2024年10月5日

(NH) NGO-SIN/-NGO (7) - 帰国

ゲートチェンジどころか、ターミナルチェンジになってしまい、まだ2時間位あるのに先に移動することに決めて、まずはT2からT1へシャトルで移動します。隣りのT2に到着したところで、シャトルの乗り場が丁度これから利用するD40番ゲートの近くなので「ふむふむ」と場所を確認して、ひとまずラウンジに入ることにしました。掲示とか見ながらT1を移動して、 "Lounge"の表示を見つけますが、QuantasとかBAとかQatarとか、関係無い航空会社か、独立系のラウンジばかりで肝心なSQのラウンジは見つかりません。かなり先に進んだところで、色々検索してみたら、どうもT1にはSQのラウンジは無いみたい。また、ターミナル内地図を見ると、T1のD40ゲートは、T2のE28のすぐ隣のゲートで、まぁ歩いてもいける場所だという事をここで初めて認識します。確かにT1に有るゲートだけれど、実質はT2からの拡張部分みたいな感じという事なんだろうなぁ。と言うわけで、わざわざT1まで移動して、結構ターミナル内を歩き回りましたが、まだ出発まで2時間近くあるので元のT2のラウンジに戻って、少し早めにラウンジを出てD40へ向かうのが良いと考えを変えて、テクテクとT1からT2に戻り、再びSilverKris Loungeに戻ってきました。(本当に疲れた... orz)

実は最初にラウンジを出たときには、ちょっと混雑してきたこともあり、T1の方が空いているかなとも思って出てきたので、多分それよりもさらに混雑している覚悟で再び入場しましたが、出たときの半分以下位に減っていてガラガラの状態でした。この時でも、出発迄まだ1時間半以上ある時刻でしたが、流石にもう食事は食べる気力も無く、コーヒーとちょっとしたナッツとかフルーツを頂いて時間を潰しました。出発時刻が01:20で、搭乗開始が00:50から。Changiはゲートでセキュリティチェックがあるので早めに出た方が良いだろうと、00:30頃には再びラウンジを出てT1の端っこ、T2の端っこE28の隣りのD40番ゲートへと向かいました。徒歩で10分位だろうか。個人的感覚では成田の5サテから2サテ、3サテ、4サテと歩き、再び3サテ、2サテ、5サテと戻ってきたくらいの距離感です。ゲート前に近づいたら、セキュリティ通過後の待合室はほぼ満員の状態でビックリ。UAを利用していたときには、欧米系の方が多くて、ANAの時にはアジア系が多い印象でしたが、今回のSQだと東南アジアからインド系の雰囲気が80%位の感じです。

00:40頃から事前改札が始まり、幼児連れの家族が1組先に入ると、直ぐにビジネスクラスやFFPの上級会員の優先搭乗が始まり、私も機内へと移動しました。使用機材は往路と同じB787-10で座席位置も同じなので、新鮮味は感じませんが、今回は往路の時には無かったスリッパが座席に置かれていて、この対応の違いは何なんだろうと不思議です。往路では、リクエストベースでスリッパとかアメニティを提供すると座席シートに入っていたプローシャーには印刷されていたんですが、ついリクエストしそびれてちょっと不便でした。日本人CAの方が食事のタイミングを挨拶がてら確認来られて、上がったら直ぐに寝るので到着前にとお願いしました。ドアクローズが01:10で、プッシュバック開始はその3分位ののち。少し時間をおいてタキシングが始まり、ターミナルの右手にあるRW20Cへ向けて移動を始めます。深夜なので、RW20Cに到達すると、直ぐにターンを切って滑走開始。離陸したのは結構早くて01:26でした。眼下にSingapore の夜景を見つつどんどん上昇していき、その街の灯が見えなくなる頃に水平飛行にはいりシートベルトのサインが消えます。直ぐにシートを水平にして、私は到着直前までスリープモードに入ります。ブロッキングタイムは6時間5分との事で、結構追い風が強そうです。途中2時間位して目が一度覚めてトイレに行き、再び目が覚めたのは到着2時間位前でした。前のギャレーでは、飲み物と食事の準備を始めているようなので、ここで私も起きることに。シートを戻していたら、CAさんが来られて飲み物のオーダーを聞くのでOJ(Orange Jiice)をお願いしましたが、これが果肉たっぷりの絞りたて感100%のOJで非常に美味しく感じました。復路は、SQのBTO(事前に調理リクエストしたメニュー買いの食事)をリクエストしていて、和食のメニューから「焼肉丼」をお願いしました。これも、結構クオリティ高くて美味しくいただけました。流石SQですね。

食事の後でコーヒーなどを飲んでいたときに、入国時の税関申告のWeb申請をまだしていなかったことを思いだしました。幸いにも機内Wi-Fiが無料でアクセス出来、しかも接続品質もそこそこなので、早速iPhoneからWeb Visit Japanのサイトにアクセスして自分のアカウントを開き、過去の記録をコピーして今回の情報に更新して、無事にQRコードまでたどり着けました。危ない、危ない(笑)。

機内Wi-Fiが安定しているので、Flightrador24を起動して軌跡を見ていると、沖縄から羽田行きのフライトよりも(当然ですが)北側の空路を通って紀伊半島を横断する感じで知多半島を目指します。この後、一度左に旋回して名古屋側に寄ってから、今度は右に旋回をしてセントレアのRW18に向けてどんどん高度を下げていきます。出発がスムースで、追い風にも恵まれたのか、着陸したのは08:22で、この後やはり出発時と同じ19番ゲートに入ったのが08:26と、30分以上の早着となりました。調べてみたら、セントレアで入国するのは12年振り(!)で、当時は有人カウンターしか無い時代。今回は顔認証システムで街時間ゼロで入国すると、税関申告もQRコード提示でインタビューもなく通過。5分と掛からず日本に戻る事が出来ました。実はこの後JR名古屋駅の高島屋でちょっと買物の予定があるんですが、高島屋の開店は10:00からで、このまま移動するとまだ早すぎます。普段ならば特急のミュースカイを利用しますが、ここは時間調整も兼ねて空港線の急行を利用して、少しゆっくりと移動。10時少し前に名古屋駅に到着して、少し開店待ちをしてから入店することが出来ました。ここで必要な物を購入して、予め予定していた10:38発のこだま号で無事に帰宅することが出来ました。

この日は、名古屋から浜松も雨の天気で、傘を持参していないので路線バスで帰宅するとちょっと大変。荷物もあるので、ここは奮発して浜松駅から自宅まではタクシーで戻りました。それでもタクシーを降りてから家に入るまで濡れるかなと思ったんですが、丁度その時に雨が上がっていて無事に帰宅。家に入って暫くしたら、凄い勢いで雨が降りだしたので、個人的にはグッドタイミングでした。今回も無事に旅行することが出来てホッと一息。でも細かなやらかしは幾つかあったので、次回忘れないように最後に備忘録にまとめて置きます。(続く...)

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