2024年9月18日

何てたってアイドル

缶コーヒーBOSSの新しいTV-CMが始まり、今回はキョンキョン(小泉今日子)の名曲(迷曲?)の「何てたってアイドル」がフィーチャーされています。 

もろキョンキョン世代、もろキョンキョンファンだった自分には、今でもiPhoneに入っていて結構何度も聞いている曲の一つ。

キョンキョン役には女優の河合優実が演じて歌っているんだけれど、リアルキョンキョンを知っている世代としては、正直違和感を感じるしちょっと「なんか違う」感じが後味の悪さを感じるんですよねぇ... 一つ感じるのは、キョンキョンの声って、もう少し低くて結構太い感じだと思うんですよ。正直、そんなに音域が広いわけじゃないので、他の曲だと結構声が追いつかないところも感じるんだけど、この曲は音域内に収まっているのか彼女の曲の中では安心して聴ける曲だと思います。で、そんな声になれている人間なので、今回のCMで聞こえてくる声ってちょっと薄くて軽い感じがして、ちょっと違うな、と。

キョンキョンが「何てたってアイドル」を出したときには、彼女はすでに堂々たるアイドルだったし、この曲だって「アイドル無敵」みたいな感じのイメージで当時聞いていた記憶があります。一方で今回のCM版は、アイドルになりたいという若手歌手が、偶々プロデューサーの目に留まりメジャーデビューして受ける、みたいなストーリーだと思うんですよね。そう言う意味では、キョンキョンの歌にあったようなベテランみたいな貫禄感が無くて、ちょっとまだ未熟な若い声で歌わせるというのは、CMの中のストーリー的には正しいのかも。

今回のキョンキョンだけでなく、最近1980年代の曲が再びよく使われる様になった気がします。20年位前にも、当時の楽曲がCMとかカバーでよく使われたときがあって、その時はそれら楽曲がリリースされていたときに20代くらいで熱狂していた人達が、40代50代位になってそれなりに責任と権限を持って自分の仕事が出来るようになり、そこで昔の楽曲を採用したのかなと想像していたのですが、現在だとそういう人達はすでにリタイアしているようなタイミング。アメリカ等では、1980~90年代のJ-POPが「新鮮」に聞こえて人気が出ているけれど、今の世代もそういう印象を持っているんだろうか。TicktokとかSNSのBGMとして昔の時代の曲が採用されていて、そこからその時代を知らない世代にも受けているという話を聞いたけれど、となるとロイヤリティとかが低く設定されていて利用しやすさが、今の露出度アップに繋がったんだろうか。

最近は「アイドル」という言葉自体余り聞かなくなってきた気がします。アーティストとかクリエイターとかパフォーマーとか、最初からそんな言い方がされるから、だんだんと死語になりつつあったのが、今回のCMで再び「アイドル」なるキャラクターが再認識されて、新しいアイドルが誕生するのかも。ところで、「アイドル」は英語では「idol」何だけれど、同じ発音で「idle=なまけもの」という単語もあって、高校時代「○○君はクラスのアイドルだから」と女子達が持ち上げていて、「そうかなぁ」と思っていたら「Idol」ではなく「Idle」だったというオチを、懐かしく思いだしました(笑)。そっちの「アイドル」にならないように注意しよう > 自分

ボーリング調査

地元では、昨日決行大きなニュースとしてローカルニュース等で伝えられている、鈴木県知事によるJR東海のリニア新幹線静岡工区のボーリング調査容認。川勝前知事からから鈴木知事に代わったからあっさり変わったと言うよりは、大井川流域市町首長の了解や、JR東海からの安全策の追加対策とか、色々進展があった上での容認。ただ、やはり知事が替わり考え方が変わったことは大きな要因だよなぁ。

まだ調査ボーリングなので、この結果によってはリニア工事に大きな影響が発見されるかもしれない。あるいは、そのボーリング中に大井川に対して何か予想外の影響が発生すれば、その対策あるいは補償のために、また暫く足踏みすることになるかもしれないわけで、いずれにしても当初の2027年名古屋まで開通予定はやはり大きく遅延することになりそうな状況は変わりないですよね。

ここ最近の東海道新幹線の計画運休や、悪天候時の運航停止などの状況を見れば、バックアップ路線としてのリニア新幹線の存在はこれまで以上に重要な事は明らか。もう一つのバックアップ路線である、北陸新幹線も、敦賀までは伸びたけれどそこから新大阪までの経路がまだ未定な訳で、こちらも新大阪までの延伸時期はもしかしたらリニア新幹線の名古屋開通と同じ位のタイミングになるのかなぁ。

自然相手かつ影響が下流地域まで場合によっては大きく及ぶかもしれないので、軽率に勧めるわけにはいかないけれど、かといってある程度リスクも想定してその場合のバックアッププランを考えながら進めないと、何事も進まないことも事実。個人的には毎月のようにJR東海の新幹線にお世話になっているので、彼らの技術には信頼感があるんだけれど、まぁ実際に影響を受ける流域の住民ではないし、そこは当事者の方にしたら安易に聞こえるかもしれない。でも、その為にも今回の様に科学的に調査をして、その上で判断する事が大事で、以前のように何か感情論だけで反対するようなことだけはもう繰り返してほしくないですよね。 

2024年9月17日

Japan Culture

真田広之氏主演・監督の「SHOGUN 将軍」が、アメリカのテレビアワード「エミー賞」で18冠を獲得して大きな話題に。多分アメリカで制作・公開された作品としては初めて殆どのセリフが日本語で行われていて、さらに時代考証等も徹底して事実に沿うように較正されていて、所謂「日本風時代劇」ではなく「The 時代劇」とでも言うべき作品になり、それが多くの視聴者の支持を得たという事らしい。

佐々木俊尚氏が紹介していたNHKの記事は、今回の主要部門発表前の14部門での受賞時に書かれた記事だけれど、アメリカで浸透している「Japan Cultutre」の様子を書かれていて、なかなか興味深い話。私が初めて海外出張でアメリカに行きだした30年位前だと、それこそ日本文化と言うものはイコールアニメとか特撮みたいなものがごく一部の「Otaku」に受けていた時代で、私の当時のアメリカでの仕事の同僚は「ウルトラマン」のファンデ、だから自分の車のナンバープレートも「ULTRAMAN」にしていたくらい。それが2000年代に入ってからでしょうか、日本のアニメがそれこそドラゴンボールとかワンピースとか、世界的にブームになり、そこからどちらかと言うと尖ったアニメ作品とかも含めて、ある意味「多様性」が受けて世界的なブームになったのは誰もが理解している話だと思います。アメリカ人と話をするときには、アメフトの知識があれば何とカナルというのは冗談半分で良く言われた話だけれど、最近は日本人とみるとアニメの知識を完璧だと思われるのかアニメの話に振られることも少なくない気がします。

日本のアニメには色々な種類があると思うんですが、例えばSF的な話でもその中に挿入されている一般的な生活の部分は日常生活そのままの表現だったり、あるいはちょっと問題にもなるけれど「聖地巡礼」みたいなことも日本アニメが切掛じゃないだろうか。それも、例えば東京タワーとか有名な場所ではなくて、地方のちょっとした踏切だとか坂の上とか、そんな場所が「聖地巡礼」として世界的に知られるようになるなんて、10年20年前には想像も出来なかったこと。食文化も、最初の「SUSHI Boom」を切掛に、ラーメン、うどん、カレー等なんて事の無い普通の食事が海外でも受けていて、さらに日本に来て新しい「日本食」例えばカツ丼とか唐揚げとか、更に新しい「Japan Culture」が発掘されているのが現状じゃないだろうか。偶然だとは思うけれど、日本文化、食文化とか生活習慣みたいなものが、海外の人達が色々な情報やアニメ、さらには現地に進出している日系企業等を通じて現地で見聞きしたり体験したりしている「経験値」をはるかに超える「現実値」を日本に来ると発見して体験して感激するところじゃないだろうか。しかも、元々安い価格に円安もあるから、お得感というか付加価値は半端ない気がする。さらには、コンビニが全国を網羅されていたり、公共交通機関が整備されていたり、さらには日本人からすると最近は物騒になった気がするけれど海外基準では夜でも安心安全な環境とか、彼らが語る感動の内容はそれなりに納得出来る気がします。

そういう日本に対しての憧れはかなり「尊敬」みたいなものに近づくだろうし、そうなれば「本物」を求める気持ちも大きくなるんじゃないだろうか。そんな中で、見た目は異質で言葉も分からないけれど、案外アメリカ人からしたら「SHOGUN」の世界は、スタートレックでエンタープライズとボーグやクリンゴンが対決していたり、スターウォーズで帝国軍と反乱軍が対決しているようなイメージで理解出来ているのかも。それでも最大の功績は、やはり真田広之氏が長い時間を掛けて、色々な努力をしてそれに関わる大勢の人の強力がやっと結実した結果だと思う。私は真田広之氏とほぼ同世代で、だから彼が俳優として日本で活躍していた時代も、JACに入って「千葉真一の後継者」みたいな事を言われていたことも覚えていますし。そこから世界を目指してハリウッドに拠点を移していって、向こうの作品にも出演していて実績を積んでいたことは知っていたけれど、まさかここまでの成果になるとは正直想像すらしていませんでした。ある意味夢を信じて追い続けて、そして実現した「成功者」なのかもしれない。「成功者」と軽い一言で言える業績では無いと思うけれど、そうだなぁ「達成者」とでも言った方が真田氏には相応しいのかもしれない。これで日本の制作会社の中でも、しっかりと資本を掛けて作品を作るところがでてくれば理想的ですが、ことお金の話になると渋いのが日本の社会だからなぁ... それだけはハリウッドに勝てない最大の理由だと思う。

United × Starlink

UAがStarlinkと提携し、2026年から機内インターネット接続サービスをStarlinkに切り替えるというニュース。今の国際線Wi-Fiサービスも、衛星通信経由で接続しているけれど、如何せん回線容量が少ないから利用出来る内容も限定されていて実用性としては乏しいのですが、Starlinkとなれば地上で一般的なWi-Fi APを利用するのとほぼ同等の接続が可能なので、かなり画期的な気がします。ただ、いくらStarlinkと言えども、機内の乗客300~400名位のユーザーが一斉にアクセスしても問題無いのだろうか。記事では、映画や動画コンテンツも可能みたいな事を書いているけれど、ある程度機内のキャッシュサーバーに置くとしてもどうだろうか。ただ、航空機だと1万メートルくらいの高度にいるわけだから、地上からのアクセスに比べたらちょっとだけ有利かも。

来年初頭から日生実験を開始して、2026年後半から主要路線と地域路線の旅客便でサービスを始める予定とのこと。しかも、無料での利用を予定しているというのは立派。うーん、UA MP 1Kステータス維持を、2026年までは考えようかなぁ(笑)。実証実験は、アメリカ大陸横断便とか中心だと思うけれど、国際便だとやはり日本路線は主要路線の一つだろうから、比較的早く導入されるんじゃないだろうか。まぁ、Starlinkが導入されたからと言って、フライト中ずっとインターネットアクセスするわけではないけれど、一度ANAのWi-Fiサービスと比較してみたいですね。今の衛星通信経由のアクセスでは、メール送受信が精一杯で、しかもVPNを噛ませたりすると不安定というのが私の印象だから。 

で、今回の記事を見ていたら関連記事にZIPAIRが昨年実証実験を進めるというニュースがあったんですね。どういう状況なんだろうか。あと、ハワイアン航空とかカタール航空も導入しているようで、今後航空業界のトレンドになるのかも。確か機内Wi-FiはPanasonicがやっていたけれど、Panasonicの巻き返しはあるのかな。でもなぁ、Starlinkは自前の何千という小型衛星で地球を囲むネット環境を作っているからあれだけの実績があるわけで、そこから準備しないと出来ないだろうし、それは今から初めても10年20年の話になると思う。

機内で地上と同程度のネット接続が出来るようになったら、同様の環境にある例えば新幹線の車内Wi-Fiとかどうするんだろうか。より有利な条件である新幹線よりも、飛行機の方が快適なWi-Fi環境を提供しているとなると、ちょっとJR各社も困るんじゃないだろうか。でも、新幹線にStarlinkというのもオーバースペックのような気がするしなぁ。私も、一時期Starlinkの自宅導入を考えていたことがあったんですが、先日購入したLexus NX350+にはWi-Fi AP機能があって、au回線で4Gの回線経由でのネットアクセスが可能なのでちょっとStarlinkへの興味が薄れてしまいました。でも、バックアップ回線は合った方が良いし、なんと言っても衛星通信なので電源さえ確保出来てこちらからアクセス出来れば、衛星が使用不能になる事はまず内だろうから、それは地上基地に左右されるWAN(docomo/au/Softbank)よりは可用性が高いことは事実。後は、万一の場合のために維持する経費に納得出来るかですよね。Lexusの場合も、1,100円/月のコストが掛かる訳ですが、これくらいならスタバのコーヒー二回分なので何とか我慢できるけれど、Starlinkだと月額6,600円+設備費掛かるとのことなので、ちょっと悩みます。自宅に引いているNTTの光回線を止めて切り替えるならペイできるけれど、光回線は光回線で高速性は必要だし。難しい。

無人バレーパーキング

佐々木俊尚氏の投稿から、自動で車を運搬するロボットを利用したシステム特許を三菱重工業が取得したというニュース。車社会のアメリカでは、車移動は日本で言う徒歩移動くらいの感覚で、ホテルを利用するときも車で乗り付けるのが殆ど。この時駐車場が必要なんですが、無料・有料で自分で駐車スペースへ止める場合と、「バレーパーキング(Valet Parking)」と言う、専門の配車スタッフに車の鍵を預けて、ホテル入口から駐車スペースへ、駐車スペースからホテル入口まで車を運んで貰うサービスの二種類があります。バレーパーキングも有料で(通常は、こっちの方が高い)、さらに車を移動してもらう度に配車係にチップを渡すのがマナー。多くの場合、バレーパーキングのスペースの方がホテル入口に近いから、自分で駐車場への出入りをする場合は、駐車スペースからホテルまでちょっとした距離を歩かないといけない場合も。さらに、一日一回位の利用ならまだしも、何度も出入りするとパレーパーキングだとチップ代も馬鹿にならない。バレーパーキングの場合は1日US$50位で、自分で駐車する場合は無料あるいは1日US$10~20位かなぁ。

車を移動させるこのロボットは、車の下に板状のボードを滑り込ませて、4箇所のタイヤを挟むように固定すると車毎持ち上げて、つまり浮かせた状態で搬送するもの。ちょっと前に、中国だったかなぁ、同じような構造の自動運搬装置の映像を見た記憶があって、その時には停車している車を搬送する方法としてちょっと「一本取られた」みたいな印象だったなぁ。何となくの記憶だけれど、違法駐車している車を移動させるツールみたいな紹介だった気がする。この自動運搬装置はフランスの企業のロボットらしいので、三菱自動車工業が取得した特許は、それらを利用して効率的に車を運搬・保管・管理するシステム部分のようですね。

私は車に関しては素人なんだけれど、このロボットがあれば例えば立体駐車場でもターンテーブル部分が不要になるから、その分設備節約できそうだし、その立体駐車場部分を並べたりあるいは物流倉庫で見る縦横に移動する二次元式の立体駐車場みたいな設備も効率的に出来そう。日本の場合、平場の駐車スペースを十分に準備出来る事は難しいだろうから、立体駐車場との組合せになると思うんですが、人の乗り降りや車搬入時の向きが限定できるから、それだけでも有利になりそう。この搬送ロボットは、車の下に入る部分の伸び縮みやタイヤの間隔等は自由度があるみたいですが、搬送するときの車重はどれくらいまで対応してるのだろうか。ハイブリッド・BEVになると、それだけで何百kgも増えるわけだから、最低でも2.5t、あるいは3t位の車重でも対応出来ないと実用性では厳しいのかな。記事の写真を見ると、一般的な乗用車のはんぶんくらいの大きさだけれど、車を保持したときのバランスとか大丈夫なんだろうか。

これ、スペースが厳しい日本の特に都心のホテルとか商用施設等では有効でしょうね。付加価値サービスとして利用できるホテルとかイベント会場みたいな場所が中心なのかな。ただ、アメリカで導入される事は無いかもなぁ。一つはバレーパーキングとしての利用料金はホテルの収入になるし、さらに配車係としてはチップ収入が無くなる訳で、それだけで反対が大きそう。一般の駐車場に使用するには、どうだろうか。例えばモールの入口に「車だまり」みたいな何代か車を置けるスペースを用意して、モール内での買い物が終わったり、一番近くの出入り口前に車をスマホアプリで呼び出しておけば、出口を出たところに自分の車が待っている、みたいなサービスは可能かも。アプリ経由だと全体の配車状態も分かるだろうから、混雑している場合には「少し時間が掛かる」みたいな表示も出来るだろうし。でもなぁ、やっぱり混雑しているときには逆に不満やストレスの元になりそうだし、TPOを考えて導入しないと厳しいだろうなあ。これ、自家用車でも、自分のアパートやマンションに駐車場がなくても、自動的に近くの駐車場に運んでくれることで車庫証明とかも取れるんだったら、車保有する人は増えるんじゃないだろうか。ライドシェアする場合でも良いだろうし。ついでに、充電までしてくれればBEV利用でも安心かも。そう言う「自動搬送サービス付きマンション」なんていうのも登場しそう。

2024年9月16日

メインカード更新 (2)

個人情報流出の懸念があるのでカード更新を強く勧めると、カード会社から言われてしまった私のメインカード。理由は不明ながらも、何度か不審なオンラインショップの購入履歴が発生していて、それは二段階承認で防いでいたので、今の所実害は無し。ただ、オンイランショップで二段階承認まで来るという事は、カード番号、利用者名、有効期限は一致しているわけで、その情報が外に流れていたら、場合に寄っては知らない間に購入されているかもしれない。毎月利用明細を確認していて、今回の経験を数ヶ月前にしてからは、頻繁にカード会社のアカウントにアクセスして確認するようにしていますし、利用したらそのお知らせが飛んでるようにもしているので、今の所不正行為は防げているんですが...

昨年このカードは有効期限を更新したばかりで、後4年は有効期限は残っているんですが、いつまでもそんな心配をしながらの利用は精神的にも負担がかかるので、もういいやと(笑)カードの更新リクエストをVpass(三井住友カードの管理アプリ)から実行しました。これで、明日の営業日からは今のカードは使用不能になり、新しいカードが届いたら設定しているアプリやサブスクにオンラインショップなどのカード登録も新しいカード情報に変更しないといけません。その中でも、毎日利用している電子マネーのiDに関しては何日も使用せずに生活は出来ないので、いったんオムニカードの三井住友マスターカードに変更しておきました。で、昨日早速その設定でコンビニで利用してみたところ、ちゃんと認識されて支払も処理されたので、取りあえず生活への影響は無さそう。

昨日は、この更新するカードに紐付けしている各種支払やサービスを列挙してみたんですが、まぁあちこち登録していて大変。私は、とにかくこういうサービスや機能は一箇所に集中させて中央管理するのが効率的と思っているのでこういう状況になっているわけですが、ある程度分散させておいた方がいいかなぁ。例えば公共料金計はVISAで、サブスク系はMasterCardでとか。カード利用を集中させて、その支払金額に応じてキックバックされるポイントとかあるんですが、勿論貰えるものは嬉しいけれど積極的にポイントを貯めたり獲得しようという気持ちは低いので分散させても良いのですが、その分カードの確認差魚が面倒になる気がするんですよねぇ。サービス会社の冠が付いた「○○カード」みたいな感じで、サービス毎にカードを作成して利用すれば、その分ポイントも有利になるし、万一の場合にはそのカード岳更新になるから被害程度も小さくなるけど、それでカードの枚数が10枚とかになるのも面倒だし。

今回の情報漏洩の原因はまだ不明なんですが、少し心当たりのあるのが。海外で利用する某アプリの支払手段として登録していたことで、何となくここから漏れた気がするんですよね。実は、以前はそういう海外で利用するアプリ等に登録するカードは、国内での使用頻度が少ないMasterCardにして、メインカードのVISAは使用していなかったんですが、何となくそういう棲み分けが曖昧になり、偶々登録してしまったらタイミング悪く漏洩してしまったみたいな感じかなぁ。そうそう、カードの切替方法を幾つか確認して見たんですが、いったんカード払いにしておくと多分有効期限更新のこともあるんでしょうね、ざっと調べた限りではオンラインで出来るみたい。ただその為には「お客様番号」とか「契約番号」みたいな利用者特定出来る情報が必要で、仕舞い込んでいる過去の郵便物とか書類を新しいカードが届くまでに準備して確認しておかないと。 

見ると聞くとは大違い

佐々木俊尚氏のVoicyから、ネットだけ見ていると日本社会はとてつもなく酷い社会のように見えるけれど、実際はそうでは無いという話。これ、企業の「お客様相談室」とか「クレーム処理」みたいな経験があると良く分かるけれど、こういう所に連絡がくる時の内容は、多分90%以上は「苦情」「言いがかり」「問題指摘(※実際にはその人の感想や勝手に思い込みが多い)」等等で、「こんな良い事があった」とか「こういう機能を次は入れて欲しい」みたいな、前向きな問合せや連絡は殆ど無い。それと同じ事がネットでも起こっていて、かつネットの特性上直ぐに拡散されて増幅されて更なるハレーションを起こしているのが、今のネットも含めた社会構造だと思う。

何かあったときに、それに対してのクレームをしたいのであれば、その企業なり責任者なりに言えば良いだけで、それを全く関係無いネット空間に発散しても何も解決しない。その人の気持ちは多少は晴れるかもしれないし、偶々その企業や責任者の目に留まり何らかの対策や対応が取られることも有るかもしれないけれど、それは偶然そうなるだけで本来の仕組みでは無い以上は、最初にネットで発散している人の自己満足でしかない。そう言う意味では、 今の世の中は昔よりもそういう不愉快な場面や不愉快な体験に遭遇しやすい環境である事も事実なんでしょうね。

で、やっぱりそう言う事って誰にとっても不愉快だし、出来れば遭遇したくないわけで、そのための最善策は「そういう場所に近づかない」という事に尽きると思う。「じゃぁ、ネットを止めろというのか」と入れるかもしれないけれど、ネットの中でもそう言う話題とか相手とは距離を置くことは出来るし、ネットならばそのまま流せば良いわけですからね。実社会だと、目が合っただけで絡まれることもあり得るけれど、ネットなら自分のTLにそういう書込が表示されてもスクロールすれば終わり。自分にとって必要な環境や条件になるように、ある程度整理整頓しておけば、殆ど不愉快な情報は遠ざかるし、仮に何かの弾みで目に入っても「はいはい、ご苦労様です」と流せば良いだけですからね。実社会でも、そう言う怪しい場所には近づかない、怪しい人とは目線を合わさない関わらないというのが最低限のルールだと思うし。

ただ、そういう判断をしていると、本当に必要な情報を逃したり必要な場面で支援できずに終わってしまい後悔することも可能性としてはあるんですよね。言い方が難しいけれど、そう言うものを100%避けるのではなく、何となく目の片隅に入る程度には認識していて、いつもならばそのまま流して無視するのだけれど、「あっ」と言うときには視線を動かして自分の中心にもってくるような事も必要かもしれない。そのためには、良い経験・悪い経験・不愉快な経験もある程度していないと、その判断基準も定まらないし、切り替えるフットワークというか何をどうするという手段の選択も出来ないだろうし難しいですよね。先の企業の問合せの例では無いけれど、佐々木氏も言われているように悪い事は100倍、1,000倍、10,000倍大きく多く見えるけれど、良い事は逆に1/100、1/1,000、1/10,000にしか見えないし遭遇しないと考えて行動すれば、普通に自分にとって気持ちの良い快適な社会は実は以前か周りに存在していたと気がつくかも。一種の鈍感力というのは重要だと思う。私も若い頃はどちらかと言うと瞬間湯沸かし器系だったし、何かあれば一言言わないと済まない性格だったので、味方もいたけれど敵も多い感じだったけれど、30代後半位からだんだんとそんな自分に疲れてきて、一回何もしないような状態になったら案外それが楽に感じて、以来ある意味冷めた目線なのかもしれないけれど、何かあったらぼーっとするようにしています。それが、時々発作的に行う弾丸トラベルにも繋がるし、とにかく環境を変えてみて何もしないことって、自分にとっては効果的なリフレッシュになっている気がします。

見た目も大事

地方遊説が始まった自民党の候補者達。今回は地元選出議員の上川外務大臣が出馬していて、個人的にはやはり地元からの代表として、また最近色々言われてる「女性の活躍」みたいな意味もでも総裁選挙で当選することを祈っているのだけれど、遊説の様子を見ていると、あるいは先の出馬会見とか見ていると、予想外に押しが弱いというかインパクトに欠けるなぁというのがちょっと個人的には残念。

一番気になるのは、スピーチをしている時に微妙に噛むというか言い間違いというか、そこで石につまずいたような部分が時々出るんですよね。昔のレコードが途中で針飛びするような感じというか。岸田総理も、そんな感じの部分がスピーチの中で散見されていて、あれが凄く個人的には気になるのだけれど、その部分は似ている気がする。そのため、そこで一旦聞いている内容が途切れるというか少し曲がる感じがして、何となく其れ以前の話の信用度が下がる気がするんですよね。 勿論、弁舌爽やかだから信頼出来るというわけではないけれど(そっちの方が怪しい?)、やはり言葉というのは重要だと思うんですよね。

もう一つは、多分彼女のグループが考えたであろう「新しい景色」というキーワードのインパクトが弱いというか、イメージが分からないですよね。その新た強い景色を一部でも具体的に見せるのが、彼女の仕事でありこのタイミングで一番重要な事柄だと思うんだけれど。安倍元総理が「美しい国」というスローガンを出したときに、その意味とか目的で色々批判や非難も出たけれど、それに似た感じがします。確かに言葉としては美しいしシンプルで良いけれど、何が新しいのか、どういう景色なのか、そこをしっかり訴求しないと支持は集まらないと思う。例えば、自身も女性初の宰相を目指すと行っているのだから「女性の活躍支援」とか「子育て支援の完全支援」とか、そういう言い方は有りだと思うんですよね。あれだけ男性中心社会に批判が集まって居たのだから、女性登用に関しては言っても良いと思う。一方で、いろいろなアンケートとか見ると、やはり女性の気持ちとしては別に仕事で男の上に立ちたいとか、そう言う出世欲を持っている人達ばかりでもないことも事実で、しっかりと家庭を守りたいとか子育てを充実させたいとか、そういう意識は男性よりも高いと思うんですよね。別に女性の社会進出だけでなく、家庭活動充実と言う事を言っても良いんじゃ無いだろうか。そういう部分は、同じ女性候補の高市氏との差別化にもなる気がします。

その高市氏との待避という意味では、高市氏のイメージはどんどん前に出てくるオフェンスタイプの印象があるので、上川氏はその年齢も含めてドッシリと構えて一歩も譲らないみたいなディフェンスタイプの演出をしたらどうだろうか。そのためには、例えばスピーチするにもして少しゆっくり目に離しつつ、「間」をいかに上手く挿入して相手に考えさせるみたいな会話術みたいなものがもっと欲しい気がします。昔風に言えば「肝っ玉母さん」(古い)みたいな安定感というのがだせれば、彼女の武器になる気がするんですけどね。状況はかなり厳しい気がするけれど、当初の9候補のうちの8番目9番目みたいな位置から、今はまん中よりは少し上くらいまで認知度というか人気も含めて上がってきたんじゃ無いだろうか。最初のゴールは、決戦投票に残ることで、仮に残ることが出来れば他の二候補と比較して清廉さとか新規さ(女性宰相)みたいな感じで選挙に効果的と判断されて議員票も集まる気がするんだけれど。最初の勝負は党員票の確保だろうから、これからどれだけ知名度と信頼感がアップ出来るか、まだまだ厳しい勝負だと思う。

2024年9月15日

メインカード更新

メインカードである、三井住友VISAカードから「重要なお知らせ」と印刷された封筒が郵送されてきました。何だろうと思ったら、私の所有しているカードの情報が流出している懸念があるので、新しいカード(新しいカード番号)への切替を勧める連絡でした。実は少し前から、自分では利用していないオンライン決済のために、その認証コード入力を求めるメールが何度か飛んできたことがあり、私も「もしかして」と懸念を持っていました。多分それ以外にも、こちらには分からない不正利用をしようとした形跡が蓄積していたんでしょうね。 

カードの変更手続き自体は、オンラインで直ぐに可能なんですが、問題はそのカード到着まで一週間から10日位かかるということと、カード番号が変わるからそれに紐付けしている各種支払やサービスの設定変更も必要ということ。私の場合、今回のカードがメインカードという事もあり、その変更作業が大変。ざっと上げてみると、

  1. iD (電子マネー) : 毎日利用しているのでいったん別カードへ付け替え必要
  2. Suica (電子マネー) : 実質新幹線利用時にしか使用しておらず、次の利用予定は今月末なので新カードが届いたら変更
    1. JR東日本
    2. JR東海 (EX予約)
  3. 公共料金 : 書類ベース
    1. ガス : 月初めで今月分は支払い済みなので変更後で間に合いそう
    2. 水道 : 2ヶ月に一回で次は10月なので変更後で間に合いそう
    3. 電気 : 今月の支払いが数日後なので、一回分は支払不能のため直接振込で対応かなぁ
    4. ケーブルTV : ここはたしか書類で更新だったきがするなぁ...
  4. 電話料金
    1. 固定電話 (NTT西日本) : 2ヶ月に一回なので次は10月なので変更は間に合いそう
    2. スマホ (docomo) : 丁度引落が発生したところなので間に合いそう
  5. インターネット
    1. 光回線 (NTT西日本) : 2ヶ月に一回で次は10月なので変更は間に合いそう
    2. ISP (ぷらら) : 2ヶ月に一回なので次は10月なので変更は間に合いそう
  6. サブスク関係
    1. Amazon (Prime) : 年間契約で次は来年3月なので変更後で間に合う 
    2. Google : 月末なので変更は間に合いそう
    3. Adobe : 毎月下旬なので変更は間に合いそう
    4. ATOK : 月初めなので変更は間に合いそう
  7. その他アプリ設定
    1. スターバックス : 多めにチャージしておいて、新カードが来たら切替
    2. Apple Pay/Google Pay : 取りあえず別カードに一度待避しておく
    3. TicketMaster等 : 取りあえず次に使うときまで放置
という感じ。この中で、まん中の公共料金、電話、インターネットは多分書類が必要なのかなぁ。書類入手の手続きを先にしないといけないな。オンラインで変更可能なそれ以外のサービスは、取りあえず別カード(多分三井住本MasterCard)にして置かないと、特に電子マネー系はほぼ毎日のように利用するから困ります。買物に関しては、最悪クレジットカード利用で、Contaclessも利用できるから良いけれど、いずれにしても短期間に一度変えてまたメインカードが届いたらそちらに紐付けを変更するのは面倒だなぁ。

カード会社からの連絡に寄れば、現在のカードは変更申請後翌営業日から使えなくなるとのことなので、仮に今日変更手続きをしたら、17日火曜日から使用出来なくなり、次のカードが届くのは来週前半位だろうか。100%トラブルなく移行出来るかどうか分からないけれど、何となくざっくりとした確認では今変更しておけば、一番被害が少なくて済みそうだし、不正利用されるリスクも、早く変更する方が低くなるわけですからね。しかし、面倒だなぁ... こういう手続きって、オンラインで一瞬で出来るようにならないだろうか。例えばマイナンバーカードを絡めて、そこで認証したら直ぐに変更してくれる、とか。まぁ、暫くは我慢するかしないですね。しかし、このカード、去年有効期限の更新をしたばかりなのになあ...

混雑新幹線

土曜日の朝、都内から新幹線で帰宅したのですが、自由席は言うまでも無く指定席も満席。何なんだろうと思ったら、そうか三連休の初日だとその時に気がつきました(鈍感)。でも、朝の9:00頃の岡山行き浜松停車のひかり号なのに、満員状態という事は、のぞみ号はもっと混雑しているんだろうか。この日は、少し前8時頃に、上りののぞみ200号が小田原駅へ緊急停車して、病人を緊急搬送したということで、こののぞみ号が30分以上遅延。それに影響されて前後の新幹線も影響したのですが、私が乗車したひかり号は1~2分位の後れで品川駅に停車して、途中の三島駅停車時には定時に戻っていました。凄いな、新幹線の運転手さんは。

連休での混雑には驚きましたが、それ以上にビックリしたのが品川駅の工事の様子。宿泊したホテルからホテルのシャトルバスで品川駅まで移動しましたが、 品川駅の高輪側の工事がかなり進んでいて、JRの駅舎部分は勿論、京急の駅舎も一部解体されたりしていて、JR品川駅から東京側に100m位かなぁ、ずっと養生の壁が歩道に張り出していました。以前は、駅入り口前のタクシー乗り場に降ろしてくれましたが、その辺りは完全に工事区域で入れないので、駅前の柘榴坂を下って駅前の第一京浜に出ると左折。そのまま結構先まで行くので「あれ、Uタンして戻るのかな」と思ったら、プリンスさくらホテルから降りてくる、さくら坂を越えたところでやっとバスが止まり下車出来ました。直ぐ横の横断ほどを渡り(この辺りまで工事しているのだから、新しいJR品川駅はこれだけ大きくなるんですね。確かこちらにもe-cuteが出来るプランジャなかったかな)反対側に出て、そこからテクテクと養生された道を駅に戻りました。徒歩10分とは言わないけれど、バスを降りてから5分以上は歩くから荷物とかあったらさらに大変かも。新幹線の発車時刻まで余裕があったので今回は問題有りませんでしたが、今後は注意しないと。しかし、暫く来なかったこともあるし、いつもは駅構内を移動するだけなので全く知りませんでしたが、高輪口の半分以上が工事で潰れていて、京急の改札も半分位塞がって臨時の自動改札機が出来ていて、階段も臨時の鉄階段に変わっていたし。上がったところのJRの改札も一部閉鎖されていて、横に自動改札機が設置されていたり、ちょっとした浦島太郎状態です。

考えてみたら、JR品川駅のこちらの部分はJR東日本の持ち物だから、これからe-cuteを中心にかなり賑やかになりそう。となると、反対側のJR東海持ち物である新幹線の品川駅との差がますます大きくなるなぁ。新幹線の品川駅利用で一番困るのが、いったん改札を通過してしまうと、中の売店数が凄く少ない事。後トイレの数も足りないと思う。コロナの影響で閉店した売店も何軒かあり、ますます新幹線を利用するとお弁当難民になりそうです。駅そばのお店で、一つの店舗で調理場を境にして、外側(駅構外)と内側(駅構内)の利用が一緒に出来るような構造のお店がありますが(確か秋葉原駅にあったかな)、ああいう感じでJR東日本の東京側にe-cuteが出来たら、その一番新幹線側の店舗は、JR東日本側とJR東海側左右に両方販売窓口を作る「二刀流」的デザインにしてくれないだろうか(笑)。今はまだ良いんですよ、東京駅からの最初の停車駅という扱いだから。でも、リニア新幹線が開業したら、これまで以上の乗客が利用するはずだし、そうなると今の状況のままでは顧客満足度は最低じゃないだろうか。JR東日本との関係もあるから、もう水平方向への拡張は出来ないだろうから、もしかしたらリニア新幹線の品川駅が地下に出来たら、その間に物販のフロアーとか設けるんだろうか。イメージとしては、東京駅構内の地下部分の店舗みたいな感じで。地下鉄南北線が、白金高輪駅から延伸してくる計画があるから、それと繋がるようにすれば地下に販売フロアーを作る意味も効果もあるだろうし。そうそう、駅前にあった昔のLe Meridien Grand Pacific Tokyo、その後のホテルパシフィック、シナガワグースが機齢に解体されていて更地になっていて、これもビックリ。あの辺りがどの様に再開発されるのかなぁ...

混雑する新幹線で1時間余り。浜松駅に到着しましたが、浜松駅も今は下り用ホームは工事をしていて東京寄りから中央付近くらいまでずっと養生の壁が続いています。熱い中、浜松で降りる人も多いけれど、ここから乗り込む人も多くて、連休中、秋のシルバーウィークかと改めて感じました。「秋」と言いつつも、この日も気温は35度越えになりそうで、もうクーラーの無い場所には居たくない。真面目な話、年齢もあるから昼間は外仕事が出来ないので、庭の雑草は増えるままだし、片付けものだってそのまま放置されたまま。かといって室内の片付けをしようにも、窓を開けても暑い、締めてもクーラーが追いつかず暑い場所が多くて、こちらも作業に制限が掛かります。今週の三連休に続いて、来週も三連休になるんですが、来週はもう少し過ごしやすくなって欲しいです。

2024年9月14日

都心の森

先の都知事選挙以降、あれだけ騒いでいた「神宮の森」騒動はパタッと消えて、あれだけ大きな争点だと騒いだ人たちからは、その後の発信が無い状態。一方で、其れ以前から都から要請されていた、保全計画に関して事業者側が修正計画を提出して、多分この新案で神宮周辺の再開発は進むのでしょうね。で、素朴な疑問として、 あれだけ騒いでいた人たちは何がしたかったのということ。

一方で、台風10号の影響と思われますが、立木が倒れる事案が複数発生し、中にはその倒木に挟まれて亡くなる人も。うちも、多分樹齢100年は越えるような木があるんですが(自分が子供の頃にかなり太い木だったから)、それがここ数年害虫にやられて、枝刈りしたり薬剤注入したりと手を打ったけれど、残念ながら完全に枯れてしまいました。枝刈りなどしていたので、元々はかなり大きなこんもりした木は、最後の方ではかなり細身になってしまったけれど、結局そういう手当や剪定を毎年毎年続け行き、場合によっては木そのものを伐採する事も必要なんですよね。台風10号の強風で、屋久島の弥生の屋久杉が倒れたけれど、何百年なんていう寿命の木は、流石にもう限界だと思う。

本来原野だったり森林だった場所に人間が入り、生活のために伐採したり整地したりして元々の植栽を整理し、その上で自分達の生活に有利なように植林したり整備したのが、今の都心だったり町並みの多くの部分だと思います。神宮の森も、今回の騒動で知りましたが、100年前に現在のような都心の中の森にする事を想定して、それこそシミュレーションみたいなことをして準備された物。そう言う意味では、100年後の今は一つのゴールではあるけれど、今度は次の100年に向けて今の森をどの様に残してどの様に整理してどの様に変化させていくか考えなきゃいけないはず。その大切な機会が今回の神宮外苑再開発ともいえるのでは。

結局は、彼らだって結論は分かっているんだろうなぁ。でも、何かの機会に注目を集めることで、自分達の行動自体が認知されることでの満足感、あるいは実績作りみたいなこととして活動しているんじゃ無いかなぁ。そうで無ければ、選挙に関係無く熱心に活動をして広報もするだろうし、仮にその改修が完了した後でも、そこからの変更に対しての意見を出し続けはずだし。本当に必要ならばそう言う事じゃないかなぁ。案外今回の修正案に関しては、自分達が声を上げたから被害は最少化された、みたいな「勝手な実績作り」に利用されるんじゃ無いだろうか。そう言うこう言って、間接的に自然に対しての冒涜とも言える気がする。

Sheraton MIyako Hotel Tokyo

久し振りの国内Sheraton滞在は、BONVOY系4滞在目(5泊目+1泊目)となる白金台のシェラトン都ホテル東京。2月に横浜シェラトンに宿泊して、めでたくLifetime Platinumに到達していらいの、国内BONVOY系ホテル利用になります。ちょっと買い物があったので、新幹線は久しぶりに東京まで乗り、大丸で買い物を済ませてから、山手線で目黒まで移動。ここで、15分間隔で運行しているホテルシャトルを待ちます。00/15/30/45と発車しているんですが、駅から出たときは17分位でほぼ15分位駅前で待つことに。都ホテルも2年振りの利用なので、目黒駅に降りるのも2年振りですが、駅前ロータリーに隣接していた雑居ビルが取り壊されて新しいビルを建てようとしていてビックリ。あと、この駅前って、いつ来てもビル風なのか強風が右から左に吹いている気がします。

予定の30分から少し遅れてシャトルバスが到着。私も含めて6人位が乗り込みホテルへ移動しました。ホテルに到着したのが14:40位で、まだ部屋の用意が出来ていないという事で、2Fのラウンジでそれまで待つことに。丁度15:00位にスタッフの人がカードキーを持ってきてくれて、有り害事に部屋は同じフロアーの2Fのラウンジ近くの部屋でした。

部屋に入って荷物をアンパッキングして、この後夜の用事のために外出します。その後、22時頃に戻ってきて、まずはルームサービスで夜食というか夕食とアルコールを調達。その後いろいろ整理等をして休みました。翌日は早めに出る必要があるので、朝一でラウンジへ行き軽く朝食を頂き、08:30にはチェックアウト。08:40に品川行きのシャトルがあるので、それで品川駅へ移動して、ひかり号で浜松に戻りました。

今回は、クイーンの部屋をポイント利用しましたが、キングの部屋へアップグレードしてもらい、広々利用することが出来ました。2年振りなので以前の様子は余り覚えていないけれど、部屋の設備はリノベしてある雰囲気で、一番ありがたいのはアメニティ関係が昔とそんなに変わらずちゃんと揃っていること。流石に、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはボトルに入った補充タイプのものですが、それ以外はそんなに昔と変わらず安心できます。あと、冷蔵庫にちゃんとビールやハイボールなど飲み物が入れられていて、価格もそんなに変わらないという点もポイント高いですね。想像ですが、近くにコンビニとかないからそれなりに需要はあるんだろうなぁ。ホテルから少し距離はあるけれど、南北線・三田線の白金台駅/白金高輪駅にも近いし、シャトルバスを上手く利用すれば目黒駅を利用できるから、そんなにアクセスは悪くない感じです。ただ、目黒駅からホテルへのシャトルバス最終が22:00なので、これはもう少し遅くまで運行して欲しい気はします。

2024年9月13日

発電菌

 「発電菌」なんていうものが居るんですね。やはり自然は偉大だなぁ... 有機物を分解する際に電子を放出する菌を集めて、その僅かな発電された電気を蓄電して、センシングとかモニター作業などに利用しようというもの。350立方センチの電池(単純計算で7cm×7cm×7cm位か)から、1時間当たり10μW、1.8vの電気を取り出せるらしい。

記事の写真を見ると、土が入っている入れ物から電線が出ていて、その電線の先を計測すると1.842Vとか表示されているのは不思議な光景ですよね。これ、直列接続とかは流石に出来ないだろうなぁ。でも、この発電された電力をバッテリーに充電しておいて、そこでDC-DCコンバーターで変換すれば良いだけの話し。それよりも、こう言う簡単な、いってみれば入れ物に土を入れて埋めておくだけなんだから、コストも安いだろうし設置も簡単。発電量が少ないのは量でカバーして、後は蓄電した電力を効率良く効果的に利用出来るユースケースを考えたら、本当に電気の供給に関しては心配入らない遠隔地のモニターシステムが出来そう。

農業にもどんどんネットワークやデジタルが適用されていて、今では遠隔地モニターとかリモート操作なんて言うのも普通に導入されていて、それによって効率的に大規模な農業経営も出来るようになってきています。日本の農業は、色々問題点を指摘されているけれど、一番の問題は多くが個人経営の農家で、効率化されていないことが問題だと思う。さらに、組織だけ企業体にしてもだめで、農地に関しても細かな土地を纏めて一つの大きな土地に集約して、実際の作業効率ももっと向上させる必要があると思う。

その上で、モニターとかセンシングのようなデジタル機器にはこういう安価で常時利用可能なものを利用し、カメラ撮影とかドローンとかアームで何か作業するようなものには、太陽光発電など寄り発電量の大きな技術を利用するような、TPOに応じた棲み分けをしてやれば、全体の導入コストも下がるだろうし、それぞれの技術も意味を持ってくるんじゃないだろうか。こう言う事って、TOKIOのDASH村とか、所さんの科学の里とかで実証実験をやってみてくれないかなぁ。発電量などでは及ばないけれど、太陽光発電は太陽光パネルの製造過程で大きな環境負荷を追わせるし、風力発電だって鳥類への被害や巨大な設備は人間にも影響する。地熱発電とか、その他自然エネルギーの発電手法は、太陽光発電以外は結局は発電機を回す動力を売ることが目的で、実際に自然から発電をしているわけじゃ無い。でもこの発電菌なら本当の意味での「自然エネルギー」だし「再生可能エネルギー」だし、本当に自然の中から取りだしたエネルギーと言えると思うけど。

マイナ免許証

マイナ保険証に続いて、来年3月から「マイナンバーカード免許証」が導入されるという記事。 まだまだ足りないけれど、こうやって一つ一つでも統合されて利便性が高まることは歓迎したいし、本当ならばもっと色々なことが出来るはずなんですよね。ある意味、「宝の持ち腐れ」状態なのが、今のマイナンバーカードだと思う。

実は運転免許証は今年更新したのですが、マイナカードは来年更新予定なので、どうせなら一緒に更新出来るようにしてくれたら嬉しいのだけれど。ただ、海外で運転するときに国内免許証が必要な場所もあると言う事なので、マイナ免許証にしても結局は両方持参しないといけないのかな。マイナカードをスマホに取り入れたら、スマホだけで運転出来るようになるのかな。それはそれで、国内で運転する場合には便利かも。財布もスマホで済みますしね。

気になるのは、マイナ免許証と既存免許証両方保有する場合は、更新するときにはそれぞれの更新料を払う必要があるのだろうか。自分の場合は、仮に運転するとしてもアメリカくらいしか候補はないから、アメリカで不要ならば運転免許証は残さなくても良いけれど。でも、昔確かHertzで車を借りるときには、国際免許証とともに国内免許証も提出してコピー取られていたけどなぁ。まぁレンタカー会社の方もそれなりに対応するだろうけど。

次に統合される免許は何だろうか。私の場合はアマチュア無線の免許があるから、「無線従事者免許証」はマイナカードに統合してくれないだろうか。それ以外の、色々な免許や資格証明書なんかも、マイナカードに統合して更新とか変更手続きなんかもオンラインで簡単にできるようになってくれたら嬉しい。後は、パスポートも統合出来たら、本当にスマホ一つで海外旅行なんて言うのも実現するのになぁ。今は顔認証システムでかなり楽になったけれど、いちいち写真が登録されているページを開くって、ちょっと面倒じゃないですか。それをマイナカードのタップ一つで処理出来たら、それは便利だと思うけれど。まぁ、そこまではまだまだ先かな。

搭乗プロセス


JALと東工大の共同研究で、飛行機に搭乗するときにより効率的に乗客が搭乗できるように工夫したという記事。JALだと、A350やB787等、機内の通路が二列ある「ワイドボディ機」に搭乗する場合、前方の入口(L1)は奧の右手通路沿いの座席の乗客用にして、その後ろの入口(L2)からは手前側の左側通路沿いの座席の乗客用にするというもの。その上で、サポートが必要な事前改札、上級会員などの優先搭乗は実行した上で、普通席の乗客はそれぞれの座席位置に応じて、A~Eは左通路(L2)、F~Kは右通路(L1)から搭乗する事で、90秒位の短縮が出来るという話らしい。 実際にはさらに細かくて、普通席の乗客は、まずは左右の窓際席の乗客が搭乗し、その後通路側まん中の席の乗客が入るという事もやるらしい。

でも不思議に思ったのは、この場合PBB(ボーディングブリッジ)は、最後まで二箇所接続したままなんだろうか。ANAの場合、最初はL1/L2二箇所PBBを接続して、L1側は上級クラス、L2側は普通席で搭乗するけれど、その後L2側は先にクローズして、後はL1側からのみ搭乗してくる様にしています。多分JALも今は同様だと思うんですが、ある程度普通席が埋まったらL2は先に閉じるんだろうか。

私は、そんなことよりも、機内持ち込みの手荷物のサイズと個数を厳密に適用した方が、もっと効率良く搭乗出来ると思うけどなぁ。大きな荷物を持ち込んで、通路移動途中で止まってしまったり、それを頭上にの荷物入れに入れるのに時間が掛かったり、そのために後ろから入ってきている人の移動が止まったり、あれを厳密に適用してスムースに荷物入れに入れられる、座席下に入れられて通路を塞がないようにすれば、もっとスムースに搭乗プロセスが進むと思うなぁ。勿論、自分が見た範囲では、F~K席の人がA~E側の通路に入り、そこで行ったり来たりして搭乗する待ち行列が止まることも結構有るので、こういうPBBの入口と内部の通路が1-1で対応している方が望ましいと思います。ただ、どこで切り離すかというのは判断が難しいと思うけどなあ。

後は、登場予定者がちゃんと搭乗開始時刻までゲート前にどれだけ集まって居るかも重要でしょうね。乗り継ぎなどでギリギリになる場合は仕方ないけれど、絶対何人かは後からゆっくり機内に入ってきたりして、正直ちょっとむかっとするときも(笑)。せめて、嘘でもいいから遅れそうだから走ってきましたゼイゼイハァハァ、みたいな感じなら「まぁ仕方ない」と許せるけれど(マテ)。将来的に、スマホのアプリでの搭乗券を標準にして、登場時刻と空港内の位置情報を付き合わせて、「そろそろ搭乗口に移動してください」とか「このままではノーショーになります」とか警告やガイドをプッシュ通信で表示出来るようにするとか、その乗客の位置情報を空港のGSのタブレットに表示させて、直ぐに見つけられるようにするとか。かなりプライバシーとの戦いになりそうな気もするけれど、手荷物と時間のルーズさが一番の課題じゃないだろうか。

2024年9月12日

三つ折りスマホ

世間的には、iPhone 16の発表に沸いているけれど、こういう変態的製品(賞賛)はもっと注目されて良いんじゃ無い(笑)。中国Huaweiが発表した「三つ折りスマホ」。 

折り畳めば通常のスマホサイズ(6.4インチ)、展開すれば10.2インチサイズのタブレット状になり、その中間の二つ折り状態(7.9インチ)でも使用可能という変態変体スマホ。26個の精密噛むや高強度金属でヒンジを作ってあると説明されているけれど、いゃぁ大変そう。個人的には、二つ折りスマホですらまだあんまり見たことがなくて、どの程度のメリット・デメリットがあるか良く分からないんですが、確かに携帯性と大画面の利便性を共存させるには良いアイデア。ただ、自分個人の教訓としてこういうギミックで成功した記憶が無いんですよね。勿論、どんどん精密加工技術は進んでいるし、素材としても新しいものが登場しているので、昔の記憶のような使い方をしても今は問題無いのだろうけど、どうしても昔の経験が邪魔をしてしまうのは老害なのか(笑)。

ちょっと凄いと思うのは、重さの298gはまぁ仕方ないとして、折り畳んだときの厚さが12.8mmと言うこと。私の使用しているiPhone 15 Proは、重さが187gで厚さは8.3mmだから、重さも厚さも1.5倍位ですから、展開したときのメリットをどれだけ感じるかでそんなに悪くないサイズのように思います。なんせ展開したら、厚さは3.6mm(カメラ部分は4.8mm)と、iPhone 15 Proの半分位の厚みなわけで、どう言う風に部品分散しているんだろうか。いずれにしても、かなりメカデザインとしては頑張った(=大変だった)ことは良く理解出来ますよねぇ。

最大の問題は、価格。最低でも40万円って、いゃそれはないだろう(笑)。iPhoneの20万円近い価格も問題なのに、その倍払うメリットがあるかと言われたら、"?"マークが100個位並びそう。今朝の番組で、高機能低価格が売り物の中国小米科技(Xiaomi)が日本で売上げを450%位伸ばしてGoogleに迫る勢いと伝えていたけれど、やはり5~6万円位の価格帯が上限かなぁ。それに同額くらいの御布施を積めばApple教に入信できるわけです(マテ)。今のiPhone 15 Proの更新は来年なので、こちらは変えるつもりは無いのですが、Pixel 6はそろそろ更新したくて、Pixel 9にするのが今一番ありそうな状況。これから暫く色々悩みそう。

上川法相、立候補

地元静岡一区選出の上川陽子外務大臣が、何とか推薦人確保にこぎ着け最後の自民党総裁選立候補者に滑り込み。 野田氏と斎藤氏は立候補を断念して、これで立候補者は9名となり総裁の席を競うことに。昨日午後に立候補の会見をして、夕方のローカルニュースでは、各局がインタピューを流していて地元では「初の女性総理に」とちょっとした騒ぎに。

立候補した9名の顔ぶれを見ると、政治家としての実績は法務大臣、外務大臣という重要閣僚を経験しているから問題無いと思うけれど、やはり知名度が低いことが課題。多分一度では決まらないだろうから、まずは上位二人に残って、決戦投票に持ち込むことが最大の課題だけれど、そのためには党員票をどれだけ集められるかですよねぇ。集めやすそうな「女性票」で高市氏を上まわる票数を確保するのはなかなか大変だと思う。それでも候補者数が多い分、票はある程度分散すると思うので、そんなに分が悪い話しでは無いと思う。

出馬会見や政策会見を聞いていると、現在の政策に反する公約を述べている現役閣僚候補とかいて、いゃそれならいまやれよというネットのツッコミは正しいと思う。独裁政権じゃないのだから、一度決めたことの継続性は大事だと思う反面、やはり全ての政策が正しいわけではないので、振り返りも大事だと思うんですよね。その時に「掌返し」みたいな感じだと、じゃあなんで決定したんだよと言う話になるわけで、その辺りの言い方・理由付けはしっかり説明して欲しいですよね。例えばマイナンバーカードの保険証適用は12月から始まるのに、今「立ち止まって考える」みたいな事を言っているのは、単なる迎合だと思うし、そこは「弱者支援はしっかり進める」くらいの言い方をしないと拙いと思うけど。

知名度が低いことが課題だった上川氏は、最後の立候補者という形で結構今朝の全国ニュースでも取り上げられていて、それなりに結果オーライじゃないかという気もします。まずは同じ女性候補の高市氏との争いになるんだろうけど、良くも悪くも激しい物言いや行動の高市氏に対して、立候補車中最年長という部分を最大限に利用して「落ち着いた雰囲気」みたいなものを醸し出せたら、案外行けるような気がします。後は、女性目線、母親目線の政策・公約で、どこまで支持を獲得出来るかでしょうね。総裁=総理でもあるから、外交とか安全保障とか国際的な話も重要で彼女は外相でもあるから当然意識すると思うけれど、今回は国内のしかも自民党党員という限定した範囲の人が有権者で、正直そういう部分に重きを置く人は少ないと思うなぁ。やはり経済の復活とか日々の生活の安心感をもたらしてくれる人が、一番欲している人だと思う。そう言う落ち着いた安心感みたいなものが好感触を獲得出来る武器になるんじゃないかと。で、決戦投票で「上川 vs ○○」みたいな、男女対決の構図になったら、やはり選挙でのインパクトを考えて「初の女性総理」というのは大きいと思うんですよね。そこで、議員票が彼女に流れる、と言うのが一番可能性がありそうな、でもまだまだ実現性は未知数の筋書きだと思う。法相時代に死刑執行にサインをしたり、外交でも結構安倍元総理みたいな雰囲気も感じるし、案外安心感と実力を兼ね備えた良い候補じゃ無いかと思います。

スタバ2号店

昨日、いつも行っているイオンモール内にあるスタバへ行き、いつもの様にコーヒーを購入したところ、顔馴染みの店員さんが「今日から2Fに2号店がオープンしたんです。フルーツのドリンクとか、限定の商品があるので人気みたいです。」と言われてビックリ。 いゃいゃ、そんな話全然知りませんでした。場所は2Fの未来屋書店の横との事で、帰り際にちょっと覗いてみました。

2Fの奧の結構広いスペースを、未来屋書店が数年前のリニューアルの時に入り、入口横にカフェスペースを併設していました。ただ、まだコロナ禍の影響がある時で、しかも最近は書店離れという事もあり、正直なところ来客数はそんなに多くなく、従ってそのカフェスペースも自分が見ていた範囲では閑古鳥が鳴いていた状態。そのうちに閉店してしまい、さらに数ヶ月位前かな、その場所と隣接している書店部分の結構な範囲が養生で囲われていて、どうするんだろうと思っていたら、なんとスタバのモール2号店が昨日開店したと言う事らしい。

元々あった1Fのスタバは、カウンターが8席位にテーブル席が10卓くらいとソファー席が1箇所の、どちらかと言えばこぢんまりした店舗で、持ち帰りが主となる店舗だと思います。今回の2号店は、数までは数えなかったけれど、結構広いスペースを確保しているので、あそこがテーブル席ならば20卓位は取れるんじゃないだろうか。2Fには以前からタリーズが入っていて、これまでは1Fのスタバ、2Fのタリーズみたいな棲み分けがあったように感じますが、スタバが2Fにまで進出してコーヒー戦争が始まるかも(マテ)。

今回スタバ2号店が開店した場所は、"L"字の形をしたイオンモール浜松市野の南の端("L"字の右端)辺りになるんですが、ちょっと導線としては人出がそんなに多い場所ではなかったように思います。そこに一つキーテナントが入ったので、このエリアの出店店舗の皆さんもラッキーみたいな感じじゃないだろうか。自分の今の利用形態だと、実はあまり2Fに上がることは無いんですよね。殆ど1Fに利用する店舗が固まっていて、たまにフードコートを利用する時に2Fに上がる程度。未来屋書店も、自分が欲しい分野・種類の本が少なくて、本を購入することは殆ど無く、その中に入っている文房具コーナーで文房具や祝儀・不祝儀袋とか購入するくらい。そんな感じなので、これからもメインは1Fの店舗が続きそうだけれど、今度書店に行く用事が出来たら2号店に寄ってみよう。

2024年9月11日

(UA) NRT - HNL (11) - まとめの備忘録

今回も次の旅行に備えて、色々振り返りを兼ねた備忘録を最後にまとめておきます。

  1. A380 1号機 vs 3号機
    前回は、往路は羽田発のB787で、復路は成田行きのA380という組合せでしたが、今回は成田発着のA380での往復。往路は1号機、復路は初めての3号機を利用しました。内部の構成や設備内容は3機種どれも共通だと思いますが、やはり機齢が違うせいか、3号機の方がそんなにやつれた(笑)感じがなくて新しく感じるのは仕方ないか。ただ、その新しいはずの3号機で、通信衛星経由のインターネット接続サービスが不調だったのは頂けません。今回往復ともA380を利用しましたが、昔よく利用したB747と比較しても静かだし安定感はある感じはします。ただ、Business ClassにしてもFirst Classにしても、2階部分に詰め込んでいるので、B747のFirst Class(1Fの先頭部分)やBusiness Class時代と比べると、一人当たりが占めるスペースは広くなっているけれどシートは昔の方が横に広かった気がします。勿論その当時のシートは横に広くても「ライフラット(Lay-flat)」と斜めに平らになる(実際は腰の位置で段差があったけれど)シートでしたから、寝心地は今の方が良いけれど座席自体は昔の方が広かった気がします。まぁ、でもやはり最新の設備の方が色々便利である事は確かです。
  2. 出入国審査@成田
    時間帯にもよると思いますが、昔と比べたら本当に楽になりました。私は、昨年更新した10年パスポートが、もしかしたら人生最後のパスポートになるかもしれないと思っているので、基本日本の出入国時には必ずスタンプを押して貰うようにしています。その操作も含めても顔認証ブースを通過してあっと言う間に出国できるのは隔世の感があります。昔、初めて指紋認証システムが導入されて、長い行列の有人ブースを尻目に隣りの指紋認証端末を通過してちょっと気分爽快になった事がありましたが、あれ以上の利便性が今では誰でも利用出来るわけですからね。私は指紋が薄いので、指紋登録しても大変でしたし。入国時も、入国審査も顔認証で直ぐに通過出来るし、その後の税関申告も昔と違ってQRコードで通過する方が多分早いと思います。端末操作でモタモタしなければ、パスポートを読み込ませて税関申告のQRコードを読み込ませて、その先の税関係員のいるゲートも昔のようにインタビューがなくなり顔認証で直ぐに通過出来るようになっていましたから。実は今回帰国したときの税関申告のブースは、有人ブースもガラガラで半分以上は空いていた状態でした。ですから、一番近くのブースに向かえばそんなに変わらない状態で通過出来たかもしれませんが、待ち行列が出来ていたらQRコードブースの方が有利だろうと思います。
  3. 出入国審査@HNL
    HNL (Daniel K. Inoue International Airport)での入国審査は、係員のインタビューがありましたが、ESTA登録してあればそんなにトラブルは無さそうな雰囲気でした。あと、年内に複数回渡航の履歴があると、その状況が結構影響しそうな雰囲気も感じられました。これも、昔のようにESTAはあってもESTA端末で処理して、それを持って入国審査のブースへ行って並んでという時代から比べると、かなり省力化されていて嬉しい限り。最近は、米国本土の空港を利用していないので、他の空港の様子が分かりませんが、多分そんなに違わないと思うのだけれど。HNLの直前に言ったGuamも同様の感じでしたからね。出国審査は、アメリカの場合日本以上に元々簡単で、セキュリティチェックが事実上の出国審査みたいなものですし。あと、ANA Suite Loungeから搭乗する時は、顔認証で追加するようになっていて、これはGuamでも同じだったから、多分米国の空港はそういう風に変わっているんでしょう。Guamではパスポートも搭乗券も確認されず、顔認証だけで終わりましたが、NHLではパスポートの確認はされたので、運用は空港に寄って違いはありそう。
  4. UA MPのPQP
    今回のフライトは、UA MPのアカウントへ付けたんですが、UA MPを見るとPQPが「1,146」しか付いていない。確か、Preferred Partnerの上限1,500PQPまで付くはずだったのにとUA MPのルールを見直してみたら、私が勘違いしていたようで、どこかでルールが変わり、今は「提携航空会社のベースマイル × クラス倍率 / 5 = PQP」となっているらしい。となると、今回のベースマイルは「3,818」なので「3818 × 1.5(Z) / 5 = 1146」という内訳らしい。今回の料金で1PQPあたりのコストを計算すると、139.5円/PQPとなるので、ギリギリ今の為替レートよりちょっと得した位の感じですねぇ。ちょっとガッカリ。ANA発券なので、コストを下げるのはSKYコインとか利用すれば良いけれど、それよりも以前は3,000PQP獲得出来たのに、約2,300PQPと2割ちょっと減っているのはガッカリ。
  5. 日本人が戻るハワイ
    今回Honoluluを歩いていてちょっとビックリしたのは、以前と比べて段違いに日本人観光客が増えていることです。以前だと、見た目アジア系の人でも中華系とか韓国系が7~8割位でしたが、今回はそれが逆転以上している風に感じました。とにかくすれ違う人からは、殆どの場合日本語を話している様子が聞こえるし、Ala Moana SCでも同様。Waikele Outletでも日本人観光客のグループがあちこちに居てビックリ。だからなのか、今回中国語は殆ど耳に入ることは無かったし、韓国語もかなり減ってきている雰囲気でした。JALとかANAが一生懸命集客している結果だと思うけれど、ANAは来期はA380を減便するし、まだまだ本格的な復活とは言えない様子。でも、かなり日本人が戻ってきた印象は強く受けました。
  6. 現金利用0
    今回も色々な場所で買い物をしましたが、今回も現金の利用はゼロ。結局紙幣とコインは袋に入れたままハワイへ行き、そのまま日本に戻ってきました。何回か自販機で何か飲み物を購入しようかと思ったんですが、その自販機自体少ないし、しかもクレジットカードが使えるから現金が使えない自販機も最近は増えているんじゃないかな。日本だとSuicaやiDを利用して現金いらず何ですが、アメリカだとApple Payが使えれば殆どの場合それで間に合いますし。出発前に空港で両替するなんていう光景は、どんどん昔話になっていきますね。
  7. 偉いぞGoogle Map
    前回の旅行で、Google Mapの利便性に遅まきながら気がついたのですが、今回も非常に便利でした。Honolulu周辺は、TheBusでの移動が大きな割合を占めたんですが、とにかく番号でどこへ行くというのがなかなか慣れない。Google Mapで地点から地点を指定すれば、直ぐにリアルタイムで表示してくれるので、もう手放せません。そして、そのためにはデータ通信が必須なんですが、今回は実質丸々2日間の滞在で約500MBを消費しています。地図データをやり取りするから、やはりそれなりにデータ量は使うので、この辺りは注意が必要かも。
COVID-19が猛威をふるっていた時期は勿論、ほんの一年くらい前まではまだまだ空港も閑散としていたし、海外へいっても寂しい雰囲気を感じたものですが、今年何度か訪問している場所(Singapore, Honolulu, Guam)はかなり賑やかさも戻ってきているし、受ける印象もCOVID-19以前と殆ど変わらないように感じます。改め、普通に旅行をして普通に楽しめる幸せを感じる旅になりました。こういう状態がさらに戻り、そしてそれが普通の日常になる事を切に祈りたいですね。()

2024年9月10日

(UA) NRT - HNL (10) - 無事帰国

青空が広がり、「常夏の島」なのに日本よりも涼しくて過ごしやすいハワイ・ホノルルの街に後ろ髪を引かれながらも、日本への帰国がスタート。 A380のFirst Class利用は、約1年半振りくらいですね。前回は当日朝に、1Aのブロックが外れたので速攻でそこへ変更しましたが、今回はそれは出来ずに反対側の1Kシート。いゃ、別に変わるわけじゃ無いけれど。A380の場合、最前列の前はトレイが左右に2箇所あるんですが、隣接しているわけではなく通路分離れているのでそんなに利用者の音が気になることも無いですし、逆にギャレーを背負う2Aとか2Kだと、そっちのノイズが気になりそう。ただ、今回はそんなに感じなかったけれど、階段下から空気が流れてきて気になることはありました。で、備忘録代わりにA380 First Classの記録をいろいろと。
  1. フライト中利用出来るWi-Fiカードを貰えるんですが、今回のHonu 3号機は衛星回線の調子が悪いという事で、接続はしているけれどデータ通信がブチブチ切れてしまい、途中までは全く使えませんでした。私は最後の1時間半位なんとか接続したのでちょっと繋いで見ましたが、使えないので直ぐに諦めたほど。往路のA380 Business Classでも同様にWi-Fi利用が可能で、こちらはフライト中結構安定して使えたので、3号機の機材点検をして欲しいですね。
  2. このWi-Fiカード、印刷されているパスコードを接続したときに入力するのですが、1パスコード1デバイスなので、2台目3台目の登録をすると「既に使用されています」と弾かれます。以前は複数台のデバイス登録が可能だったと思うのだけれど、変わったのかなぁ。ですから、最初にiPhoneを登録して、暫くしてPCを登録しようとしたら駄目でガッカリでした。
  3. First Classのアメニティをいれるミニバッグは、以前は合皮(?)のハードタイプでしたが、今回は青色のソフトタイプのケースに変更。コストダウンかなという気もしましたが、個人的にはハードタイプは中身がなくても本体分のスペースを使うので、中身に応じて潰れてくれるソフトケースの方が利用度は高いのでこの変更は歓迎ですが。
  4. 一回目の食事は、以前と比べて内容も品質も上がっているように感じました。今回は和食をお願いしたんですが、何故か椀物とお造りがオプションで、勿論CAさんはお勧めしてくれるんですが、ちょっと不思議。もしかしたら、全体の量が多すぎるので、その人が調整出来るようにしているのかもしれません。私も、椀物は断りお造りだけいただきました。個人的には、洋食でメインは入らないから、前菜三種類全部試させて欲しいというのが今の夢です(笑)。ただ、断ったはずの椀物が出されてきたりして、ちょっと担当者同士の連携が悪いなという印象も感じました。
  5. 今回寝ていたりお腹も減っていなかったので、その他の食事も飲み物もリクエストしませんでしたが、内容は以前に近い形に戻ってきて充実してきているような気がします。いろいろコストだとか廃棄の問題はあるとは思うけれど、やはり機内での最大の楽しみでもあるので、この辺り是非充実してほしいですね。UAにはもう国際線の食事は期待出来ないので、ANAには尚更頑張って欲しいです。
  6. 最近はBusiness Classのシートも改善されてきていますが、やはりFirst Classだと縦にも横にも余裕があるので、リラックス出来る度合いは段違い。以前は、最初からシートにはマットや上掛け等全部置いてあって、それをまずは頭上の荷物入れや前のモニターの下に収納するのが最初の作業でしたが、今回は枕と膝掛けだけで、マットとか上掛けの羽毛布団は、シートを倒して設定する時にCAさんが準備していました。スペースが有効活用出来る一方、私は電動シートの凸凹緩和のためにマットを最初に敷いておきたい派なので、ちょっと面倒かなという印象。
  7. 今回は8席中7席が利用で、満席に近い状態でしたが、私を始めそんなに手が掛からない乗客が多かったのような気がします。ですから、CAさんも余裕を持ってサポート出来たのでは。航空機だけで無く、一般的にも「金を払っているのだからサービスは当たり前」という言い方をする人もいるけれど、こちらが気持ち良くサービスを受けたかったら、相手もやりやすいような工夫をする方が良いわけで、そういう状況の時に利用出来ると利用後の印象も違うなぁと今回感じました。
離陸後の食事で、つい調子に乗って白ワインやら日本酒やらを注入したので、食事が終わったところで時差ぼけもあり寝入っていたようです。気がついたら白い羽毛布団が掛けられていて、暫くはシートを倒して休むことにしました。その後目が覚めて時間を確認すると、1時間30位で成田に着陸するくらいの頃。お腹も空いていないので、確認に来たCAさんにはお断りして、残りの時間はやっと繋がったWi-Fiでメール確認をしたり、この後のN'EXや新幹線の予約を確認したりして時間を潰しました。


A380は、今のB滑走路には降りられないので、A滑走路のRW18Rに向けて降下していきます。ガンカメラが、前方、下方、尾翼と3箇所あるので、ちょっと切り替えてから前方カメラに固定し、アプローチして行く様子を楽しみました。着陸したのは14:02とかなりの早着。その後誘導路を戻ってきて、4サテに入るのかと思っていたら、55番ゲートに入ったので、これで入国審査場までの距離が少し短くなります。ドアが開いたのが14:10と40分の早着。向かい風になる復路でこれだけの短縮は凄いですよね。で、降機するときにはVIPの乗客がANAのGSさんに迎えられて最初に降機をして前を歩いて行くのですが、歩くスピードが遅いので、途中ちょっと広い通路に出たところで追い越させて貰い、今回もいの一番に入国審査場へ入る事が出来ました。待ち行列無しで、顔認証をして日本入国。その後、税関申告では、QRコード端末の方へ行き、こちらも最近やっと使い方に馴染んできたので、1分も掛からずに通過してターミナルに出ることが出来ました。移動も含めて降機してから10分位で完了したと思います。これで、14:45発のN'EXに間に合い、それならば品川発16:10の岡山行き浜松停車のひかり号が捕まるので、まずはN'EXそして新幹線と予約を入れて、帰宅する準備は完了しました。浜松到着後は、成城石井で食材調達したこともあり、ちょっと荷物が増えたのでタクシー利用で帰宅。今回も無事に旅行を完結する事が出来ました。さて、次は名古屋発の今年2回目のSingapore行きです。(続く...)

2024年9月9日

(UA) NRT - HNL (9) - 帰国日

前日の夜にほぼパッキングを終え、朝は朝食抜きで(ラウンジで摂る予定)出かけるつもりだっので、目覚ましを朝の06:00にセットして、07:30チェックアウトという予定で就寝しました。普通、こういう場合は目覚ましよりも早めに目が覚めてしまい、寝不足の感じで移動開始となるんですが、この時は目覚ましできっちり目が覚めて、7時間位寝ているのに寝足りない感じも。このまま横になっていると二度寝してしまい帰国出来なくなるぞと自分を言い聞かせてベッドから起きて、シャワーを浴びてシャッキリしました。当日の予定やら、空港まで移動する20番のバスの予定やら調べて、余裕を見て予定通り07:30にホテルをチェックアウト。レシートを見たら、今回はポイント宿泊なので税金とかリゾートフィー関係のチャージは一切無く、初日にホテル内のレストランを利用した料金と、一日US$18のクーポンが割り引かれていて、今回はプラマイUS$10位の支出でした。

バス亭は、ホテルに近い方だと徒歩5分位なんですが、その手前のバス亭が徒歩7~8分位の所にあり、座席を確保するためにもそちらの方が良いだろうと移動していたら、そのバス亭の目の前で来たところで一本前の20番のバスが出るところでした。近い方のバス亭に向かっていれば、その一本前のバスに十分間に合うタイミングだったので、自分の選択ミスにちょっとショック。まぁ、本来乗車予定の次のバスは10分ちょっと位の間隔でくるはずなので問題は無いのですが。で、そちらは少し遅れて到着。まぁ、元々こちらを利用する予定だったので問題は無いです。空港のANAのカウンターは、出発の3時間前からオープンするので、今回は08:30頃にオープン。ただ、前回は保安検査場の通過時間がかかり、その待ち時間が大変でした。空港内で特にやることも無いので、本当はもう少し遅めの空港到着の方が良いのですが、それで保安検査場通過に時間が掛かっても困るしさらに通過出来ないことは更に困るので、今回もそれ位の時間を見計らってのバス移動です。ただし今回は、既にオンラインでチェックインをしているので、ANAのカウンターによる必要は無いので、空港のバス亭はJAL側の手前のバス亭で降り、Check Point #3というまん中くらいの保安検査場を利用しました。前回は09:10頃に空港に到着して、ターミナル左側の端にあるANAのチェックインカウンターを利用し、そこから反対側にあるCheckPoint 3番まで戻ってきて保安検査場通過をしたので、多分09:30過ぎ位に並び始めたのでしょうか。今回はそれよりも30分以上早いタイミングで、同じCheckPointを利用しました。前回は、その入口外にまで長い待ち行列が溢れていましたが、今回は行列は無くずんずん中に入っていったら、TSAの検査官の前に数名ずつ並んでいる程度。そのため10分位で無事に通過して、制限区域内に入る事が出来ました。ここから、ターミナル内をテクテク歩いて、C4の上にあるANA Loungeへ向かいます。

ダニエル K. イノウエ空港は、南国の空港らしくオープンエアタイプの建物なので、外からの風か通路に吹き込んできます。この日も天気は快晴で、まだ朝の09:00頃だからでしょうか、風も涼しくて「常夏のハワイ」は何処に行った状態です。これだけ海に近いのに、湿度はそんなに高くなくてカラッとしているからだと思いますが、なんで日本はあんなに湿度が高いのだろう。やっとCコンコースに到着したら、手前のC3ゲートではZIPAIRが出発準備をしているところでした。その様子を見ながら、C4の横にラウンジへの上りのエスカレーターがありここから上に上がろうとしたら、C4に入っているA380 3号機から続々と降りてくる乗客の様子が見えました。

成田発の早い方(NH184)がC4に入り、そこで2時間位のターンアラウンドでこれから利用する成田行きのNH183になり、1時間遅れ位で到着するする遅い方(NH182)はC9に入り、C4が空いたら牽引されて移動して成田行きになる、みたいなやりくりなんだと納得。今回のA380使用機材は、3号機のオレンジカラーの機体で、自分としては3機の中で初めての利用になります。これで1号機、2号機、3号機と、A380コンプ(笑)。そんな様子を見ながらANA Suite Loungeに入ったのは09:00過ぎ位でしたが、何故かまたも私が一番乗りで、その後何組かが入場してきて、成田行きのNH183便が出発する前には10組位が利用していました。そんなラウンジ利用中に大きな音がして何かと思ったら、このラウンジまん中当たりに3段位の階段があるんですが、その階段を踏み外して若い男性がかなり派手に転倒する事態に。そこそこ大きな荷物を両肩に抱えるような形だったので、足下が見えなかった見たいですが、本人の不注意もあるとは言え(手前に「階段注意」の看板有り)、やはり室内にこういう段差を作るのも問題ですよね。直ぐにスタッフの方が救急箱を持ってきて治療したり、打撲したところを冷やしたり、あとインシデントとして報告するのか、色々聞き取りみたいな事をしていました。暫くして落ち着いたみたいで、大事に至らなかった様子なので良かったのですが、自分も気をつけないとね。

搭乗開始時刻は、ポーディングパスには「11:05」と印刷されていましたが、10:55位に優先搭乗が始まり、ラウンジの奥に座っていた80代くらいの男性が秘書の方かな、女性二人とともにGSさんに案内されてこの男性が最初にゲートを通過していきました。所謂VIPだなぁとちょっと感心しつつ眺めていたら、続いて直ぐにグループ1の搭乗開始隣、私も機内にはいります。先に入ったVIP氏は1Aに座っていて、だから直前でも1Aが解放されなかったのかと納得(笑)。First Class は8席のうち1席が空いていました。

A380だと搭乗の状況が全く分からないのですが、定刻よりもかなり早く11:19にドアクローズ、5分後位にはプッシュバックが始まり、暫くして海側のRW08R/26Lへと移動が始まります。先行機もいないので、RW08Rの滑走路に入ると直ぐに離陸開始ですが、いつも利用するB787は勿論B777と比べてもA380は重量感を感じて、なかなかスピードが上がらず心配になってきます。勿論ちゃんと離陸して、成田へと向かいます。エアショーの表示を見ると、ブロッキングタイムが07:12と表示されていて、となると成田到着は定刻14:50よりもかなり早く14:00位には到着する計算になります。そうなると、帰宅する新幹線が一本速いものに出来るので、何とかこの予定通り飛んで欲しいと願いつつ、7時間を過ごすことになります。本当はFirst Classなので10時間以上のフライトになる、北米線で利用したいのですが、まぁ仕方ありませ。来年は、The Roomの利用を経験してみたいけれど、どうかなぁ... そんなことを考えているうちに、食事前のドリンクサービスが始まりました。(続く...

誰のための選挙演説

自民党の総裁選挙に続いて、立憲民主党の代表選挙は予想された4候補が出馬して、合同の会見なども開かれたようだけれど、その様子をニュースでチラ見して良く分からないのが、自分達の政党に関しての話よりも、少なくともその選挙ではほぼ関係の無い自民党に対してあれが悪いこれが悪いという話しをしていて、彼らは何と戦っているのか不思議。自民党の総裁選挙にも彼らが某関係して、場合によっては自民党総裁に当選できるような要素があるなら理解出来るんだけれど、自民党の不手際・不満なんて野党としては共通認識な訳だから、それを自分があそこが嫌だ、私はここが不満だと言ってもどうしようも無い話だと思うのに。

それよりも彼らが主張するべきは、自分達に投票してくれる党員や議員に対して、自分が代表になったれこれを実現するあれを改革して風通しを良くする、こういう政策を進めるような政党になると言うような、自分達の未来やこれまでの反省を言うべきだと思うのに、そういう話は殆ど聞こえてこない。ニュース映像なので、そういう部分はカットされているのかもしれないけれど、幾つかの報道を見てもそういう話は聞こえてこないから、多分彼らは「自民党批判が出来る人が代表に相応しい」みたいな尺度で投票行動を喚起しようとしているんでしょうね。結局、彼らが仮に与党となり政権を再び奪取しても、何も未来は感じられず以前の民主党の再来以前に酷い状態になるんだろうなぁと言う不安しか感じない。例えば党改革として、自分が代表になったら○○は指名するが、△△や□□といった役職は事前優先で決める、とかそういう話を野党支持者は本来は聞きたいんじゃ無いの。あるいは、今回は原発再開容認が多いみたいだけれど、代表になったら自公と協力して一刻も早く再稼働を実現し、電気料金を大幅に値下げして家計負担を軽減する、と言うようなことも期待している人は多いのでは。与党に組みするのは許さないという感情に配慮してか、与党と協力すれば自分達の希望する政策が実現出来ても、決してそう言う事はやりませんよね。あるいは、選挙も近いのだから共産党の協力はこうする、ああするとか言う話だって重要だろうし。

選挙と言えば、自民党立候補者の皆さんは国政選挙みたいな宣伝カーを仕立てて街頭遊説をしたり、何か突然輪島とか色々な施設視察をしたりとか、何か急に仕事しているぜアピールが始まったけれど、あれだっておかしい。宣伝カーなんて、殆どの回りに居る人にとっては総裁選に興味は有っても投票権はないのだから、正直どうでもいい話だと思うんですよね。それならばどこか会場を借りて、自民党党友を集めて候補者の後援会なり論戦する場を設ければ良い。ああいう街宣活動って、届出を出せば誰でも可能なのかもしれないけれど、私が野党の代表だったら「来る衆議院選挙の慈善活動にも誤解されるから止めるべき」くらいのことは言うと思うぞ。勿論、同じ事は自分達にも振って掛かる訳だからそこは痛し痒しだろうけど、わざわざ不特定多数がいる屋外とかで蓋然しなくても、しっかりと対象者だけ集められるホールとかの方が効率良いと思うなぁ。国政選挙とか、都知事選とかの場合は、回りを歩いている人達はほぼ有権者だろうから意味はあるけれど、こう言う限定的な組織体の選挙での街宣活動って意味があるんだろうか。マスコミが取り上げるからやっているだけなんじゃ無いの。それでも与党総裁の場合は、ほぼそのまま内閣総理大臣にもなるわけだから、その政策や考え方を知ることは今回の総裁選挙というよりは、その先の選挙の時の判断材料になるという事では、ある意味選挙の事前運動をしている意味はあるのか。 

どちらの場合も、外部から新しい人を連れてくるとか言うことは無く、同じ組織体の中で一緒に仕事をしている人間を選択するのだから、そんなに長い選挙期間って必要なんだろうか。議員は知っていても党員は知らないだろうと言われるかもしれないけれど、それも変な話でじゃあその人は何で知らない人のために政党に所属しようとしているのだろうか。まぁ、人数が多いから自分の応援する議員以外はよく知らないということはあるんだろうけど、それならそれで共通のフォーマットで選挙資料を作成して、それを党員には配布しても良いんじゃ無いの。で、それを見て質問したいことや疑問に関しては、オンラインで送ってくれたら回答するとか。それをどんどん公開して、重複するような質問をスクリーニングしていけば、そこからその人の政策だとか考え方もリサーチ出来るんじゃないか? そう言うものが与党で作れば、野党も同じフォーマットで作成して与党版と付け合わせれば自分達の政策も理解しやすいし、違いが分かることで野党に鞍替えする人も出るかもしれない。でも、ボロが出て実は野党と与党はそんなに違わないということが案外ばれてしまうかも。メディアも公に取り上げるんだったら、失礼な質問の返しが上手いとかそんなことよりも、そういう政策の比較とかこれまでの実績とか、そういう部分を取り上げてほしいですよね。

厳しいスケジュール

国内社会人アメフトのトップリーグ、X1 Superは、今週末に第2節(シーズンリーグ戦2戦目)が開催予定。X1 Superは12チームが所属していて、4チームずつEast/Centralという関東地区と、Westという西地区(と言いながら、福岡のSUNSも入るけれど)に別れていて、最初の3試合は地区内のチームとの対戦が組まれています。ところがWestに所属する、ELECOM神戸ファイニーズとSEKISUIチャレンジャーズの第1節の対戦が台風10号の影響で中止となり、その延期された試合スケジュールが決まりました。

日時は、10月6日(日) 15:00からMKタクシーフィールドエキスポで開催と決定。リーグ戦6試合のうち、最初の3試合が同地区内の総当たり戦で、4戦目からの3試合は他地区チームとの対戦(前年順位で対戦相手は決定)となるので、公正を期するなら第4節の前にやらないとだろだろうし、そうなるとここ(第3節終了後)しか無いのかなぁというスケジュール。X1 Superの試合は、基本二週間に一回の開催で、第1節は8月30日、9月1日の週末に開催。第2節は、13日(金)に東京ドームで1試合例外的に海佐入れるけれど、残り5試合は15日(日)、16日(月祝)。 第3節は、28日(土)に1試合で、29日(日)に残り5試合。この翌週に延期された第1節の試合が10月6日(日)に開催されて、第4節は10月12日、13日、14日で、両チームの試合はどちらも14日に予定されています。チーム毎にスケジュールを見ると、

  • ELECOM神戸ファイニーズ
    • 第3節: vs インパルス (9月29日(日) 12:00 K/O@MKタクシーフィールドエキスポ)
    • 第1節: vs チャレンジャーズ (10月6日(日) 15:00 K/O@MKタクシーフィールドエキスポ)
    • 第4節: vs シルバースター (10月13日(日) 12:00 K/O@MKタクシーフィールドエキスポ)
  • SEKISUIチャレンジャーズ
    • 第3節: vs 福岡SUNS (9月29日(日) 14:00 K/O@ベイコム陸上競技場)
    • 第1節: vs ファイニーズ (10月6日(日) 15:00 K/O@MKタクシーフィールドエキスポ)
    • 第4節: vs BIG BLUE (10月13日(日) 15:00K/O@MKタクシーフィールドエキスポ)
三連戦となるこの期間、どちらのチームも遠征試合が無く地元関西で試合できることは少し有利。となると、対戦強度的にどうか考えると、それぞれチームの優位不利見たいなものが見えてきそうな気がします。

個人的な勝手な戦評を言うと、春敗れているファイニーズは、前年上位チームとして今回は負けられない。チャレンジャーズも、春に続いての連勝を目指してリーグ上位を狙いたい。つまり、この一戦の重要度はその前後の2試合よりもある意味大きいと考えられると思うんですよね。そうなるとファイニーズは強豪のインパルスとの対戦で、当然勝利は目指すけれどここで損耗しては次の試合で全力を出せないのでリソースの使い方が難しい。チャレンジャーズも、前年順位的には上なんだけれど、実力的には互角と言っても良い福岡SUNSなので、こちらも気は抜けない。それぞれかなり注意しながら第3節を乗り切り、次の試合で勝利を目指さないといけない。で、そこで終わりではなく、次ぐに翌週にはそれぞれ癖のあるチームとの対戦で、それはどちらのチームにとっても2週続けてリソースを損耗するような試合の後ではツラいだろうなぁと言う気がします。ただ、数年前までは、インターバルが1週間という場合も有ったから、その頃をしる選手だとそんなに気にしないのかもしれないけれど。

関西へ遠征しての対戦となる、シルバースターとBIG BLUEは、遠征試合というハンディはあるけれど、相手の戦力が疲弊している可能性を考えると、最後の4Qあたりの戦いでは優勢さが生まれてくるかもしれない。ただどちらのチームもそんな宝くじみたいな可能性は考えていないだろうし、関西の2チームに取っても何がどうであれ勝利を目指すことには変わりないだろうけど。ただ、やはり一週間インターバルで3連戦となるファイニーズ、チャレンジャーズは厳しい三連戦に成ることは覚悟しないと。でも、それで例えばどちらかのチームが3連勝とかしたら、勝ち点で9点で多分ライスボウルトーナメント進出がほぼ確定するし、その勢いで残り2試合も乗り切れるかもしれない。まあ、当該チーム関係者は大変だろうけど、フットボールファンとしては楽しみな三週間になりそう。

2024年9月8日

(UA) NRT - HNL (8) - 買い物天国

滞在二日目の朝。まずはいの一番で前日の状況からの進捗を確認。解決策はまだ不明なれど、こちらの落ち度では無い事は有る程度確認出来たので、その当たりをまとめてお客様対応をしてちょっと一息つけました。それはそれとして、今日の予定はどうしようかとちょっと悩みます。 この時は朝の10時前位だったのですが、これから1時間位掛けてWaikeleにOutlotへ行けば、反対側にあるWaikele Centerには色々食べる場所も有るみたいなので、丁度お昼前くらいで都合が良いかなと判断して、まずは出かける事にしました。

15分位で、Hilton Villageのバス亭にEライン伸ばすが来るようなので、これに間に合うように出発。少し遅れてEラインのバスが到着し、これで移動開始です。途中何カ所かに停車して、いよいよフリーウェーに入るという所で、その手前で渋滞で停止。前が詰まっているのかなかなか進まず、本線が見えてきたら本線も詰まっていて進まない状態です。止まっては歩き止まっては歩きみたいな状態が続きながら、やっと本線に入りでもそこでも止まっては歩き状態が20分位続いたかなぁ。どうも片側五車線有る本線の半分位が、路肩工事のために閉鎖されていて、それが律速段階になっていて渋滞が発生していたようです。そこを抜けから直ぐに高速モードにシフトして行きましたが、多分フリーウェーを降りた後での433番との接続は無理そうです。乗換のバス亭に到着して交差点の信号機が変わるのを待っていたら、その433番のバスが反対側のバス亭に停車。一緒にEラインに乗車していた日本人家族や何人かは、慌てて道を渡って出発しようとするバスに手を振って止めようとするのだけれど、危険が危ないなぁ... 私はこれも経験と、433番にはのらずここから歩いて行ってみることにしました。

進行方向に沿ってハイウェイの下をくぐって、緩く右にカープする道沿いに歩くのですが、ずっと少し緩めの上り坂になっているので、運動不足の年寄りには何気にきついトレーニングになりました(笑)。上りが終わり、右にカーブし終わったところで、Waikele Centerの裏側が見えてきて、その先の交差点を右折すると、Waikele Outlet MallとWaikele Centerの入口が向かい合った場所に到着しました。途中信号待ちなど入れて、10分少し位かな。433番のバスだとぐるっと遠回りをして行くので、時間的にはそんなに変わらないかも。後は、地味な上り坂トレーニングに耐えられるかどうかですね(笑)。

Waikele Centerは広すぎて大変そうなので、結局入り口近くのスタバでアイスコーヒーとハムサンドを食べて昼食は完了。後で気がつきましたが、奧の一角にはフードトラックが何台か並んでいて、結構人気でした。その後Outlet Mallへと移動してまずはぐるっと1周。前回は、ここのTUMIで今回も利用しているバックパックを購入したんですが、流石に今回はそこまで必要ありませんし。で、2週目の時に、やはり入口に近いところにあったLevi'sに何となく入店。以前は、いつも愛用しているジーンズを購入していましたが、流石にもう20本位自宅にはあるので今は不要。代わりに、私が好きなクラッシックスタイルのTシャツが1枚US$19.98でセールをしていたので、これを速攻で購入しました。基本のグレーに、ブラックと濃紺とモスグリーンと、全部で6枚購入。「メルアド登録したら、さらにディスカウントあるよ」と言われて、ホイホイ登録して、US$100位でした。この後、もう少しブラブラしてから、20分後にEラインのバスが到着するようだったので、今度は少し楽な下りの道を歩いてバス亭に戻り、ホテル近くのバス亭に停車するので一度ホテルに戻って一服しました。

荷物をホテルに置いて、買い物ツアー第2弾。まずはAla Moanaへバスで移動して、名残惜しさが無いか最後の確認です(笑)。ここで、もう一度J.CREWに入ると、前日は気がつかなかったのですが、前回購入したようなクラッシックタイプのTシャツを置いてあるのを見つけました。値段はセールでは無くて、US$38.9/枚とお高めですが、まぁ仕方ありません。ここでも、基本のグレート濃紺のTシャツを4枚購入して、今回の買い物ツアーを締めくくりました。その後は、夕方までにはまだ間があるので、もう少し移動使用かと外に出たら、Pink Lineのトロリーが停車していたので、ここでJCB君に仕事をしてもう事に。これでWaikikiまで移動してブラブラした後、もう一度Pink Lineのトロリーでホテルに戻ってきました。

部屋に戻り何気にテレビをザッピングしていたら、丁度NFLの開幕日でChiefs vs Ravensの試合を放送していて、これが最後の最後まで良い試合でそのまま見入ってしまいました。気がつけば、夕方もう19:00頃だったのでそろそろ夕食を考えないといけません。この日もUS$18のバウチャーがあるホテルのBar&Grilにしようかとも思いましたが、ホテルの隣に地ビールのブリュワリーみたいなお店があり、以前から気になっていたので行ってみることに。

"Honolulu Hawaii Browns Backers"というお店で、なかなか雰囲気の良いお店でした。私は、ビールは嫌いじゃ無いのだけれど、量は飲めないので日本でも小さめのグラスとか小瓶で飲むんですが、アメリカの場合大体1パイント(pint=16oz)で、470ml位あるので日本で言えばロング缶位の量で、これは自分には多すぎる分量。だから、ビールは飲みたいのだけれど、頼むと1杯で終わってしまう事が殆ど。ここのお店の場合、料金から見て多分1パイントの1/3位のサイズで飲み比べできるSamplerがあるので、これなら複数のビールを楽しみつつ、量の調整も可能です。

「最初に3種類のサンプラー頼んでいい?」と聞いたら「勿論」との事なので注文すると、4つ分の穴が空いた板の上に、日本なら乾杯用の小さ目のグラス位の量が入ったビールが届きました。最初は、"Aloha Spirit Blonde Ale", "Black Strap Molasses Porter", Skinny Jeans IPA"の3種類。個人的には黒ビールが好きなので、2番目のPorterが好みでしたが、3番目のIPAも凄くクリアーで美味しかったです。で、3杯飲み終わったところで、まだ少し余裕があったので追加で注文する事に。今度は"Craft Light"と"Hana Hou Hefe"の2種類。これはどちらも軽めの味で、キンキンに冷やしたら日本でも人気が出そうな感じのビールでした。摘まみには"Ahi Dip"を注文して、何だろうと思ったらシーチキン状のAhiをマヨネーズと香辛料で会えた「シーチキンマヨ」ならぬ「アヒマヨ」みたいなディップでした。でも、中にはサイコロくらいのAhiの語りがゴロゴロは言っていて、どこがDipなんだと突っ込みたいくらいの感じ。味は悪くなかったです。結構分量もあったので、結局これでお腹が一杯になり、この日の夕食になりました。


部屋に戻り、翌日のスケジュール確認と荷造りをして帰国準備は完了。今回は戦利品も多くて、帰りはバックバックと空のまま持ってきた小さめのダッフルバック(中身は購入したTシャツ)の二つになるので、忘れないように注意しないと。(続く...)

2024年9月7日

(UA) NRT - HNL (7) - 届かない連絡

部屋の準備が終わったら連絡するというホテルスタッフには、スマホの日本の電話番号とHiltonアプリのどちらでも良いと伝えて、念のため「International phone numberだけどOK?」と聞いたら「SMSだから問題無い」という返事。ただ、この手の「準備出来たら連絡する」という約束は、海外のホテルではほぼ期待出来ないという経験則を持っている自分としては、かなり疑心暗鬼な状態でした。で、結果的にその予感は的中するわけですが。

丁度お昼前くらいの時間帯で、日差しはハワイの日差しなんだけれど、そこそこ風もあるし、なんと言っても日本の最近の酷暑に比べたら「気持ちの良い夏の日差し」くらいの感じだから、全く問題無し。時差ぼけ調整も兼ねて、出来るだけ陽に当たる方が良いので、ホテルから徒歩でまずはワイキキの繁華街へ移動することにしました。テクテクと歩くこと15分位かな、やっとWaikikiの外れ当たりまで来て、Royal Hawaiianのショッピングセンターまで来たところにスタバがあったので 、ここで水分補給とクーラー休憩。一息ついたところで、またブラブラと先へ進むことに。丁度お昼時なので、レストランは結構混雑している様子で、オープンシートのお店だと食べ物の匂いも漂ってきますが、時差ボケのせいか空腹感も感じないので、でも水分補給だけは大事とスタバで購入したグランデサイズのアイスコーヒーをちびちび飲みながらの徒歩移動でした。

で、個人的に気に入っているInternational Marketplaceまで来たので、ここに入りました。ここは、樹齢100年以上だったかな大きなガジュマルの木を中心にして結構な数の店舗が入っているモールですが、以前はごみごみした感じの場所(それはそれで好きだという人もいるだろうけど)でしたが、リニューアルされてかなり綺麗になりました。また日陰も多いので今回の様な場合には助かります。3Fには、そこそこのレストランが複数店舗は行っていたりするので、この周辺に宿泊した場合にも便利そう。ただ、この周りには無数にレストランや飲食店はあるので、困ることは無いですけど。

ぐるっと回りながら、1F/2Fとお店を見て回りましたが、ここは雰囲気は好きなんだけれど好みのお店が無いのでいつも「見るだけ」なんですが、今回も同様。それでも雰囲気に癒されて、日陰も多くて助かりました。あと、ここの2Fには日本食を扱う"Mitsuwa Marketplace"があるので、それも助かります。以前はAla Moanaに白木屋が有ったけれど無くなってしまったので、このお店の存在は貴重だと思います。で、まだ連絡が来ないのでもう少し時間を潰そうと悩み、更に先に行っても戻るときに大変なので、取りあえず何でもあるAla Moanaへ行くことにしました。流石に歩いて行くのは大変なので、Google Mapで近くのバス亭からのバスを調べて、20番のバスで移動します。ちょっと時間があいてバスが到着。20番のバスに乗った途端に、前にトロリーのPink Lineが入ってきて、あぁこれならJCBのカードで乗れたのにとちょっと悔しい(笑)。そこからAla Moana Shopping Centerへ20分程掛けて移動しました。

ここも改装されて綺麗になって、さらに人出も戻ってきているので、いつ行っても混雑しています。ブラブラ歩いていると、日本語の声も結構聞こえてくるので、日本人観光客も戻りつつあるんでしょうね。それでも、以前と比べるとまだまだですが。ここのフードコートで軽く食事をしようと思っていましたが、もう13:00過ぎだというのにまだ混雑しているので諦めました。1Fから2F、2Fから3Fと見て回りましたが、お店の種類はそんなに変わっていなさそう。ただ、店舗の場所の移動とか、"Coming Soon"の養生をしている場所はちょっとあったので、またこれから色々入れ替わるんでしょうね。そうそう、ここにはJCBのラウンジがあったので、少し休ませて貰おうと思って案内を見ながら歩いて行ったんですが、何故か見つからない。以前来た時には「あぁ、ここにあるんだ」と見つけているから、場所を知らないわけでは無いはずですが、うーん惚けてきたのかな... (注: 後で気がつきましたが、外側駐車場側から入るんですね。だから見つからないわけだ。)

JCBラウンジは諦めて、Broomingdale'sの中に入って少し涼んでから、またお店チェックに戻りました。今回J.CREWのTシャツを購入したいと思っていてJ CREWの店舗に入ったんですが、ここ1店舗だけだったかな。品揃えも無くて諦めました。前回は、ここAla Moanaで購入しているのですが、確か2~3店舗あったような気がするんだけれど。もし明日時間が有れば、また確認したいけれど、そうなると今回の目的の買い出しは厳しいかなぁ...

で、この頃にはもう14:00過ぎとなり、流石に忘れているに違いないと、ここでホテルへ戻ることにしました。Google Mapで見て、20番のバスがタイミング良く来そうなので、バス停へ移動し5分程待っている間に到着しました。ホテルに入ったのは14:30過ぎ。最初に会った女性スタッフさんがまだフロントに入っていて「連絡来ないけれど、部屋の準備出来た?」と聞いたら、ハッとしたような顔をして「連絡行ってませんか? おかしいなぁ」みたいな事を言いながら、既に準備出来ていた部屋のカードキーを準備し出しました。「多分SMSの電話番号を間違えたと思う」とか言い訳しているけれど、清掃スタッフが自分でSMS発信するわけは無いだろうから、この人が自分で忘れていたのだろうと推測。後有りそうなのは、国番号をアメリカ国内用の+1で打ち込んでしまったことかな。まぁ、取りあえず部屋には入れそうなので文句は言わないとに(笑)。

元々は山側の部屋でしたが、「パーシャルオーシャンビュー」にしてくれたそうですが、確かにHilton Villageの建物の隙間からちらっと海が見える部屋でした(笑)。部屋に入って一息ついて、クーラーで体も冷えると、流石に時差ぼけ解消のために一日歩き回った疲れが出てきました。暫くベッドに横になっていたら、1時間位ウトウトしたようで、目が覚めたところで食事に出ることに。とは言っても、回りにはそんなに候補は無いのと、このホテルのバー&グリルを利用すると、US$18/日割引があるので、この日は2Fのレストランを利用しました。小さなお店なので、メニュー数も少ないので残念ですが、仕方ないですね。その後部屋に戻ってきたら、仕事でトラブル発生の緊急のメールが飛んできていて大慌て。ビール1杯しか飲んでいなかったこともあり、完全に酔いは醒めてしまい、その後こちらの時間で日付が変わるまでずっといろいろとサポートをすることに。明日無事に出かけられるか心配しながら、深夜過ぎにやっとベッドに入る事が出来ました。(続く...)

DoubleTree by Hilton - Alana Waikiki

円安は少し落ち着いて来たけれど、まだまだ円ドル換算では厳しい状況。さらにホテル代の高騰もあり、今回の旅行では最初からポイント利用で、BONVOYかHilton系を利用するつもりでした。ただ、ロケーションの良いところは、やはりポイントも高くなるし、なかなかこれという場所が見つからず、いよいよ仕方なく1泊50,000ptでHilton系では一番安いレートでロケーション的にもHilton Villageの近くと悪くはないだろうと選んだのが、今回初めて利用したDoubleTree by Hilton Alana Waikiki hotelです。 

IHOPのある三叉路の交差点を、Hilton Villageの方に曲がらずに真っ直ぐにWaikiki方面に1ブロックほど進んだ場所にあるホテル。規模はそんなに大きくなく、中に入ってみると施設も古い感じのままです。実際に利用してみて感じたのは、

  • 一応リノベーションはしたみたいですが、部屋のコンセントにUSBポートが無いくらいの古さです
  • 今回ちょっと困ったのがWi-Fi。HHORNORベネフィットで無料で利用できるのですが、これが遅い。仕事のメール送信が、普通のホテルなら大きなファイルを複数の送信先に送っても数秒単位で完了するのに、このホテルだと20秒、30秒たってもまだ送信完了しません。一般的なWebアクセスも同様で、遅いのでなかなか表示されないことも。この理由だけでも、次回は無いなと言う印象です。
  • もう一つ困ったのが、回りにバス亭やトロリーバスの停留所はあるんですが、どこもそれなりに距離があるので、ホテルから徒歩で5~6分は最短でも歩かないと行けないこと。場所的にそれなりに重要な交差点近くにあると思うのですが、回りのバス亭から丁度等距離で離れているブラックホールみたいな感じです。
簡単な食事や買い物は、隣りのブロックのHilton Villageへ行けば良いと思うけれど、それならばそっちに泊まった方が良いしなぁ。もう少しWaikikiに近くて、でも運河側の奥まった場所にあるホテルなら、お値段も安く回りへのアクセスもしやすいかなという印象でした。

2024年9月6日

(UA) NRT - HNL (6) - 無事到着

機内に入って荷物を頭上の物入れに入れたら、まずは直ぐにクッションのビニール袋を破いて、座席に敷いておきます。直ぐに寝る予定なので、シートを倒したらそのままクッションシートも平らになるように事前準備です。枕と上掛けは、そのまま前の物入れに突っ込んでおきます。座って直ぐに担当のCAさんがやって来て挨拶していただき 「離陸後の一回目の食事は不要との事ですが、到着前の食事はお目覚めでしたらお声がけしてよろしいですか」と言われたので「はい」と大人しく答えておきました(笑)。本当は、もうシートを倒して寝たいくらいなのですが、離陸して水平飛行に入るまではそういうわけも行かず、うつらうつらしながら待ちます。無事に巨体は空に浮かび、進路を南西方向に向けてHonoluluを目指します。水平飛行に入り、機内アナウンスが入ったところで、まずはシートを水平に倒して、枕を出してセットし、掛け布団も袋から出しておきます。予め配られていたペットボトルから水を飲んで、私は早々に夢の中へと移動して行きました。

途中浅く目が覚めた記憶もあるんですが、ガチャガチャとカトラリーが鳴る音で目が覚めました。モニターのルートマップを見ると、到着まで1時間40分位ということで、まぁ丁度良いタイミングかなと思います。一度トイレに行って席に戻ってきたら、めざとくCAさんに見つかり「〇〇様、到着前に軽いサンドイッチをご用意しています。それとお飲み物などいかがでしょうか」とやんわりと勧めてくれるので、軽食とオレンジジュースとコーヒーを頂き、ちょっとお腹も頭も落ち着くことが出来ました。その後は順調に飛行は続き、このA380には機外カメラも装備されているので前方の景色を表示させると、綺麗な夏雲と海の光景が映し出されます。途中多少進路を右に振りそれを戻すと、ターミナルに一番近いRW08Lへ向かう様子が画面にも映し出されます。そのまま侵入して滑走路に着陸したのは09:40頃で、C9ゲートに入ったのが09:46頃と20分位の早着でした。

で、ここから入国審査場までが長くて遠い。外に出て右手に折れて、延々と通路を歩いて行きます。途中C3ゲートだったかな、ドアが開いていたので不思議に思ったら、少し前にJALが到着したようで、先の方に集団が見えます。あー、これ混雑するパターンかなと思いつつ、歩いているうちに何故かその集団を追い越してしまい、入国審査場にはほぼ一番くらいのタイミングで入る事が出来ました。さらに誘導の係員から一番手前の列に入れと言われて、そのまま「おいでおいで」と手を振っている入国審査官のブースへ一直線でした(笑)。この人、ブースの外で待っていて、そこで私のパスポートを受け取ると「何日?」「目的はビジネス?」「ホテルは?」と片言の日本語で聞いて、その後ブースの中に入りパスポートをスキャンすると「カメラ」と言われて写真を撮影して終わりでした。やけにスムースだなと思ったら、その後の税関審査でちょっとプチトラブル。実はちょっとお腹の様子が緩くなり、入国審査場の外のトイレに入り、スッキリしたところで出てきたんですが、どうもまだ皆さん入国審査場でとまっていたようで、結果的に預け入れ荷物の無い私が、こちらもほぼ先頭くらいのタイミングで出てきたようです。しかも、スーツケースも無くて、バックパック1つの様子なので、税関審査官が「荷物は?」「これだけ?」と言われて、「ちょっとこっちに来てね」と横のブースに誘われてしまいました。移動中に「食べ物は?」「飲み物は?」と聞いてくるので、こっちも調子にのって「No food, no meet, no cookie, no drink, no liquor, no milk...」と念仏のように言っていたら爆笑されてしまいました。で、バックパックはスキャンで確認するからと台に置くように言われ、さらに税関申告書の記入も要求されて(渡されるときに日本語版の用紙でしたが、女性係官が「Write in English.」と言ってきてちょっと笑ってしまった)、久し振りにこの書類に記入しました。スキャンの結果問題無しでしたが、鞄のジッパー部分を全て空けて中身を確認されて、「OK! Thank you for your cooperation!」とニコニコしながら言われて無罪放免となりました。

機内から出たときに、iPhone 15 proに入れてあるAiraloのeSIMを、こちらのデータ通信用に設定していたので、この頃にはAT&Tの電波を掴んでデータ通信出来る状態でした。そこで、ホテルまでの移動用にTheBusの#20 Waikiki行きのスケジュールをGoogle Mapで調べると、10分後位に空港に到着するという事なので、団体用出口から一つ上に上がり、そこから道路を渡ったバス亭でバスを待つことにします。バス亭の前には、新しくできて延伸中の鉄道の駅が見えます。ダウンタウンまでは来年だったか、もう少しで繋がるけれど、Waikikiまではまだ数年かかる計画だったと思います。早く動いてくれないかなぁと思っていたら、20番のバスが来たんですが、これは空港から反対側へ行くバスなので見送り。それから10分位して、やっとWaikiki方面行きのバスが到着し乗車してホテルを目指します。途中、こんなANAのバスと遭遇して、なんだこれと思ったら、こんなサービスを提供しているんですね。アラモアナとDFSワイキキの間だけですが、30分に一回位の間隔で運行しているようです。私もAMCのアプリを起動して試してみたら、ちゃんとバウチャーが表示されて一安心(笑)。これと、SFC用のJCBカードがあればWaikiki TolloryのPink Lineが無料で乗車できるので、この界隈の移動はかなり楽になりそう。TheBusでの移動は、空港とホテル間の往復だけ(US$3×2回)だけで済んでしまうかも。

空港を出てから50分位で、ホテルに一番近いバス亭である、イリカイホテル前で下車。ここからちょっと歩いてホテルに到着してチェックインをお願いします。実は事前に有償でアーリーチェックイン出来るオプションをリクエストしていたんですが、どうもそれが認識されていなかったのか、都合が付かなかったのか、まだ部屋の準備は出来ていないとのこと。「これからハウスキーパーが昼食に出るから1時間位後になる」と言われて、まぁ昼休みは大切だよな(笑)。準備が出来たら、スマホにSMSで通知するか、Hiltonのアプリのメッセージ欄で連絡するというので、まぁ1時間位時間潰しで、荷物は預けて少しブラブラ歩くことにしました。(続く...)

2024年9月5日

(UA) NRT - HNL (5) - 出発当日

 さて、いよいよ出発当日の朝。これまでの荒れた天候から一転して、この日は朝から良い天気。自宅を出るのはお昼過ぎの午後3時頃なので、それまではいつもの様に片付け物をしたり、ちょっと買い物に出たり、仕事のメールチェックしたりと過ごします。一応この日から一日有休取得をしているので、本来ならば仕事のメールは見なくても良いのですが、ちょっとここの所立て込んでしまうタイミングになっていたので、休み中に余計な仕事が降ってこないように弾幕は張っておきます。

午後になり、そろそろ出かけるために最後の荷物の確認をして出発。 この日は、まず路線バスで浜松駅まで出て、そこから新幹線で品川、品川からN'EXで成田空港という経路です。その路線バスですが、途中で何か降りようとした女性の人がドライバーと何やら話をしていて、何かクレームしているのか質問しているのか、10分位バス亭で停車することに。余裕を持って出発したので、それ位なら新幹線の予定に影響無いのですが、何だったんだろうかあれは。まぁ、少し遅れましたが余裕を持って浜松駅に到着。その後新幹線で品川駅へ移動して、ここで10分少しの待ち合わせでN'EXへ乗り換えました。このN'EX、指定席を取るときにやけに混雑していて、何なんだろうかと思っていたら、東京駅から成田空港の間に、千葉とか四街道とか、何カ所か停車するもので、それで途中で降りていく人が沢山見られました。こちらも余裕を持って移動しているので、多少の遅れは問題無いけれど、N'EXもこういう運用をしないと継続は厳しいのかなとちょっと残念に感じるところです。成田空港の拡張工事が完了したら、もっと賑やかになるんだろうけど。そうそう、N'EXで移動中にANAからメールが来て、何だろうと思ったらリクエストしていた復路のHNL-NRTのアップグレードが確定したというお知らせ。しめしめと早速座席を指定して、これで帰りはゆっくりゆったり戻れます。

成田空港に到着したのは、19:00ちょっと過ぎ。流石にこれくらいの時間になると出発ロビーは閑散としています。今回利用するのは、往復ともにANAのA380便なんですが、マイレージはUAに付ける予定。いつもは自分で変更出来るんですが、前日くらいに変更しようとしたら「空港のカウンターで変更してください」とメッセージが。直前になるとロックされるのかなぁ。そこで、まずはZカウンターへ行き、チェックイン手続きとマイレージのアカウント変更をお願いします。国内線だと、マイレージをUAにしてもAMCのステータスは残っているんですが、国際線だとUAに切り替えた途端に、UA スタアラゴールドになって、ANAのAMCのステータスは共存できないみたい。まぁ、AMCのデジタルカードを見せれば良いのだけれど、ちょっと不便ですよね。しかも、予想はしていたけれど、4サテのラウンジはまだ閉鎖中とのことで、ラウンジは5サテ側を利用しないといけません。出発ゲートは45番ゲートなので、あの地下通路を移動するのかとちょっと暗い気持ちに。

その後Zカウンター奧の保安検査場を久し振りに利用して、そこから1階下に降りてガラガラの出国審査場を通過。制限区域内も、流石に人出は減ってきており、中にはそろそろ店じまいするお店も見られました。そんな光景を横目で眺めながら、5サテまで移動して、そこから上の階に上がり受付へ。チェックインカウンターで印刷してもらったボーディングパスと、スマホのデジタルカードを表示して、無事にSuite Loungeに入る事が出来ました。ラウンジ内もかなりガラガラで、ANA便としては今回利用する21:30発のNHL行きだけが残っているのかな。席に座って落ち着くと、機内では寝ていくよ体なので少しお腹に入れないとと、シェフご自慢のハンバーグステーキのセットをオンラインで注文しましたが、うーん、まぁこんなもんでしょう。その後は、カウンターに出ているサラダとか御稲荷さんとかフルーツとかちょっとずつ摘まみながら時間が来るまでメールチェックとかして過ごしました。

5サテと4サテを繋ぐ地下通路を最後に利用したのは、もう10年以上前かなぁ。COVID-19前は4サテのラウンジもオープンしていたので、わざわざ5サテに来る必要は無かったですしに。確か、その通路が開通した頃に物は試しと1回2回通ったことがありますが、灯りの少ない長いトンネルみたいな感じで、結構寂しい印象でした。5サテを出て、一度中央ビルに戻り、そこから2サテ、3サテ、4サテと遠回りに移動するのは流石に大変だけれど、地下通路もそこそこ距離はあるので、搭乗開始時刻の20:45よりも10分以上早めにラウンジを出て向かいました。久し振りに地下に降りてみてビックリ。何か明るいし、カラフルだし、いつの間に改装したんだろうと狐につままれたような感じ。ただ、幾ら明るくても距離は縮まらないので、やっばり5サテから4サテは遠いですよね。

出発ゲートの45番ゲート前には、既に長い行列が出来ていて、暫くすると事前改札が始まり、何人か搭乗していきました。今回の私のボーディングパスは「GROUP-2」と印刷されているんですが、GROUP-1の「ファースト/ダイヤモンド」の所に並び、GSさんが確認に来た時にスマホのデジタルカードを見せて問題なしでした。直ぐにグループ1の搭乗が始まり、無事に今回の使用機材Honu-1号機の機内の中へ。2F席に上がるためボーディングブリッジをクネクネと歩いて行くのはちょっと疲れました。暫くして、続々と乗客が乗り込んできて、席はほぼ満席。ビジネス担当のCAさんと、その後チーフパーサーさんが挨拶に来られましたが、事前に寝て行くので食事は不要とプリオーダーしていたので、その確認も予てでした。1Fと2F二箇所で搭乗しているので、どんな状況か分からなかったのですが、定刻よりもかなり早く21:10にはドアクローズ。6分後位にプッシュバックが始まり、その後A滑走路のRW34Lへと移動開始。離陸する飛行機も少ないので、直ぐに離陸開始となりましたが、流石に巨大な機体に乗客も多いので、なかなか機体が浮かばずにちょっとハラハラしました。離陸したのはほぼ定刻の21:31頃。ブロッキングタイムは7時間20分位でした。(続く...)

2024年9月4日

古い皮袋に古い酒

続々と立候補者が名乗りを上げる、自民党と立憲民主党の、総裁・代表選挙。自民党は、来る衆議院選挙に向けて党勢を取り戻すためにも、人気のある候補を「顔」にしたいのだけれど、それで制作能力が力不足なり結果的に失速するのも困る。 個人的には、岸田総理は結構色々な改革もしてきたし、実際賃金だってこれまでに無いくらいアップしているし、日経平均が示すように経済も持ち直している。それなのに何故か人気が無く、他派閥の失敗に足を引っ張られて退任することになったのだけれど、何故かその責任も負わされるような論調が多い気がするし。案外次の総裁=総理大臣が直ぐにボロボロになって、安倍氏のように「第二次岸田政権」なんて言う事もあるんじゃ無いかと、ちょっと想像してみたり。

地元選出の上川外相が、なかなか推薦人が集まらないようで、どうもこのままでは立候補も厳しいように感じるのが残念ですが、今の所立候補表明済みや今週表明予定の人達の顔ぶれを見ていると、石破氏のように「5回目の挑戦、最後の挑戦」という人もいれば、最初に表明した小林氏のように40代で総理の座を目指そうという人など、それなりにパラエティーに飛んでいるのは、ある意味組織体として健全なのでは。派閥の縛りが亡くなった事もあって、これまでで最高の10人前後の立候補者が予想されていますが、それはそれで過渡期の状態としては健全な気がする。いずれにして、支持率60%とか70%とか人気だけは高い内閣よりは、確実に経済を進めて社会保障を充実させていく、地味だけど堅実な政権を期待したいけれど、今の所無理かなぁ...

対する立憲民主党の代表選挙は、前代表の枝野氏が立候補を表明し、今後元総理の野田氏も立候補するらしい。現代表の泉氏も立候補予定らしいけれど、肝心な20名の推薦人がまだというちょっと情けない状態。後は、江田憲司氏とか若手の吉田晴美氏等も立候補に向けて準備を進めているらしいけれど、もし立候補できなかった場合は、自民党以上に「古い人達」による党運営が始まる事になりますよね。しかも、立候補の相談を、それこそ古い政治の象徴というか権化でもある、小沢氏に相談するなんて言うのは、何十年前の自民党政治なんだと突っ込みたくなる仕草。それに、彼らは「派閥」を批判していたけれど、似たような「○○グループ」なんて言う組織単位で立候補者を選択しているわけで、何か相変わらず言っていることとやっている事が違いすぎる気がするなぁ。

「自民党の顔は変わっても中身はそのまま」と批判するんだけれど、その顔すら「昔の顔が戻ってきた」ような政党には言われたくないだろうなぁ。しかも、その後ろで牛耳っているのは、さらに古い「伝説」みたいな存在だし。過去の亡霊に捕らわれているような行為をして、何故彼らは自分達の方が新しいとか正しいとか言えるのか、凄く不思議。それこそ昔の自民党みたいなことをやっているような気がするのは自分だけ?

「カップライス」待望論

ITmedia、窪田順生氏のコラムから、最近の「米不足」で「パックご飯」が注目されている件について。うちは、昨年収穫したお米が、まだ30kg残っているので暫くはというか年内はお米を購入する必要は無いのですが、日頃「米離れ」と言われているのに、何故級に「米不足」という話に成るのか不思議。それでも、実際販売店の店頭からお米が消えている場所もあるようなので、「米不足」と言われてそういう光景に遭遇したら、まぁ心配になるのは仕方ないでしょうね。問題は、そう言う事を煽るメディアや、それを利用して編に政権攻撃しようとしている一部の人達の方だと思うのだけれど。

お米が無いから、パックご飯をというのはまぁ自然な流れだと思うけれど、如何せんお値段的にもちょっと割高になるし保存するにしても嵩張りもするし、一人で食べる分ならば良いけれど、家族とかで一度に何パックも消費するような場合には一寸大変。丁度地震や台風と被害も重なったので、非常時用の備蓄や防災備品として最近また注目が集まっているけれど、考えてみたらパックご飯ってSDGs的には良くないわけですよね。放送にはプラスチック系素材が使われるわけだから。それを考えると、卓上コンロとかキャンプ用の燃料を使って、簡単に食事の準備が出来る素材と技術を備えておいた方が、効率的にもいいきがする。最近だと、キャンプの調理器具であるメスティンでご飯を炊く方補なんかも結構知られていると思うので、ああいうことを何度か経験しておくと良いんじゃ無いかなぁ。

記事の中では、日本の食糧自給率の低さを指摘しているけれど、これを上げるためにはその為に必要な肥料だとか燃料費だとかも増やさないといけないわけで、食糧自給率が上がってもその為に必要な付加的部材の依存度は逆にアップしそう。と言うか、現実的には石油であり、様々鉱物資源がざっくり言うと必要で、それて今では99%輸入に頼っているものばかりなのでは。そうなると、国内で全て賄うのでは無く、地域で互いに補完できるようにして置く方が現実的だと思うけれど、そうなると一番必要なことは外からの圧力を跳ね返せる力=軍事力と言う事になり、反発する人も多いでしょうね。特に隣に中国なんていう、ジャイアンみたいな国があるから一筋縄ではいかない。

窪田氏は、パックご飯をカップ麺のように世界的なものにと書かれていて、それも一つのアイデアだと思うけれど、もう少しパックご飯もカップ麺のようにバリエーションがあるといいきがします。例えばパエリア風とか、炒飯風とか、味付けご飯系のパックご飯って余り聞かないし(冷凍食品はあるけれど)。カップ麺のように、乾燥したご飯や具材が入っていて、水を入れてレンチンしたら、炒飯やパエリアになるようなものなら良いかも。そうか、「カップライス」が既にありましたよね。パックご飯が、大体一つ100円位のことを考えると、価格的には割高なのが難点かな。パックご飯も、おかずは必要だから、それを考えると価格的には同じ位なのかもしれないけれど。パックご飯も湯煎して食べる方法なんかをメーカーも公開しているけれど、単に「お米不足」で終わるのでは無く、代替手段として何があるのか、非常時には通常の方法以外にどんな対策が可能なのか、そう言う知識や情報を増やして、ものだけで無く情報の備蓄もする機会になれば良いと思います。

2024年9月3日

鮫肌飛行機


Aviation Wireの記事から、ANAのB777-300ERに、ドイツルフトハンザが開発した「鮫肌フィルム」を貼り付けて、飛行中の空気抵抗を低減し、それによって燃料削減をしてCO2も削減するという話。

船舶が舟の底に特殊な塗料を塗って水の抵抗を減らしたり、潜水艦は回りにマスカー(空気の泡)を放出してやはり水の抵抗を減らすなどの話は聞いたことがあるけれど。面白いと思うのは、同じ空気抵抗を減らすにしても、鳥とか昆虫の生態を利用するのではなく、海洋生物であるサメの特徴を生かすという事。空気と水では密度が違うから、空中での軽減効果は1%と低いように感じるけれど、それでも航空機としてはかなりのものらしい。

鮫肌では無いけれど、最近の飛行機の主翼の先端は、殆どクルンと上向きになっているのも、翼端で発生する乱流を防ぐことで抵抗を減らす目的。矛盾していると思うのは、飛行機は機体を浮かせるために高速で移動しつつ何らかの空気抵抗を利用して浮力を得て浮くわけだから、仮に全く空気抵抗のない機体が出来たら飛ぶことが出来ない気がする。いかに空気と効率的に関係を作るかというのが飛行機の肝なんだろうけど、 将来的にはこの鮫肌部分が可変するようになって、その時の速度とか空気の密度に応じて形状とか並びとか制御して、より効率的な空気抵抗低減効果を得るようになるかも。

空を飛ぶ飛行機と海洋生物のサメって、何改質の組合せみたいな気がするけれど、考えてみたら鯨とかは既に空を点でいるわけだから不思議は無いか(笑)。飛行機自体は、船舶の延長というかその系統という認識なのか、用語なんかも船舶のものがそのまま使われていることも多いから、そう言う意味ではミスマッチでは無いのか。実際、魚の中でも空を飛ぶ(滑空する)「トビウオ」の形状は、飛行機そのものだしなぁ。そう言う微妙な関連性から、こう言う共通要素みたいなものを見つけていくと、予想外の技術が生まれてくるかも。そういう組合せを延々と検証するような作業って、AIが得意そうだし。

2024年9月2日

(UA) NRT - HNL (4) - 事前準備

復路のアップグレードがまだ確定しないのが気になりますが、出発三日前になったので諸々の事前準備とその確認をすることに。今回も、今年初めに行ったように「買物」がメインテーマなので、一応再びワイケレアウトレットには行くつもりでいます。それ以外は、アラモアナとかワイキキ辺りをブラブラ定点観測をして今回も終わりそう(苦笑)。前回は、今回も愛用するTUMIのパックパックやJ.CREWのTシャツ等、結構戦果があり個人的には満足度が高い内容でした。今回は、バッグ類は購入予定は無いけれど、小物類で何か気に入った物があれば欲しいかなということと、もう日本ではなかなか手に入らなくなったJ.CREWのTシャツとかポロシャツ類を補充したいなと言うのがメインになりそう。

前回作成した「チェックリスト」に沿って、今回も確認していくと。

  • パスポートやESTAに関しては、先日準アメリカとでも言うべきグアムへ渡航しているので問題無し。
  • チェックインの時に必要そうな旅程表とホテルの予約票は、一応PDFに落として持参予定のノートブックパソコンに保管しておきます
  • グアムに持参したものの、結局1セントも使用しなかったUS$の現金類(紙幣と硬貨)も、そのまま巾着袋に入れて持ち出せるようになっています。
  • クレジットカード類も、今月で期限切れになるMasterCardの更新も出来ているし、今の所こちらも問題無さそう。
  • 通信手段(データ通信)も、前回同様Airaloを利用することに。前回利用した米国用のeSIMがiPhoneの中に残っているので、当時出発前にデータパッケージを購入して設定しておくことに
  • 今回の宿泊先は、少し奥まった場所にあるDoubleTreeを予約しています。空港からワイキキに走るTheBus #2の停車場が近くに無くて、調べたところではHilton Villageの一つ手前「イリカイホテル」前で降りて少し歩く必要がありそう。ホテルには、オプションリクエストでアーリーチェックインをリクエストしているけれど、未だに返事なし。
  • TheBusのアプリもiPhoneに残ったままなので、一応起動して使い方をちょっと思いださないと。
  • そのTheBus移動に欠かせないHolo Cardは忘れないように持参しないと。自分のアカウントにサインインして、一応まだ生きていることを確認。残金としてUS$3が残っていましたが、出発までに攻め手一日分程度はチャージしておかないと
  • 行く前からなんですが、帰国時の入国審査・税関審査用にVisit Japanでのオンライン書類の準備も完了
  • 持参予定の小物類やパソコンのACアダプターにType-C USBケーブル等は、いつも移動時に持参しているパッケージがあるので、それをバックパックに入れてあることを確認
  • 今回は衣類を購入予定でいるので、帰りに戦利品を入れる小さめのダッフルバッグを持参する予定。
  • 浜松から品川駅への往復の新幹線と、品川駅から成田空港までのN'EXの予約も完了。今の所天候は心配無さそうですが、小田急で発生したような法面崩落で普通になる何て言うことが無くて良かった 
特に新しいものを持参するわけでも無いし、いつもの様な2泊4日の弾丸トラベルなので荷物も少ないし。いざとなれば、ホノルルならコンビニもあるしABCもあるし、価格は別にして突発的に何か購入するにも困りませんからね。念のため前日、そして当日は午後の出発になるのでもう一度忘れ物が無いか確認して、出発前の事前準備は完了です。(続く...)

24時間×1回=30分×48回

毎年放送される度に、色々物議を醸しているNTV系列の「24時間テレビ」。この週末に放送されて、やはり問題点、特にタレントのやす子が走る「100kmマラソン」には多くの指摘があったようですね。個人的には、天候悪化のために一般道路ではなく日産スタジアムを走ると聞いて「まてよ、400mトラック250周させるなんて、狂気の沙汰だぞ」と思うのですが、天候が回復したからか、途中から一般道路に出て走ったみたいだけれど、そこでもいろいろと問題点を指摘されていて、色々な意味で「限界」なんじゃ無いかと個人的には感じる番組。 

系列局での寄付金横領の問題が発覚して、日本テレビに対しては厳しい意見が多く生まれたけれど、結局それに対しての対策は「オンライン募金」という事らしい。100kmマラソンの画面端にQRコードが表示されて、そこからオンラインで募金が出来るとの事だけれど、それならば日本テレビの通常の放送時にも、そのQRコードを画面に出して恒常的に募金をつのるようにしても良いんじゃなと思うぞ。少し前に「SDGs月間(週間?)」とか行ってロゴとか表示していたように、そこをQRコードにして長く募集すれば、わざわざ100kmマラソンなんて言うイベントを作らなくても、それなりの募金が集まる気がするんだけれど。

その100kmマラソン。過去、問題無く完走した人もいるのだけれど、今回も足を挫いて(捻挫して?)、テービングで固めて最後は走りきったらしい。それって、収録中とかロケ中に転倒して骨折したとかいう「事故」と何が違うんだろうか。少し前にも、「ぐるナイ」のロケ中に同局のアナウンサーが海に転落して、指とか複雑骨折して暫く休養しているらしいけれど、マラソン中に捻挫した、あるいは骨折したみたいなことって、それと同じ話だと思うのに何故かマラソンだと美談として仕上げられて中継もそのまま継続させられて、別に怪我をしたことに対してのお咎めも無いというのは矛盾していると毎回思います。

今回、24時間放送されたうち、多分視聴していたのは15分も無いんじゃ無いかな。日曜日の朝、偶々チャンネルを付けたら志摩さんの料理コーナーでそれは観て、後は以前「オモウマい店」に登場した能登のお鮨屋さんのコーナーも少し観たかな。以前は、ヒロミのリフォームのコーナーも好きだったんだけれど、どんどん大がかりになりどう見ても専門家が入らないと駄目な規模や内容になるようになってからは、ちょっと興味が薄れてしまいました。いゃ、彼もそういう工作作業は好きだろうし凝り性なんだとは思うけれど、元々の「個人のリフォーム」の域を超えているものを見せられると、ちょっと興醒めしてしまう。解決出来ない社会問題に対して光を当てて、世間に喚起して解決策を考えさせるという意味では、こういう内容の番組も必要だと思うけれど、最初の頃のショック療法的な手法を続けて行く意味はあるんだろうか。こういう年に一回の「お祭り騒ぎ」ではなく、年間通して丁寧に継続して行くことが一番大切じゃ無いだろうか。24時間ぶっ通しの放送をしても、深夜帯は視聴率も低いだろうし。それよりは、30分番組にすれば48回放送すれば24時間になるわけで、それって毎週一回放送すれば良いわけですよね。今回は能登支援が一つのテーマだったようですが、それこそ日テレの人気番組が、月毎に色々な形で能登の状況を伝えたり支援をつのったりすることの方が、より実質的だと思うけどなぁ。「支援活動」が「イベント」になっている事に、抵抗感を感じるんだろうか。色々疑問や不信感を感じる、今年も24時間テレビでした。

2024年9月1日

台風は何処へ

天気予報では、今日の浜松は朝から一日「雨」なんだけれど、自分ちの空は雲は多いけれど日差しも差すくらいの「晴れ間」が見える天候。普通ならば、新幹線走っても全然問題無い状態に感じるんですが、如何せんJR東海はすでに9月1日からの区間運航休止を発表しているので、今日の都内への移動は断念。まぁ、こんなもんだよなぁ、人生なんて(マテ)。

台風10号も、まだ台風のままで、熱帯低気圧へは変わっていないんですよね。今朝の時点では九州から四国へ渡って、そこから紀伊半島の南側会場へ抜けている状態。そのまま太平洋(遠州灘沖)を東へ移動すると、今日の午後からは浜松は天候が崩れるかなぁ。あるいは、そこから北上すると直撃コースなんだけれど、それは勘弁してほしいところ。今の予報図だと、少し西に戻る感じで北上をして、伊勢湾を真北に上がるようなコースを想定しているのだけれど、それだと名古屋直撃で今は動いている名古屋から西向きの新幹線も止まるかもしれない。

今回も含めて、東海道新幹線と東海道本線両方が止まることは余り無かったと思うんですが、それに加えて都内とか名古屋とか大阪とか、期間ターミナルにも影響が出ているから、迂回路を考えるにしてもどんどん選択肢が無くなってしまいます。今回は、東京から大阪への移動に、北陸新幹線を乗り継いで福井経由で移動するという経路が話題になったけれど(だからJR福井駅は空前の混雑だったらしい)、仮にリニアが開通していたら、随分と様子も違ったでしょうね。 名古屋を基点に考えると、名古屋から西への移動方法って、結構複数の選択肢があると思うんですよね。東海道本線と新幹線以外にも、名古屋から大阪までは近鉄が走っているから、これが結構大きいんじゃ無いだろうか。

東京-名古屋間では、そこを補填する迂回路って北陸回りしか無いんですよね。長野経由というのもあるけれど、それだと今回はどうだったんだろうか。昔は悪天候に逆らって無理に運航して、傷口を広げて後から批判を受けたことも多くて、その経験から現在のように事前に計画運休するようになったわけですが、今回も含めてかなり理解は進んでいるんじゃ無いだろうか。自分のように、多少無理しても移動したいという人間は、いつでもどこでも必ず居るものなんだけれど、それで多数の人に迷惑を掛けることを考えると、そこは命に関わるようなことでも無ければ我慢しないと。と、自分を言い聞かせて、今回の移動目的だった試合観戦は動画配信で我慢することに。新設された、新しい電光掲示板、みたかなったなぁ... (マテ)