前日に続いて、今日も沖縄行脚のフライト。この日の東京は、朝から雨が降っていて肌寒いくらい。 まずはホテルを07:00にチェックアウトして、少し距離のあるT3のバス乗り場まで移動。通路内はそんなでもないのですが、外に出る「冬に戻った?」と感じるくらいの寒さと雨。ちょうど前のシャトルバスが出た後なのか、少し長く5分以上待って、やっとシャトルバスが到着。車内に入りほっと一息です。T3の国際線から国内線への乗り換えなのか、大きなスーツケースを持った海外からの人が結構乗車して、車両前半分のフラットなところは、スーツケース6割、人4割くらいで埋まっています。
T3からT1へ移動してここで乗客の乗り換えがあり、次のT2へ向かうために出発してすぐ、急ブレーキが掛かり、車内は将棋倒し状態。幸いにも、立っている人達は人や荷物でそれなりに混雑していて、前へずずすと移動するくらいで済みましたが、真ん中の降車ドアのところに立っていた外国の女性の方はスーツケースごとドア横のバーに肩をぶつけしまい、痛そうな表情。でも、前の人やスーツケースが無かったら、多分この女性運転席あたりまで飛ばされていたように思います。どうも、左側の停車場からタクシーなのか一般車両なのか、急に飛び出してきてシャトルバスの運転手さんが急ブレーキを踏んだ様子。幸いにも、大きな事故にならずに済みましたが、天候も悪いし、こういうことがあるとちょっと怖いですよね。
その後T2に到着して自分は降車しましたが、こういう天候なのでこの後もトラブルがないことを祈りました。外の寒さに追いかけられるようにしてT2の中に入り、1Fから2Fに上がると、例のANA SUITE EXPRESSを通過して4Fのラウンジで一服。まだ朝早い時間帯だからか、早朝の出発ラッシュが終わった後からなのか、そこそこ空いていました。で、遅延のお知らせが無いので、定刻の30分ほど前にはラウンジを出て出発ゲート前へと移動しました。
1) (NH) HND 08:30 - OKA 11:10 (NH467)
この日のゲートは、ラウンジ前の63番ゲート。いつものように搭乗機の写真を撮影しようと窓際へ移動して機体を見ると、まだ搭載貨物のコンテナが4つ5つ残っています。それでも、PBB横の外付け階段から、多分最後の清掃スタッフが外に出てきたので、そんなに遅れて搭乗開始にはならないかという予想。ゲート前に並ぶと、08:08から事前改札が始まり、足の不自由な方や幼児連れ家族などがゲートを通過していきますが、今回もPBBの真ん中あたり、L1/L2への分岐点手前で足止めされていて、まだ機内へは入れないようです。それから5分ほどして、PBB内で待機していて人達の移動が始まると同時に、グループ1からの優先搭乗も開始。私も機内へと移動しました。
使用機材はB777-300の古い機体でちょっと残念。せめて機内Wi-Fiは接続してくれる事を祈りつつ、L1ドアが閉まったのがほぼ定刻くらい。5分ほどしてプッシュバックが始まり、その後はD滑走路へ向けて移動開始となります。移動はそこそこスムースでしたが、管制指示があったのか離陸したのは08:57と遅れ気味の離陸でした。
この日は西日本から東海地方関東地方と天候が悪くて、しばらく揺れるという事前アナウンスがあったくらい。ただ、そんなに激しい揺れでは無く、小刻みに上下左右に揺れ続けているというちょっと気持ち悪く感じる揺れ方でした。食事のサービスが始まったのは、伊勢湾上空くらいまで進んだところで、いつものように軽食を頂いた後は、機内Wi-Fiを試してみますが、今回も安定していません。ここは潔く諦めて、シートを倒して睡眠不足の解消に努めました。
例によって、そろそろ着陸コースに入ろうかという頃合いに目が覚めて、到着に備えます。この頃は再びWi-Fiが使用出来る状態に戻ったので、Flightradar24を表示させてみると、先行機はそんなに飛んでいないのに時計回りに大回りをしてRW36Lを目指しています。前を飛んでる機体とずいぶん距離をとるなぁと思っていたら、突然左側から割り込んでくる機体が。情報を表示させてみると「JGR3059」とコールサインだけ表示され、出発はOKAで到着は「N/A」になっている。のに、OKAへ着陸しようとしている。軍用機かなぁと思いつつ後で調べたら、陸上自衛隊の機体らしい。
この機体に続いて搭乗機も無事に着陸。その後35番ゲートに入ったのが、11:37と30分近く遅れての到着でした。多少の遅れは織り込み済みとはいえ、そんなに余裕があるというわけでもないので、前日とは打って変わって真夏のような気候の中、そそくさと所用へと向かいました。
2) (UA) OKA 13:05 - HND 15:30 (NH996)
実は、往路機で空港に到着したときには、すでにこの復路便が10分遅延する旨のメッセージが届いていたので、じつはちょっと安心していました(笑)。空港に戻り、ラウンジで一服していると、さらに5分遅延して、新しい出発時刻は13:20となりました。「かなり余裕が出来たな」と安心してメールチェックなどしていたら、あっという間に搭乗開始時刻になっていて、慌ててラウンジを出て33番ゲートへと向かいました。
事前改札が始まったのが13:02。ただ、今回もPBBの途中で足止めされています。その後機内へと入り始めたところで、優先搭乗も始まり自分も機内へと移動します。使用機材は、B787-9の最新シートなので、それだけでちょっとうれしい(笑)。そんなに混雑していなかったのか、搭乗は比較的スムースで、ドアクローズは13:21。プッシュバックまで少し時間がありましたが、その後反対側のRW36Rへと移動して13:38に離陸しました。
この機体も、最初は機内Wi-Fiはそこそこ繋がっていましたが、途中から「このサービス現在利用できません」とか言われる状態に。仕方ないので、また睡眠トレーニングに集中することにします。同じ睡眠モードでも、この機体のシードの方がより倒れるし電動操作できるので遙かにありがたいですよね。途中目が覚めなかったので、フライトは順調だったと思いますが、伊豆半島沖くらいから揺れるようになり、一時はシートベルトのサインも点灯します。
再び機内Wi-Fiが繋がるようになったので、Flightradar24を呼び出して様子を見ると、HND行きはRW34L/R、NRT行きもRW34L/Rに向けて、綺麗に行儀良く着陸コースに並んでいる様子が見られて、ちょっと笑ってしまいました。房総半島の東側に沿って北上していくと、勝浦辺りで左に旋回して、A/C滑走路に正対すると、その後は真っ直ぐに進ます。最初は少し右に寄っていたので、ターミナルに近いC滑走路側のRW34Rへ降りるかと思ったら、右側から急にデルタのデトロイトからのDL275が割り込んできて、これがRW34Rへ、搭乗機はRW34Lへと向かって着陸しました。A滑走路側でしたが、到着ゲートが60番ゲートだったので、まぁ近い方かな。暫くタキシングをしてゲートに入ったのが、15:42と一応遅延前の定刻15分内の到着でしたから、結構優秀なのでは。
機外へ出ると、この日は東京機の大丸で買い物をして帰宅する予定だったので、久し振りに東京モノレールで浜松町へ出て、そこから京浜東北線で東京駅まで移動。金曜日の、もう夕方の帰宅時間帯にも重なり、さらに東京駅はインバウンドの人達で大混雑。それでも、30分以上買物の余裕があったので、ゆっくり品定めをして目的の物を購入して、無事に17:03発のひかり号で帰宅できました。やれやれです。