2023年6月14日

全固体電池車

昨日ネットでかなり話題になっていた、トヨタが全固体電池のBEV車を、2027年を目処に実用化するというニュース。全固体電池では、トヨタがかなり先行しているようなのですが、自ら「ブレイクスルーを発見した」と言うくらいだから、かなり自信と確信が有るんじゃ無いだろうか。

今回の発表だと、バッテリー走行距離は現在の倍以上の1200kmになり、充電時間も10分程度と言われていて、これならばBEV嫌いの私(笑)でも十分実用的と感じるほど。「10分の充電時間」が0から100%迄の話なのか、一般的に一度の充電で必要な距離(例えば100km分とか)に達するのが10分なのか、その定義が分からないけれどかなり革新的な雰囲気はします。ただ、エネルギーの総量は変わらないから、時間が短縮されるということは、充電電圧が今の200Vから更に高電圧になるのか、投入電流を大きくするのか、その当たりの兼ね合いも含めて判断しないと、単純には喜べない。まだまだ少ないとは言え、既存の充電設備特にQuick Charger(ハイボル)が互換的に使えるのか、その場合どの程度の充電が可能なのか気になるところ。

もう一つ気になるのは、これで一気にBEVにシフトする事になったら、電力発電設備だって発電量を増やさないと、特に真夏とか真冬とかの電力需要期には充電出来ない自体にもなりかねないのでは。今年の夏も、一部の地域では電力需給逼迫が言われているけれど、数年後までに電力供給を補強しておかないと、さらに深刻な事態になりかねないんじゃ無いだろうか。太陽光発電に関しても、既に出力制限をする事も増えているので、今後もそう無闇に増やすことは出来ない。また、BEVへ充電操作するのはやはり夜間が多いだろう事を考えると、太陽光発電は余り効果的では無く、結局燃料費が割高なLNG発電とかを夜間に集中利用するような自体になり、電気代は高止まりどころかますます値上がりするような自体になったりして。充電時間が今よりも劇的に短くなって、例えば数100km分の電力を5分位で充電出来るようになれば、現在のガソリンスタンドでの給油作業と変わらない感覚になります。となれば、昼間に充電する機会も増えるだろうし、そうすると夜間の負担も今よりもそんなに大きくならないかも。問題は、今でも少ないと言われている充電設備が、この新しいバッテリー対応したものがどれだけ全国に増えるのかですよね。また、今家庭で充電するためにハイボル(200V)の設備を自宅につくると100万円位するらしいけれど、更に高電圧を使用すると想定されるこのシステムの設備設置にはどれだけのお金が掛かるのだろうか。

仕事などで毎日利用する人には向かないと思うけれど、自分のように主に週末に利用して平日は近所への買い物程度というユーザーなら、平日はカーポートの屋根に設置した太陽光パネルからトロトロと充電しておいて、週末には満充電になるので週末は存分に利用して、また月曜日からは太陽光発電でトロトロと数日掛けて充電する、みたいな事が出来ればベストかなぁ。今のように、太陽光発電を一旦電力会社に送り、そこから自宅に配電された電気で充電するみたいな、冗長な部分をカットして個別に閉じた発電・充電サイクルみたいな物が出来れば理想では無いだろうか。言ってみれば、この全固体電池のBEVをポータブルバッテリーに見立てるわけですが。タイミング的には、今年か来年早々に車を買い換える予定でいるので、3年後の車検の時、あるいは一回車検を通した5年後位には、この全固定電池のBEVがそれなりに市場に出てくることが期待されるので、その時に乗り換えるのが一番効率的かななどと夢想しています(笑)。課題はコストですよね。今でも、ガソリン車に比べてHVやBEV車は100~200万円位の差があり、補助等もあるけれど割高なのは事実。今の所、現在のリチウム系バッテリーに比べて、この全固定電池のコストは低くても数倍はある状態らしいので、かなり補助金とか出してくれないとちょっと手が出ないかも。まぁ、そこはトヨタだから量産技術にも相当注力するだろうけど。うーん、トヨタイムズ、見逃さないようにしないと(笑)。

技術継承

個人的にはあまり良い印象を持っていないのだけれど、そのバイタリティというか集中したときの突破力みたいな部分は尊敬している人物の、ホリエモンこと堀江貴文氏の宇宙ビジネスに関しての記事。未開拓な分野のビジネス分野に先行して開拓し成功することは、ビジネスとしての成功だけで無くある意味ギャンブル的な快感みたいな物も有るんだろうなぁと、そう言うこととは縁遠い自分は想像するわけですが。

ホリエモン氏の宇宙開発ビジネスは有名で、私もこのビジネスに関しては是非小型衛星の多数投入ビジネスの成功を達成して欲しいと珍しく応援している物の一つ。そんな記事の中で、日本国内ビジネスのメリットの一つで、国内に製造技術があるという点をあげつつ、実はそれらは中小企業の継承技術に支えられているので、今を逃したら次は無いと言う危機感もあるとの話。凄くよく分かるし、そう言えばと思い出したのが数日前に話題になった、文化財の保護などに利用される「」の話。動物の皮や骨から抽出される自然の接着剤である「膠」ですが、動物の種類によって特性が色々あるので、「ウサギ膠」とか「シカ膠」とか呼ばれて、それぞれの特性に応じた使い方がされているらしい。ところが、兔から抽出されているはずの「ウサギ膠」に、他の動物の成分が多く含まれていることが分かり騒動に。やはり動物によっては近年材料としての調達がむずかくしなる場合が有り、その場合は他の動物の素材を流用していることもあるとか。

そういう事態が発生して発覚したのは、膠の製造が国内では殆ど残っておらず欧州からの輸入品が殆どを現在は占めていて、それ故に品質等に対しての検証が十分でないまま表記を信用して使用されてきたことが原因とのこと。多分職人の年齢とか、原材料のコスト等の問題から、専門技術を持つ人が廃業をして行き、国内製造がどんどん衰退しているのだろうけど、これもロケット製造を支える中小企業問題と同じ課題だと感じます。膠だけで無く、例えば古文書等を補修するときには和紙が利用されるけれど、その特殊な和紙製造も今ではかなり減っているので、いつかは継承者がいなくなってしまう問題があると以前聞いたとがあります。その場合、実は日本の和紙は国内だけで無く海外でも広く利用されているので、世界的に問題になる可能性もあるらしい。 

そういう伝統技術等は、時代の流れや技術革新で消えていくことも分かるけれど、例えば12年前の東日本大震災で原発被害が発生したとき、もう国内では原子力発電は再開できないみたいな悲観論が広がって、大学などの原子力関係の学科志望者が激減。仕事の機会も減ってしまい現役の技術者も引退するなどして、どんどん関連技術や知識のある人が減少してしまい、今では非常に困る状況になっているらしいけれど、これも同様の問題ですよね。知識や情報として、その製法だとか手順だとかを残すことは可能だろうけど、そういう情報が有ると言う事と、実際にその通りに手を動かして同じ物を作る事が出来るということは、全く異なる事柄ですからね。物理的に「物を作り出す」ということは、凄く微妙な行為な訳で、だからこそ3Dプリンターが活用されるようになっても、実は一寸疑問というか不信感みたいなものを個人的には持っていたりします。精度問題もあるし、逆に微妙な余裕というか隙間というか、きっちり精度を出すとともに、噛み合わせ組合せを円滑にするような「摺り合わせ技術」みたいなものは、まだまだ機械化出来ない部分だと思うし、そこが伝統技術や継承技術の肝だと思う。富裕層が、高価な彫刻とか技術品を購入することを批判される場合が多いのですが、あれはあれでそういう技術継承を支援する目的もあるというのはある意味事実だと思う。そう言う意味で、例えば富裕層が原子力技術継承の為に、小型原発発電所を作って地域に提供したりみたいな話が有っても良いのではと思います。技術を作る上げることは凄く難しくて大変だけれど、それを無くすのは一瞬ですからね。

TポイントからVポイントへ

CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の「Tポイント」と、三井住友FGの「Vポイント」が、来年春を目処に統合されて、新「Vポイント」としてスタートするというニュース。名称は「Vポイント」だけれど、ロゴカラーは既存の「Tポイント」をイメージさせる、ウクライナカラーの「青と黄色」というのが、いかにも両者の折衷案と感じさせるところ。 

私のメインカードは三井住友VISAカードなので、V Pointは昔から馴染みもあるし現在も利用しています。というか、カードを利用すれば利用金額に応じて自動的にポイントが貯まって行くので、利用しているというよりは自然に貯まっていると言ったほうが正しいかも。一方でTポイントは、決済手段とTポイントカードを提示する二度手間が嫌で全く利用しておらず、それは現在のTポイントだけでなく類似のサービス全てに対しても同じ。記事にも書かれているように、決済する度に「〇〇はお持ちですか?」「〇〇のご利用はいいですか?」と確認されるのがうざったい。その声かけで思い出して、あわててTポイントを追加する人も居るんだろうけど、お店としても注意喚起しなかったと後からクレームされることが嫌だから、ああいうオペレーションをしているんでしょうから、余り文句も言えないけれど。

例えば、私もよく利用しているスターバックスですが、ここではスタバのアプリを利用して決済しています。ですから、アプリ使用でポイントも自動的に蓄積されていて、商品と交換できるクーポンで活用もしています。この手のアプリは、例えばコンビニ各社とかスーパー・ドラッグストア等も開発提供していて、それぞれ利用金額に応じてポイントが自然と貯まるようになっていると思うんですが、Tポイント自体は特定のチェーンやお店とは別のポイントサービスだから、仕方ないと言えます。ならば、「T-Pay」みたいな決済システムを準備して、T-Payを利用するとその金額に応じてT Pointが貯まる、みたいな仕組みなら分かりやすいし使いやすかったけれど。形は変わっても、今回そういうシステムになったと言えるんでしょうね。

「Tポイント」が始まった頃は、利用金額に応じてポイントが貯まって、それが後で購入代金に振替可能という、理屈は分からないけれど何か凄く得するシステム、みたいなざっくりとした理解でブームになったけれど、決済機能を持つサービス提供各社が同様のポイント還元サービスを始めると、どんどん優位性が無くなってきたことも事実。当初はTSUTAYAのサービスみたいな感じで、TSUTAYAも凄くブームだったから一気に拡散していったけれど、最近は以前ほどの印象も無いし、そう言えばウクライナカラーの「Tポイント」のロゴも見る機会が減ってきた気がする。自分的には、こういうサービスの効率化や利便性のアップで、電子マネー決済が進んでくれたら嬉しいですね。それとともに、こういうサービスを統合するような方向にも進んで欲しい。余りに色々なポイントサービスが乱立していて、ユーザーとしてはもう「面倒くさい」状態。それこそ、還元率は多少悪くしてもいいから、各種サービスのポイントを「マイナポイント」に集約して、それをまとめて利用出来るようにしてくれないだろうか。そしたら、もっと積極的にポイント活動「ポイ活」するんだけれど(マテ)。

2023年6月13日

一アマへの道 (1) - プロローグ

先日も書き込んだように、来年のアマチュア無線免許(四アマ)更新を控えて、突如燃え上がる上位資格への免許更新への想い。実は、過去にも同じような事を書き込んでいたはずですが、結局は「言うだけ」でその後立消えてしまっていたと思うんですよね。今回はそう言う事が無いように、「有言実行」じゃ無いけれど、有る程度退路を断ちつつ真面目に年内の受験と来年の免許更新を、単なる既存免許の更新では無く上位資格への免許変更を目標(ゴール)に設定して半年少し頑張ってみることにしました。

まずは目標設定と工程を決めて、それぞれのチェックポイントを設定してみます。ゴールから逆算してみると、来年の3月には無線局の変更申請等が完了する必要があるので、国家試験受験の機会(4月、8月、12月)を考えると、今年12月の国家試験受験(と合格)が今回のゴールとなります。それを前提に工程表を作成してみると、

  1. 2023年12月xx日: 試験合格
  2. 2023年12月2日: 一アマ試験日(@名古屋) (二アマの場合は翌日12月3日)
  3. 2023年10月15日: 試験カテゴリー決定(一アマ、二アマ、あるいは三アマ)
  4. 2023年10月1日~20日: 国家試験受験申請期間
  5. 2023年9月30日: 個人的最終模擬試験実行 (KPI: 無線工学 135/150点、法規 135/150点) (正答率90%)
  6. 2023年8月30日: 個人的第2回模擬試験実行 (KPI: 無線工学 120/150点、法規 120/150点) (正答率80%)
  7. 2023年7月30日: 個人的第1回模擬試験実行 (KPI: 無線工学 100/150点、法規 100/150点) (正答率70%)
  8. 2023年6月12日: スタート(スケジュール作成、参考書購入)
なかなか壮大な計画になりそう(笑)。

アマチュア無線の知識はゼロとは言わないけれど、もうかなり錆付いていることは確か。もう一度思い出しながら、最近の傾向や内容を理解するために、まずはKindle版の「第一級アマチュア無線技士試験集中ゼミ」を購入しました。Kindle版にしたのは、何時でもどこでもとにかく書籍にアクセスして、知識の蓄積と思い出しが出来るようにしたいから。特に法規に関しては、上位資格になればなるほど微妙な言い回しや引っかけ問題が増えるでしょうから、一語一句間違わない暗記が必要になりますからね。だから、法規とあと法規に含まれるモールス通信に関しては、とにかく細切れ時間を最大限に利用して、頭に入れていかないと。工学に関しては、最初はやはり忘れている公式や計算方法等をもう一度思い出しつつ学び直していく必要があると思いますが、こちらは多分過去問題をどんどん解いていき経験値を増やしていくことが重要だと思うので、一通り基本的な事を学び直したら、今度は問題集を購入して場数を増やしていきたいと思っています。昔は、確か2アマ以上は筆記形式だったと思うのですが、現在は全てマークシート形式なので、少なくとも答えが選択肢の中にあるというのは以前には無かったメリットかな、と。ただ、その分問題数は増えているので、時間配分は重要になりそうな気がします。いずれにしてもこの手の試験は、10年前? 20年前? のTOEICのテスト以来じゃないだろうか。このアマチュア無線の試験で、無事に合格できたら、来年はTOEICで900点台を目指すのも、次の目標設定としては良いかも(夢だけは大きく...)

やる前から負け惜しみを言ってしまうと(笑)、試験に合格して免許を更新することが目標では無く、こう言う事を継続することで脳に刺激を与えて、老化防止をする事なので、実は合否は関係無い(マテ)。とは言っても、将来的な東海沖地震の災害対策等を考えると、万一の場合を想定して、出来るだけ高出力の無線設備を手元に置いておくことは無駄では無いと思うし、安心感も増えるはず。実は、今年中か来年の次の車検までには車を買い換える予定でいて、その時にはHV(ハイブリッド)かPHV(プラグインハイブリッド)車を優先するつもりでいます。理由は、ハイブリッドのバッテリーが災害時にはバックアップ電源に利用出来て、多分必要最低限の電源確保手段になってくれるだろうと想定しているから。最近の無線機は、複数のバンド(周波数帯)で高出力でかつモバイル運用用にDC対応になっているものもあるので、特に意識しなくても通信手段のバックアップが出来ますし。まだ詳しくは調べていなくて知識不足だけれど、アマチュア無線とインターネットを接続するレピータ(一種のゲートウェイか)も、幾つか全国的に展開されているようなので、自宅の光ファイバーが不通になっても、アマチュア無線経由で利用可能なインターネット回線に接続出来れば、遠隔地にいる身内との連絡も可能になるだろうし、必要な情報収集も出来るだろうし。とにかく、飽きっぽい性格の自分が直ぐに挫折しないように、色々な理由付けをして、まずは7月末に一回目の模試をする事が出来るように、一月半頑張らないと。(続く...)

急ぐ理由は何だろう

時代の変化とともに、様々な考え方が生まれたり消えたりしていくことや、色々な理由からそれまではタブーだったり隠れた存在であったものが、社会的に認知されたりして行くことも、また「時代」という不可逆な流れの中の必要な変化だと思うんですよね。その一つが最近色々なところで議論や意見が生まれている「LGBTQ」に関して、特に所謂「LGBT法案」に関しては、その必要性は有る程度理解するものの、余りに拙速に決めようとしているように感じていて、過去同様の措置で成立した法案でその後問題が生まれてきた事例の轍を踏んでいる気がします。

今回色々な意見が出ている中で、個人的にもちょっと奇異に感じているのが駐日米国大使の一連の発言。個人的にLGBTQに関しての意見を述べたり、米国の事例を示すことは問題無いと思うけれど、日本国内の状況に関して干渉するような意見を出したり、例えば「G7の中で日本だけが関連法案が無い」というような事実誤認の意見等も拡散していて、ちょっと立場上問題があるんじゃ無いかと感じるくらい。LGBTQ関連では先行しているそのアメリカですが、極端なLGBTQ対応もあって全米で様々な軋轢や衝突が続いている様子もメディアから報じられています。この手のテーマにありがちなんだけれど、少数派の人達を保護する考えに異論は無いけれど、それはこれまでの状況に対しての拡張なり追加であるべきで、それならば多くの人が受け入れられる内容になるはずなんですよね。それが、その少数派の立場の人に向けての対策が全ての規準みたいな話になってくるから、多数派の人達からは反発が生まれたり、異論が生まれてくるのは仕方ないと思う。例えば車と道路の関係だと、右ハンドル右側通行の日本の自動車社会に、左ハンドルの車でも運転出来るようにして欲しい、と言うのが多分「LGBT法案」に相当すると思うんですよね。ですから、左ハンドル車でも例えばパーキング利用時には左側にも端末を設置するとか、高速道路通過もETCにするとか、相互に利益がある形で環境整備していく分には、既存の右ハンドルドライバーも文句は無い。でも、「左ハンドル車を導入するのだから、それに都合の良いように左側通行に変更するべき」と言われたら、既存の右ハンドルドライバーはやはり反対するでしょう。差別とか弱者救済という話に関しては、往々にしてそう言う事に近い話が多いような気がする。

LGBT法案で問題になっている事例の一つに、例えば体は男で心は女の人が、銭湯とかトイレを利用するときに「女性用」に入ってきたらどうする、というものがあります。生物学的な「男・女」で区別するか、汎用トイレ見たいな第3の選択肢を作るしか無いと思うけれど、それでも生物的な性別で区別出来るならまだまし。例えば「心は女性」の人が、自分は女性だからと女性優遇制度を利用したらどうなるんだろうか。男女機会均等法で女性の雇用を50%まで強制的に増やす、と言う事が行われた場合、じゃぁ生物学的には男だけれど、心は女の人がその枠に応募するような場合はどうだろうか。銭湯の時のように生物的な性別では区別できない領域だから、かなり問題になる気がする。それこそ「嘘発見器」みたいな装置で「性別判定機」みたいなものを作らないと判断出来ないけれど、じゃぁその判断の基準はどうなるのか。そこで判断出来るのは「トランスジェンダー」の人達だけで、「LGBTQ...」の「Q」以降の人達はどうなるという議論が次は生まれてくる気がする。結局は、「心の性別の整合性は判断しない」というような決定になると、元々救済するべきだと考えられていた「女性」の人が救われずにそのまま苦しい立場に置かれたままになる気がします。「LGBT推進」の議員さんは、銭湯やトイレの使用問題は、既存の法律やルールで対応可能と言っているらしいけれど、それだってじゃぁ自分の心の性を否定されたと訴えられたらどうするんだろうか。LGBTQ...に合わせて、それぞれの性自認に応じた施設を準備する事は物理的にほぼ不可能だろうから、どこかで妥協点を引かないといけない。でも、例えば公衆浴場・温泉等は、時間制で属性を変えるとかの対応は可能かもしれないけれど、公衆トイレ何かは「今使用したい」事が殆どだろうから、そういう時間制は困るでしょう。また、学校とかモールとか施設の中のトイレだって、時間制にしたら困るだろうし。モール等はそれなりに設置数があるから、場所に寄って属性を変更すると言う事も可能かもしれないけれど、どこの場所をどの様に変更して管理するか難しそう。

浴場施設に関して言えば、「男湯・女湯」のスタイルは、伝統的なカテゴリーと言う事で、案外そのまま残るかもしれない。一方で、最近流行のスパ施設「〇〇の湯」みたいな所は、水着や浴衣みたいな着衣前提で、施設の共同利用(ある意味「混浴化」)が進んでいくかもしれない。温泉旅館なんかも、これまでの「露天大浴場」から、「露天個室浴場」みたいな施設を複数準備して、個人やグループで貸し切りで利用する形態が流行るかも。社会形態が変化するとともに、社会システムや社会サービスがそれに対応して変化していくことは当然だと思うし必要な事だと思う。ただ、その変化は可能な限り穏やかに、多数の理解を得ながら進むべきで、幾ら民主主義の世界だからと言って法律を作れば解決みたいな事は無理があると思う。以前も書いたけれど、その人の性自認に関係無く、差別は差別と明確に決まっていることなんだから、それを徹底することで多くの人への理解も広がる気がする。で、その「理解」の中には、そういう性自認の人が居ることを了解した上で、あえて関わらない、意識しない、と言う事も含まれることも「理解」して欲しいですよね。LGBTQの人は、例えば身長が3mもあって必ず分かるとか、何か明確な特徴があるなら別だけれど、外から見ただけで分からないことをあえて詮索する必要も無いでしょう。それはLGBTQ以外の事であっても「プライバシー」という範囲に入る話だと思う。もし何かの時に相手が「私はLGBTQの××です」と言えば「そうなんですか。私はシスジェンダーです」と言って、その話はそこで終わりで良いと思う。LGBTQの全ての人がそうだとは言わないけれど、それでも日本の曖昧さを許す緩い相互理解みたいなものが、欧米なんかと比較してLGBTQとの共存を案外上手く包含している気がします。そこが日本と欧米との違いなのだから、わざわざそれを崩して未だに問題が燻っている欧米方式に乗り換える必要性は私は無いと思う。

2023年6月12日

埼玉騒動

埼玉県で発生した、水着写真撮影会の突然中止の件。一旦中止になったものの、その後埼玉県知事が自らが出した一律中止を、法令違反の無かったことが確認された管理者に関しては一部撤回する事を表明して、先ずは最低限の部分は担保されたようだけれど、今回の様子を見ると何か裏にあるんじゃ無いかと言う疑惑という疑念を禁じ得ない。

一連の流れに関しては、Nathan氏の記事がまとめられていて分かりやすいのでお借りするとして(その1その2その3)、これらの情報を見る限りでは、過去の違反例を隠して申請していたような「ルール違反」の場合を除けば、特にその内容に問題があるとは感じられない。ネット等の様々な意見を見ていると、状況に関してよく知らないで延髄反射している例も多くて、例えば「〇〇公園」という名称から公園内で撮影していると勘違いしているけれど、会場はどこもプール施設なのでそこで水着になる事には問題無いはず。また、一般利用者も居る中撮影するのは怪しからんみたいな意見もあったけれど、施設はまだオフシーズンで一般開放されて折らず、貸し切り状態でのイベント開催という事だからそれも問題無いはず。「未成年の参加者が居る」という部分は確認しないといけないけれど、開催者側は過去にはそういう事例が有ったかもしれないが今回はそれは無いと言っているので多分問題無いでしょう。唯一疑問というか問題なのは「過激なポーズ」が有ったという部分。何をもってして「過激」と判断するのか、その判定基準には疑問が残ります。人によって、水着姿であることも過激だろうし、より露出度の大きな水着を着用していても、それが水着であり患部を隠していれば「過激」とは感じない人も居るだろうし。

この撮影会が、例えば水着とは関係無いような公共施設、例えば市役所だとか、屋外の公園施設みたいな場所で申請された、と言うのであれば、それが貸し切り状態で一般利用者との混在が無くても、その施設の目的だとか威厳だとか色々な理由で申請が受け入れられない事があるのも、それは仕方ないと思います。それよりもオフシーズンのプール施設で、貸し切り状態での水着モデルの撮影会と言う、特に問題無いと思われる状況に関して、わざわざ過去の事例まで引用して中止要請するような「一般市民からの要請」がある事の方が、個人的には珍しいというか驚きだし、それに呼応するように共産党議員達が直前に中止要請して、それを手柄のように勝ち誇る様子の方が怪しい気がする。その共産党議員達は「性の商品化」は許さないと言うことで中止要請したらしいけれど、それを言うのであれば例えば風俗とかもっと問題視されるべき事柄はあるわけで、それらに関しては今回以上の対策が必要なのにそれを言わないのは何故だろうか。さらに言えば、「水着」では無いだろうけどそれに近いコスチュームで街中を更新するような、例えば「浅草サンバカーニバル」みたいなものだって同じように思うだけれど。あるいは、最近話題になることが多いLGBT関係のパレード、所謂「レインボーパレード」とか「プライドパレード」の様子を見ると、やはり「性」に対しての要求だからか、同様のパレード等と比較して開放的な衣装や過激な様子になりがちな気がするんですが、共産党はそういうイベントには前向きなのは矛盾しているのでは。

今回の話を聞いて思い出すのは、少し前に名古屋であった「あいちトリエンナーレ」での「表現の不自由展」開催に関しての騒動。どちらも公共の場での表現の自由の問題である事は変わりないと思うのだけれど、当事者の一人である津田大介氏がツイートで、今回の埼玉県の判断は当然みたいな反応をして、それに対して自分達の件と正反対の意見に批判も多いみたい。彼のイベントの場合は、公共施設利用というだけでなく公金による補助が入っていたことに加えて、申請時に本来の展示内容・目的を隠して申請して受理されていたという二つの部分が、今回の撮影会の件とは大きく違う部分。問題点の大きさで言えば、自分達の目的のために手続きに不正があったと言われているような事案に比べて、今回の撮影会は行動の利用、ビジネスの理由、費用減の自由等、もっと大きな問題にも関わるわけで、そう言う意味では格好悪いですよね。あえて何も言わないか、あるいは「表現の自由はできる限り守られるべき」とでも言えば、どちらにとっても角は立たないし自分のプライドも守られたと思うのだけれど。埼玉県知事が、一旦だいした中止要請を一部とは言え撤回した事は大きいけれど、実際に被害に遭った開催者への保証だとか、場合によっては共産党による政治的な圧力とも言える話にもなるわけで、その当たりはしっかり確認しないと、第二第三の「埼玉騒動」が生まれる可能性も。それも新しい社会認識が生まれる産みの苦しみなのだろうか。

2023年6月11日

衝突事故


昨日羽田空港で発生した、タイ国際航空機とエバー航空機の衝突事故。タイ国際航空機の右主翼ウイングレットが破損し、羽田空港のA滑走路が約2時間閉鎖されたらしい。 

衝突事故が発生したのは、A滑走路の北側RW16Rに進入する誘導路上なので、本滑走路上に衝突した機体の残骸が散乱するなどの事は無かったようですが、RW16Rは午前中は西行きのフライトの離陸で使われるから、大変だっただろうなぁ。国内線よりは国際線の離陸に支障が大きかったんじゃ無いだろうか。

こちらの記事を見ると、タイ国際航空機(TG683)は10:45に、エバー航空機(BR186)は10:46に出発。その後RW16Rに誘導路を移動中に接触事故が発生した様なんですが、どこでどの様に接触したんだろうか。良くあるのは、すれ違うときに感覚が狭くて接触する話は聞きますよね。あるいは、一方が停止していてその横を通過釣るときに、やはり間隔の見当が違って接触するのもありそう。今回はどちらもプッシュバックを受けて、多分誘導路を移動中だったと思うんですが、どうなったんだろうか。写真ではエバー航空機が右にカーブして停止しているけれど、この場所は行き止まりで進めないから、これは事故後に移動した場所なのかな。仮にエバー航空機が間違って早く右にカーブしたとしたら、その状態でタイ国際航空機の右種翼端が破損するとなると、エバー航空機の後ろから移動していたのに、突然エバー航空機が右にカーブしたので、ブレーキが間に合わずにエバー航空機の機体後部と主翼右譚が接触した、ということだろうか。

第3ターミナルからA滑走路のRW16Rに移動するのは、そんなに入り組んでいるわけでも無いし、難しい走路でも無いと思うのだけれど、何が原因だったか不思議な事故。この2便は、当然運休となり折角旅行の予定をしていた乗客にとっては散々な週末スタートになってしまったんでしょうね。台湾行きは振替フライトも有るだろうけど、バンコク行きは大変だろうなぁ。国内線のスケジュールにも影響が出たみたいですが、それでも4本滑走路がある羽田だから、まだ何とかなるんでしょうね。これが成田だとちょっと大変だろうなぁ。いずれにしても、ちゃんと原因を特定して再発防止をして欲しい。

[2023年6月12日追記] どうもエバー航空機が先行してRW16Rに進入待機していたところ、エバー航空機が停止線よりもかなり手前で停止していたので、尾翼部分が想定以上に背後の誘導路にはみ出ていて、そこにタイ国際空港機の右主翼が接触したという事らしい。

アマチュア無線

小学生の頃にJARLの講習会で「電話級(当時、現在の4級/4アマ)」の免許を取得してからもう半世紀。高校生くらいまでは、毎日のようにアクティブに活動していて、自分にとっては数少ない趣味の一つでしたが、大学、社会人となって自宅を離れてしまうと、なかなか無線機に触れる機会も無くなり、その後は殆ど活動しない時期がずっと続いていました。幸いにも、アマチュア無線の免許(無線従事者免許証)には有効期限がないので、一度免許を取得すると更新手続きさえ怠らなければ、生涯友好な免許。私も、何とか忘れず更新手続きを続けていたので、未だに免許は維持しています。免許証は、紛失とか破損して再申請しないかぎり取得時のものがそのまま使用されるので、未だに私の免許証には小学生時代の自分の写真が添付されています(笑)。

無線操作をする資格、車で言ったら運転免許証にあたるのでこの「無線従事者免許証」ですが、もう一つアマチュア無線局を開局(開始)する場合は、使用する無線設備や使用周波数帯等を記載した「無線局免許証」が必要になります。ここに呼出符号である「コールサイン」が付いてくるので、そのコールサインの元に無線局の運用が可能になるわけです。車で言ったら、無選挙免許は車検、コールサインはナンバーになるのかな。この無線局免許は、今は5年ごとに更新手続きが必要で、さらに無線局の構成(使用周波数や、使用変調方式の変更等=使用無線機の変更)が変わる時には、変更申請も必要で、ついうっかりしていると有効期限切れとなります。そのまま忘れていれば、確か今は一定期間後にコールサインが抹消されて、将来再利用されたりするはず。私も一度更新年を忘れていて、期限切れ後に慌てて再申請をしたことがありますが、確か一年以内の再申請は継続と同じように扱ってくれるので、コールサインが変わることも無く何とか今でも無線局免許は保有している状態です。

前回の免許更新は、2019年3月。免許更新をしたときには「平成31年」でしたが、その年の5月から年号に「令和」に変わったので、丁度「令和元年(1年)」に更新したから、次は「令和5年」と覚えやすいので、暫くは忘れずに継続出来そう。と言うわけで、再度免許更新の手続きが来年の3月までには必要になります。実は、以前から頭の体操も兼ねて、もう半世紀前に取得した電話級(4アマ)からより上位の、出来れば最上位の1級(1アマ)の免許取得をしたいなと思っていました。最上位の1アマは、アマチュア無線に開放されている全ての周波数・電波様式で運用が可能で送信出力も昔は500W上限だったと思うんですが、今は制限が無いらしい。その下の2級(2アマ)は、基本1アマと同じでただし最大送信出力は200W迄(昔は100Wだったっかな)。その下に一部周波数帯や出力制限のある3級(3アマ)、4級(4アマ)と続くわけです。4アマから3アマへは、簡単な以降試験で取得出来たりするんですが、1アマ/2アマはそれぞれ年3回開催される試験を受けないといけない(2アマは3/4アマからの講習もあるらしい)。一つびっくりしたのは、以前は3アマ以上には電信(モールス)の送受信テストが有ったんですが、それが今では法規試験の中に取り込まれていて、実技試験はなくなっているようなんですね。私も昔はモールスを覚えていたので、今でも練習すれば思い出すと思うけれど、かなり敷居は下がった気がします。また、試験も1アマから4アマまで全てマークシート形式にもなっているので、それも昔と比べて敷居がかなり下がったきがします。

で、来年3月の免許更新までかなり余裕があるので、そこで先ずは2アマを目指してみようかなと目標設定をして見ました。1/2アマの試験は、4月8月12月との事なので、先ずは今年の12月の試験で2アマ受験を目指してみようと目標設定してみました。もし年内に無理そうならば、年明け早々に3アマ受験をする予定。資格更新をするのは、無線機を更新したいのですが、4アマ用は種類が少なく、3アマ用も限定されるため、出来れば2アマ用のラインナップから選びたいから。価格的にはそんなに変わらないんですよね。また、以前は地上アナログ放送への電波干渉(TVI)が運用時に問題になったものですが、地デジに移行し受信機側への影響が低減されるので、仮に自宅に固定局を開設しても以前ほど影響はで無いことも期待出来ますし。個人的には、多分実際の運用は車で移動したときに使うくらいで、自宅からの固定局運用をする事は殆ど無いと思いますが、実はこれは将来発生するかもしれない地震時の非常時通信手段としてちゃんと整備しておきたいという思いもあります。最近の無線機はDC13.5Vで運用できるので、例えば最近流行の太陽光発電パネルとボータブル充電器があれば、そのまま無線機運用が可能になります。車をハイブリッド車にすれば、車のバッテリーも利用出来るし。まぁ、最大の理由は老後のボケ防止ですが、久し振りに「受験勉強」を初めて見ようと、自分的にはかなり久し振りに前向きな気持ちになっています。それなら、コロナ禍で外に出られなかったときに発憤しろよと言われそうだけれど(笑)。

2023年6月10日

nVidia GT1030インストール

長年(今年5年目) 使用している、自宅のデスクトップ機(ThinkCentre M720t)ですが、昨年末に筐体から異音がするようになり、色々調べてみたところ内蔵しているグラフィックアダプター(nVidia GT730)の空冷ファンがどうも原因らしい事が分かり、いったん外しました。新しいグラフィックアダプターを購入しようか悩んだんですが、当時(昨年末頃)は半導体の価格も値上がりしていたこともあり、古いパソコンにどこまで投資するか悩み、結果そんなにグリグリ使うわけでは無いからと、内蔵のIntel Graphicsに落ち着いて今に至ります。当初は気にならなかったのですが、使っているうちにフリーズしたような状態に時々成ることがあり、暫くすると画面が一度ブラックアウトして元に戻ります。どうも、画面描画時に何かリソース不足にでもなっていて止まっているように見えます。内蔵ビデオなので、システムメモリー上にビデオメモリー空間も取っていますが、システムメモリーは64GB入れているので、足りないという事は無いはずなんですが。これが一週間に何回か発生するのと、Photoshop等のグラフィック系アプリが、やはり以前と比べると何となく動作が緩慢に感じられるというか、今ひとつキビキビした感じがありません。そんな漠然とした不満を感じつつ、たまたまAmazonを見てみたら、昨年末の時点と比べてグラフィックアダプターの価格が下がってきていることもあり、駄目元で入れて見るかと試してみることにしました。

今回購入したのは、玄人志向のGT1030。ここに至った過程は、
  1. 前回検討した半年くらい前と比較すると、3~4割位価格が下がっている感じ。ただ、だからと言ってそろそろ買い換えようかとも思っているデスクトップ機にそんなに投資しても勿体ないので、上限は1万円位までと設定
  2. その範囲で調べると、GT710/GT730/GT1030当たりのグラフィックアダプターが幾つか見つかります。以前はGT730でVRAM 2GBのカードだったので、出来ればそれ以上のものにしたい。あと、前回は冷却ファンのトラブルで交換したので、出来ればファンレスにしたいというのも目標の一つ
  3. で、調べてみたところ、ファンレスだとGT710かGT730になり、価格的には以前とそんなに変わらない感じ。ただし、結構空冷用のヒートシンク部分が大きく、近くにあるDIMMやケーブルに緩衝しそうな雰囲気もあります
  4. 以前はGT730だったので、出来れば今回はもう少し性能の良いGPUにしたい。となると、お手軽なのはGT1030あたりになります。AMDも検討したんですが、多分大丈夫だとは思うけれど元々購入時に設定されていたnVidia GT730系列のグラフィックアダプターが一番安全かなと言う気もするので、今回はnVidiaで行くことに
  5. GT1030でファンレスのカードも有ったんですが、空冷用のヒートシング部分がかなり長いので、空冷ファンの有るものを探すことに。その中でこの玄人志向のカードは、寸法的に以前のカードとほぼ同じ位のサイズなので内部にフットすることは確実なのと、VRAMが他社がGDDR3/4なのにGDDR5と速くて価格的にも一番安い位だったのでこの製品に決定。
  6. ビデオケーブルも、これまでのDisplayPortからHDMIに変わるので、一緒にHDMIケーブルもヨドバシのサイトで購入しました。
久し振りにデスクトップ機の裏蓋を開けて、ブロアーで内部の埃を吹き飛ばして綺麗にします。一番上(写真では右端)がPCI-Express ×16のスロットで、ここに購入したGT1030のカードを挿入します。最初に想定したとおり、右側(写真下側)のケーブル類と干渉する事無く、インストール出来ました。

ビデオの下にある拡張USBのカードを一つ下にして、隙間を作ろうかとも思ったんですが、ビデオの空冷ファンとヒートシンクが殆ど被っていないので、そのままで使用する事に。実は、購入してパッケージを開けて取説を読んでいたら、補助電源の接続が必要なような説明があり「えっ?」と思ったんですが、カードには補助電源接続用のポートも無いし、どうも汎用の取説を入れていたようで、いかにも玄人志向らしいというか、ある意味いい加減というか、まぁそれも込みの製品ですから仕方ない。

導入完了したところで、カバーを戻してモニターをHDMIケーブルで接続。神様にお願いしてからデスクトップ機の電源を入れました。最初は解像度が低くてちょっとびっくりしましたが(表示が150%になっていた)、取りあえず画面はこのGT1030経由で出ているので一安心。付属のCDからドライバーをインストールして再起動すると、4Kフル解像度で表示されました。さらに、ネットでの最新ドライバーの検索、Windows Updateの実行、再びシステム再起動をして、取りあえず問題らしきものは見当たらず今の所は何とか動作しています。以前は気になっていたファンノイズは聞こえず、起動直後などPCに負荷が掛かっているときには、システムのファン音がしますが、暫くするとそれも止まって静かになります。

ベンチマーク等は使用していないので、具体的に何がどれだけ改善されたかは分かりませんが、心なしか表示がスムースになった気はします。以前経験していた、画面描画フリーズと一瞬のブラックアウトは今の所再発していませんが、まだまだ使用実績が短いのでこれは暫く様子見。今の所は調子は良い印象です。PhotoshopやIllustratorでもまだ使い込んでいないので、実際の使用感はこれからですね。まぁ、1万円ちょっととの投資が、どれだけ効果を出してくれるか。

2023年6月9日

政治活動家(Political Activist)

参院法務委員会での、採決阻止を目的とした、れいわ・山本太郎議員の暴力行為。入管難民法改正案に反対する山本議員が、実力でそれを阻止しようとして採決をする委員長に飛びかかり、それを止めようとした自民党議員の二人と衛視が怪我をしたという状況らしい。日頃暴力を声高に非難している側が、往々にして暴力的というのはありがちな状況にも思えます。山本議員以外も、改正案に反対する野党議員が多数詰めかけ、野次などで議事を妨害して居た事も有ったらしいけれど、過去にも同様の行為はありましたよね。一般の会合などで意見が合わずザワザワするなら分からないでも無いけれど、国会議員が国会の中でルール無視の行為をして、それを正当化するのは厚かましいを通り越して、謹慎処分にでもしても良いくらい。もちろん、暴力行為や実力行使は論外。「強行採決を許さない」と反論されるかもしれないけれど、多数派の与党側に対してどれだけ説得して自分達が必要と思う修正なり案を通すのが野党側の仕事のはずで、それを力で解決しようとするのは結局は自分達の力不足能力不足を証明している行為だと思う。

さらにその委員会には、東京新聞の望月衣塑子記者が取材目的で傍聴席に居たらしいけれど、何度か不規則発言をして議事を妨害したとして、あの鈴木宗男議員から名指しで批判されることも。この人に関しては、もう随分と昔から新聞記者らしからぬ発言や行動で、有名(悪名?)だったけれど、とうとう記者としての範疇も逸脱して単なる「活動家(Activist)」になってしまったらしい。その行為や行動に関しては、東京新聞からは特に注意喚起や是正する行為はこれまで見られなかったけれど、流石に今回の行為は行きすぎでしょう。国会議員であっても、その委員会に所属していない議員には発言する権利はないのですから。ましてや、新聞記者、報道関係者とはいえ、部外者が議事に影響を与えることは国会軽視でもあるし、山本議員の物理的暴力行為と同様に部外者による騒乱行為と言っても良いのでは。山本議員に対しては、流石に立憲民主党等と共に懲罰動議が出されるみたいですが、この望月記者あるいは東京新聞に対しても同様の措置が必要だと思う。自分達の「正義」のためなら何でも許されると思っているのなら、それは単なる独善・独裁だと思う。

私は以前よく言われた「二大政党制」には否定的なんですが、第二次安倍政権以降多数を占める与党が安定的に続いていて、野党第一党である立憲民主党が自分達の責任もあるけれどどんどん衰退していることで、ますます先鋭化している気がします。二大政党制や複数の連立政権で与党が決まるような状況なら、確かにいつ政権が変わるかも分からないという緊張感があることで、もう少し真面目に政治を考えて進める政党も生まれるのかもしれないけれど、今の一部の野党の行為はもうヤケクソにしか見えない。与党の決定がいつも正しい事ばかりとは限らないし、多くの場合は多数の利益を優先するべきとは思いつつも、弱者救済も必要な事は当然。過半数を占める与党のような行動は取れなくても、政治家・政党として社会の声を組み上げて伝えて出来れば実現していく事は可能なはずで、あの「れいわ」ですらたまには良いことを言うこともあるわけですから。そう言う事を積み重ねていけば、日本維新の会のように政党としての実力を世間も認めるだろうし、そうなれば指示も集まり影響力も拡大して行くだろうと思うのに、癇癪を起こしてリセットしてしまうのが彼らしいと言えば彼ららしいけれど。

野党以上に問題なのは、ある意味私人でもある新聞記者が本来の目的とも逸脱する行為を、国会の中で行った事だと思うわけで、そういう場所に出入りできる権利を職権乱用と言っても良いんじゃ無いだろうか。委員会として懲罰動議も考えられているらしいけれど、例えば記者クラブ(この場合は「参議院記者クラブ」?)あたりが、取材行為として問題無いのか彼らの声明なり意見なりを速やかに出すべきだとも思うけれど、今の所そんな話は出ていないようだし。一新聞社の名物記者の行為だからと、見逃す(無視する)だけでは、結局彼女の行動を認めることになるわけで、それはメデイアとしての敗北というか機能不全じゃ無いだろうか。今の政治が必ずしも良いというわけでは無いけれど、だからと言ってそれを批判するためならば何でも許されるわけでも無い。それが許されるのであれば、与党側が同じ事をやっても良い理由になるわけですからね。最近彼らの行為を見ていると、「政治家」とか「報道関係者」という本来の肩書きに、続けて「的活動家」と一言追記しないと正しくないんじゃ無いかと言う気がしています。まぁ、それだけ言われても彼らにとっては「馬耳東風」なんだろうけど、いつか自分で自分の足を刺すようなことが生まれる気がする。ブーメランも彼らの得意技ですからね。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系15滞在目(16泊+10泊)は、2週間振りの横浜シェラトン。 空港から移動して、横浜駅に到着すると、まずは髙島屋の地下によって晩ご飯を調達。その後は、ヨドバシ横浜に移動して、前日購入したビデオカードとHDMIケーブルを受け取ってからホテルに入りました。

26Fのラウンジに上がると、カクテルタイムに入っているので、そこそこ混雑していました。アップグレードの部屋も高層階は埋まっていると言われたので、いゃいゃどこでも結構ですと答えて、取りあえず16Fの広めの部屋をアサインしていただき感謝。部屋に入ってからは、晩酌モードで仕事のメールなどを片付けてから就寝。

翌日は、朝から大雨の予報がテレビから何度も流されていて、東海道新幹線への影響も指摘されています。実は、新幹線沿線に雨が降る分には、そのまま直ぐに海に流れていくのでそんなに恐くないのですが、上流に大雨が降ると線路を横切る河川の水位が上がり、それで運行停止になるのが一番怖いんですよね。結局、雨で新幹線が止まり足止めされるのも困るので、予定を変更して朝早めの新幹線で戻ることにしました。そのためチェックアウトも予定よりも早く完了して、そそくさと新横浜駅へ向かう今回の移動となりました。

AMC Leg#13: HND-OKA/-HND

2週間振りとなる沖縄へのフライト。先週は台風で大変な状態で、偶々偶然なのだけれど先週飛ばなくて「助かった」と心から思った次第。地元浜松でも、その台風の影響で大きな被害が発生しましたが、直ぐ近くを台風が通過した沖縄地方は大変だっただろうなと思います。ただ、次の台風が近づいているようで、今回は良くても来週はどうなるのかなぁと言う不安も。いずれにしても、今回は天気は多少悪くなりそうだけれど、台風とか大雨の影響は無さそうで、ちょっと安心しつつのフライトになります。 

今回は羽田空港10:30発と、いつものオフィス出社時と同じタイミングなので、いつもの様に朝自宅から路線バスで浜松駅に移動し、いつものひかり号で品川駅へ向かいます。新幹線の状況は、ほぼコロナ禍前に戻ったと言っても良いんじゃ無いだろうか。自分が座った指定席車両はほぼ100%の乗車率でしたし、自由席車両の乗車口前には以前のような長い乗車待ち行列が出来ていました。それは浜松駅だけで無く、途中停車の静岡駅も同様。後は、この状況が維持されつつ、新型コロナウイルスの感染拡大がせめて横ばい、出来れば減少傾向が続くことですよね。

品川駅も、かなりコロナ禍以前の混雑具合に戻ってきたように感じます。ちょっと人混みを避けつつ、新幹線ホームとは反対側の京急線ホームに移動し、暫く待ってから羽田空港線で移動します。品川を出たときにはそこそこ混雑していたんですが、終点の第2ターミナル到着時には、かなり降りていてちょっと「あれ?」と思いつつ出発フロアーへ向かいました。前回は長い行列を見るようになった2Fへの長いエスカレーター前も、今回はほとんど待ち行列は出来ず、直ぐに上昇開始。2Fの出発フロアーも、そんなに混雑している雰囲気ではありませんでした。それでも、7~8人位待ち行列の並んでいたDiamond用優先保安検査場を抜けて、ひとまずラウンジへ移動。一服して、軽くメールチェックをしたところで、出発ゲートの60番ゲートへ向かいました。

1) HND 10:30 - OKA 13:15 (NH469)

60番ゲート前は、修学旅行の団体さんはおらず、ゲート前の椅子も半分くらいは空いている感じでした。10:07から事前改札が始まり、5分後にはグループ1からの優先搭乗が始まります。機内に入ると、Premium Classは満席でしたが、普通席に入っていく乗客の姿はそんなに多くなく、これなら早く出発するかななどと思っていたところ、何故かL1ドア横のPremium Classと前方のトイレ・ギャレーに行く間のカーテンが閉じられます。あれっと思ったら、そのカーテンの隙間からチラッとオレンジ色のジャケットを着たような人がすっと外から入ってきたのが見えました。あれはテクニカルスタッフみたいだなぁと思うとともに、ちょっと嫌な予感が。その後カーテンは再びまとめられて通路は空いたのですが、特に乗り込んでくる乗客の姿も見えないのに、なかなかドアクローズになりません。そうこうしているうちに定刻を過ぎてしまいます。そこでやっとCAさんの機内アナウンスがあり、技術的問題のため現在対策中で、飛行には影響無いが出発予定時刻は、定刻10:30から10:55頃になる予定との事。この時は詳しい説明は無かったのですが、離陸後機長からのアナウンスがあり、その時の説明では、貨物室の排気システムステータスにエラー表示があり、それを解決したため遅延したとの説明でした。

取りあえず待つしか無いので、暫くはスマホとか弄ってたんですが、10:50頃になるとCAさん達が電話で状況を聞いて、「10:52頃には完了」みたいな言葉が小さく聞こえてきます。再びカーテンが閉められると、オレンジ色のビブスを着用したスクニカルスタッフと思われる男性が機外に出ていき、丁度11:00にドアクローズ、5分後にプッシュバック開始となりました。向きを変えると、飛行機はA滑走路のRW16Rへ移動。心なしか、いつもより少し移動速度は速く感じます。優先されていたのか、RW16Rに付くと直ぐに滑走路に入り離陸したのが11:18でした。ブロッキングタイムは02:16と変わらないので、そのまま単純に計算すると、到着は13:34頃ですが、機内アナウンスでのETAは13:50頃とかなり余裕をまだ含んでいました。

次の台風3号の影響なのか、離陸後暫くは結構ガタガタ揺れる中の食事のサービスとなりました。揺れが更に酷くなる場合には、機内サービスを一時中断する場合もあると機内アナウンスも入りましたが、結局そこまでタービュランスが酷くなることも無く、無事に食事も終了。機内Wi-Fiの調子が良くて(乗客が少ないから?)、いつもは通らないVPNも繋がったので、今回は珍しくパソコンを開いてメール処理に勤しむフライトになりました。

その後、結構飛ばしたのか、予想よりも早めに沖縄へ接近。こちらも台風の影響か、本当に近づくにつれてガタガタと揺れが大きくなります。飛行機は北側から真っ直ぐにRW18Rへ着陸。その後誘導路を戻って33番ゲートに入ったのが、定刻より25分遅れの13:40頃でした。実は、到着が余り遅れるようならば現地の予定をどうしようか悩んでいたんですが、40分位の後れを覚悟したものの、25分位の贈れに収まったので、予定通り一度外に出て所用に向かうことにしました。

2) OKA 15:25 - HND 17:55 (NH470)

空港へは、結構ギリギリに戻ってきたんですが、羽田からの往路機が20分位定刻よりも遅れて到着したので、多分折返し機の出発も10~20分位は贈れるだろうと高をくくりラウンジへ一旦入りました。ラウンジは1割位の入りでガラガラ。それもあってノンビリしていたら、15:00を過ぎても遅延のお知らせがありません。ANAの運航状況を見ても、定刻のまま。少し慌てて、ラウンジを出て32番ゲートに向かうと、もうグループ3の搭乗も終わって、グループ4の搭乗が始まるくらい。をぃをぃと思いつつ、機内に入りました。

そんなに混雑していなかったこともあり、定刻5分前にはドアクローズとなり、プッシュバック開始は定刻に。その5分後には直ぐ横のRW18Lに向けてタキシングが始まりました。離陸待ちの先行機はいなかったのですが、暫くRW18Lの手前で待機してから離陸開始となりましたが、離陸したのは定刻11分後の15:36と素早い離陸になりました。

往路同様、離陸して暫くと羽田空港周辺では揺れると言う事前アナウンスが有り、実際その通りのフライトでした。事前に到着予定時刻は18:05と機長アナウンスがありましたが、それよりは少し早めの感じでルートを進んでいきます。羽田空港周辺は気流が不安定ということで、房総半島に差し掛かるくらいからシートベルト着用のサインが出ます。その後、房総半島の東側に沿って反時計回りに回り込むと、北上をしてさらに埼玉県側まで回り込みます。最初はB滑走路に降りるかと思ったんですが、どうもA/C滑走路まで回り込むようです。実際ほぼ真北の位置まで進むと、そこから左に旋回をしてC滑走路のRW16Lに向かいます。RW16Lに降りたのが定刻よりも早い17:48。しかし到着ゲートは反対側の57番ゲートと言うことで、移動に少し時間が掛かりゲートインは17:52でした。この後は、いつもの様に京急線を使用して横浜へ向かい、定宿のシェラトン横浜に宿泊して一日が終わりました。

2023年6月8日

臨機応変か自由奔放か

マイナンバーカードのご登録問題で、住所の不一致がかなりのかず存在する事が明らかになった時、有る程度そう言うデータ処理を仕事などで経験している人からは同情が寄せられたのに対して、そう言う事に縁の無い人からは「Excelで簡単に」とか結構軽く見る発言が出て、議論の的になる事に。多分具体的下出したら切りが無いと思うのですが、その一部だろうけどまとめたnoteの記事。いゃいゃ、ここに書かれたことだけに対応するにしても大変だけれど、実際はもっと大変でしょうね。

住所以前に、一人一人の名前に関してだって一筋縄ではいきません。例えば日本人の名字で確かトップ3に入る「斉藤(さいとう)」さんの「斉」の字には、幾つも異字体が存在する事で有名だ。最近のシステムでは扱えるのだろうけど、一昔前のシステムだと扱えない文字も存在していたので、昔は例えば本当は「齋藤」なんだけれど、市役所とかのシステムに入れる場合にはエラーになるので仕方なく「斉藤」で登録したことがあるはず。私の名字の漢字も、就職した当時は本来の文字がシステムに登録されていなくて、そのままだと「■」になってしまうので、同じ意味の漢字ですが別の一般的なシステムに登録されている方の文字を使用して登録しています。その後、システムが改修されてユニコードかされて、以前は駄目だった文字も使用できるようになっても、そのシステムに登録するときに例えば住民票とか必要な場合には、そこには違う漢字で登録されているので、それを使わないと新しいシステムにも登録出来ないという矛盾が発生してしまいます。だから今の自分の様々なアカウント情報には、新旧の漢字が混在して使用されていて、何とか統一したいといつも思っているところ。

名前と言えば、所謂「キラキラ名」なんかは、使用されている漢字の音訓読みとは関係無い読み方も使用されるので、名前だけ聞いても書けないし、書いてある文字を見ても読めないという意味不明な状況に陥ります。数日前の何かの記事では、そういうキラキラ名に関しては、認めるもの認めないもののガイドラインみたいなものが出されたという事が書かれていましたが、「読み方」も登録してくれないと、これからは困る時代になるかも。そんな極端な「キラキラ名」で無くても、例えば「原田」と書いて、普通は「はらだ」と読むのだろうけど「はらた」さんも居るだろうし。名前だけに絞っても、これだけ色々課題があるわけです。そこに、文字種にしても、形式にしても、更に複雑な組合せが存在する住所ですから、それを統一することはもとより、現在使用されている表記を全て認識して正しく登録することは、事実上無理だと思う。

実は、名前の表記に関しては一人一人に固有の「マイナンバー」が登録されるようになったので、実は表記は曖昧でもそのマイナンバー情報がちゃんと登録されて(システムに)理解されれば、案外問題無く利用出来るのでは無いだろうか。そのためには、デジタルシステムがちゃんと整備されないといけないけれど、世界のパソコンの時刻表示が、ここのパソコンはローカルタイムを使用して居るけれど、実は内部的には全てUTCの共通の時計で動いて居るみたいな事が今後は普通になるのでは。となると住所表記にしても、その家あるいは土地毎に固有の番号を振っていけば良いことになるけれど、土地の場合は分割したり統合したりと変化も多いし、人間よりも把握することが難しいので、実際にはやっぱり無理かもしれませんね。システム作り、それも全国民や全国の世帯を対象にするような大規模なシステムを構築するとなると、本当に色々な部分で妥協したりしないと、システムそのものがいつまでたっても動作しない状況が続くという事を、少しで良いから理解して欲しいと、開発関係に関わるエンジニアの端くれとして

新型コロナウイルスの状況

先日用事があり大学病院にった時にちょっと驚いたのが、それまでは入口で新型コロナウイルスの症状の有無の確認、アルコールによる指手洗浄、体温計測、と確認してから院内に入っていたのに、それが全て無くなっていました。多分、5月のG.W.開けに緩和されてからの措置だと思うのですが、病院でもこれくらい対策が簡略化されていることにビックリ。流石に病院内では、患者さんも付き添いもマスク着用が求められていましたが、まぁそれは仕方ない。また以前は、内視鏡検査とかの前にはPCR検査が義務づけられていましたが、それも無くなったようです。


気になって今の新型コロナウイルスの状況を見てみたら、やはりG.W.以降はじりじりと患者数は上がっているようですね。これがせめて横ばい、出来れば少しずつでも減少以降にあれば安心するのですが。それでも、外出する度に思うのは、マスク無しの人が徐々にではあるけれど増えてきていること。私も外出するときにはマスクは持参しますが、外を歩いているときやモールのように広い室内でかつそんなに混雑していない場合には、マスクを外すようにしています。早くコロナ禍後の生活に戻す意識も必要だと思うことと、今年に入ってアレルギーも発生したのか、マスクの耳掛けの部分で耳の裏側がかぶれたようになる事があり、メガネを掛けたときにもメガネのツルが当たると痛かったりするようになったので、出来るだけ負担を掛けたくないという事も有ります。

もちろん、新型コロナウイルスにはマスクだけで対策出来るものでも無いし、マスク以外にも必要な事は幾つもあります。手洗いだったり、うがいだったり、これからの季節は締め切ってクーラー利用が増えるだろうけど室内換気なんかも重要だと思うんですよね。そう言う複合的な対策が出来ていれば、マスクの不使用時間が増えても大丈夫だろうけど、何でもかんでも一斉に止めてしまったら、やっぱりその反動は大きくなるように思います。そう言う意味では、日本人の慎重さというか、長いものには巻かれろ的な意識というか、欧米のように一斉にマスク不着用になるのではなく、徐々に状況が交代していることは良いことなのかもしれない。現在は、マスク使用者と非使用者は大体1:1位まで変化してきているようですが、これがこれから7月8月の真夏の時期になると、かなりマスク使用者の割合は下がるでしょうね。その時に、一気に感染拡大が起きなければ、収束傾向は進んでいくんでしょうね。秋口から冬になれば、またマスク使用者は増えて不拡散の効果も生まれてくるだろうし。

色々失敗や批判はあるだろうけど、やはり日本の新型コロナウイルス対応は、世界的に見ても良かった・成功した部類だと思います。まだ理由は分からないけれど、日本人あるいはアジア人には「抗体X」みたいなものがあったのか、僥倖にも恵まれたと思うし、色々な意味で運も味方に付けたのかもしれないけれど、それでも一気にワクチン接種をして感染拡大を抑え込んだり、元々マスクに抵抗がない国民性も大きな理由だったと思う。まだまだ安心出来ないけれど、この3年間を経験して、何となくの「コロナ対応仕草」みたいなものが、何となく国民の間に共有されてきていて、それが現在に至ってもそれなりに効果を発揮している気がします。その流れを止めないことが、今は一番必要だなと感じた病院の様子でした。

2023年6月7日

欧米視点での日本論

ネットで話題になっている、週プレ NEWSでの、モーリー・ロバートソン氏のコラム。コラムコーナー名が「挑発的ニッポン革命計画」と、文字通り挑発的な名称なので、それも含めて過激な内容で議論を拡大させることが意図なのかもしれないけれど、「議論という名の娯楽」と言う発言はどうだろうか。これが通るのであれば、彼らが日頃政府に要求している「丁寧な説明」だって、政府が「十分した」と思えば許されることになってしまう。

モーリーさんは、多彩な人だし知識も豊富だし、それに応じて様々な経験もあるから、彼の発言に関してはなるほどと頷けることも多いけれど、やはり欧米系の考え方に基づく意見もあって、それはいくら日本での滞在が長いとはいえやはりちょっと自分とは違うなぁという印象も受けます。今回の発言に関しても、「LGBT 法案を成立させることが目的」のように感じるわけで、本来はその中身内容に関して考えないければいけないはず。さらに言えば、先日のG7サミット前には、G7 で日本だけがと言われていたけれど、キリスト教を基盤とした欧米の社会形式と、それよりは緩やかな( 雑多な)  な社会組織だった日本を比べて同じことを要求するのも無理があると思う。

また、記事を読んでいて違和感を感じるのは、いわゆるLGBTの人たちの権利支援の話と、同性婚の話が意図的なのか無意識になのか混在して話されていること。同性婚というのはLGBT関連問題の一つではあるけれど、異性婚と同等の権利や保証を認めることは今でも可能なわけで、そういう解決方法も検討されていいと思うんですよね。「婚姻」と言ってしまうと、憲法問題にも関係してくると思うので、それを目指してしまうといつまで立っても解決しない。現憲法は、今のLGBT関係の意識など皆無だった時代に、そういうことを認めていないアメリカ中心に作られたものだから、「同性婚」を意図していないと私は思っています。だから、本当に解決が必要ならば憲法改正が必要と思っているけれど、それはまた「憲法改正」という別の大きな山を超えないといけなくてさらに時間が必要になる。ならば、今「婚姻」ではないけれど、同等の権利を与えることをまずは考えて実現するほうが、利益は大きいんじゃないだろうか。

その上で問題になるのは、LGBT 問題というけれど、実はLGBTだけではなく、LGBTQ+と続く「Q+」の部分、場合によっては「T」の一分も含めて、生物学的性別と精神的性別の差が固定化されないことが今の問題の原点だと思う。「複雑化する議論不要」というのは、民主主義の否定でもあるけれど、実は要求している内容自体が欧米視点での話で日本にはそのまま適合しづらいから、まだまだ議論が必要という側面もあるんじゃないかと思っています。社会的背景も違うわけですし、彼らのキリスト教ベースの社会背景と日本の八百万の神の社会背景では、随分とこれまでの経緯も異なるわけですし。更にこの手の議論で感じるのは、マイノリティーの人たちへの支援や対応は早急に進める必要があるという点は理解できるけれど、だからといってマジョリティーの人たちへの配慮はなくても良いという理屈にはならないと思います。そういうことを配慮せずに、ごく一部の人は自分たちの権利や主義だけを主張するから、多くの人の共感を得られないことになっているんじゃないかと感じます。そういう意味でも「議論の範囲・内容を絞るべき」と言うのであれば納得できるけれど、娯楽化しているから不要と切り捨ててしまうのは、やはり間違っている気がしますね。一種の傲慢さ、優越的発言のように感じてしまう。だから反発も生まれるのだと思います。

Chromebookの画面剥離 (2)

画面剥離してしまったDuet君事Chromebook端末。暫く放置して居る間に、剥離している画面側のガラス面の剥離具合が大きくなり、前回よりもその部分がよく見えるようになりました。何か紐みたいなものが見えますが、どうもこれがガラス面と本体を接着している両面テープの様で、ドライバー等で触ってみるとベタベタした感触が得られます。ただ明らかに粘着力は弱まっており、この両面テープの劣化が原因と思って間違いなさそうです。 本来ならば、画面のガラス面をいったん剥がして、両面テープを綺麗に削除して、そこに新しい両面テープで再度画面を接着するのが正しい修理方法。しかし、剥離している反対側はまだ結構しっかり接着しているし、再接着に使用する両面テープの入手も難しそう。どのみち完全に修理するには至らないことは承知しているので、ここは瞬間接着剤で固めることにしました。

元々剥離していた部分から、さらに画面の角を回り込んでその先まで「L字」に剥がれ始めています。これ以上酷くなる前に早速瞬間接着剤とマスキングテープを購入してきて作業することにしました。まずは接着剤を注入する「L字」部分に沿って剥離している部分だけが残るようにガラス面側と本体側の両方にマスキングテープを貼っていきます。これは、接着剤を剥離部分に注入して接着するように抑えると、多分余分な接着剤が外に出てくるだろうから、それが画面や本体に付着することを防ぐためです。画面の剥がれている部分には、もともと利用面テープが貼られていたので、その部分には回路などは無いはずなので、両面テープの有るだろう場所に瞬間接着剤の液を少しずつ注入していきます。本来ならばその部分の両面テープを剥がしたいところですが、隙間が狭くてハサミは入らないしカッターで切るにしても刃の向きがテープに対峙出来ないので切り込みを入れることも出来ません。まぁ、瞬間接着剤の液が回り込んで染みて接着できるだろうと、駄目元で接着剤を注入してからグッと押さえつけて暫くそのままの姿勢を保ちます。

1分位したところで、多分外に漏れ出た分は固着しただろうと推測してマスキングテープを剥がします。テープを貼っていた場所は良かったのですが、ガラス本体の接着面ははみ出た接着剤が汚れて固まっています。ここは、後から擦って出来るだけ綺麗にすることにして、まずは接着剤が固まるまで暫くはそのまま指で押さえてじっと耐えます(笑)。どれくらいで固定されるかパッケージに記載が無かったので、取りあえず30分位ずっと押さえていて流石に指も痛くなってきたので、一度恐る恐る指を離してみます。指を離してもガラス面が浮いてくることは無いのと、回りを指でなぞってみても、染み出た接着剤はすでに固まっているのか指がベタベタすることもありません。そこで、さらに画面を机の硬い部分に伏せておいて、その上から重しをいくつか置いてさらに固定することを続けました。その後半日くらいそのまま重しを置いたままで固定が確実になるまで我慢。もう大丈夫だろうと電源を入れ見て、取りあえず見た範囲では表示には問題無いようです。視認では、剥離していた部分のガラス面はくっついているようで、その後ははみ出た接着剤の部分をガリガリ何度か擦って出来るだけこそげ落として、何とか目立たない程度にまではこそげ落とせました。

最初に剥離した横長画面表示の時の左側の部分は、見る限りではしっかり接着させたようで、多分何か強い衝撃でも与えない限りはこのまま固定されるでしょう。心配なのは、剥離が伝染した左上角から先の画面上部の部分で、余り広くガラス面を広げる事も出来ないので、ちょっとだけ接着剤を注入してグッと押さえて少しでも回りに浸透するようにしたんですが、さてどうだろうか。一番剥離していた左側の部分が固定されていれば、多分その先の部分も大丈夫だとは思いますが。これでどれだけ持つかは不明だけれど、次に剥離したら買い換えかなぁ。これからは出来るだけ優しく扱って、衝撃を与えないように使用継続したいと思います。それで駄目だったら、次はiPadかな。

Next マイナンバーカード

2026年に新型マイナンバーカードを発行するというデジタル庁のプランに関しての記事。私は、マイナンバーによる行政サービスの効率化と充実を期待しているので、マイナンバーカードの刷新時には是非提供サービスの充実と拡充もお願いしたい。すでに、マイナンバーカードと健康保険証の紐付けとか、出来るところは進めては居ますが、正直それで利便性がアップしたとか効率化されたと実感するまでは至っていない。まぁ、マイナンバーカード自体、利用機会がそんなに多いわけでは無いし、そう言う意味ではもっと利用機会の場を増やすというか幅を広げないと、やはり今以上にマイナンバーカードに対しての理解や期待値も広がらないと思う。

ここ最近は、マイナンバー(カード)の不具合が幾つも取り上げられているけれど、正直マイナンバー(カード)の不具合というよりは、申請時や移行時の手続き・入力ミスが殆どだと思う。強いて言えば、端末をログオフせずに次のアカウント入力をしたらマイナンバーが上書きされて紐付けが間違えたというのは、新しいマイナンバー入力時にはもう一度ログインから作業開始させるとか、システムの作り方にも問題があると思うけれど、口座番号とか住所の記載(表記の振れ)とか色々原因はあるので、そういう部分も完全に対策すると言われると、多分いつまでたっても解決は出来ないと思う。やはり有る程度の抜けはあると想定して、そういう場合には速やかに対策する、不利益にならないように救済策を準備するという、「万一の場合の対策」をちゃんと準備することでよしとしないとなぁ。

そんな中でも、マイナンバーと個人口座の紐付けに関しては、例えば未成年者の場合は家族(両親)の講座と共有出来るとか、特例措置は必要なのでは。極端な話、生まれたばかりの子供用の口座を準備しているケースって、殆ど無いような気がするし、だからこそ保護者がちゃんと管理していく必要が有るんじゃ無いだろうか。マイナンバーで、その人の戸籍情報にアクセス出来るわけだから、自分の子供との関係だって引いてこれるだろうし。個人的には、マイナンバーは将来的には今の戸籍謄本に変わるシステムになるのだろうと思っているし、そうするべきだとも感じているので、そうなれば血縁関係の情報や家族関係の情報等も、必要ならばツリー構造を辿るような感じで遡ることも、先に進むことも出来るようになるべきだと思うんですよね。その上で、例えば相続関係で関係者が見つからないのでずっと店ざらしになっているようなことも解決出来るだろうし、して行くべきだと思うなぁ。

河野デジタル大臣への批判が大きいのも、ある意味期待裏返しの部分もあるかと思うけれど、批判するならば批判する側もそれなりにちゃんと根拠なり理由を示して正々堂々と批判するべきだと思う。今は単に個人の好き嫌いで批判しているだけのことが多いように感じていて、それでは本当に必要な仕様なり機能が取り込まれることもないだろうし、自分たちの利益のために批判しているつもりが結局は自分たちの利益機会を喪失することを助長しているだけだと思う。例えばマイナンバーカードと既存公共サービスとの紐づけならば、マイナンバーカードと既存のカード、例えば健康保険証とか運転免許証を並べて撮影して、その画像処理から番号の紐づけをしたら、住所や名前の確認などは対話形式で埋めていくとか。そのに、例えば使用漢字が異字体で不一致が発生したら、どちらかに統一していくとか、住所表記の振れなんかも同様に記載を標準化していくとか、行政側もデータの推敲をしていく機会にもなると思うんですよね。そのためのシステム開発とかシステムの改修も必要なるから、簡単にすぐに始められないことも多いとは思うけれど、だからこそ今から少しずつでも投資していくことを考えないと、いつまで立っても不便なシステム利用を強いられることになるだろうし。行政サービスだから行政側の対応や作業が中心なのは事実だけれど、ユーザーとして利用者の我々も正しい主張をすれば、更に良くなるシステムや行政サービスを受けることができることをもっと真面目に考えるべきだと思うなぁ。

2023年6月6日

小道具を使う

英国版の"BGT (Britain's Got Talent)"で好評を博した「とにかく明るい安村」が、同番組の準決勝に進出。残念ながら、上位に優勝できず、普通ならば決勝戦には進めないところ、ワイルドカード枠に入り決勝戦でもパフォーマンスをする事に。予選では予想外に受けたこともあったけれど、この芸の限界(ネタ数)も日本人なら知っているだけに、どうするんだろうと思ったら、準決勝・決勝とも新作を準備してきていて、スタッフ(構成作家さんかな)も力を入れている様子が伺えました。

彼の芸よりも、"I'm wearing." "Pants!"のコールアンドレスポンスの方が人気というか、受けている気もするけれど、今回も大人気だったことは短い映像からも伺えます。現在公開されているBGTの動画は演技のところだけだけど、多分演技の後に4人の審査員との絡みもあっただろうから、そこを見てみたい気がする。で、個人的に今回見て感心したのが、今回のネタでは英国絡みのポーズをするためという事も会ったんだろうけど、小道具を上手く利用してこの「安心してください」の芸の幅を広げている印象を受けたこと。元々のスタイルでは、小さなビキニパンツに、ちょっと垂れ気味の下腹や横腹のお肉で上手くビキニパンツを隠して「安心してください」と言うわけですが、左右の紐部分はお肉で隠れるものの、正面のデルタ部分をどう隠すかが多分この芸の肝。良くあるのは、しゃがんで手で隠す、横を向いて片足を上げて隠す、体育座りをして両足で隠す。寝そべって膝で隠す等、多分多くても5~6種類位の方法しか無い訳です。そこからのバリエーションで「〇〇のポーズ」と言って付く蔦としても、10種類位は届いても、20種類とかは無理だろうなぁと何となく思っていました。実際、以前国内で受けていたときも、最初の数回は笑えたけれど、その後は同じようなポーズを繰り返しだったり、それらを続けたりするだけで、正直賞味期限は短いと感じました。

今回は、そんな限界を小道具を上手く使ってバリエーションを増やした事に感心。しかも、その「小道具の使い方」にも2種類あり、それもまたこの芸(?)の幅を広げているように思います。一つは準決勝で披露した、英国風裸ポーズでの小道具。最初の紅茶のティーカップでデルタ部分を隠すとか、クリケットのバットのグリップで隠すとか、丸々隠してしまったらこの芸の否定になってしまうけれど、必要最低限で隠すことで、その小道具がそのシーンの説明にもなるし、既存のポーズでは隠しきれないポーズでも成立することになって、あれは良いアイデアだなと感心しました。もう一つは、人物説明の小道具として使用したところ。準決勝だと最後のエルトンジョンのサングラスとか、あれが無いと単なるピアノを弾いている裸の人でしか無いけれど、あの小道具がある事で、裸のエルトンジョンをみんな想像してしまう。そう言う意味では個人的に一番関心したのは決勝伝でのスパイダーマンのポーズで、あれもあのポーズだけだとトイレを我慢しているような姿勢にしか見えないけれど、スパイダーマンの仮面を被ることで、手から糸を放出しているポーズと分かるし、それを裸のスパイダーマンがやっているというギャップが面白さに繋がる気がします。あともう一つ秀逸だと思ったのが、BGTの審査員が駄目出しをするブザーでデルタ部分を隠したシーンで、あれは自分達への皮肉にも感じられて4人が大笑いしていたのは大成功だったのでは。日本でやっていたときには、ああいう小道具を使ったことは無かった気がするんですが、ヒーローシリーズの顔マスクなんかも、裸を維持したままその人物を表現するには十分だし、スーパーマンの時に下からのカメラ映像で裸に見せた画角も秀逸で、あれはよく考えてあるなぁと感心しました。

BGTでの日本人による決勝戦進出は今回が初めてとの事ですが、過去の場合はAGT (America's Got Talent)版とかだったのかな。正直、日本の「裸芸」がここまで異国のしかもどちらかと言えば保守的な英国で受けるとは思わなかった。欧米においては、日本とは比べものにならないくらいこの手の「露出」に関しては五月蠅いし厳しいですよね。その割には、女性の服装の露出に関しては余り言わない気もするけれど、でも海外の特に欧米の芸人さんでこの手の裸でのお笑いというのは無いと思う。 多分会っても、プロレスラーとかそういう競技を前提にした芸で、今回の様な裸自体をお笑いするという事は、多分企画段階ではねられる気がするなぁ。誰がどういう判断でGBTに送り出したのか分からないけれど、その判断は大成功だったんじゃ無いだろうか。BGTやAGTの映像はYouTubeでもよく見るコンテンツの一つですが、日本からの演者や日本人の演者の中には、凄い高度なダンスパフォーマンスだったり種が全く分からないマジックだったり、真っ当な(笑)な演者さんも多く出演しているけれど、一方でこう言う馬鹿馬鹿しいけれどちょっと捻った「日本人らしい芸風」みたいなものが、もしかしたアニメとか和食とかに続いて、日本らしい産物として世界的にブームになるかも。今回のパフォーマンスを見て、多分英国の子供がパンツ一丁で"Pantssssss!!!"とかやっている動画とか流れてきましたが、子供受けすることは万国共通見たい。それはそれで、子供の愛らしさもあって、この裸芸の好感度アップにもなるかも(笑)。

謝罪の後での宣伝

所謂「ジャニーズ問題」での所属タレント・櫻井翔さんの発言に関しての記事。この問題に関しては、一般に報道などで伝えられている範囲の話しか分からないので偉そうなことは言えないけれど、やっぱり昨日今日発生した事では無くもう30年位前からの事というのが、この問題の根深さと大きさを物語っていると思う。 

何度か書いているけれど、この問題に関してのメディアの取り上げ方が凄く不自然というか、単にジャニーズ事務所側の発表とか、被害を訴えている当事者の人達の事を淡々と伝えるだけで、所謂「取材」とかいう事はしていないように感じるんですよね。だから、伝えられる情報は、そういう情報ソースの伝聞だけで目新しい事実は無いし、よく言えばそれ以上でもそれ以下でも無い。凄く不思議に感じるのは、そういうジャニーズ問題を取り上げた直後に、所属グループやタレントのイベント告知とか新曲発売の事を伝えていること。例えば、自動車メーカーがリコールを届け出たというニュースの直後に、そのメーカーのイベントとかCMは流さないでしょう。食品メーカーが異物混入とか食中毒の報道があった後に、自社関係のイベントとかCMは流さないでしょう。同じ事で、所属タレントが何か問題を起こしたのでは無く、故人とはいえその事務所の責任者が社会倫理的に許されない行為、場合によっては犯罪行為とも思われる事を過去複数回実行していたと言われているのに、その事務所としてこれまで同様イベントやらメディアに所属タレントが何も無かったかのように出演しているというのは、やはりこれまでとは違う何かをメディアも認識しているあるいは特例として扱っている印象を受けます。

今問題を指摘している、もとジャニーズJr.の人達と同期だったり、その当時一緒に所属していたタレントで、現在有名な人とかも居るだろうけど、そういう人達はそう言う事を経験せずにここまで来たのかという疑問も。まぁ、そういう詮索をして欲しくないという意味含めての桜井君の発言なのかもしれないけれど、メディア側としてはジャニーズ事務所の対応で十分と考えているのだろうか。事務所としては、少なくとも告発している元ジャニーズJr.と同時期に一緒に活動していた現メンバー・元メンバーに対して、第三者による聞き取りとか調査みたい事をやるべきだと思うし、その間はそれら現メンバーが所属しているグループは活動自粛くらいして、調査に集中させるべきだとは思う。でも、苦労してやっと今のポジションまで来た人の思いとしては、そう言う事は会っても今のポジションは話したくないと思ったら、口をつぐむとか否定すると化する事もあるのかなぁ。無言の圧力とは言わないけれど、ある意味忖度みたいなものですよね。多分、スケジュール通りイベントや活動を続けることが、そういうプレッシャーになるんじゃ無いだろうか。仮に活動保留とかなれば、他メンバーからも非難される可能性もあるだろうし。

今回法改正を主張して、4万人近い署名を与野党代表に提出したとの事ですが、どの部分を改正要求しているのか知りませんでした。どうも、現行法では保護者による性加害のみが対象になっているところを、第三者による性加害も対象にするよう改正要求をしているらしい。今回の言われている件が、まさにその状況だったからそのような改正を希望する理由はよく分かるけれど、これ逆に悪用されるリスクも増える可能性も。と言うか、現在の法律だと、他人から行われたら明確に犯罪(加害)だけれど、保護者の場合は「教育的指導」というような理由で曖昧になるから「保護者による行為」を定めたんじゃ無かったかな。現在の法律のままでも、当時行われていたと言われているような行為を告発して認知されたら、十分に必要な対策が行われたんじゃ無いだろうか。それが出来なかったのは、事務所の隠蔽体質があっただろうし、「ジャニーズ」という業界の中でもトップの組織と言う事で回りが忖度していた、特に放送業界、エンタメ業界、メディア全般の責任が大きいと思う。だから、ニュース番組とかワイドショーみたいな放送で、しれっとこれ関係の話題を伝えて問題点すら明確にせずに、続けて所属グループの〇〇公演が大成功、とか言っている画面を見ると、あぁこの人達も共犯者なんだなと言う思いしか浮かんでこないですね。ジャニーズ時代の前は、ワタナベエンターテイメント「ナベプロ」がそんなポジションにいて、テレビなんかでもも「ナベプロには逆らえない」とかいうのお笑いのネタがありましたが、そう言う意味では昔からそういう体質の業界だったんだろうなぁ。そのさらに昔だと、所謂「興行」の世界には、色々裏の話も聴きますし、実際日本以上に競走の厳しい韓国芸能界何かでも悲惨な話を聴くわけですし。主犯(=芸能界)と共犯(=メディア)が、口裏合わせて何となくほとぼりが冷めるのを待つ、という光景しか浮かばない気がします。

「とんかつ とんき」の思い出

ジャーナリストの佐々木俊尚氏が取り上げていた、目黒の名店「とんかつ とんき 目黒本店」の記事。

今では、都内はもちろん日本中に「豚カツの名店」は存在していて、「とんき」以上に人気のあるお店、評価の高いお店も少なくないと思うけれど、自分にとっては「豚カツのお店」と言えば「とんき」が原点。ただし、この目黒本店では無く自由が丘の、暖簾分けのお店の方でした。

「とんき 自由が丘店」に初めて行ったのは、高校卒業後一浪しての2回目の大学受験の時。都内の大学受験のために上京したんですが、一浪故の肩身の狭さからホテル代を親に出して貰うわけにも行かず、現役合格をしていて当時慶応に通っていて自由が丘のアパートに済んでいた高校の同級生のところに泊めて貰ったのが切掛。その最初の夜に「景気づけに晩飯奢ってやるから」と太っ腹な友人が連れて行ってくれたのが、自由が丘駅近くにあったこの「とんき 自由が丘店」でした。実は、多分外食で豚カツを食べたのは、この時が初めてじゃ無いだろうか。母親が料理好きで得意だったので、殆ど外食する機会の無い家で育ったので、外食する機会なんて年に何回かある位だったなぁ。当時の自宅には祖父母に結婚前の叔父叔母とかと同居していた典型的な田舎の大家族だったので、経済的に外に食事に行く余裕もなかったんだろうけど。そんな感じだったので、自由が丘駅前の商店街の中にある狭い階段を上がったお店に入って、正直ドキドキしながら初めて「とんきの豚カツ」を食べた感激は忘れられません。清潔な店内に、大盛りのキャベツの千切り。豚カツは、後から知ったんですが、衣を二度付けしてあるのでやや厚めで、卵の黄色みが肉と衣の間の層に残る、自分には初めて見る豚カツ。衣が二度付けなら、確かカツを揚げるのも二度揚げしていて、最初は低温でじっくり火を通し、その後少し休ませてから高温でカラッと揚げていたと思います。揚げたカツを、よく見るように縦に細長く切ってから真横にまん中をも切った「十次切り」というか、丁度一口で食べきれるサイズがまた食べやすくて嬉しかった記憶が。実際、それまで食べた豚カツの中で、一番美味しかったなぁ。

何とか大学に滑り込んでからは、バイト代が入った時とか、何かの記念の時とか、本当に自分へのご褒美で年に1回か2回行けたら嬉しいお店でした。何度か通ううちにメニューも把握出来て、私はヒレカツ定食に串カツを一つか二つ追加して貰うのが定番になりました。 串カツも、串を抜いてまん中に庖丁を入れてくれているので食べやすい。何年かすると、それを頼んでビールもお願いして、串カツを摘まみにビールを飲んで、その後メインのヒレカツでご飯をいただくのが定番になりました。仕事をするようになってからは、もう少し頻繁に通えるようになったけれど、それでもやっばり自分への「ご褒美ご飯」には変わりなかったですね。その頃には、「とんき」以外のとんかつ屋さんにも入る機会が増えたけれど、原体験があるからか別格の存在でした。本店が目黒にある事も結構早い頃から知っていたので、特に白金台のシェラトン都ホテル東京を利用するようになってからは、一度本店にも行ってみたいと思っていたんですが、目黒駅を降りてちょっと狭い路地を進んでお店に行くと、いつも順番待ちの行列が出来ていて、毎回諦めていました。自由が丘店も、自由が丘という場所自体段々と疎遠になってしまい、通い始めた頃にはそこそこ高齢だった店主さんが結構以前から気になっていたんですが、もう10年位前にお店は閉店してしまったようですね。

実は「目黒のとんき」にはほろ苦い思い出があって、当時仲の良かった高校時代の同級生(女子)の子と二人とも千葉の大学に通っていたので、大学時代時々会う機会があったんですが、何かの時にこの子のお父さんが目黒出身という話しになり、「目黒なら『とんき』っていう美味しいとんかつ屋さんがあるから今度行こう」みたいな話で盛り上がったんですよね。その後暫くしてこの子が帰省したときにその話を家族にしたら、お父さんが「なんで『とんき』なんて知っているんだ」と話題になったと話してくれたんですが何て答えたのかは不明。結局この子とは友達以上恋人未満で終わってしまったんですが、それが当時心残りで、 多少無理してでも一緒に「とんき」に行っていたら、その後の人生が変わっていたかもしれないなぁと思ったりして。何カ所か「とんき」の名前の暖簾分けのお店や、名前は違うけれど目黒本店で修行した方のお店とか有るみたいだけれど、今度待つこと覚悟で目黒の本店に言ってみようかなぁ... 甘い豚カツソースに、ほろ苦い思い出の涙の塩味の、甘塩っぱい豚カツの味も良いかもしれない(マテ)。ただ、もう串カツ追加は多すぎるから、ヒレカツ定食で我慢しないといけないだろうけど。何か、久し振りに青春の思い出が蘇ってしまった。