2025年9月4日

(UA) HND-HNL/-NRT (10) - Upgradeで帰国

成田へのNH183便は、定刻11:35発の予定で、10:55から搭乗開始予定。ラウンジで一通りお腹も満たされ、最後にアップグレードも決まり心も満たされ(笑)、後は機内に入るだけです。10:52頃に、ラウンジに居た女性の方が車いすでゲートを通過し、その後10:55から事前改札が始まりました。ラウンジからの該当者はおらず、続いて10:57に優先搭乗(グループ1)のアナウンスがあり、10人位がANA Suite Loungeの専用ゲートを通過して機内へと移動しました。

A380の2F席に入り左手のファーストクラスのエリアに入ると、最初の車いすで搭乗したご夫婦がすでに座っていて、その後ご夫婦と思われる二人組が二組入ってきて合計三組(=6人)が着席。私の様に単独の旅行者がもう一人居て、結果8席全てが埋まっていました。ドアクローズがかなり早くて11:22。プッシュバック開始も11:26と定刻よりも10分近く早く出発します。その後、海側のRW08Rへと移動して、成田へ向けて離陸したのが11:46でした。この時表示されたブロッキングタイムが7時間25分で、成田到着予定時刻が14:20頃という案内でした。

離陸して20分位でベルトサインが消えて、暫くすると飲み物などのサービスが始まります。口開けのアルコールには、最初は白ワインにしようかと思いましたが、メニューリストの日本酒のところに「獺祭」の旧旭酒造(現「株式会社獺祭」)がアメリカのN.Y.州で醸造している「DASSAI BLUE Type 23」なるものがリストされているのを発見。これを興味本位でお願いしました。N.Y.というと大都会を思い浮かべるけれど、それはマンハッタンの話で、車で1時間も走れば結構田舎というか自然豊かな地域が確か広がっているんですよね。水は、ですから良いものが有るんだろうけど、酒米が「山田錦」となっていて、これ現地で栽培しているんだろうか。ラベルの背面を見ると、原材料の米も米麹も「日本産、アメリカ産」と印刷されているので、まだ全部をアメリカ国内で賄うほどでは無いのかな。で、初DASSAI in USAですが、日本で飲む「獺祭」よりも透明感があってフルーティーな印象を受けますが、甘味はこちらの方が強い気がします。その甘さも、日本国内のお酒の「甘さ」と一寸違う感じ(フルーツの果糖っぽい甘さに私は感じました)なのは、アメリカ向けにそういう醸造にしているのか、現地の環境なのか興味深いところです。ところで提供されたお酒の最後には「Type 23」と最後に付けられていて、ふと「これって、精米歩合の2割3分の意味かな」と思いつつ、機内からDASSAI USAのサイトにアクセスしてみたら、Bingoでした。それ以外にも、Type 35(3割5分)、Type 50(5割) 、発泡系、濁り系と、色々種類があるみたいです。国内でも販売されはじめて居るみたいなので、国産品と米国産品、飲み比べてみるのも面白いかも。今回のType 23、個人的には食中酒というよりは食前酒、あるいは軽めのブランチみたいな食事と合わせるのが、あっているような気がします。それよりも厚み(味の複雑さ)がありそうな、Type 34とかType 50等は、料理とペアリングして食中酒としては良いかも。

食事は洋食をリクエストしましたが、前菜の鴨の生ハムが強烈に塩っぱすぎてダメ。メインのステーキも、塩味が強すぎて一口でGive-upしました。更にステーキは、私が個人的に「内臓みたいな味がする」と言っている、ちょっと癖のあるレバーの臭みみたいなものを感じる部位で、火入れも入れすぎてパサパサでした。

その後はシートを倒して3~4時間程睡眠を取り、到着1時間半位前から日本の時刻に合わせて復活。軽食など頂き、成田空港へ着陸したのは、30分位早着となる14:17でした。しかもA380はA滑走路しか使えないから、北側からのRW16Rに着陸して反転すれば目の前はT1の4サテ当たり。でも使用ゲートは45番でしたが、ここは入国審査場から一番遠いゲートでもあります。ゲートインは14:23。実は早着しそうだったので、機内Wi-Fi経由で成田から品川の14:45発N'EXと、それに接続する品川発16:10発のひかり号の予約をいれました。ところが、ゲートインしたのに、どうも2階建てPBBの操作に慣れていない係員が操作しているらしく、中々ドアが開きません。やっと開いたのは、14:28位だったかなぁ。兎に角早歩きで、4サテから3サテ、そして中央ビルに到達して、顔認証端末で無事入国しました。14:30を過ぎていますが、予約はしてあるので税関を抜けたら直ぐです。でも、ここでもQRコード端末の操作をしているインバウンドの人が多くて、暫く待ち状態。何とか日本に戻ったのが、14:35頃でした。これで余裕が出来たので、JR東日本のホームへ行く途中に、丁度スタバも空いていたのでコーヒーを購入。新幹線にも無事に接続して帰宅することが出来ました。(続く...)

0 件のコメント:

コメントを投稿