更に暫くすると、ゲートスタッフの方が「機内のシートの問題対策で、出発が10~20程遅れる予定です。」と説明して回り、並んでいたグループ1から3迄の列も一旦解消されます。ラウンジに戻るのも面倒だし、私も近くの椅子に座って待っていると、出発時刻が17:00から17:15に変更されますが、既にその遅延後の時刻でも搭乗開始していないと行けないタイミングなので、15分の遅れでカバー出来るのか、凄く疑わしい。その後17:00を過ぎた頃に、また列に並ぶように指示があり、中で待機していた人達も17:10頃からボーディングブリッジに移動を始め、グループ1の優先搭乗もその数分後に始まりました。結局並んでいたのは私一人だけだったので、そのままL1側の入口から機内に入り、指定の1Aに座るとやっと一息つきました。
新シートである「THE Suite」「THE Room」搭載のB777-300ERへの搭乗は今回が初めて。記念に写真を撮影させて頂き、座ってみますが、シートの幅とか座り心地は以前のFirst Classとそんなに違わない感じ。一番違いを感じるのは、正面に目一杯のサイズで映し出されている大画面のモニターですね。4K対応で43インチ有るので、自分が自室で使用しているモニターと同じサイズです(笑)。外部カメラにも接続しているので、外を表示させても凄く鮮明でした。直ぐに担当のCAさんが来られて「お待たせして申し訳ありません」とお詫びの言葉を頂きますが、同時にL1のドアもクローズされます。もしやと思って「もしかして今日は私一人ですか?」と聞いてみたら「そうなんですよ。直前まで満席だったのが、団体様がキャンセルされたのか急に空いてしまって」とのお答え。いゃ、本当に申し訳ない気持ちで一杯です(笑)。その後17:30頃にL2のドアも閉まりいよいよ出発準備開始。その後プッシュバック、タキシングと始まりA滑走路のRW16Rへ移動し離陸したのは17:55でした。
そこそこ広いFirst Classのブロックに一人だけなので、ちょっと文字通り寒々しい感じで、備品のカーディガンを直ぐに使わせもらいました。その後食事が始まったのですが、どうもこの日はお昼過ぎ位からちょっうしが悪くなってきていて、食事も最初に一口二口入れたくらいでもう胃が受け付けないような状態になり、申し訳ないのですが最初の二品で止めて貰い早々に休むことにしました。全席空席みたいなものなので、隣りの1Cにベッドメイキングしてもらい、到着の1時間半位前に起こして貰うようお願いして就寝しました。
何度かうつらうつらしながら、そろそろかなと思って起き上がったのが丁度1時間半位まえでした。大分落ち着いたので、軽く朝食を頂きましたが、ロブスターソースのオムレツは味付けが自分には重すぎて食べられなくて、再び(何度目だ)申し訳ありませんとお詫びしながら返却しました。SFOには、出発が遅れたこともありますが、乱気流回避のために回り道したこともあり、約1時間位の遅れ。私はSFOでの乗り継ぎ時間を2:45取っていましたが、これが2時間を切りそうで、入国審査とかセキュリティで時間を取られたらちょっと厳しいかなぁという状態。SFOには、約1時間遅れでRW28Rに着陸して、国際線ターミナルのゲートG13に入ったのが10:16でした。まずは入国審査場に向かいますが、今回はMPC (Mobile Passport Control, 詳細は番外編1で)を準備してきているので、何とGlobal Entryの列に並べます。と言っても、待ち時間ゼロで直ぐに入国審査の係官から「目的は?」「NFL観戦」「滞在日数は?」「4日間」と顔写真を撮影されながら問われて終わりでした。次に荷物のピックアップですが、これが一番時間が掛かりました。なかなかターンテーブルが動き出さず、それでも動き出したら2番目くらいにドロップされてきましたから許しましょう(笑)。それでも、再度国内線用にバッグをリチェックインするまで、20分以上掛かりました。
次のSEA行きは隣りのT3ターミナルのEコンコースなので、徒歩で移動することに。手前のセキュリティチェックポイント(F3)が何故かクローズされていたので、さらにその先のF1のチェックポイントまで更に急ぎ足で進みます。ぱっと見混雑していましたが、UA 1KなのでPremium Accessが使え、こちらはそんなに並んでおらず5分位で通過。何とか接続には間に合いました。SEA行きは、CRJ-175の小型機ですが、First Classの左側1列席を確保出来たので快適です。
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