埼玉県の三郷市で発生した、高級SUVによる小学生集団へのひき逃げ事件。当初、その犯人と思われるドライバーと同乗者は、一旦車から降りるもののそのまま現場を後にして逃走。その日の夜には当該車両は発見され、その後同乗者が任意同行されると、ドライバーとみられる男性も地元警察署へ出頭して、当事者が揃ったことに。
この事件、複数の方向からのドライブレコーダー映像があり、さらには事故直後と思われるタイミングで、周りの大人が集まっていたりと、かなりの目撃情報があり、それも合って証言も多く報道等で紹介されていました。その中で個人的に気になったのが二つの証言で、一つは「飲酒運転ではなかったみたい」という現場に居合わせた人の証言。もう一つは、多分現場やその後の証言で「外国人だけれど、中国ではない」という証言。どういう根拠でそういう証言が出てきて報道されたのかは分からないけれど、今回当事者が出頭してどちらも町がだったことが分かり始めました。
飲酒運転に関しては、多分事故直後の対応や会話の様子から、酔っ払っていたように見えなくてそういう証言が出てきたのでは無いかと思います。でも、見た目が大丈夫だから運転出来るわけでは無く、呼気アルコール濃度で何%以上は駄目という決まりなので本当はその場で検査しないといけないのだけれど、お酒が強い人ならば相当量飲んでいた手も見た目はしっかりしているように見えるかもしれませんね。お酒に強い人ならば。今後運転前に飲酒していたお店での飲量も分かってきたら、飲酒運転の容疑も固まるかもしれないけれど、どうだろうか既にその為の証拠確保出来ないので難しいのかな。それとも飲酒量が分かれば推定して罪に問うことも出来るんだろうか。もう一つの国籍に関しては、話し言葉が自然だったんでしょうね。それだけ日本国内での生活旗艦が長かったのだろうか。となると、永住許可を受けていたのか、あるいは短期滞在を繰り返していたり不法滞在に相当する場合は、それが露呈するのを避けるために逃走した可能性もありますよね。まぁ、その直後や直接関係者の証言は重要だと思う反面、やはり突発的な事象に対しての記憶は、案外曖昧というか多分後付けの記憶が大きくなるんだと思う。
この容疑者に関しての報道で「正当な日本国免許証を所有していた」という報道を少し前に聞いたんですが、その免許証の入手方法は今問題になりつつある外免切替なのか、それともちゃんと国内で取得したのか、それも大きな問題になりそう。外免切替も色々な報道機関が取り上げるようになり、今後は手続きなども厳しくなると言う話だけれど、やはり国内の免許取得同等の厳しい基準を設けるべきだと思う。大体、その元になる外国免許証だって、本当に正当な免許証なのかも怪しい場合も有るわけですからね。切替手続きの基準を厳しくするとともに、有効期間を最初は1年とかにして、その間に無事故無違反なら次は2年、3年として行くようなことも必要なのでは。「外国人だから」という理由からの二重規範はできる限り無くすべきだと思うなぁ。
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