2020年6月29日

EU入国規制解除?

この7月1日から、EUが入国規制を一部の国と地域に限定して解除するという話が伝わってきています。正式なリリースは見つからなかったけれど、経済立て直しを最優先にしたいEU各国がリスク込みで解除するらしいけれど、その条件はEUとしてでは無く、加盟各国でも異なるみたい。ただ、基本的には特定の国と地域を対象に、現在行われているような入国時のPCR検査やその後の2週間の隔離措置などをかなり軽減する方針らしい。その対象国として、日本も含まれているらしいけれど、ここで問題なのがEUからそれら対象国入国時にも同様の軽減措置を要求すること。

日本も、殆どの国に対して入国時のPCR検査と2週間の隔離措置を要求していて、それが何かのルールで軽減されると言う話は今の所聞こえてきません。7月1日というと、もう明後日なんだけれど、仮に1日からEUと同等となってしまうと、いま隔離措置を受けている人達はどうするのか、前日にPCR検査を受けた人はどうするのか、その矛盾というか不整合さが問題になりそう。個人的には、EUの軽減措置は1日から発行されるかもしれないけれど、日本側としては早くても7月の中旬、場合によっては8月に入ってからじゃ無いかなぁ。

日本は日本で、東南アジア・オセアニアの4ヶ国と入出国時の検査軽減調整を始めて居るみたいですが、それがEUとの調整でも基本になるんじゃ無いだろうか。となると、日本も含めて話をしている4ヶ国との協議が決まらないと、EUとの協議も少なくとも日本は始まらない気がする。いずれにしても、これまでは閉鎖とか隔離一辺倒だった方針が、今度は制限を付けてでも移動を認めて物流や人の流れを徐々に戻そうとしている傾向は良いことかも。ただ、日本の新型コロナウイルス感染が、当初の武漢タイプのコロナはなんとか直ぐに沈静化したけれど、欧州からの帰国組が持ち込んだと考えられる欧州タイプのコロナウイルスが、再び蔓延するんじゃ無いかという不安は確実にありますよね。特に恐いのは、欧州タイプのウイルスが、武漢タイプからの変異体だったように、欧州タイプのウイルスが事前にあるいは日本国内で再度変移して、それがこれまでの感染とは異なるパターンで拡大すること。

個人的には、国内の移動に関してはかなり元の状態に戻した日本ですが、海外との往来はまだ直ぐには解除は勿論限定的にも始めない気がしますね。特に、日本の玄関口である羽田・成田を抱える東京や首都圏での感染が落ち着かないうちは、インバウンドを引き入れたくともリスクは大きいままだし。責めて、かなり落ち着いて来た関空のみ開放とか、そう言う限定的な対応ならまだ可能性はあるような気もしますが。いずれにしても、こう言う話が出てきたことは歓迎したいし、出入国時の対応検査の厳密化とか、国内同時の接触履歴の記録とか、いろいろと工夫をして徐々に元の状態に戻す努力を継続して欲しいですね。

その決意を行動に

地区は違いますが、地元選出議員の一人細野豪志議員のブログから、福島第一原発の処理水の今後について。以前はボロクソ批判していた議員の一人だけれど、野党勢力から離れてからは、何か憑き物が落ちたように活発に現実的な意見や行動をしていて、個人的には数少ない「応援しても良いかも」という議員さんの一人。彼以外も、野党勢力から離れた議員さんは、何か覚醒したかのように現実的な世界を見た発言に変わってきており、もしかしたらあの勢力の周りには何か特別な「負の結界」見たいなものがあるんだろうか。

技術的な観点で言えば、福島第一で日々堪っていく汚染水を処理してタンクに保管されている「処理水」に関しては、最近の物に関してはトリチウム以外は処理済みのため、必要な濃度まで希釈してやれば通常の冷却水同様海中放出可能な物。しかし、初期の処理水に関しては、まだALPSの性能が十分でなかったり、復興作業優先のため不十分な状態のまま保管に回された処理水もあるため、それらは再度ALPSで除染して必要なレベルまで処理してから海中放出するもので、技術的には全く問題無い話。それを「汚染水」とか「別の方法があるはず」などと風評被害を広げているのが、一部勢力なわけで、ブログにも書かれているけれど、日本の他の原発や世界の原発で行われている処理作業が、何故か福島第一に関しては批判されるわけで、そこには別の意図があるとしか考えられない。

問題なのは、事故当初とにかく流入する地下水からの汚染水を何とか処理するために、まずは「取り除く」事を優先するために作られた初期のタンクなわけで、老朽化もあるし最悪の場合は内部のまだ高濃度の処理水が外部に漏れる可能性が高い。短期的には、新しいタンクを増設して内部の水を移動させれば良いけれど、増設できる敷地も限られているし、いつまでもそう言うことが可能なわけでも無い。敷地の容量は2年後には限界に達するけれど、海中放出するにしても諸般の手続きにその為の設備等準備期間を考えると、いま決定して作業を始めないと間に合わないことも事実。大きな政治的判断をいまするべきですよね。

福島第一原発に対してだけで無く、「福島」という場所に関しての風評被害が大きかったことも深刻な問題で、そこには単なる無知や知識不足だけで無く、別の意図すら感じられる行為も多く存在したことは事実。特に、いまの東京都知事選挙の立候補者の中には、当時福島を散々批判し、あまつさえ「東京は汚染されている、もう住めない」と言いながらも、いまと知事になろうとしている(意図は別なんだろうけど)矛盾する人も居ることは怒りさえ感じるところ。何なら政府としても「あれだけ当時批判して東京も『ベクレてる』と言っていた〇〇氏も都知事として戻ってこようとしているくらい、もう除染作業は進んでいる」と理由付けして処理水の対応を全面的に始めたらどうだろうか。細野議員のように、真摯に反省し謝罪して、今で着ることに対して集中している人も居れば、相も変わらず口先だけで自分の利益を得ようという無責任を通り越した「自称・政治家」みたいな人もいるわけで、本当に正しい人、必要な人を見分けることは重要だと再認識しますよね。

AMC Leg#8: HND-ITM/-HND

先々週の羽田-伊丹のフライトに続いて、今回も気分転換も兼ねての羽田-伊丹の往復フライト。本当は、金曜日に横浜のオフィスに出社して、翌土曜日にフライトする予定が、ちょっと事情があり横浜行きがキャンセルになったので、前回同様土曜日の朝一で自宅から羽田に向かいます。

何とか寝過ごすことも無く、いつもより1時間位早く目が醒めると、身支度を調えて自宅を出ます。始発の私鉄(遠州鉄道)で浜松駅に向かい到着したのはまだ駅の改札も開く前、6:00前。そのまま近くの7/11に寄って朝食を調達して再び改札前に戻ると、丁度6:00からの入場開始となりました。浜松市発のこだま号は06:20発で既に入線済み。車内に入り、朝食のサンドイッチを食べながら出発をまちます。特にトラブルも無く、07:52には品川駅に到着。個々から駆け足で京急線のホームに向かうと、07:56発の特急三崎口行に間に合います。これで京急蒲田駅に到着すると、08:05発の羽田空港行きがホーム反対側に停車しているので、ダッシュでホームを横切り無事間に合います。

羽田空港は、確か保安検査場Cは再開しているんだよなと思ったらまだ閉鎖中で、後で調べたら7月1日からの再開でした。ですから、前回同様閑散としたDiamond用Check-inカウンターに向かい、保安検査場を抜けて、4FのANA Suite Loungeに移動。ここでトイレを借用して一息ついてから、出発ゲートの60番ゲートへ向かいました。

1) HND 09:00 - ITM 10:10 (NH017)

いつもなら、子連れの家族などの事前改札があり、その後はAMC Diamond等の優先搭乗が始まりますが、先週から機体後方からの乗車方法に変わっていて、前方Premium Classの私は「Group-4」となります。でも、後で確認したら、AMCのDiamondやPlatinum、スタアラのGold等の優先搭乗用入口が別に設けられていて、チケットのグループとは別に入場出来たみたい。まぁ、そんなに違わないし、席が無くなるわけでも無いので構わないのですか。暫く様子を見て、入場の列が途切れたところで改札を抜けましたが、ボーディングブリッジ内に半分くらいまで待ち行列が出来ていて「何だ」状態でした。それでも、定刻前にドアクローズとなり、暫くしてプッシュバック後D滑走路目指して移動開始となります。そのプッシュバックが始まったとき、前のシートが大きくこちら側に倒れてきます。離陸前というのに、前に座っている乗客はリクライニングを倒すと、ずっとそのまま。D滑走路のRW05から離陸したのは09:15頃でしたが、結局戻すこと無く離陸していき、逆に食事配布の時にはシートを戻すというちぐはぐなことに。見た目、どこかそれなりの企業のお偉いさん風の同世代と思われる男性サラリーマンでしたが、まぁこう言うルールも守れない人間がいる会社は信用できませんよね。

機内では、まだ早朝だったので食事も飲み物も断りウトウトしながらのフライト。でも、飛び立って目が覚めたら、もう紀伊半島上空で、そこで暫くごそごそしていたら、もう降下開始となり眼下には八尾飛行場が見えてきました。そこから真っ直ぐにあっと言う間に伊丹空港のRW32Lに着陸して、9番ゲートに入ったのは、定刻よりも少し早いくらいの到着でした。

早着したのは良かったんですが、機体から外に出て外に出ようとしたら、急にお腹の調子が悪くなります。「外に出たらトイレに行かないと」と思いつつ、バゲッジクレーム手前まで来ましたが、どうも持ちそうも無い嫌な予感がしたので、手前に丁度トイレがあったので直ぐに飛び込み、便座に座ると何とかぎりぎりセーフ。ただ、その状態から20分近く動けなくて、ちょっと体調が心配になりました。暫くして落ち着いて来たので、外に出ましたが、昨晩から今朝まで特に変な物は食べていないはずで原因不明。この後、夜に予定が入っているので、とにかく安静にしなきゃと心に言い聞かせます。

2) ITM 11:00 - HND 12:15 (NH022)

ANA Premium Check-inを通過したのは11:30過ぎ。ここからラウンジに寄ろうか迷いましたが、直ぐに搭乗開始になるからと、そのまま左に曲がって10番ゲート前に移動します。今回も座席位置後方の乗客から搭乗開始となり、私はそのまま最後の方で機内に入ります。

使用機材は往路と同じA321の新シート機材で、多分満席に近かったと思うのですが、定刻前にドアクローズしてプッシュバックが始まりました。その後RW32Lに移動し、直ぐに離陸開始となり羽田を目指します。

お腹の調子が悪かったのですが、少し胃の中に入れておこうと復路では機内食をいただきました。実は、スープとサンドイッチが出てくることを期待したんですが、和食のお弁当が出されたため、お味噌汁を飲んでおかずで胃に優しそうな物だけ頂くことに。食べ終わる頃には、もう浜松上空を過ぎて駿河湾が見えてくる頃で、本当に羽田-伊丹は近いなぁと実感します。

暫くすると着陸態勢に入ります。サイドポケットから液晶モニターを出して、エアショーのコックピット画面を表示していたので、高度計がどんどん減っていくのが不安になるくらいのスピードです。で、いつものように房総半島の西側の海岸線をかすめるように左に旋回すると、羽田空港のA滑走路RW34Lに着陸したのは定刻よりもかなり早く11:50頃。そこから、二タミの62番ゲートに移動してゲートインしましたが、定刻12:15に対してドアが開いて外に出たのは、まだ12:00前でした。

この後、軽くお昼を食べて少しお腹を落ち着かせてから、郵便物を投函する必要があったので、週末でも開いている東京駅横のKITTEに移動し、その後OAZOや八重洲ブックセンターなどを回って、大丸で買い物などをしてから、東京駅からこだま号でのんびりと浜松に戻ってきました。特に何をするという事では無いけれど、のんびり飛行機に乗って移動するというのは、良い気分点でもあるし、自分なりのリラックスだよなと実感しました。(続く...)

2020年6月28日

コロナか廃棄か

来月から始まる、コンビニなどでの「レジ袋有料化」に関して、エコバッグの繰り返しての利用は逆に新型コロナウイルス感染拡大に繋がるという話の一つ。まぁ、私もエコバッグ代わりに、厚手のトートバッグとか使用しているけれど、洗濯なんてしたことが無いし(笑)。生物とか汁物とかは殆ど買わないので、中でそう言うものが布に触れて不衛生になっていることは無いと思うけれど、それでも何度も外に持ち出して使う物だけに、細心の注意は必要。

一寸前までは、市町村のゴミ出しの時に、こう言うレジ袋も使えた時代がありました。その後ゴミ袋が有料化されて、市町村指定のゴミ袋以外は使用出来なくなったけれど、それでもレジ袋などは水分のある生ゴミなどをまとめたり、汚れのひどい物をまとめたり、最近では使用済みのマスク等を廃棄するときに重宝しているのも事実。自分の所には、以前から貯めているレジ袋のストックがあるので暫くは大丈夫だけれど、それでもその為に別途「ビニール袋」を購入するのも変だし悩みどころ。最近では、スーパーなどの定期的な買い物にはエコバッグ、何時何を買うか不定なコンビニ利用時には、3~5円の有料でもレジ袋を選択しようかと、自分なりの戦術を練っています。

中には、分解される成分を含む無料配布可能なレジ袋に切り替えるファストフード店などもあるみたいだし、アメリカのスーパーなどでは紙袋に回帰して居るみたいだけれど、何か本末転倒な気もしますよね。以前も書いたけれど、レジ袋の問題はそれを使うことでは無く、身勝手に廃棄して閑居汚染に繋がっていること。勿論、100%完全な廃棄サイクルにする事は事実上不可能なんだけれど、それとレジ袋削減の話は別次元の事だと思うんですよね。先ずは、一人一人の意識が変わらないと、結局はレジ袋の環境への違法な廃棄も止まらないし、環境破壊も終わらない。

記事によれば、廃プラの国内排出量は900万トンで、うちレジ袋は20~30万トンと数%を占める程度。そう言う意味では、レジ袋削減というのは、全体の排出量を下げる目的と言うよりも、日常一番目にする「レジ袋」という象徴的な効果を狙っているんでしょうね。何事も、一気に問題解決出来る上手い方法は存在しない物で、今回も新型コロナウイルスが無ければ「環境対策」としてほぼ満点の話だったんだろうけど、感染拡大に繋がるとなってしまうと、その効果も痛し痒し。世の中、なかなか上手くいかないもんだなぁと改めて感じます。「エコバッグを常に清潔にして、レジ袋代わりに積極的に活用する」という至極単純な行為ではあるけれど、それがなかなか難しいのも世の常。7月からどれだけ効果がでるか、先ずは暫く様子見ですね。

Microsoft closes retail shops

米国Microsoft社が、直販店を完全に(Permanently)閉鎖すると、かなり大きなニュースを発表。日本にも最近何カ所か出来たんだっけ? アメリカのモールだと、大きなモールなら大体Microsoftのショップがあるんですが、外からぱっと見るとどう見てもApple Storeにしか見えない。私も、間違えては行ったことがあります。で、中に入ってSurfaceとか置いてあるのを見て、「あっ、MSだ!」と気がついてそそくさと退場することに(笑)。

まぁ、Appleと違って、Microsoftの場合Surface以外にこれと言って直販してメリットのある物は無いですしね。殆どのビジネスは、PCメーカーへのOEMだし、さらに記事にもあるように最近ではサーバーとかクラウドにどんどん軸足を移しているわけで、正直モールのMicrosoft Shopにどれだけの訴求力があるのか疑問。あと、Apple Storeと比較しても、それほど混雑している雰囲気を感じたことが無くて、「お金持ちのMicrosoftだから出来る道楽」と、勝手に個人では思っていました(笑)。

仮に、MicrosoftがSurfaceだけでなく、MS Phoneとかそれなりに成功していたなら、まだ分かるんだけれど、それも既に事実上撤退しているし、ゲーム機は確かMS Storeには置いてなかったと思うから、結局売れる物がSurface一択しかないわけで、それではビジネスとして厳しい以前の話のような気がする。よほどユニークな物、珍しい物、特定顧客が付いているものならまだしも、量販店にもパソコンショップにもネットでも販売しているような物が、そんなに多種類置いているわけでも無い店舗では、やはり厳しいでしょうね。Appleだって、あれだけリアル店舗を絞っているから何とか商売出来ているわけだし。それに、ハード売る前にWindowsのトラブルや問題を何とかしろよとお客様からの突き上げの方が厳しい気がする。

世の中的には、ECとかネット販売だとか、どんどんデジタルに軸足は移動しているんですが、好きなときに好きな物が気軽に注文出来る半面、例えば何種類かを一度に比較したりとか、今の物流では早くても一日とか掛かるような場合が殆どでは、やはり不便に感じることも。そう言う意味では、手軽に利用出来る場所にリアル店舗は必要ですよね。問題は、その店舗で購入までしてくれたら嬉しいけれど、多くの場合はそこで実機に触れて操作して試して確認して、実際の発注はネット経由で、というのが今のスタイルということ。そう言う意味では、販売用店舗よりも、ショールームみたいん感じの「Microsoft Shop」みたいなものがあれば嬉しいのかも。今回の新型コロナウイルスもあり、ビジネスの仕方は勿論、ユーザーの購入形態も色々変化して多種多様化している今、これ切っ掛けに何か変わるのかもしれない。

告発状

屋久島町の主張旅費をめぐる取材で、南日本新聞と朝日新聞の記者二名が、町内の旅行代理店の所長を務める男性に恫喝まがいの取材をしていたというニュース。取材対象の男性は、掲載された記事の内容は「言わされたもの」であり、記事の内容は事実と異なると主張。それを受けて、4月に告発状を提出して、今回追加資料などを加えて受理されたというもの。

ちょっとネットを探してみても、オリジナルと思われるソースが、この南日本放送のニュース記事一つで詳細が不明ですが、少なくとも新聞記事などに掲載された自分の意見が、取材時に説明した内容や本来の意図とは異なるというケースは良くある話。以前から、新聞に限らずメディアは「自分達の欲しい情報を探す」もので、「事実を取材する」事は少なくとも個々最近では稀な話。中には、取材対象者からのクレームを受けて、後に訂正謝罪したケースはあるけれど、多くの場合は泣き寝入りするしか無い。それを、今回は告発状というかなり強い意思表示を受けての批判を受けているわけで、この二メディアはどう対応するのだろうか。

馴染みの無い「告発」という行為なので、「受理=告発が正しい」とか「=不正行為が認められ」みたいな認識を受けがちだけれど、こちらのサイトの説明では義務では無いけれど基本「受理」されるのが流れみたい。その中から実際に起訴される割合は約30%位と、そんなに高くは無い事もあるみたいですね。今回も「受理」はされたけれど、そこから実際に起訴されて事実関係の裁判に行くまでは、かなり時間が掛かりそうだし、実際どうなるかは不透明な様子ですね。

ただ、その内容は不明ではあるけれど、吸収で第二位の地方紙(南日本新聞)と、全国紙(朝日新聞)の記者の取材活動が、「強要」とまで言われるくらいの圧力を受けたと取材対象者は感じていることは事実な訳で、その件に関しては両社からのちゃんとした説明が聞きたいところ。まぁ、通り一辺倒な「取材活動には細心の注意を払っており、弊社としても今後とも公明正大な報道活動を目指したいと考えております」みたいな説明でお茶を濁して終わりだろうなあ。ただ、いまはネットの時代ですが、本来はその場所で消えて無くなっていただろう、音声や映像の記録も残る場合があるし、それが広く拡散していくことも普通に発生する時代。それに、報道機関としての適性を疑われたわけだから、事実はどうあれ、また当事者の印象はどうあれ、それに対しては真摯に対応するのがメディア企業としての矜持だと思うのだけれど、少なくとも朝日新聞はそんなことはしそうも無いなぁ...

2020年6月27日

NHKの映らないテレビ

まだ一審判決だけれど、NHKが映らないテレビに対しては、受信料支払い義務がないという判決。多分、この種の裁判では初めて受信料支払い不要の判断じゃないだろうか。これまでも、NHKの受信周波数をカットするバンドフィルターを接続して「受信不能」の場合の受信料拒否をしている例があったけれど、これは内部に組み込んだから「加工が困難」という判断なんでしょうね。

NHKの受信料の話が出ると、「公共放送として、中立の立場の放送経営のため」みたいな説明が出てくるけれど、そうなると民放は全て非中立な放送になってしまう。元々は、全国均一の放送事業提供のために、日本中に放送局や中継局を準備する必要が有り、その為の資金として受信料制度が生まれてきたというのが私の理解。高速道路の利用料金みたいな物ですよね。ただ、高速道路の場合は、利用するときの都度払いだけれど、NHK受信料は受信機を購入したら見る・見ない関係無いところが違うところ。勿論、特定企業や団体から資金を受けて、それらに依存するような経営体質にならないという意図もあったと思うけれど、全国的な経営と運営のための基盤強化が元々の意図だったはずなんですよね。で、以前のアナログ放送網が完備すると、今度は衛星放送だ、地デジだ、ネット放送だと、どんどん枠を広げていき、一向に受信料は値下げもされないしましてや撤廃される空気なんてない。

「私的NHK改革論(笑)」については、これまでも何度も書いてきたから繰り返さないけれど、まずNHKはチャンネル数を整理して、資源を効率化するべき。例えば2波ある地デジは、総合テレビはまぁ今のままとしても、教育テレビは昔のように学校教材を流しているわけじゃ無いんだから廃止するべき。実際、今の教育テレビの内容を見ると、朝とか午後の幼児向け放送はまだ許せるとしても、アニメだったり何か討論番組だったり、それって昔テレビ朝日がNET(日本教育テレビ)の頃にやってたことと同じでは? それなら、放送枠を売り出して、その分還元するとかすれば良いと思う。BSも同様。ハイビジョン放送は確かに付加価値は高いと思うけれど、今では民放だって4K/8Kなんていう時代。それなら、全部の局が利用出来る「ハイビジョンチャンネル」として、やはりNHKが放送枠を貸し出すような形にして収益性を上げたらどうだろうか。

大体アナログ放送時代は仕方なかったとしても、デジタル放送になりB-CASでコンテンツ管理出来るわけだから、優勝放送に移行することだって難しくないはず。同じ受信料を徴収するのであれば、松竹梅じゃ無いけれど、試聴できる範囲を分けていくとか、やり方は色々あるはず。元々テレビなんて最近では余り見なくなってきているし、ましてやNHKにチャンネルを合わせる事なんて月に1時間も無いよう人から、毎日朝ドラから夜のニュースまでずっと見ている人と受信料が同じというところ個人的には大いに解せないところ。NHK改革として、時代に即したシステムに変更するべきでは。そこまで極端に直ぐには走らないとしても、何か当たり前のように徴収されている受信料に関して、今一度見直して考え直す機会に是非なって欲しい。

定額給付金振込

国民一人当たり10万円の定額給付金の配布は、都市部ではまだ振り込まれない人も多いみたいですが、私の所は今週初めに家族分振り込まれて、昨日はその振込の確認の葉書も届きました。浜松市から振込用の用紙が届いたのが、先月の終わり頃で、必要事項を記載して郵送したのが確か6月の3日。何度か振込先の口座を確認して、「おっ、入っている」と振込を確認したのが6月22日ですから、3週間弱、20日程で振り込まれたことになります。

用紙が届く前に、マイナンバーカードを利用してスマホから申請しようと思ったんですが、結局オンラインで申請しても、その出力を手打ちで確認しながら給付用のシステムに再入力するから、返って時間が掛かるので、配布された用紙で申請した方が処理が早い、と言う噂も聞き、それならと用紙到着まで待って申請をしました。実は、途中で入力が必要になる「署名用電子証明書用パスワード」が分からなくなり、ロックされるよりはと途中で諦めた、と言うのが真実なのだけれど(笑)。

この給付に関しては、やれ遅いのだの、オンライン化の意味が無いだの、色々好き勝って言っている人が居るけれど、全国民に給付するというのは多分初めての試みですよね。元々全国民を把握する仕組みすら無いのに、多分現場が一番苦労しながら何とか目的を達成した・しつつあることはちゃんと認めないと。逆に言うと、本当は今回の機会に全国的なシステムにマイナンバーを更新するチャンスだったけれど、現場が優秀だから多少は無理があっても何とか解決してしまい、あれだけ批判されたマイナンバーの話なんて、もういまは出てこない。のど元過ぎればなんとやらを、本当に地で行く話です。

給付金は、市役所とか区役所などの自治体の役所組織が、新型コロナウイルス感染阻止は保健所とか、結局物作りと同じで、現場の人の能力やこだわりが凄いから、そこに落ちてくるまでのいろいろな矛盾や無理難題も含めて飲み込んで解決してしまうんですよね。それは日本人の資質として誇れる点でもあるし、それで解決してしまうからいつまでたってもシステム全体の改善には繋がらないジレンマでもあるし、複雑な心境かも。仕事に関しては、リモートにシフトしつつあるわけだから、公共システム等も今回を機会に、もっとリモートにシフトして欲しいですよね。少なくともマイナンバーカードという、個人認証可能なカードは、今回かなり普及したはずなので。ところで、二回目の給付金はいつだろう(マテ)。

隔離措置

新型コロナウイルスで大きな影響を受けている業種の一つ、航空業界。各国の国内線は少しずつ復航しているものの、収益に大きな割合を占める国際線の運航は未だにかなり限定的。最大の理由は言うまでも無く、出入国時に大きな制限があるからで、これか無くならないとよほどの理由が無い限り海外渡航しようという動機が生まれません。

IATAとしては、当然ながらその隔離措置に対して、撤廃は厳しいとしても何らかの代替案を採用することで、以前程度の利便性で国際線利用が出来るようにして欲しいでしょうね。個人的にも、是非頑張って欲しい。一昨日かな、ベトナム行きのフライトに搭乗する乗客の様子が何度かテレビで流れましたが、搭乗前に防護用のガウンを着用して、同様に手袋に靴カバーと、もうどんな環境へこれから入るんだ状態。運航がベトナム航空なので、ベトナム政府の要求に合わせているんでしょうけど、あんな格好でベトナム入国しても、その後指定ホテルで二週間の隔離生活があるのでは、年単位でのアサイメントでないと現在は利用出来ないでしょうね。

確か2009年の新型インフルエンザ流行の時だったと思うんですが、日本入国時に体温測定(検疫通過時のサーモメーターでのモニターだったと思う)と、日本国内での移動予定と連絡先(通常は自宅住所電話番号)を記載した紙を、税関検査の時に提出させられて、それご一週間位したら保健所から自宅に「体調の変化が無いか」と電話が来てビックリしましたが、あの時でもそれ位だったんですよね。今回は、既に厚労省のトレースアプリもリリースされていますから、そう言うものを自分のスマホに登録して、海外でもシームレスに使えるようにして、行動履歴を常に記録して且つ疑いのある時には提供することを前提に、入国時に発熱とか咳とかの顕著な症状が無い限りは、隔離措置無しで入国させてくれないだろうか。年内は厳しいかもしれないけれど、世界共通のトレースアプリみたいな物を使用する事を前提に、以前程度の簡便さで出入国できる仕組みが必要ですよね。

正直、年内の国際線利用は7割くらい諦めているんですが、来年は通常程度の国際線利用が出来るような状態に戻って欲しいし、仮にワクチンとか治療薬の目処が立たずにやはり感染拡大阻止の対策が必要なままであったら、こう言うトレースアプリ利用を前提にしても、自由に往来できるようになって欲しいですよね。ただ日本の場合は、あくまで個人情報を含まない接触情報だけの履歴ですが、諸外国だとSSNとか個人番号も含めた詳細な接触情報を記録するだろうから、「日本人は駄目」みたいなことになりそう。そうならないように、IATAには是非頑張って貰わないと。

2020年6月26日

フォション、経営破綻

フランスの高級食料品店の「フォション」が、更生手続きを申し立てたという記事。私は殆ど利用したことは無くて、確か浜松の遠鉄百貨店の地下に店舗があって、でもあのお店はベーカリーが殆どだったから、それしか買ったことが無い。都内の、日本橋だったかな高島屋と、羽田空港の国際線ターミナル(現第3ターミナル)のお店はちょっと覗いた記憶があるくらい。

今回の更生手続きは、日本も含めた海外店舗への影響は無いそうですが、余り通販とかやっていなさそうだから、こう言う直販中心の高級店舗系は、これから大変かも。まぁ、多分フランスの本店の方も、別に倒産したわけではなくて、そのまま経営は維持しながら効率化とかしていくんでしょうけど、このチェーン以外にもこれから色々影響も出てきそう。

日本でも新型コロナウイルスの影響もあって、倒産とか廃業の記事はよく見るのだけれど、個人的にはそれでも予想していたよりは少ない気がします(あくまで、個人的な印象の話)。それだけ頑張っているのかもしれないし、あるいはこれまでのデフレの影響で、既に体力の無いお店や企業は淘汰されてきているから、苦しいながらも何とか持ちこたえられるところが残っているからかなのかもしれないけれど。廃業せざるを得なくて大変なところには何とも言葉が無いけれど、でもそうやって新陳代謝が進まないと、社会システムも活性化されないわけで、厳しいけれどそれが現実なんですよね。

まだまだ以前ほどでは無いけれど、徐々に社会生活や経済活動も戻ってきた雰囲気はあって、時々買い物に行くイオン系モールも、結構賑やかさを取り戻してきました。只、そんなモールの中でも、今回の新型コロナウイルスの影響なのか、開店当初から営業していたお店が閉店するとか、一寸複雑な面も。ユーザーとしては、魅力的な新しいお店にどんどん来て欲しいし、ずっと同じお店ばかりでも困るのですが、その撤退する廃業するお店が自分が必要だったところだったりすると、一寸ショックですよね。今回、自分も時々利用していたアウトドア系の店舗や、少し広めのスペースを使用して居た店舗が閉店するんですが、後には何が入るんだろうか。以前も、結構長い間養生されたままのスペースが残っていたけれど。そのアウトドア系の店舗の隣は、家電量販店がはいっているんですが、少し手狭な感じもするので、そこと合体するんだろうか。品揃えに不満があったから、スペースが広がって品揃えが増えてくれると個人的には嬉しいですけどね。あっ、フォションが何処かに行ってしまった...

昨日の敵は今日の味方?

東京都知事選挙が告示されて、22人だっけ、過去最多の立候補者数の中選挙活動が行われているけれど、新型コロナウイルスの状況もあり、選挙戦はかなりこれまでとは違った物に。「三密」を避けなきゃいけないから、室内でのタウンミーティングみたいなものは開催しづらいし、外での選挙演説にしても、本来は人を集めて自分の主張を聞いて貰うはずなのに、密集しないように人を分散させないといけない。ネットを使う方法はあるんだろうけど、どうしたってそれで全ての有権者層をカバー出来る訳ではないし、各候補者苦しみながらも何かアイデアが無いか模索している所なんでしょうね。

選挙の場合、良くも悪くも顔が売れている「現役」が強い傾向があるのはどの選挙でもある話だと思いますが、今回その新型コロナウイルスに助けられている(?)のが現在の小池都知事。当選後は、豊洲市場移設で迷走し、さらには東京2020の会場変更でも迷走。公約した政策実現も無く、評価は下降気味だったのが、この新型コロナウイルス対策ではぱっと見リーダーシップがあるみたいに映るのか、その評価も下げ止まりしているみたい。詳しく見ていけば、「東京アラートって何なの」とか、感染者が増えているのに解除して良いのとか、ツッコミどころ満載で、事実全国的には感染拡大が落ち着いて来ているのに、何故か東京都はなかなか終息しない。別に小池都知事一人の責任と言うつもりは無いけれど、ショック療法的な意味も込めて、東京アラートを再度発令してみたらと思う半面、いまのタイミングでそれをやると選挙でのマイナスと対立候補から言われる懸念を持っているのか、そう言う方向には進みそうも無い。このまま、だらだらと選挙後までこの状態が続くんでしょうね。

それ以上によく分からないのが、前回の都知事選では野党統一候補の鳥越俊太郎氏に譲って立候補を直前でとりやめた宇都宮健児氏。いゃ、ご本人が自ら立候補することには何の異論も無いのだけれど、前回自分を降ろした勢力から今回は支援や推薦を受けるって、どう言う気持ちというのか、納得しているのだろうか。その説得されて立場を譲った鳥越氏は、自らの舌禍もあって惨敗したわけで、そう言う見る目の無い人達からの支援ほど不確かな物は無いと思うのだけれど。さらには、一部野党議員はライバル候補者の山本太郎氏の応援に回るし、それが勢いを増しているし、もう心の中は不満たらたらじゃ無いかと。そのくせ、以前はその天下り体質や不適切なお店通いを批判されて退官した、前川喜平氏を「当選したら副知事に」とか言っているし、もう支離滅裂というかめちゃくちゃだよなぁ。それが選挙、それが当選するためと言われたら返す言葉も無いけれど、でもそんなんで良いのと小一時間は問い詰めたい気持ち。山本太郎氏にしても、ばらまき政策をぶち上げているけれど、それって当選できると思ってないから何でも好き勝って言えるわけで、次の衆議院選挙のための資金集めの立候補と言われても仕方ない。

数ある立候補者の中では、前の熊本県副知事だった小野泰輔氏が若いけれどその分革新的で実際に即した都政を勧めてくれそうな気がして、もし自分が都民だったら彼に投票すると思うんですが、如何せん推薦母体が関東では評価が低い日本維新の会だし、ご本人の知名度の低さはいかんともしがたい。二百万票台くらいでこの二人が争えば、良い選挙になると思うけれど、それは夢だろうなぁ... どうも「東京都知事」というと、石原さんの頃からか「アクの強さ」みたいな印象しか受けなくて、結局は見栄えの良い政策が中心に進められる印象しか無いのだけれど、もし本当に実務優先の人が都知事に当選したら、東京都のポテンシャルを最大限引き出して、とんでもない自治体になるんだろうけど。あ、それでは困る国とか他の地方自治体が、こう言う選挙戦に裏でしているんだ(マテ)。まぁ、180度異なる勢力と協力したり、相反する主張には目をつぶって協業できる部分を優先して支持を広げることも戦術の一つだとは思うけれど、今回の都知事選を見ていると余りに露骨というか、無節操さしか感じられない。誰が当選するかは最後まで分からないけれど、投票率は最低ラインになるんじゃ無いだろうか。

発酵の不思議

フジテレビの深夜関東ローカル番組(一部地方配信有り)に、とんねるずの石橋貴明氏がMCを務める「石橋 薪を焚べる」と言う番組があり、静岡でもCX系列のテレビ静岡で3週遅れ位で放送されています。先日は、関東では6月2日深夜に放送された発行学者の小泉武夫氏の回でした。

この番組、初回はカンニング竹山氏で始まり、2回目は元タリーズコーヒーの松田公太氏。以後、丸山茂樹、IKKO、上原浩治、岡村隆史、前田健太(以上敬称略)と、松田氏を除いてある意味知り合いが順番に登場しているので、そう言う傾向の番組だと思っていました。で、今回「小泉武夫? 誰?」という程度の認識から録画してあった番組を見始めたんですが、この方の話が面白いし興味深い。

番組を見てから調べてみてビックリしたんですが、発酵関係では有名方なんですね。しかも、かなり色々な内容の書籍も書かれているし、話も達者というか聞いていて飽きない。日経新聞にコラムを連載されているそうですが、全く知りませんでした。私は、納豆とかチーズとか、臭い物とかねちゃっとした物は全く受け付けませんが、決して発酵食品が嫌いなわけじゃ無くて、お漬物なんか好きだし(素材は好き嫌い有り)、お酒だって大好き(笑)。理系ではあるけれど、物理情報系の学生だったので、発酵系の化学・生物系は同じ理系でも苦手なんですが、酵母菌とか麹菌とか、そう言う話を聞くのは好きで、30分の番組も飽きずに最後まで試聴する事が出来ました。その儀Amazonにアクセスして、小泉氏の著書で、最近の物でKindle化されているものを幾つかダウンロードして読み始めましたが、結構ツボにはまってしまいました。この先生、最大の好物は「くさやの乾物」で二番目に好きなのは「納豆」と言う事で、私とは全く好みは合いませんが、納豆菌は100度でも死滅しない最強の菌だとか、思わず100へぇ~積んでしまいました(古い)。話術の巧妙さと言うのも大きいと思うのだけれど、日頃聞かない分野の話ではあっても、なかなか興味深い内容の回でした。

世間的にはバッシング気味のとんねるず石橋氏ですが、個人的には同世代だし、昔から見ているから親近感はあります。癖があるから好き嫌いはあると思うけれど、最近は昔と比べると結構丸くなった感じがあり、それがこの番組でも良い感じででている気がします。番組に関しては、こんなコラムも見つけたんですが、確かにBGMは薪のはぜる音だし、証明も夕方の場面はまだ少し見えるけれど、暗くなるとそれぞれの表情も見えないくらい暗い中の画になり、テレビというよりは「ラジオを聞いている」感じなんですよね。何か相手の話を掘り下げようとか、色々話題を取り出そうみたいな雰囲気は無くて、何て言うか、露天風呂につかりながらのんびり話をしているような雰囲気で、それが自分くらいの年代には何となく「ホッコリ」するのかもしれない。「焚き火」というのも、個人的にも自宅に作りたい希望もあって、一寸した憧れみたいなものも感じるし。地元では、次回は小児科医の吉岡秀人氏というかたで、この回も話が興味深そう。番組、内容もちょっと気になりますね。

2020年6月25日

メディアの変質

共同通信社が、1600人居る正職員を2028年度までに1300人台にする方針という記事。早期退職などでは無く、今後の新規採用欲などの対策で職員数を減らしていく方針らしいけれど、他の新聞社なども早期退職などを募っており、メディア系企業の不況が進んでいる証しの一つであることは確か。

記事の中では、全国の地方紙などに記事を配信する共同通信からの配信記事の、量も質も下がってきているという下りがあるんですが、それには笑ってしまった。まぁ、製品として「記事」の品質や内容が劣化していれば、当然顧客離れもするだろうけど、其れ以前に「新聞社」というシステム、もっと講義の「レガシーメディア」という社会システム自体が、ネットワークなどの広範囲な情報伝搬している現在に追いついていない証拠でもあるんでしょうね。

大体、新聞社やメディアが記事やニュースを作成するときに参考にしているのが、一般視聴者のスマホの写真や映像だったりするわけです。過去にも記事を作成するときに、現場に板人のインタビューとか、周りでの聞き込みなんかをしてから記事を作成していたと思うし、写真にしても、たまたま撮影している場合があっても、そこにフォローアップというか事故後の写真とか自社としての記録も準備して記事にしていた印象があります。でも、今の時代は、ピントや構図がどうあれ、その瞬間とかより刺激的な映像を一般から集めて、それを使用して記事や番組を構成している。それって、本末転倒していないか?

じゃあ、いまのようなネットの時代にどうしたら生き残れるのか。結局、こう言うレガシーメディアが衰退しているのは、自らマーケットのパイを増やそうとせずに、より特異な市場に特化していき、パイの大きさよりも支持率というかロイヤリティの高さを逆に追求しようとしているから、どんどん縮小して行っている気がする。例えば、このメディアは右だ左だと言うけれど、本来メディアは右も左も関係無い「事実」を報道すれば良いだけの話し。それが「真実」という、似て非なる物を氏名と誤解するから、どんどん変質して言っている気がする。それはそれで、その分野の人達には支持されるだろうけど、その分野が広がらない以上は無意味なわけですよね。より多角的な分野の人達を取り込まないと行けないのに、その真逆をやっているのが、いまのメディア各社じゃ無いだろうか。プロとして期待しているのは、そんなことでは無く、より客観的な、そして自分達の考えの基盤になるような「事実」の積み重ねなのに、自分達の思うことを「真実」として積み上げてから、その積み上がっていくいただきの向きはどんどん乖離している。それが、現実のビジネスに表れているだけなんでしょうね。

人・本・旅

Aviation Wireに掲載されていた、ANAHDが設立した「旅と学びの協議会」の記事。基調講演で、立命館アジア太平洋大学(APU)の出口治明学長が「人を賢くさせる『人・本・旅』」と話したそうですが、個人的にまとめて見ると、外部からの新しい知識・刺激が、それまでの自分を活性化させる、みたいなことでしょうか。

自分の経験に照らし合わせてみると、まずは「本」の存在は大きいですよね。子供の頃、それこそ小学校に入る前位から、本を読むのが好きで、小学校の図書館の本は手当たり次第に読みあさったし、結構お年玉とか貯めて、子供向けの小説(江戸川乱歩シリーズとか好きだった)を買って読みあさったし。ただ、そう言う引きこもり傾向があったのと、人見知り気味だったので、「人」との付き合いは少なかったかも。それでも、学校などでは学級委員には年間3学期の何処かでは毎年指名されていたから、否応なしに人との付き合いはせざるをえなかったし、クラブ活動もずっとやっていたから、限定的ではあったけれど外部との接触もそれなりに有った方だったかも。

肝心の「旅」に関して言うと、子供の頃はそんなにあちこち出かける機会は無かったかなぁ。田舎だったこともあるし、祖父母に結婚前の叔父叔母も居た「大家族」だったから、両親は共に仕事をしていたけれど「裕福」という感じは無かった。ただ、母親が農協の積立みたいなことをやっていて、結婚以前は地元の観光バスのバスガイドだった伝を使って、年に1回か2回近所のママ友達と一泊二日とか二泊三日の良好に出かけていて、その時には自分達のような子供も一緒に連れて行かれたから、それがいまの「旅付き」の原点であることは確か。いまにして思うと、姑や日々の雑事からの本の短い息抜きだったのかもしれないけれど、幼稚園の頃から小学校卒業くらいまでずっと続いた毎年の旅行は、子供心にも楽しかったですよね。そんなに遠くには行かずに、東は熱海とか小田原くらいまで、西は三重とか名古屋当たりくらいだったように記憶しています。そうそう、その旅行じゃ無いけれど、前回の大阪万博に日帰りで行ったりもしたし。さらに言えば、高校生時代に怪我をしたことかクラブの主務みたいな事をやるようになって、そこで遠征とか合宿の準備や段取りをするようになったのが、後にFFP/FSPを活用して自分で旅程を組み立てて出かける下地になったのは確かだよなぁ。

本格的に旅にでるようになったのは、社会人になって海外出張をするようになってからですが、この経験から得たものの大きさは言葉にならないくらい。人生観が変わったのは、最初の出張の時だし、翌年半年以上長期滞在して、もう人生が決まった感じ(笑)。物事に対しての考え方とか、相手(=アメリカ人)との交渉の仕方とか、外国人と共同作業するときのノウハウみたいなものとか、いまに至って自分の「武器」と言えるような経験や能力は、この時からの経験が無いと絶対に得られなかったもの。それは、自分なりに知識も豊かになったと思うし、自分なりに成長みたいなものを感じることが出来るし、クレジットカードのCMじゃ無いけれど「Priceless」な物を、それこそ「Countless」な位得ることが出来ましたからね。昨今の状況から、なかなか外に出られない時期が続くし、これからも制限が残るでしょう。その為、ネットワークを通して「仮想観光旅行」みたいな事も流行っているけれど、個人的にはやはり実際に足を運ばないと魅力は半減だと思う。なんと言っても、五感全てに感じることが「旅」の一番重要なことだと思うから。ネット経由では、しかくとちょうかくは満たせるけれど、触覚に嗅覚に味覚は満たされない。そう言う物全てを刺激することに、旅することの醍醐味が生まれると思うし、それが掛け替えの無いものとして自分に戻ってくることは確実だと言えますからね。

自業自得の2位

日本のスーパーコンピューター「富岳」の計算速度世界一に関して、何度も政権与党時代の「2位じゃだめですか」の事業仕分け時代の発言が取り上げられる立憲民主党副代表の蓮舫議員。流石にウンザリしているのか、「議事録を読めば」とチクリ。

一番の問題は、前回も書いたけれど「事業仕分け」という政治の仕事を「事業仕分けショー」としてメディアと共に政治ショー化して、恰も「厳しく予算用途を精査する自分達=正義、理由無き予算請求をする組織=悪」みたいな構図を作って、「勧善懲悪」みたいな見せ方をして国民へのアピールに使ったこと。勿論、中には本当に使途が明確で無い予算を適正化したり、優先順位を付け替えた修正もあったと思うけれど、全体の多くは一方的に自分達の主張を相手に威圧的に要求しているような様子ばかりで、正直相手の説明すら遮るような状態で、双方が実のある協議が出来たのか大いに疑問。どうしたって、お金をもらう方の立場が弱いわけで、お金を出す方の機嫌を損ねないように説明しようとすればするほど、相手は「簡潔に」「納得いかない」「理解出来ない」みたいな否定的な反対意見を言われたら、ああいう交渉事に慣れていない人も多いだろう組織側の参加者としては、回りのメディアの圧力もあるし、沈黙するしか無いでしょうし。今回は、そんな状態の中で彼女が発言した中から、キーワードとなる「2位じゃ駄目なんですか」という部分が切り出された訳ですが、それもこれまで散々メディアがやって来たことだし、自分達もそれを利用して与党を攻撃していたわけだから、正直「自業自得」とししか言いようが無い。

さらに「議事録を読めば」と反論しているけれど、これもこれまで逆の立場だったこと。例えば森友学園の獣医学部設置に関して、散々総理のお友達と癒着しているとしか言っていなかったけれど、それまでの文科省と専門家会議との記録を見れば、文科省の対応が拙かったことは明らか。その選考過程にも、確認する部分はあったけれど、彼らが言うところの疑惑に繋がる事もない。それは当時の担当者の一人だった、故加戸前愛媛知事も国会で発言しているのに、メディアも彼らも取り上げない。そう言うことを散々これまでやってきたのに、いざ立場が逆になると「議事録を読め」と言っても、「その口が何を言う」としか言いようが無い。これを契機に、ちゃんと相手の主張も認識した上で、その上で是々非々の話をするなら理解出来るんですが、実は同様の「自業自得」というかブーメランは、これまでも何度も戻ってきているけれど、そんな前向きかな反応は一度も無かったわけで、多分今回も自分は被害者、ちゃんと読まない相手が悪い位の認識しか無いんでしょうね。そこが、彼らの一番悪いところと言うか、狡いところだよなぁ。

推測だけれど、彼らは「何故自分達ばかり攻撃されるのか」と不満を感じているのかもしれないけれど、それって自らが他者に対して行っていることでもあるんですよね。しかも、彼らは一度は与党政権を担った経験があるのに、それがいまの政治活動に全く生かされていない。自分達の気に食わないことがあれば、直ぐに「審議拒否」と脅かすしか手段が無くて、建設的な議論なり提案をする気配すら無い。彼らは、いまの安倍政権を何かにつけて批判して、その中には的を射ている物も多いのだけれど、それでも歴代最長政権になりそうな安倍政権を交代させられない最大の理由は、それに足りる存在感が彼らに無いから。存在感というか、民主党時代の失敗から少しも成長していないから、次の政権の選択肢に入ってこないのは当たり前。逆に、旧民主党政権時代の中心議員が、野党を離れるとそれなりの存在感を感じる議員に「生まれ変わる」のは、やはり組織として何か問題があるんじゃ無いかと、いつも感じる所。そろそろ次の衆議院選挙が囁かれる時期になってきたけれど、「野党第一党」の地位も、もしかしたら次は危ないかもしれない。それも、この7年余りの間自らが行ってきた事の揺り返し、言ってみれば自業自得の結果なんですよね。それにいつ気がつくのか。(まぁ、無理だろうけど...)

2020年6月24日

TDR再開

長く休園中だった東京ディズニーリゾート(TDR)が、7月1日から再開するというニュース。既に再開している、遊園地、テーマパーク、動物園等もありますが、やはりTDRが再開するというのは大きなシンボル的な意味がありますよね。スポーツで言えば、プロ野球開幕くらいのインパクトがある気がする。それだけ、日本だけで無く世界的にも象徴的な存在であることは確かだと思うし。

「再開」といっても、流石に完全再開とはいかず、園内の利用可能な施設にも制限があるし、なんと言っても予約チケット制で入場者制限をして暫くは様子を見ること。まぁ、それは仕方ないと思うけれど、それによって既存のチケットホルダー、特に年間パスポートが利用出来ないのは、根っからのディズニーファンとしては残念だし「何で?」という気分でしょうね。代金の払い戻しとか、有効期間の雲頂とか、既存のチケットを持っている人には対応するんだろうけど、まぁ初めは仕方ないかも。

一足早く再開したUSJは、最初は大阪府内在住者に限定し、続いて近隣地域と、徐々に範囲を広げていって、USJ側も観客側も徐々に慣らしながら再開範囲を広げていますが、TDRもやり方は違っても何かそう言う工夫をしていくんでしょうか。今回の入場チケットも、一日券以外にも、午前10時からと、午後1時からと時間別にでも料金は下げたチケットを出して分散させる意図もあるんでしょうけど、全国区のテーマパークだけに、どうやって入場者管理するかはUSJよりも大変でしょうね。

繰り返しになるけれど、やはり日本のテーマパーク、エンターテイメントの大きなシンボルであるTDRが再開するというのは大きな前進ですよね。次のステップは、4月に開業予定だった新しいエリアを、何時公開するかですが、これはやはり8月とかくらいかなぁ。ただ、そうすると入場者も一気に増えるだろうから、やはり秋口くらいに落ち着いてからでしょうか。明るいニュースだけれど、まだまだ道のりは遠い感じですね。でも、少しずつでも前に進まないとゴールは見えないわけで、まずは一歩踏み出し、確実に次の一歩を進める事が大事ですね。

隠れた能力

レジ打ちのバイトをしていた高校生が、その時にお客さんのクレジットカード情報を盗み見て、それを悪用して1000万円以上の不正利用を繰り返していたという事件。疑問だったのは、そのやり方。レジ打ち中にカード情報を入手すると言うことは、良くあるスキミングデバイスを利用してカード情報を抜き取る方法は使えないので、「一体どうやって」と不思議でした。

その後のニュース等を観ていると、レジ打ち中にカード面を記憶していた言っていてビックリ。通常クレジットカードを例えばネットとかのECサイトで利用する時には、

  1. クレジットカード番号(15~16桁)
  2. 有効期限(月/年)
  3. 保有者名(ローマ字)
  4. セキュリティコード(CVV/CVC)(※Amexは表、それ以外は背面)
の四つの情報が必要。スピード勝負のレジで、しげしげとカードを眺めるわけにも行かず、どうやってもチラッと見るくらいが関の山。唯一可能性があるのは、その店舗で使用可能なカードか確認する振りをして見ることは可能だろうけど、それだって掛かっても数秒でしょう。その間に、少なくともカード番号、有効期限、使用者名などを記憶するというのは、大変。こう言う事に使わなければ、多分勉強とかアイデアとか、凄くスキルのある高校生なんだろうけど、使いどころを間違えたとしか言えない。

さらにビックリしたのは、1000万円とか2000万円とか不正利用したと言うけれど、それってフロアーリミットに引っかからなかったのかという事。限度額設定もあるし、余りに一度に利用金額が増えたりすると、カード会社側でブロックされるはずなんですが、これもニュースを聞いていた変になっとくしてしまった。何と80枚位カードを不正利用していたようで、それなら利用元のカードを分散させれば、フロアリミットも回避できるだろうけど、それって80枚以上物カードをレジ打ち時に盗み見して暗記していたということですよね。つくづくその能力に驚くとともに、こう言う発揮の仕方をしたことが残念。一つ疑問だったのは、タクシーでもかなり利用していて、その時にはプラスチックカードが必要だろうと思っていたんですが、どうもスマホにカード情報を設定して、スマホで決済していたらしいと聞いてまたビックリ。なるほどなぁ、そういゃ自分もスマホにカード設定していて、カードを出さずにスマホで決済する事が普通だから、改めに納得してしまいました。

ユーザー側としては、最低でも月に一回以上は利用履歴を確認して、不正利用されていた痕跡があれば直ぐにカード会社に対策を要請するくらいしか対策は無い。あるいは、今回タクシー利用の時に使ったように、カード自体を渡すのでは無く、スマホ等の非接触決済をするのは有効な対策でしょうね。ただ、どこでも使えるわけでは無いのが課題だけれど。クレジットカードを利用する場合でも、最近はカードリーダーにカードを挿入する所から決済まで、全てカード保有者が操作する端末が増えてきているから、そういう時はカード利用しても安心なんだろうけど。推理小説では、複雑怪奇な事件を捜査してみたら、実はそのトリックは凄く単純だったという話が良くあるけれど、まさにそれを地で行く話でしたね。「事実は小説より奇なり」みたいな印象です。

武漢チャーター

今年1月から2月にかけて5便が運航された、武漢チャーター便のANA関係者に対して、茂木外務大臣から感謝状が授与されたという記事。あの頃は、まだ日本国内での感染は殆ど無い状態で、それこそ感染の中心地武漢からどうやって帰国するかが課題で、その中で中国にチャーター便運航を認めさせて、ANAが5便を飛ばしたのは、いま思い返しても英断だったですよね。勿論、だからANAが良くてJALが駄目というわけでは無く、やはりANAが武漢便を運航していて実績があったことが最大の理由だと思うし、別の地域へのチャーター便だったらJAL便が利用されることもあったでしょうし。

過去、紛争地域からの邦人脱出のためにチャーター便が運航されたこともあったけれど、他国の航空会社のフライトだったり、政府専用機の使用だったりして、国内の民間航空会社がこう言う危機的地域からチャーター便を運航するというのは、今回が初めてじゃ無いだろうか。今後も同様の事が発生するとは思いたくないけれど、来年も新型コロナウイルスの第2波第3波も予想されているだけに、今回蓄積したノウハウは、是非共有して欲しいですよね。第一便とか第二便あたりまでは、ANAとしても初めての事で色々トラブルもあったんだろうけど、幸いにも確かチャーター便の乗員から感染者は出ていないはずなので、その対策経験も生かして欲しい。

記事にもあるように、使用ゲートとして羽田のサテライトが利用されたけれど、あれも良いアイデアですよね。物理的に乗客乗員を隔離出来るから、安全安心だし。ただし、国内線ターミナルの施設だから、入国管理などは別途準備が必要でしたが、あの機転は良かったと思う。仮に、今後同様の事案が発生した場合は、2タミの国際線施設を使うんだろうか。他の国際線が飛んでいなくて、あのゲートが空いているならそれが一番かもしれないけれど、リスクを最少化するためには、やはり今回同様2タミのサテライトを利用するのかなぁ。いずれにしても、現地スタッフも大変だっただろうし、運航担当者も、実際に機材に登場したクルーも、やはり全員の思いが集約されて実現出来た仕事ですよね。

自分も含めて、この頃は「まぁ、今月(=2月)中にはなんとか終息するだろう」なんて楽観的に考えていたものが、結果的には半年近く過ぎてもまだ終息しておらず、一番大変な終息に向けてのの対策が続いている状態。国内線は、来月くらいから徐々に戻り始めるようですが、国際線は未だ目処が付かず、個人的にはもう今年は国際線駄目だろうなぁと諦めています。来年だって、この冬の感染状況によっては、また今年同様の移動制限が再開していくかもしれないし。直ぐに以前のように回復はしないだろうけど、責めてまた感染が広がるにしても、武漢チャーター便みたいな事が必要になるまで拡大して欲しく無いと願うばかりです。

2020年6月23日

蒸し返し

理化学研究所と富士通が共同開発しているスーパーコンピューター「富岳」が、今回の計算速度世界ランキング「TOP500」で一位になったというニュース。日本のスパコンが計算速度世界一になるのは、2011年6月と11月の「京」以来9年振り。その富岳は、まだ完成前で8割位の性能しか出ていないのだけれど、計算速度は41京5530兆回で、2位の米国のスパコンの2.8倍の速度。ただし、来年の予定で米国も富岳を越える100京クラスのスパコンを開発しているそうで、来年度以降のランキングはどうなるか不明なんですよね。技術革新はのスピードは、ますます加速している気がする。

で、スパコンのランキングとなると必ず登場するのが、民主党政権時代の蓮舫議員の名(迷?)台詞「2位じゃ駄目なんですか」。コメントを求められて蓮舫氏は
「文部科学省も理化学研究所も、前向きな改革に取り組んで来られた努力に敬意を表する」
とコメントして、当時の発言に関しては、
 「速度が世界一になったとしても、使い勝手が悪ければ使われない。スピードばかりにこだわる理由を問うた」
と回答したらしいけれど、苦しい言い訳に聞こえるなぁ。 当時は、その当時世界一を目指していた「京」の開発中で、その開発に対して仕分けをして削減しようとしていたわけで、そこに「使いが伝云々」の話は無かったと思う。当時の仕分け作業は、とにかく「無駄を省く」の御旗の下に、「どんな無駄を省くか」と言うよりは「どれだけ予算削減できるか」という視点での政治ショー化していましたからね。勿論、予算増額された事業計画も有るけれど、それって本当に極々一部で、殆どの事業は良くて予算削減、悪ければ「事業中止」とされて、それを観て喝采を叫んでいた国民も多く居たことも事実。限られた予算を、より有効且つ効率的効果的に配分することは、勿論必要だし重要だと思うけれど、その行為が余りに恣意的に行われたのが当時の事業仕分け作業の問題だったと思う。

勿論、蓮舫氏が言うように、「世界最高」という目標が全てに優る理由にならないことも事実だし、巨額の予算を入れるだけにそれなりに精査する行為は必要だと思う。ただ、そうであるなら彼女が質問するべき事は「2位じゃ駄目なんでしょうか」ではなく、「1位を目指す明確な理由説明」を問うべきだったと思う。当時の朧気ながらの記憶では、理研側も「気候シミュレーションが」とか、説明していたと思うけれど、もう一歩踏み込んで「天候予想が高確率になれば、作物の収穫量も〇〇%向上し、経済的に効果が期待出来る」とか、そう言う説明が出来なかったのは拙かったと思う。それに、相手のスピードに負けていて、ついつい説明が長くなって途中で切られたりして説明不足感は否めなかったし。司会者側の民主党側の運営方法も不味かったと思うけれど、もう少し海千山千の相手と対峙するという覚悟も必要だった気がしますね。それでも、何とかここまでこぎ着けた関係者の努力と苦労には感謝したいと思うし、既に次のスパコンに向けて新しい技術革新を目指して欲しいですよね。そう言う積み重ねが、当時の「2位じゃ駄目ですか」に対しての回答になっていくと思う。

5G活躍の舞台

次世代通信基盤の5Gに関しては、まだ普及も進まないし、その高速性低遅延性を生かした活用方法も「これ」というものが感じられないのですが、そんな5G普及に役立つかもしれない、携帯各社とプロ野球球団提携の記事。Softbankは、まぁ以前からやっているから不思議は無いけれど、auがDeNAと、docomoが阪神と、というのはちょっと以外。勿論、プロ野球球団は12球団有るから、さらに他の球団とも提携を進めるんだろうけど、球界盟主(?)の巨人としては、ライバル阪神との相乗りは出来ないし、Softbankも日本シリーズのライバルだから、ここはauとの提携を模索するんだろうか(笑)。

5Gを利用した映像配信ビジネスというのは、今の4Gでも中心になっているビジネスモデルで、それ自体に新鮮味は感じられないけれど、5Gになって特にスポーツ配信が有利になってくるだろうと感じています。その理由は、5Gになることで、試合中継の他視点中継が可能になるから。スポーツの醍醐味というのは、やはり目の前で生の試合観戦をすることだと思うけれど、種目や会場によっては、見えづらい場合も多いし、実際ライブ観戦よりはテレビ中継の方が良く見えるし面白かった、という場合も少なく有りません。特に何代もカメラを設置できるプロ野球とかJリーグ等は、全体を俯瞰する映像から、バッターや野手に寄った映像に、ベンチ内からスタンドの様子とか、いろいろな視点の映像が切り替わりながら提供されて、それは正直ライブ観戦では出来ないメリット。只唯一の難点は、その切替はテレビ局が行うために、自分の希望通りでも無い事かな。

DVDが発売開始されたときに、映像の中でカメラを切り替えて自分の好きな歌手だけ見るとか、似たような機能が提供されたんですが、そんなに普及しなかったのは切替操作が途中では面倒だったり、やはりその分の映像をメディアに入れ込むのが大変だったからかなと推測します。その点、5Gで多数のカメラ映像を平行して配信して、切替や組合せはユーザー側で出来るなら、そんなに負担にならないんじゃ無いかと。そんな中でも、中継ノウハウがあるプロ野球は有利かもしれない。サッカーも同様だと思うんですが、広いフィールド全体を俯瞰する画と、ズームして特定の選手やプレーを拡大する組合せは、テレビ中継を見ていても面白いと思うし。あと、フィールドの広さも重要ですよね。プレーの速度が、例えばバレーとかバスケのように狭いエリアでの切替はスピードが早すぎて、個人が手元で切り替えるのはなかなか難しいけれど、野球とかサッカーだとボールの移動速度に合わせて自分子のみの画に切り替えるのはそんなに大変じゃ無いような気がするし。

そう言う意味では、フットボールも5Gにフィットしたスポーツだと思います。それはNFLや米国カレッジの試合中継を見ていると一目瞭然。唯一残念なのは、アメリカでは普通に使われているSkyCamが、多分日本では使えない(コストや設備の面で)事かな。ドローンを利用出来たら同様の映像が可能だと思うけれど、試合中に使用するのは安全面とか色々な理由で難しいだろうし。ただフットボールの場合、一つのプレーが終了して、次のプレーが始まるまでの間に、最短で25秒、普通なら40秒の間隔があるから、その間にそのプレーをリプレーするという「楽しみ方」があるわけで、それを上手く組み合わせることが出来たら、ライブでの楽しみ方も変わりそうな気がしますね。残念ながら、日本の試合会場は設備が十分とは言えないので、試合会場でプレーを見たら、直ぐに手元のスマホでいまのプレーを多角的に再生して観るとか。回線速度や機能が向上すると、色々と応用範囲も広がるわけですが、ただ肝心のカメラの設置と配信に至るまでの回戦やサーバー等の設備とか、そういう部分の準備が大変そうで、実現のネックになりそう。