2024年10月30日

国民民主党

今回躍進し、国会でもキーマンとなりそうな国民民主党。この玉木雄一郎代表のインタピュー記事。玉木氏の色々な発言は、大体は良いとは思うんだけれど、時々ポカをするというか、ちょっと不安定さというか頼りなさというか、そこが無ければ凄くバランスの良い政治家だと思うんですが。で、個人的にはこの政党で期待するのは、地元選出議員でもある椎葉幹事長なんだけれど、彼も言う事は言うけれどかと言っても表に出て目立つというような人でも無いので、案外この二人コンビというのは「正解」なのかもしれない。

で、その玉木氏、自公与党と立憲民主党の「疑似二大政党対決」みたいな形になった今回の選挙結果で、野党による「連立政権での経験奪取」を「国民が期待していますか」と一蹴しているのが痛快(笑)。そりゃそうだろうな、人数合わせならば野党連合で過半数獲得は可能だけれど、そのためには5~6政党が固まるわけで、とても一つの「政治組織・チーム」として動けるとは思えない。特に玉木氏も指摘しているように、国の責任者として、外交とか防衛に関しては共通した認識と行動が要求されるわけで、それを失敗したのが先の民主党の「最低でも県外」発言だったりするわけですからね。

また、与党と連立しないというのも、現状では正しい選択だと思う。一つは、やはり7人の政党から増えたとは言え28議席の政党ですから、多分与党に入ったしても政権運用の一翼を担う人材が以内でしょう。仮に公明党のように一つの省庁を任されたとしても、行政を見つつ立法の仕事もするのは、今の状態では難しいと思う。それよりも玉木氏も言っているように、閣外協力みたいな形で、政策毎に是々非々の対応をすることが、多分彼らの存在感を一番際立たせて、勝つ実績作りにも効果的だと思う。

自民党としては、維新とも同様の政策協定みたいな関係を維持して、まずは1年乗り切ることを考えるのが現状での最善策のような気がする。来年の参議院選挙は、確実に過半数を抑えるような状態に戻さないといけないわけで、その為には今回の選挙で支持を離れた若者世代や保守系支援者を取り戻す方策を考えないといけない。やはり国民の一番の興味は、経済対策と社会保障な訳だから、そこはどちらの政党とも一致できる部分も大きいわけで、それを上手く利用して実現していけば、全部とは言わないけれど今回はなれ他支持者もかなり戻ってくるんじゃ無いだろうか。問題は、その時にまだ石破さんが総理でいるのか、続投できるのかと言う事だと思うけれど、衆参同時選挙になったらまた自民党の顔が変わるでしょうね。ただ、それが以前のように1年ごとに顔が変わるような状態になるのは止めて欲しいけれど。国民民主党には、少なくとも予算が決まるまではこのスタンスを維持して、是々非々の立場を崩さないで欲しい。それで他の野党、維新とか立憲民主党等が、少しでもそう言う「是々非々」のスタンスに戻って、健全な政策論争が行われて、より丁寧でかつ多くの人が満足出来る政策が実現することが、今の国民にとっては一番の利益だと思うから。 

再稼働

今は一部稼働しているけれど、東日本大震災で全国の原発停止を要求した当時の民主党政権(=菅直人首相)の「呪い」がやっと溶けそう。震源地に近かった原発の一つ、東北電力の女川原発2号機が13年振りに再稼働したというニュース。順調にいけば、来月初めには発電を再開して、12月には営業運転をする予定との事。震災の原発事故というと、どうしても福島第一原発が浮かんでしまうけれど、確かこちらの方が震源地には近いんですよね。と言うか、地震の揺れで施設がこわれたわけでは無いのは、福島第一、第二も動揺で、その後の津波で施設が破壊されて水素爆発を起こしたのが福島第一原発で、第二原発はギリギリ非常電源が間に合って冷却できて何とか収束させてもの。確か今回の女川原発は、震災直後から周辺住民の避難場所としての役割も果たしていたはず。震災直後の愚策の一つで、「菅の一声」で原発を止めてしまい、さらにはその後の再生エネルギー、特に太陽光発電への優遇策が今の日本の歪んだ電源事情を作る切っ掛けになったことは、私は間違いないと思う。

今ではもう忘れてしまった人も多いのかもしれないけれど、震災直後は原発以外にも多数の火力発電所なども影響を受けて、本当に東日本は暗闇の状態に。さらには、計画停電なども行われていてかなりの供給制限をして、それに全国民が協力をして何とか乗り切ったけれど、その後は火力発電のための燃料輸入による電気代アップに、再生エネルギー優遇のためのFITの上積み料金などで、今は電気代もかなり値上がりしている状態。今回国会のキャスティングボート握る国民民主党は、ガソリン前に設定されている「トリガー条項」の撤廃を協力の前提に挙げているけれど、FITの停止あるいは廃止も追加してくれないだろうか。本当は持って以前に再検討するべき事柄だったと思うけれど、世界的な「再生エネルギー」ブームに抗しきれなかったのは、後々見直しが必要だった気がします。

地元の中部電力では、浜岡原発が当時名指しで停止要求をされて、当時の中部電力社長が「法律的にはそういう仕組みは無いが、総理の一言の意味は重い」みたいなことを言って、結局停止してそのまま。防潮堤も、当初の予定から3回だったかなかさ上げの高さが積み上がっていて、その資金だけでも相当のものだと思うけれど、未だに再稼働の目処は立っていない。技術的には、もうかなり整備されていると思うのだけれど、周辺市町村の了解が中々取れないのが最大のネックだろうなぁ。川勝前知事の時には、色々発言はしていたけれど塩漬けすることが前提みたいな態度だったけれど、鈴木現知事になったら問題点は問題点として解決策を示し、停滞ではなく何らかの前進をする切掛を何とかつくって欲しい。原発としては、浜岡原発の一箇所しかない中部電力ですから、ここが動くか動かないかでは電気料金にかなり影響すると思うし、それって経済活動では最大の要因の一つだと思うから。熊本や九州への国内外の半導体業界進出が話題になっているけれど、西日本では原発がそれでも何カ所か稼働して電気代も抑えられていることも理由としては大きいと思うなぁ。

福島や東北の震災からの復興に関しては、色々進んでいるところ・停滞しているところ・全く手つかずなところ、まだ色々な場所があると思いますが、やはり被災地の中で原発が再稼働して地域を再び支えるという意味は大きいと思います。地元的には、悩ましい所はあるとは思うけれど、別に地震で福島第一原発が壊れて被害を出したわけでは無く、その後の津波対策と総電源喪失という「有り得ない」という想定外の事が発生した事で、核燃料の冷却が十分に出来ずに水素ガスが発生して、それが爆発したのが「福島第一原発事故」の内容。となれば、津波対策、浸水対策、総電源喪失時の対策、とやるべき事は明らかだし、それが準備出来たのであれば、再稼働することには技術的観点からは問題無いはず。ただ、あれだけマスコミや周り以外の人間が服島を「フクシマ」として叩いていた影響はまだ大きいわけで、その払拭にはまだまだ時間もリソースも必要でしょう。そんな中で、この女川原発再稼働が最初のスタートになって、早く以前の「福島」に戻る事を祈りたいですね。

2024年10月29日

レッテル貼り

Nathan氏が纏めている、衆議院選挙開票速報番組での「裏金マーク」問題。私も当日どこかの番組(NTV系かな)を見ていて、この「裏金マーク」を表示しているのにビックリ。いゃ、呆れたと言う方が正しいのだろうか。過去のこういう報道番組で、疑惑の○○とか、問題を起こした議員が選挙に出馬して当選しようとしても、こう言うことをやったことは無かったですよね。それこそ、何千万円、何億円の不記載問題があった某大物政治家達の名前の横にも「不記載」とか「子ども手当」みたいな表示をしていた記憶は無い。本当に、話題性だけ取れて視聴率が稼げれば何でもありだなぁと言う不愉快な印象しか浮かばない行為。

こう言う事が許されるならば、メディア各社も自分達の事を「虚偽報道放送局」とか「捏造新聞社」と言われても反論出来ないことになると思うのだけれど、それで納得するのか? 「裏金」と言いながらも、その出所も使途も分かっていて訂正されている金銭に対して言っているのに、その出所も記載も不明な野党の「裏金」に関しては何も言わないのはダブルスタンダード以前の問題だと思う。変な話、裏で癒着しているんじゃないの、と言われても仕方ない行為だと思う。浜田参議院議員が、テレビ局の責任者を総務委員会に呼んで質問すると行っているけれど、その総務大臣が今は「あの」村上氏なわけで、まぁ答えにならない回答を委員会でして、それで終わりになりそうな気がする。

安倍総理在任中にあれだけ騒いだ「モノカケサクラ」なんて、今では誰も言わないのに、それならばあの時のあの騒動は一体何だったんだと聞きたいところ。ご本人がもう無くなっているので、問題として追及できない・やらないという状況は有るのかもしれないけれど、その割には未だに「アベノミクスのなんたら」とか「アベノマスクがうんぬん」とか思いだしたように取り上げるわけで、既存メディア、レガシーメディアの衆愚化は止まるところを知らない。まぁ、安倍氏に対してだけで無く、例えば豊洲市場移転時の豊洲の「地下水問題」とか、最近ならば福島第一原発の処理水放出や福島に対しての言説など、「公平な報道」どころか「正しい報道」すら放棄しているような状態ですからね。で、その都合の良い報道に踊らされる我々という構図が今回の選挙で出来上がってしまい、ますます彼らが増長することが一番の不幸に感じます。

日頃は「差別するな」とか「レッテル貼り」と批判している側が、これだけ堂々とそういう行為をしていること自体、彼らの存在意義を否定することだと思うけれど、そんなことは馬耳東風何だろうなぁ。今回の件に限らず、彼らが大人しく批判に耳を傾けること何て無いわけですからね。で、民放がするだけでなく、NHKですらこう言うことをやるわけで、かれらも何か受けがないと受信料が回収できないと思っているんだろうか。一般的に「進次郎構文」と呼ばれる、「同じ意味・内容の事柄を、別々の言い方で続けて一つの文章・言葉のように発言する」みたいなことなんですが、それって文字にするとおかしく見える場合でも、実際の発言時にはその間に「間」が存在していたり、言い換えみたいなトーンで繰り返すこともあるわけで、実際の会話での状況と、それを圧縮変形させた場合では全く違う発言と思った方が良いんじゃ無いだろうか。それを恰も事実のように伝えるメディアは、よほど報道に対しての能力が無いか、かなり意図的な行為と思った方が良い気がします。 いみじくも、既存メディアの劣化というか、これって「幼稚化」とでも言った方が良い気がします。まぁ、一言で言えば「報道機関として恥ずべき行為」だと思う。

票の行方

先の衆議院議員選挙での、各政党の得票の動向に関してのネットでの拾い物。自民党が色々な理由から大きく票を失ったことは事実だけれど、それに対して議員数では1.5倍と躍進した立憲民主党の得票数が殆ど変わらないことは面白い事実。自民党が失速した分「漁夫の利」で議席が増えたと言うことが良く分かる。だから、決して「自公政権が否定されて、立憲民主党が支持された」とは言えない状況であることは重要。

今回議席数を4倍に伸ばした国民民主党が前回から比べて倍以上の票を獲得していることは注目するべきでは。結果として、票を失った公明党や共産党、さらには日本維新の会よりも多くの票を獲得しているのは、やはり現実的な公約に対して自民党から流れた人が多いのかなという印象。一方で、堅い票田を持っていると考えられる公明党や共産党が、それぞれ二割近くも票を失っていることは注目すべき動向では。支持層の乖離が始まっている気がしますね。社民党のように、支持者の高齢化による自然減以上の票の失い方ですから、そこは行動や公約に対して不満や反発を感じて、今回別の政党に入れた人が少なくとも一割程度は居ることになるわけですから。気になるのはれいわ新選組が大きく票を伸ばしていることで、パフォーマンスだけなのに若い支持層にそれが受けて票を集めているのだろうか。少なくとも共産党は、れいわにも獲得票数で負けていることは大きなショックだと思う。議席数でも、れいわが9議席に伸びたのに、共産党は8議席と2議席減らしているわけですからね。

所謂「裏金問題」の逆風という言われ方をするけれど、それはマスコミとか一部野党がそう思っているだけで、個人的には石破内閣に対しての失望感が大きい気がします。実際総裁選前には、「次の総理1位」とか散々言われていたけれど、いざ政権を取ってみたら支持率は歴代最低に近い状態で、しかも前言撤回みたいな発言が次々と。さらには、本来ならば自党に不利な情報である「裏金問題」に対しては「既に対応済み」と言えば良いものを、再度蒸し返して仕舞う愚かさ。さらには「不記載問題」と言えば、野党にも同じ穴の狢も居ることで強く言えないはずなのに、「裏金」と言ってしまうオウンゴールもあるわけで、本当に無能だなぁという印象しか沸かない。総理や幹事長の引責辞任が言われているけれど、あえて火中の栗を拾う人は居るんだろうか。総理に関しては、岸田さんが臨時に復活して来年の参議院選挙までと言う事も有るかもしれないけれど、でもなぁ、無理だろうなぁ。ただ、石破氏が続けるとしたら、多分レームダック状態(死に体)になるのも確実だろうし。

過半数を自公で割ったので、どこかと連立を拡張するか、何らかの形で政策協定見たいなものを結んで、是々非々で国会運営するしかない。ただ、以前のように自公が過半数を握っていて、野党が好きなことを言って反対していても、取りあえず必要最低限の議題は通るから、野党は外野向けにパフォーマンスをしていても国民に対しての被害はそんなには無かったと思うんですよね。でも今後は、ごねるのは自由だけれど国会審議が止まれば、その議題も止まることになるわけで、野党の行動はこれまで以上に国民に跳ね返ってることになるはず。以前、審議を通すために野党案を丸呑みしたら、それに野党が反対したみたいな話があったけれど、今後はああいうことをやったら確実に野党に責任が行くわけで、そう言うことを彼らも認識して国会活動をするべき。ただ、野田代表がいの一番にやるべきなのは紙の保険証復活とか言っていたという話を聞くと、もう気を失うしか無いのだけれど。そう言う意味では、野党の中ではまともだと感じる国民民主党が、真っ当な野党として行動してくれれば、案外そういうスキームが新しい日本の政治形態になるのかも。ただ、そう上手くは行かないのが日本の政治の問題でもあるわけですが。 

 

「宗教観」の違い

佐々木俊尚氏が紹介していた、神道の信仰に関してのやり取り。私も、檀家となっているお寺はある一方、自宅直ぐ近くには昔からの神社もあり、こちらも以前は父親が氏子代表みたいな事をやっていたこともあり、まぁ物心着いた頃から「お寺」も「神社(お宮)」も生活の中の一コマになっている、典型的な田舎の日本人(笑)。 

自分自身、宗教に詳しいわけでも無いし、熱心に神社仏閣に通うような生活もしていないけれど、仕事やプライベートで何度かアメリカに行って向こうの人達の生活をそれなりに肌で感じてみると、所謂「キリスト教」と少なくとも日本の「仏教」というのは結構「似て非なるもの」と感じるとともに、神道に関しては今回のXのやり取りにも書かれているように、多分彼らから見たら「異世界的宗教」じゃ無いだろうか。いゃ「宗教」という事にも彼らからしたら当てはまらないかもしれない。自分なりに感じるのは、「キリスト教」なるものは自分の持っている悪い部分(原罪)に対して許しを請う「超存在」みたいな感じということ。良く「神に許しを請う」という言葉を聞くんですが、そういう存在が「唯一神」で、多分キリスト教以外の多くの宗教はそう言う考え方を基本にしている気がします。

一方で仏教は「お釈迦様」という超存在みたいな人物(中心)は居るんだけれど、別にお釈迦様に許しを請うたりするわけではなく、彼が説いた(かつ、後世いろいろと手を加えられた?)「世界観」みたいなものを共有することで「みんな苦しく、楽しく、厳しく、平穏になる」みたいな「安心感」を得られるのが「仏教」ではないかと。少なくともそういうものが日本の中心と思われる「大乗仏教」の考え方と思うんですが、こんなことを言うと怒られるかな(笑)。こういう言い方が正しいかどうか分からないけれど、キリスト教は個人の安定を優先して、その中で全員が安定すればその構成物たる社会も安定するという感じだけれど、仏教はまずそのお寺を中心とした社会が有り、その中でバランスを取りつつ安定を維持するみたいな考え方のような気がします。その辺り、キリスト教は自分と神と1対1の関係だけれど、仏教は少なくともお寺と檀家という一対多の関係が基本で、それが纏まって町単位の社会が構成される気がする。

「神社」となると、全く異なる存在で、自分なりに説明を試みてみると、仏教は人のつながりを見る世界だと思う一方、神社(お宮)は人と自然のつながりを見る世界ではないかと。だから「八百万の神」なる言い方も成立するし、よく言われる「○○の神様」という言い方も成立するわけです。だから、「God」という英語は「神」と訳されるけれど、実はちょっと違う存在・意識だと思います。想像ですが、元々日本語に「神」という言葉があり、そこに英語の「God」を当てはめたんだろうけど、多分「神」というよりは「超存在」とか「超人」みたいな言い方の方が、もしかした相応しいのかもしれない。 あるいは、欧米の考え方だと、自分に足りない部分を示して導いてくれるのが「神」だけれど、日本の神道の場合は常に周りから見られているから、自ら律して自分で判断していく姿勢を保つみたいな、他責と自責の違いみたいなものと言ったら怒られるだろうか。だから、日本人は「宗教観」に乏しいと言われるけれど、無意識のうちのその宗教世界の中で生きているからあえて気にしない。でも、何か良いことがあったら「○○の神様のお陰かな」とか、悪い事があれば「罰が当たったかな」と思うことが、強いて言えば日本的「宗教観」なのかも。そういう部分はキリスト教なんかでも「天罰が下る」とか「神のご加護がある」という点で似ているけれど、その相手側の存在がイエスキリストという超存在によるものなのか、自分の周りの日々の生活の一部なのかというところが、やはり感じ方の一番の違いだと思いますね。だから宮司さんとのやり取りが、我々的にはストンと腑に落ちるわけです。

2024年10月28日

喜べない野党(多分)

昨日投票が行われた衆議院選挙は、事前の予想通り与党の自民党・公明党が大きく得票を減らして議員数が大きく減る一方で、立憲民主党や国民民主党等野党が躍進。立憲民主党は解散前の1.5倍位に膨れあがり、国民民主党は4倍増する勢い。結果としては、

  • 自由民主党: 256→191 (-65)
  • 公明党: 32→24 (-8)
  • 立憲民主党: 98→148 (+50)
  • 日本維新の会: 43→38 (-5)
  • 共産党: 10→8 (-2)
  • 国民民主党: 7→28 (+21)
  • れいわ新選組: 3→9 (+6)
  • 社会民主党: 1→1 (0)
  • 参政党: 1→3 (+2)
  • その他諸派無所属: 14→15 (+1)
自民党が議席を減らすのは、あれだけメディアで「裏金」と騒がれたら仕方ないと思うけれど、それでも予想以上の落ち込み。国民の不満もあると思うけれど、メディアのネガティブキャンペーンの影響も大きいと思うけどなぁ。一方で、その受け皿として立憲民主党が増えるのは納得出来ない。国会で何もやっておらず、単にメディアキャンペーンに乗っかり「裏金」と騒いでいただけなのに、「自公にお灸をすえる」と言うつもりの人がそんなに多かったのだろうか。ほんの15年前に同じ事をやって、散々な目にあった記憶が無いんだろうか。今回は幸いにして「逆転」するところまでは言っていないので、何とか踏みとどまったと思うけれど、これは意外な結果というか、メディアの責任は重大だと思う。野党の中ではまともな意見が多いと思う国民民主党が躍進したのは、唯一明るい話題かもしれない。地元選出では、椎葉幹事長がそうだけれど、野党でも連立に加わるのでも良いから、是々非々の政治をやってほしい。

立憲民主党は、今回の躍進を喜んでばかり居られないわけで、今後は「責任野党」として国会運営に対してそれなりの責任が言われる立場になったはず。この人数になっても、昔のように「不信任だ、政権交代だ」とか言って国会運営を止めることしか考えないようでは、無責任野党と言われても仕方ない。特に今回の場合は「裏金」と言えば当選できたような雰囲気があるけれど、立憲民主党にも「裏金=不記載問題」の議員は何人も居るわけで、今後は同じように批判されないとおかしいだろうし、さらには日本酒配ったりしていたのに、何故かメディアは取り上げない疑惑の議員とか、これから色々藪は突かれそう。その時には今回の熱量以上に国会議員としての責任を追及して欲しいですよね。ネットで書かれていてなるほどと思ったけれど、前回の政権交代の時には「消えた年金問題」で叩いてマスコミもそれに乗じて、それが政権交代の理由の一つだったけれど、結局自分達が担当したら、「消えた年金問題」の解決も出来ず、「消えたまま年金問題」になっただけで、その後の反省も謝罪もない。今回の「裏金」問題も、自らの身に振ってきてさらに問題が大きく成るんじゃ無いだろうか。

早くも「石破総理辞任、来年の衆参同時選挙」という話も出てきているみたいだけれど、「国民の人気No.1」だった石破氏の人気なる物が、いかに空虚なものだったか今回の選挙が証明したと思う。つまり、メディアが勝手に自分達で盛り上げて、その「人気」に自民党党員や議員が乗っかり、何故か総理になってしまったけれど決定直後から支持率も上がらず、彼らも意外だったんじゃないだろうか。でも、政治素人の自分でも分かるようなことを、内部にいると目が曇るのかなあ。「れば、たら」だけれど、高市氏が地味党総裁だったら、それこそ憲政史上初の女性総理というバリューだけで、20~30議席位はリカバリー出来たんじゃないだろうか。まぁ、その分メディアの当たりは強くなると思うけれど、それ以上の強さで言い返されたら彼らだって黙ってしまうと思うけれど。いずれにしても、政治の停滞、特に経済対策や社会保障など生活に直結する部分でこれ以上混乱することだけは止めて欲しい。そう言う意味では、野党の責任、特に150議席近く獲得した立憲民主党に対しては、これまでの自民党に対して以上に「政治すること」を要求して実現することを最優先させる国民の監視が必要だと思う。そう言う意味では、これまで半分遊んでいた野党は、真面目に仕事をしないといけなくなって本当の意味での真価が問われる時になると思う。それに耐えられるのだろうか。

新しい電光掲示板

昨日新幹線を利用した時に気がついたんですが、東海道新幹線のホームの中央天井から吊り下げられている、上り・下りの到着新幹線を表示する電光掲示板が新しくなってません?!  写真を撮っておけば良かったと後から気がついたんですが、

  • 以前は5行の表示行があり、
    • 通常は奇数行(1/3/5)に列車種別や番号、出発時刻、行き先等表示
    • 偶数行(2/4)には、途中停車駅を表示
    • 列車が到着すると、最下行の5行目に「列車が来ます。ご注意ください。」という表示がされる
  • それが今回見た物は、
    • サイズ的には以前のものと同じ位
    • ただし、ライン表示ではなく全体が一つのLED表示装置になっている雰囲気
    • そこに、次の到着列車と次の次の到着列車、二つの情報を表示。だから表示サイズが少し大きくなっているきがします
浜松駅で気がついて「あれ変わっている」と思ったんですが、途中確認出来た範囲では、三島駅の表示も同じように新しいものに変わっていました。東海道新幹線全線で変わっているのかな。見やすくなったので個人的には好印象なんですが、先週利用した時には気がつかなかったので、先週末の時にでも更新されたんだろうか。表示させるデータは、多分デジタルで送信しているだろうから、物理的に表示部分だけ交換したらそんなに色々な手間いらずで直ぐに利用できるような気がします。まぁ、表示装置の取り外しと設置がどれくらい大変かは分からないので、あくまで素人の印象ですが。

この塔着氷時用電光掲示板は、浜松駅などの停車する新幹線がひかり号とこだま号、1時間に最大で3本程度ならば現状でも問題無いのだけれど、品川駅とか新横浜駅とか、数分ごとにのぞみ号、ひかり号、こだま号とバンバン進入して出発するような幹線駅の場合は、もっと設置台数を増やして欲しいんですよね。勿論列車本体の表示装置を見れば、のぞみ号なのかひかり号なのかとか、どこ行きなのか位は直ぐに分かるのだけれど、急いでいるときなどはちょっと見間違いとかしそうだし、何かトラブルでスケジュールがずれているような場合には、つい間違えてしまうかも。品川駅で間違えたなら、新横浜で降りてリカバリーが効くけれど、新横浜で間違えたら名古屋までと言う事もありますからね。

こういう情報掲示板って、何か工夫をして手元のスマホで直ぐに確認出来るようにならないだろうか。比較するには適当ではないかもしれないけれど、航空会社のスマホアプリって結構改善されていて、今では遅延情報やゲート変更など、これがないと困ってしまうほど。昔は通称「パタパタ」と呼ばれていた出発・到着掲示板で、時間変更とかゲート変更情報を見ていて、でもその場所が広い空港内では見つからない場合も有って、空港の端から端を移動するみたいなこともありました。今だとスマホにプッシュでどんどん入ってくるから、逆にそれに振り回されている気もしないでもないけれど、でもやっぱり即時性のある情報提供は便利だと思います。新幹線も、駅のホームで何かの方法でリアルタイムで情報提供出来ないだろうか。風情としては、掲示板は良いと思うし、「旅」の重要な背景だと思うけれど、一方で利便性を考えると、広いホーム上に数カ所しか設置されていないというのも問題だと思う。位置的なものだけで無く、階段とかホーム上の設備で隠れてしまう場合も有りますからね。次は、そういうワイヤレス化を目指して欲しい。

エアフェスタ浜松2024

この週末、浜松市内はかなり混雑していて、その最大の理由が航空自衛隊浜松基地で開催された「エアフェスタ2024」であることは間違いないと思います。 特に今年は航空自衛隊設立70周年記念という事も有り、かなり力が入っている様子。実は、前日の土曜日の午前中に来るまで外出していた時、5~6位の戦闘機(位のサイズの飛行機)が固まって東方面から浜松基地のある西の方へ本体飛行している様子が見えたんですが、あれをみて「そう言えばブルーインパルスが来る予定のエアフェスタは、この週末だったっけ?」と思いだした次第。以前は、週末の土日2日間くらい開催していた記憶があるんですが、今回は混雑も考えて1日だけなんですかね。

浜松基地は教育部隊なので、訓練用と思われるT-4が良くグルグルと周回飛行とかしている様子は見るんですが、ブルーインパルスの今の機体もT-4ベースで同じ。でも、訓練機の場合は、基本単機で飛んでいるから、ああいう編隊飛行をしていることは見たことが無いので、多分翌日の練習や空域の下見をしていたんじゃ無いかと言う気がします。実は自分くらいの世代だと、まだ浜松にブルーインパルスがいた頃を良く記憶していて、実際に基地祭の展示飛行だけで無く、練習している様子も頻繁に目にしていた世代。小学校の帰り道に空を見ると、プルーインパルスが飛行機雲で丸い輪を描いていたりする様子は何度も見た物です。その後墜落事故などあったりしたため、浜松から松島へ移動したわけですが、やっぱり浜松の空、遠州の空を飛んでくれると昔を思いだして懐かしてですよね。

日曜日の朝は、所用のため新幹線で出かける用事があり、朝の8時前に自家用車で浜松駅に向かったんですが、市営駐車場はいつもの日曜日の朝よりも混雑していたのは、やはりエアフェスタ目当ての人達だろうか。市営北駐車場から駅までは、徒歩で10分位空中回廊経由で移動するのですが、この日は浜松基地行きシャトルバスの乗り場と乗車待ちの待ち行列待機場になっていて、既に長い行列が駅の手前まで伸びていました。帰りは夕方というかもう19:00過ぎでしたが、浜松駅は日曜日の夜にしてはいつもよりは混雑していた印象でした。その後車を止めていた駐車場に戻ったら、かなりガラガラな状態で、車で浜松まで来た人も多かったんだろうなあという感じでした。

惜しむらくは、天気が悪くて一面灰色の雲の中での展示飛行だったことでしょうね。やはり飛行機なんだから、青空を背景に飛んでこそ映える気がします。戻ってきたときには路面が濡れていて、夕方位なのかな、浜松は雨が降った様子でしたが、公開されているビデオを見ると曇天の中展示飛行は予定通り行われた様子で、飛行機ファン、自衛隊ファン、満足したんじゃないだろうか。観客数は防衛省発表で約4万5千人との事だけれど、これ東京ドームで巨人vs阪神とか満席になった時位の人数。それであれだけの混雑なのかぁ。徒歩でないと、シャトルバスとかだと厳しそう。でも、浜松基地って三方原台地の上にあるから、行くときはかなりの坂を上らないといけないわけで、それは厳しい。昔は、何回か見学に行ったことがあったんですよねぇ。いつかまた見学に行ってみたいけど、案外自宅からもそれなりに見えるかもしれない。

2024年10月27日

ワタミ + Subway = Wataway?

ちょっとビックリした記事。外食のワタミがサブウェイ(Subway)日本法人を買収して、日本国内でFC展開するというニュース。Subwayは、以前自宅近くのイオンモールに入っていたけれど数年前に撤退。その後最近になって、遠鉄百貨店のB1Fに再出店して話題になっていたけれど、Subwayも大変だなぁ。

ワタミとしては、市場が縮小しつつある元々の居酒屋・外食分野から、軸足を新しいマーケットに移すことで企業活性化を狙いたいという説明。ワタミの高齢者向け宅食事業は結構順調みたいで(私の周りにも利用している人がいるんですが)、それで高齢者層を掴み、今度は若者世代のマーケットを確保するためにファストフード、でも競走の厳しいハンバーガーではなくある意味ユニークな存在であるSubwayに目を付けたと言う事らしい。確かに、最近ではデリバリーは当たり前だし、以前は配達要員の確保とか人件費が掛かったけれど、今ではその部分を代替してくれるUber Eatsもあるから、「作る場所」さえあれば以前よりはハードルは低そう。ライバルは、ハンバーガーやピザだと思うんですが、Subwayの用なサンドイッチ系の最大のメリットは「冷めない、冷めても美味しい」という、出来たて暖かさ勝負のハンバーガー/ピザ系ファストフードとの違いだと思うし、これってデリバリーとかテイクアウト系飲食として結構な強みになると思う。

課題はメニューオーダーの煩わしさかなぁ。いつも思うんですが、デフォルトの商品を5~6種類設定しておいて、そこに何かトッピングするとかサイドを追加してセットメニューにするみたいな、テンプレート化してくれるともう少し利用しやすいと思うんですよね。例えば「セットAにパストラミ追加して、ピーマンは抜く」とか。今のように最初のパンから具材から野菜からドレッシングから、全て指定するのはどうしても敷居が高くなるし、時間も掛かる。それならば、最初からセットであるものから入れたり出したりする方が簡単だし、顧客満足度も高くなるような気がする。従来のやり方が好みならば、それでオーダーしても良いわけですしね。

今後、3,000店の出店余地があるとワタミ側は見て居るみたいですが、これはかなり大胆な想定。ただ、ハンバーガーやピザ系店舗よりも小規模でも開店できるメリットがあるから、今後駅ナカとかちょっとしたスペースで展開していけば、案外不可能じゃないかも。実際遠鉄百貨店の地下入口横に再開店した店舗も、飲食スペースも含めてかなりコンパクトなサイズでちょっとビックリしたくらいですから。実は、再婚コンビニのサンドイッチを食べていて、あくまで個人的印象ですが、何か美味しく感じなくなってきているんですよね。昔は、幾つか「これは上手い」と感じたものもあったけれど、今はどれを食べてみても美味しくない。一番困るのは、回転率が悪いのか、中の具材の水分でパンがぐじゃぐじゃになっている事が結構多くて、復路から出す事もちゃんと出来ないような物があって、最近では購入せずに敬遠しているくらい。サンドイッチって、野菜や中のソースなど水分対策が一番の課題だと思うんですが(だからパンの内側には、バターとかマーガリンを塗って油脂分で水分を浸透させないようにするわけですが)、そう言う事を今のコンピにサンドイッチは気にしないみたいな気がします。そうなると、やはり作り立てを購入できるSubwayにはちょっと期待したい。浜松で、2号店、3号店の開店はするのかなぁ... Wataway (えっ?) 

Lexus NX350h Impression (18) - Audio SystemのBug?

久し振りのLexus NX350hの備忘録(そうなのか?) 。土曜日の午前中に、ちょっと所用でドライブをしていたときのこと。一通り用事を済ませて、帰りにちょっとお昼を購入しに7/11に寄りました。で、買い物をして車に戻り、エンジンをスタートした時の事。コンビニ入れたときに、「オーディオOFF」にしていたので、ブレーキを踏みながらスタートボタンを押して車装システムを起動しつつ、オーディオボタンを押して「ON」にしました。で、偶然それと同時に「マップの更新が完了しました」というガイド音声が流れたんですが、それが何故か途中で止まってしまいます。そして、ガイド音声が終われば聞こえてくるはずのオーディオ(通常はBluetooth接続しているiPhoneの音楽データ)も再生されません。

液晶パネルをオーディオに変更して見てみると、iPhoneのデータは再生状態になっていて、プログレスバーは動いています。「一時停止」「再生」のボタンを押すと、画面上はその様に動作していますが、一向に音が出てきません。ボリュームボタンを推してみると、再生数値が何故か「0」になっていて、幾らUp/Downのボタンを押してもその状態から変わりません。オーディオソースをBluetoothから、FMやAMやTVにして見ますが、こちらも再生音量に関しては同じです。一度パーキングにして、スタートボタンを押して停車モードにして、再びスタートボタンを押して起動して見ましたが、その時は再起動後も状況に変化がありませんでした。どうも、音楽再生の入力とガイド音声の入力が競合して、強制的にミュートみたいな状態になっていて、しかもボリューム操作のコマンドも効かない、ハングアップ状態みたいな感じです。

取りあえず運転は出来るから、そのまま音無しで自宅まで戻り、オーディオ関係のマニュアルを調べてリセットでもして見ようといったん車を車庫に入れて部屋に戻りました。で、マルチメディア系のマニュアルを一応開いてみたんですが、まぁ使い方とか設定方法の説明はあるけれど、こんな問題解決方法何て言うのは掲載されていません。まぁ、パソコン関係の経験からして、最初からこういう場合の解決策が記載されていることも期待していなかったので(マテ)、もう一度実際に操作して様子を見ることにして、暫くしてから車に戻りました。で、ブレーキを踏みながらスタートボタンを押したら、いきなりFM放送の音声が流れてきます。どうも、停車してパーキングモードにしたことで、多分どこかに保存されていたメモリー内のデータが消えて、パソコンでいう所の「コールドスタート」した事で、諸々の設定がリセットされて解決したような雰囲気です。

まぁ、パソコンでも、再起動するだけだとまだ問題部分のデータが残っていて、それが原因で解決しないけれど、いったんシャットダウンをしてコールド状態にすると問題箇所も含めてリセットされて解決するというのは良く有る話だけれど、車載システムも行ってみればその延長なので不思議はないのですが、偶然とは言えこれもシステムのバグだしかなぁ(笑)。次回の6ヶ月点検の時に言ってみようか。今回みたいな、オーディオONのタイミングと、システムのガイド音声の再生が競合するケースは、そんなにレアケースでも無いと思うんですよね。普通にオーディオ再生している時にもガイド音声は再生されますが、その時にオーディオの音量が下がるので、多分ここで相手側の設定をガイド音声側のコントロールが弄っているんじゃ無いかと想像します。で、オーディオOFFの時にガイド音声がスタートした時に、同時にオーディオ側の再生がONになった時に例外処理が発生してハングしたような状態になるのか、そのガイド音声側の処理が想定している組合せケース以外の条件に分岐して、そこで処理が出来なくなっているのか、何となくプログラミングを少し囓っていると「ありがちだよなぁ」という気が。同じ音声再生を共有する複数のソースが同時にアクセスした時の競合時の処理に問題がありそう。まぁ、その時は焦ったけれどコールドスタートで解決したから良かったけれど、車装システムもパソコンレベルの冗長性と言う事が分かって、ちょっと不安が心配になりました。

2024年10月26日

(UA Leg#16) HND-OKA/-HND

今回も朝の04:30にセットした目覚ましのお世話にならずに目が覚めて、出発する準備を進めます。05:30少し前にホテルをチェックアウトしてから、空港内シャトルでT3からT2へ移動しました。 T2に到着して、まだ朝食を食べていなかったので、AMC Diamond用保安検査場を抜けて、そのまま4Fのラウンジへ。おむすびと御稲荷さんを頂いて、落ち着いたところで、前日と同じ65番ゲートへと向かいました。

1) HND 06:35 - OKA 09:15 (NH993)

前日と異なるのは、やはりこの時間帯流石に修学旅行の団体さんは見られません(笑)。ゲート前も、空席が目立つ感じです。で、朝一の出発なのでそんなに遅れないだろうと思ったら、機内整備に時間がといういつものアナウンスがあり、事前改札がスタートしたのが06:20頃でした。そして、5分後位からグループ1からの優先搭乗開始と、やや遅れ気味でのスタートです。

この日は、やはり団体さんが居ないからか、ボーディングブリッジ(PBB)もL1だけ接続してL2は無し。使用機材は国際線仕様のB787だからという事もあるのかな。そのため、機内Wi-Fiサービスも無しです。今回もKindle様々ですね。

乗客数は少ないのに、早朝便だからでしょうか、遅れて機内に入ってくる乗客が何組かあり、ゲート前のスタッフも機内に入ってきて乗客の確認をしていました。そのためドアクローズしたのは定刻を過ぎた06:44でプッシュバック開始は06:50。その後RW05へ移動して、離陸したのは07:04と今回も遅れ気味での出発です。

今回も食事の後はKindleで小説を読んでいましたが、早朝で眠気もありいつの間にか寝込んでしまい、目が覚めたらもう沖縄本島を目の前にするくらい。今回は前日と事なり、北側から真っ直ぐにRW18Rへと進入して、着陸したのが丁度09:30頃。沖縄は前日よりも激しい雨模様でちょっとビックリしました。その後移動をして35番ゲートに入ったのが、30分位遅れの09:41でした。この後機外に出て、空港内にまだ居たとき、突然回りでアラームが鳴り出してビックリ。最初は一つ二つだったのが、それを切掛のように一斉に鳴り出します。そこで思いだしました「これ、緊急警報のアラーム音だ」と。地震なのかなんなのかと思い調べてみたら、沖縄地方に大雨洪水警報が出されて、その警報だったようです。いゃ、ビックリした。そんなこともあったので、ちょっと予定変更もしつつまずは目的地へといったん向かいました。

2) OKA 11:25 - HND 13:50 (NH462)

羽田からの戻りの便は5分遅れ位で到着したようなんですが、使用予定のゲート(35番)が遅延して塞がっているので、32番に変更。戻ってきた時間が微妙で、ラウンジに寄ろうと思えば寄れるけれど、殆どタッチアンドゴー状態なので、そのままセキュリティを抜けて32番ゲートへ向かいました。この時間帯だと、流石に修学旅行の団体さんもちらほら見られて、32番ゲートにも一校搭乗待ちの団体さんが整列していました。ゲート前には11:00頃に到着したのですが、すでに事前改札は終わり、優先搭乗がグループ2迄進んでいました。そのため、そのまま機内へと入ります。

ちょっと早めに搭乗開始となったようですが、ドアクローズは定刻過ぎの11:27頃。さらに離陸の順番待ちなのか、プッシュバックまで15分以上間が空きました。いつもなら、羽田に着けばそのまま新幹線で帰宅するのでそんなに気にしないのですが、この日は到着後伊丹行きへの接続があるのでちょっと気になります。手荷物だけなので、最悪15分位の余裕があれば間に合うはずなんですが、どうだろうか。

その後すぐ横のRW18Lへ移動して離陸したのが11:54頃。ブロッキングタイムの表示は無かったのですが、多分2時間位だろうから、このまま順調にフライトして、羽田で変な待機が掛からなければ間に合いそうです。余裕が出来たので、機内で食事を頂き、その後は朝の寝不足を補うために少しウトウトしつつのフライトになりました。目が覚めると、伊豆半島沖くらいを飛んでいる時で、そろそろ着陸態勢に入るというアナウンスも。またB滑走路かなと思ったら、この日はA滑走路のRW34Lへ降りるようで、房総半島上空で左に旋回をすると、真っ直ぐ進入をして着陸したのが定刻少し過ぎの13:55頃でした。羽田も結構な雨模様でしたが、61番ゲートに入ったのが14:02とギリギリ「定刻内」。次のフライトまで50分以上あるので、乗換には問題ありません。機外に出て、ゲート一つ先くらいにある国内線乗換口を通過して上の出発フロアーに戻ると、一度ラウンジにはいり一服して次のフライトに備えました。

(NH Leg#21) HND-ITM

 今にして思えば、この時に変な拘りを出さずに、大人しくいつもの様にHND-OKAを飛んでいればこんな苦労をしなくても良かったはずと後悔。先日のNGO-SINのフライトでのマイル計算が間違っていて、160PP位足らず、急遽追加で飛ぶことに。別件で、UA MP用にHND-OKA往復のあと、そこから伊丹へ行って帰宅するというパターン。その沖縄からのフライトですが、出発が少し遅れてしまい、羽田到着も10分遅れ位に。それでも接続時間は70分あったので、乗換には問題有りませんでした。

羽田到着が61番ゲートで、次の伊丹行きは南ピア端の68番ゲート(67A番から当日変更)。外に出た時点で、まだ50分以上余裕があったので、国内線の乗り替え受付で伊丹行きのQRコードをスキャンして通過して、一つ上の出発ロビーに戻ってきました。直ぐ先にラウンジ入口があるので、ここで少し休むことに。時間帯的に混雑しているかなと思いましたが、全然そんな様子はなくガラガラと言っていいくらいの密度。ここで軽く冷たいお茶を頂き、トイレを済ませてから、少し距離があるので早めに14:30前にはラウンジを出て68番ゲートへ向かいました。

1) HND 15:00 - ITM 16:05 (NH031)

今回は、一番安いSuper Valueで最初普通席を予約したんですが、Upgrade Pointがまだ残っているので、4ポイントを使用してアップグレードすることに。でも、一週間位前にプレミアムクラスの残席を確認して見たら「空席待ち」状態。アップグレードは2日前からなので、これは厳しいかなぁとちょっと諦めていました。三日前の夜も確認して見ると「空席待ち」状態。これは、予約しているけれどまだ決済していない(確定していない)人も居るという事なので、もしかしたらそこで空いた分取れるかなと僅かな期待を感じ、どうせならとワンチャンスに賭けてみることに。そこで、深夜日付が変わるまで眠い目を擦りつつ起きていて、日付が変わった瞬間に自分の予約を開いてアップグレードのページへ行ってみると、一つ取れそうです。側溝でアップグレードを掛けたら、見事に残席1を獲得出来思わず「やったね」と声が出たほど(笑)。二日後の搭乗が楽しみになりました。

で、当日のゲート前。ビジネス路線ですから、グループ1/2に並んでいる人達は見事にビジネス風の人達ばかり。だからか、事前改札で通過する家族連れも2組位で終了して、直ぐにグループ1からの優先搭乗が始まりました。使用機材はB767と久し振りに利用する機体。で、流石にビジネス路線で乗り慣れている人が多いのか、ドアクローズは定刻前の14:55頃とスムースに進行。でも、空港混雑のためかプッシュバック開始は10分後でした。その後RW05へと移動開始となり、離陸したのが15:21。となると実質の飛行時間は40分位か。羽田周辺は、まだ気流が不安定で短距離路線なのに食事の配布が始まったのは浜松上空くらいから。プレミアムクラスは、人数も少ないので何とか一応食事と飲み物の配布が終わりましたが、その後10分もしないうちに気流が不安定になり、慌てて回収フェーズに。普通席は、ドリンクサービスが途中で中断して終わったみたいです。確かに伊勢湾から紀伊半島位で結構揺れながら伊丹を目指します。

南側から空港へ進入してRW32Lに着陸したのが16:08。13番ゲートに入ったのが16:12と、かなり忙しないフライトでした。この後新大阪から新幹線で帰宅するのですが、新幹線まで接続時間が少しあるので、途中乗換が必要なモノレール+地下鉄ではなく、空港リムジンバスで移動する事に。夕方のラッシュ時間帯なので、予定時間の30分は無理だと思いましたが、それが倍の1時間になっても問題無いので、余裕を持ってリムジンバスで移動。途中阪神高速で渋滞に捕まりましたが、それでも40分位で到着しました。ただ、駅構内で食事するにはちょっと微妙な残り時間で、仕方なく夕飯は駅弁で済ませることに。その後無事に帰宅して終わりました。これで10万PPを越えて、来年のAMC Diamondが確定。やれやれです。

2024年10月25日

Royal Park Hotel Haneda

羽田空港T3に直結するロイヤルパークホテル羽田。前回も利用して、それ以来の利用。ターミナル直結のホテルとはいえ、T2利用前提の自分にとっては、一番離れているT3への/からの移動というのは最初の頃はちょっと危惧していましたが、早朝5:00から夜20:00まで4分間隔で運航されていて(その前後は8分間隔)、最終は日付が変わる01:28まであるので、使い勝手は当初の予想を裏切ってかなり好印象です。ただし、T2とT3の間がちょっと距離があって、この間の移動に少し時間が掛かるのが微々たる物だけれど難点かも。

この日は夕方18:00頃に到着して、T2 1Fの到着ロビーを出たすぐ前がバス停。直ぐにシャトルバスが到着してT1→T3と移動しましたが、やはりちょっと混雑していましたね。T3のターミナル自体、出発のピーク帯なのか、中も凄い混雑状態でした。ホテルに入り、自動チェックイン機でチェックインをして荷物を置いて、T3のレストラン街で夕食を摂りこの日の移動は終了。久し振りのフライトだからか結構疲れて早めにベッドに入りました。

翌日のフライトは06:25発なので、05:30にはチェックアウトをしてT2へ向かいたいところ。チェックアウトも自動チェックアウト機で処理をして、ホテルのあるT3 3Fから1Fへ移動。シャトルバスのバス停前へ行くと、既に長い行列が出来ていました。直ぐにシャトルバスが来て乗り込むことが出来ましたが、まだバス停には大きなスーツケースや荷物を持ったインバウンドの観光客と思しき長い待ち行列が残っていました。殆どの人がT1で降車したので、T1からT2はガラガラの状態で移動。でもターミナル内に入ると、もう結構な人出でした。流石にこの時間帯では修学旅行生は見られませんでしたが。

今回T2の東急Excelも調べましたが、高い高い。3~4万円位。今回のロイヤルパークも税込みで2.2万円ですから、以前と比べると50~80%位はアップしている印象です。来年は、さらに価格アップするんだろうなあ。ますます使いづらくなりそう。

(UA Leg#15) HND-OKA/-HND

 7月以来となる国内線利用でのUA MP 1Kメンテナンス作業。年末のNRT-SEA行きで、2万PQPに届くかどうか微妙な感じなので、あと4,000PQP+αくらいは事前に積み上げておく必要があります。そこで急遽設定した、HND-OKAのフライト。先ずはいつも通り朝自宅を出て新幹線で品川駅へ向かい、そこから京急で空港に到着したのは出発50分位前。ちょっとラウンジに入っても直ぐに出るくらいの余裕だったので、AMC Diamond用の保安検査場を抜けたら、そのまま制限区域に入り65番ゲートへと向かいました。そうそう、この日もこのAMC用保安検査場はガラガラなんですが、何でだろう。昔はこの時間帯だと、外まで待ち行列が伸びていたんですが。保安検査場B/Cにも、優先レーンが出来たからそっちに回っているんでしょうか。

制限エリアに入ると、平日の午前というのにかなり混雑していてビックリ。よくよく見ると、修学旅行の団体さんがいつも以上に多い気がします。確か自分達の高校生の頃は、新幹線利用でしたが時期としては秋だったから、また秋の修学旅行が増えてきているんでしょうか。インバウンドで宿泊料金が上がっているとか、色々言われているんですが、貴重な体験・経験の機会だけに楽しんでほしいけれど、それでも公共施設内でのルールは守ってほしい気はします。> 騒いでいたヤツ(笑)

1) HND 10:25 - OKA 13:10 (NH469)

65番ゲート前に行くと、ここにも修学旅行の団体さんがかなりの人数で搭乗待ちをしています。で、窓の外を見ると、もう少しで事前改札が始まろうかというタイミングなのに、ボーディングブリッジ(PBB)から降機してくる乗客の様子がガラス越しに見えます。どうも到着機材が遅れて到着したらしく、これは遅延確定と思ったんですが、ANAアプリには全然反映されません。10:05から事前改札が始まり、子供連れのグループが何組か中に入っていったんですが、まだ機内には入れなくて、PBBのL1とL2に分岐するところで足止めされています。で、10分近く経過したところで、機内メンテナンスのために遅延するというアナウンスが入ったんですが、家族連れの皆さんはPBBの途中でそのまま待ちぼうけです。こりゃ下手したらキャンセルもあるかなとちょっと不安になりましたが、さらに10分程したところでPBB途中に待機していた事前改札の人達が機内へと移動し、グループ1からの優先搭乗も開始されました。

その後グループ2迄搭乗したところで、修学旅行生がドッと乗り込んできて、その後残りの一般乗客が乗り込みましたが、それでもドアクローズは10:44と結構早く進んだのは偉い。5分後にはプッシュバック開始となり、A滑走路に向けて移動開始。RW16Rから離陸したのは、ちょっと遅れて11:11でした。羽田周辺は天候が不安定という事で、暫くは揺れながら上昇し水平飛行に入りましたが、食事の配布スタートはちょっと遅れたと思います。その後は機内Wi-Fiに接続してみたものの、修学旅行生に回線を取られているのか、どうも安定しないので接続は諦めてKindleに落としておいた小説を読みながら時間を潰しました。

2時間一寸で沖縄へ到着。沖縄も天候が悪くて、小雨模様という予報でしたが気温は31度と雨が降っても暑い沖縄(笑)。本島を時計回りに回り込むと、南側から北上するコースで第二滑走路のRW36Lへ着陸しました。そんなに雨は強そうでは無かったのですが、濡れた路面を移動して少し白波が見える海面を見ながらターミナルビルへ移動。35番ゲートに入ったのが30分近く遅延して13:35頃でした。都内の気候に合わせて、長袖のプルオーバーを着用していたので、31度は厳しいかなと思いましたが、確かに雨も降ったので湿度が高くむっとする感じはありましたが、あの猛暑時のチクチクするような日差しが無いだけ過ごしやすいとすら感じる天候です。それよりも、那覇空港に降りたらターミナルビルが修学旅行の団体で溢れていてビックリ。35番ゲートからターミナルに出てみたら、32番、33番、34番、35番と、各ゲート前に複数の団体が並んでいます。そのため、通路も塞がっていて一般の乗客も移動に困るほど。もう少し整理するとか、時間差を作るとかしないと、クレームになりそうな雰囲気でした。この頃には雨は一応上がって曇り空になっていたので、取りあえず久しぶりの所要に一旦外に出て用事を済ませてきます。

2) OKA 15:10 - HND 17:40 (NH470)

往路便が結構遅延していたので、復路便が気になりますが、5分位の後れで空港には到着している様子で一安心。ただし、ゲートは35番から32番へと変更されていました。少し余裕もあったので、久しぶりにラウンジに入りましたが、入ったところで5分遅延の連絡が。それでも、この後の接続便は無いので「無問題」と高をくくっていたら、その後さらに遅延して15:30となってしまいました。実はこの2回目の遅延のお知らせは、その前の一回目の遅延に合わせてゲート前に移動してから知ったので、ちょっと不満。5分遅延して、さらに15分も遅延するならもう少し早く分かるだろうし連絡してくれないと困るなぁ、と小一時間。結局ゲート前で暫く待つことにしました。

遅延した15:30の出発予定時刻に対して、事前改札スタートが15:10、優先搭乗開始が15:15から始まり、その後の搭乗は修学旅行生がいなくて乗客数も少し少なめだったのか、ドアクローズは15:30前でした。ただ、そこから離陸まで少し時間がかかり、RW36Rから離陸したのは15:49と30分位は遅延しそうな感じでした。

沖縄周辺の不安定な空域を離脱するまで20分位はシートベルトのサインが付いたままで、その後は安定したフライトでした。使用機材が国際線用のB777-200でシートは良かったのですが、国際線機材なので機内Wi-Fiが使えないのは残念。必然的に、こちらもKindleを読みながらフライト時間を潰しました。

時間的に羽田空港が混雑していたからか、途中伊豆半島沖でくるりと一周をして時間調整をして、房総半島を東側から反時計回りに回り込むようにして羽田空港へアプローチします。羽田空港周辺も今度は雨が酷くなっていて、終盤結構揺れながらの接近になります。B滑走路のRW22に着陸したのが16:10頃で、そこから左に離脱して、T3とT1の間A滑走路沿いにRW34方向へ移動し、T1/T2の南側を回り込んで63番ゲートに入ったのが、18:22と結構遅れての到着でした。ここから接続便の人もいるらしく、皆さん慌ただしく外に出てきます。私はこの後T3に移動して、ターミナル直結のホテルに泊まるので、ゆっくりと外に出ると空港なシャトルバスのバス停へと向かいました。

2024年10月23日

パソコン黎明期

佐々木俊尚氏が紹介している、「24時間戦えますか」の時代の回顧。 このCM、私も良く記憶して居るし、時任三郎氏が「24時間戦うサラリーマン」になって、黄色の背景とともに凄くインパクトのあったCM。調べてみたら1989年かあ。前年の1988年に初めて海外出張(=アメリカ)に行き、2回目の当初は「一つ位だから」という上司の言葉に騙されて、3ヶ月+3ヶ月の、延べ7ヶ月位行きっぱなしになった時のCMですね。時差が14時間位あったから、本当に日本の昼間の時にも仕事が振られてきたから、24時間仕事をしていたときでした。

当時の仕事は、フロリダにあった開発拠点で新しいパソコン開発のヘルプで行った時で、パソコン自体はその前に既にビジネスにも利用され始めた時代。まだ「高級品」の時でしたよねぇ。当時コンピューター化されていた企業では、パソコンよりはホストコンピューターを導入していて、そのホストの端末をパソコン代わりに使用していた頃。パソコンは、どちらかと言えばワープロとか表計算ソフト(1-2-3)の為に使用する事が多かったけれど、ホストコンピューターの端末代わりに回線エミュレーターカードを入れて、端末機とワープロを切り替えて使用する、何て言うことが始まった頃だと思う。当時のホスト端末は、大型コンピューター用の3270エミュレーターと、ミニコンピューター用の5250エミュレーターがあって、端末だとそれぞれ準備しないといけないのが、パソコンだとそれぞれのカードを挿入していれば、ソフトで切り替えて利用出来る、というメリットもありましたよね。当時はOSもMS-DOSの時代だったから、(Windows 2.0の時代で、3.0が出る前)、殆どハードウェアが仕事をしていた時代。

ノートブックパソコンは、この年に東芝のDynabookが登場したのかな。IBMがそれよりも大きい「IBM PC Covertible」を出していて、"Laptop"と言う言葉が生まれた頃でもありましたよねえ。まだまだパソコンが一般的になる以前の、本当に「黎明期」の時代で、多くの企業では紙ベースの仕事が行われていた時代。それでも、一応コンピューターの会社だったので、新入社員でも一人一台ホストコンピューターの端末が与えられて、朝出社するとそこにログインをして、自分宛のメールを確認して(これがまだ日本語かされていないので、全部英語 orz)、文章作成もホストコンピューター上のアプリでLaTexの前身となるタグ型ドキュメントアプリで作成していましたねぇ。そう言う意味では、全て「クラウド」で仕事をしていた時代。それでも、当時の会社は「残業は可能な限り少なく、有休消化優先、ワークライフバランスを大切に」と言っていたくらいの、まぁ先進的な会社だったけれど、如何せん仕事の相手の95%がアメリカ人だったから、当然のように毎日電話会議があって、結局夜夕食後は日付が変わるくらいまでそんな状態でしたから、24時間では無いけれど「18時間戦えますか」位の感じはあったなあ。

既に言われているけれど、パソコンとかデジタルデバイスにインターネットなどのインフラ整備されて、より便利に効率的に高機能なツールが使えるようになって、それで仕事が楽になるかと言われたら、楽になるところもあるけれど、それで空いた余裕は更に別の仕事で埋められるのはビジネスの性。元々うちの会社は「成果主義」というか、毎年業務の目標設定をして、その達成度で翌年の昇給率やボーナスの歩合なんかも決まっていたから、最近の一般的な動向の30年40年位先を行っていた気がする。その分、昔からそんな感じだったから、今は不感症みたいな感じになってしまっているのは悲しいけれど、でもそんな中でもそれだけ経験していれば、案外自分なりにペースを作って余裕を生み出して息抜きすることも、実は仕事の効率化には重要だという事は経験済み。それを「進化」というか「成長」というかなかなか悩ましい所だけれど、世の中の仕組みも変わるし色々やり方も変わっていく中で、「仕事が増える」というよりは「仕事の密度が濃くなる」という言い方の方が合っている気がします。だから極限まで凝縮すれば、24時間のうち4時間位で完了するかもしれないし、きしゃくしてだらだらしていれば、240時間合っても足りないかもしれない。「量」よりも「質」というか「内容」で仕事も選ぶし、評価もされる時台になれば、それぞれの人のやり方にあったモードでもっと満足感の高い仕事になるような気がします。

裏の連携

うちの会社は、仕事で使った交通費や出張旅費などは、国内だと社員が立替払いをして、後日社内のSAP系システムで清算処理をします。その後承認処理が進めば、会社に登録している自分の銀行口座(=給与振込先)にその立替金額が振り込まれるようになっています。それとは別に、会社が契約しているAmexの法人カードがあり、これは主に海外出張時などで航空券やホテル代の精算に使用すると、その金額がそのままその清算システムに登録されて、帰国後に処理をするとカード会社に会社から経費が振り込まれるような流れになっていて、ちょっと負担は少ない。

で、昨日先週の交通費の清算処理をしていたときに気がついたんですが、自分のアカウントに対して70万円位の経費の処理待ち案件が2件来ているという表示が出ています。何のことか心当たりが無いのですが、ビックリしたのがその金額で70万円以上の金額が表示されていて、しかもどちらも同じ金額。更に謎なのが、そのタイトルに「United」と記載されていて、一つにはさらに「United Narita」と記載されています。ここで閃いたんですが、先日予約をした年末のSeattle行きの予約記録を調べてみたら、金額は一桁まで一致しているので、どうもこの購入がここに記載されているようです。ただ解せないのは、何故個人的な航空券購入が社内システムに表れているのかという事。しかも、2件同じ金額が表示されているんですが、これは最初に予約した旅程を直ぐに一度キャンセルをして(Unitedは24時間以内なら無料でキャンセル可能)、もう一度予約を作り直したんですが、そのキャンセルした分まで計上されているようです。

先ず最初に思いついたのは、決済の時に間違って法人Amexカードを使用してしまったのかも、という事。法人カードは、会社の移動以外使用出来ないので(個人利用も可能だけれど、清算処理が面倒)、実は机の奥に仕舞い込んだままで、普通は間違っても使わない状態です。確認して見ると、清算には自分の個人カードである先日更新したばかりのVISAカードが使用されており、間違ってカードを使用した可能性排除されます。そうなると、個人購入の内容が会社のシステムに反映されるには、何か情報伝達の経路があるわけで、クレジットカード以外の経路となるとUA MPのメンバーシップしかありません。会社の清算システムには、個人プロファイルがあり、FFP/FSPのアカウント情報も登録出来るようになっているので、私もUA MPやANAのAMCの会員番号に、BONVOY/HHORNORS/InterConti/Hyatt等のアカウントも登録しています。で、記憶を辿ると、UAのサイトで航空券の予約をしたときに、最初に「個人旅行目的ですか、ビジネス旅行目的ですか」みたいな質問ページが表示されて、「ビジネス目的を選択するとお得な料金設定も表示されます」(多分法人包括料金だろうけど)みたいな表示につい釣られて「ビジネス目的」を選択して予約処理をした事位です。

でも、そうであったとして社内システム側がUA MPアカウント経由で購入情報を取得したトリガーは何なんだろうか。UA MP側に登録しているのは自分のGmailのメルアドで会社の仕事のIDではないので、UA MP側はどこの誰かは分からないはず。だから、UA MP側から会社システムにPushするのではなく、会社システム側が例えばアプリ起動時に登録されているアカウント「何か経費利用履歴ある?」とPopして聞いているのだろうか。でもここで不思議なのは、一度検索して30分もしないうちにキャンセルした購入履歴も反映されていることなんですよね。ほぼリアルタイムでUA MPから社内システムが情報取得しないと、取れない情報まで反映されている。しかも、そのキャンセル情報は反映されていないという矛盾は納得いかない。 いずれにしても、会社請求出来る経費ではないし、多分こちらでそのレコードを削除したらそれで終わりだと思うけれど、それで後から何か言われるのも嫌だしなぁ。最終的にUAのサイトで購入した航空券代は、すでにVISAのアカウントに請求されていて、購入履歴に記載されていますから、自分としては会社システムを不正に利用したような事は全く無いと言えるのだけれど。取りあえず担当部門にこういうケースは想定しているのか聞いてみることにします。少なくとも、予め連携もしていない航空会社側のアカウントでの購入履歴が社内システムに反映されるような仕組みはバグレベルの間違いだと思う。

2024年10月22日

翻訳機能

昨日葉書を購入しに近くの郵便局へ行った時の事。この郵便局は、依託局というか、日本郵便から業務委託されて運営されている小規模な郵便局で、それでも局員さんは5~6人位いるのかな。窓口が3箇所位しかない小さな郵便局でしたが、朝一でいったためか窓口は全部先の利用者で塞がっていました。私は葉書購入予定なので、一番端のその窓口に並んだんですが、前の男性の処理にかなり時間を要しています。見るとも無しに観ていたら、どうも日本の方ではなく東南アジア辺りの20歳代位の男性でした。

で、何かピザケースくらいの薄手の箱の荷物を二つ送りたいのらしいけれど、そのやり取りで時間を要している様子。ただ、流石現代だなあと思ったのが、そのやり取り(相手は30~40台位の女性局員さん)は、男性が持っているスマホの翻訳機能を利用して、日本語表示をして相手に見せて、それで「中身は?」「精密機械?」 等とやり取りをしていました。翻訳機能は便利なんだけれど、上手く相手も翻訳アプリの起動表示にあわせて話したりしてくれないと、中途半端な翻訳になったりするので、それで何度かやり取りを繰り返して居るみたいな感じでした。まだまだ時間が掛かりそうだったので、奧から別の女性局員さんが出てきて、私の目的を聞いて対応してくれたので、その後はスムースに進んだんですが、ここでまた一つプチトラブルが。

葉書を購入して支払にiDを指定して端末にかざすのですが、反応しません。2~3回やってだめで何だろうと思ったら、端末の電源が入っていなかった orz 慌てて女性局員さんが「済みません」と言いつつ端末のスイッチを入れて起動したのですが、この端末起動に少し時間が掛かるんですよね。以前も別の基幹局で発送処理をして、その支払で電子マネーを利用しようとしたら、動揺に端末の電源が入っておらず慌てて電源を入れたのは良いのだけれど、起動していざ利用可能と思ったら内部ソフトの更新が始まってしまい、さらに待たされたことがありました。今回は更新作業は発生しなかったので、数分待って端末が起動して無事に支払出来ましたが、まぁ早朝開店早々の利用とは言え、ちょっと不味いんじゃ無いだろうか。

翻訳ソフトを利用して、買物とか交通機関を利用する様子は、決して珍しい状況ではないけれど、それでもそんなにまだ頻繁に見る機会は無い。それでも、昔と比べて翻訳ソフトの性能もアップしているし、なんと言っても音声認識の精度が今ではかなり上がっているから、それの貢献も大きい気がしますね。私は多少英語が出来るので、英語で聞いてくれれば最低限の案内くらいは出来るし、所謂綺麗な嘉永語以外で会話する機会が仕事でも多いので(基本米国東海岸訛りベースで、西海岸訛り、英国訛り、オーストラリア訛り、東南アジア訛り、インド訛り、欧州非英語圏訛りとか、一通り経験している)、取りあえず聞き取るのは出来るんですが、発音がそれぞれ癖があるので、自分では正しい言葉を正しく発音しているつもりが、ちょっとしたアクセントとかイントネーションの違いで相手には伝わらないことがあって、それが課題かなぁ。翻訳アプリの方が、発音に関しては通じる確率が高い気がしますが、その辺りちゃんと再生しているからだろうか。そこがちょっと悔しい。まぁ、訪日外国人サービスとして、そういう翻訳サービスのポータルとか観光庁のサイトに登録して誰でも利用出来るようになると良いんじゃ無いだろうか。Googleレンズじゃないけれど、国内の看板とかガイドとか日本語やアイコンのを撮せば、内容説明とかしてくれるようになっても良いし。

2024年10月21日

筋書きが作れないドラマ

スポーツ、特に日本の場合は野球に関しては「筋書きのないドラマ」と言う言い方で、劇的な試合や展開を取り上げるけれど、現在日米で開催されているそれぞれの野球ゲームを見ていると、筋書きのないドラマ以上のドラマが続いているような気がします。

大谷選手が所属するドジャースのリーグ優勝決定シリーズ。前半はドジャースが調子よく勝ち星を積み重ねて、敵地での3連戦で勝負がきまるかと思ったけれど、残念ながらそうは行かず、今日からの地元L.A.での2試合のうち1勝することを掛けて今日から試合が始まります。これも、穿った見方をすれば、同じ優勝決定の瞬間ならば、敵地よりも地元で決定する方が盛り上がるだろうという事で、逆に2敗をして戻ってきたことの方が価値が上がるような気がします。まぁ、そんなこと考えずにチームとしては1日でも早く決めたいだろうし、優勝祝勝会は敵地でやった方がチームとしては気持ちが高揚するような気もするし(笑)。でも、これで今日仮に優勝が決定して、しかもそこに大谷選手の活躍が絡む内容だったら、ますます彼の評価や任期が爆上がりでしょうね。更に、優勝した場合の相手チームはN.Y.ヤンキースに決まり、50年振りくらいの名門チーム対決に成るという事で、更に暫く盛り上がることは確実だろうし。

一方で日本のプロ野球もそれぞれのリーグでトーナメントが行われていて、パリーグは一足早くソフトバンクがストレート勝ちで日本ハムを下して日本シリーズ進出決定。一方のセリーグは、リーグ戦3位のDeNAが、2位阪神を下して決勝戦に進出すると、その余勢を駆ってか首位巨人に三連勝で一気に下剋上進出が決まるかと思いきや、巨人も意地を見せてそこから連勝。昨日は珍しく(?)1点差勝利をで逃げ切り、逆王手を掛けて、勢いでは互角以上に。今日巨人が勝てば3連敗からの4勝(1勝アドバンテージ)という劇的シナリオで日本シリーズ進出が決定。引分けだと、確かリーグ戦上位が優勢だから、巨人は最悪引分けでも良いけれど、そうは行かないだろうなぁ。DeNAも、ここまで調子よかったわけですからね。最後の試合と腹をくくれば、決して弱いチームではないですしね。ここまで得点に繋がらなかった巨人の打撃力が復活したら巨人有利だろうけど、これまでのように投手戦だったらDeNA有利かなぁ。 

自分自身野球にはそれ程興味が有る方ではないけれど、さらに大谷選手効果が大きいことも事実だけれど、今年はここ数年、いゃ10年位で一番野球というスポーツに盛り上がっているかもしれない。イチロー選手がマリナーズに入団した20年位前は、イチロー見たさにシアトルへ行ったりしましたが、それ以来じゃないだろうか。今年は厳しいだろうけど、来年は大谷選手を見にUSへ行きたいなぁ。MLBのワールドシリーズは、7試合で4勝すれば優勝らしいけれど、多分最終戦まで縺れる気がする。日本のプロ野球は、まずは今日のセリーグの最終戦が決まらないと先の予定が分からないのですが、DeNAが勝手シリーズに進むと、試合会場として横浜スタジアムが最初の2戦と最後の2戦で使用予定になります。で、最後の2戦は11月の2日、3日の週末に予定されているのですが、実はこの週末にはもともと関東の大学アメフトの試合予定が組まれていて、でも日本シリーズで使用される可能性が出てきたため、急遽試合会場が横浜スタジアムから変更になったんですよね。仮に今日巨人が勝利して、横浜スタジアム使用の可能性が消えたら、大変だろうけど試合会場を横浜スタジアムへ戻してくれないだろうか。大学チームにとって、やはり東京ドームとか横浜スタジアムとか、あの規模の会場で試合するのは凄く嬉しい経験だと思うから。そう言う意味では、巨人・DeNAどちらのファンでもないけれど、巨人が今日勝ってくれたら横スタで大学の試合が復活するかもしれないので、今日だけは巨人を応援するかも(笑)。

テロを幇助するメディア

自民党本部へ火炎瓶を投げ込み、首相公邸に突入して逮捕された容疑者。現場の様子を伝える写真を見てビックリしたのは、ポリタンクが20個位並んでいて、そこにガソリンに入っているらしいのだけれど、一つに10L入っていても200L。それらが爆発したとしたら、ちょっと洒落にならない規模の爆発に成ったんじゃ無いだろうか。容疑者が利用した車は、多分軽自動車のバンタイプの車だと思うんですが、その内部の写真をみるとガス工事とか電気工事の人が仕事用に内部をカスタムしているような感じに見えて、さらにその狭い車内に積んでいたと思われる、外に出されたポリタンクやその他の機材の量を見ると、本当に隙間なく詰め込んでも乗り切らないんじゃないかという分量に見えます。

あくまで個人的な印象ではあるけれど、やは安倍元総理の襲撃事件の時に、もっと厳格にその行動を批判してあまつさえ否定するくらいのことを全メディアがやらずに、中にはその行為を賛美するような発言を取り上げたりする事で、世の中的に「あれもありなんだ」と誤解する人が自信を持ってしまったんじゃないだろうか。その後の岸田総理襲撃事件は幸運にも被害者無しで犯人は取り押さえられたけれど、あの時だって同様。どちらも選挙期間中の行為で、今回も同じという事も、何となくこれまでの行為に刺激されてと言うか、何か彼ら的にはお墨付きを得ているような認識じゃないだろうか。

大体朝日新聞なんかは、過去自社支局が襲われて犠牲者まで出しているのだから、こういうテロ行為に対してはどこのメディアよりも厳しく批判しなきゃ行けないはず。それなのに、そういう雰囲気という内容の記事は現時点でサイトを見ても観られないのは、彼ら的にはこのテロ行為に等しい行動を報道することが、その攻撃対象になった自民党に益となる行為になるからと考えているのだろうか。逆に、この容疑者が野党の政党本部を襲い、そのまま野党党首の自宅なり選挙事務所に突入しようとしたら、彼らは同様の報道体制で伝えるだろうか。多分決してそんなことは無いと感じるくらい、過去の報道はそう言う傾向でしたよね。

日本の文化というか全体的な印象は「話せば分かる」「以心伝心」「あうん」みたいな性善説的達観があって、それを前提に「いゃ、容疑者にも何か理由があるはずだ」とか「彼も反省しているだろうし」みたいな、根拠の無い弁護みたいな物が先行して居ることが、もう今の時代世の中では間違っている気がする。まずはその行為自体に対して制することは制し、罰することは罰して、さらにそれが直接的間接的関係無く、その行為に対して僅かでも利益になる=成功する、要素は与えていけないと思う。例えば今回の行為の後容疑者が逃走してその追跡をしている状況ならば、現場の様子や何らかの情報を伝えて容疑者確保の協力を得ることは仕方ないと思います。でも今回の様に、その場で現行犯逮捕されている容疑者に対して、何か背景説明をすることでその動機を伝える事は一見正しいような印象を受けるけれど、それって容疑者に対しての同情なり理解者を作り出すことになるわけで、それはある意味利敵行為と言えるのでは。今回は選挙中の行為である事を考えると、それは一与党に対しての利敵行為と言うよりは、国民の権利あるいは国民自身に対して攻撃という認識をしないといけないと思う。

秋本番?

今朝の浜松は、グッと冷え込みが厳しくなり、部屋の中の温度計でも20度くらいだったので、外気温はもしかしたら一桁近かったかもしれない。先週末金曜日とか土曜日くらいまではまだ暑い天候が続いていて、短パン・Tシャツで普通に生活出来るくらいでしたが、日曜日はそれではちょっと寒い感じがしたので、そろそろ短パンの代わりにスウェットパンツ、Tシャツの代わりに長袖のラグビージャージかトレーナーと入れ替える時期かなぁと思い始めていた頃。トイレのウォシュレットも、温水温度を一つあげて、便座のヒーターもそれまでは切っていましたが昨日は座ったときに「ひぇっ!」と感じる位だったので、昨日からオンにしはじめました。で、今朝の寒さな訳です。

寝具に関しては、一週間以上前からそれまでのタオルケットからダウンの掛け布団に変えていて、ベッドマット類なんかも「ひんやりマット」系のものから一般的な綿素材の物に変更していたんですが、今朝目が覚めたときには空気の寒さにビックリ。まだ暖房器具は出していないので、エアコンを「暖房」モードにして暫く暖めたくらいの気温でした。日中も最高気温は22度くらいと言う事なので、今日は長袖必須なんですが、困るのは明日からまた最高気温が25度以上まで上がり、夏日、もしかしたら真夏日近くまで戻りそうと言うこと。折角仕舞った半袖系衣料を出して、出した長袖系衣料を一時保管に戻さないといけない。天気予報を見ると、今週末くらいまではそんな状態が続くようなので、一日我慢したら戻ると言うわけでないのが困るなぁ...

寒くなる分にはまだ対策出来るんですよね。重ね着とかジャケットとか羽織って温度調節すればいいわけですし。パンツ系だって、猛暑の頃程ではないからジーンズでもはいておけば、今くらいの暑さ寒さならどちらでも問題無いし。でも、暑くなると上着だけは半袖にしないと大変何ですよね。汗をかいてしまうと、無理に長袖を着続けるのも大変だし。一番困るのは、朝晩は冷え込むのに日中は暑くなるパターン。朝出かけるときには上着とか着ていて丁度良くても、日中陽が出始める頃から暑くなってきて、日中はその上着を片手に移動しなくてはいけなくなり面倒この上ない。昔だと、だんだんと暑くなったり涼しくなったりしていったから、その辺りの服装の変化も多少暑かったり寒かったりしても許容範囲で、知らないうちに夏から秋物に替わりそして冬物に変化していった気がするけれど、今は真夏と真冬を除けば、その間の期間は夏物秋物春者冬物、全てをスタンバイしておかないと、昨日は暑かったけど今日は寒いみたいな急な変化に対応出来なさそう。

もう10月も下旬になったのに、まだまだ半袖も問題無い気候が続くかと思えば、北海道では例年よりも早く雪が降ったりしているらしいし、本当に日本列島どうなっているのと小一時間くらい尋ねたいくらい。今週後半には、久し振りに沖縄へ飛ぶ予定なんですが、沖縄はまだ30度台が続いていて、これはこれでちょっと着るものに困る状態だし。春物秋物と言うと、ブルゾンとかジャケットとか、ちょっとしたお洒落したいアイテムが多いのですが、その出番が少ないので、ここ最近は数回利用するともう春物から夏物の半袖Tシャツとかポロシャツに、秋物から厚手のスウェット、ダウン系のジャケットへと移行してしまい本当に出番がなくなっています。私はそんなにファッションに興味も無く、清潔に洗濯済み、クリーニング済みの物を着るように意識しているだけ。ですから衣装ケースにもそんなに物は入っていないのだけれど、そんな自分でも最近の春・秋はあっと言う間に過ぎてしまい、結局少ないアイテムなのに使わずにシーズン終わってしまう事も。これも異常気象の影響なんだろうか。そう言えば、衣料品系のCMなんかも、冬物のCMを出すのに躊躇している雰囲気を感じますがどうだろうか。流石に11月に入ったら、一気に冬らしい気候に変わるんだろうけど。 

2024年10月20日

衣食分離

所謂「素泊まり」あるいは、朝食のみの夕食無しの宿泊形態で、人件費削減と顧客の満足度向上に繋げて収益がアップしているという記事(有料記事)。 実は、先日撮り溜めていて「マツコの知らない世界」で全国の道の駅の回を見ていたんですが、この中で本来立ち寄り場所休憩場所だった「道の駅」に、簡易宿泊所や最近ではフェアフィールドインが併設されることで、ホテルは寝るだけ、食事は道の駅みたいな分担が任期になっているというようなことを離していて、ますます「アメリカモーテル化」していくなぁと感じたところでした。

車社会のアメリカの場合、こういう低価格のホテルにはレストランはないのが普通で、朝食にしても入口のラウンジスペースに、コーヒー、ジュース、トーストが定番で、フルーツとかゆで卵があれば御の字という位。基本宿泊客は車で来て車で移動するので、食事は近隣のレストランに言ったり、スーパーでお惣菜とか買ってきて食べる物。日本の特に「旅館」形式の宿泊所だと、殆どが朝夕食事付きのプランが殆どですが、朝は兎も角夕食の選択肢が無いことが結構海外からの人には不思議だし不満に感じるという話しは以前聞いたことがあります。1回なら物珍しさもあって良いのだけれど、それが2日、3日と続くと飽きてしまうらしい。大規模なホテルで複数の種類のレストラン等あればまだしも、なかなかそんな環境を準備出来るわけでもないですし。

どこだったか忘れたけれど、山間部のペンションなんかが、食事の選択肢として近隣のレストランと提携して、そちらを希望したら夕食や朝食は準備しないみたいなシステムを、地域で作っているというような話も少し前に聞いた記憶があります。あるいは、最近ではデリバリーも普及して居るので、Uberで部屋まで届けてくれるサービスと組み合わせても良いんじゃ無いだろうか。アメリカのモーテルだと、部屋に宅配ピザのカタログとかおいてあることは珍しく無いですしね。ただ、地方などで周りに飲食店が少ない場所だとか、車がないような状況の時には困ることもあるでしょうね。それこそ、都内だとか大都市圏ならば、レストランがなくてもコンビニがあればなんとかなるし、それこそ素泊まりでも全く困らないけれど、これからはホテル単体でのビジネスから、周りの飲食店や娯楽施設も巻き込んでの「地域宿泊」みたいな事を考えていくのが良いかもしれませんね。

それこそ大都市圏ならば公共交通機関も発達しているので、飲食店がホテル近くに有る必要も無いわけですし、有名店と提携していく様なプランは多分もうあるんだろうな。逆に飲食店を併設しているホテルは、稼働率を上げるためにも他のホテルからの利用者を増やすために利用して貰うようなことも考えるんじゃないだろうか。それの地方版として、道の駅と宿泊施設の協力は良いかも。そこにレンタカー会社も絡んでいけば、足の確保も出来るわけだし。そうそう、道の駅併設のMarriottのフェアフィールドインですが、最初は5~6箇所だったと思うんですが、今は全国29箇所にも広がっているんですね。いつの間にか増殖している(笑)。しかもURLを見たら「fairfield-michinoeki」で始まり、最後も「michi-no-eki-notels」と「道の駅ホテル」に特化しているんだぁ。自宅近くからだと、岐阜か三重のホテルが近いのですが、車も買い換えたし一度位行ってみようかなぁ。

2024年10月19日

ふるさとGO

昨日たまたまテレビで見て面白いなと思った「ふるさとGO」なる「体験型ふるさと納税」とも言うべき施策。 ふるさと納税は、もう多くの人が普通に利用する制度になったと思うけれど、納税を申し込んでから返礼品が届くまでの期間が長かったりして、使いづらい点もあるそう。そこで、自宅から返礼品を申し込むのではなく、現地に行って飲食費やレジャー料金を「返礼品」としてその場で利用出来るという仕組みが、この「ふるさとGO」という仕組みで、県東部の沼津市、三島市、河津町でスタートしているらしい。

「○○ GO」と聞くと、商売柄「どこにでも自分のWindows環境を持ち運べる」という謳い文句だった「Windows GO」を思いだして暗い気持ちになるのですが(マテ)、今回のこのアイデアはその名称は別にしてなかなか面白いと感じる施策。使い方も、QRコード決済みたいな感じで、事前に会員登録しておくと、登録店舗での料金支払時に専用のQRコードスキャンから専用サイトに飛び、そこで「体験料金(食事代や利用料金に相当)」を入力すると、それに相当するふるさと納税が表示されて決済されるというもの。今の時代らしい気がするけれど、一時的とはいえ実際の料金の何倍もの「ふるさと納税」が発生して、その分口座残金に影響するところがどう評価されるかが課題かな。

このアイデアの一番良いところは、ふるさと納税をこれら自治体が受けられるだけでなく、そこに実際に納税者(=利用者)が足を運んでいるから、それ以外の地元に対しての収入も期待出来るわけですよね。経済を回すためには、まずお金を回す必要が有り、お金を回すためには、人の流れを作る事が必要だと思うんですが、その一番基本的な人流の呼び込みが生まれることで、自治体側としてはふるさと納税の税収以前の利益があると言えるのが素晴らしいと思う。利用者側にしても、これまでの方式のふるさと納税では、安く高級な肉が手に入ったとかお米が入手出来たという金銭的なメリットしか感じられないけれど、実際に現地へ行って色々なことに対して支出すると言うのは、某CMじゃないけれど「プライレスな体験」が含まれるわけで、満足度としては深い気がする。

私自身ふるさと納税は利用していないので詳しくは知らないけれど、現在の返礼品の中にも現地でのイベント参加とか似たような「体験型返礼品」はあるみたいですね。ただ、そういう場合ってその一回限りが殆どじゃ無いだろうか。それに対して、実際に現地に来てくれて、そこで何度も利用してくれて、しかも納税してくれるというのは、利用者にとっても自治体側に取っても、どちらにも美味しいWin-Winな仕組みに見えます。ふるさと納税がスタートして、暫くして色々なふるさと納税を比較して申し込める「まとめサイト」みたいなものが出来て、「上手いこと考えるな」と感心しましたが、この仕組みを考えて実現させた人は偉いと思う。どうも沼津市にある「株式会社マイウェイ」という企業らしいけれど、システム構築は正直そんなに大変じゃ無いと思うけれど、ふるさと納税の中に組み込ませる政治力というか、行政に対しての対応努力がどんなものだったのか、その辺りの裏話というか実装過程に興味が有りますね。これ、全国に広がるんじゃないだろうか。

サベツデモーニング

日曜朝のTBS系列報道番組(?)のコメンテーター、法政大学前総長で名誉教授の田中優子氏の、高市早苗氏に対しての発言が物議を醸すことに。元々安倍晋三元総理に櫛としか思えないような発言を以前から繰り返していた人で、仮にも大学総長まで経験したような人がそう言う発言をすることが許されるのか凄く疑問。でも、東京大学の教授でジェンダー論の代表みたいな人も、言っていることと実際の生活・行動が真逆だったりしたから、彼らは「ビジネスはビジネス、プライベートはプライベート」と割り切っているだけなのかもしれない。

やり玉に挙がった高市早苗氏が、どちらかと言えばタカ派というのか物事をズバズバ言う系統の政治家なので、身内の自民党の中でも、味方も多いけれど敵も多いみたいなタイプだとは思いますよ。それは、野党側でも同様で、ある程度その発言や行動を評価する人も居れば、さらに嫌う人も多いだろうという事は容易に想像出来る。まぁ、よく言えば個性的、独特の政治観、悪く言えば唯我独尊、独立実行型というか。ただ、最近は余り聞かなくなったけれど、少し前にはアメリカの大統領のような強力なリーダーシップを望む声も多かったときがあり、そういう時代にはある意味ハマりそうな人材だとは思います。でも、そう言う独特な人材も、田中氏から見ると「安倍さんが女装した」と揶揄する対象になるわけで、まぁ女性の敵は女性という事が良く分かる発言。以前、森元総理が女性議員に対して同じような例えをした時には、徹底的に彼らもメディアも責めたけれど、今回はそんなことは殆ど無い。精々産経新聞が伝える程度何だけれど、問題としては同じですよね。

発言した場所は、10月13日に八王子市で「市民団体」主催の集会とのことだけれど、その時の写真がネットにも出回っているけれど、この八王子に立候補予定の野党候補者の実質的な支援集会な訳で、公職選挙法違反にならないのかという気もするけれど(選挙に関しての誘導がなければセーフなのかな)、その立候補者も以前は安倍総理のお膝元である山口で立候補して「私の故郷、最後の選挙」と連呼して落選したのに、まぁ舌の根も乾かないうちに。ここに立候補している自民党系候補の対抗馬として擁立されたらしいけれど、そんな怪しげな候補者に怪しげな支援者の発言が加わっても、地元の人はこの人に投票するんだろうか。同席した地元出身の「市民活動家」の女性も、同番組に良く出演していると思うけれど、結局はお仲間が集まって日頃の不平不満を吐き出して満足しているだけなんだろうな。そこで、ジェンダー問題を何か掛けいつしようとか、妥協点を見つけようとか言うことは考えずに、自分達の意見主張が正しいという固定されたゴールしか認めない人達なんだという事が良く分かる。真面目にこう言う問題に取り組んでいる人も多いとは思うけれど、結局は既存のメディアを中心に彼らが取り上げるのはこう言う極端な人達ばかりだから、外から見ているとああいう問題には関わりたくないと感じて、それ故にますますこう言う人達がその分野の中で力を持ち始めてどんどん自分達のやりたい放題の世界にして行くような気がする。

同番組では、少し前に「劣等民族」発言で出演自粛中の男性コメンテーターも居て、現在は「地上波出演自粛中」らしいけれど、今度の選挙特番のラジオ放送では復帰するらしい。それ以外の出演者にしても、立場が反対側の人が同様の発言をすれば徹底的に批判して追求するようなことを言っているのに、何を言われても批判されても馬耳東風。TBS社長も、それら問題発言は「番組外の事」と不問に付すようだけれど、それならば今後は番組外の発言に関しては他のどんな発言も同じように対応するのだろうか。「日曜の朝」という意味の番組名だけれど、今後は「サベデモーニング」とでも変更した方が良いんじゃ無いだろうか。

2024年10月18日

あの時代

俳優の西田敏行氏が急逝し、またよく知る俳優さんが鬼籍には入ることに。自分達の世代だと、なんと言っても「西遊記」の猪八戒に、「池中弦太80kg」かなぁ。「釣りバカ日誌」は、漫画は読んでいたけれど映画は見たことがなかったですね。ヒット曲の「もしもピアノが弾けたなら」は、琴線に触れる名曲だと思うし、何となく憎めないキャラクターから、俳優としては黒幕的な怪しげな役なんかもこなしていたし、まぁ多才な人でしたよね。

生前の映像も昨日から色々な蛾されて懐かしく感じる場面も多いのですが、何かのインタビュー記事で、子供の頃はまだテレビがなかったので、父親に連れられて映画に行くのが楽しみで、と言うようなことを言われていました。世代的には一回りちょっと上なので、確かにまだテレビは普及以前の状態だったから、映画が唯一の娯楽であった時代だったでしょうね。後は書籍か。自分も地方にいたから、NHK以外の民放が充実してきたのは小学生位になったころかなぁ。自宅には白黒テレビだったけれど、物心着いた頃にはあって、良く祖父などが大相撲を夕方見ながら晩酌していたのを何となく記憶しています。いつ頃からカラーテレビになったのか、もう記憶に無いけれど、その頃には首都圏の民放のうち、TBS系列、フジテレビ系列がローカル局でネットされいて、日本テレビ系列とテレビ朝日系列のローカル局が出来るかどうか位だったかな。 それ以降は完全に「テレビっ子」状態でしたから、自分達の世代的には「テレビが娯楽」と言って良いだろうなぁ。そこに世代ギャップを感じますね。

まだ76歳で、今の時代決して「高齢」という年齢ではないけれど、報道されて改めて思いだしましたが、少し前からいろいろと疾患などで入退院とかしていて、それもあって関西の人気番組「探偵ナイトスクープ」の二代目局長も交代したんだっけ。でも、時々画面で見る表情とかは、ちょっとやつれた印象はあるけれど年齢相応にも感じて、そんなに急激に衰えていたようには感じなかったのですが。現在の報道では、就寝中に病死したようですが、最後はちょっと悲しいお別れになってしまいましたね。実は自分もそれなりの年齢になってきたので、夜電気を消して寝るときにふと「明日目が覚めるかなぁ」と思うことが時々あります。ちょっと疲れ気味だったりストレスが溜まっていたりしているときには、そんなことをつい思いつつ寝るので、寝付きが悪い気がする。とは言っても、毎晩練り前に身辺整理をしてから寝るわけにも行かないし...

映画しか無い時代を過ごして、そこから俳優座に進むというのは、今ではちょっと考えられないキャリアーでしょうね。自分達の世代だと、テレビの中のタレントさんや俳優さんに憧れて、芸能事務所とかに入ってというのが標準的なキャリアーになるのかなぁ。その後、スカウトキャラバンみたいなオーディション形式が増えて、そこから多くのタレントさんが生まれたのが、自分達よりも少し下の世代。更に進んで最近では、TiktokとかYouTubeとかのSNSやネットでそういうエンタメ系の情報が配信されて、そこから入る人が多いわけで、随分と時代も変わったなと改めて感じます。正直、そんなにファンというわけでもなかったし、出演作品を好んでみたわけではないけれど、やはり記憶や心の片隅に何は引っかかり個性的なタレントさんの一人だったことは確かだと思います。これまでの活躍に感謝して、ご冥福をお祈りします。

2024年10月17日

Kindle Unlimitedとプライム感謝祭

少し前から気がついていたんですが、久し振りにKindle Unlimitedの3ヶ月無料のオファー。今から始めると、年末・年始にじっくり本を読めそうなので(笑)、早速登録してみました。ただ、これまでも何回かこのオファーに乗っかり、短い期間ですが会費も払ってKindle Unlimitedを利用した事はありますが、大体直ぐに自分の興味の有る対象書籍は読み終わってしまい、結構無駄になってしまう経験ばかり。今回は少しは新しい分野の書籍を発掘したいけれど、どうだろうか。

私が購入する書籍の、半分位は「SF」分野、それも所謂「ハード系SF」という近・遠未来の技術系の内容中心のストリーリーだったり、宇宙物とかの系統が殆ど。最近流行の「転成物」とか「ファンタジー系」とかは苦手だったりします。それこそ、ジェームス P ホーガンとかは大好物だし、子供の頃はエドモンド・ハミルトンのキャプテンフューチャーシリーズを、貪るように読んだもの。

今週末の19日(土)・20日(日)はプライム感謝祭で、明日に日付けが変わる今夜の00:00から先行セールも始まるので、そちらにもちょっと気持ちがふらついています(笑)。 うーん、少し涼しくなってきて「読書の秋」の雰囲気は良いのだけれど、「食欲の秋」ならぬ、「散財の秋」にならなければ良いのだけれど。

2024年10月16日

古い政治を終わらせる

衆議院選挙が始まり、政党や立候補者のCMがYouTubeでも流れてくるんですが、その中で某野党の宣伝文句で「古い政治を終わらせるために、我が党へ投票を」みたいなセリフがあったんですよね。でも、その野党にしても、頼っているのは「政界の黒幕」的古参の有名な政治家だし、選挙戦術にしても、前回は某政党と候補者一般化までして集票して何とか候補者を当選させようという、ある意味「革新的」手法というか禁じ手に近い方法まで繰り出したのに、今回は基本政策の不一致という事で、共闘はほぼない様子。それって、別の言い方をすれば「古い手法に戻った」と言えるのでは。

同じ政党だったか、ちょっともう忘れてしまったけれど、「30年間の政治不信、経済低迷から脱却するために政権交代を」と言う言い方をしているんだけれど、その30年間の間の3.3年間は民主党政権だったはず。しかも、その政権の間には歴史的な円高になり、さらには株価も低迷してリーマンショック後の低迷からなかなか脱却できなかったことは事実。「自民党に一度お灸を据えよう」とメディアも野党も盛り上がり、その結果与野党逆転が生まれて(実際の投票数はそんなに差は無かった)、新しい政治が始まると期待した途端に、沖縄の問題は齟齬にして、日米関係は最悪になり、選挙前の「埋蔵金」なんて何もないから選挙前の公約は反故にされるし、お灸を据えるつもりの国民が逆にお灸を据えられてしまうことに。それが3年少し続くわけですからね。第二次安倍政権が始まったときの反動は凄かった気がします。

どこの政党にも大なり小なり問題は色々あるし、国の運営者として特に与党政党には厳しい目が向けられるべきだと思うし、その行動は慎重かつ信頼が得られるもので無ければならないと思う。でも、だから野党は何やっても許されるわけではなく、駄目なものは駄目。メディア等が何故かそう言う事は無視するような報道をするけれど、ネットが発達している現在では通用しないはなしだと思う。それに、野党と言えども国会で仕事をしている「政党・政治家集団」なのだから、国民のために結果を出すべきだと思うし、それが出来ないのは怠慢と言われても仕方ないと思う。さらに言えば、「政権交代」とか言うのであれば、それこそ明日からぱっと政権運営が任されても安心出来る位の公約なり意見なり行動をするべきだと思うのに、無責任な発言ばかりして自己満足出来れば良いという雰囲気しか感じない。特に実際に与党経験があるはずの立憲民主党の酷さは行かんともしがたい。それに対して、その血筋を同じく引いている国民民主党は、まだ現実的だと思うけれど不思議と国民の支持は薄いという矛盾。結局は国民の多くは「感覚」で政治を見ているという事なんだろうなぁ。

政治や政治家にも問題はあるけれど、それ以上に変に肩入れするメディアが一番の問題じゃ無いかなぁ。「裏金問題」だって、同じ事を野党議員がやっても「不記載・修正」で許されてしまうのは、やっぱりおかしいと思う。「裏金議員」として何十人もの議員がやり玉に挙がったけれど、結局検察の捜査で起訴されたのは確か2議員だけだったはず。それ以外の議員は、悪い事は悪いけれど、その後修正したりして収益を正したのだから、そこは今のルールの範囲では見逃される・許される範囲であれば、それは仕方ない。それを何度も繰り返したり、指摘されても再発するならば、そこは確信犯として問題視するべきだけれど。それって結局確定申告何かと同じ話ですよね。確定申告だって、意図的に税金を安くしようとして、それが見つかって指摘されても、修正申告すれば認められるのだから。所謂「裏金問題」でやるべきは、疑惑が指摘された議員を際限なく追及するのではなく、政治資金規正法をより厳密に適用するとか、さらに詳細化するとか、そういう所だと思う。パーティー券だけでなく、企業献金にしても、個人献金や寄付にしても、100%明瞭にすることが一番重要じゃないの?でも、そうすると困る政党があるから、そういう話にはしないのだと思う。それも、古い政治の手法だと思うなぁ。

2024年10月14日

表現の豊かさ

佐々木俊尚氏が紹介していた、現代の「表現の豊かさ」についての記事。 まぁ「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が一般的に使われる時代ですから、出来るだけ要点だけ出来るだけ簡単にできるだけ短く情報伝達したいというのは良く分かる。以前何かの本だったかで読んだ話しで、文明が進むとどんどん言葉が短くなってコミュニケーションの効率化が進むみたいな事があり、例えば「○○君、昨日は何したの?」みたいな言葉も「どう?」みたいな感じで短縮されて会話が進むみたいな話らしい。これは結構良く分かる話。

私も、普通に会話するときにはそう言う傾向があるとは思うのだけれど、例えば同年代の人と話をしたり、馴染みの無い人と話をしたりする場合には、相手の背景や前提が分からないので、どうしても「ここは勘違いしないように」と事前情報を追加するような言い方になり、説明がどんどん長くなることは昔の人の悪い癖かも。個人的には、インスタントメッセージが、そう言う「短縮化」傾向にさらに拍車を掛けていると思うし、特に日本の場合は「絵文字」とか「スタンプ」のような、一つの事象で良い片言を表したり、こちらの気持ちを表現することに抵抗がない気がする。あと、かなり古い言い方だけれど「よろしくね」を「4649」とか短縮するだけでなく、さらに簡略化して相手の想像力すら情報伝達の前提にするようなスタイルは、あまりないのでは。英語でも、例えば「You」を「U」とか「Thank you」を「THX」と省略する使い方はあるけれど、あれは発音が同じ・似ているとか、文字の簡略方法の話なので、日本の擬えとか当てはめとはちょっと違う気がします。

記事では、歌詞の表し方について話が進みますが、個人的に思いだしたのは、これも古い歌で恐縮だけれど、五木ひろし氏の「よこはま・たそがれ」。演歌ではないけれど、ポップス演歌というか歌謡演歌と言うか、純粋な演歌的要素を持ちつつ、現在の表現とかリズムの歌という説明であっていると思うんですが、もう言葉や綾や間を駆使した歌詞を使う演歌に対して、この曲は単語を羅列しただけででも一つのストーリーが作られていると、結構当時は賛否が有った歌だと記憶しています。最初の「よこはま たそがれ ホテルの小部屋」も、もし演歌風あるいは小説風に本来の歌謡曲風に書き換えるとしたら、「少し柔らかな西日に照らされる、港近くの小さな安宿」とか言うのか(文才の無いのは仕方ない-笑)。かなり極端な言い方というこじつけかもしれないけれど、これまでの文章は始まりから終わりの句読点までで一つの情報を表していたけれど、今の時代は一つ一つのデータを並べて相手に伝えるべき情報を相手側で再構成させる、みたいなスタイルに感じます。言ってみれば、これも「アナログ」vs「デジタル」みたいな話じゃないかなぁ。

どちらが良いか悪いかはなかなか難しい話だけれど、前者の場合は必要な情報の説明はしているけれど、付帯情報も多いから相手の背景によってはノイズが挿入されて別の解釈にされる可能性も高い気がします。それに対して後者は、共通認識できる短い言葉を伝える事で、そういう誤解は少ないだろう、と。でも、その情報を再構成するためには、共通に認識基盤が必要で、それが無いと相手からしたらちんぷんかんぷんな情報になってしまう。所謂「若者言葉」なんて言うのも、世代ごとの共通認識があるから成立する訳で、それが無いと「なんじゃそれ」で終わってしまう。何か、共通キーが無いと複合出来ない、暗号化の話にも聞こえるから、こういう情報論というかコミュニケーション論は興味深いと思います。音楽関係では、昔は良く流れたイントロが最近ではなくなっていきなり歌詞から始まるというのも、やはり「タイパ」の影響だと思う。イントロはイントロで、歌詞はないけれどその曲を較正する伏線みたいなもので、それを最後にサビの部分で回収するような曲だと「あぁ、良い曲だ」と思うんじゃないかな。「表現の豊かさ」というのは個人が感じる多様性を生む考え方だと思うけれど、「表現の確かさ」みたいな確実性を最近は重視するように成るんじゃ無いだろうか。「豊かさ」は、その種類や回数が増えることで補われている気がします。若者言葉がどんどん変化するのは、その一例じゃ無いかなと言う気がします。

YouTubeの広告

ここ1ヶ月くらいのことだと思うんですが、YouTubeの広告(無料ユーザー)の出方がかなり変わった気がするのは私だけ? 一つは、多分私の使い方の問題もあるんでしょうけど、結構長尺の広告が表示されるようになった事。まぁ、これはYouTube側も広告収入を得ないといけないから仕方ないのだけれど、それをスキップしたりして視聴をすると、今度は再生中に本当に途中で生きないの短い広告を挿入しているのは、以前は余り無かったと思う。テレビ番組と異なり、CM枠を動画に挿入する事は出来ないと思うので、どこで広告を入れるかはYouTube側の自由なんだろうけど、以前は結構何となくここで切れるのは理解出来るようなタイミングだったのが、今は本当に「問答無用」みたいな感じで挿入されてきます。 

長くなり、短い広告も増えてさらに感じたのが、以前は結構同じ広告を何度も挿入してきていて、例えばいい加減IKKOさんの顔は見飽きたり、Yahooの出川哲朗や芦田愛菜の顔を見飽きた状態だったのが、広告の出方が変わってからはかななりバリエーションが変わってきたように思います。ただ、バリエーションが増えたのはこちらとしてもそんなに嫌じゃないけれど、最近は選挙広告が増えてきていて、それが流れてくるのが正直うっとうしい。まぁ、TVでも流れるし、でも衆議院の告示はまだですよね? それなのに「選挙は○○」みたいな広告を流していいのだろうか。一応、色々ルールは存在しているらしいけれど、某政党なんかは街頭での選挙演説みたいな事をもうやっていたりして、まぁ選挙自体が無法地帯状態に見える。

もう一つ不思議なのが、製品紹介のナレーションが、明らかにテキストスピーチで流れてくる商品紹介の広告。以前は、怪しげな商品が多かったので、「これは某国のなんちゃって商品に違いない」と思っていましたが(笑)、最近は国産メーカーの製品紹介も、イントネーションがちょっとおかしいテキストスピーチ見たいな音声で紹介していて、それって逆に製品の信頼性を損なうだろうにと老婆心ながら心配になります。で、途中から画面右側にQRコードが表示されるんだけれど、あれをスキャンして登録されているサイトに行くと、クレジットカード番号とか暗証番号とか要求されるのだろうか。あれって、そのまま偽サイト詐欺の手口そのままだと思うのだけれど、YouTube側はちゃんと精査して問題無いことを確認しているのか凄く不安だし信用できない。最近は見なくなったけれど、Amazonの怪しい商品紹介のページそのままの雰囲気なんだもの(笑)。

広告表示がなくなるYouTube Premiumだと、年間契約で12,800円なのかな。月当たり1,000円ちょっとを安いと思うか高いと思うか微妙だけれど、地デジやBS/CSを見なくなった今では、YouTubeにシフトはしているけれど、そんなに自分が見たいと思うコンテンツも多くないのが悩み。あと、基本個人のチャンネルを見ているから、更新頻度も週一なら多い方で、中には月一とか、そういうチャンネルもあるから、毎日テレビ代わりに見るというよりは、自分の場合は隙間時間に利用するという感じの方がまだ強いんですよね。となると、邪魔だとは思うけれど無料ユーザーで広告表示と付き合いながら利用しても、そんなに不便だとは感じない。ただいつも思うのは、広告表示するのは良いけれど、アカウント登録時のプロファイルとか、利用している動画の種類等をみて、関係ありそうなものをもう少しスクリーニングして出して欲しいですよね。多分地域は見ているようで、広告の出方が変わった頃から地元の広告が増えたり、選挙広告も地元選出議員の広告だったりして、それなりにフィルタリングもしているみたいだけれど、もう少し広告をこちらでも分野とか内容とか範囲を指定出来るようにしてくれないだろうか。YouTube側としても、広告主との契約もあるだろうから、それなりの回数なり範囲にどんどん出さないといけないのだろうけど、YouTubeならばテレビ広告みたいな一方的に押しつけてくるような出し方ではなく、こちらが見たくなるような表示方法をもっと考えて欲しいなぁ。よく言われるように、広告すらコンテンツの一つとして魅力あるものにして欲しいと思う。


無視する勇気

佐々木俊尚氏も出演して発言していた、Abema TVでの内容で、ブラジルで一月間Xが停止して分かったことという記事。 速報性だとか、集合知的知識共有とか、Xに限らずこの手のメッセージ型のコミュニケーションツールはメリットが大きいけれど、一方で「自由な発言」の境界線は人それぞれだし、正直何でもありの世界だから、決して富士山の伏流水のように澄んだ水だけが流れているような世界ではない。それに、「水清ければ魚済まず」と言う言葉もあるように、余りに「正義だけ」とか「正しいものだけ」という世界は息苦しいし、余裕がない。ある程度汚れていた、速い流れよどんな流れ、色々な場所や環境があることが、それこそ最近流行の「多様性」の土壌になるはず。

記事の中でも言及されているけれど、実社会環境にも綺麗な場所や汚れた場所、安全な場所や危険な場所、色々なところにあり、そんな場所にも何か理由があって生活している人、生活せざるをえない人は幾らでも存在するわけですよね。中には、恐いもの見たさでわざわざそんな場所へ先週して、得がたい体験をする人も居るだろうし、もしかしたら命に関わる事件に巻き込まれるかもしれない。でも、それだって人間が人間の生活が多様性に満ちているから色々な要素が混在して複雑な環境や条件が自然に生まれてきているわけで、それはネットだって同じということですよね。ネット環境は、実環境と比べても、目で見えるもの耳に入るものは同じように体験出来るわけだし、逆に情報量が限定されているが故に、それを受けた人の想像が膨らむんじゃないだろうか。「ネットの情報を鵜呑みにするな」と言うけれど、ぱっと目に入ってきたものをそのまま信じてしまう事は、現実社会よりもネット環境の方が大きい気がします。

そんな環境って、今のXや今のネットワーク環境だからそうなるわけでは無くて、それこそ昔から同じような事は生まれては問題視されてそれでもネットの自由が優先されて来たように思います。私が初めて「ネットワーク」なるものに触れたのは大学に入って体ら、もう40年以上も前の話に成るけれど、その当時の極々限定されたネット環境でかつ利用者はそれなりの専門知識を持った人であっても、似たような傾向は存在していましたからね。その当時は、ネットワークの世界自体が、研究室単位とか大きくても大学規模。私の母校は、当時一部の研究室のコンピューターが当時のBITNETに接続していたので、その気になれば海外(=アメリカ)とのやり取りも可能だったけれど、それは本当に限定されていたので自分のような一般ユーザーには無縁な話。その後、アメリカ初のCompuServeが国内でも利用出来るようになり、日本でもNiftyとかBIGLOBEが生まれて、BBSが結構普及して、ある意味これが日本のネットワーク黎明期だと思うんですが、その時代で既に今みたいな問題は何度も経験していますからね。当時はテキストでの通信のみで、画像も小さなサイズを添付する位で動画なんてとんでもないと言う時代でしたから、コミュニケーションは凄く制限されていたはずだけれど、やっぱり色々な意味で多様性のある所には摩擦も生まれるもの。その摩擦熱をどう逃がして行くかが、「多様性共存」だと思う。だから、マイノリティーのためにそこに合わせろというのは、全てを同じ様式にすることで摩擦を無くす話だと思うから、個人的には反対。色々な場所で摩擦があるかもしれないから、出来るだけそういう場所で摩擦が発生しないように妥協点を探すのが「多様性共存」の本当の姿だと思うなぁ。

Xにしても、その他ネットワークにしても、ボランティアでそう言う膨大なインフラを提供しているわけではなく、「ネットワークビジネス」というビジネスモデルを形成しているのだから、どうしても収益性は担保しないと行けない。そのためにはどうしたら良いかと言えば、アクティブユーザーを増やして、アクティビティを増加させて、ユーザーがネットにアクセスする時間を増やすことが一番必要なわけで、その為に色々な情報を提供してユーザーの興味を引くことを止めない。その為に、自分の本位では無い情報にも多々接することが問題なわけです。株式投資で、株屋さんが色々な銘柄を進めてくるのは、彼らはその株式が儲かる・儲からない事とは関係無く、株の売買で株主が儲かっても損しても、とにかく手数料発生回数が増えることが、彼らのある意味ビジネスモデル何ですからね。それと同じ事がネットでも(形を変えて)生まれて続いているだけ。だから、自分の好きな情報気に入っている情報を優先すれば良いのだけれど、ただそれをすると情報が偏ってしまうのが今度は弊害になるという矛盾が何ともむずがゆい。だからこそ「清濁併せのむ」という言葉が「なるほど」と納得出来るのだけれど、どこまであわせて飲んでも体に変調をきたさないか、その塩梅がなかなか難しいですよね。庖丁は、「道具」と見ているうちは問題無いけれど、その凶器性に注目してしまうと「武器」になってしまう。ネットも「道具」というか「書店」みたいなものと考えて、自分の行動分野を絞ることをすると共に、たまには店頭の「今月のお勧め」をチラ見して新しい知識を探してみる、位の気持ちが一番バランスが良いのかな。そんな風に自分は思っています。で、不要な知識や情報はバッサリと切って忘れるのが、一番精神的に安定していると思う。

2024年10月13日

有言実行

 米国MLBのポストシーズンの試合、大谷選手が所属するL.A. Dodgersは、1勝2敗の崖っぷちから、敵地で2勝2敗と持ち直し、最終戦地元での第五戦で2-0で勝利。同じく日本人選手の山本由伸投手が5回を無失点で投げきり、第二戦の汚名返上でポストシーズン初の勝ち投手にもなり、3シーズン振りのリーグ優勝決定シリーズを勝ち取る原動力に。対戦相手のS.D. Padresはベテランのダルビッシュ投手が先発して、2回にホームランを打たれビハインドの中、6回途中まで投げたけれど、ここでもホームランを打たれて2-0になり降板。その後は両チームの投手陣が踏ん張り無得点のイニングが続き、2-0で終了。ダルビッシュ投手も決して悪くなかったけれど、味方の援護がもっと必要だった試合でしたね。

勿論大谷選手一人の力ではないけれど、初戦を勝利した後地元で負けて、敵地でも第三戦を落として1勝2敗となり、次の敵地での第四戦を負ければシーズン終了となる時に、「残り二戦に勝てば良い」というような発言をして、決して諦めていなかったし、そこから実際に2勝して勝ちきる「有言実行」は凄いと思う。WBCの最後の試合前に「憧れるのは止めましょう」という名言でチームを鼓舞して、最後は自信が当初として三振を奪い優勝を勝ち取ったけれど、今回もそんなポストシーズンの試合になりそうな気がする。

リーグ決勝戦は、N.Y. Metsとの対戦で、今度は4勝したチームがリーグ優勝となって、ワードシリーズ進出が決まります。最初にL.A.で2試合開催されて、その後N.Y.で3試合。そこで決着が付かなければ、再びL.A.に戻り最大2試合の、計七戦での勝負は、今回以上にタフでしょうね。特に、10月ともなると西海岸のL.A.と東海岸のN.Y.とでは気候が結構違ってきますからね。L.A.は、最低気温が60°F(16°C)位で最高気温は80F(27°C位)なのに対して、N.Y.は最低気温が45°F(7°C)で最高気温が70°F(20°C)位と結構気温差があるから、スポーツ選手に取っては影響が大きいと思うなぁ。今回のL.A. vs S.D.だと、ほぼ同じ位の地域同士での対戦でしたから、気候はそんなに違わないから良かったけれど、次は時差も3時間あるし、大変だろうなぁ。

大谷選手が凄いと思うのは、有言実行で次々と目標を達成していくことだと感じます。子供の頃からゴールを決めて、その為には何が必要なかのマトリックスみたいなものを書いて、文字通り「有言実行」を自で行ってきたから、今でもそう言う事が出来るのだと思うけれど、なかなか普通は出来ない行為ですよね。彼の中には、自分で目標を達成すると言うことだけでなく、自分の方に「ツキ」というか流れを引き寄せる能力みたいなものを持っているようにも感じるくらい。それだけ、普通の人とは違う「有言実行」が出来るからこういう活躍が出来るのだし、更に磨きが掛かるんだろうなと再認識した試合でしたね。次のMets戦も厳しい試合になりそうだけれど、このままワールドシリーズに行って優勝まで一気に駆け抜けて欲しいですね。

2024年10月12日

(UA) NRT-SEA (1) - 年内最後のトラベル

今年の空の旅もいよいよ最終版。UA MP 1Kの更新も兼ねて、さらには溜まっている有休消化も必要なので、昨年同様米国へNFL観戦の旅に出かけることに。昨年は11月だったので、まだいろいろ選択の余地もあったんですが、今回は12月のクリスマス前なので試合選択が難しい。取りあえず代わり映えしないけれど、Seahawksが昼間の試合で観戦しやすそうで、日本から現地への移動も比較的楽そうで、さらに12月でもそこそこ暖かそう(極寒ではない-笑)ということで、ここにターゲットを絞りました。

Seattleへは、ANA便でSFOに入り、そこからUAに接続してSEAへ移動する予定。SFO-SEAの往復は、どうしてもUA便なので、これで残りUA便4区画利用の2区画が埋まります。発券はUAで全行程する予定なので、その金額のUS$分の約5,000PQPがUA MPのアカウントに付くので、あと4,000PQP位を国内線で稼げば、24,000PQPに到達するというシナリオ。

ANAの国際線利用となれば、出来れば最新の機内設備である「THE ROOM」対応便を利用したいところ。今の所NRT/HND-SFO便のB777-300ERが対応して居るみたい。利便性では羽田空港を利用したいけれど、昼間に出るのは羽田は1便で、2便ある成田発よりも競争率は厳しそう。ただ、帰国便は出来ればSFO-HNDの夕方着位を取りたいところ。 で、お金との相談もありますが、行きは成田夕方発のANA便で、一応THE ROOM対応のB777-300ER、復路のSFO発成田便も同様にTHE ROOM対応のB777-300ERに予約を入れました。当日のシップチェンジが無い限りは、これでTHE ROOMデビューです(笑)

前回は11月のフライトだったので、カレッジの試合もまだ残っていたんですが、今回は12月に入ってからの予定なのでカレッジのレギュラーシーズンは終わり、さらにその後のボウルゲームも終盤で、今回は期待出来なさそうなのが残念。その分現地のオプショナルツアーでも予約して、1日シアトル観光するのもいいかなぁとも思っています。あるいは、毎回長い行列で見るだけのSTARBUCKS 1号店に並んで、何か記念品でも購入してみようかしら。まずは航空券の予約をしないと。色々経路を調べてみて、でも太平洋路線はANAのTHE ROOM対応機と言う条件を満たす選択肢がどれだけあるかなぁ... (続く...)

清貧を誇る

物価高を強調したいのか、清貧を強調したいのか、その真意は不明だけれど、わぁミレスの朝定食だってそんなに高くないと思うのに、わざわざ寄り価格は安い店舗の朝食をこれ見よがしに公開するというのは、ちょっと(かなり?)品がない行為だと思う。それに、収入だけならば年間何千万円ものお金をもらっている国会議員が、「物価高だから」という言い訳をするのもなぁ。それなら、その年収の1/10位の貧困層はどうすればいいのか。それに「物価高対策」は、与党にも野党にも責任がある事だと思うんですよね。それを棚に上げてこう言う示威行為だけしてやってる感を出すのは、いかにもこの政党らしいというか。

一方で、れいわの山本太郎代表は、新幹線の移動中に数千円のウナギ弁当を食べる様子を投稿していたらしいけれど、こちらもこちらで随分と羽振りの良いこと。実際何を食べても良いけれど、公に公開するなら例えば1,000円位の幕の内弁当とか、まぁ何かあってもどこからも突っ込まれないような無難なものにしないか? 

以前も、昼食が贅沢だとかカップラーメンの価格も知らないとか、変に「庶民感覚」を要求する一方、例えば国会の食堂価格が安いとか、そういう話は表に出てこない。あれだってぜいきんから運営費は出ているはずで、そうなれば国会議員は税金で安くして貰っていて不公平、みたいな話も出てきそうだけれど殆ど聞いた記憶が無い。確かに原資は税金何だろうけど、そこから国会運営費として会計なり予算が組まれて、その中福利厚生みたいなものがあっても問題無いと思う。問題なのは、そういう状況で仕事をちゃんとしなくて、やたらと物価高だけを強調したりすることだと思う。行きすぎた物価高は勿論問題だけれど、ある程度日間も上がらないと、その企業が従業員への給与アップも出来ない訳だし、結局は物価は上がるものとして、それにあわせたあるいは上がっても必要十分な収入が得られる道筋が出来ているのかどうかという事。そうなると最低賃金アップという話がいの一番に出てきそうだけれど、それはそれで中小企業の経営圧迫にもなるという矛盾も。それならば、かなり搾り取られている年金控除とか保険料の控除とかを減らすということなど、間接的な「実収入増加」をもっと考えるべきなのでは。

お店側としては、ボランティアでそういう価格の食事提供をしているわけでは無く、企業として少なくとも損はしない塩梅があって、その中でそう言う商品を提供しているはずですよね。となると、その価格を維持するために、例えば大量購入でコストを下げるとか、品質が多少落ちても問題無いくらいのレベルのものを使用してコストを下げるとか、利益率を下げるとか所謂「企業努力」をした結果と言えるでしょう。その企業努力に対して、安いから毎日食べてますと自分達の仕事の成果が出てないことをわざわざ喧伝して何がうれしいのだろうか。本当に彼らが「二大政党制」なり「政権交代」を目指すのであれば、少なくとも与党側がうろたえるくらいの経済対策案を出すべきだと思う。単に「駄目じゃないか」と不満をぶつけてるだけなら、素人でも出来る分けですからね。で、それで満足しているから、さらにその様子が10数年前の与党時代と一向に代わり映えしないから、彼らに対しての支持が広がらないのだと思う。

 

2024年10月11日

舞台裏を見せる

最近ちょっと個人的に気になっていることに、CM作成の舞台裏を堂々と見せることがあります。そのCMの商品とか、出演しているタレントさんを取り上げる目的で、CM撮影の合間にインタビューした様子等が流れるのですが、以前は絶対そんなことは無かったはずなのに、最近多いのがその時にCM撮影で使用したグリーンバック/ブルーバックの前でインタピュー撮影して、それをそのまま流すこと。グリーンバック/ブルーバックと言っても、多くの場合は一部は本物の家具とかおいてあり、緑色や青色で処理されている部分、主に背景等をCGで処理して恰も実際にその場所で撮影しているように見せるわけです。

昔はCGや合成技術もまだ未発達だったので、使用するにしてもごく一部だったし、画像的にも明らかにその部分がはめ込み合成されたとか、CG処理されたと分かる程度だったけれど、最近は技術革新も凄くて実物と見分けが付かない。大体、昔はCG利用というのは結構隠されていて、余りも表に出ない技術だったのが、最近では「全編CG作成」みたいな形で、CG利用することを謳い文句にする場合も。日本でも、有名な例では渋谷のスクランブル交差点のシーンは、道路とか一部の設備は、実際の渋谷スクランブル交差点にあわせて、確か埼玉だったと思うけれどセットを作り、そこに回りのビル群や空の部分はCG合成することで、渋谷スクランブル交差点を再現している話有名で、確かその埼玉のセットは観光地みたいになっているはず。それだけCGは身近だし当たり前の時代ではあるんですよね。

考えてみたら、PixelのCMじゃないけれど、最近のカメラ内蔵スマホの売り文句は「加工が出来る」という事。不要な部分を削除するだけでなく、最近のモデルではAIを利用して複数の画像の合成や背景の変更に自由な切り貼りなど、ちょっと前だとそれなりに多機能なアプリとか実行者の技能が必要な処理が、あっと言う間に出来てしまう時代。スマホのカメラだけでなく、プリクラなんかでも、かなりのエフェクトを適用して加工することが以前から当たり前だったけれど、最近ではそれが一周して「無加工」が新鮮と感じられるらしい。その辺価値観が一度一変して、それがまた一変して戻ったと言うことなんだろうけど、何だかなぁ... 私も写真を撮りだしてもう20年、30年たち、フィルム写真機は殆ど経験が無くて、ほぼ90%以上はデジカメユーザーなんですが、それでもやはり撮影した元のデータは一番重要だと思うんですよね。RAW形式で保存すれば、そこから現像することになるので本来の銀塩写真(フィルム写真)と同等の事が出来ますが、データサイズと時間がかかるのが難点。だから99%はJPEGで撮影して、その範囲で加工処理なんかもやっていますが、それでも殆どの場合間に合います。ただその場合でも、出来るだけオリジナルの状態というか情報は残したいと思うので、その鬩ぎ合いが難しい。

閑話休題。ああいうグリーンバック/ブルーバックの撮影風景を堂々と公開して、その後にその後のCG処理された本来のCMとか流れてくるんですが、そのギャップはやはり相当なもの。あれって、かえって本来のCMの価値を損なうと思うのだけれど、それも最近は認識が違うんだろうか。最近ではCGも比較的簡単にできるようになってきたので、昔はそれこそ映画とかテレビ番組でもそれなりにお金が掛けられる大作でしか利用出来なかったけれど、今では殆どの作品で手軽に利用している気がします。それそれで「創造性」という意味では可能性が広がっているんだろうけど、生成AIで個人の「人格」を作る用に、それって確かに本物に似ているけれど同一と言っていいのか、と言う疑問は感じますね。背景とかを合成するくらいなら、昔から書き割りとかもあったから理解出来るけれど、人物の表情とか動作までAIが創作してCGで合成されるとなると、よく言われる「リアルの人間居なくても良いじゃん」という話になりそう。そうなると、逆にああいう舞台裏を見せることで「ほら、登場人物は本物ですよ」というアリバイ工作をしているのだろうか。それも本末転倒な気がする。

映像は語る

辺野古でのダンプカー巻き込み事故のカメラ映像が、公開されるという記事。この事故が発生したのが6月の終わりなので、3カ月以上もこういう情報が出てこなかったわけだけれど、どういう理由なのだろか。多分周辺のビデオ映像なんて直ぐに確認するはずなんだけれど。警察としては証拠として確保して内容を精査して、必要な確認作業が終わったから今回こういう形で公開される(出来る?)んだろうなぁ。

映像では当初言われていたように、今回亡くなられた警備員が別の女性の対応をしているときに、一緒にダンプカーに巻き込まれた女性が突然出てきて、その人の対応をしているときにダンプカーに巻き込まれて警備員はなくなったという事が映像でも確認出来るとの事。当時から言われていた状況が確認されたのだけれど、それに対して当事者の一つである抗議団体側の所謂「市民団体」側は、歩行者優先でダンプカーが悪い、守れなかった警備員が悪いみたいな持論を展開していたけれど、今回の映像ではその主張は間違っていることが明らかになるでしょうね。 

自分も車を運転するから、安全運転には注意しているけれど、やはり運転する側から見ると「なんでそこで飛び出してくるんだ」みたいな歩行者とか、「自分は無敵」みたいな人には正直怒りを覚えることも。田舎で高齢者が多いこともあると思うんですが、田圃とか畑仕事をしてその行き来に道を横断する人が結構まだ居ます。で、一応横断するときにはこちらも注意して止まるようにはしているのだけれど、困るのは渋滞している車の間から突然出てくる事が結構有ること。以前も、ちょっと複雑が五叉路があって信号が複雑に変わる交差点があるんですが、右折して直ぐに左折するような交差点の中央部分で、右折した瞬間に目の前に反対側の車列から自転車に乗った高齢女性がフラフラ飛び出してきて慌てて急ブレーキを踏んだことがあります。当然横断歩道などない交差点の中央部分で、もうビックリする以上に申し訳ないけれど怒りみたいなものすら感じた瞬間でした。人間の反応でも間に合うくらいだから、最近の安全装置ならさらに間に合うと思いたいけれど、今回の場合は大型車両の死角での事故ですからね。回避するには周りの補助者のサポートも必要。

そう言う意味では、映像から切り出された静止画を見ると、画面左端にダンプカーを誘導している警備員らしき人が見えるんですが、この人からもダンプカーの左手で発生していた飛び出し行為は見えなかったんだろうか。最初に対応していた女性を歩道側に誘導したところで、ダンプターを出せると判断して、以降はダンプカーの誘導に専念して、その後に飛び出してきた女性と警備員には気が付かなかったのだろうか。あるいは、タイミング的にダンプカーが左折を始めたところに飛び出して、止まろうとしたけれど惰性で動いて巻き込んでしまったという事なんだろうか。その辺りは実際に動いている映像を見ないと何とも言えませんが、客観的な判断が下されることを祈りたいし、抗議する側も必要なルールは遵守するべきだと思う。まして、自分達の責任で人一人の命が失われているのに、それすら利用して自分達の利益にしようとする行為は恥じるべきだと思う。

2024年10月10日

今更何を言うのか

産経新聞に掲載された、今回の解散で議員引退するという立憲民主党の菅直人氏のインタビュー記事。日本の三大最悪宰相の一人認識しているのですが、何故かこの人の時に東日本大震災とか中国漁船船長方面とか、まぁ身近い期間に色々大変な騒動が集中したこともあったけれど、旧民主党三年余りの与党時代でも、一番酷かった時代だったと思う。ただ、宰相としての再程度は、その前任者の鳩山由紀夫氏の方が酷いと思うけれど。

当時も色々問題となった中国船の体当たり事件は、当時は盛んに検察の独自判断と国の指導はないことを強調していたけれど、結局は当時も言われていたように国と言うよりは官邸の強い意向が働いていたことが明らかに。黙っていれば問題は過ぎ去ってくれるというのは、野党時代の対応ならばまだしも、主導的に解決しないと行けない与党という立場では無責任としか言いようが無い行為だと思う。それを今になって明らかにして、間違っていないというのは、まぁ言葉は悪いけれど盗っ人猛々しい気がする。

未曾有の自然災害だった東日本大震災の時も、この人が右往左往して混乱していたことは、既に当時の資料や関係者の障礙などで明らかになっているけれど、まぁ自分としては「間違っていなかった」と強弁するしかないでしょうね。そこで間違いを認めてしまうことは、当時の責任問題と言うよりはこの人の面子が許さないのだと思う。その面子故に、相手に反対して自分の面子が少しでも傷つくのが嫌だから、何事も事なかれ主義で進めるしか出来ないんですよね。そう言えば、東日本大震災関連で言えば、太陽光発電の話は色々きな臭い噂があってどこまで正しいのかは判断出来ないけれど、当時早急に電力回復に貢献するとは思えない太陽光発電が、何故か直ぐに凄く有利な条件で導入決定されていて、あれは凄く怪しい背景を感じる事は事実。その影響は今も続いているのだけれど、当時の情報を精査したら色々出てきそうな気がする。

前回の選挙では、確か最後の最後に当選が確定したんじゃなかったかな。まぁ、その時に政界引退していれば良かったけれど、結局この三年間だって怪しい言動をしていただけで、はっきり言って存在意義は勿論野党の中でも存在感は皆無だった気がする。ただ、仮にも「日本国総理大臣」経験者だから、それなりに持ち上げてくれるし対応もしてくれるのだけれど、それも時間の無駄資源の無駄だと思う。この後、メディア何かに「元総理」の肩書きで頻繁に登場するようになるんだろうか。毎日のようにこの顔を見るようになることだけは勘弁して欲しいなぁ。 

2024年10月9日

レッスンズラーンド

佐々木俊尚氏が紹介している、元法相の河井氏による獄中日記的記事。確かに、刑罰のトップにいた法務大臣が、真逆な犯罪者として刑務所に召喚されるなんて言うのは、前代未聞だなと思いますが、記事の内容は非常に意味深い内容だと感じました。

この記事を読んでいて思い出したのは、アメリカのテレビ番組である企業の社長がアルバイトのフリをして現場で仕事をして、自社の問題点を認識する、というもの。会社や組織としての問題点や、真面目に仕事をしているのに評価されていない従業員や、あるいは自分の認識違いみたいなものを再発見して行く内容で、なかなか面白い。それと同じことを意図せずして経験したということでしょうね。

ちょっと気になったのは、外と隔絶されているのに社会とのつながりを求められるという矛盾。確かに、そうだよなぁと思うし、もともと社会とのつながりが疎遠な人がどうしても犯罪に走る傾向にあるだろうから、逆に何らかの形で社会に馴染むことを考えないと、結局は「堀の中のほうが居心地が良い」という話になりますよね。もう一つは、犯罪抑止のために厳罰化するだけが対策ではないという話。それも一理あるけれど、これはやはり犯罪の内容、軽犯罪と重犯罪ではやり方は違うだろうし難しい気がします。

こういう経験をして、それを改善するためにまた国会議員に戻ったら、結構今度は良い仕事をしてくれそうな気がする。会社でも、そういう経験からの新しい成長みたいなものは重視するわけですから、効果はあると思う反面、でも選挙では相手にされないだろうなぁという思いも。今は、自分の経験をいろいろな場所で講演しているようですが、そうやって認知されていけば、また国会に戻る機会もあるだろうし、次は良い仕事をしてくれるかも。似たような経験をした女性議員が野党にいるけれど、彼女は見た目と異なり仕事の麺ではライバル議員や与党議員からも評価されているようなんですが、でも国民からみたらちょっと攻撃的というか、そういうところを直してくれるともう少し与野党伯仲の中心議員として活躍できるんじゃないかな。いずれにしても、こういう経験則を活かして次の仕事につなげていくことは重要だと思うし、こういう稀有な経験をした人高こそ、その経験と学びと気付きを社会に還元してほしい。

 

経済対策優先

石破総理が、所謂「裏金議員」に対して選挙公認をしないや比例重複しないなどの追加処分を課したけれど、やっぱりこの人リーダーとしての資質が低い気がする。総裁選の前と後で行っていることが180度違うよなうことも問題だけれど、解決したはずの事まで世間に迎合して更に際限なく処分を追加していっても、世間は結局それら議員が事実かどうかは別にして「私達が罪を犯しました」と言うまでは満足しないわけで、それは少なくともルール的には間違っていると思う。確かにその動機や背景は不明な部分もあるけれど、今言われているパーティー券のキックバック環流に関しては、政治資金規正報告書の記載問題なわけで、その原資は明らか(パーティー券の収益)だし、その収益を私的流用とかした議員はすでに処罰されているわけだし、後は記入ミスと言う話。で、同じ事は野党議員や首相ですらやっていたも、そちらは「裏金」とは言わないのはおかしい。

大体、厳しく追及しているれいわ新選組の大石議員の報告書の方が怪しいと指摘されていて、一年間で1000万円以上の疑念のあるお金が記載されているのに、本人は馬耳東風。さらには、本来記載できないような匿名の寄付とか一定金額以上の個人献金とか、怪しさのオンパレードなのにメディアも取り上げず、今の所ネットでしか指摘されていない。小政党だからなのか、あるいはそれなりに支持する勢力がいるのか分からないけれど、悪質度で言えばこちらの方が酷いわけですから、そこは二重規律になっては行けないと思う。

大体「裏金」というのは、本来その原資が公でない・決められた範囲での収益で無い出所不明な収入を言うべきで、それこそ旧民主党の鳩山代表の「母親からの数千万円のお小遣い」なんて言うのが「裏金」と言うべきもの。あるいは小沢氏が、「感じが違うから別人格」みたいな良いわけで、自分が自分に寄付して資金を環流していたような操作こそ「裏金」と言うべきなのでは。過去そう言う事を散々やってきた側の人間が、今自分達が正義みたいな顔して批判するのはやっぱり変。もう時効もあるから、当時の疑念を処分することは出来ないだろうけど、その時に自分達がどういう行為をしたのかは問われてしかるべきだと思う。

大体メディアが好んで取り上げるから、恰も世間は裏金疑惑で沸騰しているような印象を受けるけれど、国民が一番気にしているのは物価高であり、収入増加であり、経済対策が最優先のはず。石破氏が本当に選挙に勝つのであれば、裏金議員の処分発表の前に、もっと経済対策を主張するべきだと思うけれど、そういう所も何かピントが外れている気がする。一方で令和心船具は選挙公約を発表して、消費税0、期間に応じて支援金を出すという大盤振る舞いで、それはそれで一滴の支持層には響く話だろうけど、増やす分どこからお金を持ってくるのか不明な点で大衆迎合でしかないことは明らか。言うだけなら簡単なんですよ、「無くす」とか「増やす」とかって。自分達に責任はないし、自分達がそれを実行することはないという前提で、好きなことを言ってある程度の支持を得られれば、今の地位が継続出来るわけで、それが彼らの最大目的生存目的だと思う。今回の選挙は、与党には厳しい結果になると思うけれど、一方でそういう迎合しているだけのような野党に対しても、特に無党派層は厳しい評価をして欲しいと思うなぁ。それで健全な野党、健全な議員が残るならば、与野党逆転しようが国民にとっては良いことだと思うから。 

マスク復活

昨日近くのモールに買い物に出かけたとき、平日の午前だったんですが、中に入っているイオンスーパーが毎週火曜曜日のセール日なので、平日にしてはちょっと混雑していた状態。その時に気がついたんですが、マスクをしている人が何故か急に増えています。以前から店員さんとか利用者でもマスクをしている人は見かけましたが、昨日はその数が一気に倍増以上になったような気がします。特に以前だと、高齢者の方がマスクをしている姿は結構見かけたんですが、それでも半数ぐらいだったのが、昨日当たりだと8割位の印象。更に、若い家族連れなんかもマスクをしている人が多く見かけて、コロナ禍また流行っているニュースってあったかなぁとちょっと不思議でした。

帰宅してあちこちネットとか何気に見ていたら、マイコプラズマ肺炎なるものが流行っているんですね。その対策として、マスク着用者が増えているんだろうか。 このマイコプラズマ肺炎は「発熱やだるさ、頭痛、長引く咳などの症状」が出るらしいけれど、幸いにも一つも今の自分には当てはまらないので、取りあえずセーフかな。ただ他所からの感染のリスク低減のためにも、やはり人出の有る場所の特にモールのような換気はしているけれど閉鎖空間の中だと、やはりマスクは必要かなぁ。昨日も、前を歩いてきた高齢の夫婦らしく二人組の旦那さんが、少し離れた所だったけれど盛大なクシャミを、口を塞ぐでも無くマスクもなくしていて、思わず後ずさりしようかと思ったくらい(笑)。高齢者批判をするわけでは無いけれど、せめてクシャミするときには、マスクをしていても口を手で押さえるとか、マスク無しならハンカチで押さえるとか、それ位のマナーは守って欲しいなぁ。

コロナ対策のワクチンも、65歳以上は定額で接種出来るようになったらしいけれど、今年はどうしようかな。自分的には、毎日検温を体重測定なんかと一緒にしていて、38度を越える体温の時は無かったのでコロナ禍で自宅待機するようなことは今のところ内のですが、それでもコロナ禍の後遺症と言われているような、鼻水が出たりとか咳が出たりとか、喉の痛みとか、ちょっと心当たりのある症状は何度か経験しているので、もしかしたら無症状感染とかはしていたのかもしれないと思っています。だから、自分を守るためだけでなく、万一の場合の時用に他人に拡散させないようにもマスク使用を考えた方がいいのかなぁ。一応万一の時のために、マスクの備蓄はあるし、車の中にも常備しているし、仕事で持ち歩く鞄の中にも常備するようにしていますが、持ち歩いてはいても以前のように使用する機会というか動機が薄いのが問題かも。

今朝は昨晩からの雨がまだ続いていて、ちょっと肌寒い陽気。都内などは17度位でそれが最高気温になりそうですが、浜松辺りはそれでも最高気温は23度位まで上がるようなので、まだ半袖でも何とかなるかなと言う感じ。これを機会に衣替えしようかとも思いましたが、その後金曜日位から三連休に掛けてまた気温が上がり、三連休は28度くらい迄上がりそうなので、まだちょっと半袖を仕舞い込むのは早そうだし。昔は春から夏、夏から秋の衣替えの時期は結構スパッと切り替わった気がするんですが、ここ最近は本当に春とか秋という期間が短くなってきていて、冬から夏、夏から冬みたいな季節の変化を感じますね。天候だけでなく、建物内での空調が進んできたこともあり、室内だと年間通して安定しているから、それが規準になるのかな。体力も昔ほどではないから、季節の変わり目で体調を崩さないように、ここしばらくは食事や睡眠や運動など注意して乗り切らないと。


2024年10月8日

路上飲酒

 ハロウィンが近づき、渋谷区だけでなく昨年そこから流れて問題となった新宿区も夜から早朝の路上飲酒禁止をするらしい。少し前までならば、結構おおらかな日本の常識の範囲でなんとか収まっていたものが、インバウンドの急増で訪日観光客が自分の国ではできないイベント的な要素も感じているんでしょうね、それが国内の人間にも伝搬してこちらも以前よりも羽目を外すようになり、結果より強い規制が必要になったという悪循環の見本のようなものだと思う。

訪日観光客が日本に来ていろいろな違いに驚くのだけれど、その中で自動販売機の多さもその一つですが、そこでアルコール飲料が販売されていることはある意味驚愕の事実だったりすると思う。少なくともアメリカなどでも、ビールとかワインなどの「ソフトリカー」はスーパーなどでも購入可能だけれど、それでもライセンスの提示(年齢確認)は必須だし、それを路上とか許可されている場所以外で飲めば捕まる行為に。日本なんか、そんなソフトリカーだけでなく、アルコール度数が高いサワー系だとはハイボールだって購入可能なんだから、そりゃぁ外国人も羽目を外したくなるでしょうね。しかも、注意されても日本語が分からないふりをすればなんとか免除されるわけだし。インバウンドが急増しだした5~6年位前から、とにかく日本に行ったら好きなときに好きなところでアルコール飲料が飲めると言うのが、訪日観光客のある意味常識みたいな感じになったような気がします。

昔は、行きすぎた行為だと近所のご意見番みたいな人が注意したし、回りでも諫める人も居たから何とか秩序が保たれたと思うけれど、もうそう言う人は逆にハラスメント扱いですからね。しかも日本人の特性として、外国人には何か遠慮してと言うか関わらないようにしたいという気持ちも、今でも強い気がするし。結局言い方は悪いけれど「旅の恥とも思っていないけれど、かき捨て」ている人を見て、「なら自分も」と悪循環がどんどん広がっている気がする。

例えば、車の運転で飲酒運転は厳罰だけれど、全国一律で「飲食店等許諾された場所以外での全国一律での飲酒禁止」として、例えばお祭りで振舞酒をするとか、何かイベントでアルコールを出す、みたいなときには、その都度申請制にしないと、今後は駄目なんじゃないだろうか。日本の互いに気を遣うような昔の状況ならば良かったけれど、今のように色々な人が色々な場所を訪問する時代では、やはり「性善説」ではなく「性悪説」に基づいたルール作りをするべきだと思う。人を疑うとか言う意味ではなくて、何か制限するときにどこを制限したら一番簡単で効率的で効果的か、という側面なんですよね。昔は、「節度」という規準が大体みんな同じ位の範囲で同じ位の程度で同じ位の度合いで持っていたけれど、今は色々な規準や内容の「節度」感をもった人が溢れているのだから、そこに一つの規準を設けることは問題無いし、その規準は元々その場所にいる人達の基準を標準に決めるのが一番自然だと思う。それによって、全員が納得出来る節度が出来れば、それが広がることもあるだろうし、さらに厳しくなることもあるのは仕方ないですよね。

Lexus NX350h Impression (17) - Mobile Office@コンビニ

久し振りのLexus NX350h Impressionシリーズ。昨日は、午前中の早い時間にお客様オフィスに出向いて作業する緊急の予定が入ってしまい、朝からアタフタと朝食も早々に出かけました。ちょっと公共交通機関でアクセスするには不便な場所にあるため、自分としては初めて自家用車で向かうことに。新幹線-私鉄-タクシー利用だと2時間ちょっと位掛かりますが、自動車だと東名高速道路を途中まで利用して1時間20~30分位という場所。ただ月曜日の朝一なので、週明けの通勤ラッシュとか、思わぬ交通事故などで渋滞とか発生すると時間計算が途端に出来なくなるのが、車移動のリスクですよね。

ビジネスマネー的には、早すぎる到着も困るし遅刻は論外。想定で1時間20分の道のりで、1時間余裕を入れて朝自宅を出ました。自宅近くのETCインターから高速に乗るまでが、やはり月曜日の朝なので渋滞に巻き込まれて、それでもまぁ5分遅れ位だからまだ誤差の範囲です。東名高速道路に上がって、今回は名古屋方面を目指します。結構な混雑を予想していたんですが、予想以上に空いていてビックリ。どうも、豊田ジャンクションあたりから名古屋くらいまで工事規制で渋滞しているので、そっち経由だと90分掛かるのに、途中から新東名で向かえば55分という表示が出ています。その為か、三ヶ日ジャンクションに差し掛かると、トラックや車が普段は入らないであろう接続道路にどんどん流れていき、東名高速の本線はガラガラに。私の場合は、その手前で降りるのでその工事渋滞は無関係ですから、何か助けられた見たいな感じです。ここで、最初に遅れた分はリカバリー出来ました。その後東名を降りてバイパスで現地へ向かうのですが、ここでまた渋滞に巻き込まれて、これで20分位の遅れに。それでも1時間の余裕があったので、特に問題は無いけれど、ここで必要なデータやツールを持ってくることを忘れたことに気がつきます。困ったなと思いつつ、どこかでネットアクセス出来ればクラウドから落とせることに気がつきましたが、データ量がGB近いサイズなので、自分のスマホのテザリングでは足りなくなりそう。で、思いだしました。Lexus君には容量無制限(※3日間で6GB位が目安)のWi-Fiサービスを契約しているので、ここで料金分の仕事をして貰いましょう(笑)。

訪問先の手前に7/11がある事は予めナビで分かっていたので、ここに一旦入り、Wi-Fiにパソコンを接続して必要なメールやデータを確認します。ただ、データ転送用にUSBメモリーが必要ですが、手持のものは別の目的でこの日使う予定なので、潰すわけにいかない。で、「7/11とか最近のコンビニなら、USBとか売ってるんじゃね?」と思い立ち、駐車させて貰った御礼も込めて、店内で買い物をすることに。で、凄いぞコンビニ。32GBと64GBのUSBだけでなく、SDメモリーも売っている。しかも今回購入したKIOXIAの32GB USBメモリー(Gen 3.2対応)のお値段は、何と1,000円(税抜き)。64GBでも1,500円だったかな。コンピに売っているようなものじゃないですよ、これ。で、それ以外にもお茶とかも購入して車に戻って来て、早速購入したUSBにデータ転送をして、準備を整えてからお客様先へ向かいました。

お客様先での作業は、何とか無事に完了して1時間一寸で作業は完了。帰りは来た時よりもゆっくりと運転をして戻りましたが、やはり帰りも途中のバイパスで渋滞に捕まり20分位のロスかなぁ。そのためお昼を大きく過ぎてしまい、どうも朝も急いで簡単にしか食べていないので、途中浜名湖SAに寄って遅めのお昼を食べて帰宅しました。お腹もくちくなったので、 浜名湖SAでも少しWi-Fiに繋いでメール処理とかして30分位仕事をしてから帰宅しました。確か車のハンドルに取り付けるノートブックパソコン用のテーブルみたいなものを売っていたと思いますが、それが欲しいなぁと感じた次第。多分自分的には初めて「Mobile-on-Mobile」みたいな事をやった記念すべき日でした。しかし、USBとかUSBケーブルとか、コンビニで手軽に購入出来る様な時代になっているとは、とんでもない世の中だなぁと改めてビックリ。しかも32GBが1,000円なんだからなぁ。大丈夫か? > KIOXIA

軽自動車とかバンタイプの車を改造して、手軽なキャンピングカーにしているひとも多いみたいですが、それも有りだなと言う気持ちが沸いてきました。でも、多分やらないとは思うけれど(笑)。で、車からWi-Fi APアクセスできるのは、便利ですよね。スマホでテザリングしても同じなんだけれど、手軽さでは車内Wi-Fiの方が楽だし、そのスマホ自体もWi-Fi接続出来るからお得だし。ただし、現在1,000円/月(税抜き)のこのサービス、12月から50%も値上がりするらしい。税込みで1,650円/月だとちょっと迷いますよねぇ。でも、容量無制限というのが魅力だしなぁ。ちょっと来年以降継続するかどうか悩むところですが、初めて体験したリアルモバイルオフィスは、コンビニ利用とかサービスエリア利用で、雰囲気も変わるし気分も変わるし、幅や利便性が広がるという事を身をもって体験しました。

2024年10月6日

呉越同舟

石破総理が、能登半島の被災地を訪問したというニュース。私は組織体がしっかり較正されていて機能しているのであれば、別にわざわざ最高責任者が行く必要は無いと思うし、正直なところ「象徴的行動」以外の何物でも無いと思う。その分地元の負担も大きいわけですし。まぁ「仕事してます感」を出すだけと言ったら言いすぎかもしれないけれど、それに近い印象を毎回受けます。

またほぼ同時に、立憲民主党の野田代表も被災地を訪問して、対応の遅れを批判して居るみたいですが、場所は違うだろうけど復旧復興に忙しい現場としては、そんなことよりも今やらなきゃいけない仕事を優先したいところだろうなぁ。野党も「対策が遅れている」と政府を批判するのは良いけれど、遅れているところに自分達が乗り込んでいってさらに余計な仕事を増やしていると思わないのだろうか。こちらも「被災地に寄り添っています」という象徴的行動にしか見えない。

思うんですが、こういう場合は「与野党合同視察団」みたいな形で、一緒に行けば被災地の負担も少しは減るんじゃないの。そこで、与野党の代表者同士で必要な対策を話せば良いわけだし。ただ変に言質を取られて後々大変になっても困るだろうから、そこではフリーディスカッションにして、そこからでたものを本来の国会で精査整理して効果的な支援を提供する、と言う流れならば、より地元に必要な支援が届くんじゃ無いだろうか。野党としては、自分達の見せ場が減ると感じるかもしれないけれど、そんなことよりも実質的な支援の方が重要じゃないだろうか。それに、立憲民主党とか維新の会とか国民民主党とか、二大政党制とか政権奪還を言っている政党ならば、こういう時に与党以上の知見を見せることで国民の支持も増えると思うんだけど。

今回の能登地震、水害で「防災庁」の設置を石破氏は言っていて、今は外局として設置しようという案が有力らしい。ただ、毎月どこかで某かの自然災害が発生していることは事実だろうけど、今回の様な大規模なものは集中する場合もあるし、暫く安定為ている場合もあるわけで、その「危機が無い時にどの様な活動をするのか」という定義が難しいと思う。防衛省と同じで、万一の場合に備えて平和な時にこそ機材や人材を充実させたいけれど、そういう時にそう言う事を考えるのは不謹慎だみたいなことを長年言われてきたわけですからね。それに、自然災害対策として、例えば堤防とかそう言うものを作る事はいまでもやっているわけだし。まぁ、そういう組織毎の事業計画を横断的に管理して効率化するような組織はあっても良いと思うけれど、「屋上屋根を重ねる」 と言われても仕方ない気がする。「呉越同舟」という言葉の悪い意味ではなく良い意味での協力体制を、少なくともこの場所、この時だけでも実現して欲しい。

(NH) NGO-SIN/-NGO (8) - 今回の備忘録

今回も最後に色々反省項目・失敗例・閃き等の備忘録をまとめて置くことに。

  1. 最初に記録しておかないといけないのが、最後の最後にマイル計算を間違えていたこと。今回のフライトで、AMC 10万マイルに到達して、来年度のAMC Diamond確定するはずだったんですが、微妙に足りない。実は、元々のマイル計算をANAが「NGO-SIN」のフライトが無いのでベースマイルが分からず、取りあえずNRT-SINのマイル(3,312マイル)を臨時に入れて計算していたんですが、今回実際にNGO-SINの距離が「3,133マイル」の設定だったらしい。結果「154プレミアムポイント」足らない状態に。どこかで時間を見つけて、HND-ITM当たり飛ばないと。
  2. 番外編1」にも書きましたが、追加のデータパックを購入したつもりで、新しいeSIMとのパッケージを購入していて、それでeSIMの新規インストールが必要なのにそれをやらずに「アクティベーション出来ない」と一日騒ぐことに。実は、初めてAiraloを購入して2回目に使うときにも間違ってeSIM付のパッケージを購入してeSIMを入れ直すことになったんですが、その経験を全く忘れていた。今の所自分のiPhone 15 Proには、アメリカ用とアジア用2種類のeSIMが入っているので、今後も多分その地域以外には行かないだろうから注意しないと。
  3. 今回も現金は持参して行きましたが、SMRTはSimplyGo登録のクレジットカード(=Apple Pay)で乗車できるし、買い物は殆どはApple Payで可能だし、クレジットカードでもOKでContactlessも利用出来るし、まぁ現金を使うことは殆ど無い。屋台とか行けば現金だけというお店もあるだろうから使う機会もあるんだろうけど。
  4. 日本の出入国手続きは、セントレアでも顔認証システムで出入国出来るので、自分が利用するであろう空港4港(成田、羽田、関空、名古屋)では問題無く利用可能。ただし、セントレアは規模的には羽田や成田よりも小さいから、設備規模としては少なめで、時間帯では混雑状態は酷くなるかもしれませんね。
  5. 出入国審査は顔認証で便利になったけれど、通関審査はあの事前にWeb登録しておくのがちょっと面倒。今回は、それを忘れていて慌てて入力したけれど、もう少し便利になってくれると嬉しい。まぁ、昔に比べたらはるかに良く放っているんですが。それと、QRコードでの通過も、昔みたいな有人カウンターみたいな手続きも不要なので、結構するッと通過出来るようになった気がします。
  6. SQの日本離発着の国際線利用は、多分今回が初めての経験で、しかもセントレア利用という事で、あまり期待はしていなかったのだけれど、さすがSQ、利用品質はANAと同等という感じでした。SQの場合、日本経由のLAX行きが時々安い料金で出るときがあるので、今度はそれを利用してみようかなぁと思っています。
  7. 今回はNGO-SINという地方発のSIN行きのフライトで、多分他の地方便(福岡、関空)も同様だと思いますが、SIN発のレッドアイ(深夜便)はきついですよね。Singapore発が日付が変わった深夜1時過ぎだし、到着が日本の朝9:00頃だし、やはり到着日と翌日は寝不足と体調不良な感じでした。若い頃なら、何の問題も無いけれど、年を取るにつれて寝る時刻と寝る時間は合わせないと辛い気がする。
  8. 先日のハワイ訪問時もそうだったんですが、日本の夏が暑すぎるので、ハワイやシンガポールに行くと「涼しい」と感じてしまうのはどうなんだろうか。これからは、日本の夏の暑さを引ける「避暑地」としてハワイとかシンガポールが人気になったりして(笑)。
  9. 今回久しぶりにセントレアの国際線を利用しましたが、UAの復活は無いだろうなぁ... (笑)。ただ、今回のシンガポールとか東南アジア路線は充実してくれると、今後利用してもいいかもですね。実は、空港のゲートにタイ国際航空の機体が並んでいる光景を見て、タイ航空も時々安いチケットが出てくるから時には利用しても良いかも。そうそう、セントレアでプッシュバックが始まり外の景色を見ていたら、UAの機体がチラッと見えて「あれ?」と思ったんですが、GUM便がまだ飛んでるんですよね。
今回も無事に良好出来て帰国出来たことに感謝です。次はどこへ行こうか。()

2024年10月5日

(NH) NGO-SIN/-NGO (7) - 帰国

ゲートチェンジどころか、ターミナルチェンジになってしまい、まだ2時間位あるのに先に移動することに決めて、まずはT2からT1へシャトルで移動します。隣りのT2に到着したところで、シャトルの乗り場が丁度これから利用するD40番ゲートの近くなので「ふむふむ」と場所を確認して、ひとまずラウンジに入ることにしました。掲示とか見ながらT1を移動して、 "Lounge"の表示を見つけますが、QuantasとかBAとかQatarとか、関係無い航空会社か、独立系のラウンジばかりで肝心なSQのラウンジは見つかりません。かなり先に進んだところで、色々検索してみたら、どうもT1にはSQのラウンジは無いみたい。また、ターミナル内地図を見ると、T1のD40ゲートは、T2のE28のすぐ隣のゲートで、まぁ歩いてもいける場所だという事をここで初めて認識します。確かにT1に有るゲートだけれど、実質はT2からの拡張部分みたいな感じという事なんだろうなぁ。と言うわけで、わざわざT1まで移動して、結構ターミナル内を歩き回りましたが、まだ出発まで2時間近くあるので元のT2のラウンジに戻って、少し早めにラウンジを出てD40へ向かうのが良いと考えを変えて、テクテクとT1からT2に戻り、再びSilverKris Loungeに戻ってきました。(本当に疲れた... orz)

実は最初にラウンジを出たときには、ちょっと混雑してきたこともあり、T1の方が空いているかなとも思って出てきたので、多分それよりもさらに混雑している覚悟で再び入場しましたが、出たときの半分以下位に減っていてガラガラの状態でした。この時でも、出発迄まだ1時間半以上ある時刻でしたが、流石にもう食事は食べる気力も無く、コーヒーとちょっとしたナッツとかフルーツを頂いて時間を潰しました。出発時刻が01:20で、搭乗開始が00:50から。Changiはゲートでセキュリティチェックがあるので早めに出た方が良いだろうと、00:30頃には再びラウンジを出てT1の端っこ、T2の端っこE28の隣りのD40番ゲートへと向かいました。徒歩で10分位だろうか。個人的感覚では成田の5サテから2サテ、3サテ、4サテと歩き、再び3サテ、2サテ、5サテと戻ってきたくらいの距離感です。ゲート前に近づいたら、セキュリティ通過後の待合室はほぼ満員の状態でビックリ。UAを利用していたときには、欧米系の方が多くて、ANAの時にはアジア系が多い印象でしたが、今回のSQだと東南アジアからインド系の雰囲気が80%位の感じです。

00:40頃から事前改札が始まり、幼児連れの家族が1組先に入ると、直ぐにビジネスクラスやFFPの上級会員の優先搭乗が始まり、私も機内へと移動しました。使用機材は往路と同じB787-10で座席位置も同じなので、新鮮味は感じませんが、今回は往路の時には無かったスリッパが座席に置かれていて、この対応の違いは何なんだろうと不思議です。往路では、リクエストベースでスリッパとかアメニティを提供すると座席シートに入っていたプローシャーには印刷されていたんですが、ついリクエストしそびれてちょっと不便でした。日本人CAの方が食事のタイミングを挨拶がてら確認来られて、上がったら直ぐに寝るので到着前にとお願いしました。ドアクローズが01:10で、プッシュバック開始はその3分位ののち。少し時間をおいてタキシングが始まり、ターミナルの右手にあるRW20Cへ向けて移動を始めます。深夜なので、RW20Cに到達すると、直ぐにターンを切って滑走開始。離陸したのは結構早くて01:26でした。眼下にSingapore の夜景を見つつどんどん上昇していき、その街の灯が見えなくなる頃に水平飛行にはいりシートベルトのサインが消えます。直ぐにシートを水平にして、私は到着直前までスリープモードに入ります。ブロッキングタイムは6時間5分との事で、結構追い風が強そうです。途中2時間位して目が一度覚めてトイレに行き、再び目が覚めたのは到着2時間位前でした。前のギャレーでは、飲み物と食事の準備を始めているようなので、ここで私も起きることに。シートを戻していたら、CAさんが来られて飲み物のオーダーを聞くのでOJ(Orange Jiice)をお願いしましたが、これが果肉たっぷりの絞りたて感100%のOJで非常に美味しく感じました。復路は、SQのBTO(事前に調理リクエストしたメニュー買いの食事)をリクエストしていて、和食のメニューから「焼肉丼」をお願いしました。これも、結構クオリティ高くて美味しくいただけました。流石SQですね。

食事の後でコーヒーなどを飲んでいたときに、入国時の税関申告のWeb申請をまだしていなかったことを思いだしました。幸いにも機内Wi-Fiが無料でアクセス出来、しかも接続品質もそこそこなので、早速iPhoneからWeb Visit Japanのサイトにアクセスして自分のアカウントを開き、過去の記録をコピーして今回の情報に更新して、無事にQRコードまでたどり着けました。危ない、危ない(笑)。

機内Wi-Fiが安定しているので、Flightrador24を起動して軌跡を見ていると、沖縄から羽田行きのフライトよりも(当然ですが)北側の空路を通って紀伊半島を横断する感じで知多半島を目指します。この後、一度左に旋回して名古屋側に寄ってから、今度は右に旋回をしてセントレアのRW18に向けてどんどん高度を下げていきます。出発がスムースで、追い風にも恵まれたのか、着陸したのは08:22で、この後やはり出発時と同じ19番ゲートに入ったのが08:26と、30分以上の早着となりました。調べてみたら、セントレアで入国するのは12年振り(!)で、当時は有人カウンターしか無い時代。今回は顔認証システムで街時間ゼロで入国すると、税関申告もQRコード提示でインタビューもなく通過。5分と掛からず日本に戻る事が出来ました。実はこの後JR名古屋駅の高島屋でちょっと買物の予定があるんですが、高島屋の開店は10:00からで、このまま移動するとまだ早すぎます。普段ならば特急のミュースカイを利用しますが、ここは時間調整も兼ねて空港線の急行を利用して、少しゆっくりと移動。10時少し前に名古屋駅に到着して、少し開店待ちをしてから入店することが出来ました。ここで必要な物を購入して、予め予定していた10:38発のこだま号で無事に帰宅することが出来ました。

この日は、名古屋から浜松も雨の天気で、傘を持参していないので路線バスで帰宅するとちょっと大変。荷物もあるので、ここは奮発して浜松駅から自宅まではタクシーで戻りました。それでもタクシーを降りてから家に入るまで濡れるかなと思ったんですが、丁度その時に雨が上がっていて無事に帰宅。家に入って暫くしたら、凄い勢いで雨が降りだしたので、個人的にはグッドタイミングでした。今回も無事に旅行することが出来てホッと一息。でも細かなやらかしは幾つかあったので、次回忘れないように最後に備忘録にまとめて置きます。(続く...)

SNS以上に誤情報のメディア

NHKの記事で、HPVワクチン関連の誤情報が多くSNSで拡散されているという内容。そのこと自体は事実なんだけれど、じゃぁなんでそういう状況、それもかなり深刻な状態になったのかと言えば、NHKを初めとしたメディア特に朝日新聞とか毎日新聞が、HPVワクチン否定の大キャンペーンを展開して、その圧力に厚労省も屈してHPVワクチン接種を何年も停止。その反動が、今当時の接種相当世代の女性に大きく跳ね返ってきていると思うんですよね。そう言う意味で、NHKがこういう記事をどういう理由か分からないけれど公開しているのは「何を言ってるんだ」としか思えない。

4年位前に、朝日新聞が日本のワクチン接種率が低いというような記事を掲載して、いゃいゃ、その責任は自分達だろうと総突っ込みされたことがあったりしたわけですが。コロナ禍の時に、mRNAワクチンが開発供給されて、それまで以上に「ワクチン」という言葉が一般で使われるようになり、それによってその前に風評で接種停止になったHPVワクチンが再認識されて、当時のメディアの一方的な報道も問題視されるような切掛になったと思っています。SNSは確かに誤情報も一杯存在していて流通していることも事実だけれど、情報提供を生業としているメディアだって、取材不足や誤情報に誤解や自分達の思い込み、さらには捏造に近いような報道までこれまでも今でも提供していることも事実。流石に程度の差はあり、まだメディアを信用する人も多いのだけれど、鵜呑みにする人は昔に比べてかなり減ってきたんじゃないだろうか。それはそれで、複数のソースを確認するという情報リテラシーの基本が自然に身について良いことだと思うけれど。

何度も書いているんですが、例えば安全を前提に製造販売されている「車」に、何か不具合が内在していたり、安全を証明する検査が不正に行われていたら、その自動車メーカーはリコールしたり販売停止したり、様々な対策を要求されるわけです。さらには、問題解決しても社会的責任とか道義的責任という事で、更に対策なり対応が求められるもの。ところがメディアは小さく見つからないように「訂正情報」を出して終わり。それこそメディア各社は、自社サイトのネットトップに「これまでの誤情報とお詫び」みたいなリンクを常に表示するべきだと思うけど、誰もそう言う事を疑問視しない。メーカーのリコールなり不具合機種の回収活動にはあれだけ厳しい事を言うくせに、自分達は回収するどころか隠匿することしか考えていないような雰囲気も。

情報の出所は一つだとしても、その情報が様々な経路で伝搬していく間に、色々なノイズが載り、情報が変異していき、だんだんと変わっていくことを理解しないと、偶々自分が受け取った情報がどれくらい変異しているか認識せずに勝手にオリジナルと思って習得してしまうのが問題だと思う。まぁ、そのために実際の情報データにはCRC(Cyclic Redundancy Check)とか誤り訂正機能とか点けて、最低でも情報誤りの発見から可能なが切りの誤り訂正を実現しようとしている。Xのコミュニティノートなんて、ある意味そういう機能の一つだと思うけれど、一般のメディアに対してはそういう自浄機能みたいなものは無いし、そういう部分を批判すると「言論圧迫」だとか言って自分達を守ろうとする。そのくせ、身内で「ファクトチェック」とかいう別組織を作って、そこに「問題無い」「正しい」というようなことを言わせることで自分達の正統性を担保しようとしている様子は、本当に惨めな気すらしますね。対NHKだと、受信料を払う皆のでそれなりの意見はするべきだと思うけれど、民放の場合はそれぞれ一企業の商業活動だから、実は意見することは難しかったりする。そのくせ自分達は社会の正義みたいな表情で行動するから困るんですよね。「メディア」が「迷惑だ」にならないように、どこかで反省して欲しいけれど、多分無理だろうなぁ。 

2024年10月4日

(NH) NGO-SIN/-NGO (6) - 眠気との戦い

Singapre到着翌日の朝は、曇り空でちょっと天候には恵まれていない様子。でも、その分日本よりは涼しくて助かります。 今回は、帰国便の出発が深夜過ぎの日付が変わった01:20なので、1泊2.1日みたいな感じの旅行です。チェックイン時に16:00までのレイトチェックアウトをリクエストして見ましたが、この日は満室で14:00までならOKということで、取りあえず14:00迄お願いしました。最初はお昼前から少し近場の買い物に出て、その後ホテルに戻って14:00前にチェックアウトする予定でしたが、どうも前日歩き回った疲れもあり、そのまま部屋でメールチェック等してグダグタ過ごしていました。お昼前にフロントから電話があり、一度チェックアウトしてこの部屋を開けてくれたら、別の部屋へ再チェックインして16:00過ぎまで利用可能に出来るが、とオファーされました。でも、そんなに遅くまでいてもしょうがないし、こちらも一応14:00に出る予定でいたので、配慮はありがたいがこのまま14:00前にはチェックアウトするからと言ったら「No problem.  It's OK.」と言う返事でした。

ちょっとウトウトしたりしていたら、あっと言う間に13:30過ぎになり、もう一度荷物を確認してチェックアウト。多分皆さん忘れる人が多いからでしょうが「パスポート、スマホ、クレジットカード、その他荷物の確認した?」とスタッフさんに言われて「勿論」と笑ってホテルを出ました。今回ポイント宿泊なので、後から送られてきた控えを見たらチャージ金額は0円でした(笑)。外に出て、特に買いたいものがあるわけでは無かったのですが、隣りの髙島屋へ入りブラブラと物色。で、流石にお昼も14:00過ぎですから、何か食べようかと思い立ち、それならばMarina Bay Sandsへ行けば鼎泰豊があるし、この時間帯なら空いているだろうとSMRTで移動しました。予想通り、お昼のピークは終わっていて直ぐに席に案内されましたが、何故か猫型ロボットについて行けと言われて、その後を追いながら席に案内されました(不思議)。ここで炒飯と小籠包を頂き、お腹も一杯になったところで一通りお店チェック。平日の午後遅めの時間帯なので、そんなに人出は多くなく、まぁこんなものかなぁと言う感じ。以前と比べて、中華系の人が減って、その分インド系の人が増えているように感じます。一通りぐるっと回ってみたものの、まだまだ出発までは6時間以上も時間が有ります。ただ、流石にあちこち歩き回る体力も無く、そのまま空港へ向かいJEWELで時間を潰すことにしました。

空港に到着し、出発はT2からと分かっていたのでT2に移動し、まずはKIOSK端末で復路のチェックインとボーディングパスを印刷しておきます。まだゲート番号も決まっておらず、21:30過ぎに決まるという表示が。そこで気がつきましたが、同じ時間帯にSQは、福岡、大阪関空、名古屋と飛ばしているんですね。その少し前には成田にも飛ばしているし、一体一日何便SQは日本線を運用しているのだろうか。それだけ需用があるから成り立っているんだろうけど。UAもSFO行きを2便飛ばしているけれど、昔はUAもNRT-SINなんてB747で飛ばしていたなんて言うのは、懐かしすぎる話です。

T2からだと少し遠くなるんですが、JEWELまで歩いて移動して中をグルグル回ることに。人気の観光地なので人出は多いのですが、何となく施設の中のお店は、流行っている店舗・そうで無い店舗が分かれてしまっているような感じ。この時は夕食時の夕方6時過ぎでしたが、殆ど人が入っていないお店もあって、外で歩いている人に声を掛けているスタッフさんを何軒かで見かけました。で、流石にちょっと疲れたので、丁度スタバが目の前にあったので、コールドブリューのアイスコーヒーを注文して昨日Wi-Fiでお世話になった御礼をしておきました(笑)。ここで30分位休んでから、ちょっと回りのお店を見た後で再びT2に戻り、まだまだ時間は有るけれど、取りあえずSQのラウンジに入って少し休むことにしました。もう発券してあるので、顔認証システムの出国審査ゲートを通過して制限区域に入り、一つ上のフロアーのSQ SilverKris Loungeに入場して、まずはこれから数時間過ごす自分の陣地を確保しました。念のためアラームを深夜00:00にセットしておき、乗り過ごさないように対策してから、飲み物と軽食を摂りつつ出発時刻を待つことにします。

で、時々出発掲示板をチェックしていたんですが、21:30に確定するはずのゲート番号がなかなか決まらず、そのうちに「T1に変わる」という表示になり、思わず「えっ?」。22:20過ぎになって、日本行きのフライトのゲートがやっと決まり出しますが、搭乗予定の名古屋行きは到着した時と同じT1のD40番ゲートに確定してしまいました。T2からT1へ移動かぁとこの時は考えて、それならば早めにT1に移動しておいた方が、シャトルも確か深夜は止まるしとどんどん先走り始めて、結局T1のSilverKris Loungeでゆっくりしましょうと考えてT2から移動することにしました。これがとんだ茶番だと後で思い知らされます。(続く...)

竜巻浜松

今朝のニュースを見ていてビックリ。昨日の夕方に、浜松で竜巻が発生していて、結構な被害が発生したようなんですが、まっちく知りませんでした。発生時刻は、夕方の17:30~18:00頃で、場所は浜名湖の東側、うちからは西に少し離れた湖東町と言う場所ですが、うーん確かにその頃は結構雨が降っていた気がしますが竜巻が発生していたとは思いませんでした。その頃は夕食の準備をして居たか夕食を食べ始めていた時刻だと思うんですが、点けていたテレビもその時点ではまだテロップとか流していた記憶も無いし。

原因は、遠く南の台湾付近にいる台風18号の影響で、秋雨前線が刺激されてと言う事らしいのですが、本当最近の天候は一昔二昔前と比べて関連性が複雑になり、何かよく練られた物語の伏線回収みたいな印象すら受けます。昨日は、丁度Singaporeから帰宅したお昼頃は雨は小康状態で、悪天候を想定してタクシーで帰宅したらそんなでも無かったとちょっとガッカリしたんですが、帰宅して30分もしないうちに滝のような雨が降りだして来てビックリ。実は、駅周辺でお昼を食べてから帰宅しようか迷ったんですが、食べてこなくて助かりました。実は名古屋から新幹線で浜松に戻る途中、豊橋とか湖西を通過するときに結構な雨が降っていたんですよね。で、この雨はこのまま東に移動してくるだろうから、早めに帰宅した方が良いだろうという想定をして、それで浜松駅に到着したときに早めに買い物をして直ぐにタクシーを捕まえたんですが、このプランは大成功だったと言えます。

昨晩も、夜そこそこ大きな雨足がしたり、今朝も早朝一雨降ったような音がしていましたが、明るくなってくると雨は降っていないけれど、空は厚い灰色の雲が満ちている状態。天気予報では、県西部地方は今日は一日雨か曇りのぐずついた状態で、これは明日まで続くらしい。日曜日は少し晴れ間が戻ってくるようですが、週明けになると再び不安定な天候に戻るらしく「秋晴れ」の好天は暫く拝めなさそう。来週末には、遠征で大阪に行かないといけないので、大阪の天候は回復してほしいのだけれど。今朝朝一で旅行中の洗濯物を洗っていますが、外干しは無理そうですね。何回かに分けて乾燥機で乾かさないといけないけれど、乾燥機に入れるとそれを直ぐに忘れてしまって一日入れっぱなしにしてしまうことがあるので要注意かも。

ずつと酷暑猛暑が続いたと思ったら、今度は不安定な雨の天気が続くという、凄く極端な天候が続くある意味異常気象。不安定な天候で、一部野菜が生育不良という事もあり価格が高騰しているものも多いみたいですが、そう言えば野菜購入で良く出かけるJAのファーマーズマーケットでも、ちょっと生育不良気味な野菜が今年は多めに出回っていた気がします。見た目の良いA級品はスーパーとかに回して、新鮮だけれど見た目は悪いB級品がこういう所に出てくるんだろうと思いますが、それにしてもちょっと以前よりもグレードは下がっている気がするし、価格がやはり高めになっているのは品薄だからでしょうね。自然との付き合い方が、だんだん複雑になってきている気がします。 

2024年10月3日

(NH) NGO-SIN/-NGO (5) - SIN到着、だがしかし...

ほぼ定刻通りにセントレアを出発したSQのフライト。離陸前にCAさんが挨拶に来て、その時に最初の15分位は揺れが予想されるのでと言われましたが、そんなに揺れは感じられませんでした。ただ、エアショーの地図を見てみると、セントレアから離陸して一度東側房総半島沖くらいまで東進し、そこから南下するようなルートを取っていて、これは台風の影響を避けるためでしょうか。離陸後30分位して食事前のドリンクサービスが始まり、私は懲りずに白ワインを頂きます。お摘まみはシンガポール名物の「サテー」。決して嫌いじゃ無いのだけれど、串焼きに掛かっている甘いナッツのソースがちょっと苦手なので、いつもソースを外して肉だけ食べています(笑)。その後結構間が開いて、うつらうつらしてふと時計を見たら1時間位経過していました。「あれ、寝ていたから食事をスキップされたかな」と思ったら、回りも同様の様で暫くしたら一斉に昼食のサービスが始まりました。今回私は、名古屋就航35周年記念という和食膳を事前に予約していましたが、これが良く出てきていてANAが出してもおかしくないというか、ANAよりも出来は良いかも(失礼)。ついついお酒も進んでしまい、後で苦しい思いをする事になるのですが... 

そうそう、和食を搭載しているのに日本酒の選択肢が無いんですよね。自分としては珍しく、食事は完食してその後のフルーツ盛り合わせに、バニラアイスまで頂き、自分で自分に「をぃをぃどうした?」状態でした。そうそう、このフライト中Wi-Fiが無料で利用できたんですが、スピードも安定性も十分でANAさんに見習って欲しい位(同じPanasonic Avionicsなのに)。

食事が終わる頃には、フライトは半分手前くらいで台湾の横を通過してフィリピン辺りに掛かるかどうかというタイミング。流石に少しアルコール注入が多すぎて眠くなり、シートを倒して暫くうつらうつらしましたが、やはり足先が入る部分が狭くて、かつ体の向きを変えようとするとテーブルやモニターに足が当たり、フラットシートはありがたいけれど、日本人の平均よりも少し小さめの自分ですらこうだと、体格の良い外国人等は大変なんじゃ無いかと言う感じがします。 ウトウトしているうちに到着まで1時間を切り、だんだんと機内の照明が明るくなったり窓のシェードが薄くなって外の光が入ってきて、自然に目を覚まさせるような状態になります。チャンギ空港へは、ぐるっと回り込むようにして南から接近。メインターミナルの横のRW30Rへ着陸したのは15:39と定刻16:00よりも早着でしたが、そこから誘導路を戻り、T1の反対側D40番ゲートまでが遠くて、ゲートインしたのは15:52でした。幸いにも、T1の入国審査場が直ぐ近くだったので、エスカレーターで審査場におり、多数並んでいる顔認証システムのゲートでパスポートをスキャンして、顔写真を撮影してあっと言う間に通過完了です。税関申告も無いので、そのまま広いバゲッジクレームを横切って入国まで10分も掛からないくらい。ただ、ここから市街へ移動するSMRTの駅までが遠かった。駅の真上にあるT1到着なので、T2かT3側へ移動しないと行けません。ターミナル間のシャトル乗り場までちょっと距離があり、かつ上のフロアーに上がるなどしてそこそこ歩いてT1からT2行きのシャトルに乗車。T2に到着したら、今度は下の階にあるSMRTの空港駅のホームまでまたしばらく歩きます。

やっとSMRTの駅改札に到着して、ここで事前にSimplyGoで登録したMasterCardをiPhone上に呼び出し、これでゲートのセンサーをタップして入場。実は、空港に到着してから直ぐにeSIMを切り替えてネット接続しようとしたんですが、何故かActivationされずにネット接続出来ず、それで少し心配でしたが取りあえず移動は出来そうです。40分位乗車して"City Hall"駅でOrchard方面行きに乗換て、Orchard駅で下車。今回予約していたホテルは"Hilton Singapore Orchard"なのでここで降りたのですが、事前確認をサボったので偉い目に遭いました。確かこの辺とウロウロしますがHiltonの"H"すら見つかりません。「確か以前はこの場所にあった気がする」所は、その場所に見覚えがあるんですが「VOCO」というInterConti系のホテルが入っています。その後もその当たりを行ったり来たりすること1時間近く。幾ら探してもホテルが見つかりません。なんせネット接続が出来ないので、どうしようもありません。で、うろうろする途中でスタバを見つけたので、申し訳ないけれどそこでWi-Fiを拾わせて貰い、ホテルの位置検索をしてやっと場所が判明しました。以前利用したホテルと名前がほぼ同じなので勘違いしていましたが、どうやら新しく出来たホテルで、位置も全く反対側の場所だという事。
そちらの方向を見てみれば、"Hilton"のロゴが外壁に貼られているビルも見えます。思わずへなへなと腰を落としたいくらいの脱力感。再び10分以上テクテク歩いて、やっとホテルに到着しました。

ホテルのビルに到着したら到着したで、またプチトラブル。商業ビルの5Fから上がホテルになっているらしく、まず地上からその5Fに行くエレベーターが見つからない。よくよく見たら、ビルに入って直ぐに専用エレベーターがありましたが、ホテルの名前とか書かれているわけでは無く、単に「Hotel Visitor Only」とプレートが貼られているだけ。さらに、5Fに上がったところ、エレベーターホールからチェックインカウンターまでの動線がクネクネ曲がりくねっていて距離もあり、一度「間違えたかな」と戻りそうになったくらい。やっとチェックインカウンターを見つけてチェックインをし、アサインされた部屋が11Fだったのでエレベーターホールへ行くと、11Fに止まるエレベーターが無い。高層ビルにありがちな、低層階と高層階に止まるエレベーターが分かれているスタイルで、反対側にまわったらこちらは低層階用のエレベーターホールで、やっと自分の部屋へ入る事が出来ました。この時すでに18:00過ぎ。普通ならば移動時間も含めても空港から1時間位で到着するのが、倍以上掛かってしまいました。そのため暫くはベッドに倒れてエネルギー回復に。もう外に出るのも億劫なので、6Fのラウンジで軽く夕食を済ませてこの日は終わりました。(続く...)

(NH) NGO-SIN/-NGO (番外編1) - Airaloのデータ追加でハマる


今回現地でのデータ通信用に、以前から利用しているAiraloのアジア圏カバー版のeSIMにデータを追加して使用することにしました。この「アジア圏用eSIM」だと、Singaporeだけで無く日本もカバーされているので、現地以外でも特に帰国後国内で利用出来るので、ベースのdocomoのデータ量を少し気にしないで余分に利用出来るメリットがあります。 前回利用したeSIMがあるので、ここに今回用に「1GB 7日間」のデータを追加購入をして利用するというのが、今回のプランでした。

事前にデータパッケージは購入しておき、テストも兼ねて出発日にセントレアのラウンジでセットして試してみましたが、何故か国内のキャリアー(KDDI/au)は捕まえるもののデータ通信が出来ません。どうもアクティベーション出来ないみたいなのですが、これ一般的には自動的にキャリアーに繋がると実行されるはずで、ちょっと良く分かりません。まぁ、現地でイネーブルしたら大丈夫かなと高をくくっていたのが間違いでした。

現地に着陸して、直ぐにiPhoneの機内モードを解除すると、地元のSigtelを掴んでくれましたが、やはり一向にデータ通信が出来ません。何度か機内モーとをON/OFFしたり、iPhoneの再起動をしてみても駄目。残る手段はネットワーク関連のリセットですが、これをやると全ての設定がリセットされるので、この後のリカバリーが大変なんですよね。取りあえずホテルに入ってWi-Fi接続出来るようになったら繋がるかもと、根拠の無い思い込みで空港を出てしまい、さらに最寄り駅からホテルへの道順をちゃんと把握しいなかったので、現地で1時間位ウロウロする事になりました。やっとスタバのWi-Fiを捕まえてホテル位置が確認出来たので、何とか路頭に迷うことは無かったのですが、もう本当に大変でした(自分が悪いのだけれど)。

さて、ホテルに入って落ち着き、Wi-Fi接続も出来るので再びActivationを試みますが、どうしても出来ません。仕方なくその日は諦めて就寝し、翌朝目覚めてからもう一度試してみました。で、スマホに入れているAiraloのアプリを起動して、何かヒントが無いか見ていたら、どうも「My eSIM」というページに、Asia件用のeSIMが二つ並んで表示されています。SIMの固有番号である、ICCIDが違うので別物である事は事実。一つは前回のSingapore旅行で利用したもののはずですが、もう一つの意味が分からない。で暫く考えているうちに閃きました。自分はそのeSIMのデータ追加のつもりで購入したものが、実はeSIM込みの新規データセットだったんじゃ無いだろうか、と言う事。実は、データだけでもeSIM込みでも値段は一緒なんですよね。どちらを利用しても良いけれど、eSIM混みだと毎回eSIM設定からしないといけないから、一度インストールしたものはそのままで、後からデータだけ追加すれば良い。で、ここからは推測なのですが、

  1. 自分が今回用にデータパッケージを購入した時には、どうも初期画面の「ストア」ページから「複数国のeSIM」→「アジア」と購入した様に朧気ながら記憶しています。これだとeSIM込みのデータパッケージ購入になるはず
  2. データ追加だけならば、使用したいインストール済みのeSIMを開いて、そこから「チャージパッケージ」を購入すれば、そのeSIMへのデータ追加が出来る、という仕組みらしい
  3. そこでActivation出来ない方の「Asia版eSIM」を「eSIMインストール」を実行してみると、特に問題無くeSIMがインストールされて、iPhoneのOS設定のモバイル通信の項目に、そのインストール時に設定した名称のeSIMが追加されています。そちらをデータ通信回線用にして、Wi-FiをOFFにして試して見たところ、あっけなくデータ通信が可能になりました。
まぁ、経済的に損をしたわけでは無いけれど、色々試して浪費した時間は「プライスレスならぬプライスロスだよなぁ」としみじみ感じます。勿論悪いのは自分何ですが、一寸納得いかない(笑)。取りあえずデータ通信できるようになったので、以前のAsia版eSIMは削除して、今回インストールしたeSIMをこれから継続しようすることにしました。でも、また同じような失敗をしそうな気がする。