2025年10月18日

(UA) NRT-HNL (5) - 到着してGEトラブル

いよいよ搭乗開始。定刻21:30の予定に対して、20:45から事前改札が始まり、幼児連れの家族グループの搭乗から始まります。7~8組位が通過したところで、直ぐに今度はグループ1の優先登場へと切り替わります。国内線の搭乗と異なり、搭乗券とパスポートチェックをして無事に通過。PBBの中に入り、歩いて行くと、通常は途中でL1とL2へと左右に分岐しますが、A380は右手は上にあがって2階席へとつながり、左手は通常のL1の位置というか一番前の入口に繋がっています。B777とかB787等の飛行機の場合は、ドア番号は前から1, 2, 3と振られて、それが左側か右側かで"L(Left)"、"R(Right)"を付けて区別されます。A380はどうなのかなと思ったら、 2階部分のドアには"U(Upper)"が、1階部分のドアには"M(Main-deck)"が追加されて、だから今回はUL1とML1にゲートが接続していることになるんですね。

シートは、ずっと寝ていられるように窓際の席を指定。ごそごそとベッドマットを先に敷いていたり、掛け布団や枕を出して何故か時間表示おかしい画面を見ているとCAさんが挨拶に来られて、「お食事は不要ですね」と確認されました。若い頃なら、食べてから寝ても何とかなったけれど、もうこの年ではそんなことやったら数日は使い物にならなくなります(笑)。順調に搭乗していると思いつつ、ちょっとドアクローズが遅いなぁと思ったら機内アナウンスがあり、機内のシートトラブルのためメカニックが対応していて、それで出発が遅れるとの内容でした。乗り継ぎも無いし、遅く到着してくれた方が助かる位ですが、ただフライトキャンセルにだけはなって欲しくないなと思いつつ、15分位したら、対応は完了したので必要な書類を準備して確認が終わったら出発するというアナウンスがありました。その後、ドアクローズのアナウンスがあったのが21:49。5分後に巨体がプッシュバックで動き出しました。そう言えば、この機体は先日エンジンカバー損傷の機材かなと思いだしましたが、トラブルがあったのは1号機の「ホヌ」で、今回の使用機材は2号機の「カイ」なので残念ながら(?)別機種でした。その後誘導路を移動して、A滑走路のRW34Lから離陸したのが22:09でした。

離陸後暫くしてシートベルトのサインが消えたところで、シートをフラットに倒して寝る用意です。回りは食事の準備が始まり、テーブルを出す音やカトラリーの当たる音でそこそこ五月蠅いのですが、何となく目をつぶっているうちに眠りに落ちてくれました。途中一度目が覚めた時には、照明も落ちて暗くなっていましたが、まだ到着まで4時間以上残っており、トイレに行った後再び眠りに落ちました。次に目が覚めたのは、到着2時間前になって軽食の配布が始まったときで、こちらも食べないつもりでしたからそのまま暫くウトウト。1時間位前になってから、シートを戻して目を覚ましますが、固形物は勿論味の付いた飲み物も胃に入れたく無くない気分だったので、事前に配布されたペットボトルの水をちびちび飲みながら到着を待ちました。着陸は、西側から真っ直ぐにRW08Lへと進入してタッチダウン。誘導路を引き返して、C9ゲートに入ったのが定刻少し過ぎの10:09と、出発が遅れた割にはかなり取り戻した印象です。

着陸したので、eSIMにデータ通信を切り替えてアクティベーションすると、こちらは暫くしてデータ通信(AT&T)出来るようになりました。さらにGlobal Entryのアプリを起動して申請を試みますが、何故か「このアプリからの申請はロックされています」とエラーになってしまいます。申請書を削除してやり直しても同様。そのうちにファーストクラスの乗客が降り終わり、こちらが降りる順番になってきたのでそのまま外に出ます。この後の入国審査のところは少し長くなるので「番外編1」としてまとめますが、結果的に何とかトラブルなく入国審査を通過して外に出ることが出来ました。(続く...)

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