今回も大きなトラブル無く無事に旅行を完了することが出来ました。年齢の事もあり、だんだんと遠出するのがきつくなる反面、特にデジタル化によるサービス向上も進んでいて、もう少し筋トレをして体力を付ければ、まだまだ弾丸トラベラーも維持出来そうかも(知らんけど-笑)。デジタル化されている分野は大体がそうですが、以前なら当たり前の事が次の機会にはもう陳腐化しており、追いつくだけでも大変。次の旅行予定は、今の所10月のSingapioreですが、UA MP 1KのUA 4区画利用のためにも、その前に一度はUS本土へ飛びたいと思っているので、何度か旅行機会があるかも。その為にも、今回得た気付きとか反省点を最後にまとめておくことにします。
- 羽田空港第2ターミナル(T2)国際線フロアー
今回初めて利用したT2の国際線フロアー。オープンした時にはかなり期待感が高くて、でも直ぐにコロナ禍で閉鎖されて、やっと再開してくれた場所。今回初めて実際に利用してみましたが、期待感が高かっただけにちょっと失望感も大きかったかなぁと言う印象です。 - T2の国際線フロアーなので、チェックインカウンターはANAだけで分かりやすい(笑)。記事にも書きましたが、何故か「Pカウンター」から始まっているのは、やはりT1と連結して、ここに更に大きな国際線用ターミナルを作る事を想定していたからなんでしょうね。となると、AからOまでは15文字なので、現在の7~8倍位の規模になるのかな? それまでは、こぢんまりとして分かりやすいと思うけれど、それだけ規模が小さいので、売店とかラウンジとかは不便かも。
- やはり別記事にも書きましたが、T2のANA Suite Loungeは色々工夫はしている印象は受けるけれど、ちょっとその仕組みというかサービスにはガッカリ。ただ、ラウンジと出発ゲートが近いのは良いけれど。
- 最大のメリットは、ANA同士での国際線-国内線の乗り継ぎでしょうね。それ以外では、自分的にはあまりT2国際線ターミナルのメリットは感じられませんでした
- 利用機材
今回往路(HND-HNL)はB787、復路(HNL-NRT)はA380を利用しました。 - B787は中距離国際線用の機材で、シートは今や古いタイプになってしまった「スタッガードシート」。B787用なので横幅も少し狭くて、正直「棺桶感」が強いシートでした。また、フルフラットのはずなんだけれど、フラットにしても座席の凸凹が一寸気になる感じ。人間の慣れは恐ろしい物で、このシートではもう感激しなくなってしまいました。
- 一方復路のA380は、シート自体はB787よりも少し広いタイプのシート。B777-200に搭載された最新型の個室タイプのThe Roomシートには劣るけれど、少し広さも合ってリラックス度ではB787よりは良かったですね。そう言う意味では、ハワイ往復は成田発着で利用したほうが、満足感は高いかなぁという印象。
- ただ、往路便は最初から最後まで殆ど寝ているだけなので、多少狭くても寝るのには支障ないと思えば、アクセスの利便性が良い羽田発の方が便利かも。それと、飛んでいる3便の中では一番遅くホノルルに到着するので、空港に到着してそこからホテルに移動すると、大体お昼少し前位なので、現地に到着してその後活動したい場合には一番楽かもしれませんね。
- ちょっとショックだったのが、機内で出される食事前のお絞りが、不織布の紙ナプキンに変わっていたこと。あの暖かいというか熱々のお絞りって、結構気持ちも良いし特に帰国便で寝起きに熱々のお絞りで顔を拭けると、かなりさっぱりするのに。コストダウンとリソース削減の結果なんだけれど、SDGs的には逆行するんじゃないの。使い捨てのお絞りよりは、(多分)再利用出来る布製のお絞りの方が環境に優しい気がするんだけれど。
- データ通信
これも記事に書きましたが、現地到着後直ぐにアクセス出来る通信手段(ネットワークアクセス)は、もう必須。これまでなら、空港でレンタルWi-Fiを入手して、現地でそれを使うと言うのが「標準手段」だったと思いますが、例えば家族やグループでポケットWi-Fiを共有する場合等は、それも有利かもしれない。個人で移動して個人でアクセスする場合は、今回の様にeSIMを利用するか、例えばdocomoのahamoのようにローミングサービスで実質国内料金の範囲で利用するとか、その人の都合なり環境で対応すれば良いと思います。現在は、多分マップ機能や位置情報取得等でデータ使用量も昔より大きいと思いますが、今後はAI利用での例えば翻訳サービスとかレコメンド機能利用とか、さらにデータ量消費は大きくなると思うので、そうなると悩ましい事にまたなりそう。 - Google Mapは必須
自分の不勉強を痛感したのが、Google Mapの利便性。いゃ本当に「NAVITIMEいらないじゃん」と感じる位。まぁ、国内ならば色々便利なサービスやアプリがあるから、知らないのも仕方ない気がするんですが、やはりアメリカ国内で移動する場合には、もう手放せない感じ。実は最初「ルート検索」のやり方が良く分からなくて、何回かトライしたんですが、その後は「ふむふむ」と一応使いこなせる状態に。感激したのは、ほぼリアルタイムで反映してくれるのは便利。さらに、「Live View」機能だと目の前の様子を映しながら、「右」とか「左」とか道案内してくれる機能も今回初めて知りました。いゃぁ、もっと精進しないと(笑)。ただ、その分データ使用量はますます増えそうですね。 - 円安・物価高
円安による為替レートの高騰も痛いけれど、明らかに現地の物価も数年前と比べて上がっているのも事実。一番顕著なのはホテル代だけれど、これが以前くらいに下がることは期待出来ないので、工夫しないと今後厳しそう。今回はHiltonをポイントで宿泊したら、リゾートフィーが掛からないのでUS$50位のセービングになったわけですが、これも一つのアイデアなのかなぁ。悩ましい所です。今回特に感じたのは、やはり食事の代金で、以前ならフードコートで食べたら、一桁US$(例えばUS$8とか)だった物が、普通に二桁US$10台ですからね。レストランの食事だって、以前ならば「今日はちょっと食べすぎ・飲み過ぎたなぁ」と思った場合でも、US$50を越えることは無かったけれど、今回は食事1品にビールでもUS$60(Tax/Chip込みでUS$75)。コロナ禍直前と比較しても1.5~1.7倍位違う印象です。 - 空港混雑
成田空港での大混雑は、これまで30年以上空港を利用してきた身としても最大の物と言っても良いくらいの感じでした。入国審査場が審査待ちの訪日外国人で溢れる様子は何度か見ていますが、それが溢れて検疫ブースの外にまで行列が出来ていたのは初めて見ました。その為、入国審査場のまん中やや5サテよりにある、日本人向けの顔認証ブースになかなかたどり着けない。あれ、やっぱり5サテから来た経路と、それ以外の反対側から来た経路、審査場の左右端に設置して欲しいですね。いずれにしても、今の審査場のスペース不足が根本原因だから、あそこをもっと拡張しないと改善されないだろうけれど、成田空港の拡張工事や新ターミナルビルの建設も計画にはいっているので、わざわざ投資することは無いだろうなぁ。となると、あと10年位はあのままなのか。ますますオーバーフローは厳しくなりそう。
次の予定は10月のシンガポール行きまで未定。6月か7月位にどこか行きたいなぁ。出来れば、アメリカ本土へ渡って、UA MPの要件である、UA運今便4区画利用も達成しておきたいところ。G.W.は時間が有るから、じっくり検討してみることにします。(完)
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