2025年10月29日

18回の死闘

昨日は日米首脳会談を皮切りに、政治的には忙しい一日だったけれど、MLBワールドシリーズ第三戦も、予想もしないような展開でビックリ。朝見始めた試合が、お昼を過ぎても午後に入っても、さらに夕方になっても決着付かず、試合終了は結構周りが暗くなってから。試合時間は 、6時間39分。18回の裏に、フリーマン選手のサヨナラホームランで決着がついたわけですが、ダブルヘッダーを休み無しでやったようなもの。今日は大谷選手が先発するけれど、大丈夫かなぁ。バッターとしては、2塁打×2、本塁打×2、申告敬遠×4、四球×1と、9打席連続出塁(前の試合も含めると、10打席連続出塁)と文句のない活躍。特に、追加点となる1本目のホームランで勢いを付けると、2本目の2塁打は1点差に迫るタイムリーだったし、2本目のホームランは5-5の同点に追いつき、その後の延長戦に繋がる貴重な一打だったわけで、バッター大谷としてはちょっとゾーンに入った感じですね。

9回だったか、走塁中にちょっとトラブルがあったような場面があったけれど、その後もバッターとして出場していたし、本人は一応今日の先発も問題無いみたいな事を言っていたけれど、大丈夫かなぁ。相手チームも、全ての野手・中継ぎを投入して疲弊しているのは同じだけれど、この4試合目を落とすとかなり不利になりますからね。とは言っても、急に秘密兵器の選手が登場して投入するわけにもいかないだろうし。心配なのは、この延長戦の疲れが残っていて、大谷投手のピッチングが精度を失うことかな。あと、中継ぎ、リリーフを使い果たしたので、監督としては出来るだけ投げてほしいだろうけど、大谷投手も今年怪我から復帰したところだから、山本投手のように「完投」というのは厳しいだろうし。

その山本投手は、リリーフ陣を使い切ってしまった18回、志願して19回のリリーフに備えてウォームアップを開始。2日前にトロントでの第二戦で完投勝利をして、そこから北米大陸横断の移動をして、休みらしい休みは移動日の前日1日だけ。当然疲労も残っているだろうし、肩だってどういう状態か分からない。試合のヒーローは、サヨナラホームランを打ったフリーマン選手だろうけど、自らリリーフを志願して行動に移すこういう山本選手の様子は、かなりチームにとっても鼓舞されるものとなったのでは。実際試合終了後には、ロバート監督が凄い勢いで山本投手にハグしていましたからね。あと、大谷選手と佐々木選手が外野まで走っていって、プルペンから戻ってくる山本投手と通訳二人の5人で円陣を組んで盛り上がっていたけれど、まぁ気持ちは良く分かるなぁ。映像何度見ても、ちょっと涙出てくるし(笑)。

今日の大谷投手のピッチングはどうなるんだろうか。モメンタムはドジャースにあるだろうから、普通に大谷投手がピッチングをして、6回、あるいは7回位まで投げくれたら、試合に勝利して王手を掛ける結果になりそうだけれど、対するブルージェイズも気持ちを切り替えてくるだろうから、前日以上の激戦になりそうですね。やっぱり序盤のでき次第かな。昨日の流れを残して、気持ち良くアウトを取れればそのまま行きそうな気がするし、逆に日々のルーティンを重要視する大谷選手に取っては、昨日の2試合分の延長戦はかなりそれを崩すものだったろうから、それが気になりますね。今日も一日NHK BSを見ていそうな気がする。

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