2023年7月18日

TPP英国加入

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に、英国の加盟申請が16日に承認されて、TPPのスタートから初の新規加盟国に(12ヶ国目)。英国の加入により、TPP加盟国のGDPは、世界のGDPの15%まで増加する(英国加盟以前では11%位)らしい。世界GDPの15%と言うと、大きい気もするけれど、アメリカ(1位)が日本の5倍強、中国(2位)が4倍強なので、やはりこの二ヶ国のいずれかが加入しないと、なかなか世界的に大きな勢力には成り得ないと感じます。アメリカは、今の所TPPに復帰するつもりは無いみたいですが、やはりアメリカの存在の有無で世界的な連携や提携の成功が決まることは事実だと感じますね。

そのTPPには、もう一つの雄、中国も加盟申請をしているけれど、TPPの本来の理念を考えたらとても中国は加盟できる状態にあるとは思えないわけで、それでも加盟申請をして多分ごり押ししてくるところに、この国の真骨頂というか強かさを感じる所。それ以外の加盟申請中の国は、ウクライナ、台湾、コスタリカ、エクアドル、ウルグアイですが、最大の課題は台湾の加盟でしょうね。制度整備等の状況だと、台湾の方が中国よりもはるかにまともだと思うけれど、既に加盟している東南アジアの諸国は中国の影響力が大きいから、加盟承認のために「全会一致」を得るのは難しそう。そんな中でも、TPP担当相が、

「威圧的な対応や法令順守に的確な対応をしていないエコノミー(国・地域)は対象にできない」

と中国を意識した発言をするところに、以前の日本とはちょっと意識というか立場の違いを感じます。これは良い傾向だと思う。

その次に課題になるのは、ウクライナかなぁ。今のロシアとの戦争が終結しないことには、多分加盟承認は厳しいと思うけれど、何らかの形で停戦・終戦となれば、戦後復興援助の形でTPP加盟が認められて行くことはあるのかな。ただ、英国の場合は一応太平洋地域に自国の領土が有るからまだTPP加盟も理解出来る部分は(何とか)あるけれど、ウクライナの場合はちょっと難しい気がする。ある意味、日本がEUに加盟するようなものですからね。 まぁ、南米の国々でも、太平洋に面したコスタリカ、エクアドルは分かるとしても、大西洋側のウルグアイも加盟申請しているわけだから、それを伸ばせば英国、ウクライナも繋がると思うのはちょっと無理があるか。

円安の今、日本国内に仕事を呼び込むことは国際的には有利になるわけだけれど、仕事は来ても国内にはそれを実行する人出が足りていないわけで、円安の恩恵を受けているとは言い難い状況。円高時期に国外に出た日本企業も、昨年辺りから国内回帰の様子を見せているけれど、それだって決めて直ぐに国内に戻れるわけでは無く数年単位の計画と準備が必要。その間に、今の円安が円高に反転する可能性だってあるだろうし、なんと言っても今後人口がどんどん減少する中如何に優秀な人材を発掘するかという事が大きな問題になるんじゃ無いだろうか。海外からの人材誘致が、一番即効性があって良いとは思うけれど、日本の場合そう言う事にまだまだアレルギーのある人が多い社会でもありますからね。まだまだ小さな一歩だと思うけれど、今後の日本の国際社会での振る舞いや国内の発展も含めて、この英国の加入が実は大きな変化の始まりだった、と後年言われる様になるのだろうか。良い意味で、そう評価される将来を期待したいところ。

エアコンを使おう

最近では「最高気温は35度です」とか聞いても、そんなに暑く感じられない位猛暑が普通になってしまった日本の夏。3年前には日中最高気温41.1度と、埼玉県熊谷市に並んで国内最高気温を記録した浜松市だけに、暑いのも当たり前かもしれないけれど、実際の体感気温は観測された気温とは別で、やっぱり湿度が高いからでしょうか、ここ数日は折角の連休だけれど、一歩自宅の玄関から外に出るだけで直ぐに回れ右したくなる状況。 

実は、昨日は朝5時頃に目が覚めて、珍しく曇り空で余り陽がさしていなかったので、朝食の後すぐに洗車を始めたのですが、洗い出した途端に雲が切れて陽が照りつけるようになり焦りました。何とか拭き上げくらいまではそんなに日差しが強くないタイミングで終えられたので良かったのですが、洗車が終わったらTシャツから短パンから汗びっしょり。その後午前中のまだ早い時期に洗車した車で少し出かけましたが、もうその時点では外はむっとする空気で、車内はエアコンをフル稼働。余り見たくないけれど、燃費はいつもよりリッター当たりで2km位は下がっています。

こういう気候が続くと、私なんかは躊躇せずにエアコンを入れて適切な室温にするよう心がけているし、水分補給なんかも、昔ずっと陸上競技とかアメフトをやっていたからマメに取ることは当然だと思っているので良いのですが、困るのは高齢者となった親世代。以前同居していた祖父母は、エアコン嫌いで精々扇風機を使うくらい。当時はまだ今のような「猛暑・酷暑」の時代では無かったし、自宅も今の家の前の家で風通しも良かったので、まだ何とかなったんですが、今の家はそこそこ密閉性も高くて逆に風通しはそれ程良くないので、やはりエアコン利用は必須。もう亡くなっていますが、当時同居していた祖母がエアコン嫌いで、折角部屋にエアコンを付けていても全然使わず、毎年春にエアコン掃除を依頼すると、業者の人がびっくりしたくらい。かといって、家の中全部を均等に空冷する事も出来ないので、下手に自分の部屋を冷やしてしまうと、トイレとかの用事で部屋の外に出た時に熱気との温度差がまたキツいらしい。そんなこともあって、今はリビングとかエアコンが使える部屋は人が居なくても軽く冷却するようにしています。原発は止まっているけれど、電気代値上げはしない中部電力にはですから感謝です。

そんな「エアコン嫌いな高齢者」にエアコン購入の切っ掛けになる一言。なるほどね、自分への効果では無く自分の資産や周りへの効果を言うことで購入動機に繋げるというのは良いアイデア。直接理由を説明する事が一番端的で正しいのだけれど、何故かそれだと反発を招くケースも多くて、こう言う間接的な言い回し、婉曲な言い回しが出来ると、いろいろと世の中で便利ですよね。何度かここにも書いていますが、昔コールセンターに見学に行った時に、お客様の問合せで「電源を入れても動かない」という症状が一番多いらしい。原因としては、コンセントから外れている事がやはり一番多いらしいのですが、それを直接「コンセントを確認してください」というと「馬鹿にしているのか」と反発されることも多いらしい。そこでこういう場合は「一度コンセントからコードを抜いて5秒してからもう一度挿入して試してください」と言うと、殆どの場合解決して電話が終わるらしい。お客様としては、抜くために確認したら実は外れていたことが分かるけれど、もう一度入れ直したと言えば面子も立つわけですし。ゴールを目指すために、厳しくとも頑張って最短最適化した経路を選択する事も大切だけれど、ゴールするという結果獲得を確実に得るために確率・確度が高い方法を探すという事も大切だなと再認識しました。 

想定内の例外処理

マイナンバーカードと健康保険証の統合に関して、データの紐付けのミスや高齢者や被介護者が暗証番号等を使えない場合もあるから暗証番号の無いマイナンバーカードを発行すると言う話に対して、例外処理を増やすべきでは無いと言う話を書きましたが、実は「暗証番号記載の無いマイナンバーカード」は想定されているという話。こういう仕組みになっているとは全く知らず、自分の不勉強を恥じるばかり。ただ、あくまで「そういう使い方も出来る」という内容らしいので、記事の最後にも書かれているように適用範囲は必要最小限にするべきだし、やはり基本となる「マイナンバー(カード)」の仕組みを利用することのメリットは大きいと感じます。

試しに、記事の最後に書かれている自分の保険証情報を表示させてみましたが、ちゃんと問題無く自分の情報が表示されたので一安心(笑)。しかも、私は事情があって「健康保険限度核適用認定証」を利用しているのですが、この情報もちゃんと取り込まれています。以前だと、病院に行く時には健康保険証とこの認定証(紙一枚)両方を提出しないといけなかったのですが、マイナ保険証だとマイナンバーカード(あるいは認証したスマホ)一つで解決出来るわけで、やはり利便性は高いと思いますね。

更に、今回「マイナポータル」アプリを開いた時に、マイナンバーカードをスマホに取り込む操作もやってみました。マイナンバーカードをNFCで読み込んで、スマホ用の暗証番号と署名用パスワードをそれぞれ設定するだけ。設定後は、マイナンバーカード無しでスマホ上でスマホの生体認証(自分の場合は指紋認証)でマイナポータルにログイン出来るので、今後サービスが拡大されればされるほど便利になりそう。 

ところで、マイナ保険証への統合に関しては個人認証レベルが低い現在の健康保険証による成りすましを防止することが最大の目的だと思うんですが、「保険証の成りすまし聞いたことが無い」とツイートしてしまった日本共産党の小池書記局長が総突っ込みを受ける自体に。現在は、そのツイートは削除されているけれど、しっかりと魚拓も取られていて、ツイートした事実とそれに対してのコミュニティノートの履歴はしっかり残されることに。コミュニティノートにも説明されているように、個人特定の証明としては信頼度が低いために、今ではどんどん利用停止されている状況を、本当に知らなかったとすれば政治家としてアウトだろうし、知ってて呟いたとしたら、不正を認める事になるわけで、その場合でも政治家としてアウト。と言うか、この小池晃氏、元々は医師だったわけで、健康保険証の実態を知らないわけが無いと思うのだけれど。こういう所が信用できない所なんですよね。

2023年7月17日

コミュニティノート

Twitterに、そのツイート内容の背景補足するための「コミュニティノート」なる機能が追加されましたが、実際には「ファクトチェッカー」として機能してしまっている問題。それを逆手に取ったのか、こんなアカウントも出来ているのはある意味痛快と言うか何というか。 

ツイートを見てみると、7月7日からこのアカウントはスタートしていて、最初のツイートは静岡市で発生した高架橋工事落下事故の映像と称している動画の補足説明(修正コメント)ですが、これまでここに掲載されている元記事とその訂正ノート(補足情報)を見ているだけで飽きない。 

中には、本来の目的のように、元ツイートが説明不足ややや論点が外れている部分を補足しているものも見られるんですが、殆どの場合は「ファクトチェッカー」として機能していることに、ある意味今のtwitterの問題点も浮き彫りにしている気がします。 

これまでも、疑念や問題のあるツイートに対しては、コメントや引用リプライの形で補足情報や修正情報が付けられてはいたけれど、それは意図的にその投稿を見ないと認識理解されないわけで、正直余り効果的だったとは言えないもの。それがこの「コミュニティノート」機能で、元投稿と一緒に表示されることで、その投稿を読んだユーザーが総合的に判断する素地が出来たことは良いことだと思う。どうしてもファクトチェッカーとして注目されてしまうけれど、元々の投稿の情報に更に厚みを付けるものも少なくないわけで、それは重要な事だと思う。

さらに言えば、個人が自分の知識範囲の中で間違ったツイートをする事は仕方ないと思うけれど、新聞社とか放送局とかメディアだったり、それなりの専門家が間違ったツイートをしてそれを補足される訂正される場合には、単にコミュニティノートが追加されるだけで無く、何らかの対策というか目印が欲しい気もしますね。例えば「このアカウントは、過去一週間の間にツイートした内容の10%以上にコミュニティノートが記載されており、情報品質が低い事が想定されます。内容を十分に精査してください。」みたいなバナーを自動的に入れるとか。特に有料ユーザーに関しては、twitter側もそれなりに品質維持のためのルール作りをしていく必要が有ると思いますねえ。

余計なお世話

この記事を読んで思いだしたのが昔読んだ漫画の「味平」の一場面。何かの対決の場面で、対戦相手が味兵の調理を見ていて「塩が足りない」と判断して勝利を確信したのに、実際の味付けでは丁度良い塩加減で敗れてしまう。何故だと訝ると実は調理中に味兵の汗が鍋の中に落ちて、それで塩分調整されたという、今だと問題になりそうな場面(笑)。 

あくまで「漫画」、あくまで「フィクション」の話なので、真面目に捉える方がおかしいかもしれないけれど、美味しい物好きの人の中には「汚い店ほど美味しい」という人も居るくらいだから、あながち冗談とも言えない場面だと思うし、当時はそれなりに説得力有るシーンだったかもしれない。真面目に反応するのも変だけれど、汗だから塩っぱい訳でも無いので、本当に汗がしたたり落ちたとしても十分な塩分になるかどうかも分からないけれど。でも、実際に塩分があるかどうか以前に、調理している鍋やフライパンに汗がしたたり落ちたり飛び散るような料理には、手を出したくないという気持ちはありますね。

じゃぁ、この「汗をかかずに調理しろ」という意見に同意できるかと言われれば、それは反対で、調理場の状況では汗をかくこともあるだろうけど、それを料理に影響させないようにするのが料理人の腕だと思うし衛生管理の基本だと思う。今回はたこ焼き屋さんの場合ですが、たこ焼き屋とか鉄板焼きのように、調理工程を見せるオープンキッチン形式の場合だと、その調理の様子もある意味「調味料」になるわけで、真剣に調理してくれている様子を見るのは嬉しいと思う。まぁ、余りに熱気が籠もって熱中症になりそうな調理場なら、換気をするとかスポットクーラーを入れるとか、それは見た目云々以前の職場環境の問題として考えるべきだけれど、冷房の効いた調理場の中で、汗一つかかずにでも熱々のたこ焼きを作られても、余り美味しそうな気がしないことも事実だと思う。

今回の記事での問題点は、自分の正義を相手に押しつける行為を正しいと思って疑いも無く実行してしまうこともそうですが、それ以上に問題だと感じるのが、後ろめたさもあるのか「これは誹謗中傷ではありません」と最初に断れば何を言っても許されると考える事だと思います。私も「非難するつもりは無いけれど」とか「否定するつもりは無いけれど」と、似たような枕詞を使ってここに呟くことも多いけれど、それってやっぱり自分の意見の中にそういう要素が含まれていると感じるから最初に防衛戦を張ってしまうんですよね。自分なりに、その意見の裏付けがあるならば、ちゃんとそれ説明すれば良いと思うし、そこに何か誤解なり勘違いが含まれていたならば、後から訂正して謝罪すれば良いと思う。でも、その場合は相手側もそれを受け入れてくれることが前提ですが、殆どの場合は「それ見たことか」と更に攻撃されるから、どうしても最初に防衛戦を張らざるを得ないのも事実何ですよね。暑い時期に、暑いものを調理するから、汗をかきかき仕事をすると言う、当たり前の事が当たり前で無くなってきている事が、一番の問題点。と言うか、これまでは思っただけで外に出ることは無かったけれど、簡単に一言言えてしまう便利な(?)ツールが出来たことが一番の理由でしょうね。

蒸し暑い夏

まだ気象庁の発表は無いけれど、多分今年の梅雨はもう明けたんだろうと誰もが思うような「暑い夏」が戻ってきたこの連休中。偶々テレビを付けていると、かなり回復してきた訪日観光客の様子を何回も流していたんですが、その中で異口同音に語られているのが「日本の夏は暑い」という言葉。日本よりも暑いと想われる東南アジアや中東の国とかから来ている人達ですら、「日本の方が暑い」と言うくらいだから、本当に暑いのだろうけど気温だけ見るとまだまだそんな状態では無いんですよね。

日本の夏が「暑い」と言われる最大の理由は湿度の高さ。特に梅雨時の今の時期は、さらに高いので気温は高くても湿度は低い大陸性の「暑さ」に慣れている欧米の人達に取っては、多分拷問されているような感じなんでしょうね。そう言う意味では、比較的海に近い東南アジアからの観光客の皆さんの方が、まだ耐性がありそうなんだけれど、それでも彼らも「暑い」と言うくらいだから、やっぱり日本の暑さというか湿度の高さは特別なんでしょうね。

インタビューを受けていた海外からの観光客(多分欧州からの訪日観光客かな)は、盛んに「湿度が高い(high humidity)」と言っていたけれど、アメリカ人なんかがよく言うのが「むっとする/息が詰まる(stuffy)」という言葉で、イメージとしては思いっきりスチームが効いたサウナの中に入れられているような感じなんでしょうね。私も仕事でフロリダに何ヶ月か滞在した事があって、その中にはオフシーズンでもある夏の時期もあったけれど、気温だけ見れば今の日本と同じく、35度以上になる事も珍しく無い。でも湿度が多分20~30%位だし結構風も吹くので、日差しは強く感じるけれど日本の蒸し暑さは感じられず、逆に「暑いけれど快適」みたいな感覚になりだから何とか持つんですよね。同じ35度とか36度の状態でも、かなり違うと言う事は私も身をもって体験しているのでよく分かる話。

さらに言えば、都内とか大都市圏だと、回りはアスファルトやコンクリートだから、照り返しも強いし蓄熱も厳しいから、さらに暑さは厳しく感じるんでしょうね。風が吹けば体感気温は少し下がるはずなんですが、仕事で横浜にいたり都内にいたりすると、回りのビルで暖められた熱風が吹き付けるだけですから。それが自宅回りだと、まだ回りには田圃とかあって、この時期は水も張られているから、風が吹けば少しは涼しく感じられるのですが、それでも最高気温が40度になろうかという状況では、焼け石に水にもならないけれど。最近の風物詩として、手に持つUSB扇風機が普通に成りつつあるけれど、逆に回りの熱風を顔に吹き付けられるだけで逆に暑さを助長することになるんじゃ無いだろうか。それも日本の風物詩として観光客の人達には楽しんで欲しいけれど、体調だけは注意して欲しいですね。

2023年7月16日

2030年問題

佐々木俊尚氏が紹介していた、「2030年問題」に関しての記事。オールドメディアを支える中心の「団塊世代」が80代に入り、急速にその存在(=人口)が減少していくとともに、オールドメディアも衰退して行くであろうという論評。

自分が20代30代の頃は、各年代でそんなに右派・左派とか保守・革新みたいな分離はなくて、だいたい同じ位の割合で存在していたけれど、若い世代は左派(リベラル)・革新の傾向が、古い世代は右翼・保守みたいな傾向が大きかったくらいの印象。それが今では逆転して、古い世代が左派・革新の傾向に流れがちで、若い世代の与党支持率が大きくなって居る状況に。ただ、多分古い世代は自分達が「左派・革新」と呼ばれることは理解していなくて、「昔からの保守である。変わったのは与党である」というような認識なのかなと感じます。だから彼らが支持しているメディアも、昔からあるような朝日新聞や毎日新聞だったりするわけだし。でも、その逆転は何故生まれたのかという疑問も沸いてきます。

結論から思うに、「逆転した」のではなく、そういう人達が「目立つようになった」だけなんじゃ無いかと。逆に、支持者数だけみると、団塊世代の中でも減っているんじゃ無いかと言う気がします。その理由は、どんどん左派・革新と呼ばれていた人達が先鋭化していき、追随できない人達がどんどん脱落して言っているからだと思うんですよね。よく言われるのが、以前は北朝鮮による拉致問題を「捏造」と言っていた当時の社会党(社民党)が、拉致問題が表面化して、拉致被害者が帰国する自体になったことで一気に支持が無くなり風前の灯火になったようなことが、あちこちで生まれている気がします。彼らにしても、時代の流れを認識していれば、その時その時に見過ごされていたような小さいけれど無視できないような部分への支援を実現して、それなりの評価を得ることが出来たと思います。ただ、結局は与党を利することはやらないと言う事と、旧民主党の成功体験が、ここ10年位の間にどんどん凝縮されていったと言えるのでは。

本題とは少しずれるんですが、この人口ピラミッドは衝撃ですよね。どんどん尻すぼみになっているという事は、この後の人口は減ることはあっても増える事は無いので、日本の総人口は急激に減少していくことは明らか。しかも、80代を中心としたマスメディア世代が消えていくとは言っても、全体の人口数では若い世代とは数倍の開きがあるわけで、正直今の高齢者世代が半減しても、まだまだ若い世代よりもはるかに多いくらい。そう言う意味では、「2030年問題」とは言っていても、実際には「2040年問題」あるいはもしかしたら「2050年問題」くらいの話じゃ無いかという気がします。唯一救いを感じるのは、そういう高齢者世代の多くは最初にも書いたように「サイレントマジョリティー」なわけだから、今は「少数で声が大きい」人達が弊害であっても、やはり急激にその声の大きさも小さくなっていくだろうという事。そう言う事も含めて、社会の認識の大転換が生まれるのは2030年というのは適切な認識何でしょうね。個人的には、もっと速く今のメディアが変わって欲しいのだけれど、「憎まれっ子世にはばかる」だからなぁ。こういう状況を頭に入れて、既存メディアの最後っ屁に巻き込まれないように注することが一番大切かもしれない。

AIを使い倒す

久し振りにPCWatch山田祥平氏のコラムから、最近のAIの動向に付いて。 最後のまとめ部分で、コンピューターの使いやすさの追求から、初心者ユーザー向けにGUIが発達してきたけれど、AIの発達と普及でそう言うものが不要になる世界が提供されるかもと言う部分は、以前自分が感じた「先祖返り」の話とも共通するような気がします(自画自賛-笑)。とは言っても、昔のようにコマンドプロンプトに難解なコマンド名やオプション列を追記して複雑な処理をAIに実行させるような「先祖返り」ではなく、多分「一言コマンド」に色々な意味を含める行為を、AIが賢くその場の状況判断も含めて判定して、ユーザーが望む作業をするような「一世代成長したコマンドプロンプト」みたいなものが実現するように思います。

例えば、自分が少ないながらもAIを利用して感じるのは、今の所まとめて一括処理をさせるのは便利だけれど、卓司処理をさせるとなると少し手間が掛かるという事。例えば、日本語文章を英語日本訳して、まとめるような作業を処理する場合、一括作業としてはその日本語文章のファイルを指定して「英語に翻訳して、概要を作成」みたいなコマンドを入れれば済むわけです。で、そのままでは使用出来るかどうかは不定なので、翻訳後の文章をレビューするんですが、そのレビュー作業は1行1行原典と付き合わせての逐次作業になるのですが、これがなかなか面倒と感じます。例えば一部分の単語や言い回しを少し変更したい場合、その場所を指定して修正するわけですが、その場所にカーソルを移動させる「作業」は物理的にポインティングデバイスを使用してポインターを画面上に動かさないといけない。昔なら「何行目の何文字目」みたいなコマンドを入れたりしたこともありますが、直感的にその修正場所を指定出来るのはGUIの大きなメリットだと思います。ただ、文字入力というキーボード操作から解放されつつあるのに、マウス操作だけ今後も残るというのはちょっと矛盾している気も感じるわけです。

少し前の技術だと、「ジェスチャー」でページ送りをしたり、拡大・縮小等をするという技術がありました。この技術をさらに発展させて、例えば視線を追随して画面上の特定部分をポイントするなんて言う事は、今のAI技術を使えば簡単に実現出来そう。勿論、単に視線を追随するのでは無く、編集の意図を持ってみているのか、ニュースページなど単に読み流しているだけなのか、そういう部分を判断しつつカーソル操作をするところが、AIの介在する利点なわけで、明確に「ジェスチャー」でコマンドを出さないといけなかった以前と比べても、かなり自然な状況で作業が出来る事が期待出来ると思います。「視線」と書いたけれど、例えばその人の癖で、単に文書を読む時には「手を組んでいる」みたいな属性が分かれば、それも監視することで作業中なのかそうで無いのかという判断も高精度で可能になるでしょう。そういう自分でも認識していないような要素は、以前の技術だと一つ一つ説き起こして何らかの形でデータ加工しないといけなかったけれど、今のAI技術だと「学習」という形で使用しているうちにどんどんAIの方が学んでくれる時代では無いかと。勿論、事前に基礎データを入れて置いて、それと実際の状況を比較させるなど、効率化のための手段は幾らあっても良いけれど、そこからさらに賢くなる可能性が今のAI技術には期待出来るのかなと。

そうやって賢くなったAIが利用可能になったとして、次の問題点は「そのAIがどこに存在しているのか」という事では無いでしょうか。今の場合は、クラウド上に個別に格納されているだろうし、場合によっては利用したパソコンの中にキャッシュみたいな形で保管されている場合も有るかもしれない。クラウドに自分の「癖」が保存されて行けば、そこに繋がる別のデバイス、2nd用PCとかスマホとか場合によっては自動車とか、いろいろと活用範囲も広がるでしょう。一方で、今の状況だと「ネット接続出来ない環境」も多いわけで、AI活用で便利になればなるほどそういう場面との乖離が大きくなることも問題だと思います。そのため、個人的に欲しいなと思うのは、AI専用のデバイスというか、AIエンジンとデータベース、そして通信機能が纏まった「相棒」みたいなデバイスが出来たら、それを常に早着していてどんどん自分好みに賢くなってくれないかという事。スマートウォッチの発展形としても考えられるだろうし、スマホの拡張機能でも良い。常に自分が身につけていれば、自動的に使用するパソコンとかスマホとか自動車とリンクをして、それらリンク先のデバイスはその「相棒」をAIとして認識して利用する。「相棒」はクラウドにデータをバックアップしていき、必要な場合は今のようにクラウド型としても機能できるようなデザインにすれば、万一の場合もリスクは小さくなるでしょう。で、その「相棒」にはマイナンバー機能も内蔵させて、万一の場合のバイタルモニターとか決済機能とかも含ませたら、年末調整は自動的に処理されて、各種届出も出来る、みたいな事を夢想するわけです。その為にも、コラム同様「長生きしないと」という点には1000%同意ですね。

2023年7月15日

過剰反応

科学ジャーナリスト松永和紀氏による、人工甘味料「アステルパーム」に関しての報道に付いての補足。国内の報道では、広く使用されている人工甘味料(ノンシュガー甘味料)のアステルパームが「ヒトに対して発がん性がある可能性がある」という「グループ2B」に分類されたことから、このアステルパームが発がん性物質(正しいけれど正確では無い)とセンセーショナルに伝えたこともあり、混乱するような状況に。

IARC(国際がん研究機関)の発表では、「発がん性がある」ではなく「発がん性がある可能性がある」というレベルに、今回このアステルパームが分類されたと言う事で、同じ並びにはわらびとか鉛とか、一般に知られたらものも有るわけで、大分国内報道の印象とは異なる内容。

今回の発表は分類上の話で、アステルパームを接種したらがんになると言う単純な話では無いことは記事からでも理解出来る話だと思うんですよね。今回の件が問題だと言うのであれば、「発がん性がある」とグループ1に含まれるアルコール飲料なんか、全廃しないといけなくなるけれど、そんな話は誰もしない。適量であれば、リスクはあるけれど一般的には問題無い話なわけで、今回のアステルパームだって同じだし、リスクと言う観点から言えばアルコール飲料よりももっと低いだろうし。こんなことを言い出したら、例えば「自動車は殺傷能力を持つ可能性がある」と言う事も心配しないといけなくなってしまう。事実、自動車事故で歩行者や衝突相手が亡くなることはあるから、「殺傷能力を持っている」事は事実。でもそうなるためには、加害者側の不注意であるとか、衝突した時の状況(スピード、衝突確度、衝突位置等)等様々な要因から、全く無傷の場合から最悪の死亡まで可能性があるわけで、だからこそ自動車事故を起こす可能性がある自動車に対して、その車だけに対してリスク評価をする事は難しい。ドライバーの運転履歴とか、その場所の状況等加味されて初めて「リスク推定」出来るのは、今回と同じ話

今回の記事で思いだしたのが、昔仕事でアメリカに滞在していた時のこと。食事のために、レストラン(例えばピザ屋さんとかステーキハウス)に入ると、だいたいテーブルにはコーヒー用のミルクと甘味料の小袋がセットされています。その中で最初びっくりしたのは、その甘味料の小袋が複数種類どこのお店にも置かれていて、だいたいは、1) 砂糖、2) サッカリン、3) アステルパーム、というパターンが多かったように思います。私は、砂糖と人工甘味料類の味は違いもあるだろうなと思うけれど、サッカリンとアステルパームの違いなんて気にするヒトなんて居るのかと当時はびっくりしたけれど、多分好きな人は拘りというか味の好みもあるんでしょうね。砂糖の何十杯も甘いという、その人工甘味料の小袋を幾つもコーヒーの中に入れて飲むアメリカ人の様子を見ていると、ちょっと恐くなったことも(笑)。福島第一原発の処理水放出も同様だと思うけれど、一つの結論とか数字だけが一人歩きをして、その背景なりが置き去りにされるから、元の意味とは全く異なる意味に解釈されることは、科学に対しての冒涜でもあるし、その人にとっても不幸だと思うんですよね。だって、有りもしないことに集中して、貴重な時間を浪費する事になるわけだから。で、こう言う微々たるものには過剰に反応するのに、例えば食べれば命の危険があると分かっていて厳格に管理されているはずの「ふぐ毒」に関しては、まだ迷信みたいな事を信じて肝を食べて重篤になるとか、懲りないヒトも居ます。それが人間の人間たる所以なんだろうけど、でももう少し賢く生きようと、つい言いたくなりますね。

パスポート更新

昨日は諸般の事情からこの連休中に予定していたLAX行きを直前でキャンセル。当日朝から、検温したら平熱なのに何となく熱っぽい感じで喉も痛くて、最悪「コロナ?」とも思ったんですが、キャンセルを決めて航空券、ホテル、新幹線と一通りのキャンセル手続きが完了してホッとしたら、何となくそんな症状が治まってきた感じ。これってあれかな、子供が遠足の前日に楽しみすぎて発熱するってやつだろうか(苦笑)。

行けなくなったらなったで、今度は何処に行こうかなどと直ぐに悪い虫が沸いてくるのが困りもの。現時点でパスポートの残存期間は2ヶ月を切っているので、実質的にいける場所は凄く限定されるし(通常は6ヶ月以上の有効期間が残っていることが必須)、それならばさっさとパスポート更新をしてしまいましょうと気持ちを切り替えました。その切っ掛けは、お昼を食べに自宅近くのイオンモールに出かけた時。偶々館内を歩いていたらキタムラカメラの店舗が目に入り、そこには「証明写真撮影」の看板も。そうだ、今のパスポートではもう実質的にどこにも行けないのだから、それならとっとと更新した方が良いんじゃ無いかと閃いて、直ぐにお店に入りパスポート用写真撮影をお願いしました。昔は、フィルムで撮影していたので、その場で現像をしてそれを使用する申請内容のサイズに切りそろえて顔写真を貰っていましたが、今はデジタルカメラでの撮影なので、その辺の加工は自由自在。今回はパスポート用に撮影して貰いましたが、お店のデータ保管期間(撮影日から一年間)なら、再度のプリントや別申請用にサイズを変更しての印刷も可能との事ですが、場合によっては撮影日から半年以上過ぎる場合も有るから、それは良いのかな。さらに、「パスポートのオンライン申請用にデジタルデータはどうしますか」と聞かれて一瞬「???」。別料金で、デジタルデータがダウンロード出来るオプションが有るらしい。ただ、この時点ではオンライン申請するつもりは無かったのでそれは断り、プリントした写真だ受け取って帰宅しました。

自分の悪い癖なんですが、帰宅してから「オンライン申請出来るんだよなぁ」と思いだすと無性にそれを利用したくなる(笑)。撮影した写真をスキャナーでスキャンしてJPGデータにして、自署のサインも撮影して、マイナポータルサイトから申請手続きを実行してました。ところが、何度顔写真データをアップロードしても「顔のサイズが大きすぎるか小さすぎる」と言われて駄目出しされます。Photoshopで回りを広げてみても駄目。仕方が無いので、スマホで直接撮影してみたところ、やはり何度やっても「顔のサイズが」と弾かれます。そうなるとこちらも意地で、何度か試しているうちに、撮影時に表示される顔の輪郭のガイドよりも、かなり小さめに顔部分をそのガイドの中に入れるとやっと顔写真のページを通過することが出来ました。で、そのまま手続きを進めようかとも思ったんですが、やはりスマホ撮影だと光の関係で少し陰が出来たりして、これをこの後10年間使うのもなぁ、折角照明しよ写真を取得したのになぁと暫く悩みます。ただ、顔の周りに結構余白が無いと自動認識されないという事が分かったので、再びスキャンした顔写真をトリミングして回りの空間部分を広げたものでトライしたところ、今度は通過に成功。続いて、自署の写真を登録して必要な項目を入力して、いよいよ最後の申請段階となったら「指定された受取場所(市内の区役所)ではオンライン申請に対応していません」と言われてThat's End orz 。何なんだよ、それなら最初に受け取り場所を指定した時に確認して言えよと、小一時間悪態をついて1日が終わりました。

外務省静岡県浜松市と、パスポート申請のページを見ても、そこでオンライン申請が可能かどうかの記載は無いのは凄く不親切。ただ、窓口申請に来週行くために、オンラインでの申請書記入ページにアクセスして必要事項を尿力しましたが、このページは昔と比べたらよく出来ていると思います。Web状で必要事項を入力すると、その内容が反映されたPDFが出力されて、それを印刷して自署部分を記入すればOKというもの。今回はパスポートの切替で、名前や住所などの変更事項も無いので、戸籍謄本などの添付書類も不要なのでかなり助かります。連休明けの火曜日に近くの区役所に言って申請する予定なので、そうなると8労働日にはパスポートの受取が出来ますから、今月中にはパスポート切替が完了して、最速来月から出かけようと思えば海外にも行けそう。と言う事で、8月のお盆明け位にどこかに行こうかなぁ等と速くも次の旅の虫がウズウズしだしています。やっぱり次は、シンガポールに飛んで、来期のAMC Diamond確定させることを優先しようかな。

2023年7月14日

HND-LAX/-SFO-LAX/-HND (5) - 当日キャンセル

本来ならば、今日は久し振りのLAX行きの予定でしたが、ここの所親の調子が良くないことと、それに影響されてか自分の調子も昨日当たりから悪くなりキャンセルする事に。特に自分の場合は発熱は無いのだけれど(今朝の検温では36.5度で自分としては平熱)、喉に少し違和感があるというかイガイガっぽい感じで、これは無理してフライトとかで生活リズムが崩れて寝不足状態になると、確実に発熱するパターンだなという事も会っての判断。

こう言う事を見越してなのか(?)、HND-LAXの国際線(R)とLAX-SFOの国内線(W)と、一応Refundable Classで予約していたので、どちらも手数料なども取られること無く(これはUA MP 1Kだからかな)、日本円で満額戻ってきたから、そこは助かりました。ただ、ホテルのキャンセルは数時間の差で無料キャンセル可能期間が終わってしまったので、1泊分のキャンセル料が掛かったことと、MLBのチケットも日本からだと事実上転売(Seatgeek)出来ないので、そのまま無駄になってしまいました。両方合わせて、日本円で5万円位の損失が今回の出費になりそうです。

UA MP 1Kの更新は、この後秋のNFLシーズンに渡米できる機会があるかどうかに掛かってきましたね。まぁ、有休もかなり残っているし、後は自分と家族の体調次第なので今年は何とかなると思うけれど、来年はさらに厳しくなりそう。同じくAMC Diamondの更新も、あと20,000PPを残して居るんですが、これは最悪3.5回のHND-OKAフライトでも何とかなるし、いざとなれば週末のSingapore行きでも良いけれど、こちらも体調次第なのでまずは体作りからかな。MarriottのBONVOYは、今回3泊追加する予定だったので、それがちょっと厳しいかも。Lifetime Platinumまで、後14泊。来年の2月まで(だったかな)、今年のPlatinumが終わる前に迄に14泊達成すれば、そのままLifetime Platinumとして特典継続出来るから、何とか届きそうではあるけれど。

そう言えば、全快もLAXに行くつもりでコロナ禍が始まりフライトがキャンセルされそうにもなり諦めて、今回はその分を取り返すつもりで予定したけれど、結局今回も自分の都合ではあるけれどキャンセル。LAXは鬼門になりつつあるなぁ。次回はSFOかNYCにしようか。いずれにしても、今日は静かに過ごすことにします(ため息)。そうそう、これで9月のパスポート切れまでの旅行は事実上無くなったから、予定を繰り上げて今月中にパスポート更新をしないと。週末の連休明けに行ってこようかな。写真は自分で撮影して持っていこうか、それとも最後の写真になりそうだから写真屋さんで撮影して貰おうか。そうやって、キャンセルした悔しさを紛らわす事にします。()

例外処理

マイナンバーカードへの健康保健省統合に関して、マイナンバーカード返納者や暗証番号の使用等が難しい高齢者・被介護者を対象に、「暗証番号無しのマイナンバーカード類似カード」とか「資格確認書」のような例外措置を考えていると言う話。「弱者救済措置」はどんな場合でも必要だけれど、そのためにシステムの根幹である「マイナンバー制度」の一部を例外的に対応する事は違うと追う。 

私も一応ソフトウェアエンジニアの端くれなので、多少のプログラミング経験はあるし、最近でもボケ防止のためにPythonとかいじり出したりはしましたが、プログラミングの基本として1) Input, 2) Process, 3) Output、を明確にして極々シンプルにデザイン・実装する事が一番だと思っています。複雑な処理をする場合には、勿論色々な複数の処理や場合分け、さらには例外処理も当然組み込む必要が有りますが、その場合分けのデザインが不味いと、不要カツ曖昧な例外処理が増え、例外処理が増えて行くとどうしても予想外の結果が生まれる要因になる事は、それなりにプログラミング経験のある人間ならば分かってもらえる話だと思います。

今回の場合は、これまでの「マイナンバーカード」というインプットとは別に「暗証番号無しのマイナンバーカード」という似て非なる物を作ること。そうなると、インプットだけで無く内部処理も暗証番号の有り無しで異なるわけですし、その無い場合の処理をどうするかでまた複雑に分岐しそう。少し前にもこの話題でちょっと書きましたが、現在「マイナンバー制度」として確立している部分に手を入れるのでは亡く、その前段階の部分を工夫することで、根幹であるマイナンバー制度のシステムは変えずに対応するべきだと思うなぁ。言ってみれば、素のマイナンバー(カード)制度は分かりづらいから、高齢者でも子供でも使いやすく、そうで無い人もそれで繁雑になる事無く利用出来るような「Shell(シェル)」を被せるようなイメージ。あるいはFEP (Front-End-Process)を作るようなイメージでも良いと思う。

対象を健康保険証に限って言えば、これまでは顔写真が無い等成りすましや偽装の可能性が高く、実際悪用される事もあり年間600万件余りの誤りや不正使用があり、その為に1000億円もの経費が掛かっているという話も。医療費関係の給付金が40兆円とも言われているから、それから見ると0.25%と僅かではあるけれど、だからと言って無視できる金額では無いと思うなぁ、1000億円という金額は。物事、金額の多少で決まるものでは無いけれど、もっと少ない金額でも「税金の無駄遣い」と日頃言う人達が、それよりも一桁二桁多い個の無駄に関しては余り触れない気がする。いずれにしても、根幹であるマイナンバー制度の部分はこれまで通り共通システムとして変更はせずに、運用部分であるとか、信頼出来る第三者が認証出来るような仕組み(後見人制度みたいなもの)とか、場合によっては自治体とかが代執行できるような仕組みにする方が、まだ良い気がする。

羽田空港第2ターミナル国際線

鳴り物入りで運用開始したものの、コロナ禍により二週間足らずで閉鎖されてしまった羽田空港第2ターミナルの国際線共用部分が、いよいよ来週7月19日から再開されるという記事。今日は、久し振りに羽田空港の国際線を利用する予定なので、タイミングが合えば第2ターミナルも見てみたいけれど、今回利用するのはUnitedなので使用するターミナルは第3ターミナル。残念です(笑)。 

しかし、1,300席規模のラウンジというのは凄い。上級会員用のANA Suite Loungeが360席、ANA Loungeが900席。しかし、今の所利用するフライトは1日5便なのでちょっと規模が釣り合わない気がしますが、将来的な事を考えているのだろうか。ANA便は5便でも、それ以外のスタアラ航空会社の出発には少しは利用するのかな。今の所、まだコロナ禍の影響で以前ほどの便数には戻ってきていないから、実質的には第3ターミナルだけでも間に合うのかもしれないけれど、コロナ禍前の状態に戻ったら、この第2ターミナルからどれだけのフライトが出ていくのか気になりますね。台湾行きのフライトが、この第2ターミナルを当分利用するならば、国際線のPP2倍キャンペーンもあるから、ちょっと飛んでみようかなぁ。

そうそう、そのPP2倍キャンペーンのフライトで、今の所はシンガポール1往復して、AMC残り2万PPを一気に賄うつもりで居るんですが、シンガポールのチャンギ空港の提携ラウンジが、いつの間にかSQのKrisFlyerからSATSプレミアムラウンジに変わっていてちょっとガッカリ。AMC DiamondでANA便利用だと、First Classエリアが利用できるのがちょっとした楽しみだったですが。以前くらいの利用者数に戻れば、またSQと提携するんだろうか。

今日これから飛ぶ予定のLAXも、最初はアップグレードが確定したらPolaris Loungeが利用できると勝手に想像していたら、LAXにはPolarisは無くてスタアラの共同ラウンジだったことを後から知ってガッカリ。そう言えば、LAXからUnitedはかなり路線を撤退したんでしたっけ、コロナ禍の間に。久し振りの米国本土へのフライトと言う事も有り、ちょっと以前の感覚というか色々細かな部分を忘れている気がしますね。それが実際の旅行で大きなトラブルにならないように、慎重に移動しないと。忘れないようにしよう。

2023年7月13日

HND-LAX/-SFO-LAX/-HND (4) - 出発前準備とMLBチケット

いよいよ4年振りのアメリカ本土への旅も出発が迫ってきました。行き先は、その4年前と同じLAXですが、その時はまだ院生で企業インターンでLAXに滞在していた姪っ子が、今では就職してもうすぐ結婚するくらいですから、月日の流れるのは本当に早い。海外旅行は、先日のハワイに、昨年末にはグアムにも行っているので、それなりに慣れているはずですが、やはりちょっと緊張しながらの準備になります。

先ずはパスポート関連の確認から。現在使用している10年パスポートは、今年の9月が期限切れですが、アメリカの場合は滞在期間が有効期間に収まれば良いのでセーフ。また、ESTAも昨年のグアム旅行の時に申請していて、まだ2年間の有効期間が生きていますから、現地での滞在予定地だけ更新してファイルしておきました。このESTAのファイル、現地ホテルの予約確認書、そして利用するUAのe-Ticketの写しを印刷しておき、当日空港のチェックインカウンターに行った時に揃えて提出出来るようにしておきます。これで入国時のドキュメント類は問題無いはず。そうそう、日本入国時用に税関申告書類もオンラインで記入しておきました。

次に現地での必要なものの準備を。今回は機内持ち込みのショルダーバッグ一つで行く予定なので、出来るだけ不要なものは割り切って持参しないことに。LAXという土地柄もあるので、雨用の傘やレインウェアーは持参せず、不幸にして天候不良の場合はホテルに籠もるつもり(笑)。ざっくりとリストアップすると、

  • 到着日を除いた現地滞在は3日間の予定なので、3日分の着替え(下着類と半袖シャツ)
  • ノートブックパソコンとACアダプターなど
  • スマホ用のUSB充電器とAndroid (Type-C)用、iPhone 13 Pro(Lightning)用のUSBケーブル
  • ホテルには無いだろうから、歯ブラシ、歯磨き粉、ひげ剃り、綿棒等の洗面グルーミング用具関係
  • 同じくホテルには無いだろうから、室内用のスリッパ(昔のANAもの)
  • US$紙幣と硬貨類 
  • スマホ2台(Pixel 6 / iPhone 13 Pro)
    ※iPhone 13 Proには現地でローミングサービスが利用できるeSIM Airaloが導入済み
  • 現地で荷物が増えた時用に、ナイロンのダッフルバッグ
  • 予備のメガネ
といったところです。着替えのセット数が1日分多いくらいで、後は前回のハワイ行きと同じような内容ですね。

今回の旅行の一番の目玉は、16日に現地で開催される、MLB LA AngelesとHouston Astrosの試合を観戦すること。残念ながら大谷選手の登板予定は、このシリーズの初戦(現地7月14日の試合)が予定されているので、残念ながら「バッター大谷」しか見ることは出来ないけれど、それでも十分と言えるでしょう。で、肝心なチケット購入ですが、Angelesのスケジュールから試合日を選んで、スタジアムのシートマップから、左バッターの大谷選手が打つ姿が見えるように、三塁側の内野席で、かつ多少天候が悪くても逆に天候が良すぎて暑くても大丈夫なように、屋根付きのエリアの席を予約しました。US$82で、手数料など含めると約US$100と言う出費。チケットは、iPhoneにBallparkというMLBのアプリを入れて、Apple Walletで管理出来るので簡単です。「簡単」と言ったけれど、ちょっとハマったのはクレジットカードの登録。何度やっても「Postal Codeがおかしい」と弾かれてしまい、何だろうなぁと考えつつ、駄目元で郵便番号の3桁+4桁の間の省略していた­ハイフン(‐)を入れたら何故かすんなり通りました(汗)。その後、チケットをiPhoneのWalletに登録して、これで当日の準備も完了です。この後、肝心なAngeles Stadiumへの行き来はどうするんだと調べてみたんですが、これはこれで長くなりそうなので番外編にすることにします。LAXの鉄道網って、結構面倒くさい感じがします。

気になるフライトの方なんですが、今回の4区画のうちアメリカ国内線のSFO-LAXは早々にアップグレードが確定しましたが、その往路であるLAX-SFOも昨日「アップグレードしたよぉん」とUAからメールが届きました。ただ、肝心の国際線部分(HND-LAX/-HND)はどんどん厳しい状況になるばかり。今の所、往路のHND-LAXではPolaris Classの空きは3席で、アップグレードのスタンバイ待ちは3番目とギリギリの状況。復路のLAX-HNDも残り7~8席位とかなり厳しい状況に。直近で予約キャンセルがどれだけ出るかにも寄りますが、GSが何人かアップグレードのリクエスト入れて来たら厳しいだろうなぁ。1K同士の争いならば、ベースのクラスがPremium Plusなので少し有利かもしれないけれど。往路は、まだ元気もあるし体力あるから何とか乗り切れるかもしれないけれど、疲れて戻ってくる復路便は是が非でもアップグレード確定したいところ。そうそう、予約してから気がついたんですが、LAXにはPolaris Loungeって無いんですよね。スタアラの共同ラウンジしかないことに後から気がつきました。それならば、無理してでもSFO基点にすれば良かったと、後から悔やんでいます。(続く...)

不信任決議案

昨日夕方のローカルニュースは、川勝県知事への不信任決議案提出をするかどうかの攻防の様子をずっと流していて、深夜に連れ混むことが確実なり私はそのまま寝てしまったんですが、今朝起きてニュースをみたら1票差で不信任決議案は否決と言う、何とも言えない結果に終わったらしい。 

静岡県議会の定員は68名。不信任決議案可決には、3/4以上の賛成が必要とのことなので、51名の賛成がボーダーライン。知事に対しては野党勢力となる、県議会最大勢力の自民党系会派「自民改革会議」所属議員は40名。続く勢力は知事与党の「ふじのくに県民クラブ」で所属議員は18名。「公明党静岡県議団」が5名に、無所属5名という勢力。数字だけから考えると、知事与党の「ふじのくに県民クラブ」所属議員を切り崩さないと不信任決議案は可決できなかったわけで、その部分に関しては知事応援勢力はまだ知事を支持していると言う事か。でもこの「ふじのくに県民クラブ」は、立憲民主党議員2名、国民民主党議員1名、無所属15名という構成らしいので、もう少し何とかならなかったのかと言う気持ちもします。

この不信任決議案の発端は、2年前の選挙の時の「コシヒカリ発言」の後始末に関して何だけれど、それ以外にもリニア問題だったり、これまでの色々なことの蓄積が大きな理由だと思う。だから報道とかだけみていると、以前の「コシヒカリ発言が理由」みたいな伝えられ方をしていて、ちょっと矮小化されているような気もします。そもそも「コシヒカリ発言」自体、自分が推す候補の対立候補の地元農産物を揶揄して「(相手候補の地元には)特産物はコシヒカリしかない」と言った事が始まりだけれど、自身は県知事としてその地元も含めて地域振興や農業支援をしなきゃいけない立場だと言う事を忘れている事が問題。仮に、その地元がコシヒカリしかなくて困っているならば、それに対して対策しない知事としての自分の責任もあるわけで、そういう所もあって予想以上に強い反発が生まれた気がします。それでも、補選では知事支援の候補が当選した事で何となく有耶無耶に終わるかと思ったら、選挙は選挙として知事に対しては厳しい風となり、そこで言ったのが給与の返納何だけれど、結局は言うだけ言って何もしていなかったという事が今回分かってしまった。さらにその理由に関しては、自分の都合の良いような理由を並べたことで、ますます反感を買って今回の不信任決議案提出になったわけですが、可決しきれなかったと言う事が何か県政の闇の深さみたいなものも感じる。

このコシヒカリ発言や、その後の給与返納もそうだし、長引くリニア問題、水問題もそうだけれど、自分の考えを気まぐれで発言をするだけで、何か解決しようという意図が見えないことが、この人に対しての最大の問題だと思う。リニアの水問題にしても、以前は知事と流域自治体首長と足並みが揃っていた気がしますが、最近では知事と対立する構図に成りつつあるように感じます。以前はJR東海側が楽観的に考えていて、余り熱心に知事対策をしなかったこともあると思うけれど、2027年開通が絶望的になりやっと真剣に考えるようになって、流域自治体も譲歩する余地が生まれつつ有るのに、知事だけは頑なに持論を曲げないというか、ゴールが見えないんですよね。自身では、リニアの応援団だとか、リニア開通を望むと言いながら、そのために必要な作業なり交渉材料が見えない。大井川の「命の水」という主張は分からないでは無いけれど、その理由なり懸念なりが段々と変節しているようにも感じられていて、今では彼の主張の信憑性というか意図が分からない。強いて言えば、リニア問題を解決させないことが使命のようにも見えるんですよね。そう言う意味では、これまで知事支持派だった人達も、知事の脈絡の無い話に「支持疲れ」を感じ始めているんじゃないだろうか。川勝知事の任期は、2025年6月迄なので、まだあと2年こういう状態が続くのかと思うと、今回の「1票(1名)の差」が予想以上に大きいものに感じますね。

HND-LAX/-SFO-LAX/-HND (番外編#1) - Los Angelesの交通網

今回の旅行で訪問予定のMLB Los Angeles Angelesのホームグランド、 "Angeles Stadium of Anaheim"ですが、所謂Los Angelesの市街地からは離れた、Anaheimに有る施設。車社会のアメリカでは、殆どは車での移動を想定しているので、スタジアムの回りには広大な駐車場が整備されていますが、ここもそういう場所みたいで、アクセス情報を見ても、車しか想定していない(笑)。その代わり、高速道路(フリーウェイ)から直接スタジアムに入れるインターチェンジが有ったりして、利便性は高いのですが、車の運転に不慣れなこともあるしレンタカーをこのためだけに借りるのも不経済なので、今回は公共交通機関で移動する事に。

昔と違って、今ならライドシェアのUber/Lyftがあるので、最悪これを利用する方法があります。コスト的にも、同乗するプランならば、安く行けそうな気がします。ただ、行く時はスタジアムで降りるだけだから良いけれど、返る時にはかなり混雑が予想されるので、そこで困りそう。一応スタジアムの中に、Drop-off/Pick-up用の場所が指定されていて、ウロウロすることは無さそうですが何万人という観客が移動して、さらに道路の混雑何かも考えると、移動手段の候補の一つではあるけれど、もう少し確実な手段も確保したい。

個人的によく利用するのが鉄道系の交通機関で、地下鉄だったりライトレール等。そう言うものが整備されている、比較的大都市しか行かないので何とかなりますが、LA何かは昔はそう言うものが無かったような気がする。で、今回調べてみたところ、スタジアムの直ぐそばにAmtrakの駅(Anaheim)があり、これを利用すればLA市街のUnion Stationから40分余りで到着するようです。さらに、同じ線路上をMetrolinkという近郊の都市を結ぶ列車が走っていて、これを利用してもAmtrak同様移動出来るみたい。ややこしいのは、このAmtrakとMetrolinkは、同一線路上を走るけれど、会社も料金も別だという事。更にややこしいのは、LAの地下鉄MetroともMetrolinkは別会社で別路線と言う事。最初は、地下鉄の郊外に延びる部分がMetrolinkだと思っていましたよ、本当。で、ホテルは空港(LAX)の近くと言う事で、幾つかの移動パターンを考えてみました。

  1. ホテルから空港シャトルで空港に移動。ここからLA MetroのC-Line(Green)で"Aviation/LAX"から"Willowbrook/Rosa Parks"に移動。ここでA-Line(Blue)に乗り換えて"Uniton Station"まで40~50分位でしょうか。
  2. もう一つは、やはり空港からUnion Stationまで、直通のバス"LAX FlyAway Bus"が30分間間隔で運行されているので、これを使う方法。片道US$9.75ですが、復路(Union Station to LAX)の場合は後述するようにMetrolinkの運賃に含まれることで、実質無料で利用すること可能。
  3. 観戦予定の試合は、夕方の16:10開始予定何ですが、試合前にスタジアム見学したりと言う事もあるので、14:00位に現地に到着出来れば良いかなと最初は想像していました。16日の日付けで検索すると、12:10発-12:48着というのが一番近い感じですね。その次だと、15:10発-15:48着とちょっと遅い。
  4. 悩むのが帰りの便で、18:13発-18:57着の次はグッと遅くなって21:35発-22:22着になってしまう。試合開始が16:30頃として、3時間試合だとして19:30ですから、21:35迄さらに2時間は厳しい。その前の18:13を利用するにしても、17:30頃にはスタジアムを出ることを考えると、観戦時間は1時間ちょっとになります。
  5. 同じ路線を走るMetrolinkのスケジュールも、実はそんなに充実しているわけではなく、Union Station発14:00でAnaheim到着14:45というのが一番都合が良さそう。LAX FlyAwayとの接続だと、LAX発が13:10で13:40にUniton Station着という予定らしい。帰宅便は、最終が早くて18:46発の20:30空港着。これだと、2時間位は試合観戦が出来そう。
  6. 更に、週末(土日曜日)には"$10 Weekend Day" passと言うのがあるらしく、これはUS$10で土日のどちらか1日中乗り放題のパスらしい。Metrolinkだけで無く、Amtrak以外の接続路線も利用できると書いてあるので、LAX FlyAway BusもOKなのかな。
  7. まぁ、Union Stationからホテルへの移動は、夜も遅くなるのでUber/Lftyを呼んでも良いかなと思うけれど。
  8. 備忘録として、各交通会社のチケット/モバイルアプリへのリンクを。
    1. Amtrak: https://apps.apple.com/us/app/amtrak/id405074003
    2. Metrolink: https://metrolinktrains.com/ticketsOverview/where-to-buy/mobile-app/
    3. Metro: https://www.metro.net/riding/fares/
  9. 結論として、コスト的にもスケジュール的にも、
    1. 往路は、ホテルから空港までホテルシャトルで移動して、週末の$10 Weekend Day Passを購入して、空港からLAX FlyAway Bus→Metrolinkでスタジアム移動
    2. 帰りも同様にMetrolink→LAX FlyAway Busで空港まで戻り、そこからホテルシャトルでホテルに戻る予定。但し、もし遅くなりそうならば、Union Stationでどうせ乗り換えるので、ここでUber/Lftyを利用して直接ホテルに移動してもいいかな
翌日は帰国日で、LAX発は11:50。ですから、10:00位に空港に到着するとしたら、ホテル発は09:30頃。前日夜は、そこそこ遅くても何とかなりそうです。取りあえずホテル内のバー(Hanger 18 Bar + Kitchen)は、深夜00:00まで開いているみたい。

2023年7月12日

個別事例による判断

経済産業省のトランスジェンダーの50代職員の職場での対応に関しての最高裁判断が昨日出て、それまで制限されていたトイレ使用が違法と判断された件。なかなか微妙な問題だと思うし、詳しく背景なども知らないので何とも言えない部分もあるんですが、一日たって詳しい説明情報みたいなものも見られるようになり、それらを読んだ限りでは、今回の最高裁判断はこの経産省の事例に限定されたもので、一般的にトランスジェンダー全般に対して生物的女性と同等の行動(例えば女性用トイレの使用)を肯定したわけでは無い、と言う事。

判決文に関しては全文も公開されていますが、このNHKの記事がまとめとしては一番よく分かる記事かな。昨日の速報とか見出しだけ見ると、海外でも問題になっている「性自認」として女性と主張する生物的男性が、生物的女性用の施設に入り利用することに反対する事に対して、それは「違法です」と言われたようなニュアンスを最初感じたんですが、判決文や解説記事などを呼んでみると、

  • このトランスジェンダーの職員は、体質的な理由から性転換手術こそ受けていないが、女性ホルモンの投与など以前から性転換治療は受けており、身体的には生物的男性ではあるけれど医学的には「女性」として認められて居るとのこと。詰まり、問題の原因となるような「自称女性」のような事は無いという事が、まず大きな点だと思います。
  • 次の、所内の女性用トイレ使用に関して、生物的女性職員に対してのインタビュー等も行われたが、明確にこの職員の使用に反対する意見は殆ど無かったと言うこと。さらに、今回の裁判の争点になっている、2階離れたフローの女性用トイレを使用している女性職員からも問題は出されていない事も大きい理由となるらしい
  • 判決で取り上げている問題点は、完全な解決策ではなく、この職員からは不満も出されていたのに、経産省としてあるいは人事院として長い期間対応を怠ったことが「違法」と判断されたと言う事。トランスジェンダー職員側は女性科の治療を受けるなど努力をしており、それに対して女性職員からは大きな反対も無いのに、そのトランスジェンダー職員に対してのみ制限を与えることは不公正、と言う事なんでしょうね。だから、対応を怠った事が「違法」と判断されたと言うことだと思う。
  • そして最後に、この判断が全ての類似の案件に対して適用されるものでは無く、事象毎に対応や判断は異なると釘を刺していることも見逃してはいけないと思う。今海外で問題になっているような、「自称女性」とか「なんちゃっとジェンダー」みたいな当事者に対しては厳しく対応するべきだろうし、またこれまで利用していた生物的女性側の意見も尊重するべきという意図があるように感じます。だからこの判決を元に、何でもかんでもトランスジェンダーの人の言い分が正しいという訳では無いことは認識する必要があるので
今の社会制度を再考する一つの切っ掛けになるとは思うけれど、葵のご紋では無いと言う事だと私は理解したのだけれど、他文庫の判決を利用して声高にトランスジェンダー差別を謳うビジネスジェンダー見たいな人も増えてくるのだろうか。そうすると、本当に困っている人達はますます肩身の狭い思いをしないといけなくなるので、そう言う意味では今回の判決もあながち「勝訴」というわけではないのかもしれない。

ところで、今回裁判に勝訴したトランスジェンダー職員の方のtwitterと言われているものも、今回の件を切っ掛けに拡散されているのだけれど、それが仮に事実だとすると、その内容を見る限りではこの方もかなり疑問を感じるような人の雰囲気が。それを見るまでは、気持ち的にはこのトランスジェンダー職員の意見に傾きがちだったけれど、トランスジェンダーと自称している人に多く感じる「女性の皮を被った男性」みたいな、ちょっとした欺瞞みたいなものを感じてしまうと、応援したい気持ちも萎える気がします。今回の判決は、一つのマイルストーンになるとは思うけれど、まだまだ混沌とした時間が続くような気がする。

新四ツ池競技場

小・中・高と陸上(短距離)に人生を捧げて(?)きた元陸上部部員としては、その当時毎週のように通った「四ツ池公園陸上競技場」は、人生の中でもいろいろと思い出や記憶に、さらには競技会での「記録」もある場所。自分が高校生の頃は、静岡県で一番大きく設備も整っていた陸上競技場は、静岡市の草薙にある県営草薙競技場でしたが、この浜松にある四ツ池公園陸上競技場は、それに次ぐレベルの競技場で、浜松市内の大会や静岡県の西部地区大会はここで開催すると決まっていたもの。自分が高校を卒業するまでは、グランドはまだ土のグランドで、その少し前に草薙競技場が「アンツーカー」と呼んでいた赤土を固めたようなグランドになり、高校卒業してから「タータン」と呼ばれたゴムのトラックになったかなあ。確か自分の現役の時には、このタータンで走ったことは無かったと思います。なのに浜松の四ツ池競技場は長く土のトラックのままで、結構その格差を恨んだものだけれど。

そんな思い出の詰まった浜松の四ツ池競技場が、南区に県営野球場が出来るのに合わせて、グランド隣りの浜松市営野球場を解体して、新しい陸上競技場を作るという記事。以前見た四ツ池公園の設備計画では、県営野球場が出来たとしても、市内の学校などで利用出来るように四ツ池の野球場も残して欲しいという要望が多いとなっていたので、そうなんだろうなぁと思っていた自分としてはちょっと意外な記事。 その四ツ池公園内の現在の施設の配置はこんな感じで、陸上競技場の東側には補助競技場を兼ねた多目的広場があり、南側には確か観客数2.6万人位の野球場に、東側には補助球場。そして最大の欠点が、狭い駐車場だと思います。浜松は車社会だから、駐車場が狭いのは駄目だよなぁ。一番近い私鉄(遠鉄西鹿島線)の最寄り駅(上島駅)からは、駅からかなり長い坂道を上ってこないといけないので大変なんですよね。

この公園の有る場所は、三方原台地の端っこの台地のてっぺんの少し手前位の場所。陸上競技場のホームストレッチ側(左側)は、斜面になっていて結構深い森というか、昔は虫がよく出た場所。ただ、その斜面が壁になって西風を防いでくれたので、走りやすいグランドではあったように思います。どの様にグランドの位置を設置するのか分かりませんが、実は昔は結構閑散としていた地区ですが、最近は住宅が増えていて多分騒音問題とかもあるだろうから、グランドを敷地のまん中当たりに移動して、その回りに駐車場とか多目的広場みたいなものを整備するんじゃ無いだろうか。グランドにしても、現在のグランドは400mトラックの内側に走り幅跳びや棒高跳びのフィールドがあるので、凄く狭くてかつフィールド競技を平行して行うのが大変だと思う。それらフィールド競技の設備を、400mトラックの外側に出すとすると、今の大きさの1.5倍位にはなるんじゃ無いだろうか。また、フィールド内が完全に空くようになれば、サッカーとかラグビーとかの競技も開催可能になるし、場合によっては野外イベントの開催も可能なるだろうし。

陸上競技場は、その規模や設備の内容で第1種から第4種までの種別があり、第1種は国際大会開催も可能な一番上位のカテゴリーなんですが、確か静岡県内で第1種の陸上競技場は、草薙競技場と小笠山運動公園(通称、エコパ)の今は二つしかなくて、浜松の四ツ池公園競技場は国際大会や国体のような大規模大会は開催出来ない第2種何ですよね。ですから、同じ静岡県西部地区同士ではあるけれど、エコパを凌ぐ規模と内容のグランドにして欲しいなぁ。草薙競技場は第一種ですが、エコパは同じ一種でも更に上位の大会開催が可能「ワールドアスレチックス クラス2」なので、それ位の内容で再整備して欲しい(確か最上位のクラス1は国立競技場だけかな)。ただ、新陸上競技場が出来るためには、県営野球場が出来ないと駄目なわけで、それにはまだまだ時間が掛かりそう。

2023年7月11日

猛暑か酷暑か

九州北部や中国地方の九州に近い地域では、大雨の被害が続いていて大変な状況が続いています。地元当たりでは、幸いにもそんなに雨の影響は無かったのですが、以前降った雨の影響は出ている様子で、暫くは大雨では無くてもやはり天候が崩れたら、これまで蓄積した雨も含めての判断が必要そう。

一方で、昨日も浜松は30度越えの天候でしたが、今日も朝からそれ以上の天候になりそうな様子。今朝は燃えるゴミの日だったので、朝の6:00頃にゴミ出しに外に出たんですが、その時点で日が当たる場所はもう暑くて暑くて。昼間になるとどうなるんだろうか。しかも今日は雲一つ無い完全な快晴状態。建物とか木の日陰に入らないと、日差しを防ぐものは何も無い状態に。いゃ、仮に日陰に入っても周りからの熱気で、それだけで倒れそう。今日は外に出ないという選択肢が大きくなりそうです。

昨日も色々用事があって、午前中の10:00前から車で外に出かけたんですが、最初暫くは車内のクーラー全快状態。少し前に12ヶ月点検があって、クーラーの洗浄をして貰い、芳香剤の匂いがかなり強く残っていたんですが、ここの所毎日のように最大風力でクーラーを使用しているためか、知らない間にその芳香剤の匂いは飛んでしまいました(笑)。昨日は、10:00過ぎに近所のモールに入っているクリーニング屋さんに預けた衣類等を受取に言ったんですが、駐車場に車を止めてモール館内までほんの1~2分歩くだけで「暑い...」と疲労し、衣類等を両手に抱えて車に戻る時には、さらに日差しが強くなっていて「暑い... (二回目)」と散々な状態。車内に衣類を入れてシートに座ると、直ぐにエンジンを掛けてクーラーを最大風力で回しましたが、暫くはそのまま硬直していたいくらい。クーラーはありがたいのですが、そうなると心配になるのが燃費。自家用車はハイオク仕様なので、そうで無くてもガソリン代は高め。最近入れた時には、クレジットカード払いだったこともあるけれど、178円/lでしたが、今はさらに値上がりしているようで180円台になっていそう。かといってクーラーを止めるのは死活問題だし。

当然リモートワーク中の仕事部屋も、一日クーラーが入った状態。ここの所の習いとしては、朝は日が昇る前に汗と暑さで目が覚めて、そこで先ずクーラーを入れます。寝る時にはクーラーの音と冷風が当たるのがどうも好きでは無いので、自宅でもホテルでも切って寝るので、夏の間は結構大変なんですよね。その後、朝食とか食べて一息ついたところでクーラーを一度止めて、全ての窓を開けて換気を30分程。その後は窓を閉めてクーラー運転を再開するんですが、まだ6月の頃は雨が降っていなければ、時々窓を開けて換気をしていましたが、今はもうそのまま夜まで窓を開けることは無くなりました。今日はもしかしたらいつもの習慣である就寝時のクーラー停止はせずに、そのまま24時間運転のまま就寝する事になるかも。室内に入るにしても、外に出るにしても、体調管理はこの時期怠らないように注意しないと。何か、一日普通に生活するだけでも大変な時代になってきた気がする。 

コミュニティノート

最近、twitterの突然の機能変更で結構大きな騒ぎになりましたが、その時に追加された「コミュニティノート」に関しては、評価されているみたい。ただし、このImpress Watchの記事でもこの新機能を「ファクトチェック機能」として紹介しているんですが、逆にこの機能を使用してtwitter側が「ファクトチェック機能では無く、背景補足のための機能」と駄目出しをしていて、元記事の信憑性が疑われる始末なのは何というか...

つまりtwitter側としては、最大文字数など表記・表現範囲に制限のあるtwitterでの投稿に関して、その文字数では書き切れなかった補足情報を共通理解として追加するために、この「コミュニティノート」なる機能を実装したつもりなんでしょうね。多分、これまでだったら、レスとかコメントの形で実現されていた物を、その場合はスレッドの流れの中で隠れてしまう・消えてしまい本来の意図が機能しなかったものを、元投稿の補足みたいな形でより効果的に情報補強することを意図したんだろうなと個人的には推測するわけです。

ただ「背景情報による主張の補強」をするのであれば、元々の「主張」がそれなりに正確である、正当である、公平である、客観的である、等、元の情報(投稿)品質がそれなりのレベルでないと意味が無いと思うんですよね。例えば、元投稿の中で引用されているデータが古いもので、最新のデータでは結論が逆転するような場合、最新データを示す事は「補足情報」であるけれど、結果的に元情報の結論を否定することになるので、それはある意味「ファクトチェック」として機能してしまうのも仕方ないのでは。また、これまで色々見てきた経験から言うと、文字数制限などで一つの投稿でまとめきれなかった場合、普通の投稿者であればスレッドとして必要な情報をできる限り網羅しようとするし、実際そうやって補完している情報の信頼性は高い気がします。そういう風に考えると、twitterとしては元情報の信頼性・品質を高めるためにこのコミュニティノート機能を実装したけれど、でも元々の情報の正確性が担保されているならば、実は補足情報ってそんなに必要無いようにも感じます。元の情報を訂正・修正・反論する時にこそ、今回の様に直接その情報とともに表示されるこの機能が有益なのでは。

そう言う意味で、「ファクトチェック」では無く「フェイクチェック」と呼ぶ方が、実際的により相応しいのでは無いかと思うところ。

例えば、この東京新聞の望月衣塑子記者のツイート。実は、元のツイートで言っている「巨額の分担金」や「電力業界も人員派遣」という内容は事実では有る話。国連の加盟国は200ヶ国・地域位あるんだろうけど、その中での第三位ですから、「巨額」という表現は嘘じゃない。また、人員派遣をしているのも、これも事実。でも問題なのは、そういう事実だけを伝えるならば問題無いけれど、最初に「疑念だらけ」と疑惑を先ず想起させて、同じ言葉を使うにしても否定的な印象を植え付けているように感じます。また「中立」と言う言い方をしているけれど、これも一寸疑問を感じる言葉で、IAEAは調停者では無く科学的な検証監督機関と言うべき存在。紛争の調停者であれば、双方の言い分に等しく耳を傾ける中立性は重要だけれど、科学機関であればその組織の拠り所は科学的技術的信憑性・信頼性であり、そこには情緒的な要素は入れてはいけない話。意図的なのかどうかは分からないけれど、組織としての立場の違いを巧妙にすり替えている気がする。意図的にそういう行為をしているのならば「詐欺詐称」であるけれど、知識不足とか無意識にそう言う行為をしているのであれば、それは欺瞞行為とも言うべきものなので、「フェイクチェック」として背景説明をする事は正しいこの機能の使い方の一つだと思う。

東京新聞の元記事を、この望月記者が書いたのか分からないけれど、「巨額の」とか「中立かどうか」という事は彼女が言っている言葉では無く新聞記事=東京新聞の言葉なんですよね。と言う事は、実は望月記者ご本人の信憑性というよりは、東京新聞という報道機関の信憑性が疑われる自体だと思うわけです。実はこの話題に関しては、東京新聞編集局自身も同様のツイートをしているわけですが、日本の拠出金が2位だった時の情報を元に話をしているから、現状にそぐわない点を補足として指摘されています。こういう状況を眺めていると、取材をして情報やデータを集めて、そこから記事を構成しているのでは無く、最初から結論ありきの中で都合の良い情報やデータを切り貼りして見た目の内容補強をして記事に仕上げているのかなと感じます。だから、このコミュニティノートの様に、第三者の検証行為が可視化されると、どんどんそういうぼろが出てきてしまい綻びが分かってしまう。だからこそ、このコミュニティノートには「フェイクチェック」機能として存在感を増して欲しい気がします。