食事が終わる頃には、フライトは半分手前くらいで台湾の横を通過してフィリピン辺りに掛かるかどうかというタイミング。流石に少しアルコール注入が多すぎて眠くなり、シートを倒して暫くうつらうつらしましたが、やはり足先が入る部分が狭くて、かつ体の向きを変えようとするとテーブルやモニターに足が当たり、フラットシートはありがたいけれど、日本人の平均よりも少し小さめの自分ですらこうだと、体格の良い外国人等は大変なんじゃ無いかと言う感じがします。 ウトウトしているうちに到着まで1時間を切り、だんだんと機内の照明が明るくなったり窓のシェードが薄くなって外の光が入ってきて、自然に目を覚まさせるような状態になります。チャンギ空港へは、ぐるっと回り込むようにして南から接近。メインターミナルの横のRW30Rへ着陸したのは15:39と定刻16:00よりも早着でしたが、そこから誘導路を戻り、T1の反対側D40番ゲートまでが遠くて、ゲートインしたのは15:52でした。幸いにも、T1の入国審査場が直ぐ近くだったので、エスカレーターで審査場におり、多数並んでいる顔認証システムのゲートでパスポートをスキャンして、顔写真を撮影してあっと言う間に通過完了です。税関申告も無いので、そのまま広いバゲッジクレームを横切って入国まで10分も掛からないくらい。ただ、ここから市街へ移動するSMRTの駅までが遠かった。駅の真上にあるT1到着なので、T2かT3側へ移動しないと行けません。ターミナル間のシャトル乗り場までちょっと距離があり、かつ上のフロアーに上がるなどしてそこそこ歩いてT1からT2行きのシャトルに乗車。T2に到着したら、今度は下の階にあるSMRTの空港駅のホームまでまたしばらく歩きます。
やっとSMRTの駅改札に到着して、ここで事前にSimplyGoで登録したMasterCardをiPhone上に呼び出し、これでゲートのセンサーをタップして入場。実は、空港に到着してから直ぐにeSIMを切り替えてネット接続しようとしたんですが、何故かActivationされずにネット接続出来ず、それで少し心配でしたが取りあえず移動は出来そうです。40分位乗車して"City Hall"駅でOrchard方面行きに乗換て、Orchard駅で下車。今回予約していたホテルは"Hilton Singapore Orchard"なのでここで降りたのですが、事前確認をサボったので偉い目に遭いました。確かこの辺とウロウロしますがHiltonの"H"すら見つかりません。「確か以前はこの場所にあった気がする」所は、その場所に見覚えがあるんですが「VOCO」というInterConti系のホテルが入っています。その後もその当たりを行ったり来たりすること1時間近く。幾ら探してもホテルが見つかりません。なんせネット接続が出来ないので、どうしようもありません。で、うろうろする途中でスタバを見つけたので、申し訳ないけれどそこでWi-Fiを拾わせて貰い、ホテルの位置検索をしてやっと場所が判明しました。以前利用したホテルと名前がほぼ同じなので勘違いしていましたが、どうやら新しく出来たホテルで、位置も全く反対側の場所だという事。そちらの方向を見てみれば、"Hilton"のロゴが外壁に貼られているビルも見えます。思わずへなへなと腰を落としたいくらいの脱力感。再び10分以上テクテク歩いて、やっとホテルに到着しました。ホテルのビルに到着したら到着したで、またプチトラブル。商業ビルの5Fから上がホテルになっているらしく、まず地上からその5Fに行くエレベーターが見つからない。よくよく見たら、ビルに入って直ぐに専用エレベーターがありましたが、ホテルの名前とか書かれているわけでは無く、単に「Hotel Visitor Only」とプレートが貼られているだけ。さらに、5Fに上がったところ、エレベーターホールからチェックインカウンターまでの動線がクネクネ曲がりくねっていて距離もあり、一度「間違えたかな」と戻りそうになったくらい。やっとチェックインカウンターを見つけてチェックインをし、アサインされた部屋が11Fだったのでエレベーターホールへ行くと、11Fに止まるエレベーターが無い。高層ビルにありがちな、低層階と高層階に止まるエレベーターが分かれているスタイルで、反対側にまわったらこちらは低層階用のエレベーターホールで、やっと自分の部屋へ入る事が出来ました。この時すでに18:00過ぎ。普通ならば移動時間も含めても空港から1時間位で到着するのが、倍以上掛かってしまいました。そのため暫くはベッドに倒れてエネルギー回復に。もう外に出るのも億劫なので、6Fのラウンジで軽く夕食を済ませてこの日は終わりました。(続く...)
0 件のコメント:
コメントを投稿