久し振りのカレッジフットボールの放送を堪能して、早くも帰国日。カレッジもシーズン開幕という事で、日曜日や月曜日にも試合があるらしく、それならばNFLも含めてずっとフットボール三昧したいところですが、そうも行きません。念のため目覚ましを朝の6時にセットしておきましたが、それよりも前に目は覚めて帰国の準備を始めます。今回も殆ど荷物らしい荷物は無いので、シャワーを浴びて、衣類をバッグに詰めれば準備は完了。ホテル近くのバス停から、8時位に20番の空港方面行きのバスが来るので、少し早めにオンラインでチェックアウトをしてバス停に向かいます。なんせアメリカのバスは、早く到着してもそこで時間調整する事なんてまずありませんから。結局、定刻の10分位前にバス停に到着したら、定刻よりも4分程早くバスがやって来ました。
少し前にArizona Memorial方面行きの42番バスが出て行ったので、同方向に行くこの20番に乗車したのは、私も含めて3人。車内もガラガラです。ゆっくりとバスに揺られること50分余りで、Daniel K. Inoue International Airport (HNL)に到着しました。ここでプチ失敗。日本方面行きのJAL/ANA/Hawaiian等が出発するT2には、JAL側(手前側)とANA側(奥側)の2箇所バス停があります。これまではANAのカウンターでチェックインすると、セキュリティチェックのゲートが、JALカウンターに近いCheckpoint3しか空いていないことが多くありました。その為、手前のJAL側のバス停で降りたんですが、肝心なTSA Checkのゲートは、何故か今回はANAカウンター横のCheckpoint 5のところしか空いていなくて、結局延々とターミナルの中を移動することに。以前はCheckpoint 3のところしかTSA Checkのゲートは無かったんですが。Checkpoint 3~5の一般用のレーンは、そこそこ混雑していて待ち行列が出来ていましたが、TSA Checkのゲートは二人組が係員のチェックを受けているところ。直ぐに私の番になり、スマホの「TSA PRE」と表示のあるANAのボーディングパスを見せて、続いてパスポートスキャンして顔写真を撮影してあっと言う間に通過出来ました。その先のX線検査機では、家族連れの荷物が多くて、少し待たされました。トレーが無かったので「バックパックの中にパスポートやその他の品物を入れて通過しろ」と係員に指示されて、その通りバックパックに詰め込んで旧来のX線検査機を通過。PCの取り出しも、シューズオフも、ベルトオフすら無くて簡単に通過出来ました。TSA Pre✔様々です。
無事通過しましたが、ANAのラウンジは反対方向の先の先。今度は制限エリア内を延々とC4ゲートに向けて徒歩移動です。途中、C4ゲートに入っているA380の多分2号機が見えました。「アップグレード、通るかなぁ~(はぁと)」と念じつつ、ANAラウンジへ向かいます。ラウンジに入ったのが、9:20頃。中には数組の家族連れを含めて10人位すでに入場していました。この中の何人がアップグレード待ちなんだろうかと邪推しつつ、まずは席を確保してゲンロク君を立ち上げてネット接続して、メールを一通り確認したところで、朝食の確保へと向かいます。朝からカレーはちょっとヘビーかなと思い、ラザニア(をぃ)と生野菜とマカロニサラダで取りあえずお腹を満たします。ちょっと落ち着いたところで、ご飯にチキンボールを沿えた上からカレーを掛けて(マテ)、ハワイ風ポキをサイドで頂きました。ラウンジで寝落ちしちゃいけないので、アルコールは機内に入るまで我慢です。
お腹も落ち着き、再びゲンロク君で作業をしていると、ANAの女性スタッフの方が脇に来て「○○様ですか?」と聞かれます。「そうですが」と返事をすると「○○様は16ポイント利用でアップグレードリクエストされていますが、どうされますか?」と聞かれます。この瞬間心の中では「AGT(American's Got Talent.)」のゴールデンブザーが鳴らされて、黄金色の紙吹雪が落ちます(笑)。出来るだけ平静を装いつつ「はい、アップグレードお願いします(ぺこり)」と返事。「それでは、アップグレードのお手続きをさせていただきますので、少しお待ちください」と戻って行かれます。リクエスト時点で私の前に4人待ちで、5人分空席が無いと上がれない状態でした。しかも、夏休み最後の出発なので、多分家族連れとかで占めているだろうから、空かないかもと諦めていたのでちょっと意外でした。もしかしたら、4人は家族で全員上がれないと嫌だとキャンセルしたんだろうか。いずれにしても、これで復路便での飲んだくれモード確定です。暫くすると、更新されたボーディングパスを渡され、これで安心して搭乗開始を待つことが出来ます。(続く...)
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