最近では「最高気温は35度です」とか聞いても、そんなに暑く感じられない位猛暑が普通になってしまった日本の夏。3年前には日中最高気温41.1度と、埼玉県熊谷市に並んで国内最高気温を記録した浜松市だけに、暑いのも当たり前かもしれないけれど、実際の体感気温は観測された気温とは別で、やっぱり湿度が高いからでしょうか、ここ数日は折角の連休だけれど、一歩自宅の玄関から外に出るだけで直ぐに回れ右したくなる状況。
実は、昨日は朝5時頃に目が覚めて、珍しく曇り空で余り陽がさしていなかったので、朝食の後すぐに洗車を始めたのですが、洗い出した途端に雲が切れて陽が照りつけるようになり焦りました。何とか拭き上げくらいまではそんなに日差しが強くないタイミングで終えられたので良かったのですが、洗車が終わったらTシャツから短パンから汗びっしょり。その後午前中のまだ早い時期に洗車した車で少し出かけましたが、もうその時点では外はむっとする空気で、車内はエアコンをフル稼働。余り見たくないけれど、燃費はいつもよりリッター当たりで2km位は下がっています。
こういう気候が続くと、私なんかは躊躇せずにエアコンを入れて適切な室温にするよう心がけているし、水分補給なんかも、昔ずっと陸上競技とかアメフトをやっていたからマメに取ることは当然だと思っているので良いのですが、困るのは高齢者となった親世代。以前同居していた祖父母は、エアコン嫌いで精々扇風機を使うくらい。当時はまだ今のような「猛暑・酷暑」の時代では無かったし、自宅も今の家の前の家で風通しも良かったので、まだ何とかなったんですが、今の家はそこそこ密閉性も高くて逆に風通しはそれ程良くないので、やはりエアコン利用は必須。もう亡くなっていますが、当時同居していた祖母がエアコン嫌いで、折角部屋にエアコンを付けていても全然使わず、毎年春にエアコン掃除を依頼すると、業者の人がびっくりしたくらい。かといって、家の中全部を均等に空冷する事も出来ないので、下手に自分の部屋を冷やしてしまうと、トイレとかの用事で部屋の外に出た時に熱気との温度差がまたキツいらしい。そんなこともあって、今はリビングとかエアコンが使える部屋は人が居なくても軽く冷却するようにしています。原発は止まっているけれど、電気代値上げはしない中部電力にはですから感謝です。
渋る高齢の両親を説得してエアコンを買いにくるお客様に、「家が湿気や高温から守られて長持ちしますよ」と言うと、購入に至るケースが結構ある。
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) July 17, 2023
高齢者は自身の健康より、電気代や住宅みたいな物理的な物を優先する人が少なからずいる様なので、熱波なのにエアコン入れるの渋る人に試して欲しい。
そんな「エアコン嫌いな高齢者」にエアコン購入の切っ掛けになる一言。なるほどね、自分への効果では無く自分の資産や周りへの効果を言うことで購入動機に繋げるというのは良いアイデア。直接理由を説明する事が一番端的で正しいのだけれど、何故かそれだと反発を招くケースも多くて、こう言う間接的な言い回し、婉曲な言い回しが出来ると、いろいろと世の中で便利ですよね。何度かここにも書いていますが、昔コールセンターに見学に行った時に、お客様の問合せで「電源を入れても動かない」という症状が一番多いらしい。原因としては、コンセントから外れている事がやはり一番多いらしいのですが、それを直接「コンセントを確認してください」というと「馬鹿にしているのか」と反発されることも多いらしい。そこでこういう場合は「一度コンセントからコードを抜いて5秒してからもう一度挿入して試してください」と言うと、殆どの場合解決して電話が終わるらしい。お客様としては、抜くために確認したら実は外れていたことが分かるけれど、もう一度入れ直したと言えば面子も立つわけですし。ゴールを目指すために、厳しくとも頑張って最短最適化した経路を選択する事も大切だけれど、ゴールするという結果獲得を確実に得るために確率・確度が高い方法を探すという事も大切だなと再認識しました。
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