この旅行記の最後に備忘録兼まとめみたいな記事を投稿する予定でいて、そこにも同様の話を重複して書き込むかもしれませんが、昨日・今日公開した2日間の行動で改めて実感したのは、「もう現地でのデータ通信確保は必須だよなぁ」という事。言うまでもありませんが、昔からそう言う事は言われていたけれど、やはり「地球の歩き方」みたいなガイドブック頼みだったり、現地でパンフレットを貰って行き先を確認したりという時代は、完全に終わったと今回強く感じました。それは移動や現地での行動に必要な情報収集だけでなく、買物などの経済活動も同様で、実は今回の旅行ではずっと溜まりっぱなしで時々空港のX線検査で引っかかるUS硬貨を消費するつもりでいましたが、結局硬貨も紙幣も現金はUS$1どころか1セントも使わずに終わってしまいました。
移動手段では、基本Holo Cardを使用したので、チャージはスマホからHolo Cardのサイトにアクセスして自分のアカウントから入金するだけ。買物関係では、今回何度かApple Payを使用しましたが、結構Apple PayやGoogle Payが利用可能な店舗が増えている気がします。それが使えなくても、クレジットカードは基本どこでも殆どの場所で使用可能ですし、金額だって極端な話数ドル程度でもクレジットカードが利用出来ますし。ただちょっと解せなかったのは、Apple PayやVISAのコンタクトレスで支払をしたのに、その後の画面や印刷したスリップに署名を求められる時があったこと。お店によっては防衛措置を取っているのか、逆にお店側の信用度がまだ十分でないからなのかは不明ですが。凄いなと思ったのは、私はContactless決済はカードが対応しているVISA Platinum CardかHilton Premium Amex Cardを利用し、Apple Payのデフォルトには、VISA PlatinumのOMNI CardであるMasterCard Platinumを設定しています。で、Apple Payで支払をしたら、5分もしないうちにVISA(三井住友カード)から「利用状況」の確認メールが飛んできて、ちゃんと購入金額(US$で幾ら)と日本円への換算金額が記載されていてビックリ。変な話、地球の裏側で悪用されても、直ぐに分かりますね(笑)。ただ、やはり利便性ではFeliCa系のiDだったりSuicaが一番便利だと思うなぁ。Apple Payも、そんなに利用するわけじゃ無いから、取り出す時にサイドボタンをダブルクリックして呼び出す動作はするんですが、それに続いてFace IDで認証させるのを忘れてエラーになることが時々あります。あれは、凄く面倒な一手間だと思う。でも、ほんの5年位前と比べても、凄く電子決済というかCash-lessの世界になった事を改めて実関しました。その為にもデータ通信は必須ですよね。
そのデータ通信ですが、私は今の所現地対応のeSIMを入れて利用していますが、例えばdocomoユーザーでahamoを国内で利用していれば、その20GBを現地でローミングして利用出来るので、見た目的には「無料」でデータ通信が出来ます。実は、今自分用のスマホは3台所有していて、いずれも5Gライトの契約を諸々の理由からしています。3台をアカウントに紐付けているので、1アカウントあたり1,000円ちょっとのファミリー割引等もあるんですが、このうちの1台をahamoにしても良いかなぁと。そうすれば、そのahamoスマホはそのまま海外に持ち出してシームレスに利用出来ますからね。ただ、今でも2台が1GB/月でも十分間に合っているのに、20GBも何に使うのかという疑問はあるんですが。毎月海外に出かけてahamoでローミングするなら良いけれど、流石にそんなことはやらないだろうし。今の所は、色々な理由から国内は国内、海外に出かけたらeSIMで都度対応というのが、自分的に一番あっていると思っています。まぁ、そのうちにまた環境が変わってくれば、やり方も変えていくつもりですが、いずれにしても現地でトラブル無く必要なだけ利用出来るデータ通信はもう必須ですよね。因みに、今回は2日間と帰国日の離陸までの数時間利用しましたが、データ消費量は250MB位でした。1日目や2日目には、TheBusの経路や運航状況を見るために、Google Mapを盛んに利用しましたが、それでもこの程度で済んでいます。後は、メール確認やサイト確認等なので、まぁデータ量もたかがしれていると言えばそうだけれど。以前だと、Mallとかに入ると直ぐにそこで提供しているFree-Wi-Fiにアクセスするのが最初の儀式でしたが、最近ではWi-Fiと4G/5Gでスピードも違わないし、接続も安定していない場合もあるから、ずっとWANを利用していることの方が多いかも。
「データ通信」で今回ちょっと感動したのが、Hiltonのアプリを利用して100%対面対応無しで、チェックインからチェックアウト迄必要な手続きやサービス提供が受けられたこと。アプリ上の今回の予約を開くと、左側のようなアイコンが並んだ画面が表示されて、ルームキーの代わりになる"Digital Key"も、最初は白色ですがキーをリクエストして部屋の準備が出来てアサインされると、こんな緑色に変わります。チェックインの時に部屋の場所(部屋番号)を変更することも出来ますが、それによって準備の時間が変わるだろうから、早く部屋に入りたければ最初の部屋にするのが一番早いんじゃ無いだろうか。記事にも書きましたが、お昼前にアプリから"Digital Check-in"をして、その時にはまだ部屋の準備は出来ていませんでしたが、1時間程で「部屋の準備が出来た」「Digital key送った」とメッセージが飛んで来るので本当に楽です。また"Benefits"とか"Hotel guide"も、一般的な説明では無く、そのホテルに特化した内容が表示されるので、これも結構役立ちました。"Message hotel"は、右側のようにチャットでホテル担当者と対話出来るもの。今回は部屋に入ったところ、Wi-Fi Passcodeの表示が無くて、普通は部屋に紙で書かれているか、以前の場合はテレビのホテル情報で「この部屋のPasscodeはXXXXX」と表示されていたことがありましたが、ここの場合はチェックイン時にフロントで知らせてくれるらしい。でもDigital Check-inでフロントに立ち寄っていないので、こんな感じでMessage hotelで「Wi-Fi Passcode教えて」と送ったら、数分で「passcodeはxxxxx」と返事が来て、ちゃんとWi-Fiアクセスする事が出来ました。結構電話で聞くのは大変という場合でも、テキストなら何とかなる場合が多いと思うので、このサービスは便利だと思います。
最後に、今回ちょっと盲点だったと思ったのが、Google Mapでの移動経路情報検索。国内ならば、私はNAVITIMEを使用しているので、Google Map自体は位置検索で利用しても経路検索までは殆ど利用していませんでした。今回HonoluluでNAVITIMEが使えないので(若しかしたらオプションで可能かもしれないけれど)、Google Mapを開いて「[ルート]検索」の青色右折アイコンをクリッすれば、二地点の移動情報が直ぐに表示されます。しかも、リアルタイムに「何番のバスが何分遅れ」とかも表示されるし、今回の様に途中で乗換が発生するような場合も、その接続時間の変更もリアルタイムで更新してくれます。GoogleもUSAの会社のアプリだから、米国で使い勝手が良いのはある意味当たり前だと思うけれど、いゃ同じ事が日本国内でも出来るなら、今日からGoogle Mapに乗り換えようかと思うくらい。まぁ、ベースの情報はNAVITIMEとかから貰っているのかもしれないけれど、ここまで便利だとは今回実際に使ってみるまで知りませんでした。使い慣れだアプリって、なかなか手放せなくて、バージョンアップやメンテナンスが終了してもずっと使い続けるものですが、やはり新しいものを試す努力も必要だなぁと反省。少なくともアメリカ旅行するなら、日頃からGoogle Mapを使い慣れている必要が有るなと実感しました。次回はもっとスムースかつ効率的に活用しないと。今回も、色々気づきが有った旅行だったと勝手に満足しています(笑)。
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