2024年9月11日

(UA) NRT - HNL (11) - まとめの備忘録

今回も次の旅行に備えて、色々振り返りを兼ねた備忘録を最後にまとめておきます。

  1. A380 1号機 vs 3号機
    前回は、往路は羽田発のB787で、復路は成田行きのA380という組合せでしたが、今回は成田発着のA380での往復。往路は1号機、復路は初めての3号機を利用しました。内部の構成や設備内容は3機種どれも共通だと思いますが、やはり機齢が違うせいか、3号機の方がそんなにやつれた(笑)感じがなくて新しく感じるのは仕方ないか。ただ、その新しいはずの3号機で、通信衛星経由のインターネット接続サービスが不調だったのは頂けません。今回往復ともA380を利用しましたが、昔よく利用したB747と比較しても静かだし安定感はある感じはします。ただ、Business ClassにしてもFirst Classにしても、2階部分に詰め込んでいるので、B747のFirst Class(1Fの先頭部分)やBusiness Class時代と比べると、一人当たりが占めるスペースは広くなっているけれどシートは昔の方が横に広かった気がします。勿論その当時のシートは横に広くても「ライフラット(Lay-flat)」と斜めに平らになる(実際は腰の位置で段差があったけれど)シートでしたから、寝心地は今の方が良いけれど座席自体は昔の方が広かった気がします。まぁ、でもやはり最新の設備の方が色々便利である事は確かです。
  2. 出入国審査@成田
    時間帯にもよると思いますが、昔と比べたら本当に楽になりました。私は、昨年更新した10年パスポートが、もしかしたら人生最後のパスポートになるかもしれないと思っているので、基本日本の出入国時には必ずスタンプを押して貰うようにしています。その操作も含めても顔認証ブースを通過してあっと言う間に出国できるのは隔世の感があります。昔、初めて指紋認証システムが導入されて、長い行列の有人ブースを尻目に隣りの指紋認証端末を通過してちょっと気分爽快になった事がありましたが、あれ以上の利便性が今では誰でも利用出来るわけですからね。私は指紋が薄いので、指紋登録しても大変でしたし。入国時も、入国審査も顔認証で直ぐに通過出来るし、その後の税関申告も昔と違ってQRコードで通過する方が多分早いと思います。端末操作でモタモタしなければ、パスポートを読み込ませて税関申告のQRコードを読み込ませて、その先の税関係員のいるゲートも昔のようにインタビューがなくなり顔認証で直ぐに通過出来るようになっていましたから。実は今回帰国したときの税関申告のブースは、有人ブースもガラガラで半分以上は空いていた状態でした。ですから、一番近くのブースに向かえばそんなに変わらない状態で通過出来たかもしれませんが、待ち行列が出来ていたらQRコードブースの方が有利だろうと思います。
  3. 出入国審査@HNL
    HNL (Daniel K. Inoue International Airport)での入国審査は、係員のインタビューがありましたが、ESTA登録してあればそんなにトラブルは無さそうな雰囲気でした。あと、年内に複数回渡航の履歴があると、その状況が結構影響しそうな雰囲気も感じられました。これも、昔のようにESTAはあってもESTA端末で処理して、それを持って入国審査のブースへ行って並んでという時代から比べると、かなり省力化されていて嬉しい限り。最近は、米国本土の空港を利用していないので、他の空港の様子が分かりませんが、多分そんなに違わないと思うのだけれど。HNLの直前に言ったGuamも同様の感じでしたからね。出国審査は、アメリカの場合日本以上に元々簡単で、セキュリティチェックが事実上の出国審査みたいなものですし。あと、ANA Suite Loungeから搭乗する時は、顔認証で追加するようになっていて、これはGuamでも同じだったから、多分米国の空港はそういう風に変わっているんでしょう。Guamではパスポートも搭乗券も確認されず、顔認証だけで終わりましたが、NHLではパスポートの確認はされたので、運用は空港に寄って違いはありそう。
  4. UA MPのPQP
    今回のフライトは、UA MPのアカウントへ付けたんですが、UA MPを見るとPQPが「1,146」しか付いていない。確か、Preferred Partnerの上限1,500PQPまで付くはずだったのにとUA MPのルールを見直してみたら、私が勘違いしていたようで、どこかでルールが変わり、今は「提携航空会社のベースマイル × クラス倍率 / 5 = PQP」となっているらしい。となると、今回のベースマイルは「3,818」なので「3818 × 1.5(Z) / 5 = 1146」という内訳らしい。今回の料金で1PQPあたりのコストを計算すると、139.5円/PQPとなるので、ギリギリ今の為替レートよりちょっと得した位の感じですねぇ。ちょっとガッカリ。ANA発券なので、コストを下げるのはSKYコインとか利用すれば良いけれど、それよりも以前は3,000PQP獲得出来たのに、約2,300PQPと2割ちょっと減っているのはガッカリ。
  5. 日本人が戻るハワイ
    今回Honoluluを歩いていてちょっとビックリしたのは、以前と比べて段違いに日本人観光客が増えていることです。以前だと、見た目アジア系の人でも中華系とか韓国系が7~8割位でしたが、今回はそれが逆転以上している風に感じました。とにかくすれ違う人からは、殆どの場合日本語を話している様子が聞こえるし、Ala Moana SCでも同様。Waikele Outletでも日本人観光客のグループがあちこちに居てビックリ。だからなのか、今回中国語は殆ど耳に入ることは無かったし、韓国語もかなり減ってきている雰囲気でした。JALとかANAが一生懸命集客している結果だと思うけれど、ANAは来期はA380を減便するし、まだまだ本格的な復活とは言えない様子。でも、かなり日本人が戻ってきた印象は強く受けました。
  6. 現金利用0
    今回も色々な場所で買い物をしましたが、今回も現金の利用はゼロ。結局紙幣とコインは袋に入れたままハワイへ行き、そのまま日本に戻ってきました。何回か自販機で何か飲み物を購入しようかと思ったんですが、その自販機自体少ないし、しかもクレジットカードが使えるから現金が使えない自販機も最近は増えているんじゃないかな。日本だとSuicaやiDを利用して現金いらず何ですが、アメリカだとApple Payが使えれば殆どの場合それで間に合いますし。出発前に空港で両替するなんていう光景は、どんどん昔話になっていきますね。
  7. 偉いぞGoogle Map
    前回の旅行で、Google Mapの利便性に遅まきながら気がついたのですが、今回も非常に便利でした。Honolulu周辺は、TheBusでの移動が大きな割合を占めたんですが、とにかく番号でどこへ行くというのがなかなか慣れない。Google Mapで地点から地点を指定すれば、直ぐにリアルタイムで表示してくれるので、もう手放せません。そして、そのためにはデータ通信が必須なんですが、今回は実質丸々2日間の滞在で約500MBを消費しています。地図データをやり取りするから、やはりそれなりにデータ量は使うので、この辺りは注意が必要かも。
COVID-19が猛威をふるっていた時期は勿論、ほんの一年くらい前まではまだまだ空港も閑散としていたし、海外へいっても寂しい雰囲気を感じたものですが、今年何度か訪問している場所(Singapore, Honolulu, Guam)はかなり賑やかさも戻ってきているし、受ける印象もCOVID-19以前と殆ど変わらないように感じます。改め、普通に旅行をして普通に楽しめる幸せを感じる旅になりました。こういう状態がさらに戻り、そしてそれが普通の日常になる事を切に祈りたいですね。()

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