2024年6月15日

2024シーズンスケジュール

例年と比べると、かなり早いタイミングだと思うのですが、国内アメリカンフットボールリーグ「X1 Super」の秋季リーグ戦スケジュールが公開されました。今シーズンから以前のような「East/Central/West」の3地区制に戻り、X1 Super所属12チームが、4チームずつ分かれる事に。実は、運良く西日本を拠点にするチームが4チームだったから、4+4+4=12と収まったのですが、今後もこの状態が続くかどうかちょっと微妙な気もします。

リーグ戦の試合数は6試合。まず前半の3試合は、同地区内の総当たり戦で対戦。後半の3試合は他地区のチームとの対戦ですが、同位置順位同士の対戦は無く、それ以外のチームとの対戦が組まれています。例えば地区1位チームは他地区の2/3/4位チームと、2位チームは他地区の1/3/4位チームと対戦が組まれます。ただ、その他地区との対戦3試合のうち、2試合は隣りの地区と、1試合はもう一つの地区との対戦が組まれています。 まだ全部を精査しているわけじゃないけれど、East/CentralとWestの対戦は、どちらかが関東から関西 or 関西から関東への遠征試合になるから組合せが大変そう。また、West内部でもパナソニック、エレコム、SEKISUIは関西だけれど、PLEIADES福岡は福岡拠点なので、地区内対戦でも遠征試合は大変そう。ただPLEIADES福岡SUNSは、地元での人気もあるし興行もこれまで成功させてきているので、6試合中3試合は地元開催なんですよね。同じくオービックシーガルズも、地元の習志野のグランド(第一カッターフィールド)で3試合組まれているけれど、あそこは遠いんだよなぁ...

リーグ戦では、勝てば勝点3、引分けなら1点、敗れれば0点という勝ち点制度で順位を決定。だから、4Q終了後の延長戦はないので、ちょっと試合の戦術が難しそう。また、試合数が少ないから勝ち点だけではどうしても並ぶチームが生まれると思うんですが、その順位決定ルールが、

  1. 勝ち星数
  2. 当該チームの直接対決結果
  3. 当該チーム同士対戦の得失点差(最大得失点差の制限は無し)
  4. 当該チームのリーグ戦全試合の総得失点差(最大+/-20点)
  5. 前年順位
1番の「勝ち星数」と「勝ち点」はイコールでは無いから、中下位の順位決定ではこれが重要になりそう。また、12チームあって総当たりなら11試合必要だけれど、実際にはその半分の6試合しかないから、2番とか3番の条件は適用出来ないケースが生まれるかも。となると、4番目のケースが重要になりそうですね。12チームのうち上位8チームがライスボウルトーナメント進出なので、4チームが脱落することになるんですが、なかなか有り得ないとは思うけれど、一つの地区が場合に寄ってはボロ負けして3チームとか4チームがトーナメント進出出来ないなんていう可能性もあるかも。例えば地区内対戦では引き分けが多くなり、他地区との対戦で連敗してしまうと、勝ち点で3点とか4点とかだと、他地区の4位チームが上回れる可能性もありそう。また、地区内順位ではなく全体の順位を常に見ていないと行けないから、それが厳しそう。

8/12に残るためには、ざっくりとした予想だけれど最低でも3勝は必要かなぁ。勝ち点6とか7当たりが、8位と9位のボーダーラインになりそう。各地区1位のチーム(オービック、富士通、パナソニック)は、リーグ戦での直接対決はないので、この3チームは全勝通過の可能性もありますね。となると、2位、3位チームあたりが1位の2チームとの対戦で一つでもアップセットできると、かなり順位決定も面白くなるのだけれど、なかなか難しいだろうなぁ。でも、Top 3の3チームを喰うようなチームがで無いと、ますますX1 Superはこの3チームの試合でしか成り立たなくなりそうで、それはリーグとしてはマイナスだと思う。2位チームでは、IBM、ノジマ相模原、エレコム神戸、3位チームでは、東京ガス、オリエンタルバイオ、SEKISUIと力のあるチームが揃っているから、どこか1チームでも1位チームを倒すようなジャイアントキリングを見せてほしい。West 4位だけれど、PLEIADES福岡は力もあるから、案外ここが台風の目に成りそうな気がしますね。リーグ開幕まで二ヶ月半、まだまだ先だよなぁ。でもあっと言う間に開幕になるんですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿