2025年5月27日

Digital Address

日本郵政が発表した、住所を7桁の英数字に変換して、その数字を住所代わりに利用して郵便物の配達が出来るという事。これを「デジタルアドレス」と呼んで、仮に引っ越しなどしても番号は変わらず、そこに紐付けされている住所を変更することで変わらず対応可能というもの。日本郵便の「ゆうID」に登録が必要なのがちょっと面倒だけれど、具体的な住所記載をしなくても、発行された七桁のデジタルアドレスを記載すれば良いのは便利かもしれない。ただし、先日も日本郵政の配達員が、ゆうパックの住所を盗撮して女性に電話したりしていたけれど、このコードから実際のアドレス情報を得られる担当者のモラルアップも同時に必要でしょうね。

対するクロネコさんとか宅配業者さんはどうするんだろうか。私はクロネコをよく使うので「クロネコメンバーズ」登録していて、そこそこアプリ経由で便利に利用しているけれど、似たようなデジタルアドレスをクロネコさんはクロネコさんでやり出すと、逆に記号化された分良く分からなくなりそうな気もしますね。

実際に私も自宅住所を登録してデジタルアドレスを発行して貰いましたが、3桁+4桁の英数字で構成されているので、パッとした見た目は〒番号を記号化したような印象。案外、ベースは既存の7桁の〒番号で、それをベースに派生番号を生成しているのかもしれない。英数字で36文字一桁当たり使用可能で、それが7桁あると言う事は36の7乗=約783億通りの組合せが可能だけれど、ちょっと足りなくなりそうな気もするなぁ。まぁ、あくまでこの7桁の番号は、その利用者に紐付けられた固有番号で、実際の住所に紐付けられたものでは無いですから、一通り全人口分発行すれば、理論上は必要十分なのかな。

さて、登録してみたのは良いけれど、実際にはいつ利用する機会が生まれるのか。其れ以前に、自分のデジタルアドレスを忘れないように、電話帳にも登録しておかないと。案外デジタルと言いつつアナログ対応が必要ですね(笑)。

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