2023年6月7日

Chromebookの画面剥離 (2)

画面剥離してしまったDuet君事Chromebook端末。暫く放置して居る間に、剥離している画面側のガラス面の剥離具合が大きくなり、前回よりもその部分がよく見えるようになりました。何か紐みたいなものが見えますが、どうもこれがガラス面と本体を接着している両面テープの様で、ドライバー等で触ってみるとベタベタした感触が得られます。ただ明らかに粘着力は弱まっており、この両面テープの劣化が原因と思って間違いなさそうです。 本来ならば、画面のガラス面をいったん剥がして、両面テープを綺麗に削除して、そこに新しい両面テープで再度画面を接着するのが正しい修理方法。しかし、剥離している反対側はまだ結構しっかり接着しているし、再接着に使用する両面テープの入手も難しそう。どのみち完全に修理するには至らないことは承知しているので、ここは瞬間接着剤で固めることにしました。

元々剥離していた部分から、さらに画面の角を回り込んでその先まで「L字」に剥がれ始めています。これ以上酷くなる前に早速瞬間接着剤とマスキングテープを購入してきて作業することにしました。まずは接着剤を注入する「L字」部分に沿って剥離している部分だけが残るようにガラス面側と本体側の両方にマスキングテープを貼っていきます。これは、接着剤を剥離部分に注入して接着するように抑えると、多分余分な接着剤が外に出てくるだろうから、それが画面や本体に付着することを防ぐためです。画面の剥がれている部分には、もともと利用面テープが貼られていたので、その部分には回路などは無いはずなので、両面テープの有るだろう場所に瞬間接着剤の液を少しずつ注入していきます。本来ならばその部分の両面テープを剥がしたいところですが、隙間が狭くてハサミは入らないしカッターで切るにしても刃の向きがテープに対峙出来ないので切り込みを入れることも出来ません。まぁ、瞬間接着剤の液が回り込んで染みて接着できるだろうと、駄目元で接着剤を注入してからグッと押さえつけて暫くそのままの姿勢を保ちます。

1分位したところで、多分外に漏れ出た分は固着しただろうと推測してマスキングテープを剥がします。テープを貼っていた場所は良かったのですが、ガラス本体の接着面ははみ出た接着剤が汚れて固まっています。ここは、後から擦って出来るだけ綺麗にすることにして、まずは接着剤が固まるまで暫くはそのまま指で押さえてじっと耐えます(笑)。どれくらいで固定されるかパッケージに記載が無かったので、取りあえず30分位ずっと押さえていて流石に指も痛くなってきたので、一度恐る恐る指を離してみます。指を離してもガラス面が浮いてくることは無いのと、回りを指でなぞってみても、染み出た接着剤はすでに固まっているのか指がベタベタすることもありません。そこで、さらに画面を机の硬い部分に伏せておいて、その上から重しをいくつか置いてさらに固定することを続けました。その後半日くらいそのまま重しを置いたままで固定が確実になるまで我慢。もう大丈夫だろうと電源を入れ見て、取りあえず見た範囲では表示には問題無いようです。視認では、剥離していた部分のガラス面はくっついているようで、その後ははみ出た接着剤の部分をガリガリ何度か擦って出来るだけこそげ落として、何とか目立たない程度にまではこそげ落とせました。

最初に剥離した横長画面表示の時の左側の部分は、見る限りではしっかり接着させたようで、多分何か強い衝撃でも与えない限りはこのまま固定されるでしょう。心配なのは、剥離が伝染した左上角から先の画面上部の部分で、余り広くガラス面を広げる事も出来ないので、ちょっとだけ接着剤を注入してグッと押さえて少しでも回りに浸透するようにしたんですが、さてどうだろうか。一番剥離していた左側の部分が固定されていれば、多分その先の部分も大丈夫だとは思いますが。これでどれだけ持つかは不明だけれど、次に剥離したら買い換えかなぁ。これからは出来るだけ優しく扱って、衝撃を与えないように使用継続したいと思います。それで駄目だったら、次はiPadかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿