一応仕事でもパソコンに関わる仕事をしていて、パソコンもデスクトップ/ノートブック何台もこれまで使用してきた、ある意味パソコンやWindowsに関しては詳しい方だと思っていましたが、これが「慢心」だと痛感する出来事を経験。反省しなきゃ。
デスクトップ機の突然の故障に伴い、暫定的にゲンロク君をデスクトップで使用していた4Kモニターにも接続して、マルチディスプレー状態で使用しています。通常は、左右に拡張表示する場合が多いかもしれませんが、ゲンロク君の13インチに対してデスクトップ用モニターは27インチの4Kモニターで、凄くバランスが悪い。左右では無く、上下に配置してみたところ、4Kモニターはこれまでのデスクトップ環境と同様の状態で使用でき、下側に見えるゲンロク君のLCD画面はサブモニターの様に使用することで、使いやすい環境が設定できました。また何より嬉しいのは、カーソル移動の量が左右はこれまでと同じで上下に移動する分が少し増えるくらいなので、操作性に関してもそんなに変わらない印象です。
で、暫く使用しているうちに、変なことに気がつきました。 カーソルを上下に移動してLCD画面を跨ぐとき、両方の画面が接している部分を透過的に移動する(黒矢印の場合)のは当然なんですが、より解像度の大きい4Kモニター(3840×2160)からゲンロク君の内蔵モニター(1920×1200)に移動する場合、接していない部分にカーソルが来ても(赤矢印の場合)、そこで止まらずにゲンロク君側のモニターに移動してくれます。一瞬カーソルがワープしたような感じにビックリ。実は、暫くそんな状態で使用していて全く気がつかずに使用していたんですが、ひょんな事から4Kモニターの端をカーソルが移動してもゲンロク君側にカーソルが移動してくることを偶然発見して「えっ?!」とビックリしました。試しに、モニターを左右横に配列しても、同様にカーソルが移動してくれます。調べてみたら、「ディスプレイ間でカーソルを簡単に移動させる」という設定をオンにしていると、このように接していない部分でもカーソルが飛び越えて別の画面へと移動してくれるらしい。試しにこの設定をオフにして見ると、以前のように画面が接していないところでは、そこでカーソルが止まってしまいます。どうもWindows11から追加された機能らしいけれど、いゃぁ全く知りませんでした。
マルチディスプレー(複数画面表示)は、情報量が一気に増加するので便利な機能ですが、その分カーソルの移動量も上下左右に増えるので操作も大変になります。一般的には、編集などキーボードやカーソルを使用するアプリは、中央(主画面)で使用して、それ以外の画面には常時表示させておきたい情報画面として使用する形が多いんじゃ無いかと思います。私は、それこそ色々なアプリやブラウザーを複数立ち上げて広くなった表示領域に分散表示させて、それらを切替操作しながら使用するので、どうしても表示域全体にカーソル移動の作業が発生します。全てのモニターの解像度が揃っていれば自由にカーソル移動が出来ますが、解像度に違いがあると、言ってみれば「段差」みたいなものが出来てしまい、そこを跨ぐ操作が凄く面倒でした。今回見つけた、カーソルを簡単に移動させてくれるのは、Windowsにしては中々気配りの機能です(笑)。慢心せずに、もっと勉強しないと。

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