2023年7月17日

コミュニティノート

Twitterに、そのツイート内容の背景補足するための「コミュニティノート」なる機能が追加されましたが、実際には「ファクトチェッカー」として機能してしまっている問題。それを逆手に取ったのか、こんなアカウントも出来ているのはある意味痛快と言うか何というか。 

ツイートを見てみると、7月7日からこのアカウントはスタートしていて、最初のツイートは静岡市で発生した高架橋工事落下事故の映像と称している動画の補足説明(修正コメント)ですが、これまでここに掲載されている元記事とその訂正ノート(補足情報)を見ているだけで飽きない。 

中には、本来の目的のように、元ツイートが説明不足ややや論点が外れている部分を補足しているものも見られるんですが、殆どの場合は「ファクトチェッカー」として機能していることに、ある意味今のtwitterの問題点も浮き彫りにしている気がします。 

これまでも、疑念や問題のあるツイートに対しては、コメントや引用リプライの形で補足情報や修正情報が付けられてはいたけれど、それは意図的にその投稿を見ないと認識理解されないわけで、正直余り効果的だったとは言えないもの。それがこの「コミュニティノート」機能で、元投稿と一緒に表示されることで、その投稿を読んだユーザーが総合的に判断する素地が出来たことは良いことだと思う。どうしてもファクトチェッカーとして注目されてしまうけれど、元々の投稿の情報に更に厚みを付けるものも少なくないわけで、それは重要な事だと思う。

さらに言えば、個人が自分の知識範囲の中で間違ったツイートをする事は仕方ないと思うけれど、新聞社とか放送局とかメディアだったり、それなりの専門家が間違ったツイートをしてそれを補足される訂正される場合には、単にコミュニティノートが追加されるだけで無く、何らかの対策というか目印が欲しい気もしますね。例えば「このアカウントは、過去一週間の間にツイートした内容の10%以上にコミュニティノートが記載されており、情報品質が低い事が想定されます。内容を十分に精査してください。」みたいなバナーを自動的に入れるとか。特に有料ユーザーに関しては、twitter側もそれなりに品質維持のためのルール作りをしていく必要が有ると思いますねえ。

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