2020年6月26日

発酵の不思議

フジテレビの深夜関東ローカル番組(一部地方配信有り)に、とんねるずの石橋貴明氏がMCを務める「石橋 薪を焚べる」と言う番組があり、静岡でもCX系列のテレビ静岡で3週遅れ位で放送されています。先日は、関東では6月2日深夜に放送された発行学者の小泉武夫氏の回でした。

この番組、初回はカンニング竹山氏で始まり、2回目は元タリーズコーヒーの松田公太氏。以後、丸山茂樹、IKKO、上原浩治、岡村隆史、前田健太(以上敬称略)と、松田氏を除いてある意味知り合いが順番に登場しているので、そう言う傾向の番組だと思っていました。で、今回「小泉武夫? 誰?」という程度の認識から録画してあった番組を見始めたんですが、この方の話が面白いし興味深い。

番組を見てから調べてみてビックリしたんですが、発酵関係では有名方なんですね。しかも、かなり色々な内容の書籍も書かれているし、話も達者というか聞いていて飽きない。日経新聞にコラムを連載されているそうですが、全く知りませんでした。私は、納豆とかチーズとか、臭い物とかねちゃっとした物は全く受け付けませんが、決して発酵食品が嫌いなわけじゃ無くて、お漬物なんか好きだし(素材は好き嫌い有り)、お酒だって大好き(笑)。理系ではあるけれど、物理情報系の学生だったので、発酵系の化学・生物系は同じ理系でも苦手なんですが、酵母菌とか麹菌とか、そう言う話を聞くのは好きで、30分の番組も飽きずに最後まで試聴する事が出来ました。その儀Amazonにアクセスして、小泉氏の著書で、最近の物でKindle化されているものを幾つかダウンロードして読み始めましたが、結構ツボにはまってしまいました。この先生、最大の好物は「くさやの乾物」で二番目に好きなのは「納豆」と言う事で、私とは全く好みは合いませんが、納豆菌は100度でも死滅しない最強の菌だとか、思わず100へぇ~積んでしまいました(古い)。話術の巧妙さと言うのも大きいと思うのだけれど、日頃聞かない分野の話ではあっても、なかなか興味深い内容の回でした。

世間的にはバッシング気味のとんねるず石橋氏ですが、個人的には同世代だし、昔から見ているから親近感はあります。癖があるから好き嫌いはあると思うけれど、最近は昔と比べると結構丸くなった感じがあり、それがこの番組でも良い感じででている気がします。番組に関しては、こんなコラムも見つけたんですが、確かにBGMは薪のはぜる音だし、証明も夕方の場面はまだ少し見えるけれど、暗くなるとそれぞれの表情も見えないくらい暗い中の画になり、テレビというよりは「ラジオを聞いている」感じなんですよね。何か相手の話を掘り下げようとか、色々話題を取り出そうみたいな雰囲気は無くて、何て言うか、露天風呂につかりながらのんびり話をしているような雰囲気で、それが自分くらいの年代には何となく「ホッコリ」するのかもしれない。「焚き火」というのも、個人的にも自宅に作りたい希望もあって、一寸した憧れみたいなものも感じるし。地元では、次回は小児科医の吉岡秀人氏というかたで、この回も話が興味深そう。番組、内容もちょっと気になりますね。

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