2021年3月19日

Hilton Amex Cardの審査に通ったらしい

Hiltonから、こんなDMが届いたんですが、Hilton Amexの審査は通ったと言う事なのかな? 肝心なAmexからは、暫く前に「審査中」というメールが来ただけで、まだ何の連絡は無いのだけれど。まぁ、これまで三井住友VISA HONORS Plarinum Cardのメンバーで、かつAmexのPlatinum Cardも保有しているのだから、これで駄目だったらその理由を問いただしてみたい所なんだけれど(笑)。

実は、Hilton Cardの切替を何時にしようか悩んでいたんですが、結局は現在の三井住友VISAは、来年の8月までが利用期限だし、最悪紛失とか破損した場合、今年の8月以降はカード交換などのサービスも受けられなくなります。そうなると、そこで今回のAmex系カードに切り替えるにしても、時間が掛かるだろうし、どうせ今年度分の年会費はPlatinum特典で無料なので、今切り替えておいても損はしない。逆に、早めに切り替えておいて、今年の利用実績から来年度のステータスを確定させておいた方が有利という判断に傾きました。色々比較検討して有利な条件を探すのも嫌いじゃないのだけれど、余り策に溺れすぎて手続きや手順が面倒になるのも嫌だし、そう言う事に時間を費やすのであれば、とっととカードを更新してこれからのルールで特典を受けた方が将来に繋がりますしね。

ところで、今回のDMの後半には、こんなメッセージも。これ、嘘とは言わないけれど正確ではない表現では。Premium Cardで、暦年中に200万円以上の決済をすれば、その時点からHONORS Diamond会員に成れるけれど、それまでは付帯されるのはGold会員レベル。書かれている、レイトチェックアウト、アップグレード、ボーナスポイント等はGoldも同様の特典があるわけで、そう言う意味で正確に言うのであれば、「ダイヤモンド会員特典のうち、ゴールド会員特典に含まれるものが利用可能」と言うべき。まぁ、それって言い方として正しいかもしれないけれど、まだ不誠実なわけで、そこはちゃんと「ゴールド会員の特典、ただしご利用状況でダイヤモンド会員特典も」と言うのが適切な表現では。

年会費も安く(US$450)、カード所持だけでダイヤモンド会員になれる、アメリカのAspire Cardと同等レベルの内容が無理なら、せめて現在の三井住友VISAレベル(年間10滞在か120万円以上の利用でダイヤモンド)は維持して欲しかった。それが、ダイヤモンド会員へは利用額だけになるというのは、しかも現在よりも70%近く設定金額がアップするというのは、今厳しい社会環境が理由だとは思うけれど、ユーザーから見たらやっぱり「サービス改悪」だと思う。(続く...)

差別の拡散

佐々木宏氏の差別的発言を記事にした文春が、自らのサイトでその記事を紹介しているんですが、 佐々木氏の発言内容と同じくらい「酷いなあ」と感じることが幾つか。

一つは、tweetに貼付されている当該発言のLINEのスクリーンキャプチャー。元々の発言スレッドは、関係者だけのグループLINE内での発言なので、こう言う形で外部に流出するというのは、その参加者の誰かが提供するしか方法は無いですよね。昨日LINEのデータ管理関係で問題が指摘されたけれど、それとは直接の関係は無い話だけれど、それに絡めて「LINEでのデータ信頼性に不安が」という話は広がりそう。そう言えば、タレントのベッキーの不倫騒動の時も、当事者間のLINE画面が流出していたけれど、あれは上手くアカウントを作ってモニターしていたからだったっけ。少し前に、野村萬斎氏や椎名林檎さんがメンバーから脱退しけれど、あの辺りの出来事と関係あるんだろうか。しかも、1年前の話がなんで今頃、というのも解せないし。問題なら、その時に指摘するべきだと思う。

二つ目の拙い点は、文春自らが「差別発言」と言っている内容を、そのまま世間に無制限に公開することが、「差別の再生産」になるんじゃ無いかという事。その雑誌を購入して、雑誌に書かれた記事を読むのは仕方ないとしても、その記事全体では無く「差別的な部分(※イコール記事としての中心であり一番の売り物)」だけ抜き出して無差別に公開するというのは、結局文春自身も差別行為に荷担していることになるような気がする。只、これって悩ましいところで、実はそういう部分を気にしすぎて肝心の発言や全体の様子が曖昧にされてしまうと、本当にその場ではどういうことが起こったのか不確かになり、結局は記事やそれを受けて発言している人の意見が「真実」として確定してしまう。森喜朗氏のケースなどはまさにその例だと思うんですが、今回の件だって、ここには掲載されていないこの発言を含むスレッド全体を見たら、実はいろいろなアイデア出し、所謂「ブレインストーミング」だったとしたら、アイデアを出すために突拍子も無い事、駄目と明らかなことでも発言してみて、そこからの刺激で別のアイデアの発生を待つこともあり得ます。そう言う意味で、文春がこの部分だけ切り出して掲載しているのは、やはり自分達のビジネス優先で、差別意識に対しての啓蒙の気持ちは二の次三の次なんじゃ無いかと感じます。

三つ目に思うのは、渡辺直美さんのコメントが公開されていますが、彼女自身現在の体型を一つの「武器」として仕事をしている・続けることを明確にしています。そんな中で、例えば将来"Miss Piggy"関係の仕事、ミュージカルとか実写版映画とか、そんな仕事がオファーされたら、回りは今回の様に「差別」というのだろうか。LINEの豚のアイコンが、例えばMiss Piggyだったら、同じ内容でもかなり受ける印象は違うと思うんですよね。あるいは、日本なら宮崎アニメの傑作の一つ「紅の豚」のホルコ・ロッソ役が回ってきたら、それも差別というのだろうか。多分多くの人は、それらと今回の件は別の話と言うだろうし、実際そうだとは思うけれど、それでも今回の件を引き合いに出して批判する人は出てくるでしょう。そうなると、結果的に彼女の将来の可能性を幾つか否定してしまうことになるのでは。あるいは、彼女だけで無く、似たような体型を武器にしているタレントさんや芸人さん、あるいは擬人化することで何かネタにすることも、今後は否定されてしまうかもしれない。

「芸人の世界の話と、実社会の話は別物」と言われるかもしれないし、実際それは事実だと思いますが、でも最初に書いたように、記事掲載元の文春自身がそんなことを言わずに、その発言だけを切り出して公開・拡散しているわけで、それって彼らのメディアとしての社会的責任はどうなのかと疑問に感じます。そう言う発言が好ましく無いという主張では無く、「またこんなこと言っている、みんなで糾弾しよう」みたいな、変なヒロイズムというか、結局は何でも良いから話題を作って雑誌を売りたいという部分しか見えない。それって、言い方は悪いけれど、火の無いところに煙を立てているだけの気がする。で、本当に火が出ているところに対しては、見て見ぬ振りしていることも多いんじゃ無いだろうか。例えば、同じような発言を野党議員がしても、殆ど取り上げられることが無いように。それって、与党議員の発言は政権批判という「錦の御旗」が使えるけれど、野党の場合はそう言う事も無く場合によっては自らが批判される可能性もあるし、中には彼らにシンパシーを感じているメディアも多いわけだし。「差別」の話だけでなく、いろいろな事柄について、本来指摘されるべき事由では無く、自分達の都合でしか報じないから、いつも一過性でしかも何度も繰り返されるだと思う。

2021年3月18日

世界観の違い

東京オリンピック・パラリンピックの開閉開式の企画・演出の統括役である、クリエイティブディレクターの佐々木宏氏が、その演出アイデアの中で、タレントの渡辺直美さんを豚に例えるアイデアを出したとして文春が報じ、その責任を取って辞任したという記事。昨年の3月に、関係者内のLINEでの会話の中での話しらしいけれど、その内容は別にして、何で1年前のしかも限定されたLINEの話が、今頃外に出てきて問題になるのか、そっちの方も問題だと思うのだけれど。この方の経歴を見ると、Softbankの「白戸家シリーズ」を初めとして、サントリーの「BOSS(トミーリージョーンズのシリーズ)」など、変身物・擬人化物のアイデアが得意なのかなと言う気がします。

で、その渡辺直美さんだけれど、ご本人みずから「ぽっちゃり」を売り物にしている所もあるから、その部分を取り上げることは問題では無いと思うんですよね。ただ、そこから「豚」という動物に例えることが問題とされたわけですが、でも最近ではミニブタとかペットにして居る人も多いので、「汚い」「醜い」みたいなネガティブな意味での「豚」とは別に、「丸っこくて可愛い」みたいなポジティブな意味での「ブタ」の意味もあるんですよね。そう言う意味では、単に「豚に例えた」と問題になっているけれど「ブタに例えた」と言う意味ならどうだろうか。

「豚」では無く、同じく大きな動物という意味で、「鯨」とか「象」とかだったら、やはり同じように問題になるだろうか。動物に例えること自体が怪しからんと言うのであれば、人間を人間以外の物に例えることも不謹慎になるだろうし、さらに突き詰めれば、仮に人間同士であっても、本人以外の人に例えることも不謹慎と言う話になってしまう。只今回の場合は、世界的なイベントで注目される場面での演出なのだから、日本のテレビのバラエティー的な演出がそのまま通用すると思うのは甘すぎる考え。増してや、先の森前会長の件もあり寄り敏感になっている時期なのだからと思うけれど、この発言自体が1年前の物だからそう言う状況とは別の話なんですよね。逆に、文春自体がここまで温めていた内容で、森氏の件があったから今「付加価値」を得たニュースになるとも言える。その辺り、メディアのやり口というか、その方法にも疑問を感じるところですが。

日本では「八百万の神」という位、世の中の有機物や無機物、殆ど全ての物に「紙」が宿り擬人化して身近な物として扱うけれど、そう言う文化というか社会背景は日本以外では聞いた記憶がありません。只、そう言う背景が、良くも悪くも人を逆に他のものに「例える」事も結構普通の感覚として子供の頃からやりがちで、その極端な例が最近問題となる「虐め」にも通じるところがあるんじゃ無いかと。そう言う発想が良いか悪いかという事では無く、結局は極端に走るとどんなことでも「過剰=異常」みたいな危険性があるという事だと思う。二昔くらい前なら、その振れ幅の大きい方が、個性とか革新的みたいな感じで評価されていたこともあったけれど、最近では社会的通念みたいな感じで制限がどんどん生まれているから、その部分には敏感にならざるを得ない。佐々木氏は、私よりも年上の人なので、多分そう言う意識が残ったままの部分もあるんじゃ無いだろうか。だからと言って、氏の発言が許されるものでは無いけれど、演出家とかクリエイティブ活動をする人の発想というのは、そう言う「常識」と「非常識」の微妙な境界線を攻めていくことが、ある意味必要な部分もあるんでしょうね。

LINEのデータ

私は嫌いなのでアカウントすら持っていませんが、ほぼ日本国民の標準コミュニケーションツールとなっている「LINE」。 そのLINEの個人情報が、開発委託先の中国企業からアクセス出来る状態だったことが判明し、ちょっと騒動に。LINE内アプリの開発委託をしていたらしいので、当然その中で使用参照されるデータも使わないと開発やテストも出来ないだろうけど、普通はダミーデータを渡すよね。仮に本ちゃんのデータを使用するにしても、開発委託元の管理なり同意の下、限定して行われるべきだと思うけれど、そうでは無かった様子。

さらに、これは朝日新聞のスクープなのかもしないけれど、LINE内で使用されるメッセージアプリ「トーク」の全データが韓国内のサーバーで保管されていたと言う事も発覚。単に、データバックアップとしてコストの安い韓国無いのサーバーを使用していたのか、実質的なシステムとして韓国内のサーバーを利用していたのか(その場合は、通信のオーバーヘッドが気になるけれど)、その辺り不明だけれど。以前は、韓国のIT企業NAVERの子会社が開発した韓国製アプリと言われて、開発したのはNAVERの日本法人だけれど、開発自体は日本独自と゛Made in Japan」を強調していただけに、ちょっと不手際感を感じますね。

今回の場合、保管されていたデータは暗号化されていて具体的なデータ内容を見ることは出来ないと説明しているらしいけれど、データ参照の可否とは別に、データ保存が適切な状態で無かった、本来言われていた状態とは異なる環境で保管されていた事は大きな問題なのでは。どうも、先日発表されたYahooとの経営統合に関係して、いろいろと精査している家に発覚したような気がするけれど、そうとするとLINE側としては問題と認識していなかった、認識していたけれど目をつぶっていたことになるわけで、それはそれで企業ガバナンスとしてどうだろうか。

「クラウド環境」を利用する場合、自分のデータが実際どの場所にあるサーバーのどの部分に保管されているかは、利用者からは全く分からないもの。もしかしたら、自分は何となく日本国内のデータセンターに保管されていると思っていても、実際は外国のサーバー上に有るかもしれない。今回はコストの関係でLINEは韓国のサーバーを使用していたけれど、韓国の可能性もあるし、可能性だけなら中国のデータセンターという可能性も(通信の問題があるから、中国以外の地域のデータを中国国内のデータセンターに保管することは無いと思うけれど)。より有利にサービスを提供しようと思うと、例えばコスト削減のために安い地域のサーバーを利用するとか、開発委託も必要。ただ、その辺りは利用者には見えない部分だし、利用者からすればよほどはっきり明記しない限りは、正直意識しない部分だと思う。ただ、ユーザー側もそういう事情を今は理解した上で、万一何か不審な事象が発生した場合には、直ぐに対応なり対策出来るような準備はしておくべきでしょうね。例えば不正アクセスを定期的に確認するとか、金銭に関わるサービスなら多頻度で利用状況なりを確認していくとか。そこは、便利な部分にはそれに対してのリスクもあるという事を認識して、対策する事がユーザー側の言ってみれば責任の一つだと思う。只、今回の場合はLINE側が余りに迂闊だったと思うけれど。

愛車レストア

女優の伊藤かずえさんが所有する、日産の「シーマ」。この車は、「シーマ」の初代で、伊藤さん自身が30年以上も乗り続けている車であることは有名な話。 それを聞いた日産が、この車をレストアすることになったという話。長年の利用者に対しての感謝もあるだろうけど、日産としても良い宣伝になる事は確かですしね。

「レストア」というのは、まぁ一種の改造で、エンジンを交換したり、足回りを強化したり改造したりする事。一番身近な例で言えば、車高を下げる「シャコタン」かな(笑)。私も、一応エンジニアの端くれなので、こういう「物作り」系は嫌いじゃ無く、CSとかYouTubeに上がっているレストア系番組は結構好きで見ています。木工系は、昔は多少やったことはあるけれど、こう言う機械系というか金属系は殆ど経験が無いので「へぇ、すげー」とか思いながらよく見ています。

そんな中で好きな番組の一つが「Fast N' Loud」という番組で、廃車同然の車を買い付けてきて、徹底的にレストアするもの。そこで個人的にいつも疑問に思うのが、エンジンを交換して、フレームを入れ替えたり変更して、さらに足回りも変更してと、結局残っているのはボディーの一部だけだったりするわけで、あれって「レストア」なのかって疑問に思うのだけれど。同系列の番組で「名車再生! クラッシックカー・ディーラーズ」の方は出来るだけオリジナルの雰囲気は残して、安全性や機能性の回復など必要最小限のレストアしているのと対照的。まぁ、どちらも「有」の話だと思うので、この2番組は好きだったんですが、長い間放送されている番組だけに、色々あるみたいで、最近放送が終了したり、大分内容が変わったりして一寸残念な気も。

その"Fast N' Loud"なんですが、こちらの番組で良くあるのがエンジンを大馬力のものに換装して、さらにサスペンションを変更するか改造して車高を下げる事をやっていること。「あぁ、日本と同じだ」と妙に感心してしまったんですが、あれってアメリカから日本に来たブームなのか、日本からアメリカに渡った影響なのか、それともシャコタンっていうのが世界共通の「美意識」なのか。流石に、このシーマをシャコタンにする事は無いだろうけど、30年間使用したエンジン交換とか、電装系は最新の物に変更するんだろうか。駆動系を更新したら、乗り心地にも大きく影響するから、そこは伊藤さん自身の「好み」との違いがどうなるのか。流石に外装系はそんなに弄らないのだろうけど、ライトをハロゲンにしたりとか、フォグランプをLEDにしたりとかくらいはするかも。後写真を見ておもったんですが、ホイールは最近の物に交換するのだろうか。人様の車に色々興味が沸いてきますが、実は自分も自宅のいろいろな作業や補修用に、荷物運搬でき車が欲しくて、軽トラを購入しようかと考えているところ。ただ、最近のキャンプブームで、軽トラを改造してキャンピングカーにしたりするのがブームらしくて、中々良い中古車が無い。だいたい、軽トラ自体が人気で結構値段も上がっている様子なんですよね。で、こんな状態だから軽トラ購入したら、自分も(ささやかな)レストアに嵌まってしまうかも。

2021年3月17日

スッキリしない「スッキリ」

NTV系列の朝の情報番組「スッキリ」の中で、アイヌ民族に対して不適切表現があったとして、番組MCが謝罪し、NTVが謝罪し、どうもその行為をしたらしいタレント(脳みそ夫らしい)が謝罪してとなったけれど、政府からも抗議される事態に。只、個人的にスッキリしないのは、とは言っても今日も「スッキリ」は、MC三人がニコニコしながら番組進行しているし、特にこの話題に関して取り上げていない様子。

個人的には、MCの加藤浩次氏の芸風は好きでは無いけれど、MCとしてここまで築き上げてきた新境地というか、彼なりの「雰囲気」みたいな物は、TBSの「がっちりマンデー!!」のMCも含めて嫌いじゃ無い。アナウンサーの水卜ちゃんはファンだし(笑)、ハリセンボンの春菜も良い味出しているし、まぁ朝の同列の番組の中では個人的には嫌いじゃ無いのだけれど、でももう少し真剣に考える必要があるんじゃ無いか登記がしますね。特に、女性差別発言として、あれだけ森喜朗氏の発言を叩いていたわけだから、今度はその立場が逆になった場合あれ以上の反省と謝罪をするべきなのでは。

NTV以外のメディアも、このニュースを伝えてはいるけれど、どうも今ひとつ及び腰というか森会長の時と比べて熱量を感じない。余り筋の良いニュースではと言う思いもあるだろうけど、多分邪推すると「アイヌ問題」ということ自体が、視聴者に対して訴求力がそれほど無いこともあると思うんですよね。森氏の場合は、彼のこれまでの色々な経緯もあるし、オリンピックというイベント性もあるから、騒げば騒ぐほど視聴者や読者も食いついてきたけれど、今回の場合は「人に対しての不適切表現」という曖昧な事例で、且つその対象が「アイヌ民族」という限定された存在では、正直メディア側もあえて取り上げる必要性は低いと思っているのでは。

あと、個人的には、この「アイヌ民族問題」特に、最近の一連の活動に関しては胡散臭さも感じているところで、本当に虐げられていた過去の時代の反省と正確な伝承を目指すのなら良いのだけれど、そこに某かの利権みたいな物とか、別の意図が含まれていないかという疑問も。メディア側も、そう言う事はそれなりに分かっているから、「差別」の問題ではあるけれど、余り積極的になれない、あるいはしたくないと言う気持ちもあるんじゃ無かろうか。謝罪して発言を取り消したけれど辞任に追い込まれて森氏と同じ事をやれとは言わないけれど、でも今日の番組とか見てると、もう「終わった話」になっている雰囲気を感じる。結局は「不適切発言はあったが、撤回させた」みたいな事だけが残っていくんでしょうね。森氏の場合は、その場での発言を取り上げてのことだけれど、こちらの場合は番組として事前に準備して構成していたわけで、こちらの方が罪は重いと思う。まぁ、スッキリも4月から番組改編されるんだろうし、それまでは静かにやり過ごすのだろうか。ちょっとスッキリしないけれど。

ワクチン外交

中国製ワクチン接種者には、ビジ申請に便宜を図るという中国政府の発表。中南米などの支援国に対して、中国製ワクチンを安価に提供して、経済開発だけで無く厚生関係でも覇権を握りつつある中国だけれど、なるほど、こう言う手も使う分けねと、その戦略にちょっと感心してしまいます。

記事にもあるように、日本では中国製ワクチンは承認所か、多分申請もされていないだろうから、事実上国内で接種を受けることは出来ない。それを承知していながらも、日本人向けに発表する在日中国大使館も結構な「タヌキ」だと思うけれど、それだけ彼らも存在感を示したいという焦りというかそんなことも感じられます。

日本に居ると、どうしても欧米製薬メーカーのワクチンが中心だし、その次に国内メーカーが開発しているワクチンの話題が来て、それ以外のワクチン、中国製とかロシア製ワクチンの話題は殆ど聞くことがありません。とは言っても、多分世界で一番接種されているのは、多分中国製じゃ無いだろうか。ただ、時々報道される効果というか、その点では欧米製ワクチンと比較して低い気がしますし、やはり信頼性という点で躊躇してしまうのが本音の所でしょうね。

家会社も、仕事の関係で中国への出張者が多い方だと思うし、今の状況でもどうしても必要で出張して2週間隔離されている人も居るんですが、その時間を考えると出張中に向こうで(可能なら)ワクチン接種を受けて、次回からはもっとスムースに出入国できるようになりたい、と思うエンジニアもいるかもしれない。私は御免被るけれど(笑)。例えば、開発途上国に対して、自国ワクチンを無償で提供してそれらの国々での感染拡大を抑えることは良いことだと思うけれど、今回の様な発表は相手の弱みにつけ込む話に聞こえます。彼らの価値観というか社会観枯らしたらそんなに疑問に感じないのかもしれないけれど、日本人の感覚からすると「相手の弱みにつけ込み」と不信感しか馬ない気がするなぁ。現実問題日本で接種する事は出来ないのだから、わざわざ波風立てるようなこう言う発表すること自体不要だと思うけれど、そう言う事を考えなかったのだろうか。まぁ、それが中国らしいと言えばそうだけれど。

国産ワクチン

日本でも新型コロナウイルス用ワクチン接種が徐々に広がり、菅総理も来月の渡米に向けて1回目の接種をしています。そんな中で一寸気になるのが、世界中でワクチンの奪い合い状態となり、日本も現状はEUの工場から輸入しているため、今後その影響が出てくる可能性も。今後、国内の協力工場でのワクチン製造も始まるので、それが軌道に乗れば日本向けのワクチンは自国内で何とか賄えるので良いのですが、それまでがちょっと大変そう。

一方で、ワクチン自体の開発は世界中で進んでいるわけで、特にどんどん生まれてくる変異株に対して効果をどれだけ維持出来るかというのも重要な点。今後は、そう言う変異株とワクチンの改善のイタチごっこになるわけで、その時に自国内で開発している強みは出てくるはず。そう言う意味では、昨年から幾つかの大学やメーカーが、今話題になっている「mRNA」型のワクチンを開発していて、塩野義製薬もそのメーカーの一つですが、残念ながら 年内供給が困難になってきたという記事。理由は、国内認証に必要な大規模地券が難しくなったからと言う事で、その理由が選考する海外製ワクチン接種者の存在。

試験のためには、実際にそのワクチンを接種した人と、「ワクチン」と称した別の物(生理的食塩水とか)を接種した人、二つのグループを検証して、本当にワクチンの効果が有意に現れるか確認する必要が有り、新規の薬の場合には広範囲にランダムに対象者を集める必要があります。ところが、既に別のワクチンを接種して居る人が混じってしまうと、本当その件差対象のワクチンの効果なのか、別のワクチンの効果なのか判断出来ず、目的が達せられない。普通の場合なら、今回の様に全国的に全国民対象にワクチン接種する何て言うことはないので、十分に必要な数の対象者も集められたんだろうけど、例えば5月頃から高齢者に向けての接種が始まると、この範囲の対象は殆ど居なくなってしまうわけで、これは中々大きな問題になりそう。

実際問題として、これは個々の製薬会社の問題だとは思うけれど、現在の状況を考えると厚労省当たりが音頭を取って、ある程度事前に地権者候補みたいな人を抽出しておいて、そこで検証して貰うような仕組みって出来ないのだろうか。一応日本国内でも、1億3000万人の人口が有、ざっくりと20歳以上なら、多分7~8000万人位の対象者はいるんだろうし。只、日本の場合はどうしてもワクチンなどの副作用反応に対しての過剰反応があるから、慎重の上にも慎重にならざるを得ないのだろうけれど。確か海外メーカー3社との契約分で、日本の人口分はカバーされていたと思うけれど、今後の事を考えるとさらにバックアップとして、国内メーカーの準備も重要になるはず。ジレンマを感じつつも、こういう所で大英断というか大局的な判断をして欲しいですよねぇ。

2021年3月16日

見て見ぬ振り

東北新社とNTT、それぞれの社長の国会証人喚問が始まり、NTT社長の澤田純社長は総務省幹部だけで無く、メディアや与野党議員との会食もあった事を説明したけれど、「与党」部分を言うメディアはあっても、「メディア」や「野党」との会食を取り上げるメディアは殆ど見当たらない。

メディアとの会食に関しては、NTTもNHKを除くメディア各社も、言ってみれば私企業なのだから、企業同士で情報交換なり親睦会を開催することは、まぁ問題ないでしょう。そこで、不正行為の合議でもしていれば別だけれど。それでも、これだらNTTの総務省幹部への接待が問題になり注目されているわけだから、そこに「メディアにも接待」という事が明らかになったのであれば、そのメディア自らが潔白を証明しないといけないのだけれど、そんな話はとんと聞こえてこない。

同じ事は、与党を追及する野党にも言えるわけで、与党と同じ状況が野党にもあったであれば、まずは自らが問題ないことを証明すれば、それと同じ事を与党にも要求できるわけで、それって絶好の追及材料になると思うのだけれど、そんなことをする気配も無い。と言うか、立憲民主党の支持母体の一つがNTT労組なのだから、その関係はどうなっているのか、何か特段要求されていることは無いのか、色々明らかにするべき事は多いと思うのだけれど、誰もそれを指摘しないのが不思議。少なくと与党側で名前が具体的に挙がっている、高市早苗氏や野田聖子氏等は、領収書などの証拠を出して問題ないことを説明しているわけで、同じ事は身に覚えのある野党議員もしなければ「疑惑は深まるばかり」なのでは。

与党の不手際がいろいろ指摘されているのに、逆に与党の事実理は微増ながらアップしているのに、肝心の野党支持率はじり貧というか大きく下落する場合もあるのは、そう言うダブルスタンダードというか、子供の喧嘩じゃ無いけれど「お前が悪い」と言うだけで、肝心な何がどこが悪いのかと言う根拠が示されない。逆に自分達が同様の事を要求されると、知らぬ顔をするか逆に起こることで相手の主張を威嚇するようなことばかり。今回の件だって、総務省の接待追及をして、総務省改革とか放送事業改革とか、寄り身のある議論や方向性に持っていくチャンスのはずなのに、結局は「総理の長男が」とか「元総務大臣の接待が」と、自分達の欲するゴールのみを上げて、その途中の工程をすっ飛ばすから、全く説得力が無い。出、肝心の根拠はいつものように週刊誌頼みだし。これでは、野党に期待する気持ちがますます縮まるばかりだし、そんな中でコロナや経済や困窮家庭の援助とか、感じの話は一向に進まない状態がいつまでも続く。結局、やってる感を出している野党はそれで満足なのかもしれないけれど、国民は不幸な間々なんですよね。まぁ、それがいつものことなのだから仕方ないというか、どんどん無視していくしか無いなぁ。

推定テスト

ネットで拾ったこんな話題。ハードロックの世界的バンド、ヴァン・ヘイレンの契約書には 「茶色を除いたM&Mのチョコレートを楽屋にボウル一杯準備する」という契約事項があり、それが守られていないと公演がキャンセルされるというもの。一間、有名スターの気まぐれ・我が儘が契約書の中に記載されているように感じますが、実はこの項目が技術的な契約部分の中に隠すように記載されていて、それ故にこの事項が守られていないという事は、重要な技術的な部分の契約不履行の可能性があるという、一種の推定テストみたいなものになっているもの。

これ、似たような事例はエンジニアだと結構経験しているもので、ソフトウェアのテストでもテスターの能力を見るような場合には、わざとエラーとなるテストケースを幾つか仕込んでおいて、それらを見つけることが出来るかどうかで判断することがあります。あるいは、プログラム開発でも、わざと既知のBugを残しておいて、それらをどれだけ見つけられるかで、デザインやコーディングスキルを測ったりすることも。文系でも、読解力のテスト等ではわざと言葉の間違いとか、前後で辻褄が合わない言葉を入れたりすることもあるんじゃ無いだろうか。いゃ、その場合は文章の構成が違ってくるから、間違った読解をした方が正しく読み砕いたことになるから、テストにならないか。

私はヴァン・ヘイレン自体はそんなに詳しいわけでは無いけれど、色々と複雑で大規模なステージ装置を持ち込んだコンサートが有名らしく、だからこそ技術的にも細心の注意と万全の準備が要求されたらしい。だからこそ、実際にその場で個々に確認する以前に、ちゃんとバンド側の意図や主旨を理解してクレかどうか、最初のスクリーニングテストがこの契約書の中の「M&Mチョコレート条件」なんですね。そう言う目的ならば良いのだけれど、これ悪い方法に使うならば、契約者に不利な内容をそっと忍ばせたり、良くクレームになるのが解約条項とか特例条項などを小さな文字で契約書の最後に「ちょろっ」と記載して読み飛ばしてしまうようなことも。記載して居ない事柄ならば、それは契約上無視していい話だけれど、どう言う形にしても契約書に記載されていて、その内容にサインをしてしまえば、その内容が不利益なことであっても契約上は成立してしまう。流石に、著しい場合は裁判などで戦えば覆すことも可能なんだろうけど、一般的には難しいでしょうね。

元の話に戻ると、仮にM&Mチョコレートの項目を見つけて、その準備をしていても肝心の技術的な部分がちゃんとミタされるかどうかは100%担保されるものでは無い。まぁ、最初から契約内容をちゃんと確認しないのは論外だけれど、技術仕様をちゃんと見ているかどうかは、M&Mチョコレートの項目がなんで技術的な項目の中に存在しているのか、何か技術的な関連付けが必要なのか、多分実際に準備する以前に疑問を感じたら、そこで契約内容の問合せをすれば、寄り熱心で信頼出来る相手と判断出来る。もしかしたら、第二第三のトラップが仕掛けられているかもしれない。まぁ、そこまで準備するとなると準備する側の手間もコストも増えるだろうけど、そんなに仕込みは無いのかもしれないけれど。そんな疑心暗鬼を生むリスクは有るかもしれないけれど、でも間接的に相手の力量を計ることも結構重要だしなぁ。私なんかは、話をしていて定性的な言葉では無く定量的な言い方をする方を信頼するのだけれど、それは理系の性質だからかもしれない。それはそれで、安定はしているだろうけど、何か突飛も無いアイデアとか新規の発案みたいな物は生まれにくいんだろうなぁ。それもまた、善し悪し。

2021年3月15日

YouTubeリテラシー

最近、YouTubeで時間を潰すことが増えているんですが、よく見るカテゴリーとしては「猫」を筆頭に(笑)、やはりエンジニアの端くれなので「物作り系」も多く視聴しています。その中でも、最近ブームなのか「DIY」とか「リフォーム」とか関係のコンテンツが多くて、それ故に興味をひかれる物も多いために、 最近ではマイブームの一つになっています。

「DIY」と言っても、それこそ棚とか家具を作る物から、部屋とかのリフォームに、さらには家一軒・マンションの一室までリフォームする物まで千差万別。そればかりか、それこそリフォームでは無くゼロから家を建てたりする猛者も入らして、中でもビックリしたのは広大な山付の土地を購入して、その土地の森林を伐採して、その伐採した木材を自ら製材して6年がかりで自宅を本当に「ゼロから建てた」ものは、もうね開いた口が塞がらない(良い意味で)。田舎で育ったので、子供の頃はナイフで木を削って、オモチャみたいな物を作ったり、ノコギリとかのみとか使った事もあるので、この手の作業にはそれなりに親近感も感じるし、出来れば自分でもこれから時間の余裕が出来たらやってみたいなと思います。ただ、室内のリフォームでも電気工事をするとなると資格が必要になるし、ましてやサイズの大小はあるにしても、「家」を立てるとなるとそれなりに技術と知識が必要なわけで、それを「DIY」感覚でやってしまうってどうなんだろうか。

例えばDIY系の動画と並行して、大工さんのコンテンツも好きで、そう言うものも結構見ているんですが、やはりプロの手際の良さは凄い。で、それらを見ていて感じるのは、大工さんはもう自然な感じで一連の作業の中で水平・垂直と直角を出す事を重要ししているんですが、DIY系の場合は余りそう言う事を感じられない。たまたま映像の編集で、そう言う場面が映っていないだけなのかもしれないけれど、でも自分は素人ながらも映像を見ていると、ちょっと不安になる事も。例えば大工さんの場合は、予め組み合わせる位置とか、ネジや釘を打つ場所に墨を打って固定するときにもピタリと一致させるし、当然水準器を使用して常に水平・垂直を確認しているのに対して、素人さんのDIYやリフォーム系の映像だと、勿論そう言う道具も使用しているけれど、止めるときには目視で決めていたり、固定するときに筋交いが入っていなかったり見たいな、正直大丈夫なんだろうかと思うことも多々あります。DIY何だから、それで良いのかもしれないけれど、でもそこで実際に生活する以上は安全性だって重要だし、信頼性をちゃんと担保した物を作らないと、将来的にも不安だろうし。

中には建築士や大工経験のある人も要らして、そういう人の映像は流石に「素人DIY」と謳っている映像と比較しても違いを感じます。でも、流石に構造計算まではしていないだろうし、ましてや経験値からどこにどの様な補強が必要なのか、どこにどれだけ精度を出さないと駄目なのか、そんなことを考えずに「位置から家を建てました」みたいな映像を見てると、ちょっと不安の方が先立ちます。個人のリスクで個人の責任でやる分には、それが違法で無い限りは良いのだろうけど、それを映像コンテンツとして配信して不特定多数の人がそれを見て、中にはマネする人も出てくるだろう事を考えると、それなりに責任も生まれてくると思うのですが。結局、これも情報リテラシーみたいなもので、本当に信頼出来る情報かどうか、自分で判断出来るだけの知識なり技術を持たないと、単に鵜呑みをしてマネするだけでは駄目なんですよね。そう言う意味では、何時自分でもDIYとかリフォームとか始めるか今は決まっていないけれど、今はじっくりと「自習」して先ずは知識を蓄える時期なんだろうと、だから、毎日のYouTube視聴が止められない(笑)。中には、プロの方がちゃんと更新しているコンテンツもあるので、まずはそう言う信頼出来るものからしっかり知識を吸収しないと。でも、本当に良い時代になりました。そう言うものが、簡単に手に入り専門知識だって得ることが出来るわけだから。だからこそ、そう言うものに対して基本的な知識を得ずに安易に手を出して失敗することも覚悟しないと。

狼少年

二週間延長された、1都3県に対しての非常事態宣言ですが、来週21日には再延長せずに宣言終了となりそう。 指標的には、病床指標が改善してきたことが一番大きそうですが、それって少なくとも東京都に関しては突然倍増したら「カラクリ」の詳細が報道されていないようなんだけれど、何故? こんな話も有るみたいだけれど、本当に1都3県特に東京都は、今の状況を把握して適切な対応を取っているのだろうか。

正直、昨年の1回目に比べて、今回の2回目の非常事態宣言は「重み」が減ったように思います。あるいは「真剣味」と言っても良いかも。一つは、前回は全国的な宣言だったけれど、今回は大都市圏中心ではあったけれど、地域を特定しての宣言だったこと。勿論一部地方では、それに合わせて独自に宣言をした場所もあったけれど、全国的に緊張感は1回目よりは減ったのは事実だと思う。さらに、1回目の非常事態宣言は、その実質的効果は別にして、確かに宣言後は感染者数は減っていき、一時は沈静化したとも受け取れるくらいの状況になったので、今回はそんな「甘え・甘さ」はあったかもしれない。あるいは、やはり一年以上も続く「コロナ禍」に、正直疲れてしまい自暴的に近いような状況になっていることも有るかもしれない。日々の報道や、実際に自分が経験したことからも、外に出る人出は確かに増えていることを実感します。仕事だけで無く、これまで我慢していたレジャー関係の人出と思われるものも増えているのは、年度末、卒業・異動のシーズンと言う事も有ると思うけれど、時期的にも中々我慢するのは、今回が2回目(2年目)ということもあり厳しいのでしょうね。

感染対策としては、外出自粛を言うのは限界だと思います。それよりも、集まっても良いけれど蜜を避けるとか、特にアルコール類を摂取したときには、声高に会話したり、距離が近くなるので、その場合は例えばお店側が注意することを「認める」とか、従わない場合には強制退店させても業務上問題ないとする、みたいな事で、お店側にしても本来の営業時間を確保しつつ、でも感染対策に関してはより厳格な適用を要求するほうが効果が上がるんじゃ無いだろうか。ただ、例えば高齢者施設でのクラスターとか、昼間のカラオケ店での感染拡大とか、どうしても強制できない場合も有るわけで、そう言う場所に関しては逆に特定出来ることを逆手にとってある程度のクラスターは覚悟して、それ以外の場所での発生を最少化していくことを目指した方が、戦術的には正解かもしれない。

一時沈静化したと思われて大坂で、股陽性者数が増えていることが気になるし、東京都よりも隣接する埼玉、千葉が増えていることが気になりますが、これも一日二日の変化では中々全体的な傾向は分からないので、とにかく一気に爆発させずにある程度の期間で判断するしか無いでしょうね。それに、コロナ禍はまだまだ続きそうだけれど、逆にそれ以外の理由での死者数は激減していて、所謂「超過死亡数」を見てみると、日本は大幅に減っているらしい(1万~2万人)。だから、個別には色々課題や問題もあるんだろうけど、相対的には日本の医療態勢は非常に成功していると言っていいんじゃ無いかと。一方で、制限を受けている経済活動の影響で、関連倒産数もそうだし、それに関係して自殺者数特に若者や女性の自殺者は増えているとのことで、折角超過死亡数が大幅に減っているのに、自殺者数が増加していては本末転倒。そう言う人達を救済するためにも、21日での宣言終了と経済活動の再開は、現状ぎりぎりの選択肢なのかもしれない。正直なところ、現在でも限界なのに、新年度の4月1日以降もこのような自粛の空気が蔓延していては、2021年度の経済も厳しくなるしか無いし。陽性者数の下げ鈍りが言われているけれど、逆に考えればそれ位で安定する位のマナー(三密回避)は浸透してきているとも考えられるのでは。後は、ワクチン接種の拡大でさらに陽性者の発症数を下げるのと、やはりこれからの気候が良い影響になる事を期待するしか無いですよね。先ずは、そう言う気持ちを一人一人が忘れないようにする事が大事だし、三密に続く次の「ルール」じゃ無いだろうか。

無策のアイデア=単なる思いつき

先日、小泉環境相の記事を読んだときには気がつかなかったんですが、この人 、

「コンビニでスプーンなどが有料化されれば、自分でスプーンを持ち歩く人が増えていく。こうしたことでライフスタイルを変化させていきたい」

何てことを言っていたんですね。 それならば、以前環境破壊・地球温暖化阻止という名目で「割り箸狩り」みたいな事が起こって、それこそ世の中どこでも割り箸の代わりに再利用可能なプラスチック箸とか、今回のスプーンみたいな「マイ箸」持参をこぞって称賛したけれど、今どうなっているのか、と小一時間。

当時は、南米の密林が割り箸のために何%消失したとか、中国製造の割り箸で中国の環境破壊がとか、色々は無しが出たけれど、全部が全部間違いとは言わないけれど、結局南米の密林消失は森林火災によるものが殆どだったり、割り箸にしても間伐材を利用した、言ってみれば環境に優しい商品だったことが理解されてくると、段々と言われなくなってきたし、今では普通に割り箸利用をしていますよね。さらに当時はよく見られた、再利用するプラスチック箸も、最近では殆ど見なくなってきたし。それでも、最近はキャンプブームもあって、キャンプ用の箸とかスプーンとかフォークを持っている人は以前よりも多いかもしれないし、それを持ち歩いている人もいるでしょう。でも、突発的にコンビニで食事を調達して、その時には手ぶらの可能性が高いから、お箸やスプーンなどの食器提供が必要だしありがたいわけで、それってまさにレジ袋の有料と同じ轍を踏むことになる気がする。

スパゲッティとか麺るを食べるときのフォークは、お箸でも代用が可能だから、多分フォークはそんなに問題にならない。問題なのは、救って食べるときに必要なスプーンの存在。例えば、カレーをお箸で食べるとなると中々大変だし、炒飯だって食べられないことは無いけれど、やはり面倒。それでも、今後スプーンが有料化されたら、代わりにお箸を要求する人や、最初からお箸で食べやすい商品に販売がシフトするんじゃ無いだろうか。やはり同じ事を考える人はいるもので、ネットにも同じような事を書き込んでいる人が結構多くて、「あぁ、みんな考え事は同じだな」と妙に感心したりして。

割り箸のとこも、割り箸のためにわざわざ伐採しているという誤解もあったけれど、結局間伐材の有効利用ということが理解されると、「マイ箸ブーム」も沈静化してきたように、プラスチック製品もガソリン等の石油由来製品を精製するときに出来る「ナフサ」を加工する、言ってみれば「無駄を出さない有効利用製品」とも言えるもの。スプーンの削減に伴って石油製品も減れば良いけれど、そうで無ければスプーンに加工する分は燃やして捨てるしか無いよけで、それはそれで地球環境にはよろしくないと思う。法案の記事に掲載されているフロー図を見ても、結局は回収部分をしっかりすればプラスチックごみは削減できるわけで、昼間のスプーンや入れ物を減らしても根本解決にはならない気がする。実際浜松市では、「プラスチックごみ」の日があり、毎週回収していますが、それも綺麗なもので無いと再利用出来ないので、汚れはプラスチック容器は「燃えるゴミ」として出すしか無い。スプーンだって、わざわざ洗って再利用用に出すのかなぁ。普通は「燃えるゴミ」としてそのまま焼却されるだけの気がする。誰が今回の法案を決めたのか知らないけれど、結局は机上の空論でしか無く、現実に即したルールになっていない気がする。

2021年3月14日

AMC Leg#8: HND-OKA/-HND

先週に続いて、 今週も仕事終わりに絡めてのフライト。前回は朝の08:30発のフライトでしたが、今回はさらに1時間早い07:25分発のフライトでちょっと大変。勿論、ホテルで朝食を取る余裕も無いので、ぎりぎりまで寝ていられるように目覚ましをセットして、サクッとシャワーを浴びてホテルを出ました。

1) HND 07:25 - OKA 10:10 (NH463)

早朝の06:30過ぎに京急の1/2タミ駅に到着したんですが、先週までと比べて人出が多くてビックリ。時期的に学校も休みに入るタイミングなのか、親子連れとか若い年代のグループも目立ちます。実際、改札を抜けてBF1Fから出発階の2Fまで一気に上がるエスカレターターには、これまで見なかったような長い列が出来ていてビックリ。しかも、普通は歩いて登る人用に空いている右側も半分くらい埋まった状態です。2Fに上がると、これまでは閉鎖されていた右側(南側)のカウンターも開いていて、まだまだ減便が続く状態だけれど一寸活気が戻ってきたことを感じます。AMC Diamond用の保安検査室を抜けてラウンジに入ると、こちらも8割方埋まった状態。その為か、私が入室した時には閉鎖されていた北側のコーナーが、その後開放されていました。

この日の都内は、朝から雨。羽田空港上空も、暗い灰色の雨雲に覆われていマス。とは言っても、ホテルから最寄りの地下鉄駅まで傘無しで移動すれば、後は屋根のある場所での移動だけで浜松に戻れるので、結局は一度も傘を使用する事無くここまで来ました。この時点では、冷たい雨が降っている位の感じでしたが、予報ではこの後から段々と悪化するとの事で、少なくとも自分の後に出発する沖縄で復路便となるフライトまでは何とか定刻取りに出発して欲しいと願いながら、当日63番ゲートに変わった搭乗口に向かいました。

ラウンジを出てほぼ正面の63番ゲート前は、やはりいつもと比べると搭乗待ちの人が多い感じです。すでにグループ2位迄登場順序が進んでいて、私は最後のグループ6でしたが、それでも定刻の15分位前には機内に入る事が出来ました。その後も登場する人がちらほらいらっしゃり、ドアクローズはほぼ定刻の07:23頃。暫くしてプッシュバックトなり、D滑走路のRW05へ向かいます。先行機の、多分黒い機体だったのでスターフライヤーの離陸を暫く待った後、搭乗機が離陸したのが07:45頃でした。

機内では、軽食の朝食を頂いた後は、数日前に発売されKindleにオとしておいたSF小説を読みながら時間を潰します。那覇空港へのアプローチは、本当に差し掛かる手前くらいから東に機首を振り、ぐるっと回り込むようにして南側からのRW36利用の様子。どちら側に降りるかと思ったら、ターミナルに近い第一滑走路がのRW36Rで、着陸後右側の誘導路に抜けると、直ぐに33番ゲートにほぼ定刻通りに入りました。この後所用をしませた後、お昼をどうしようか迷いましたが、一寸時間的に早いことも有りラウンジで一寸軽食を頂いて、復路の機内食までお腹を持たせることにしました。

2) OKA 12:15 - HND 14:35 (NH464)

ラウンジに入ると、私が入室した時点で7割位埋まっている様子で結構混雑しています。この後、続々と入室してくる人が増えて、「ただいま混み合っています」というアナウンスを久しぶりに聞きました。私が出るときには、殆どの席が埋まっているような状態でした。比較的減便の影響が少ない沖縄線とは言え、ちょっと意外な状況でした。

出発ゲートの33番ゲートに向かうと、すでに事前改札が始まっている状態。その後、グループ1から6へと順番に搭乗開始となりますが、やはり復路便も乗客数は多いようで、グループ6迄到達刷るのに結構時間が掛かりました。それでも、ドアクローズは定刻より少し早めで、暫くしてRW36Rへ移動し、離陸したのは12:30少し前位でした。この時期、羽田までの飛行時間は2時間を切るので、この調子なら予定時刻の14:35よりも結構早めだなと期待しましたが、実はこの後が大変でした。

復路同様機内食を頂いた後、Kindleの続きを読み、それが読み終わったのが遠州灘当たりに差し掛かった頃。この時点で残り時間を見ると、定刻よりも20分位の早着になりそうで、しめしめと思ったのですが... 暫くすると機長アナウンスが有り、羽田空港周辺で強い横風があるので着陸時はかなり揺れるとのこと。それでも房総半島に向かっていましたが、エアショーを見て気がつくと機首が反対方向を向いています。さらにぐるっと1周すると、さらに房総半島上空でも1周。後で考えると、強風の状態を様子見していたのだと思いますが、この時には早着過ぎて時間調整をしているのかなと思っていました。

そのうちに機首方向をRW34に向けて羽田空港へのアプローチに入ります。事前にかなり揺れが想定されるとのことでしたが、まだ房総半島上空で雲の上にいる時には、外は当然ながら晴天ですから安定しています。雲の中に入っても、それほど揺れる雰囲気は無い。ところが、東京湾海上に差し掛かり、厚い雲の下に出た途端に機体が揺れ出します。

その揺れ方も、「ガタガタ」と揺れるのでは無く、「ドーン」という形でいきなり横から突き飛ばされるような揺れが何度か来て、ちょっと経験したことの無い様子。ただ、この時点でも窓の外を見ていても、そんなに期待が影響を受けている様子はありませんでした。ところが、この後着陸のために車輪を出したことで抵抗が増えたのか、そのくらいの高度が一番風の影響を受けていたのか、そこからかなり機体が左右にバンクを振るような状態になり「あれ、やばいかな」と流石に自分でも感じる位に。その後、東京湾を半分くらい過ぎたあたりでしょうか、急に体にGが掛かり機体が左旋回しつつ急上昇し始めます。直ぐに「あっ、アボートした」と分かりましたが、思いっきりエンジン出力を出しているんでしょうね、聞いたことの無いようなエンジン音が響きつつ、左に大きく旋回をしていきます。

大きく左旋回をして機首が南に向いたところでCAさんからアナウンスが有り、強い横風のため着陸を断念したこと、この後様子を見て再度着陸する予定とのこと。この時点で、機内のWi-Fiからこの後乗車予定の新幹線の予約をどうしようか迷いますが、まだ余裕はあるのでもう少し様子を見ることにします。

機体はそのまま南下して館山上空くらいまで戻ってきたところで再び着陸態勢に入ります。この時機長からアナウンスが有り、空港から風が少し弱まったため再度着陸を試みる。ただし、これが出来なかった場合残り燃料の関係からセントレアへダイバートすると言う内容。セントレアに着陸しても良いけれど、それならセントレアで降りようかなどと考え始めます。

前回同様、再びRW36に機首を向けて着陸態勢に入ります。多分1回目はC滑走路のRW36R狙いだったと思いますが、今回はA滑走路のRW34Lに向かっている様子。心持ち、房総半島上空の雲にも切れ目が多く感じられ、東京湾上空に差し掛かっても、前回ほどの揺れは感じられません。ただし、勝負はこの後な訳で、多分乗客全員の願いが通じたのでしょう、多少の揺れはあったものの、何とかRW34Lに着陸。間々目前のジャンプシートに座っていたCAさんが、流石にガッツポーズはしませんでしたが、「やった!」という雰囲気で横のCAさんと目で会話している様子が伺えました。この後機体は、63番ゲートに入りますが、ゲートインしたのは定刻よりも25分遅れの15:00丁度くらい。急げば予約した新幹線にまだ間に合うタイミングなので、急いで京急の地下ホームに移動しましたが、雨と風の影響は飛行機だけで無く、私鉄も強風のため速度制限が出ているとのことで、京急線も遅延が発生しており、品川駅へは間に合わないことが確定。その場で新幹線をその後の物に変更しました。

私も長いこと色々な場所で飛行機に搭乗していますが、多分着陸復行(go-round)を経験したのは記憶する限りでは今回が初めての気がします。逆に、今回よりも強い横風の中、墜落するように着陸した経験は、アメリカ国内線で何度かありますが、どちらが良いかと言われれば... (笑)。悪天候は予想していましたが、それでも何とか着陸できて本当に良かったです。(続く...)

ニュータイプ (2)

先日、東海道新幹線の新型車両「N700S (Supreme)」のこだま号利用の話を書き、「新型車両は、のぞみ号、こだま号、ひかり号、とひかり号が一番虐げられている」みたいな事を言いました。その声が、JR東海幹部に届いたのでしょうか、品川駅からひかり号に乗車するときに、なんとひかり号では初めてN700Sに乗車する機会に遭遇(笑)。

たまたま偶然なんだろうけど、N700Sが投入されたのが昨年の7月だったかなぁ、もうそれなりの時間が経過しているので、結構投入台数は多いのかもしれない。

前回も感じましたが、やはり新しい車内の雰囲気は新鮮で、また座席なども改良されているので、申し訳ないけれどN700Aと比べると嬉しい。ただし、駅到着前に車内の照明が明るくなるのは慣れませんね。ひかり号の場合は、駅の間隔がそれなりにあるから良いのだけれど、前回のこだま号の場合は5~10分間隔くらいで明るくなりますから、中々落ち着かない。いずれにしても、またこの車両に乗車できたら嬉しいです。

Courtyard by Marriott Tokyo Station

BONVOY系6滞在目(9-10泊目+25泊+7泊)は、 一月振りのコートヤード東京。仕事終わりに入ったため、チェックインしたのは夜の8時近く。途中、簡単に食事はしてきたんですが、一寸物足らなくて一度外に出て、近くのコンビニで軽食を調達して、軽く部屋飲みしました。

その部屋飲みですが、このホテル、チェックイン時にアルコール飲料(3本セット)か、ノンアルコール飲料(3本セット)が貰えます。前回までは、予め透明なビニール袋に入れられたものが、アルコールorノンアルコールで提供されていましたが、今回はアルコール・ノンアルコールドリンクのリストがあり、その中から希望の物3本が貰えるスタイルに変わっていました。ですから、アルコール・ノンアルコールの組合せでも良いし、同じ物3本でも可。多分、色々コメントを貰ったんでしょうね。やはり提供を受ける側としては、内容を選択出来る方が嬉しい。

あと、朝食をPlarinum特典で頂けるんですが、以前は洋食のセットのみだったのが、今回は洋食と和食のいずれかが選択可能に。今回は洋食を選択しましたが、前回量が多くて食べきれなかったので、少し減らして貰いましたが、それでも今回はさらに全体の分量が増えていて、減らしたけれど前回よりも量的にはまだ多くなっていました。このホテル、ブランドがら、朝食時やロビーでも外国人宿泊者の姿をよく見るので、その為なのかもしれないけれど、次回利用するときには和食に変更するか(それでも、別の人が頼んでいた内容を見たけれど、量的には結構ありそう)、洋食もサラダとオムレツくらいの半分以下に減らさないと。

2021年3月13日

最高裁が棄却

所謂「慰安婦報道記事」の裁判で、記事を書いた植村隆氏の請求が最高裁で棄却され、一審、二審の判決が確定。裁判の趣旨は、植村氏の記事に対して、それが捏造記事と批判した西岡力氏や週刊文春に対して、植村氏が名誉毀損として起こしていた物で、今回その「捏造記事」との主張には公益を図る目的があったと認定。さらに、植村氏の記事は意図的に事実と異なる記事を書いた、と認定されたことに。

所謂慰安婦問題に関しては、良かれと思って対応した日本側の姿勢が、逆に韓国に利用されて、かつ日本側の楽観的な考えとは裏腹に、執拗に長期間の運動で、世界的には「事実」と認識されることが多数派に。その切っ掛けを作った原因は幾つかあると思うものの、朝日新聞の行動(記事掲載)は大きな影響があったと言えるし、その一つとして植村氏の記事にも大きな責任があると思う。そして、当時の記事掲載媒体として、朝日新聞側にも今回の判決で責任が生じると思うんですよね。

朝日新聞自体は、当時の根拠の一つである「吉田証言」が事実では無かったと当時の記事の幾つかを取り消しているけれど、慰安婦報道自体に関しては、戦争当時の一つの事象として取消も否定もしていない。ただ、当時記事を執筆して掲載していた記事が「事実と異なる記事」と最高裁で認定されたわけだから、掲載メディアとしても責任を取る必要があると思います。つまり、当時の記事を取り消して、その旨謝罪する記事を掲載する必要が。

当時は厳しい環境にある、実際に身売りされるような状況もあったことは事実だと思います。ただし、韓国側が主張するような国家的な犯罪行為という証拠は無い。逆に、朝日新聞や福島瑞穂氏の様な個人・団体が、理由は不明だけれど意図的に煽ったように感じられて、それが現在まで続いていると思いますねぇ。個人的には、いわれのない疑惑を国家規模で突きつけているのだから、日本としても最悪断交する覚悟で否定するべきだし、強く主張するべきだと思うけれど、争い事を好まない性質なのか、何れ解決されるという甘い考えなのか、未だにその態度には疑問を感じます。安倍総理になり、少し変化したように感じるし、それは現在の菅総理になっても続いていると思うけれど、「殴っても、決して殴り返さない日本人」みたいな相手から舐められている事が原因では。だからと言って、そんなことを続けていると、突然豹変するのが日本人だという事は、過去の大戦など見ても明らかなわけで、そろそろ日本としても最初は世界的に批判も出るだろうけど、事実を積み上げて反論する覚悟が必要なんじゃないかと感じますね。まぁ、まずは朝日新聞がちゃんと謝罪して訂正することからだな。

メディアの自浄作用

放送事業会社に対しての外資20%資本規制に違反したとして、東北新社の子会社「東北新社メディアサービス」への放送事業者認定が取り消されるニュース。予め決められたルールに違反していて、それに対しての罰則がルール通り適用されるのだから本来は問題無い話なんだけれど、ここで不思議に感じるのは、「免許取消は、言論への弾圧だ」というような意見が出てこないこと。

以前、高市早苗総務大臣時代に放送事業者の免許停止に関して、「放送法違反があれば対応する」とコメントすると、一斉にメディアや野党から「言論弾圧」のような反応があったと記憶しています。別に特定の事案に対してのコメントでは無く、予め定められたルールに違反したら、定められた対応をするという一般的な答弁だと思うけれど、そう言う事を考えること自体が問題みたいな反論も当時はあったと思います。当時は「想定の話」であれだけ反応があったのに、今回は「現実の問題」なのにメディアからは特にそんな反応は無い。ましてや、言論弾圧という話もで無い。

確かに、20%を超えていたことは事実らしいけれど、「20%以上」とは言っても「20.75%」という値。しかも、それを精査するべき総務省側も見逃していたわけで、そう言う意味では連帯責任とも言える事案思います。そう言う意味で、無罪放免は無理としても、一定期間の免許取消とか、訓告みたいな厳正な注意で今回は納めるとかしても良いような気がするわけで、さらにそう言う用語の意見がメディア側からも出てもいいと思うんですよね。なんせ「言論の自由」を守りたいわけだから。でも、そんな動きが微塵も感じられないのは、その対象が東北新社であり、菅総理の長男が絡む事案だから、擁護の論調が出てこないのだろうか。だとしたら、メディア側が都合の良いように「言論の自由」なるものを弄んでいる気がする。

高市氏の場合は「適切でない内容」という曖昧な判断基準での話で、今回は20%という制限に対して20.75%と定量的に明確に逸脱しているから別の話である、という理由はあるかもしれない。それならば、放送法でのルールを定量的に変更することには反対しないのだろうか。それならそれで、放送事業を萎縮させるとか言ってまた反対する気がするけれど。自ら「公共性」を謳うメディアに置いては、今回の件は一放送事業者の話ではなく、メディア全体に問われている問題という認識を是非持って欲しいですね。でないと、メディアの自浄作用じたいも期待出来ないと思う。

楽天+日本郵政=楽郵 or 郵点?

楽天と日本郵政(JP)が、資本・業務提携というニュース。日本国内の話だけれど、サービスと物量のメガグループの誕生ということですよね?  世界的にはGAFAの脅威が言われているけれど、この提携も結構影響は大きいのでは。

まぁ、それぞれの目の付け所が良いことと、それを実現するそれぞれの企業体の力量なんだと思うけれど、例えばアマゾンジャパンなんかはどう思っているのだろうか。あるいは、今回の件に刺激を受けて、メルカリとかラクマとかも物流会社との提携を進めるんだろうか。スタトレの転送機が実用化されない限り、物販企業にとっては物流企業との関係は最重要課題であることは、今も昔も変わらない。

一方で、アマゾンジャパンの厳しい要求に、ヤマト運輸が契約を終了したように、サービス側から見たら物量コストの削減は一番手を付けやすい部分だろうから、「提携」というのは諸の刃になるリスクもあるように思います。それに、現在は民間企業なんだろうけど、日本郵政は「郵便事業」という公共サービスも担っているわけだから、私企業との提携もそれなりに条件というか制約も生まれると思うんですけどね。

今回の「楽天-日本郵政」に刺激されて、次に続くのは何処だろうかと勝手に想像してみたんですが、やはり「PayPay-佐川急便」連合じゃないかと、個人的には推測(笑)。あるいは、メルカリとZOZOが手を組んで、さらにヤマト運輸と提携するみたいな、「連合的提携」がこれからどんどん生まれてくるのかなぁ。効率化と利便性を求めるなら、ある程度数や規模の優位性追求も必要だと思うけれど、それは選択肢も狭めることになるんですよね。その当たりのトレードオフが難しい。今回の楽天-日本郵政の提携が、一つのベンチマークになるんでしょうね。

2021年3月12日

節目は無い

東日本大震災から10年目の昨日、各メディアは10年前の大地震や洪水被害を振り替えつつ、未だ進まない復興作業や現場、あるいは未来に向けて踏み出した人達の話など、それぞれの視点から「あの日」を伝えています。 特に今回は「10年目」という、数字的には大きな区切りの年なので、例年と比べて取り上げ方が大きいと思いつつ、でも言い方は失礼かもしれないけれど「この日のための特集」というイベント感は拭えず、逆に震災の記憶が風化していく印象も受けます。

たまたまネットで見かけた書込で、10年という節目を迎えた東北復興に関して、支援作業に熱心なサンドウィッチマンが答えたのは、「節目なんて無い。日々支援するだけ」みたいな回答をしたと知り、あぁ、この人達は強い信念の元色々な活動をしているんだと感心というかちょっと感動しました。そうなんですよね、直接震災に遭遇していない人にとっては、「3月11日」というのが震災を思い出すキーワードなんだろうけど、現地で実際に体験した人にとっては、2011年3月11日のあの瞬間から現在までずっと続いているわけですから。そう考えると、年に一度この時期になると繰り返される東日本大震災の話題にしても、本当に自然災害に対しての準備を言うのであれば、もっと何度も伝えるべきだし、復興を支援するのであれば、年間継続して伝えるべきであろうし。

と言うか、当時から現在までメディアの役割は大きかったはずなのに、未だに多くのメディアは復興支援や震災被害を煽るような伝え方をしている。震災直後は、色々情報も錯綜していただろうし、日本中が混乱していたから仕方の無い部分もあったと思うけれど、それが落ち着いた時期になっても続いている。特に福島第一原発関連に関しては、未だに処理水のことを「汚染水」と呼ぶメディアもあり、いつも感じるのは彼らは何か特定のイデオロギーの元情報発信しているんじゃ無いかという疑惑。さらには、「未だ残る風評被害」と言うけれど、それが問題だと感じているのならば「風評を払拭する記事」を書けば良いだけの話しなのに、恰も自分達が地元の代弁をしているように煽るような記事を未だに掲載している。中には、当時の記事が誤報であることが調査の結果認められて、メディアが謝罪したにも関わらず、その記事を書いた当事者は「あれは正しい」と未だに言っているし、東日本大震災の中でも特に福島県に関わる被害原因は、直接的には地震や津波であったけれど、それ以上に大きな間接的原因が「メディアの風評被害」だったと思う。

当時の首相だった菅直人氏は、未だに自分の行動は正しかったと強弁するし、当時の民主党政権の幹部の反省も無い。いゃ、反省しなくても良いから、ちゃんと一度振り返りをして、是非をしっかり明確にすることが、次の世代への責任じゃ無いのか。所謂「議事録」に相当する物をちゃんと残して伝えるべきなのに、そんなものが無いばかりか今新たに作り替えようとしている空気すら感じる。だからこそ、原発問題で孤軍奮闘している、細野豪志氏の活動には期待をしているし応援もしたいですよね。自分も福島の美味しいお酒と美味しい肴を、これからも楽しみに頂くことで、力むこと無く細く長くささやかだけれど支援を続けて行きたい。それが15年目だろうと20年目だろうと30年目だろうと、変わること無く。