前にアナウンスが有ったように、離陸後暫くはタービュランスがあり、それが20分位続いた後やっと落ち着いたところで食事の配布になります。食事後は、特にやることも無くウトウトとしながらいつの間にか結構寝入ってしまいました。目が覚めたときには、もう伊豆半島沖を通過するくらい。この時点で結構遅れを取り戻していて、房総半島上空に入ったので、このままA/C滑走路に着陸かなと思いましたが、さらに北進をしていきます。その後左に旋回をしだして、「あぁ、B滑走路のRW22か」と思ったんですが左旋回をしながらだんだんと内側に入り出します。機首が西に向くと、完全に内側のループに入り、今回はD滑走路のRW23へ向かうようです。その後、その通りRW23へ着陸してターミナルに向かいますが、途中で停止。使用予定の64番ゲートが、まだ空かないのでその場で5分程停止して待ちます。その後ゲートインしたのは、ほぼ遅延通りの19:23頃。ただ、この後はT2直結のエクセル東急での宿泊なので、問題無く移動しました。

Haneda Excel Hotel Tokyu

こちらも三週間ぶりとなる、羽田エクセル東急への宿泊。機内で夕食に近い食事を頂いたので、余りお腹も空いておらず、一度1Fに降りてローソンでアルコールとお摘まみを購入してから、再び2Fに戻ってチェックインです。

自動チェックイン機で無事チェックイン出来(笑)、部屋に入ります。落ち着いたところで、仕事のメール確認をしつつ、アルコール補給しつつ翌日に備えて、早めに就寝することにします。

翌日は、07:35発のフライトなので、06:30頃にチェックアウトすれば間に合います。それでも念のため05:00に目覚ましをセットして就寝しました。

翌日は、目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまい、そのまま起床をして出発の準備に。予定よりも早めにチェックアウトをして、T2に出てまずはラウンジへ向かいことにしました。今回3回利用したこのホテルですが、確かに早朝の国内線利用時には便利ですし、遅い到着の時も便利。もう少し料金が安ければ言うこと無いのだけれど、今の時代これくらいが標準なのかなぁ。

2024年6月6日

不正と最適化

佐々木俊尚氏が紹介していた、自動車メーカー5社の不正騒動の背景。最初報道された時には、「不正があった」事しか伝えられないので、一体何がどう不正行為があったのか疑問でした。その見えなかった「不正行為の内容」を説明した記事を読むと、確かに定められたルール・規則に沿った手続きをしていない点では「不正行為」では有るのだけれど、実はそこで要求されている用件は別のテストなり検査で満たしているので、改めて重複したテスト・検査を繰り返す無駄を省いたという事らしい。筆者は記事見だしで、「自動車メーカーはセコいが、国交省は頭が硬い」と書いているけれど、それが全てを言い表している気がする。

自動車もそうですが、自分も関わるパソコンとか電子機器のように、国内だけで無く海外でも発売するような場合には、それぞれの商品カテゴリーで規定されている色々なルールや仕様に認証なども受けないと販売出来ない。昔パソコン黎明期の頃困ったのが、当時のノートブックパソコンが電話通信用のモデムを内蔵しだした時で、それまでは不要だった各国の電気通信規則(ホモロゲーション)を満たさなくては成らず、これが凄く大変でした。其れ以前は、モデムは外付けが普通だったので、既に現地で利用可能なモデムを使えば良かったけれど、内蔵となるとそのパソコン自体が「通信装置」になるので、パソコン本体で認証を受けないといけない。当時は、国によって規則が異なり、確かヨーロッパ等も国境を跨ぐと別仕様になったりしていた時代で、大変でした。最初の頃のモデムは、だから外から基盤を交換できるようになっていて、国・地域毎にモデムが異なっていたよなぁ、確か。似たような事例では、Wi-Fiもそうですよね。ただWi-Fiの場合は、使用する周波数帯が異なったりするので、その部分は国・地域毎の認証は必要だろうけど。

今回の場合、例えば衝突テストで日本の仕様よりも厳しい条件でテストをしてクリアーしていたら、それは日本のテストも含むというような最適化を、これから勧める切っ掛けにならないだろうか。実は、量産前の製品って、製造コストが何倍何十倍とかかる場合が多いので、出来ればテスト用に壊したりする開発製品は極力少なくしたいのがメーカーとしての本音だと思う。今はシミュレーション技術も発達しているから、事前にかなりの精度で設計して、実際に物理的なテストで確認する項目も、そこから修正が必要になる場合も減っているだろうけど、昔は本当に作っては壊し、作っては壊しを繰り返して、最終的な製品にして行ったもの。で、ほぼ最終的な製品にまで仕上げたら、例えばシールドが少し甘くて無線関係の認証が通らないとか、もう目も当てられない。特に機構設計をやっているは、そういう修羅場をくぐり抜けて技術とスキルを身につけたんじゃ無いだろうか。同じように、電子回路設計だって、極々狭い敷地に回路を押し込み、そこに信号品質が悪いとかノイズが乗るとかクレームされてみたいな事も有りました。ソフトだって、昔はソフトでタイミングを取ったりしていると、ちょっと負荷が高くなるとタイミングがずれて失敗したりとか、色々ありましたし。

閑話休題。例えば、右ハンドル・左ハンドルでテスト項目が異なるみたいなことなら、それは仕方ないと思うし、軽自動車とセダンとSUVで、衝突テストのやり方が違うとかも理由は納得出来ます。それでも、記事にも書かれているように、日本度欧米では衝突する場所が違うので、補強の仕方も変わるというのが「差別」みたいな伝えられ方をして必要の無い修正まで要求されるのは、メーカーとしてはやはり理不尽に感じるかも。逆の話では、湿気の多い日本では防水は結構重要な要素だと思うけれど、雨の少ない地域向けモデル等では過剰設備になってしまうだろうし。以前有ったような、必要なテストを偽装してやっていないのにやったようなことは当然駄目だけれど、同等のテスト結果を流用するとか、そういう部分は今回の件をきっかけに、自動車メーカーや関連メーカーと国交省は話合いをしたらどうだろうか。そこでより効率的な方法や手法が適用されれば、それはそれで国内メーカーの競争力を増すことにもなるわけですし。

新幹線駅は逆効果では

鈴木康友県政が始まって一週間。この間にローカルメディアで県政についてインタビューを何度か受けていて、大体は予想通りだったんですが、一つビックリしたのが「富士山静岡空港新幹線駅」構想に前向きだったこと。確かに、富士山静岡空港から直接東海道新幹線を利用することが出来れば、便利だとは思うけれど、記事にも書かれているように、現在の空港利用者が全員新幹線を利用したとしても、現状だと1,400人/日ですから東海道新幹線の停車駅で一番利用者数が少ない「岐阜羽島駅」よりも更に少ない利用者数しか見込めない。空港の目標値である「75万人/年間」になってかつ全員利用して2,000人/日。実際には、半分も利用すれば御の字だろうから、空港利用者数が150万人位担ったら初めて新幹線駅の話も現実味を帯びてくるんだろうなぁ。

鈴木知事も「空港直下に新幹線駅を」と言うけれど、空港は牧之原の大地の上にあるので、標高は132mの地点にあります。一方で新幹線はその下(空港部分はトンネル)を走っていて、場所にもよるだろうけど地元の島田市の標高は大体60m位なので、空港部分と新幹線の線路とは70m位の高低差があることになります。ビルの高さで言えば、1階が3mとしても23階建てビルの、地上階と23階を往復するエレベーターを、多分複数設置する必要が有る結構大変な移動だと思うんですがどうだろうか。テレビのインタビュー記事で鈴木知事は、待避線の無い熱海駅のような形式の駅なら設置可能と言っていたんですが本当かなぁ。実際に地図を見ると、確かに空港のターミナルの真下を新幹線のトンネルが通っているので、ターミナルの西側当たりに地下に降りるエレベーターを設置すれば、新幹線の線路沿いに出来るだろうホームに真っ直ぐ移動することは可能。でも、毎日何本も走っている新幹線の直ぐ横で、そんな工事って可能なんだろうか。

空港周辺の地図を見てみると、西側に少し外に出ている部分があるんですが、ここの長さが約200mなので16両編成の新幹線400m(25m×16両)が停車するには足りない。東側は長く地上部分があるんですが、ターミナルビルから滑走路を横切り、多分1km位あるので移動するだけでも大変。幾ら日本の土木工事技術が世界トップクラスと言っても、元々トンネルだけの予定の場所に後からホームを追加するなんて、しかも日中は運用しながら工事をするなんて出来るのか凄く疑問です。個人的に可能だろうと推測するのは、西側のトンネル出口からその少し先の短いトンネル部分も貫通して西側にホームを作る事が出来れば、空港ターミナルから出て駐車場の端から斜面に沿ってエスカレーターを設置して移動する、みたいな形式が一番現実的かなぁと思うんですが、それはそれで移動距離が長くなるから大変そう。

仮に何らかの形式で駅が設置できたとしても、多分停車できる新幹線はこだま号だけで、現状では1時間に2本しか停車できない。しかも、上りの東京行きはまだ良いけれど、下りの名古屋・新大阪行きの場合、2本のうち1本は名古屋止まりなんですよね。リニア開通後に、こだま号が増えたりひかり号停車が可能になったとしても、1時間に3~4本程度で、しかものぞみ号やひかり号の可能性が低いとなると、どれだけ利用して貰えるのだろうか。それに、考えてみたら新幹線を利用すると言うことは、空港から静岡県を素通りして、関東圏や中京・関西圏へ移動したいという人な訳だから、ますます空港は通過するだけの空洞化に拍車を掛けるのでは? 今でも、空港からリムジンバスでそのまま名古屋方面とか神奈川方面へ移動すると言われているのに、それに拍車を掛けてどうするのかとも思います。それよりは、空港整備、特に現在の2,500mの滑走路を少なくとも3,000m、出来れば3,500mまで延長して、海外からの路線誘致をした方がメリットは大きいんじゃ無いだろうか。それにその方が、羽田・成田に万一の場合の代替空港として機能するだろうし。地理的に、国内線の需用はそんなに期待出来ないのだから、単中距離国際線開拓が、まずは最優先課題だと思うなぁ。

2024年6月5日

マクロの観点

佐々木俊尚氏のVoicyから、マイナ保険証のマクロ的観点について。マイナンバーカードの保険証としての利用(通称「マイナ保険証」)に関しては、マイナンバーが絡むからか、あるいは政府のやることには何でも反対みたいな人がいるからか、未だに普及率も今ひとつで、あと半年後に迫ってきた切り替え時期にも間に合いそうも無い。さらに、マイナンバーカードを取得していない人用に、別の保険証を発行するみたいな本末転倒な話迄出てきていて、未だに混乱している印象。

年齢的に複数の病院に通院している自分も、マイナ保険証に切り替えているんですが、これは厚労省側の努力不足かなと感じたのが、とある個人病院にはマイナ保険証の端末が2台あって効率良く受付できたのに、某大学病院には1台しかマイナ保険証端末が無く、しかも先日自分が利用した時には、その唯一の端末が故障中で使えなかったこと。偶々予防策として、既存の保険証なども常に持ち歩くようにしていたので、その日の受付は問題無く出来たんですが、地元を代表するような大学病院がこんな状態なのは困りますよね。コスト問題とか切替に伴う手間の問題とか色々あると思うけれど、そこは大量に補助金を投入するとかしてでも、ちゃんと切替作業を進めるべきだと思う。

閑話休題。佐々木氏のVoicyでは、一般的なメディア等はミクロ的な観点、つまり末端の利用者の不便なり問題ばかりを取り上げているけれど、本来はマクロ的な観点、つまり保険医資料制度全体の最適化と公平性の担保がどれだけ進められるのかと言う話をするべきと言う物。良く「財政再建」とか「行政の効率化」という事を言う人達は、決して社会保障費には踏み込まないんですよね、一番大きな存在であるのに。効率化とか健全化と言う事を本当に進めるのであれば、一番効果がある一番大きな部分を最適化することが重要なわけで、となれば医療費の最適化を進める事は正道だと思う。無駄を無くして、その分医療従事者への補填・補償に当てるというのが、最近の賃金アップ等も含めた正しい方向性だと思う。でも、マイナ保険証でも成りすましが出来るとか、使えない人がいるとか、何かミクロな話をマクロな話のような伝え方をして阻止しようとしている気がしますね。

Voicyの中ではETCの例を出してマイナ保険証の普及停滞と重ね合わせているけれど、本当に同じ構図が当てはまると思う。人間どうしても初物に対しては身構えてしまうし、既存の方法から移行することは躊躇するものだけれど、いったんその方法に慣れてしまい利便性や効果を知れば、案外コロッと移行して不満もなくなるもの。ただ、その移行に掛かるエネルギーって、年々大きくなっているような気がします。それは自分が年を取り、見えない抵抗感を感じることも有るのかもしれないけれど、やはりそれまで知らなかった「未知の方法」というものには、どうしても不信感を感じてしまうのは人の性でもあるかも。開くまで個人的な認識だけれど、この医療関係の予算というか経済規模って膨大だから、結構不正行為も入れやすいというか、そういう環境にあるような気がします。よく言われるのが、複数の医療機関を受診して大量に薬を入手して、それを違法販売するとか、本来の目的では無けれど効果があると言われて例えばダイエット薬として大量に出すとか、メディアもこれまで報道してきたのに何でそういう部分を伝えないのだろうか。さらには、偽装保険証に揺る不法な医療受診に関しても、決して小さくないと思うのだけれど。個人的には、全体を俯瞰できる環境がこれで出来るから、それによって「集合知」みたいなものが得られて、例えば病気の流行の前触れを検知したり、病気の相互関係みたいなものが見えて新しい治療方法や環境が生まれてきたり、かなりメリットは大きいと思う。個人の不便さというのは、開くまで移行時の一過性の問題なのだから、それよりも全体としての問題点を挙げるとか、逆に利益を伝えるとか、そういう部分をもっとメディアは仕事するべきだと思う。 

2024年6月4日

まだまだ遠いヒルトン横浜

少し前に改行した「ヒルトン横浜」は、これまでも何度か利用しています。 ヒルトンブランドの中では、今の所料金が比較的リーゾナブルで使いやすいのですが、唯一の難点が最寄り駅でもある横浜駅から遠いこと。距離的には近いのですが、ショートカット出来る道路が無いのでクネクネと街区を曲がりながら、富士フイルムのビルを回り込み、アンパンマンミュージアムのところを曲がって、やや遠回りにホテルへ向かわないといけません。隣に、Kアリーナ横浜があるので、イベント開催時には大変だろうなぁと毎回感じます。

そのヒルトン横浜の外には、どうも駅へのショートカットになるらしい空中回廊みたいな通路が作られていて、でもホテル側の出入り口と思われる部分は、パイプで閉鎖されていました。それが、本来は6月1日に開通するはずだったのが、基部の設計ミスで延期されるという記事。この部分って、ヒルトン横浜に繋がる、確かこの下辺りにローソンが有る場所。ひび割れがあるという事は、過剰な荷重が掛かっているのだろうか。そんなに大きな建造物が上に乗っているわけでは無いので、どうなんだろうか。単純には、見た目的にはみっともないかもしれないけれど、下につっかえ棒を入れるのが一番簡単で確実な気がするけれど、それでは許されないのかなぁ。

ところで、この新しい通路は、ホテルの2F? 3F?当たりから出ると、ゆっくりと下降しつつ最後は地上部分で、日産本社の入口当たりに接続するのかな。今の経路だと、横浜駅からホテルまでは私の足で10分以上掛かるけれど、このショートカットならば半分位になるかなぁ。距離が短くなるのもありがたいけれど、アップダウンが減るのも喜ばしいと思う。途中エスカレーターとか有るけれど、その分移動スピードは落ちますからね。

で、改修した通路が利用出来るようになるのはいつからなんだろうか。ここが使えるようになったら、ヒルトン横浜の利便性特にアクセスが凄く良くなるから、西口のシェラトン、東口のヒルトンみたいな感じで使い分けできそう。最も、横浜駅に行くまでには、そごうの所から地下街に入って、結構な距離歩いて行かないといけないから、距離的にはシェラトンが一番便利だと思うけれど、なんせ最近のレートが高くてなかなか手が出ないし。今後も横浜に行く機会はまだあるんですが、定宿どうしようか悩みますね。

自由の国

佐々木俊尚氏が紹介している、FNNプライムオンラインの記事から、日本で開催される中国では開催出来ない中国人による中国人のためのコンサート、というアンビバレントなイベント。

本当の意味での「自由」は許されていない中国では、それでも経済的に充足された生活が保障されることで「満足」している国民が多いわけですが、制限されているとは言え情報はどんな小さな隙間からでも流々するわけで、外の世界を知っている人にとっては「いつかはここから出て」という気持ちもあるんでしょうね。それでも、わざわざ日本に来てまでもコンサートに参加したいという人が、記事では1万人いたという事は凄いと思う。年齢的に40代位行こうという事で、それなりに社会でも成功して経済的にも日本へ渡航できるだけの蓄えはあるんだろうけど、それでもまだまだ多くの人にとっては海外旅行ということ自体が色々な意味で難しいでしょうし。ましてや、こういうコンサートに参加するためなんていう理由では絶対出国できないだろうし。

中国当局としても、中国国内で開催するので無ければ、かつ内容的に有る程度穏便なものであれば、こう言う活動に関しては目こぼししているんだろうなぁ。政府から目を付けられているであろうアーティストが、日本に行くこと自体は止め無いだろうけど、そこで何をするかくらいは直ぐに調べはつくだろうし。当然当日の様子をモニター(監視)している役目の参加者もいるだろうから、もし彼がコンサートでセンシティブな楽曲を演奏したならば、多分次の出国は止められるんじゃ無いだろうか。 そう言う意味では、決して完全な自由では無いのだろうけど、それでも中国国内の「自由」に比べたらはるかに「自由」であることは事実。その日本でも、最近では過剰なポリコレや表現規制が声高に言われるようになり、昔と比べると随分と肩グル敷く成ってきているけれど。中には時代の流れとともに、現代では考えるべき内容もあるけれど、それ以上に過剰なというか難癖レベルに近い批判が増えていることも事実。それが行きすぎれば中国みたいになるリスクもあるんだけれど、流石にそこまでに行く前に日本人の堪忍袋が破裂すると思うけれど。

中国というと、少し前に靖国神社の石柱に落書きをして立ちションをしたような疑惑があって騒ぎになったり、其れ以前からは国内の土地を買い漁る事が批判されたり、色々とお騒がせしている隣国である事は事実。その過剰な行動は、理解しようとすれば自分達の不自由さに対しての反動何だろうけど、彼の国の気質として「自分優先」みたいな所があるから、そこで日本人との摩擦が生まれる気がします。彼ら的には当然の行為当然の事柄なのに、何故日本人は怒るのか、みたいな感じなんでしょうね。土地にしても、欲しければ自分達も買えばいいじゃん、みたいな感じなんだろうなぁ。そういう部分のメンタリティの違いは大きいと思うけれど、それも彼らが生まれて育ってきた風土と、我々の風土が大きく異なる事が最大の理由だと思うから、理解したいとは思いつつ感情的には納得いかない部分も生まれてくるんですよね。そう言う意味でも、こういう中国国内では不自由だけれど日本なら自由に活動出来る表現できると言う「場」の提供は重要な戦略かも。

2024年6月3日

裏仕事の都知事選挙

東京都知事選挙への立候補を表明して、既に選挙活動を実質的に始めている立憲民主党参議院議員の蓮舫氏。厳密に言えば、告示前の「事前運動」あたると思うけれど、それを指摘されたらされたでのらりくらりとかわすんだろうなぁ。そういう所だぞ、この人達が信頼されないのは。

其れ以前に、現役の参議院議員の身でありながら、別職のために時間を費やすというのは、議員としての倫理違反にも成りそうな気がするんだけれどどうだろうか。また、例えばこう言え演説会等を開催する場合は、事前に申請などする必要が有ると思うのですが、その場合は「参議院議員蓮舫」として出すわけですよね。で、参議院議員の地位を使用して、都知事としての主張をするというのは、大きな矛盾でもあるし利益誘導みたいな行為でもあるのでは。実際には蓮舫氏個人が申請手続きと化するわけでは無く、蓮舫事務所がするんだろうけど、そのオーナーというか責任者が未だに国会議員をやっていれば、やはり同類だと思うのだけれど。少なく元、「無所属」と言っている以上、まずは離党位はするべきだと思う。

大体、現在も国会開催中なのに、本来やるべき参議院議員としての仕事以外にも時間を作る余裕何てあるんだろうか。それならば、その時間も参議院議員として投入してより良い政策提案とか問題追及にするべきなのでは。 大体、今国会ではあれだけ「裏金」と騒いでいるけれど、蓮舫氏が参議院議員として受け取る給与やその他活動費が、この都知事選挙の活動費として使用された場合、それって問題無いんだろうか。少なくとも議員辞職していれば、其れ以前に蓄財していた資金を使うのはグレーだけれどまぁ許されるかなと思うけれど、未だ現役の国会議員で歳費を受け取り、一方でそれとは別の所属となるために選挙活動をするというのは、「裏金」と言うよりは「裏仕事」じゃないのだろうか。土日週末は議員活動も休みだから、それを活用している、という言い訳になるのだろうか。

参議院議員のままなのは、6月1日付けで決まるボーナスを受け取るためという話もあるけれど、それならば6月1日以降に立候補表明すれば良いのにと思う。あれだけ、他者の事を批判していれば、その背景に違いはあっても「自分はそうなんだ」と言われることは火を見るより明らかなのに。でも、そんなことを言われても何とも思わないのが、この人の「鉄の心臓」なのかもしれない。現在は、立候補表明したのにまだ公約も無く、また地元東京都選挙区選出の議員なのに、都政の問題も「初めて知りました」的な発言があって、何をやっていたのと言われる始末。国会議員は国としての政策を考えるべきだから、東京都の事に不明な点があっても問題では無いと思うけれど、でも自分の選挙区からの陳情とか無いのだろうか。少なくとも、自分なりの都政の問題点とか疑問点、あるいは将来に対してのアイデアがあるからと知事に立候補するのだと思うのに、公約はまだ決まっていない、立候補理由は「反自民」と政党批判では、やはり自分達の政党利益誘導のためにこういう場を利用しているようにしか見えないなぁ。まぁ、それも織り込み済みで、この選挙もその先のゴールに向けての通過点なんでしょうね。