2025年10月31日

女性の敵は(リベラル)女性

 佐々木俊尚氏が引用している、北原みのり氏の高市総理に対しての同じ女性からの批判や誹謗に関しての論考。同じ様な意見を、直ぐに表明した立憲民主党の辻元清美議員とか、活動や考え方が対極であっても、「女性の進出」「女性の活躍」という根本的な部分に関して賛意をあらわすというのは、彼女達の考え方の内容は賛否有るとしても、そこに一本筋が通っていると言えるんでしょうね。それに対して、ある意味ヒステリックに高市総理に対して妄想的な意見をぶつけている著名知識人や某政党党首にコメンテーター等は、彼らがこれまで主張していた「女性重視」というものが、実は「自分達が認める女性を重視しろ」という独善的な主張であることが分かってしまいましたね。

まぁ、彼らの日頃の言動を見ていればそんな背景は直ぐに分かるわけで、今更驚くことではない。こちらの記事では山尾志桜里元衆院議員がコメントをしているけれど、まさに、

「リベラルを自称する方々の一部が、実は『女性応援団』ではなくて『好みの女性応援団』であったことがばれちゃったという感じ」

というのは我が意を得たり。確かに高市氏の過去の発言は、やや強めの意見というかそういう感じのものが多い気がするけれど、それって政治家として大切な自分の主張意見を明確に発言する、と言う事でもあると思うんですよね。「言語明瞭言説不明瞭」 って、昔某総理大臣が言われた言葉だと思うけれど、「言語言説超明瞭」という事に何が気に食わないのだろうか。明確に、自分達が考える理想を否定するようなことを言うからなんだろうけど。

考えてみたら高市総理は、日本での女性初の総理大臣というだけでなく、二世議員でも無いし、前議員から「三バン(地盤(支持基盤)、看板(=知名度)、カバン(=お金)」を引き継いだわけでも無い。松下政経塾出身という事くらいですよね、事前にあった政治との接点みたいなものは。それこそ彼らが日頃から主張して居る、柵の内庶民派の政治家と言っていいはずなのに、その嫌悪感たるや異常に感じるほど。自分達とは対極の存在というのが許せない最大の理由なんだろうけど、逆に言えば高市総理と待避して自分達の主張が明確にすることも可能なわけで、ある意味チャンスでもあると思うんですよね。それなのに、投げる言葉は的外れな非難とか誹謗中傷みたいなものばかりなのは、やはり彼らの底の浅さを証明している気がする。

高市総理が内閣組閣をするときに、過去最高の5人以上の女性閣僚を登用するのでは各メディアは言っていたけれど、実際は2人とどちらかと言えば「少ない」と感じる人数。その「人数の少なさ」を批判する意見は自分の分かる範囲では殆ど全く無くて、逆に片山さつき大臣や小野田紀美大臣に対しての誹謗みたいなものばかり取り上げられている気がする。つまりは、クォーター制等の人数合わせの無駄も今回証明されたわけで、結局は性別で仕事の出来不出来が決まるのではないという事を改めて認識したと思います。勿論、今回の高市総理をきっかけに気持ちを切り替えて社会進出する女性が増える事もあるだろうし、初日から働きづめの高市総理を見て、やはり専業主夫が合っていると思う人も居るだろうし、それが自然な流れなんじゃないだろうか。社会の欺瞞を一つ明確にしたというのも、高市総理のGood Jobの一つかも。

(UA) NRT-SFO-LAS/-LAX-HND (6) - 出発当日

前回のHonolulu行きから、あっと今に年内最後のアメリカ旅行出発当日。現地で観戦予定の、カレッジとNFLの試合チケットが上手く購入・設定出来ずにヤキモキしましたが、Honoluluで色々試してみたら、何とか両方のチケットをApple Walletに設定出来、さらに日本からはダウンロード出来ないTicketmasterのアプリも設定出来て、自分的には一石二鳥のHonolulu旅行でした。 

さて今回の旅行は、金曜日の夕方に成田から出発して、SFO経由で目的地のLASへ移動。翌日土曜日にはカレッジ(UNLV)の試合観戦、翌々日日曜日にはNFL(Jaguars@Raiders)の試合観戦をして、月曜日に帰国(日本着は火曜日夕方@羽田)という工程。前回のHonolulu行きは2泊4日でしたが、今回は1泊多い3泊5日の旅程ですが、現地Las VegasはHonolulu程では無いけれど日中の気温は27~28度の予報なので軽装で行けます。その為、旅行用の荷物は前回と同じ薄型のバックパック一つで行く予定で、1泊増える分は下着類を増やして賄う事にしました。今回は行きはSFO、帰りはLAXで国際線-国内線の乗り替えがあるので、機内持ち込み荷物は出来るだけコンパクトにしたいところ。そのため国内線の座席は、いつもならば通路側を取りますが、前の席の下に荷物を入れられるように今回はどちらも窓際を指定しました。頭上の荷物入れは、デカイキャリーバッグで埋まることは目に見えていて、小さなバックパックなどは下手したら座席の下に入れろと言われるのが関の山ですから。

現地で重要な通信手段となるeSIMを、今回は今朝の時点でまだ決めていないので、自宅出発前にiPhoneに設定しました。今回も前回利用したエアトリeSIMの「USA 5日間5GB」というコース。これは成田に到着してANAラウンジに入ったら忘れないように設定しないと。通常料金だと1,950円ですが割引クーポンがありかなりお安く購入・設定出来ました。ただ、後から気がついたんですが、米国内での使用回線はAT&Tの4Gなのがちょっと失敗したかも。5Gも使いたいけれど、まぁそんなに違わないでしょう。動画とか再生するわけでは無く、基本地図アプリの利用と、Uber/Lyftのライドシェア利用くらいですからね。購入して暫くすると設定用のQRコードが送られてきて、これを読み込んで幾つか設定値の質問に答えて進めば設定作業は終了。後は現地でデータ通信をこのeSIMに切り替えて「ローミング可」にすればActivationされて使用出来るはずです。今回はSFOでの乗り継ぎに2時間40分あるので、まぁノンビリ入国審査を通過して、Polaris Loungeでゆっくりする予定です。

今回のLas Vegas行きは、UA MP 1Kの最後のPQP獲得と4区画利用の残り2区画達成も目的の一つ。UA便は、往路のSFO-LAS、復路はLAS-LAX/-HNDと3区画利用するので、予定通り搭乗できれば問題無いはず。ただ一つ気になるのが、最近の円安傾向なんですよね。購入時の米ドル円レートは、148円位だったので、それで購入金額を割ると4,803PQP獲得出来、それが加わると28,076PQPとなるのが今のプラン。しかしこのPQPが曲者で、購入時のレートが適用されるわけではなく、実際に登場した時のレートが適用されるんですよね。仮にUS$1=151円になると、手元の計算では「4,720PQP」となり、28,000PQPに7PQP足らなくなってしまいます。今の所円安傾向が続いていて、場合によっては150~200PQP位足りなくなる可能性もあるので、帰国したらどこか国内線でぶらっとして穴埋めしないといけないかもしれない。そういう心配は後ですることにして、忘れ物が無いか特にパスポート、クレジットカード、パソコン、スマホを確認してから出発です。

ところで、予約時にUAのPlusPointsでリクエストを掛けていたNRT-SFOのファーストクラスへのアップグレードは、まだ未確定。予約では、元々の予約クラスで表示されていますが、オンラインチェックイン出来ないのは、チェックイン時に確定してくれるのかな。直前にダミーで検索してみると、「空席3席」と出ていて、少なくとも3席、もしかしたらVIP用にブロックしているであろう1Aも含めて4席空席があれば、何とかアップグレードしてくれないだろうか。前々回のHonolulu行きでは、チェックインをしてラウンジに居たときにアップグレードしてくれましたからね。さてどうなるか... (続く)

2025年10月30日

80兆円投資

 先日の日米首脳会談の最後の、そしてトランプ大統領にとっては一番の見せ場だっただろうと想像されるのが、28日の夕方から夜に行われた、日本経済界を招待しての大統領主催晩餐会。その最大の目的は、先の日米関税協定で合意された「80兆円の日本からの投資」の内容を固めること。個人的には、その投資を呼びかける場だと思っていたら、詳細はまだにしても具体的に企業が提案を持ってきていて、その場で覚書に署名するなど、あっと言う間に80兆円のうち60兆円位まで積み上がったらしい。実際には「80兆円は投資額、60兆円は事業規模」で違いはあるんだけれど、やはり「数字が欲しい」から「60兆円」という値は相手側も嬉しいはず。その詳細は経済産業省のHPに「ファクトシート(原文/仮訳)」として掲載されていますが、エネルギー関係を筆頭に、AI関係と重要鉱物関係が記載されています。

個人的に感じるのは、原子力関係やその電源関係の内容だけで3,000億ドル以上で、これって日本ではまだまだ再開したとは言えない原発関係の技術継承と新規技術開発のベンチマークというか、かなり貴重な技術経験蓄積が出来るような気がします。明示されているのは、何度も書くけれど「事業規模」で日本からの「投資額」ではないけれど、程度具体的な「金額」が出てくれば、アメリカ側としては有権者へ誇示できるわけで、その目的に対しては十分すぎる内容じゃ無いだろうか。まぁ、署名する様子等も配信されていたけれど、やり手企業が今季優秀な成績を収めた営業を称えるような光景だなぁと思ってしまいました(笑)。

当初「80兆円の投資」という部分が日本に伝わったときには、日本から80兆円もお金がアメリカへ渡るのかと批判も大きかったけれど、よくよく赤沢氏の説明を聞けば、これまでも行われている日本企業のアメリカへの投資行為を政府としても後押しをして、事前に案件レビューを行い実現性の高いものに対してのみ承認されて具体的な事業へと繋がるので、言ってみれば日本企業の米国進出を助けるような仕組みになっているとその時は感じました。アメリカ全体の事業の中で、今回のファクトシートに記載された事業規模がどれだけの割合を占めるかは分からないけれど、今後日本企業がかなり重要な存在になりうる内容のように素人ながら感じるけれど実際はどうだろうか。内容にもよりけりだろうけど、合法的にどんどんアメリカ投資できるとも考えたら、かなり日本にも有利な内容のような気がします。

ふと思ったんですが、共同事業をするとなると、日本から機材とか部材に素材など輸入しないといけなくなるわけで、そうなると決着したとしても15%の関税は実際に仕事をするアメリカ国内の企業にとって大きな障害になるような気がするんですがどうなんだろうか。例えば、これらの共同事業に関しては特例で関税を無しあるいは低くするとすれば、日本側も勿論、共同事業をするアメリカ側企業もそこで何百何千億円もの節約になるだろうから、かなり大きいのでは。直ぐには変わらないだろうけど、来年辺り具体的な事業が始まったら、日米の関税交渉が再開されるかもしれない。他の部分も含めて、日本はトランプ大統領に振り回されること無く、上手く立ち回っているような気がしますね。そうであるなら、関係各位の努力の結果と言って良いのでは。

Midget-X

 


東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティショー」でダイハツが公開した、コンセプトカーの一つ「ミゼットX」。三輪の初代ミゼットは、私が子供の頃自宅にあり、父親やまだ結婚前の叔父に乗せて貰ったことを覚えています。今回発表された新型ミゼットは、三輪では無く四輪だけれど、確かに雰囲気は何となく感じられますね。

仕様では3人乗りで、運転席に昔のミゼット同様一人座り、その後部に二人分の座席があるらしい。ミゼットでは荷台になっていた車体後部は、箱形の荷物入れになっているけれど、こここにはいろいろな形に変更出来るようなオプションがあると嬉しいかも。日常の生活圏が、自宅から3~5km圏内に有るような場合なら、これくらいの移動手段が一番効率的で利便性が高いでしょうね。

日産の「サクラ」が出たときに、これの軽トラ版が欲しいと呟き、今年の初めにはスズキがBEV軽トラの実証実験をするというニュースがあって、実際BEV軽自動車を来年くらいに発売するようなニュースも。ただ、個人的にはこう言う「仕事する系」のデザインに惹かれるなぁ。これ、絶対にカスタマイズオプションがいろいろなメーカーから出てきて、あっと言う間にキャンプ用品とかで溢れそうな気がします。

私はオートバイには乗らない(乗れない)し、自転車ももう何十年も利用していないので、道路を走ることには不安を感じます。それ故、こういう自動車タイプの手軽な移動手段というのは、今後老後のことも考えると非常に興味が沸きます。今自宅にはSUVと軽自動車2台あるんですが、やはりSUVと比べて小型な軽自動車は使い勝手は手軽でよいし小回りがきいて便利。さらに小型のこういうクラスの移動手段は、本当にちょっとコンビニに行くとか普段使いの移動手段として利便性が増すと思います。後の課題は量産時の価格かな。今の軽自動車の半分なら文句なしだけれど、7割位に収まれば自転車代わりに購入してもよいかも。

2025年10月29日

18回の死闘

昨日は日米首脳会談を皮切りに、政治的には忙しい一日だったけれど、MLBワールドシリーズ第三戦も、予想もしないような展開でビックリ。朝見始めた試合が、お昼を過ぎても午後に入っても、さらに夕方になっても決着付かず、試合終了は結構周りが暗くなってから。試合時間は 、6時間39分。18回の裏に、フリーマン選手のサヨナラホームランで決着がついたわけですが、ダブルヘッダーを休み無しでやったようなもの。今日は大谷選手が先発するけれど、大丈夫かなぁ。バッターとしては、2塁打×2、本塁打×2、申告敬遠×4、四球×1と、9打席連続出塁(前の試合も含めると、10打席連続出塁)と文句のない活躍。特に、追加点となる1本目のホームランで勢いを付けると、2本目の2塁打は1点差に迫るタイムリーだったし、2本目のホームランは5-5の同点に追いつき、その後の延長戦に繋がる貴重な一打だったわけで、バッター大谷としてはちょっとゾーンに入った感じですね。

9回だったか、走塁中にちょっとトラブルがあったような場面があったけれど、その後もバッターとして出場していたし、本人は一応今日の先発も問題無いみたいな事を言っていたけれど、大丈夫かなぁ。相手チームも、全ての野手・中継ぎを投入して疲弊しているのは同じだけれど、この4試合目を落とすとかなり不利になりますからね。とは言っても、急に秘密兵器の選手が登場して投入するわけにもいかないだろうし。心配なのは、この延長戦の疲れが残っていて、大谷投手のピッチングが精度を失うことかな。あと、中継ぎ、リリーフを使い果たしたので、監督としては出来るだけ投げてほしいだろうけど、大谷投手も今年怪我から復帰したところだから、山本投手のように「完投」というのは厳しいだろうし。

その山本投手は、リリーフ陣を使い切ってしまった18回、志願して19回のリリーフに備えてウォームアップを開始。2日前にトロントでの第二戦で完投勝利をして、そこから北米大陸横断の移動をして、休みらしい休みは移動日の前日1日だけ。当然疲労も残っているだろうし、肩だってどういう状態か分からない。試合のヒーローは、サヨナラホームランを打ったフリーマン選手だろうけど、自らリリーフを志願して行動に移すこういう山本選手の様子は、かなりチームにとっても鼓舞されるものとなったのでは。実際試合終了後には、ロバート監督が凄い勢いで山本投手にハグしていましたからね。あと、大谷選手と佐々木選手が外野まで走っていって、プルペンから戻ってくる山本投手と通訳二人の5人で円陣を組んで盛り上がっていたけれど、まぁ気持ちは良く分かるなぁ。映像何度見ても、ちょっと涙出てくるし(笑)。

今日の大谷投手のピッチングはどうなるんだろうか。モメンタムはドジャースにあるだろうから、普通に大谷投手がピッチングをして、6回、あるいは7回位まで投げくれたら、試合に勝利して王手を掛ける結果になりそうだけれど、対するブルージェイズも気持ちを切り替えてくるだろうから、前日以上の激戦になりそうですね。やっぱり序盤のでき次第かな。昨日の流れを残して、気持ち良くアウトを取れればそのまま行きそうな気がするし、逆に日々のルーティンを重要視する大谷選手に取っては、昨日の2試合分の延長戦はかなりそれを崩すものだったろうから、それが気になりますね。今日も一日NHK BSを見ていそうな気がする。

Speech at GW

昨日の日米首脳会談やその後の日米のイベントは、大成功と言って良い内容だったのでは。そんな中でも一番ビックリしたのは、高市総理が横須賀の空母George Washington (GW)艦上で、米海軍の前で日米同盟のスピーチをしたこと。麻布のヘリポートから横須賀のGWまで、大統領専用ヘリのマリーンワンに同乗したので、あの場にゲストとして参加はするだろうとは思ったけれど、まさかスピーチまでするとは予想外でした。日米の最高司令官が揃って米軍の中で演説するというのは、史上初ですよね? しかも高市総理は、自分が責任を持つ自衛隊での演説の前に米軍相手に演説したわけで、それっていいのかと素朴な疑問も(笑)。

ライブ中継していた夕方のニュース番組などでは、サプライズと言っている放送局もあったけれど、高市総理はスピーチ原稿を挟んでいたと思われるバインダーを持って壇上に上がってきているし、通訳の外務省スタッフもそのまま躊躇すること無く英訳していたので、勿論事前に準備はしていたんでしょうね。そう言えば、同時通訳をした人って、安倍総理の時にも常に付き添っていた高尾直氏ですよね。同時通訳された英語は、凄く聞きやすくて、自分程度の英語力の人間でも、多分95%位そのまま理解出来るくらいに聞きやすいスピーチでした。女性総理なのだから、女性通訳の方が親和性があるような気がしますが、トランプ氏や向こう側のスタッフにも絶大な信頼感があるから、高市内閣の期間は今後も帯同するんだろうなぁ。

マリーンワンが麻布のヘリポートに待機していて、そこから離陸して横須賀の米軍基地へと移動するまで、報道各社のヘリコプターも帯同して、それこそトランプ大統領が大統領専用車から降りてマリーンワンに入るまでも上空から空撮していたけれど、あれって米国側の許可有っての撮影ですね。その後離陸して移動する間も、各社独自のヘリを飛ばしていたみたいで、中には二機飛ばして異なる画角での映像を切り替えていた所もあったけれど、多分日本米国あわせて10機近くのヘリが周りに飛んでいたんじゃ無いかと思いますが、よく海兵隊に撃墜されなかったなぁ(マテ)。麻布から横須賀までの空路に当たった人達は、かなり五月蠅かったような気もします。

空母GW上に着陸して、その後エレベーターでF35とともに格納庫に降りてきて、そこから満員の米海軍兵士に対して最高司令官のトランプ氏が演説するというの最高の場面で、盛り上がったところで高市総理が紹介されて登場してスピーチするんですが、あれってトランプ大統領が前説したってことでOK(マテ) ? 高市総理のスピーチは、通訳さんが逐次通訳していたので時間的には長いように感じたけれど、実際の文章部分は結構簡潔にまとめられていて、日米の軍事同盟を鼓舞するような、考え方によってはかなり危ない内容のようにも感じました。米国としては、日本の「Self-Defense ...」は理解するけれど、もし有事となったらどれだけ協力してくれるのか、正直疑問だったと思うんですよね。それが今回の高市総理のスピーチでかなり払拭された様な気もします。当事者の自衛隊も了解した上での内容だと思うから、それだけ危機感を感じているという事なのかもしれない。


2025年10月28日

英語能力

ASEAN首脳会議で外交デビューをした高市総理。会議での英語でのスピーチに関して報道されると、その「英語能力」に関して色々な評価が。自分が見聞きした範囲では肯定的な批評が多かったけれど、中には「あの程度では恥ずかしい」というような意見もあって、人それぞれだなぁという感想。自分的には、発音というか話している様子は「仕事で英語を習って身につけました」という感じで、自分も含めてエンジニアが海外の仕事相手と話をすると、あんな感じの言い方口調になるんじゃ無いかと言う気がします。だから、ちょっと親近感を感じることはあっても、おかしいとか下手とは思わないし、意味はちゃんと通じているんだから、何を根拠に「上手い・下手」という評価をしたいのか良く分からない。

そもそも高市氏の経歴を見てみると、松下政経塾に入っていた1987年~1989年までの2年間アメリカ連邦議会に派遣されて、下院議員や委員会で仕事をしていたと書かれています。多分、同僚に日本人なんて殆どいなかっただろうし、仕事の内容は向こうの政治活動を支える内容だから、読み書きに関してはかなり能力が無いと難しい仕事だと思います。そう言う事を考えると、発音はネイティブに及ばないかもしれないけれど、読解力だったりヒアリング能力はそれなりのレベルだったんじゃないだろうか。その頃から、35年以上経過しているので、当時の英語能力スキルから衰えていることも考えられるけれど、それでも一般の日本人やそういう英会話慣れしていない人から比べたら、十分なレベルだと思う。と言うか、実際に見聞きできるからどうしても「発音」「流暢さ」でその人の英語能力を評価しがちだけれど、個人的には一番必要なのは相手の話を聞き取れて理解出来る能力だと思う。ちゃんと相手の言葉の重点部分を理解して、それに対して適切な回答を例え単語一言でも返答する事が出来れば、それは発音の優劣とは関係無く相手に通じる英語だと思います。

トランプ大統領に合わせて、アメリカのラトニック商務長官が先に日本に来ていて、日米関税交渉の日本側代表だった赤沢経済産業大臣がアテンドして、浅草の浅草寺とか回っている映像が流れていましたが、その時に英語で浅草寺の説明をしている赤沢氏の様子を見て「あっ、この人、英語上手いなぁ」と感じました。英語を話し慣れている印象が強くて、あぁだから「ラトちゃん」とか相手のニックネームで話をしたというのは、冗談では無く本当だったんだなと納得しました。英語能力としては、多分高市氏よりも慣れているしスキルも高いと思うけれど、仕事をするのは英語能力ではなくその内容ですからね。するりと相手の懐に入り込める赤沢氏も凄いと思うけれど、今日の日米首脳会談で直に話をして、トランプ氏に気に入られたら、それはそれで高市氏の英語能力も優れていると言えるだろうし。結局「どれだけ綺麗にネイティブ並みに話が出来るか」よりも、「泥臭くてもどれだけ相手の信頼を勝ち取り相互コミュニケーションを構築出来るか」が優先するわけですからね。

勿論、完全なブロークンよりはそれなりに理解出来るレベルの会話が出来ることに越したことはない。特に面識が無い場合には、やはり相手の会話レベルでその人の能力が判断されることもあるのは事実。これが英語弁論大会みたいな場ならば、やはりその発音や言い回しの内容が重要になると思います。けれど、ビジネスツールとしての英語能力であれば、先ず必要なのは読解力(ヒアリング)であり、次に語彙力(ボキャブラリー)であり、その次にくるのが会話能力(スピーチ)かな。勿論、流暢な言い回しを否定するわけでは無く、優先順があるという意味ですから、出来ればより語彙力豊富でネイティブ並みの会話能力があれば文句なしであることは言うまでもない。でも、本当に「英語力」を身につけようと思うと、多分英国や米国の歴史とか文化的背景も知らないと言葉の選択は出来ないし意味も理解出来ないだろうし、さらにはキリスト教的な要素は必須だろうし、さらにさらに英語も言葉の意味や使い方がどんどん変化するから、最近の言い回しだって常にアップデートしないといけない。私も、乏しい英語能力だけれど少しでも維持しようと、毎日CNNかBBCの放送は10分でもいいから視聴するようにしていますが、中々厳しい現実を実感しますね。それでも、何故かNFLやカレッジの現地中継は、ちゃんと耳に入ってくるのが不思議(笑)。

科学特捜隊

今年はこれまで以上に全国で熊被害が多発していて、熊による死者数は全国で10名を越えたらしい。 秋田県では、既存の警察や猟友会などの人的資源では限界を超えているとして、自衛隊に災害派遣を要請するという事態にまでに。動物園でしか熊を見たことの無いような自分みたいな人間だと「自衛隊? 大げさすぎるのでは?」と思ってしまうけれど、襲われた人の状態などを見聞きすると、折りの中と外では大違いという理解をしないとと改めて感じますね。

こういうことを言うと「不謹慎」と怒られるかもしれないけれど、ウルトラマンシリーズの「科特隊(初代ウルトラマン)」「ウルトラ警備隊(ウルトラセブン)」(古い!)みたいな組織が、現実的に必要な状況のような気がします。ネットを見ていると、厚生労働所下に設置されている「麻薬取締部」みたいな組織が、例えば今回の様な場合ならば環境省下に「害獣対策部」みたいな、組織が必要になるんじゃ無いかと言う意見もなるほどなと感じます。警察や自衛隊OB/OGだけでなく、銃器免許を所持する既存の猟友会の中から予備役みたいな感じで登録して貰い、必要なインセンティブ(例えば銃器類や弾薬などの補助とか)を受けつつ、緊急の場合には駆除などの作業に参加するみたいな組織化が現実的かなぁ。猟友会は、あくまで任意の団体なので、銃器免許交付の時にはそういう召集に答える義務みたいなものも含めていく必要が有るんじゃ無いだろうか。

熊の出没が増えている理由は、当初は餌不足が言われていたけれど、餌は豊富にあるけれど熊の数が増えすぎて弱い個体が山を下りてきているという説もあり、これという原因を特定するのは難しい様子。ただ個人的に感じるのは、猟友会会員の年齢も上がり、駆除できる人の数が減る=熊の生存率が高くなるということは言えるような気がします。またそれによって、これまでは人の生活地域と野生動物の生息地域の間に「狩猟地帯」みたいなバッファーゾーンが出来ていたものが、人手不足もあってそれが曖昧になり、どんどん野生動物も人間の生活圏に侵入。そこには、これまで山の中で食べていた食物よりも(多分)美味しいものが簡単に二種で着ることから、ますます生活圏に降りてきているという悪循環が生まれている気がします。

熊では無いけれど、ハクビシンとかアライグマとか、有る程度小型の野生動物ならば、都会の中に既に進出していることは、「DASH新宿」で見てビックリしましたが、野生動物の逞しさを考えたら当然かも。自然界と異なり、食料はあちこちに落ちているし、生活環境だって寒い冬でも暖かい場所は幾らでもあるしで、彼らから見たらわざわざ野生に戻る必要なんてない。ある意味「シン野生地域」が今の都会なのかもしれない。メガソーラー開発とか観光地開発で、本来の自然環境が破壊されてそういう場所での野生動物が減少していく一方で、都会の中へ進出したシン野生動物は生存数を拡大していくというのは、現在の最大の皮肉にも感じますね。

5万円台

昨日の日経平均株価は、取引中に5万円の大台を突破すると、終値でも5万512円32銭と史上初の5万円台で終了。高市総理への期待感で、今月初めから株式はどんどん上昇を続けていて、冗談半分で「5万円越えるかも」とも書いたけれど、予想以上の急騰。今日の日米首脳会談の結果次第ではさらに急騰して、 もしかしたら年末の大納会までには5万5千円とかあるいは6万円突破なんて言う株価爆誕状態になるかも。

高市総理への期待感が理由と言われているけれど、冷静に考えてみると不評だった石破前政権時代から株価は上昇していて、それが日米関税交渉で赤沢大臣がなんとかリーゾナブルな着地点に落ち着かせたことで、さらにアップしていたことも事実だと思うんですよね。そう言う意味では、「高市トレード」というよりは、「日米関税トレード」と言うほうが正しいのかも。まあ、でも世間はより分かりやすいフレーズを好むから、やっぱり「高市トレード」というほうが色々やりやすいんだろうなぁ。でも、今回の高騰も今日の日米会談の結果が楽観的に考えられているからと言う事も有るから、その内容がもしトランプ大統領の気分で変われば、一気に下がることもあるだろうなぁ。

これだけ株価が上がると、やはり多くの国民は実際に自分達の生活への影響を期待するわけで、そう言う意味では早く暫定税率廃止や、各種の補助金などの公約部分を実施することが必要。今の所高市政権への支持率は7割前後と高い値を維持しているけれど、急落するのも政治の常ですからね。そのためには、先ずは外交の最優先事項である日米同盟の確認と、それに伴う貿易協定の確約。後は、今月末の米中会談で、どの程度歩み寄りが出来るかで、市場も敏感に反応するかもしれない。ただ、ここまで上がってしまうと、仮に何かの理由で下がるとしても、最悪でも4万5千円位、精々4万8千円位で踏みとどまれば、以前と変わらないから痛みとしてはそんなに問題では無いかも。

自分の記憶では、以前は「株高」と言えば3万円位の話だったけれど、現在はその1.8倍というか2倍になりそうな勢いも感じられる状況。経済的な印象では、その当時と比較して2倍近く景気が良いかと言われればそうでも無くて、逆に当時の方が良かった気がするけれど、これから徐々に国内産業が息を吹き返して経済の好循環が始まってほしいですよね。ただそうなると、物価も上がることになるから年金世代などの高齢者層や低所得者層をどの様に支援していくかも考えないといけない。鶏と卵の話では無いけれど、経済が好調になれば税収も増えて支援できることも増えるだろうけど、それ以上に支援が必要な分野が増えていったり肥大化していくこともあるわけで、そのための取捨選択が難しい世の中になりそうですね。今年も残り2ヶ月になりつつあるけれど、これから年末の大納会までにどうなるのか、非常に気になります。

2025年10月27日

「教える」とは

 佐々木俊尚氏が引用している、林修先生先生の苦労話のツイート。最初から教えるために完璧に準備して行くよりも、何も無い状態から一緒に問題を解くような状況の方が、生徒にはすんなりと受け入れられたと言う過去の経験なんですが、これってスポーツの世界でもあると思います。

自分が経験しているスポーツは、陸上競技とアメフトだけではあるんですが、どちらも選手からコーチや監督に進む人がいます。その中で言えるのは「名選手必ずしも名コーチ・名監督ならず」という事で、これは野球とかサッカーなんかでもよく聞く話。逆にそういうコーチ・監督で大成するような人って、実は選手時代にそんなに好成績を上げた人では無い場合も多く、結構補欠だったりした人が、後から大成することの方が多いように感じます。さらに言えば、例えば社会人チームが大学チームや高校チームに対して講習会とかのイベントを開く場合がありますが、こういう時に選手が臨時のコーチ役として彼らに技術や知識を伝えます。この時に、言語化というか自分の持っているスキルをどの様に伝えるかというのが非常に大変で、これが教える側自身が自分の強み・弱みを振り返る機会にもなるんですね。だから教える側の選手からも一度経験するとこういう機会を非常に評価してくれます。

出来る選手だけでなく、出来るエンジニア何かでも、そう言うが後輩にスキルトランスファーする場合は結構苦労すると思います。コーディングするような場合でも、閃き的なコードやデザインって、その人は自然に浮かぶんだろうけど第三者からすると、何でここでこういう手続きがあるのかとか、何でそんな変数を用意するのかとか、もう謎だらけのジグソーパズルみたいなもの。他人の書いたソースコードを解析するのは、本当に謎解き以上に謎です(笑)。特にコーディングなんて、その人の技術的背景とかコンセプトとかポリシーとか、外からはうかがい知れない本人だけの素養がふんだんに含まれているものですか、多分その人自身で無いと理解出来ないし咀嚼できない成果物だと思いますね。で、そう言うものを引き継ぐ場合には、非常な労力を伴うわけで、結局は新規に最開発したほうが安いし早いし簡単という結論になる事も。

昔は、情報を探す見つけることすら大変な時代で、しかも情報量自体も限られていました。ところが最近はネットにアクセスすれば、某かの情報は直ぐに見つかるし、それなりに品質も担保されているものも多いから、今はその情報をどの様に活用するかという部分が中心になっています。でも、泥縄式だけれど、情報を集めるところから仕事をすることで、今何が必要なのか何が求められているのか明確化の作業にもなるし、そこで自分の考えをまとめる時間や手間も生まれて行くんじゃ無いだろうか。最近某社の「ノーコードアプリ」のCMを良く目にするんですが、勿論簡単に目的の業務を処理してくれるアプリを作成する技術や手法は良いと思います。ただ、そうなると表面だけ同じでも内部処理が異なると、例えばちょっとした条件が変わると予想外の動作になる可能性もあるんじゃ無いだろうか。あるいみ、インプットだけでなくバランス良くアウトプットもして行く、出来ることが本当の「実力」なんだと思います。

Android更新計画 (4) - Field Trial (Pass 2)

新規に購入して使い始めた「モト君」こと、新しいAndroidスマホのMotorola g66j 5G。自分にとって一番の使用目的である「電子マネー(FeliCa系)」は、スーパーやコンビニレジで動作確認したんですが、実際に一日外に出て使う機会が昨日はあったので、色々試してみました。 

昨日は朝から新幹線で都内に出かける用事があったので、先ず一番に確認したのがSuicaと紐付けして利用しているJR東海のEXPRESS予約が以前のように利用出来るかどうか。今回使用するのは、以前のスマホ(Pixel 6)上で予約したもので、そこではそのスマホで使用していたモバイルSuicaの管理IDが紐付けられています。今回モト君に移行して、モバイルSuicaも移行したんですが、モバイルSuicaの場合はこの「管理ID」がスマホを移行しても変わらないので、モト君上で何度確認してもSuicaの設定情報で表示される管理IDと、現在のEXPRESS予約でそれぞれの予約データに紐付けされている管理IDは一致しているというか、以前と同じ。Suica自体は、近くのコンビニなどで既に何度も利用確認しているので、多分大丈夫だろうと思いつつ、ちょっとドキドキしながら浜松駅の新歓戦用改札口をタッチして見ました。で、エラーも無くちゃんと利用券も発券されて無事に通過出来、品川駅ではJR東海(新幹線)からJR東日本(東海道線)への乗り継ぎでしたが、これも問題無く通過。また帰りの新幹線でも、予定が少し早く終わったために、予約していたひかり号を一つ前のものに変更して見ましたが、これも問題無く品川駅で乗換が出来問題無し。無事に浜松に戻ってこられました。これで、新スマホでもEXPRESS予約がちゃんと利用出来ることが確認出来ました。

今回は朝から夕方まで、一日持参して外出していたのですが、一寸気になったのが、

  1. 本体サイズが以前のPixel 6は勿論、iPhone 15 Proと比べても大きいので、未だに手に持つとちょっと違和感を感じます。まぁ、そのうち慣れるとは思うけれど、大きい画面は見やすいけれど、操作性としては手が小さめの自分としてはPixel 6かそれよりも小型の方が使いやすい気がします。
  2. 電子マネー(FeliCa系)の反応は、やはり早いですね。以前のPixel 6も使用した事がある何カ所かの店舗で使用しましたが、Pixel 6では反応が鈍くて数秒待ちくらいだったのが、モト君はタッチすると直ぐに反応してくれるので気持ち良いくらい。ロック解除しなくても利用出来るので、やはりこれが一番便利です。
  3. 同じ電子マネーでも、クレジットカードのContactless (NFC)は、何度か試していますが未だに成功していません。やり方をいろいろ変えて試していますが、ロック解除をしてWalletを起動してカードを呼び出して、そこでもう一度カード認証が必要なのかな。Apple Payは直感的に直ぐに利用出来たのに、Google Payは良く分からないなぁ...
  4. これは飽くまでそう感じるだけなのかもしれないけれど、バッテリー消費はモト君の方がPixel 6よりも多い気がします。特に本体に負荷が掛かるような操作していなくても、一日使用すると20%位バッテリーが減っています。しかも、バッテリーの劣化防止のために、充電最大値を80%に制限しているので、20%使うと60%を着るくらいの数値が表示されるので、尚更「あれ、バッテリー消耗が激しいな」と感じます。自分の使い方では一日問題無く使用出来ているのでよいのですが、ちょっと違和感をまだ感じています。
  5. 本体には製品に付属していた半透明のカバーを使用していて、これはこれで悪くはないのですが、私は周辺だけカバーするパンパータイプが好きなので、目下物色中。ただし、モト君は背面に4カメラ内蔵していますが、このカメラの高さが異なるのでそのまま机等に置くと安定しません。付属のカバーは、一番高い(出っ張っている)カメラに合わせて低い部分は持ってあるので、背面を机に置いても安定しますが、バンパータイプだとそう言う事が出来ないだろうからちょっと悩みます。
  6. 電源・ホームボタン兼用の指紋センサーですが、これがストレスなく利用出来ていて、ちょっと個人的に感激しています。何度も書いていますが、私は指紋が薄くて指紋センサーは苦手なんですが、今の所問題無く利用出来ていて、本当にポケットから本体を取り出すと自然に指がセンサーに触れて、直ぐにロック解除された状態で使用出来ます。顔認証もスピーディーで、iPhone 15 Proで初めて使用した時には「これ凄いなぁ」と感心しましたが、それと同等以上という印象です。技術の進化は凄いなぁと改めて感心しています。
取りあえず大きな問題は見つからず、今の所以前と同等以上に快適に利用出来ています。先ずは一安心。(続く)

2025年10月26日

演出のダッチアングル

NHKが報道した高市内閣政権発足の写真が、何故か傾いた物が多用されていて、これは「ダッチアングル」という不安を煽る手法だと批判が集中することに。私も多少なりとも写真撮影するので、この辺りの意味は感じていて、原則として水平垂直を出すのが基本。 ただ何かの意図をその「写真」に加えたいときには何らかの「演出」を考えるわけで、例えばアメフトみたいなフィールドスポーツだと、地面に膝を突いたり椅子に座ったりして、低い位置からカメラをやや上向きにして撮影する「ローアングル」だと、迫力が増したりします。で、傾いた画角の写真から感じるのは「不安定さ」な分けで、どちらかと言えば否定的な印象を与える物。

同じ「傾いた写真」でも、例えばボールを持ったRBを撮影したとき、進行方向に少し傾いた構図にすると、前方に対してのスピード感が感じられる写真になります。あるいは、ブロックとかタックルする時に、画像をいずれかの方向に少し傾けることで、その迫力感が増して感じられる事もあります。ただそう言う写真を意図的に撮影することは余り無くて、基本は水平垂直を取った「正視状態」で撮影して、後からその写真を切り出したりトリミングしたり、開店させたりという「編集」をして、自分の意図する一枚に仕上げるわけです。今回のNHKの映像が、最初からダッチアングルで撮影したものなのか、後から加工した物なの分からないけれど、どちらにしても本来の構図とは異なる構図の物を公開しているのだから、そこには放送局側の意図が隠された演出が施されているはず。それをNHKはちゃんと説明するべきでは。これが民放ならば、民間企業の仕事なのでまだ許される部分もあるかと思うけれど、NHKは視聴者から受信料を取り上げている「私達のお金で運用されているメディア」な分けですから、その視聴者が疑問を呈している事に対しての説明責任はあると思う。

仮に何らかの理由で傾いた映像・画像しか撮れなかったら、それは自分達のミスというか、プロとして「恥」な訳だから、それをわざわざ公開するのは自虐行為にしか思えない。そうであっても、トリミングなどすれば補正できる場合も有るわけで、それすらも出来ない・やらないような素材を堂々と公開するなと言いたい。だいたいこういう構図って、カメラで撮影しているから発生するわけで、人間の目で見ている限りは顔を傾けたりしても、対象物は傾いたりしません。ちゃんと補正されて、そこに有るように認識されます。傾いて見えたら、本当にその対象物が傾いているか、何らかの認識機能に障害が発生していると思わないといけない。つまり、非日常的な映像をわざわざ使用するということは、そこに提供者の意図があるわけで、それが何であるかは問われたらちゃんと説明するべきだと思う。そう言う事をせずに「適切に対応しています」という木で鼻を括るような回答をいつもしているから、どんどんオールドメディアに対しては不信感しか生まれない世の中になってきていると思う。

だいたい現在のメディアは、自民党総裁選挙で予想を外し、自公連立解消も自維連立も掴めず、高市新総理の一回目当選も外し、組閣では最大数の女性閣僚登用と言いつつもそれも的外れの結果に。とことんこれまで「不正確、不確かな報道」をしてきた立場が、その鬱憤を晴らすためにわざと不安感を感じるような素材を使用しているようにしか見えない。だいたい「不支持下げてやる」とつい本音が漏れて猛烈な批判を受けた時事通信だけれど、何故かASEAN首脳会議出発を伝える記事の写真に、今度は共同通信が無関係なそれもネガティブな印象を感じる構図のものを使用して騒動に。メディア側は、ネットの過剰反応みたいな言い訳をしているけれど、これも以前から書いているけれど今はメディアがネットに監視というか批判される時代な訳です。以前ならば、その内容や方法に疑問を感じても個人の感想で終わっていたけれど、今はその発露先としてネットがあり、ネットならば一個人の意見も世界中からアクセスされて評価される時代。同じ様な事を感じていた人が存在すれば、それは指数級数的に拡大して行くのが現在のネット社会だと、もっと深刻に考えるべきだと思う。だいたい時事通信にしても共同通信にしても、彼らはそういうニュース素材を地方など報道各社へ配信する仕事をしているわけで、責任としては大手紙が何か独自の見解を表明することは違う重要姓が存在していると思います。報道機関自体が、「ダッチロール(Dutch Roll)」しているから、自分達の写真がダッチアングルになっている事に気がつかないのだろうか(マテ)。

羽田空港利用制限

10月27日から29日まで、アメリカのトランプ大統領が来日するため、利用予定の羽田空港利用者に事前に余裕を持って空港利用するように喚起しているという記事。あれ?と思ったのは、いつもは横田基地を利用していなかったっけ?  今回は結構スケジュールがきついように感じるので、到着後や出発時の国内移動を最少化するために、羽田空港を離発着で使用するんだろうか。確か27日にはマレーシアで開催されるASEAN首脳会議から日本に移動し、28日に国内スケジュールをこなして、29日には韓国で開催されるAPECへと移動予定。27日には天皇皇后両陛下との面会予定があるらしいので、となると少なくとも到着は羽田でないと大変そう。となれば、そこからわざわざ横田へフェリーする必要も無いだろうから、羽田から韓国へ移動するのが自然かな。

トランプ大統領も移動が大変そうだけれど、高市総理も今日羽田空港からマレーシアへ移動。27日には、トランプ大統領と前後して羽田に戻り、APECで韓国への移動は、30日から11月1日の予定らしい。まぁ、外務大臣ほどでは無いだろうけど、首相も外遊機会は多いだろうし、特に世界を俯瞰するような外交を目指していた故安倍氏は、外相以上に世界中を移動していましたからね。今ですら、いつ寝ているのか分からないような高市総理の生活に、時差ぼけまで加わったら一体どうなるんだろうか。昔のCMじゃないけれど「24時間戦えますか」は、気持ちとしては有りかもしれないけれど、現実としては無理だろうし。

実は、高市総理を見ていると、昔一緒に仕事をしていた女性の同僚(社歴は2年後輩だったかな)を思いだします。彼女は歯に衣着せぬ発言で、誰にでもビシビシ意見を言うし、それは仕事相手のアメリカ人の偉いさんでも、日本の開発責任者クラスでも同様。一度ミーティングを招集したときに、参加者に偉いさんが多い会議で、だから事前に配付した資料を誰も内容確認していないことが発覚すると、「それじゃぁ会議は出来ません。今日はキャンセルします。次回までに読み込んできてください。」と言うくらいのエンジニアでした。勿論、言うこと以上に彼女自身有能で仕事も期待以上にこなす優秀な人だから、そう言われた「しゃーないな」とみんな納得する様な人物。アメリカ出張中に何度か一緒に仕事をしたことがありますが、兎に角いつも仕事をしているのでアメリカ人のマネージャーから「彼女はいつ寝ているんだ? 原子力エンジンで動いているのか?」と本気で聞かれた事が何度かありました。で、私も結構朝早くから夜遅くまで仕事をしていて、時々目の下にクマを作って出社していたりしたから、「お前はガソリンエンジンなんだから、しっかり休め」と労われたり(笑)。そんな彼女も、社内結婚してちゃんと家庭も回していた(多分)わけですし(旦那さんも知っている人で、こちらも有能なエンジニア)。そんな女性との仕事経験があるので、仕事とか人生みたいな事象で悟りを開くような厳しい大きな行動が出来るのは、案外女性の方が踏ん切り具合というか、ここぞという時の腹の座り方は男性などよりも遙かに優れているように思っています。高市氏からも、そんな空気感を感じるので、彼女の映像を見る度に「大変だけれど頑張ってほしいなぁ」と思うわけです。

閑話休題。その高市総理は、28日の日米首脳会談の後、トランプ大統領が横須賀の米軍基地へ移動する際に、マリーンワン(大統領専用ヘリコプター)に同乗して一緒に移動するらしい。多分、故安倍氏も同乗したことは無いんじゃ無いだろうか。と言うか、米国大統領以外の外国要人が同乗することも殆どない気がする。日米同盟の堅牢さのデモンストレーションだろうけど、その為には首脳会談でトランプ大統領が満足出来る結果も必要なわけで、この辺りの調整がどうなるんでしょうね。まずは経済対策を最優先と言った高市総理だけれど、外交も重要な仕事の一つなわけで、スタート直後から大変そうですが、スタートダッシュでよい結果が残せれば、その後の仕事もやりやすくなるだろうから、納得出来る結果を残して欲しいですよね。

2025年10月25日

古い体質

昨日の高市早苗新総理による所信表明演説は、日本維新の会との連立合意書の内容にも基づき、かなり大胆な改革をリスト化して、実現すれば大きな成長や全身に繋がるけれど、それに抵抗する力も大きいだろうなぁと言う印象を受ける内容でした。とは言っても、これまで同じ様な改革を以前の総理か話をしても、「それって絵に描いた餅だよね」という印象しか浮かばなかったけれど、今回に限って言えば憲政史上初の女性宰相という、スタートからこれまでの慣習を打破している存在だけに、期待値は決して小さくない気がします。それに、「少数与党」「連立政権1年目」という弱みが自民党にはあるので、まずは国民の支持・人気を取り戻さないといけない。となれば、 ポピュリズムではなく国民が必要としている抜本的な改革を進めて支持を固めるしか無いわけで、そうなるとこれまでの政権スタート時よりもきたいしていいような気がします。

その国会での所信表明演説。いつもの光景と言えばそうなんだけれど、いつも以上に野次が酷くて肝心な高市氏の発言すら聞こえなくなるほど。こういう時代ですから、直ぐに野次の発言者は特定されて、二人は立憲民主党の議員らしいけれど、まぁよくも飽きもせずにそう言うくだらないことに精を出すのだな、と。立憲民主党って、何だかんだ偉そうなことを言うけれど、やってる事ってこう言う旧態依然としたことが多い気がします。勿論立場が逆になれば、自民党議員も野次を飛ばすことがあるけれど、以前も書いたけれど「野次」って不正規発言な訳で、それを国会みたいな公式中の公式の場で許されていること自体が問題だと思う。

歌舞伎なんかでは、演舞中に「○○屋」みたいなかけ声が入る事もあるけれど、あれはそういうルールみたいな物があって、勝手に入れる事も出来ないし別の言葉にするのも御法度なはず。だいたい、今回の様な場合は新総理の所信表明撫で、今回は外遊の都合で少し後になるけれど、各党からのその内容に関しての質問の場もちゃんと設けられるわけです。ならば、聞くときはちゃんと効いて、質問するときに相手が困るような鋭い質問をすればよいわけで、ああ言う野次行動は国会を否定する、辱める行為だと思うのに何故か「国会の華」みたいな言い方もしていてくだらないなと毎回感じます。自分達の発言時にやじられたら怒るくせに。

今回の連立合意書には「国会議員の一割削減」が盛り込まれていて、議員数削減に関しては私は反対の立場なんだけれど、ああ言う野次議員に関しては排除してもいいような気がします。野次で無くても、こちらの発言中に急に自分の意見や感想を会議中にぶっ込んでくる「困ったちゃん」と変わりないというか、それ以下ですよね。議員の勤務評定じゃ無いけれど、ああいう不適切行動は記録しておいて、次の選挙で立候補するときに「前衆議院議員・評価-B」とか表記するようにしても良いんじゃ無いのだろうか。少なくとも社会一般の理解というか常識として、どんな場合でも相手の・人の意見をちゃんと聞く気の無い人間には、何を言っても無駄だし時間の無駄だと思う。立憲民主党の野田代表は、今年の初めに「熟議の真価が問われる国会」言っているけれど、自党所属議員のああいう不正規発言が、どの様に熟議に貢献するのか、是非納得のいく説明をして欲しいですよね。

一次ソース

自民党新総裁に高市早苗氏が先取されて、党三役や党役員も刷新されましたが、その中でも自民党広報が激変したことがネットでは話題に。一番の変化は、自民党からの発信(会見)を、そのまま映像や文字起こしをして、全部公開していること。あの、鈴木宗男氏の長女でもある鈴木貴子氏が広報本部長に就任したことが大きいらしいけれど、それにしても劇的な変化だと思います。

私は、色々なメディアや個人団体が発信するのがネット時代の普通だと思うけれど、それ故に「原典」の確保も重要だと思うんですよね。ただ、それをやり出すと天文学的な労力や経費が要求されるわけで、中々難しい。それでも今回の自民党広報本部は、独自に撮影した映像を無加工で公開するとともに、その中の発言(相手側も含めて)文字起こしをして、簡易的にその内容を把握出来るようにもしている。当初は、多分ソフトで映像音声を文字起こししただけだったと思うので、句読点や改行など読みにくい部分も多かったけれど、直ぐに多分人間による調整というか修正が入ったと思われて、非常に読みやすくなっています。これ、映像撮影にしても、文字起こしやその修正にしても、それなりにリソースも掛かると思うんだけれど、どうやって準備したのか凄く不思議です。でも、このお陰でメディア各社の報道の内容や仕方を比較批評できるわけで、かなりコントラストがはっきりしてきたと感じられます。

同じ様な手法としては、トヨタ自動車の「トヨタイムス」とか、任天堂の「ニンテンドーダイレクト」とか、各社が独自に直接消費者や外部に向けて情報発信する傾向が顕著になりつつあるけれど、それはイコール既存メディア特に「レカシーメディア」の存在意義が問われていることでもあると思う。所謂「生データ(Raw Data)」は、無加工であるが故に重要だけれど、その為にデータ量は多いし、また冗長な部分も多く含まれています。冗長部分を整理して、回りくどい言い回しなどを整理するなど、「最適化」するだけなら良いのだけれど、そこに某かのフィルターやバイアスを掛けるのが今のメディア。その為、彼らが加工したデータは、圧縮されているとともに、バイアスも大きく掛けられている場合が多くて、それだけだと元データの内容と乖離して居る部分も多くあります。ちょっと狡いと思うのは、明確にそういう差分を入れ込むのでは無く、読む側が誤解するような曖昧な表現だったり微妙な言い回しをして、自分達の責任回避も狙っているところ。そう言うことがどんどん出来なくなるのは、情報リテラリー的には正しい動きだと思います。

自民党広報本部の方向性は正しいと思いつつ、これから高市氏の活動もどんどん本格化して足したような状態になると、発信するべき情報量も増加するわけで、それに追いつけるかどうかも課題に。情報の場合、まずはその「質」が重要だけれど、「量」に置いても常に更新して最新状態を維持することも重要。私は「質と鮮度」という言い方が好きなんだけれど、「鮮度」の中には、その情報が生まれた瞬間(例えば会見時)から、どれだけ間隔を入れずに外部二校会されるか、その時間も重要だと思うんですよね。幾らオリジナルと同じと言っても、一週間とか一月後では意味が無い。理想は、やはり1時間以内、可能ならば30分とか15分とか、理想はリアルタイムだけれど、音声認識とAI技術を使えば、それも難しい技術ではないと思います。リアルタイムでは、テロップやテキストのストリーミングデータとして公開して、その後誤植や文字修正した「正式版」を直ぐに登録公開すれば良いんじゃ無いかと思います。高市総理は、所信表明演説でも日本維新の会との連立合意書でも、様々な改革を提案して実現することを公表しているけれど、この「メディア対策」と言うよりも「メディア創成」みたいなことが、最初の大改革になりそうな気がします。

2025年10月24日

Android更新計画(3) - Field Trial (Pass 1)

四苦八苦しつつも何とか端末の移行作業は完了(多分)。実際に外に出かけて、フィールドトライアルで検証して見ました。

まずはイオンスーパーへ行き食品など購入して、決済はSuicaで。セルフレジだったので、商品のバーコードをスキャンして、最後に端末の精算画面でSuicaを選択。決済画面が表示されたところにMoto g66j G5 (愛称は安易に「モト君」に決定-笑)をタッチすると、「ピッ!」と直ぐにアラームが鳴って決済完了です。次は、同じモール内にある「無印良品」へと移動して、こちらでMUJI商品を幾つか購入してレジへ。ここでの精算ではiDを選択して、こちらも端末にモト君をタッチすると、直ぐにiDのアラームが鳴って生産完了です。以前のPixel 6と比べると、FeliCaの反応速度は速い気がします。基本この二つが使用可能ならば日常生活の99%はカバー出来るし、またモバイルSuicaが動いているならば、多分そこに紐付けしている新幹線のEXPRESS予約の利用も大丈夫でしょう。

帰宅したところで、今度はワークスペースのアイコンの整理をしつつ、アプリを起動してサインイン状態の保存などをしていきます。以前は、iPhoneとPixelでアイコン配置を異なるようにしていて、かなり使い勝手が悪い状態でした。電子マネーはPixelでしか使用しないので、その部分はiPhoneに無いけれど、それ以外の例えばANAアプリとかスタバアプリとか、両方に入れて居有るアプリは、透過的に使用したいところ。以前もアイコンのグルーピングを出来るだけ同じ様にしようとは思ったんですが、一つ一つアイコンを移動しないといけないので、これが大変なんですよね。今回も、何回か途中で諦めつつ、何とか八割くらいは両方のスマホで同じ様な感じにグルーピングして配置することが出来ました。

次に設定したのが、Google Wallet (ex-Google Pay)でのクレジットカード設定。FeliCaだけ使用している時には、スマホタッチだけで利用出来るGoogle Payの方が便利(Apple Payはロック解除が必要)と感じていました。ただ、そこにNFCのクレジットカードContactlessが入ってくると、Apple Pay一つでまとめて対応出来るiPhoneの方が便利な印象でした。そのため、FeliCaはAndroid、ContactlessはiPhoneという棲み分けになったんですが、これはこれで面倒。少し前から「AndroidでもVISA ContactlessとかAmex Contactlessとか利用したいなぁ」と思っていました。ただ、設定方法が良く分からないんですよね。クレジットカード登録しても、iDとかQuickpayにしかならないし。そこで今回調べてみたら、例えばVISAカードをContactless用に登録する場合は、Vpassアプリを設定してそこからそのクレジットカードをGoogle Walletへ登録しないといけないらしい。一方でAmex ContactlessはGoogle WalletでAmexの登録をしているうちに何となく設定されてしまいました。ここで気がついたんですが、Google WalletだとContactlessで使用出来るのはデフォルト設定したカードだけなんですね。Apple Payみたいに、カードをリストして選択して利用するみたいな使い方は出来ないみたい。うーん、不便だなぁ... 

不便と言えば、今回のモト君、以前のPixel 6と比べて右側のセンターボタンと音量ボタンの配置が逆です。Pixel 6は、上にホームボタンがあり、その下に音量ボタンが配置されています。モト君は上に音量ボタンがあって、そのしたにホームボタン兼指紋センサーが配置されています。指紋センサー兼用なので、持ったときに右手親指や左手人差し指が自然に触れる位置として本体の下側に必要で、それで逆になっているのかなと想像。でも、最初は押し間違えばかりでちょっとイライラしていたのは内緒です。ただ、この指紋センサーの認識精度が高いのは買いですね。以前SONYのXperiaも同じ様なラインセンサーでしたが、これがダメダメ。私の指紋が薄くて認識しづらいことも有りますが、殆ど認識してくれませんでした。それがモト君のセンサーは99%(指の角度ではやり直しが必要な場合も)位の感じで認識してくれます。だから、取りだして指が触れるとロック解除されていて、そのまま電子マネー端末にタッチして清算という一連の動作がシームレスに実行出来て嬉しい。ただ、これから乾燥してくると私の指紋はますます薄く消えていくので、今後どうなるかですね。その場合は、モト君はiPhone同様顔認証にも対応していて、こちらもスムースにロック解除できるから、使い勝手はそんなに悪い気はしていません。今週日曜日に出かける予定が入っているので、その時にもう少しストレスを掛けたフィールドテストPart-2が出来るかもしれません。(続く...)

2025年10月23日

Android更新計画(2) - 機種変更

暫く塩漬けにしていた、新しいAndroidスマホの「Motorola g66j 5G」。 今週末とか来週末に、新幹線などで利用する予定があるので、スマホの移行はその後で思っていました。でも、昨日は朝から冷たい雨が降りだして、一日自宅警備員状態だったので、つい我慢できずにお昼前からスマホの移行(Pixel 6 → Motorola g66j 5G)を始めてしまいました(笑)。

まずは旧端末(Pixel 6)側で、使用しているアプリの終了やデータ/設定を保存するなどの作業をします。一つ一つ詳細に書くほど余裕が無かったので、ざっくりとまとめると...

  • サインアウト/ログアウト
    • えきねっと
    • Club Panasonic
    • クロネコヤマト
    • Times CLUB
    • どこでもDIGA
    • Amex Cardアプリ
    • ANAアプリ
    • UAアプリ
    • dアカウント
    • Yodobashi GOLD Point
    • JAFアプリ
    • Kindle
    • My docomo
    • ホテルアプリ(BONVOY, Hilton, Hyatt, InterContinental)
    • スターバックスアプリ
  • おサイフケータイ(データ一時預け)
    • モバイルSuica
    • Edy
  • データ削除
    • Yodobashi (ゴールドポイントカード削除)
    • iD (Google Pay登録の場合、iDアプリの場合はデータ一時預けが必要)
  • その他
    • マイナポータル(スマホ用証明書発行)
    • みずほダイレクト(SDカードバックアップで機種変更)
    • ワンタイムパスワード(登録口座での利用解除)
    • Google Authenticator(コードをエクスポート)
一通りアプリ類の処理が終わったところで、旧端末からSIMカードを取り出し、新端末(Motorola g66j G5)へ挿入。新旧の端末をType-C-to-CのUSBケーブルで接続してから、g66j 5Gの電源を入れました。起動して暫くするとデータ移行画面が表示されるので、旧端末から新端末へのデータ移行作業を始めます。

新端末にアクセス用(?)のQRコードが表示されて、これを旧端末で撮影すると自動的に接続が設定されて(Wi-Fiの設定も転送されて、Wi-Fi経由でデータアクセスするみたい)、手順を進めていきます。途中クレジットカードの設定を戻すときに「お支払い用Google Play開発者サービス」を入れろと言われて従ったんですが、何故か保留状態ずずっと続くのでキャンセル。その後は工程が進み、データコピーの画面が表示されます。これが、作業時間45分とか表示されて、本当にそれ位の時間を掛けてデータをコピーしていました。そんなにデータあったかなぁ...

データコピーが終了してからも、ネットからアプリのダウンロードがあり、結局2時間位して最初の移行作業は完了しました。

ここから、ゲームアプリとか不要な物を削除して、元の端末と同様にアプリのアイコンをフォルダー毎に分類。さらに、もう一度サインインやデータを戻したりの作業を進めました。これも、色々やり方があって一つ一つ説明する気力体力熱意もないので割愛。取りあえず画面に表示される指示に従えば、何とかなりました。何か、昔に比べてややこしくなっているような気がするなぁ > Androidの機種変更

一つ嵌まったのが「ワンタイムPW」というワンタイムパスワード生成アプリで、これどこの作成なのか不明なんですが、地元の静岡銀行とJA農協が利用指定している物で、仕方なく使っています。データコピーが出来ないので、事前に登録している金融機関のデータを削除しておく必要があるんですが、金融機関側での自分のアカウントから「ワンタイムパスワード利用中」を「ワンタイムパスワード利用削除」と一旦停止してから、新しいスマホで再登録しないといけない。アプリ側の対応だけで良いと思っていたので、とんだ落とし穴です。しかも、ワンタイムパスワード利用変更には、そのワンタイムPWアプリで生成されたワンタイムパスワードが必要なので、早まってアプリ削除とかスマホ初期化とかしてしまうとアウト。今回は新端末でセットアップ中に気がつき、慌ててそれぞれの金融機関のアカウントにアクセス。旧端末を起動してアプリを起動して、表示されているワンタイムパスワードを入れて、無事に利用削除が出来ました。で、再度利用開始をして新端末で登録すれば良いと思ったら、ワンタイムパスワードの利用再開は、削除した翌日以降とか言われます orz GoogleのAuthenticatorと比べると、凄く使い勝手が悪い。セキュリティの安全性を担保したい気持ちは理解出来るけれど、もう一方でユーザビリティというものも優先して貰いたいですよね。今回の件で、これら金融機関の取引辞めようかと思ったくらいですから。

一通り回復したと思ったところで、取りあえず一度iPhoneから発信をして、新しいスマホで着信できる事を確認。電子マネー系も、もう一度設定したので、今日はこれから出かけてコンビニやスーパーで買い物をして、Suica/iDに関しては利用出来ることを確認します。Suica絡みでは、JR東海のExpress予約も確認したいのですが、これは週末に新幹線を利用する予定なので、少し早めに駅へ行って確認して見ないと。以前は、モバイルSuicaのSuica IDが機種変更で変わるので、新しい端末で新しいSuica IDを確認して、それをExpress予約の個人情報に再設定するとともに、既に予約済みのチケットに関しては、そのSuica IDを変更する必要があります。でないと、駅の改札でタッチしたら、スマホのSuica IDと予約データのSuica IDが不一致となり入場出来ませんから。でも今回確認して見たら、Suica IDは変わっていません。あれ? 仕様かわったのかな。検索して色々説明を見ると、モバイルSuicaの時にはIDが変わらない場合もあるような説明の仕方なんですよね。まぁ、当日少し早めに駅へ行ってフィールドトライアルしてみないと。(続く...)

ANA Upgrade Point will be terminated

何とも衝撃的なANAからのお知らせ。 2026年度を持って、アップグレードポイントのサービスを終了するらしい。今後は、マイルを使用してのアップグレードやラウンジ利用等に集約するのか。なんかガッカリですね。そうなると、UAのPlusPointsを使用したアップグレードも無くなるのかなぁ。

自分の場合、ANAで獲得したマイルは50,000マイル以上になったところでSkyコインへと変換して、搭乗券購入時に利用しています。ですから、だいたいの場合自分のアカウントに残るマイルは50,000マイル以下で、今後アップグレードに利用することも想定しないといけないのかなぁ。ただし、UA MPのPlusPointsを利用したアップグレードサービスが、今後も提供されるならば、それはそれで自分的にはそんなに改悪とはならないかも。でも、UAのUpgrade説明ページのANAのところには、ちゃんと「告知無くANAが変更する場合も有る」と一筆啓上されているから、まだまだ油断なりませんね。

Upgrades are subject to availability and valid for paid, published tickets only. ANA reserves the right to change eligibility without notice.

ANA利用の場合、Honolulu行きは米国本土行きのフライトでファーストクラスの設定があるから、その時にアップグレードリクエストをする場合が殆ど。そんなに頻繁に利用するわけではないから、影響は限定的と言えないことも無いかも。だいたいビジネスからファーストへは、20Upgrade Points 必要なので、年間40ポイントの提供だから、往復2回のアップグレードが可能でした。UA MPの場合、同様のクラス間アップグレードは40PlusPointsで可能なので、回数的には最大8回可能。効率を考えると、こちらの方が利便性は高いですよね。ただこちらもいつまで同様のサービス提供してくれるのか不明ですから、来年、再来年辺りでその後のプランを大きく修正する必要が生まれてくるかも。

来週に予定しているLas Vegas行きでは、新シート対応のB777-300ERへシップチェンジされていて、UAからアップグレードリクエストを掛けている往路のNRT-SFOのアップグレードが適用されたら、もしかしたらこれが最後のファーストクラス利用になるかも(汗)。今の所、ファーストクラスの空席は「2席」。チケット購入はUAからだし、UAからのアップグレードリクエストなので、優先順位はかなり低そうで状況は厳しい感じです。でも、1年前のSeattle行きの時も、最初は満席でしかもWaitlisted 5番目だったのが、直前にキャンセルがかかり、ファーストクラス自分ひとりだけ、ということも有りましたから、最後まで希望は捨てないように頑張りたいと思います(笑)。

(UA) NRT-HNL (10) - 備忘録

今回も無事に旅行を完結できて感謝感謝。今年3回目のHonolulu行きで、流石に年内はHonolulu行きの予定はもう無いけれど、2週間後にはLas Vegasへ行きますし、来年も多分HawaiiというかHonolulu通いはすると思うので、今回も最後に旅の備忘録をまとめておくことに。 

  1. 先ずは2回目となるGlobal Entryによる入国審査原因は不明ですが、申請データを送信したもののアプリがで正しい返信データを受信できなくて、アプリ上では必要な画面表示が出来ないけれど、システム(サーバー)側では申請済みになっていたのなかと想像します。そうすると、KIOSK端末で顔写真撮影しただけで、私の名前まで紐付けできた理由も何となく納得出来ますし。反省点としては、まずは現地のネットワーク接続出来た状態で、申請作業と顔写真の撮影、そして送信という手続きを確実に実行するべきだったかなと。ただそうなると、作業可能な時間は機外に出てから入国審査場に到達するまで、徒歩5~10分位しか余裕は無いわけで、これもどうなのかなぁと。それならば、KIOSK端末で写真撮影して空いて居るであろうGlobal Entryの審査ブースを通過するのが一番手っ取り早いかもしれませんね。
  2. Ticketmasterによるイベントチケット入手では、カレッジ/NFLどちらでも手こずりました。カレッジの方は、独自サイトの仕様なので何とも言えないけれど、Ticketmasterで以前のようなQRコード表示での入場が出来なくなったのは困りました。昨年のSeattle行きでは対応していたので、この1年間で変わったのかな。まぁ、苦労しつつもTicketmasterのインストールも今回できたし、来年のMLB/NFL/その他チケット購入は少し楽になりそうなのがせもてもの救いかも。
  3. これまで、空港-ホテルの移動手段として何度も利用してきたTheBusの20番線。Skylineの第二期延伸に伴い廃止となり、代わりに空港とホテル街を結ぶ「W Line」が10月16日から運航開始になりました。以前と異なりバス停も減り、経路も直線的に結ばれるようになったので、これまで1時間位必要だったものが30分程度で移動出来るのはありがたいし、時間帯によっては10分に1本運航しているので、余裕が生まれます。唯一の難点は、空港のパス亭がターミナルビルから少し離れている場所にあることでしょうか。まぁ、よほど大量の荷物を持っていない限り、10分位で移動出来る程度の距離だと思うのですが、以前のようにターミナルを出たすぐ前にバス停が有る場合とはかなり使い勝手が違ってきます。今回は、少しでも移動距離を縮めようと、途中で延伸されたSkylineに乗り換える経路を試してみましたが、こちらも移動する手間はそんなに変わらないので、大人しくバスで終点の空港まで行き徒歩移動した方が楽だと思います。
  4. Honolulu記事の時には何度も書いていますが、今回も街中を歩いていて感じたのが「日本人が多い」ということ。代わりに、中華系、韓国系の観光客は減ったままのような印象です。特に以前はアジア系の半分位は中華系観光客じゃないかという時もあったのに、今回は多分10%以下位の印象。色々理由はあるかと思いますが、やはり中国国内の経済停滞とかが影響が大きいのかな。あと、最近のトランプ政策で避けているのかもしれませんが。Hawaiiへ行きだした20年位前は、もっと日本人だらけで、まるで沖縄の街中を歩いているような印象すら感じる位でしたが、そこまでは行かないけれどかなり勢いは戻ってきている感じ。来月のホノルルマラソンは盛り上がりそうな印象です。
  5. 物価高は、もう何ともしようがありませんね。今回宿泊したホテルは、キチネット付の部屋へアップグレードしてくれたので、スーパーとかのお惣菜を買ってきて温めたりして食べようかとも思いましたが、そのスーバーの普通のお惣菜とかですら高い。記事にも書きましたが、US$1=100円換算したとしても、国内価格の1.5~2倍位の感じですから、US$1=150円の円安状態では3倍位の印象になるのかも。昔はミネラルウォーターのペットボトルなんて、普通の商品なら1本US$1もしなかったのが、コロナ禍前あたりだとUS$2近くになって「高いなぁ」と思っていたら、今回などは1本US$5近いですから頭を抱えてしまいます。それも世の中の流れと割り切るしかないんでしょうけど。
  6. これは自分が年を取ったからだと思いますが、フライト中の機内エンターテイメント素材にしても、食事にしても、何か昔ほど楽しめなくなったのが寂しいです。日本に居ても映画を見る機会が殆ど無くなったくらいなので、あえて機内でも映画を選択するという事が無くなったのが第一。だからビデオコンテンツとか見ようと思っても、テレビ番組なんかも見ていないので、やはりメニューを見ても気持ちが動かない。「オモウマい店」とか「マツコの知らない世界」とかパラエティ系は国内でも見ているので選ぶこともありますが、だいたい以前見たものなので、やはり直ぐに飽きてしまう。もう少し自分の興味の範囲を広げる努力をしないといけないかなと、ちょっと反省しています。

    それ以上に最近困るのが機内食の味付けや素材。気圧の関係で機内食の味付けは濃いめにされているのですが、昔はそれでも丁度良いと感じていたのが、最近は「濃い」と強く感じてしまい、決して味は悪いわけじゃないけれど「食べきれない」「口を付けたくない」みたいな気分になってしまうのも、やはり悲しいですね。ちょっと大げさな言い方になってしまいますが、昔は「楽しみ」であったフライトが、段々と「苦行」に近づいているような気すら最近は感じます。それでも、体が動く限りはアメフトは観たいし、結局は心も体も健康を維持して行くしかないんでしょうけど。
  7. アメリカも景気後退が言われて、ハワイもその影響を受けていた時期があり、コロナ禍の時には観光客も激減して大変そうでしたが、ここ最近の訪問で目に入るのは、新築されているビル群達。Hyatteの裏に同じ様な感じの高層ビルを建築中でしたが、これは新しいホテルだろうか、コンドミニアムだろうか。Ala Moana SCの横にも少し前に高級コンドミニアムが出来たし、その西側も再開発が進んでいて建設中のビルが目立ちました。お気に入りの訪問地なので、活性化されることに異論は無いですし、更に賑やかになってほしいですね。
  8. 何度も往復しているので、少なくともハワイ往復に関しては時差ぼけ対応方法を確立した気がします(笑)。往路は、兎に角水平飛行に入ったら直ぐに寝て、出来るだけ熟睡できるようにして、ギリギリまで寝ている。その代わり、午前中に現地に着いたら、出来るだけ外に出て日光に当たり、出来るだけ夜遅くまで起きてからベッドに入る。これで、到着日や翌日は睡魔に襲われることもなく、朝は5~6時位の目が覚め、夜は22~23時頃に就寝というパターンが出来ました。

    復路は、最初の機内食を頂いたところで、昼寝みたいな感じで軽く睡眠を取って、日本時間のお昼くらいにはその時間帯に合わせて目を覚まして、軽食(=昼食)を頂いて、日本の時間帯に合わせて活動再開することで日本のリズムに戻ります。日本到着日も夜の22時頃にベッドに入り、翌日も朝5時位に目が覚めて、その後数日経過していますが今の所時差ぼけらしい症状は無いと言って良い状態。勿論100%回避で規定訳では無いのですが、昔のように突然記憶が無くなることはもうないですね(笑)。
  9. 今回は成田発成田着の旅程でしたが、ここ最近は羽田発成田着のパターンが多かったので、やはりまだまだ浜松から成田は遠いですよね。かと言って、セントレアからは自分が行きたい方面のフライトが無いですし、KIXだとある意味成田以上にアクセスが難しい。羽田発着は人気が高いので、中々お手頃の料金が出てこないし、仕方なく成田利用が多くなるんですが、こればっかりは仕方ないですよね。次回のLas Vegas行きは、成田発羽田着なので、帰宅が楽なパターン。やはり理想は、羽田発着パターンかな。ANA/UAさんに頑張って貰いたいです。
次は年内最後のLas Vegas行き。年内最後ですから、今年一番の良い旅になることを祈りたいです。()

2025年10月22日

裁量労働

佐々木俊尚氏のVoicyから、ワークライフバランスの議論は、「裁量権」を考える時代になってきたという話。これは自分自身実感している話で、逆の言い方をすれば、「ワークライフバランスを最適化理想化するためには、どれだけ自分に裁量権があるかによって決まる」と思っています。これは、20年以上前から「在宅勤務(月曜日~木曜日/週)」を続けてきた自分の経験からも言える話だと思います。だから佐々木氏のようなフリーランスの方は対応というか順応しやすいし(ただし、自制心は相当必要だと思う)と思う反面、日々のルーティン決まっている様な会社勤めの方は、中々難しい部分はあるかなと思います。その「ルーティン」にフレキシビリティを与えてくれるのが、裁量権なんだと自分の経験からも実感します。

例えば、一般的な9時-17時の勤務体系で、作業場所だけオフィスから自宅に変えたケースは、多分一番ワークライフバランスには馴染まないと思う。そういう勤務形態をするのであれば、例えば10時から15時(12時から13時の昼休みは除く)の4時間は「コアタイム」として、その時間帯は必ず出社してオフィスにいるか、オンラインでリアルタイムに対応出来る状態にしておき、それ以外の時間帯に関しては例えばメールベース、DMベースでの会話とか、オンラインミーティング等もオプショナル参加(可能なら参加する)というレベルにするとか、当人の裁量権も認める方法が、多分最も可能性のある実践方法だと思います。私の場合は、偶然にも在宅勤務を始める前に、その時の職位の関係から「裁量労働制」の選択が可能になっていました。そこで裁量労働制を選択していたので、所謂「就業時間」というものが無くなっていたことも、その後の在宅勤務時代に入る動機にもなったし、何だかんだで20年以上も首にならずに務めることが出来た最大の理由だと思っています。

但し、この仕組みを維持するためには「結果で示す」覚悟が必要だとも思っています。オフィスワークならば、失礼な言い方をすれば会社に出ていれば「仕事をしている一つの結果」となるわけです。更に、内容はどうあれ毎日何時間も残業とかしていれば「忙しそうで大変だな」という評価をしてくれるかもしれない。でも、裁量労働の場合は、会社に来なくても良いけれど、最終的に与えられ仕事や目標は必ず達成しないと評価されないわけで、言ってみればこれまでの仕事はアナログ的な評価だったのが、裁量労働の場合は「0か100」かのデジタル的な評価になるということ。「それって、逆に仕事に追われる毎日になるんじゃないか」とも感じるんですが、その前提となる「結果(=ゴール)」を予め設定するときに、必要十分以上のゴール設定をして、それに向けて自分の都合の良いやり方予定で仕事と生活を最適化していかなきゃいけない。だから、かなり自分に対して律する事が重要になるし、ある意味仕事をどの様に達成するかをベースラインに、自分の日々の生活を無理なく配置する位の考えがないと厳しい気がします。私の場合は、仕事の90%位がアメリカ側の担当者とのやりとりだったので、日本の昼間は暇だったけれど、アメリカ側の一日が終わる日本の早朝には必ずメールや連絡をして必要な対応をしていたし、夜は夜でだいたい夕食後は向こうの相手と電話会議とかメールのやり取りをしていました。場合によっては、その時に相手に捕まってずっと会話ややり取りが続いて、気がついたら日付が変わることも結構有ったりしました。それってワークライフバランス崩れてるんじゃ無いのかと言われるかもしれないけれど、結果的に他の部分とのバランスを考えると、自分的には一番楽だし効率的だったわけで、どの様に生活を更生していくか、その部分は難しいのかなと今でも思います。

会社としての評価は、最終的な「結果」で下されるわけです。また当時はそういう勤務形態は社内でも多分唯一くらいに近いケースだったこともあり、自分のせいでこの制度が無くなったら後輩に申し訳ないという気持ちもあって、最初の頃はかなり緊張もしていたしバランス的には「仕事」に結構振っていたと思います。ただ、自分の性格に合ったのかそれなりに評価されて勤務形態に慣れてくると、もうこれ以外の勤務形態は考えられなくなっていったから、まぁそう言う「慣れ」も必要でしょうね。そのためには裁量権は大前提だし、それを前提にどれだけ自分で自分に厳しく評価出来るかという文字通り「自律精神」みたいなものが重要だと思います。「ワークライフバランス」というと、仕事とプライベートの割合だとか度合いをどの様に塩梅するかみたいな話になりがちだと思いますが、自分の経験から思うのは、どれだけ仕事を日常生活の一コマというか、仕事とプライベートの境界線がある意味曖昧になるのかではないかと思います。境界線が無くなるくらいまでになると「ワークライフバランス」という考え自体が希薄になって、普通に生活して一日が終わるという事の繰り返しになると思います。そう言う意味で、高市さんはこれまでの議員や閣僚というポジションから更に次のポジションに移り仕事は大変で厳しくなるけれど、自分が目標とする政策実現をすること自体が、自分の喜びというか達成感に繋がることで、ワークライフバランスとしてはよりバランスが取れた生活が始まるのかもしれない。ただし、あれだけのポジションになってしまうと、自分以外の要素によって決まることが殆どかもしれないから、裁量権が生まれる範囲は極々僅かだろうなぁ。その中で調整しなければいけないから、厳しさはこれまで以上ではあると思います。その時には「ワークライフ」の「ライフ」を優先することも考えてほしいですよね。

(UA) NRT-HNL (9) - 帰国日(2)

 ほぼ定刻でHNLを出発して、あとは成田へ無事に到着するだけです。15分程してシートベルトサインが消えて、暫くするとドリンクサービスが始まりました。前回はアメリカ製の獺祭(Dassai Blue)とかあったので、食事は洋食を事前オーダーしていたけれど日本酒で合わせて見ましたが、正直ペアリングはちょっと失敗したかなぁと言う実感。今回は前回の反省から和食を事前オーダーしていたけれど、リストされていた日本酒が試したことのあるものもあったし、傾向が「旨味系」とあって、これは私が余り得意では無いところ。そう言うことも有って、今回は白ワインをお願いすることに。個人的には、和食と白ワインのペアリングって、一時期ハマっていたこともありましたから。

口開けは、ANAの甲州ワインをお願いしましたが、これは軽口の感じで好みのタイプでした。ただアミューズが苦手なチーズやサーモンで、殆ど手を付けられず、代わりにミックスナッツを頂くことに。このミックスナッツが、昔はそのまま出されたと思うけれど、今回はUAのようにロースト(暖めて)してあってちょっとビックリしました。

食事が始まったところで、白ワインを南アフリカのシュナン・ブランペースのものに変えたんですが、これがちょっと樽香を感じる得意では無いもの。さらに「先付」のロブスターと合わせると生臭さを感じる具合で、土佐酢も酢の感じが強くて駄目。前菜も、苦手なものが半分位あり、小鉢の「チーズ豆腐」は端っこを少し食べてみましたが、チーズ臭と味で駄目でした。「主菜」の「鰆の塩麹焼き」は悪くはなかったんですが、甘味と味付けが強くて全部は食べられませんでした。最初にご飯と甘味は断っていたので、これで食事は終わりですが、やはり年齢のせいでしょうか、年々機内食の味付けが濃すぎるように感じて、量以前に味付けで完食できないようになっている気がします。これは到着前の軽食もそうで、「バーベキューポーク スライダーサンドイッチ」なるものを注文。これは、豚肉をほぐしたBBQをパンで挟んだものでしたが、このBBQの味付けが濃すぎるように感じて、付け合わせの紫キャベツのコールスルーと混ぜて食べましたが、とても間食は出来ず1/4位食べてGive-upしました。

昔は機内食が結構楽しみで、UAとかContinentalとかでも結構ビックリするような食事がだされましたが、もう最近は駄目ですね。日常生活の食事も、最近は元々苦手だったスパイシーなものとか濃い味付けの物からどんどん遠ざかっているので、そのうち機内食はサラダくらいしか食べられないかも。そのサラダも、ドレッシングが結構きつく感じ時も最近あるからなぁ...

食事の後はシートを倒して掛け布団を頂き、半分寝るような感じで到着までうつらうつらしました。最初機内Wi-Fiに接続していて、この時試合中だった大谷投手出場のリーグチャンピオンシップ第四戦の様子をニュースサイトで見ていました。丁度大谷選手が2本目のホームランを打って、6回の投球が終わった頃かな、突然ネット接続がフリーズしてしまい、以後到着直前まで回復せず。大谷選手はどうなった? Dodgersは勝ったのか? 悶々としながら成田到着を待ちました(笑)。到着1時間位前にやっとネット接続が戻り結果を見ると、大谷投手は6回0/3で勝利投手で、バッターとしてはホームラン3本を放ち、シリーズMVPを取っていてビックリを通り越してしまいました。

成田空港へは、A滑走路のRW16Rへ進入して14:43に着陸。入国審査場に近い5サテには行って欲しいなと思いましたが、一番遠い46番ゲートに入ったのが14:51でした。この後品川行きのN'EXで移動する必要があり、次は15:14発。一番遠いゲートから中央ビルの入国審査場を目指し、幸いにもゲートは空いていて直ぐに通過。さらに下に降りると、税関審査のブースも空いていて、直ぐにQRコードを表示させて端末を通過して15:05頃には日本に戻る事が出来ました。46番ゲートから入国審査場へ移動している間にスマホからN'EXを予約していたので、後は乗車するだけ。いつもの様に改札手前のスタバでコーヒーを購入しようと思ったら、機材故障のため臨時休業していて残念。自販機でお茶を購入して、N'EXへと乗車しました。この後は品川駅まで移動して、10分程の接続時間で名古屋行きのこだま号に乗車して無事に帰宅。やれやれでした。(続く...)

2025年10月21日

自民・維新連立政権

昨日夕方に合意発表がされた、自民党と日本維新の会の連立政権樹立。合意書の内容が、自民党広報のXで全文公開されていて、こういうところからも高市政権に期待する気持ちが沸いてきたりします。 

合意内容に関しては、維新側から「12本の矢」とも言っていた基本方針が要求されて、自民党はその内容をほぼ丸呑みするような形で受け入れ、それによって日本維新側も連立参加を決めたような感じ。

「丸呑み」とは言っても、程度の濃淡はあるわけで、ざっくり見ると自民党も同じ考えを持っているところはほぼ丸呑みだけれど、議員定数削減、企業団体献金、消費税等に関しては、維新側もかなり譲歩した印象を受けます。事前の報道番組などでの発言では、それらの項目の完全受入を強く要求している印象を受けたけれど、それよりは他の要求の完遂のために上手くぼかして互いに不利にならない程度に妥協しつつも最大の利益を得るような結果に御点いた印象ですね。先ずは今日「高市内閣」がスタートして、近々の課題である経済対策を進めた上で、多少なりとも余裕の出来たそれら「課題」をどの様に進めていくかが、次のハードルになりそう。場合によっては維新が政権離脱という可能性も考えられるけれど、高市氏としてはそれまでに経済対策等で支持を獲得して、最悪その時点で解散総選挙しても過半数を取り戻せるくらいの算段はしているのかな。まぁ、よほどの事が無い限りは過半数獲得は厳しいと思うけれど。

 高市・吉村・藤田三氏の合意発表の様子を見ていると、これまでの政権担当者のイメージと比べて、凄く若返った気がします。高市氏が64歳で、維新吉村氏が50歳、共同代表の維新藤田氏が44歳とかなり若いからそういうイメージが沸くんだろうけど、新しい連立スタートの第一印象としては効果的なんじゃないだろうか。これまでの「自公」という古い仕組みが終わり「自維」という新しい仕組みを印象づけたシーンのような気がします。勿論、今日高市氏が首班指名されて、高市内閣を組閣するわけだけれど、そのメンバーがどれだけ若返るかによっても、また印象は大きく変わるのだろうけど。ただ、時間が少ないことや党内の基盤の関係も有ってか、総裁選に立候補した他の四候補を重用ポジションに任命するのは融和対策みたいなことも含めて良いと思うけれど、売りの一つとも言える「女性閣僚登用」の候補者が、過去にも登用された人中心というのは、ちょっと新鮮味が感じられませんね。その分、実力はあるとは言えるので、先ずは実績作りを優先して基盤強化が最初の仕事だという認識なんでしょうね。

またまとめる機会があると思うんですが、今回の「自公連立」から「自維連立」というのも、ある意味「政権交代」と言っていいのでは。これまでは「二大政党制」みたいなことが言われていて、実際「自公→民主→自公」という二大政党制の政権交代を私達は経験しているんですが、正直失敗。何度か書いているけれど、アメリカの共和党・民主党みたいな政権交代は、日本には馴染まないと思っています。それよりは、過半数は取れないかもしれないけれど、それに近い勢力は維持出来る位の「コア政党」が、他の政党とその時の状況でフレキシブルに連立政権を構成して、国民の生活・安全・安心を最優先に政治を進めるというのは、ある意味最適化された政治システムのような気もします。勿論、そう簡単にはいかないだろうけど、そうすることで「与党経験」の有る少数政党が増えて、どこがどこと連立しても昔の民主党のような「口だけ政権」にならないようなバックアップにも成るんじゃ無いだろうか。今回の日本維新の会は「閣外協力」で連立参加するらしいけれど、政務官くらいには何人か自分のところの議員を送り込んで、「与党インターン」位はして欲しいですよね。

(UA) NRT-HNL (8) - 帰国日(1)

さて、今回も弾丸トラベルで早くも帰国日の朝。朝の6時にiPhoneのアラームはセットしてありましたが、5時過ぎには目が覚めてしまったのでそのまま起きることに。暫くフライトの予定や、メールチェック等してから、シャワーを浴びてチェックアウトの準備をします。

空港までの移動は、ホテル近くのW Line停車場からそのまま終点の空港駅へ行く予定でしたが、この日の朝にGoogle Mapで検索すると、W LineのバスでSkylineの空港駅一つ手前の駅まで移動し、そこからSkylineで移動する経路を推奨してきます。バスで空港まで行くと、バス停からT2の出国カウンターエリアまで徒歩15分と表示されますが、それがSkylineの駅からだと5分位になるので、その分有利ということらしい。前日まではSkylineを含む候補は表示されなかったので、今朝データが取り込まれたんだろうか。いずれにしても、そんなに時間は変わらないし空港内での移動距離が少ない方が楽そうなので、Skyline経由で移動する事にします。2時間以内の乗換なので、料金も初乗りのUS$3で済みますし。

空港でのチェックイン開始は08:30からなので、08:40到着予定で検索すると、ホテルを8時頃に出ると丁度良い感じ。この時間帯、W Lineは10分間隔で走っているようなので、1本逃しても直ぐにリカバリー出来ますが、まぁ遅れるよりは早めの方が良いだろうと、8時前にはホテルをチェックアウトしてバス停へと向かいました。詳細はこちらの番外編#3にまとめてありますが、バスの乗車時間が半分の30分になったのは良いけれど、パス亭から航空会社カウンター、特にT2の東側にあるANA利用者にとっては凄く不便になった気がします。

T2の右(西)の端から左(東)の端まで延々とターミナル内を移動してANAのカウンターに到着。オンラインチェックインが出来なかったので、カウンターで発券して貰いますが、ちょっと揉めているような雰囲気も。その後Checkpoint #5のTSA Pre✓を通過して、再びT2の反対側C4にあるANAラウンジへと移動しました。ここでボーディングパスを見て気がつきましたが、FFPのアカウントが何故かAMCに戻っています。往路のオンラインチェックインの時にUA MPに変更していて、その分のマイルはUA MPに付いていたので、復路もそのままのはずですが、それが理由でオンラインチェックイン出来なかったんだろうか。でも前回は問題無く出来たはずなんだけれど。何かの理由で、多分カウンターで発券したときに書き換えたんでしょうね。ラウンジの受付で、再度AMCからUA MPに変更して貰いました。因みに、ラウンジ受付でその作業を担当してくれたのは、UAのスタッフさんでした。もしかしたら心の中で喜んでいたかもしれない(笑)。

ラウンジには9時頃に入ったんですが、私が一番目の来場者でした。その後何組か入場してきたんですが、いつも不思議に思うのがどう見てもAMCのDiamond獲得しているとは思えない外国人の方も入ってくるのは何故なんだろうか。UA MPのGSとかスタアラの他社の最上位メンバーや特別メンバーには、特別特典で利用権利が付与されているのかな。そんなことを主ながら軽くサラダと紙にサンドイッチなど頂きながら朝食にして、搭乗開始時刻まで待ちます。

今回の仕様機材は、オレンジ色の3号機「ラー」。事前改札が10:57から始まりましたが、Suite Loungeからの利用者は無くて、数分後にグループ1の優先搭乗が始まり、顔認証の洗礼を受けてから機内へと移動しました。

今回はUAのPlusPointを使ったアップグレードリクエストで、偶々空いていたのか直ぐに確定。直前のシートマップでは、1A(多分VIP用のブロック)、2Aが埋まっていて、1Kは私が指定。残り5席が空席でした。実際は、1Aと2Kが空席で、2Aには外国人の女性の方が、真ん中2席×2列には、それぞれご夫婦と思しき男女二組が座っていました。

席に座ってビックリしたのが、少し大きめの風呂敷包みが置かれていたこと。CAさんが「中に、スリッパ、パジャマ、カーディガン等入っています。そのままお持ち帰りも可能です。」と言われてビックリしました。確かに結び目を解いてみると、それらにさらに膝掛けまで入っていました。道理で結構大きな包みになるわけです。とりあえずスリッパを取り出して戻しましたが、ちょっと持ち帰ろうか悩んだ結果、今回は荷物になるので持ち帰りはしませんでした。なんせこの風呂敷包みが今回のバックパック位のサイズがありますからね。ただ、ハワイ線利用の人は多くは色々記念旅行という場合が多いだろうから、これはこれで良い思い出にはなりそう。空港でこの風呂敷包みを持っている人が、これからは目立つようになるのかも(笑)。ドアクローズは定刻の11:30でプッシュバック開始は11:34。海側のRW08Rへと移動して離陸したのが11:52でした。表示されていたブロッキングタイムは7時間40分でしたので、予定では定刻より少し早めに到着出来そうです。(続く...)

2025年10月20日

議員定数削減

昨日は首班指名選挙直前の週末、さらには今日想定されている自民党と日本維新の会の連立合意署名に関して、朝から夜まで色々な番組で取り上げられていました。その中でも、日本維新の会が出している12の連立要件のうち「議員数削減」に関して何度も取り上げられていました。玉木代表の「重要だけど、(経済対策や所得対策に優先して)今やる話じゃないだろう」という意見には私も賛成。それら経済関係の要求が、結構すんなりと丸呑みされてしまい、抵抗感を出すためにこの話題をあえて出しているという話も言われているけれど、まぁそういう駆け引きが必要な世界ではあるけれど、一日も早い問題解決をするためにはサッサと決めることは決めて、今日にでも首班指名選挙をやるくらいの気持ちの方が必要なんじゃ無いかな。

日本の議員定数に関しては、私も昔は「無駄な議員が多いから削減しろ」という考えだったけれど、何年か前から「一票の格差」が言われるようになってきて、削減したらその格差がますます広がるのではと考え方を変えるように。衆議院、参議院の、小選挙区、比例区、それぞれどれをどの様に改善するのかは色々考えはあるところだけれど、今の所衆議院の比例区を50議席くらい削減するというのが落とし所の様子。となると、小選挙区で落選したのに比例区で復活当選する議員はかなり厳しくなるし、所謂少数政党に取っては所属議員の多くから全てが比例区当選という政党も少なくないので、これは大きな議論を生みそう。 

色々な資料によると、人口当たりの議員数では、日本は決して世界の中では多いわけでは無くて、どちらかと言えば少ない部類。「アメリカはもっと少ない」と言われるけれど、アメリカの場合の上院下院議員は「連邦政府」の議員なので、責任を持つ政策は防衛、外交等限定されていて、多くの仕事は「州政府」が行っているんですよね。だからアメリカの場合は比較するには不適切で、どちらかと言えばイギリスとかドイツとか、日本のような二院制の議会政治の国と比較するべきで、その場合は日本はかなり少ない。更に「一票の格差」を見ると、既に「合区」という形で47都道府県の中には自分のところから議員ひとりを出すことも出来なくなってきています。それに対して東京などは10名以上も議員が選ばれているわけで、それって「一極集中」の極みなのでは。さらには議員の仕事も増える事はあっても減ることは無いわけで、色々な立法作業に関わると複数の案件を抱えて仕事をしないといけない。自分も幾つかのプロジェクトを抱えて閉校して回したことがあるけれど、これは凄く大変で希望を言えば一度に1プロジェクトに限定してほしいのは事実。議員数を増やすことで、ひとり当たりが担当する作業量を適正化して、内容が充実するようにした方が国民のためになると思うけどなぁ。

一方で政治資金に関しても、「企業・団体献金」だけでは駄目で、入ってくるお金と出ていく丘ね、両方きっちりと明確にして、それで収支のバランスが合っていることを確認することで、裏金対策も出来るはず。そう言う意味では、共産党の「赤旗」みたいな曖昧な収入だとか、個人献金だってそれこそマイナンバーなどを利用してひとり単位で追跡できるようにしないと、極端の話ひとり1万円を100人に分散したら問題無いのに、100万円を一人が出すのは駄目という話にも。そう言う意味では、「そこまで言って委員会NP」で安野氏がデモをしていた入出金管理システムを義務づける事くらいはするべきだと思う。夜の番組にリモート出演した吉村代表は、大阪で維新がやったことは国会でも可能と言っていたけれど、そこは地方自治体の話と国の話は違う部分もあると思うけどなあ。例えば地方自治体だと民間委託みたいな事が出来るけれど、国の仕事は早々簡単にはいかないと思うし、それこそ「癒着」や「天下り」の温床にもなりかねないし。ところで、その番組のMCだった宮根氏は、吉村氏に「明日番組で合うので教えてください」と言っていたけれど、それった他局の午後の番組の話なわけで、フジテレビとしては許せるのだろうか。それこそ宮根氏の公私混同じゃないかとその時に感じたけれど、そういう考え方のメディアが伝える程度の話だから、実際はもっと違うんだろうなと、その部分は何となく納得してしまいました。

(UA) NRT-HNL (7) - 2日目も軽めに

Honolulu滞在2日目。前日は時差ぼけ調整のため、昼間は勿論夕方から夜も寝ずに頑張り、22時頃に就寝。目が覚めたのは朝の5時位でしたから、結構がっつりと熟睡できた感じです。この日も、いつもの様にノープランでどうしようかと思いましたが、先ずは外に出て軽く何かお腹に入れたいと思い、朝の9時位に部屋を出ました。部屋を出ると、丁度隣りの部屋をハウスキーピングの女性スタッフが清掃をしていて"Good morning."と挨拶をすると、"Are you going out? Can I clean your room next?"と聞かれたので"Yes, please."と答えておきました。これで、早めに戻って来ても直ぐに部屋に入れます。

少し歩いた場所にある、Hilton Hawaiian Villageには、スタバが幾つかあるので先ずはそこへ移動しましたが、結構混雑していて時間が掛かりそう。それならばと、ホテルフロントの正面にある地元(?)のコーヒーショップへ行ったら、こちらは空いていたので、アイスコーヒーと軽食を購入して、ここで朝食を摂りました。その後は、アイスコーヒー片手にハーバー沿いに散歩がてらAla Moana SCへと向かいます。SCに到着したのは10時過ぎ位でしたが、今回はここを素通りして反対側の通りに出ると、ドンキを目指すことに。

ここは昔はダイエーだったのかな。ドンキに変わったのは2006年らしいので、自分がハワイへ行きだした頃にはもうドンキだったんですね。実は、私国内のドンキには行ったことが無くて、初ドンキがこのホノルルのお店になります。この店舗の開店立ち上げに、ちょっとした知り合いが関わっていたりしたので、一度行ってみたいなと思っていて、やっと今回実現しました。

店内は国内の映像で見るような「ドンキ臭さ」は無くて、アメリカの普通のスーパーのような配列。ただし商品は日本からの物が多く見られて、そこは日系のスーパーなんだなと納得。ちょっとビックリしたのは価格で、表示されているUS$の価格をUS$1=100円で計算しても、国内価格の1.5~2倍位する気がします。現在はUS$1=150円位ですから、その価格差は更に広がるわけで、元々物価が高いハワイですがアメリカの物価高を再認識しました。ここ以外のABC Store/Island Country Marketやスタバなんかで買い物しても、やはり国内価格と比べて倍位の印象ですよね。「ドンドンドンキ」を暫く堪能してから、再びAla Moana SCへと戻り今回もSCは素通りして海側へと移動すると、Pink Lineで遠回りをしながらホテル近くまで移動しました。

Aqua Hotel 前で下車すると、その先IHOPの隣にIsland Country Marketがあるので、ここでお昼と飲み物を調達してホテルへと戻りました。既に清掃が終わっていた部屋へと入り、暫く一服しながら休憩。翌日は、朝TheBusで空港へ移動する予定ですが、昨日からSkylineが延伸されて20番バスが廃止され、代わりにW Line(※番外編3)という空港行きのバスが走るようになったので、その確認等をして時間を潰しました。回り道が無くなり、移動時間が半分の30分位になるのは良いけれど、空港バス停からターミナルの移動距離が長いみたいで、これが困りますよね。

午後少し涼しくなってきたところで、定点観測でInternational Market Place当たりまでブラブラ散歩をしてきました。最後の夕食をどうしようか迷いました。ホテルの横には、地ビールの"Waikiki Brewing Company"というお店があって、以前利用して雰囲気も内容も気に入っているんですが、最近とみにアルコールに弱くなったので、戻る途中に潰れそうな気もして、ホテルのバーで軽く済ませる事にしました。この場合、HHORNORの特典でUS$18分サービスもされますし。丁度店内のテレビでは、TNF(Thursday Night Football)のSteelers@Bengalsの試合ダイジェストを流していて、これを見ながらビールとFish&Chipsで晩ご飯を済ませ最後の夜は終了。その後は部屋に戻って翌日の準備。翌朝は8時前にチェックアウト出来れば十分間に合う計算ですが、念のためiPhoneの目覚ましを朝の6時に設定して早めにベッドに入りました。(続く...)

(UA) NRT-HNL (番外編3) - TheBus W Line (ex-#20 Line)

 Honoluluの郊外とダウンタウンを繋ぐ新交通システムのSkytrainですが、これまでは西の起点のKualaka'i StationとAloha StadiumがあるHalawa Stationの第一期区間が運行されていました。それがこの滞在中の10月16日から第二期区間が運用開始となり、Halawa Stationから東に延びて、Daniel K. Inoue International Airport横のLelepaua Stationを通過し、その先のKahauiki Stationまでが今回開通しました。

実は今回到着した初日に、空港からAla Moana SCまで20番のバスで移動したんですが、SCで降りたときにバス停にこんな張り紙があり、ちょっとビックリ。16日からのSkyline延伸に伴い、これまで空港を経由して東西に走っていた20番のバスが廃止されて、新しく空港とダウンタウン(ホテル街)を結ぶ「W Line」が新設されるという内容。それ以外にも、A LineとかU Lineとか幾つかの路線の統廃合があるようです。

このW Lineと20番との違いは、

  1. ホテル街の停車場は、基本20番と同等ですが、一部経路や停車場は廃止される様子
  2. これまで通過していた、Civic CenterとかChina Town等のダウンタウンエリアは通らず、Ala Moana SCと空港の間はほぼノンストップ状態になるらしい
  3. そのため、これまでは空港からホテル街まで約1時間かかっていたものが、30分に短縮されるらしい
  4. さらに20番は、だいたい30分に1本の運行でしたが、W Lineはピーク時には10分に1本とかなり増便される様子
  5. さらに、空港からホテル街への移動ということで、W Lineに関してはスーツケースとかの持ち込みが緩やかになるという話も
  6. ただし、新しい空港バス停は、Skylineの駅舎の北側(空港ビルとは反対側)にひとまず臨時停車場みたいな感じで設置されるようです。ここから空港のターミナル(特に日本便のT2)への移動は、結構回り道しながら距離がありそう
  7. そのため、これまであったT1/T2ターミナル前の三箇所のバス停は廃止されるらしい
この時Google Mapで当日の空港行きのバスを検索すると、ホテル近くの停車場からW Lineに乗車して、空港のバスターミナルに到着する候補だけが表示されました。30分位の移動で、これはこれで良いのですが、この停車場の場所からT2までの徒歩移動が結構時間が掛かりそうです。Skylineの駅舎をショートカット出来れば良いのですが、多分そんな接続用コンコースは無さそうですし。

で、当日の朝にも検索をして見ると、今度はW LineのバスでSkylineの空港駅の一つ手前のAhua Lagoon Drive Stationまで移動して、そこからSkylineで空港まで移動する経路が表示されます。W Lineのバスで空港まで行くのと、どちらも所要時間はそんなに変わりません。Skylineには以前乗車したことはありますが、折角なので延伸した部分にも乗りたいし、駅舎からT2への移動は最短距離になるので、当日はこの乗換経路を利用することにしました。

実際に利用してみましたが、これまで20番が停車していたバス停には「W LINE」と書かれた水色のパネルが追加されていました。使用するバス自体は、これまで同様の連結バスでそこは同じです。

出発の日の朝、バス停からW Lineのバスに乗車しますが、空港直結になったからでしょうか、以前と比べるとガラガラの印象です。乗客も、大きなスーツケースを持った外国人3人だけでした。バスは順調に停留所を過ぎると、Ala Moana SCを超えた先くらいからは「急行」みたいな感じで飛ばします。Lagoon Drive のバス停は、駅舎前の交差点の反対側で、降りた側のホームがWest Bound(西行き)の空港方面行きとなるので、横断歩道を渡って目の前の改札を通過します。階段を上ってまん中当たりに来たら、電車が来るのが見えたので慌てて駆け上がり、待ち時間無しで乗車することが出来ました。
空港までは1駅ですから、直ぐに空港駅に到着します。
空港駅の空港とは反対側の高速道路側に、W Lineのバス停(臨時バス停らしい)があって、ここからターミナルまでは地上を徒歩移動するようになっています。
Google Mapで経路表示をすると、このバス停からT2までは一度T1を経由して回り道するので15分位かかるような表示でしたが、パス亭から真っ直ぐにT2に向かうと、地下の連絡通路みたいなものがあり、そのままT2の西側に出られるようです。だから15分は掛からず、まぁ10分弱くらいかなという印象でした。
Skylineで到着すると、ホーム階(3F)から一つしたの接続階(2F/表記は「C」)に降りると、改札口があり、その先に駐車場への通路が繋がっています。
正面の改札を抜けて左手の通路を渡り駐車場に入ったら、右手にエレベーターがあり、一つしたの2Fへと降りるとT2の航空会社のカウンターフロアーに出ます。
ただし、T2側の場所がT2の西側の端なので、JAL利用者は直ぐにカウンターに着きますが、ANA利用者は延々と反対側まで移動が必要になり大変ですね。さらにまたCコンコースにもどってくるわけですから、ANAは文句言って良いと思う(笑)。

私の知っている範囲では、SeattleのSEA空港のターミナルから駐車場を経由して、Link Lightrailの駅に行くような、そんな距離感と接続具合という印象でした。これまでは、到着時は外に出て一つ上がれば、直ぐにバス停があり、出発時もANAカウンター前にバス停があったから便利でしたが、今後は乗合シャトルを利用しようかなと思うくらい、バス停とターミナル(航空会社カウンター)の位置関係が悪いと感じました。今回は、何故かANAのオンラインチェックインが出来なくて(往路は出来たのに)、ANAのカウンターに寄る必要が有り、T2ターミナルを右往左往しました。オンラインチェックインが出来ていれば、JALカウンター近くのCheckpoint #3のTSA Pre✓が使えたので、その場合は少しは良かったかもしれませんが、でもやっぱり以前の20番のバスと比べて、バス停と空港のアクセスは改悪されたというのが今回の正直な感想でした。

2025年10月19日

(UA) NRT-HNL (番外編2) - Ticketmaster

次回のLas Vegas行きの目的は、現地のスタジアムで開催されるカレッジとNFLの試合観戦。そのために試合チケットの入手をしたんですが、これが中々難産でした。どちらも、チケット販売大手のTicketmasterから購入可能なんですが、現在はデジタルチケットになっているため、最終的にはデジタルチケットを手元のスマホに読み込ませないといけません。少し前までは、幾つか回避策があって、スマホ以外でもQRコードを印刷したものとか、それをスマホで表示するとか方法がありましたが、どうも最近はそういう方法でも偽造が出回っているのか、かなり厳しくなっているようです。

まずはカレッジフットボール。試合は現地にあるUNLV (University of Nevada, Las Vegas)のホームゲーム。アメリカの場合、殆どがシーズンチケットやチームチケットで、それを個別に売りに出す(Resale)するという形。Ticketmasterは売りたいオーナーに変わり購入したいファンに販売して、実際の販売価格はオーナー側の希望価格にTicketmasterが手数料など上乗せしたもの。それで売買(転売)が成立したら、Ticketmasterがオーナーにデジタルチケットの転送を指示し、それを購入者側がダウンロードすると利用可能になる、と言うような仕組み。今回は、転売の契約成立までは問題無く進んだんですが、最後のデジタルチケットの転送が問題でした。

指定されたUNLVのURLにアクセスしてデータをダウンロードしようとしても、何故かTimeoutでアクセス出来ません。色々試してみても同様で、考えられる理由は国外からのアクセスをサーバー側で禁止している可能性。そこで今回Honoluluに到着したところで、現地ネットワーク(AT&T)接続しているスマホからアクセスしてみたところ、日本国内からのようなTimeoutは発生せずに無事にデジタルチケットの転送が出来ました。但し、ここで使用しているのはUNLVのどうも専用アプリで、個別にアカウント作成しないとダウンロード出来ませんでした。で次に、そのチケットをiPhoneのWalletに登録しようとしたんですが、さらに次の問題発生。私はデフォルトブラウザーでChromeを使用していますが、このUNLVのアプリは「Safari以外駄目」とか言ってきます。仕方が無いのでSafariを起動して再度アクセスし直して、やっとデジタルチケットをWalletに登録して利用出来る状態になりました。

次はTicketmasterなんですが、これは以前から知られているようにTicketmasterのアプリは、日本ではApple Store登録の対象外なので日本からダウンロードしようにもリストにすら現れません。Androidだとリストには表示されるけれど、いざインストールしようとすると弾かれます。ただこれまでは、そのTicketmasterのデジタルデータは使えないけれど、ブラウザーから自分のアカウントにアクセスすると代わりにQRコードのチケットが表示されるので、これで入場することが可能でした。ところが今回チケットを購入して、自分のアカウントから「My Ticket」を確認して見たところ、以前はリンクが設定されてQRコード表示が出来たのに、今回はそれが出来なくなっていて、100% Ticketmasterのアプリが必要なように変わっているようです。となると、何としてもTicketmasterアプリを落とさないといけません。

やり方は分かっていて、自分のApple Account (ex-Apple ID)の中の「国」設定を「アメリカ合衆国」にすれば良いのですが、これを今のアカウントに適用すると現在使用しているアプリの設定が変わってしまうので(支払国や通貨設定等のロケールが変わる)、色々リスクが発生します。で、より簡便な方法としては、別のApple Accountを「アメリカ合衆国」で作成して、そのIDでApple Storeからアプリをダウンロードするというもの。新しいApple Accountの作成は、現在使用しているApple Accountで設定しているメルアドや紐付けしているメルアド以外のメルアドが必要になります。私は、MSNの親IDから幾つかのアライアス名のIDを作成していたので、これを利用しました。次に現在のiPhoneからApple Accountをサインアウトしますが、「iPhoneを探す」をオンにしているので、これの解除に物理的に時間が掛かります。安全のため、オフのリクエストをしても1時間「探す」状態が保存されて、それが終わるとやっとサインアウト出来ました。次に今回作成した新しいApple Accountでサインインしますが、初期設定みたいな作業なのでちょっとセットアップに手間が掛かります。登録したメルアドへの認証メールや、SMSでの二段階承認なんかもあるのでちょっと面倒でした。で、Apple Accountの交換ができたところでApple Storeにアクセスすると、ちゃんとTicketmasterが表示されてインストールも出来ました。試しにこの状態でNFLチケットをダウンロードして設定するところまで確認も出来ました。

必要な作業が終わったところで、アメリカ合衆国設定のApple Accountからサインアウト。こちらは「探す」設定していないので、直ぐにサインアウト出来、元のApple Accountでサイインしておきます。基本的にこのアカウント毎にiCloudで設定や環境を管理しているので、特に切替後以前のアプリが動かなくなるとかそう言う事は無かったのですが、Walletに登録していたクレジットカードは削除されていました。ホテルのメンバーカード等はそのままでしたね。ただ、「以前登録されていたカード」から呼び出せば、直ぐに回復は可能です。で、こちらのApple Accountで、Walletの中にカレッジとNFL両方の試合チケットが登録されていることを確認して、一件落着です(多分)。ちょっと苦労したけれど、Ticketmasterのアプリがこれから利用出来るようになったので、それで良しとするしか無いですね。

(UA) NRT-HNL (6) - 1日目は軽めに

GEアプリのトラブルがあり、入国審査で手間取るかと思われましたが、何とかダメージは最小限に止まり、今回も無事にHonoluluの地を踏むことが出来ました。ターミナルの外に出るといつも感じるのが、ハワイも暑いけれど過ごしやすい暑さだなと言うこと。これも日本の酷暑が異常だからなんでしょうけど。

で、まずは中心街への移動です。ホテルにはオンラインでチェックイン済みなので、部屋が空き次第入れますが、取りあえず15:00までは時間を潰すつもりが必要。空港から中心街までは1時間弱の移動なので、その間に考える事にします。

Google Mapで検索をかけると、20分後くらいにWaikiki Beach方面行きの20番のバスが来るとの表示。それまで日陰で待ちましょうと、ターミナルの屋根の下に居たら、20番の表示のバスが来るのでちょっとビックリ。反対方面行きかなと思ったら、"20 Waikiki Beach/Hotels"と表示されているので、慌てて道路を渡ってバス停へと向かいました。停留所には、大きな荷物やベビカーを押した海外からのグループが居るんですが、空いている後ろのドアから乗り込もうとしてドライバーから注意を受けたり、その荷物が大きくて複数あるので中々乗れません。何とか車内に入り、席も確保出来てホッとしたところで出発です。

空港を通過するバスだから仕方ないとは言え、今回は大きなスーツケース等を持った乗客が多くて、スーツケースを席に積み上げてしまい、その後乗ってきた乗客は結構立ったままでの移動になりました。特に予定は決めていませんでしたが、取りあえずAla Moana SCで軽く腹ごしらえをしようと、ここで降ります。

まだお昼前だったのでそんなに混雑していないフードコートに入り、今回は先日のMLB、Dodgers@Philliesで有名になったチーズステーキのサンドイッチを購入してお昼にしました。その後、腹ごなしもかねてSC内をブラブラしていたら、Hiltonのアプリで部屋の準備が出来たとメッセージが届いたのでホテルへ移動する事に。歩くにはちょっと距離があるので、JCBカードで乗れるPink Lineのトロリーを10分程待って乗車しました。

次の停留所がHilton Gardenの手前で、ここで降りてしばらく歩いて今回の宿泊先であるDoubleTree by Hilton Alanaに入りました。既にチェックイン済みである事を伝えて、カードキーだけ受取り部屋に入ると、アップグレードしてくれていた部屋は電子レンジ付キチネットがある、二間の部屋でした。まずは荷物を降ろして涼んだ後、暫く休養。ここで寝てしまうと時差ぼけが取れないので、メールチェックとかして時間を潰し、さらに次回のチケット手配等の作業をして、これが中々面倒で時間が掛かりこの日の午後は終わりました。夜は、徒歩5分位のところにあるABC Storeの高級店Island Country Marketへ行き、軽食を購入して、これを部屋の電子レンジでレンチンして済ませました。(続く...)

DoubleTree by Hilton Alana - Waikiki Beach

今回のHonoluluの宿は、一年ぶりのDoubleTree。回りにバス停が幾つかあるんですが、どこからもちょっと距離があるのが難点かも。前回は施設の古さが難点でしたが、そんなことを言ったからか何なのか、 今回はキチネット付の二間の部屋にアップグレードしてくれました。


設備は古いままで、コンセントはそれなりに設置されていますが、USB給電ポートは無いし、室内の時計も無いしともう少し改善はして欲しいところ。バスルームも広さはあるんですが、やはり古さは否めません。
あと、空調のコントロールが壊れているのか、24度に設定しているのにガンガン冷やして19度になるとか、ファンも設定はLOなのにHIで回り続けるとか、仕方が無いのでOFFにしましたが、それでも寒いくらい。

このホテル、隣に地ビールのお店があったりと、それなりにロケーションは良いのですが、設備の古さは何とかして欲しいところですよね。

2025年10月18日

(UA) NRT-HNL (番外編1) - Global Entry Apps Trouble

無事にHNLに到着して最初の仕事は「入国審査」。このために無理してGlobal Entryを取り(笑)、前回は予想以上にスルッと通過出来たんですが、今回は何故か上手く行きませんでした。

  1. 空港に到着して、スマホの機内モードを解除して、現地対応のeSIMをアクティベーション。現地ネットワーク(AT&T)でアクセスしている事を確認して、Global Entry(GE)のアプリを起動します。
  2. Face IDでロック解除して初期画面が表示されたところで「新たな提出」をタップして申請情報を作成します。
  3. 作成と言っても到着空港を選択して、持ち物で申告するものが無いと回答して、後は自撮り写真を撮影するだけ。ここまでは問題無く進みますが、これを「申請」すると暫くして「このアプリからの申請はロックされています」とメッセージが表示されて申請処理されません。
  4. 実は最初の1回目はそう言う事は無く申請処理されていたように見えたんですが、何故か何もなく終了してしまって、これはもしかしたら空港内なのでWANのネットワークが切れてしまったのかなと言う印象。
  5. その後、一度作成した申請を削除して新規にやり直してみますが、結果は変わらず。そうこうしているうちに、入国審査場に到着してしまいました。
この日の空港も、JAL機で来た観光客と思われるグループも居て、審査場はそこそこ混雑しています。そこで、GE入国をKIOSKで試してみることにしました。右端のGlobal Entryのレーンに進むと、KIOSK端末が何台か置かれています。画面をタップして操作するものだと思ったら、端末の前に立つと自動的に写真撮影されて、それで終わり。端末のパネルと思われる場所には、紙が張られていて、「そのまま進め」みたいな事が書かれていました。

取りあえずGEアプリで自分のプロフィール画面を表示させて、パスポートを持って並んでいると、直ぐに前の人の処理が終わり自分が呼ばれます。ここで不思議なのは、呼ばれてブースに近づくとアメリカ人の係官が「Mr. *****...」と自分の名前を呼びながら端末操作をしていること。「えっ、さっきのKIOSKの顔写真データからそこまで検索出来るの?」とちょっとビックリ。パスポートを渡して、"Green card?  ESTA?"と聞かれたので"ESTA"と答えると、そのまま暫くチェックして、顔写真のデータが不十分だったのか再度撮影しつつ、滞在期間と目的("Kanko?  Shopping?")を聞かれたので"Shopping."と答えたら、OKという言葉とともにパスポートが返却されて無事通過となりました。 審査時間自体は、以前のESTAだけの時よりは短く、最近始まったMobile Passport Control (MPC)を利用した場合と変わらない程度でしたが、なんせ入国審査の待ち行列の人数がGlobal Entryはほぼ無しですから、待ち時間だけでも大幅なセービィングになります。

ここからは個人的な勝手な邪推推測になりますが、今回最初の申請でデータとしては相手側に渡っていて「完了」したけれど、その戻りデータを受け取る途中でネットワーク切断とか発生して完全に受信できなかったので、アプリ側では「申請作業未了」みたいな状態になって完了時のデータ表示が出来ないでいたのかな、と。そのため、再申請すると重複したデータが再送されてくるので、ステータスとしては「エラー」になるのだろうか。で、相手側にデータがあるから、最初のまだ何もしていない状態でも、その入国者の名前などのデータは分かっていたのかな、と。次回、約二週間後に今度はSFOで入国する予定ですが、その時にはちゃんとGEアプリが使えるんだろうか。最悪駄目な場合でも、KIOSK端末での処理でも早く入国出来ることは分かったので、それならそれで再度対応するだけですが。今回は入国するだけだったので良かったのですが、次はSFOでLAS行きへの乗り継ぎがあるので、入国審査は出来るだけスムースに通過したいところです。

(UA) NRT-HNL (5) - 到着してGEトラブル

いよいよ搭乗開始。定刻21:30の予定に対して、20:45から事前改札が始まり、幼児連れの家族グループの搭乗から始まります。7~8組位が通過したところで、直ぐに今度はグループ1の優先登場へと切り替わります。国内線の搭乗と異なり、搭乗券とパスポートチェックをして無事に通過。PBBの中に入り、歩いて行くと、通常は途中でL1とL2へと左右に分岐しますが、A380は右手は上にあがって2階席へとつながり、左手は通常のL1の位置というか一番前の入口に繋がっています。B777とかB787等の飛行機の場合は、ドア番号は前から1, 2, 3と振られて、それが左側か右側かで"L(Left)"、"R(Right)"を付けて区別されます。A380はどうなのかなと思ったら、 2階部分のドアには"U(Upper)"が、1階部分のドアには"M(Main-deck)"が追加されて、だから今回はUL1とML1にゲートが接続していることになるんですね。

シートは、ずっと寝ていられるように窓際の席を指定。ごそごそとベッドマットを先に敷いていたり、掛け布団や枕を出して何故か時間表示おかしい画面を見ているとCAさんが挨拶に来られて、「お食事は不要ですね」と確認されました。若い頃なら、食べてから寝ても何とかなったけれど、もうこの年ではそんなことやったら数日は使い物にならなくなります(笑)。順調に搭乗していると思いつつ、ちょっとドアクローズが遅いなぁと思ったら機内アナウンスがあり、機内のシートトラブルのためメカニックが対応していて、それで出発が遅れるとの内容でした。乗り継ぎも無いし、遅く到着してくれた方が助かる位ですが、ただフライトキャンセルにだけはなって欲しくないなと思いつつ、15分位したら、対応は完了したので必要な書類を準備して確認が終わったら出発するというアナウンスがありました。その後、ドアクローズのアナウンスがあったのが21:49。5分後に巨体がプッシュバックで動き出しました。そう言えば、この機体は先日エンジンカバー損傷の機材かなと思いだしましたが、トラブルがあったのは1号機の「ホヌ」で、今回の使用機材は2号機の「カイ」なので残念ながら(?)別機種でした。その後誘導路を移動して、A滑走路のRW34Lから離陸したのが22:09でした。

離陸後暫くしてシートベルトのサインが消えたところで、シートをフラットに倒して寝る用意です。回りは食事の準備が始まり、テーブルを出す音やカトラリーの当たる音でそこそこ五月蠅いのですが、何となく目をつぶっているうちに眠りに落ちてくれました。途中一度目が覚めた時には、照明も落ちて暗くなっていましたが、まだ到着まで4時間以上残っており、トイレに行った後再び眠りに落ちました。次に目が覚めたのは、到着2時間前になって軽食の配布が始まったときで、こちらも食べないつもりでしたからそのまま暫くウトウト。1時間位前になってから、シートを戻して目を覚ましますが、固形物は勿論味の付いた飲み物も胃に入れたく無くない気分だったので、事前に配布されたペットボトルの水をちびちび飲みながら到着を待ちました。着陸は、西側から真っ直ぐにRW08Lへと進入してタッチダウン。誘導路を引き返して、C9ゲートに入ったのが定刻少し過ぎの10:09と、出発が遅れた割にはかなり取り戻した印象です。

着陸したので、eSIMにデータ通信を切り替えてアクティベーションすると、こちらは暫くしてデータ通信(AT&T)出来るようになりました。さらにGlobal Entryのアプリを起動して申請を試みますが、何故か「このアプリからの申請はロックされています」とエラーになってしまいます。申請書を削除してやり直しても同様。そのうちにファーストクラスの乗客が降り終わり、こちらが降りる順番になってきたのでそのまま外に出ます。この後の入国審査のところは少し長くなるので「番外編1」としてまとめますが、結果的に何とかトラブルなく入国審査を通過して外に出ることが出来ました。(続く...)

2025年10月17日

(UA) NRT-HNL (4) - 出発当日

さて、いよいよ今年三回目のHonolulu旅行の出発当日。出発時刻が21:30@NRTなので、お昼過ぎにゆっくり出かけても十分間に合うのですが、諸般の事情から遠回りの経路選択を追加したので、朝一で出かけないといけません。目覚ましを早朝4時にセットして、これで目が覚めてからシャワーを浴びて身支度をして出発。小雨ですが、雨が降っているので折り畳み傘を持ち出しましたが、バッグは薄手のバックパック一つなので、軽量折り畳み傘とはいえちょっと予定外の重さは勘弁して欲しいところです。

その後新幹線で品川へ出て羽田空港に到着。昼間は、すやすやと沖縄を往復して、品川駅へと戻ってきました。 品川駅から、17:24発の成田行きN'EXで移動。都内の天気は小雨模様という事も有りましたが、もう夕方5時6時ともなると、すっかり日が落ちて暗くなりますね。そんなガラガラのN'EXで1時間ちょっと移動して成田空港の第一ターミナルに到着しました。

既にオンラインチェックイン済みで、預け入れて荷物も無いので、セキュリティチェックを抜けて、出国審査場へ。自動出国審査機を通過して、その先の有人ブースで係官に出国のスタンプを押して貰ったんですが、何故か虫の居所が悪かったのか、パスポートの空欄ページのど真ん中に少し斜めに傾いたような感じで「出国」のスタンプが押されました。どうも、自動出国審査機を抜けたら、そのまま制限エリアへ移動すれば良いのに、何人もわざわざこの係官のところにパスポートを見せに来るのでイライラしていた様子でした。気持ちは分かるけれど、でもこんな押し方はないよなぁと思うのですが。

その後、左手に進み5サテのラウンジへと移動。時間も、夜の19:00過ぎなのでラウンジ内はガラガラの状況。実は出発ゲートが、最初は54番だったものが当日に46番に変更されてしまいました。54番には先に出発する同じくHNL行きのNH184便が使用しているようで、そのフライト利用者と思わしき人達が出て行くと、かなり閑散とした感じでした。実は46番ゲートならば、昔のANAラウンジ跡地に出来たターキッシュエアのラウンジに行ってみようかとも思ったんですが、何となく慣れたラウンジの方が落ち着く感じもしますし。

席を確保したところで、現地で利用するeSIMをまだ設定していなかったので、早速設定しておくことに。今回は価格コムのクーポン利用で、ハワイ5日間5GB利用で、86円となるエアトリのeSIMを選択。指示に従ってeSIMをダウンロードして設定し、後は現地でのアクティベーション待ちの状態にしておきます。その後は、現金のUS$とクレジットカードを現地で使用する予定の小さめの財布に入れ替えるとか、Holoカードとかパスポートを直ぐに取り出せるようにパックパックの上の方に入れておくとか、一通り準備をしてからラウンジを出ました。

ラウンジからエスカレーターで降りると、更にそのしたに進むエスカレーターで地下に降りて、久し振りに4サテへと繋がるトンネルへ入ります。このトンネル、作られてから結構年数が過ぎていると思いますが、利用者が少ないせいか結構綺麗なままですね。それが逆に、未来感というか異質感というか、どうしても自分の世代だと「タイムトンネル」のドラマを思い出せます。5サテと4サテを繋ぐ地下の長いトンネルを通過して、4サテ側に出ると、地階から出発階の3Fまでエスカレーターで上がり、やっぱり遠いなぁと思いつつも何とか46番ゲート前へ到着出来ました。そろそろ事前改札が始まる時刻なので、ゲート前のグループ別レーンに並んで搭乗開始を待つことにします。(続く...)

(UA Leg#17) HND-OKA/-HND

UA MP 1K 2026の28,000PQPが、最後1,000PQP程足らなくなりそうなので、二週間ぶりに追加した沖縄詣。本当は、HND-LAXの往復のフライトを一時予約したんですが、それがLas Vegas行きの2週間後になってしまうので、流石に体力的に厳しいだろうと諦めて、代わりに沖縄フライトに。それも、今回のNRT-HNLが夜遅くの出発なので、空いている午前・午後を利用して往復し、戻って来たら羽田から成田へ移動するという、ちょっとした弾丸トラベル。途中で遅延とかあると、全てアウトになるリスクもあるんですが、沖縄往復のチケットはノーマルで購入しているので、最悪直前でも変更がききますからそれで何とかしようかと。

当日朝は、前日深夜から雨が降りだしていて、今回荷物を極力ミニマムにしているのに雨傘は持ち歩きたくありません。出かける早朝の時間になると小降りにはなったけれど、傘無しで出かけるには一寸大変そうなので、諦めて一番小型で軽量の折り畳み傘をさして出かけました。始発の路線バスで浜松駅まで出ると、この頃には雨も上がってきたので、もう30分天候が繰り上がればなぁと、ちょっと恨めしい気持ち。とは言っても戻るわけには行かないので、朝食を駅近くの7/11で調達して、新幹線で品川駅へと向かいました。

品川駅には朝の8時過ぎに到着しましたが、久し振りにこの時間帯に来てみて朝の出勤ラッシュにちょっとタジタジ。それでも、5分程の接続時間でしたが無事に羽田行きの空港特急に間に合い、08:40頃には空港に到着。保安検査場を抜けて、ひとまずラウンジで一息つきます。そんなに余裕があるわけでは無かったので、トイレを利用してラウンジ内のWi-Fiにアクセスしてフライトの変更が無いか確認してから、少し早めに65番ゲートへと向かいます。

1) HND 09:35 - OKA 12:15 (NH995)

65番ゲート前はそこそこの混雑具合で、出発の掲示板を見るとプレミアムクラスも普通席も、満席の「×」の表示。暫く並んで待っていると、09:14から事前改札が始まり幼児連れの家族グループが通過していきますが、まだ機内には入れずPBBの分岐点の手前で待機しています。その後待っていた人達が動き出すとグループ1の搭乗開始となり、私も機内へと移動します。

ドアクローズは定刻よりも遅く09:38。暫くしてプッシュバックが始まり、その後RW05へと誘導路を移動して行きます。移動は結構スムースで、RW05の離陸ポイントに入ると、暫く停止した後滑走開始。離陸したのは09:57でした。

この日は、朝も早かったのと、新幹線の中で食べた朝食のサンドイッチが結構腹持ちがよかったので、機内食の軽食は断って直ぐにスリープモードに入りました。で、やっぱり疲れていたのか機材が新シートで寝心地が良かったからか、目が覚めたのは到着20分位前で、そのまま着陸の準備へと入りました。

この日は久し振りに時計回りに沖縄本島を回り込んで南側からのアプローチ。先行機が居ないような状態だったので、滑走路に正対するとそのままスルッと着陸したのは12:14。そこから移動して35番ゲートに入ったのが12:20でした。この日は特に予定も無いので、4Fのロイヤルホストで軽く昼食を食べてから、ラウンジへと戻ります。

2) OKA 14:00 - HND 16:30 (NH468)

羽田からの折返し機は、定刻よりも10分以上早着しており、取りあえずオンタイムで戻れそうです。暫くラウンジで時間を潰してから、少し早めに33番ゲートへと移動しました。この復路便も、プレミアムクラス/普通席ともに満席の表示でした。

事前改札が13:34から始まり、5分程してグループ1の優先登場が始まります。ドアクローズが13:56で5分後くらいにプッシュバックが始まります。その後、ターミナル反対側のRW36Rへと誘導路を移動しますが、直前でホールド。直ぐに機長のアナウンスが入り、離陸機が集中しているため管制指示で5分待機するという説明でした。で、その直後に、空自のF15-Jだと思いますが、爆音とともに離陸していく音が響きます。音を聞く限りでは6機位離陸していったのかな。スクランブルだったのか、偶々訓練の離陸と重なったのか分かりませんが、自衛隊も大変だなと改めて感じます。そんなこともあり、離陸したのは14:28と少し遅れ気味でした。

機内では食事を頂いた後、機内Wi-Fiでニュース等読みつつ、でも30分もすると再び眠くなり、結局こちらもスリープモードでの移動になりました。目が覚めたのは、房総半島の南くらいまで前進していたころで、着陸まで20分余りのタイミング。羽田空港はそんなに着陸機で混雑していないのか、すんなりとRW34Lのレーンに乗れて着陸したのが16:28。その後、到着ゲートの61番ゲートへと移動開始となりましたが、直前で変更されたのか実際に入ったのは出口から少し遠い57番ゲートでした。この時が16:37。実は、空港駅から品川行きの京急で、16:47発か16:52発に乗れれば、17:24発の成田行きN'EXに間に合います。その次だと、17:44かな。どちらでも問題ないけれど、間に合えば16:52発に乗りたい。少し急ぎ足で京急のホームに向かうと、丁度16:47発がホームから出て行くところで、反対側に16:52発の日本医大行きが停車しており、タイミング的には丁度良い感じでした。

これで品川発17:24発のN'EXに間に合うので車内で席を予約していると、隣に座ったT3から乗車してきた多分アメリカ人ご夫婦に声を掛けられて、この電車は品川へ行くかと尋ねられます。「行きますよ、自分も品川で乗り換えるから大丈夫」と言うと安心した様子。で、老婆心から「品川では新幹線に乗り換えるの、それとも品川周辺のホテルに行くの」と聞くと、品川のプリンスタワーに宿泊する様子。そこで、品川駅で降りたら左側に出て行けばホテルがあると伝えると安心した様子でした。ただ、目の前にホテルがあるわけでもなく、その説明だけだと不親切かなと思い、品川駅でホームに降りたところでGoogle Mapで駅とホテルを示しながら、「駅の改札を出たら、左側の道路を渡り、そこで右に折れて進むと、左手にホテルに繋がる通路があるから分かると思う」と説明して、多分理解して貰えたはず(笑)。本当は改札口くらいまでは案内したかったのですが、大きなスーツケースを二人とも持っていて、下に降りるエレベーターは待ち行列が出来ていて、ちょっと自分の乗り替えに間に合わなくなりそうなので、ホームでの説明で勘弁して貰いました。ご主人が杖を使っていたので、ホテルに上がる坂道大丈夫かちょっと心配になるんですが、仕方ありませんね。

その後、N'EXにも間に合い、一路成田空港へと向かいました。