2024年6月3日

裏仕事の都知事選挙

東京都知事選挙への立候補を表明して、既に選挙活動を実質的に始めている立憲民主党参議院議員の蓮舫氏。厳密に言えば、告示前の「事前運動」あたると思うけれど、それを指摘されたらされたでのらりくらりとかわすんだろうなぁ。そういう所だぞ、この人達が信頼されないのは。

其れ以前に、現役の参議院議員の身でありながら、別職のために時間を費やすというのは、議員としての倫理違反にも成りそうな気がするんだけれどどうだろうか。また、例えばこう言え演説会等を開催する場合は、事前に申請などする必要が有ると思うのですが、その場合は「参議院議員蓮舫」として出すわけですよね。で、参議院議員の地位を使用して、都知事としての主張をするというのは、大きな矛盾でもあるし利益誘導みたいな行為でもあるのでは。実際には蓮舫氏個人が申請手続きと化するわけでは無く、蓮舫事務所がするんだろうけど、そのオーナーというか責任者が未だに国会議員をやっていれば、やはり同類だと思うのだけれど。少なく元、「無所属」と言っている以上、まずは離党位はするべきだと思う。

大体、現在も国会開催中なのに、本来やるべき参議院議員としての仕事以外にも時間を作る余裕何てあるんだろうか。それならば、その時間も参議院議員として投入してより良い政策提案とか問題追及にするべきなのでは。 大体、今国会ではあれだけ「裏金」と騒いでいるけれど、蓮舫氏が参議院議員として受け取る給与やその他活動費が、この都知事選挙の活動費として使用された場合、それって問題無いんだろうか。少なくとも議員辞職していれば、其れ以前に蓄財していた資金を使うのはグレーだけれどまぁ許されるかなと思うけれど、未だ現役の国会議員で歳費を受け取り、一方でそれとは別の所属となるために選挙活動をするというのは、「裏金」と言うよりは「裏仕事」じゃないのだろうか。土日週末は議員活動も休みだから、それを活用している、という言い訳になるのだろうか。

参議院議員のままなのは、6月1日付けで決まるボーナスを受け取るためという話もあるけれど、それならば6月1日以降に立候補表明すれば良いのにと思う。あれだけ、他者の事を批判していれば、その背景に違いはあっても「自分はそうなんだ」と言われることは火を見るより明らかなのに。でも、そんなことを言われても何とも思わないのが、この人の「鉄の心臓」なのかもしれない。現在は、立候補表明したのにまだ公約も無く、また地元東京都選挙区選出の議員なのに、都政の問題も「初めて知りました」的な発言があって、何をやっていたのと言われる始末。国会議員は国としての政策を考えるべきだから、東京都の事に不明な点があっても問題では無いと思うけれど、でも自分の選挙区からの陳情とか無いのだろうか。少なくとも、自分なりの都政の問題点とか疑問点、あるいは将来に対してのアイデアがあるからと知事に立候補するのだと思うのに、公約はまだ決まっていない、立候補理由は「反自民」と政党批判では、やはり自分達の政党利益誘導のためにこういう場を利用しているようにしか見えないなぁ。まぁ、それも織り込み済みで、この選挙もその先のゴールに向けての通過点なんでしょうね。

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