2025年8月25日

ThinkPad X13 Gen6への道 (14) - Hot Stand-by

メインマシンであるデスクトップ機が突然電源投入できなくなり、更なる出費が予想される酷暑の夏(笑)。正直なところ、パソコンが無ければ日々の生活の半分も進まないような状態に体も心もなってしまっているので、まずは臨時だろうと簡易的だろうと「パソコン環境」を再構築しないといけません。まぁ、一番簡単なのはゲンロク君を起動する事ですが、単にノートブックPCとして使うだけだと、それが外での利用ならまだしも、自宅ではネットワークや周辺機器も接続しているのでちょっと不便になります。

まずは、デスクトップ機に接続していたモニターをゲンロク君に接続して、デュアルディスプレー環境で作業出来るように設定。ゲンロク君は、幸いにもHDMI端子を内蔵しており、本体に直接モニターケーブルを接続出来ます。また、最初はWi-Fiでネット接続していましたが、やはりスピードがちょっと遅いかなぁという印象があり、ゲンロク君本体に同梱されていた、Type-C USB Ethernet Dongleを接続。結果、本体左側のポート類(HDMI/Type-C ×2)が使い潰されてしまいました(HDMI, PD Type-C, Type-C)。

何度か試行錯誤をして、モニターの前にゲンロク君を置いて、拡張ディスプレーを、ゲンロク君を下側にモニター側を上側になるように上下に並べると、カーソル移動も比較的楽ですし、目線の位置も以前のデスクトップ機の時とそんなに変わらなくなります。左右に並べてしまうと、視線が大きく左右に移動するのでどうしても疲れますが、縦に並べると、それよりも視線移動量が少なくて、楽な気がします。

この状態で暫く使用していたんですが、デスクトップで作業用データを入れていたドライブが無いので、ちょっと作業の流れが違ってきてしまい、やりづらさを感じます。外付けのType-AのUSB HDD (2TB)が有るので、この子をゲンロク君に接続すれば、代替策になりそうなんですが、Type-Aは右側に一つある物の、そうすると全てのUSBポートが塞がってしまい、さらに何か接続するときに困りそう。また、左右に外付けデバイスが付いた状態では、ゲンロク君の位置をちょっと直すにしても面倒です。

そこで以前購入して塩漬け状態だった、AnkerのType-C USBドックを出してきて使うことに。この子には、Type-A ×2、Type-C ×2 (1つはPD対応)、HDMI、Gb Ethernet、と揃っていて、ゲンロク君側への接続は、PD用のType-Cのポートに挿入すれば良いだけ。Type-Aもあるので、ここに外付けのUSB HDDも接続出来ます。ただし、一つ困るのが、このUSBドックが内部で電源を配布しているので、65WのACアダプターを接続していても、Type-C PDには50Wしか供給されません。そのためゲンロク君起動時には「低出力のACアダプターが接続されているけどOK?」みたいなメッセージが毎回表示されるのがうざったい。5秒後には自動的に起動するので問題は殆ど無いのですが、やはりうざったいことには変わりありません。損失が15Wなので、100W位のType-Cアダプターを購入しようかと思っています。ただ、色々な種類のケーブルがドックの回りからたこ足のように出てくるので、ケーブルの取り回しが綺麗に出来ないのが難点ですね。それと、ドック本体が結構熱くなるのが気になります。65Wでこうだと100W接続したら大丈夫だろうか。そうなると、100W対応の別のドックを購入した方が安全だろうけど、ますます出費とデバイスが増えるのは勘弁して欲しいなぁ。

こんな環境を取りあえず再構築して、例えばPhotoshopの写真編集とか作業してみましたが、特に問題なく進めることができ、「何ならこの環境でも良いんじゃ無い?! 」と思うくらいにまで宗旨替えしてしまいました(笑)。ただ、私の使い方として、デスクトップ機とノートブック機相互で共通のデータバックアップをしていて、万一の場合でも自分のデータはどちらかに100%残るようにして運用してきました。それが運用機が一台だけだと、何かの理由でゲンロク君を紛失したり故障すると困るわけで、やはり新しいデスクトップ機の購入は必要かなぁ。ただ、最近のデスクトップ機は小型化が進んでして、2ndドライブとか有っても、SSDのみとかで、今の3.5" HDDを移設することが出来ない。ミニタワー機でも、3.5"ベイは一つだけになって、その代わりにM.2のソケットが二つとか内蔵されて、Wi-Fiカードと2nd SSDが増設できるとか、そんな「今風」のシステム構成になっていてちょっと躊躇しています。取りあえず日々の利用は凌げる環境構築出来たので、暫くゆっくりと検討することにします。(続く...)

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