2021年3月18日

愛車レストア

女優の伊藤かずえさんが所有する、日産の「シーマ」。この車は、「シーマ」の初代で、伊藤さん自身が30年以上も乗り続けている車であることは有名な話。 それを聞いた日産が、この車をレストアすることになったという話。長年の利用者に対しての感謝もあるだろうけど、日産としても良い宣伝になる事は確かですしね。

「レストア」というのは、まぁ一種の改造で、エンジンを交換したり、足回りを強化したり改造したりする事。一番身近な例で言えば、車高を下げる「シャコタン」かな(笑)。私も、一応エンジニアの端くれなので、こういう「物作り」系は嫌いじゃ無く、CSとかYouTubeに上がっているレストア系番組は結構好きで見ています。木工系は、昔は多少やったことはあるけれど、こう言う機械系というか金属系は殆ど経験が無いので「へぇ、すげー」とか思いながらよく見ています。

そんな中で好きな番組の一つが「Fast N' Loud」という番組で、廃車同然の車を買い付けてきて、徹底的にレストアするもの。そこで個人的にいつも疑問に思うのが、エンジンを交換して、フレームを入れ替えたり変更して、さらに足回りも変更してと、結局残っているのはボディーの一部だけだったりするわけで、あれって「レストア」なのかって疑問に思うのだけれど。同系列の番組で「名車再生! クラッシックカー・ディーラーズ」の方は出来るだけオリジナルの雰囲気は残して、安全性や機能性の回復など必要最小限のレストアしているのと対照的。まぁ、どちらも「有」の話だと思うので、この2番組は好きだったんですが、長い間放送されている番組だけに、色々あるみたいで、最近放送が終了したり、大分内容が変わったりして一寸残念な気も。

その"Fast N' Loud"なんですが、こちらの番組で良くあるのがエンジンを大馬力のものに換装して、さらにサスペンションを変更するか改造して車高を下げる事をやっていること。「あぁ、日本と同じだ」と妙に感心してしまったんですが、あれってアメリカから日本に来たブームなのか、日本からアメリカに渡った影響なのか、それともシャコタンっていうのが世界共通の「美意識」なのか。流石に、このシーマをシャコタンにする事は無いだろうけど、30年間使用したエンジン交換とか、電装系は最新の物に変更するんだろうか。駆動系を更新したら、乗り心地にも大きく影響するから、そこは伊藤さん自身の「好み」との違いがどうなるのか。流石に外装系はそんなに弄らないのだろうけど、ライトをハロゲンにしたりとか、フォグランプをLEDにしたりとかくらいはするかも。後写真を見ておもったんですが、ホイールは最近の物に交換するのだろうか。人様の車に色々興味が沸いてきますが、実は自分も自宅のいろいろな作業や補修用に、荷物運搬でき車が欲しくて、軽トラを購入しようかと考えているところ。ただ、最近のキャンプブームで、軽トラを改造してキャンピングカーにしたりするのがブームらしくて、中々良い中古車が無い。だいたい、軽トラ自体が人気で結構値段も上がっている様子なんですよね。で、こんな状態だから軽トラ購入したら、自分も(ささやかな)レストアに嵌まってしまうかも。

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