2020年7月1日

AMC Leg#9: HND-OKA/-HND

新型コロナウイルスによる減便・運休対策で、6月までは翌年のAMCステータスが決まるPremium Pointが倍付けされるため、越境移動も解除された6月はさぞやあちこち飛び回る人が増えるだろうと、他人事のように思う今日この頃。取りあえず今年度のステータスがそのまま来年度も継承されるので無理に飛ぶ必要はないものの、通常のステータス要件(Diamondなら10万Premium Point)を満たさない場合は、一寸サービス内容が違ってくるみたいな事を言っていたりするので、取りあえず必要最小限のルールはキープした方がよさそう。流石に6月分のチケットは、早くから売れてしまっていたんですが、何故かぽっかりと6月最後の30日でPremium Classのチケットに1席空きがあったので速攻で予約。クラスボーナスが150%のチケットでもあるので、2倍されると10万PP到達することから、休みを取って久しぶりに沖縄往復をすることにしました。

今回も朝一の新幹線で自宅を出ると、8:00ちょっと過ぎに羽田空港に到着。先週土曜日と同様に、2Fの出発フロアーは閑散としていましたが、4FのSuite Loungeに入ったらサラリーマン風の皆さんで結構座席が埋まっていてビックリ。中には私同様(?)、最後の2倍付けのためにあちこち飛び回るんだろうなぁという雰囲気の人も何人か居て、いゃぁ平日なのに大変と半分同情したりして(をぃ)。暫くラウンジで時間を潰した後、丁度目の前の64番ゲートが出発ゲートになるのと、機体後ろからの搭乗で前列はGroup-6と最後の登場順位になっていたので、定刻15分位前にゆっくりラウンジを出てゲートに向かいました。

1) HND 09:10 - OKA 11:55 (NH995)

久しぶりの沖縄行き。元々63番ゲートだったのが当日64番ゲートに変更されましたが、直ぐ隣だから問題なし。混雑しているかと思いましたが、使用機材が中型のB767-300なのでそんなでも無い雰囲気。感染対策のため、機体後部座席から、窓際、真ん中、通路側と順に登場するため、私の順番は「グループ6」と最後。まぁ、席が無くなるわけでも無いからと順番を待ちますが、あっと言う間に最後のグループ搭乗になります。これまで同様、定刻前にドアクローズとなると、暫くしてタクシング開始。D滑走路に向かうかと思ったら反対側に動き出し、A滑走路のRW16Rに向かいます。「そう言えば、こっちを使うこともあったな」と思いだしているうちに、停止することなくそのまま離陸開始となり、西へ向かいます。

やはり前回同様、朝早かったものだから、機内では食事も飲み物も断り寝ることに。これまでは、A321の新シート機材だったので、久しぶりに旧シートを使いましたが、やはり時代を感じますね(笑)。特に、一度電動シートになれてしまうと、手動のレバー式の操作が面倒な事。で、ウトウトしている間に、機体は東シナ海に出ていて、種子島を通り越してそろそろ奄美大島辺りに差し掛かろうかという所。そこからは目を覚まして、Kindleで小説とか読んでいるうちに、着陸態勢に入ります。

着陸は、海側の第2滑走路RW18Rへ。ただ、降りてからが一寸長い。誘導路をRW18R側に戻ると、海上の誘導路を渡り、そこを左にカーブすると海沿いにぐるっと第一滑走路のRW18Lの後ろを回り込むようにして、国内線ターミナルの32番ゲートに入ったのが、定刻よりも少し早いくらい。外に出ると、やはり沖縄は暑いですね。雨の天気を予想していたんですが、そんなことを少しも感じさせない南国の暑さ。リモートワークで落ちている体力に厳しい天候です。

運休が続いているので、復路の便まで接続時間が2時間半余り。その為、ちょっとゆいレールで県庁前まで移動して、軽く食事をしてからまだ戻ってきました。そうそう、ゆいレールで始めてSuicaが使えてちょっと感激です(笑)。

2) OKA 14:30 - HND 17:00 (NH468)

空港に戻り、フライトも運休が多いから空いているだろうとラウンジに行ったらあに図らんや、8割位の混雑率。やはり皆さん、プレミアムポイント2倍サービス最後の日だから、有休取って出かけてきたんだろうか(お前言う、ですが)。復路の使用機材は33番ゲートからのB777-200ですが、プレミアムクラスのコンフィグが7席×4列になっていて「これはもしや」と少し期待しつつゲートに向かいます。

今回も、最後のグループ6で搭乗。上級会員は先に搭乗できるんですが、座席が通路側で先に座っていて後から人が入ってくるのも面倒なので、最後の方に搭乗しました。で、機内に入って予想がBingo。B777の新シートの機材でした。茶系統の落ち着いたデザインで、目の前のモニターが大きい。画面操作のリモコンで、カーソル移動がタッチパッドだったり、ACやUSBの端子が肘掛けにこちら向きに設置されていて使いやすかったり、そこに小物入れがあったり、そして電動シートで細かな設定も出来るのは花丸です。唯一の難点は、座高が高い私が(!)離発着時に深く座ると、ヘッドパッドの左右にL字型にはみ出したところに肩があたるんですよね。これが気になるなぁ...

新シートで遊んでいるうちにドアクローズとなり、暫くしてRW18Lから羽田に向けて離陸します。お昼も食べた直後だったので、こちらでも食事は断り冷たい緑茶だけ頂き、またKindleで往路で読みかけの続きを読んで時間を潰します。いつものように房総半島に差し掛かり、左に旋回して東京湾に出るかと思ったら、そのまま北上していきビックリ。埼玉の方まで抜けてからやっと左旋回を始めて羽田を目指します。ここで気がつきました、「おっ、新空路を使うんだ」と。A滑走路、C滑走路のRW16R/16Lを使う都心上空を通る経路で、今回はC滑走路側のRW16Lを使うようです。窓の外に、高層ビルとか迫る光景を期待したんですが、まだ高度があるうちに海が見えてきて、さらにお台場のCXの球体とか、レインボーブリッジとか見えてきても、まだ結構高度があるんですよね。「もしかしたら、一度フライパスするの?」とか思いだしたら、右手に二タミとか見えだして、そこからはあっと言う間にC滑走路に着陸です。C滑走路側だと、丁度水路の上を飛んでくるので、そんな日常の建物は気にならないけれど、A滑走路側だと地上部分を通過するので、飛ぶ方も飛ばれる方もかなり感じ方は違いそう。いずれにしても、新シートといい新空路といい、ちょっと得した気分でした。

この後、品川まで出て新幹線で帰宅。この時点では、87,000ちょっとのプレミアムポイントですが、今月中旬くらいに6月分の倍ポイントが追加されると、目出度く10万プレミアムポイントを超えるはず。何となく、今年もAMC Diamond更新の予定でホッと一息ですね。さて、今日から2020年も後半戦だけれど、ANAにしてもUAにしても、今年はさらに飛ぶ機会があるんだろうか。それが心配。

0 件のコメント:

コメントを投稿