2024年10月13日

有言実行

 米国MLBのポストシーズンの試合、大谷選手が所属するL.A. Dodgersは、1勝2敗の崖っぷちから、敵地で2勝2敗と持ち直し、最終戦地元での第五戦で2-0で勝利。同じく日本人選手の山本由伸投手が5回を無失点で投げきり、第二戦の汚名返上でポストシーズン初の勝ち投手にもなり、3シーズン振りのリーグ優勝決定シリーズを勝ち取る原動力に。対戦相手のS.D. Padresはベテランのダルビッシュ投手が先発して、2回にホームランを打たれビハインドの中、6回途中まで投げたけれど、ここでもホームランを打たれて2-0になり降板。その後は両チームの投手陣が踏ん張り無得点のイニングが続き、2-0で終了。ダルビッシュ投手も決して悪くなかったけれど、味方の援護がもっと必要だった試合でしたね。

勿論大谷選手一人の力ではないけれど、初戦を勝利した後地元で負けて、敵地でも第三戦を落として1勝2敗となり、次の敵地での第四戦を負ければシーズン終了となる時に、「残り二戦に勝てば良い」というような発言をして、決して諦めていなかったし、そこから実際に2勝して勝ちきる「有言実行」は凄いと思う。WBCの最後の試合前に「憧れるのは止めましょう」という名言でチームを鼓舞して、最後は自信が当初として三振を奪い優勝を勝ち取ったけれど、今回もそんなポストシーズンの試合になりそうな気がする。

リーグ決勝戦は、N.Y. Metsとの対戦で、今度は4勝したチームがリーグ優勝となって、ワードシリーズ進出が決まります。最初にL.A.で2試合開催されて、その後N.Y.で3試合。そこで決着が付かなければ、再びL.A.に戻り最大2試合の、計七戦での勝負は、今回以上にタフでしょうね。特に、10月ともなると西海岸のL.A.と東海岸のN.Y.とでは気候が結構違ってきますからね。L.A.は、最低気温が60°F(16°C)位で最高気温は80F(27°C位)なのに対して、N.Y.は最低気温が45°F(7°C)で最高気温が70°F(20°C)位と結構気温差があるから、スポーツ選手に取っては影響が大きいと思うなぁ。今回のL.A. vs S.D.だと、ほぼ同じ位の地域同士での対戦でしたから、気候はそんなに違わないから良かったけれど、次は時差も3時間あるし、大変だろうなぁ。

大谷選手が凄いと思うのは、有言実行で次々と目標を達成していくことだと感じます。子供の頃からゴールを決めて、その為には何が必要なかのマトリックスみたいなものを書いて、文字通り「有言実行」を自で行ってきたから、今でもそう言う事が出来るのだと思うけれど、なかなか普通は出来ない行為ですよね。彼の中には、自分で目標を達成すると言うことだけでなく、自分の方に「ツキ」というか流れを引き寄せる能力みたいなものを持っているようにも感じるくらい。それだけ、普通の人とは違う「有言実行」が出来るからこういう活躍が出来るのだし、更に磨きが掛かるんだろうなと再認識した試合でしたね。次のMets戦も厳しい試合になりそうだけれど、このままワールドシリーズに行って優勝まで一気に駆け抜けて欲しいですね。

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