2024年6月28日

頑張れANA

 ANAの株主総会の様子を伝えるニュース。プラントベースラーメンの味に不満があると書かれていて、私は食べたことは無いので何とも言えないのですが、一般に販売されているこの手の食品を何回か経験した範囲では、「似て非なるもので、どちらかと言えば劣化コピーみたい」というのが自分の感想。勿論、それでこれまで食べられなかった食事が食べられるようになる人もいるのだから、決して無駄では無いけれど「〇〇だけれど本物と同じ」みたいな事は言えないだろうと思う。

食べ物の話だと、先日ANAの国内線を利用して食事を頂いた後、食後のお飲み物はと聞かれてアイスコーヒーをお願いしました。で、一緒に何かお菓子も渡してくれそうになったので、「甘い物は苦手なので」とそちらは断ると、そのCAさんがちょっと寂しそうに(※悪魔で故人の感想です)「皆さん、そう仰って甘い物は食べられない方が多い」みたいな事を言われていました。実は、幕の内弁当にはクッキーとか付いてくるんですが、あれも食べたことは無いなぁ。また以前は紙箱にクッキーとか爪合わせしたものが付いていて、残すと「お持ち帰りされますか」と聞かれたものですが、あれも食べたことも持ち帰ったことも無い。機内食自体が、以前と比べてちょっとコストダウンしている印象を強く受けるので、ますます遠ざかっている気がします。

企業努力は努力として認める一方、やはり利用者としては期待値もあるわけで、それが10年前は勿論、コロナ禍前までは結構その差は小さかったと思うのですが、コロナ禍以降は効率化やコストダウンをせざるを得ないからなのか、ちょっと乖離が大きくなっている気がします。一方で、こういう「SDGs」とか「サステナブル」という方面にはより熱心に勧めているので、個人的にはなんとなくリソースがそちらシフトしていて、これまでのサービスに対しての満足度は相対的下がってきている気がします。まぁ、UAに比べたらANAなんかまだまだ良い方だと思うけれど、それでも以前のANAのサービスと比べると「寂しさ」を感じる度合いが利用する度に強くなっている気がします。

「利用者の我が儘」と言ってしまえばそれで終わりなんですが、やはり利用する側としては期待している部分は満たしてほしいと思うのも当然。特に、最近時々放送されるJALとANAの色異論サービスを取り上げたバラエティーとか見ていると、JALが凄く差別化をしていて、内容的にはANAよりも良い気がするんですよね。青組をこれからも続けたい一人として、バラエティーではあるけれど、そこから一般の利用者はイメージを作るわけで、そういう部分も負けないように改善して欲しい。個人的には、ラウンジのオードブル系の復活と、機内食のメニュー数の増加をお願いしたところです。多分、今後は国際線はANA便しか利用しなくなると思うので、結構自分的に大きな要素だったりします(笑)。

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