高市新総裁並びに高市総理大臣爆誕の結果、週明けの日経株価は爆上がりで2,000円以上値を上げて、一時は48,000円を超える勢い。実は、少し前に株価が4万円台に乗り、更に上がって行く様子を眺めていて、「この分だと年末には5万円を超えて大納会かなぁ」などと冗談で考えていましたが、それも冗談で無くなるかも。一方で、円ドルレートは150円/US$1を超えて、円安は再び進んでいて、こちらは痛し痒しかも。
今回は一日で2,000円以上平均株価はあがりましたが、旧民主党最後の選挙で、民主党が大敗し第二次安倍政権が事実上決まったときも、株価は大きく反応してそれ位上がった記憶があります。ただし、以前は8,000円台からの+2,000円(+25%)でしたが、今回は45,000円台からの+2,000円(+4.5%)と、程度は今回の方がかなり緩やかに感じます。でも、少なくとも昨日の株価上昇の勢いは凄かったですよね。
流石に今後は上がるにしてももっと緩やかな感じなんでしょうけど、高市政権がスタートして、でも国民の期待に答えられないとなると、反動で急落しそうな予感も。国民民主党の連立も囁かれているけれど、所謂「103万円の壁」がどこまで下がるのか、これが高市政権最初の課題だろうなあ。少なくとも年末までにそれなりのリターンが無いと、今の支持率も一気に下がりそうな気がします。ただ一方で、何となくその辺りは上手くやりそうな気もするし(根拠は無し)、経済対策に関してはそんなに弄らなくても何となくそれなりに進みそうな気がします。
最大の課題は、「保守派」と言われている外交関係かもしれませんね。今の所外務大臣に茂木氏を登用すると言う話が漏れてきているけれど、ある意味彼に一任するくらいの覚悟はあるのかも。「外交」と言えば、やはり故安倍氏は世界的な存在感を示したけれど、そこまでの力は残念ながら高市氏には感じられない。でも、安倍氏にしても、元々はそんなに外交上手という印象は無かったのに、「トランプの調教師」みたいな立場が確立して、それをベースに世界的な存在感を示したわけで、そういう事例が生まれるだろうか。でも、今のトランプ大統領は以前とは違う気がするし、逆にそういう路線を考えると失敗しそうな気がしますね。まぁ、個人的にはまずは経済・減税で、それに続いて社会保障の充実が優先順位かなぁ。ただ外交関係だったり、外国人登用(不法滞在対策も含めて)も今後の日本社会では重要だから、そこも外さない政治をお願いしたいですね。
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