2020年6月14日

AMC Leg#7: HND-ITM/-HND

決して、新型コロナウイルスを甘く見ているわけでは無いのですが、ずっと自粛が続き、予定していた国内線・国際線のフライトも運休続きで一旦全部キャンセルして、かなりフラストレーションが溜まってきたところに、先日半分仕事みたいな所用とはいえ、HND-FUKを久しぶりに飛んでしまったので、「飛びたい病」に火がついてしまいました(笑)。とはいえ、直前になって探してもこれという路線が無く、当然ながらHND-OKAのゴールドラインは満席。まだどの幹線路線も半分以上は運休しているので、なかなかこれというフライトが取れません。そんな中でも、フライトが比較的取りやすかった羽田-伊丹を往復する事にしました。

ただ、軒並み運休しているのでスケジュールを立てるのが大変。まずHND-ITMは、始発の新幹線でぎりぎり間に合うのが、09:00羽田発のNH017便で、その次だと2時間後の11:00羽田発のNH021便。どちらを利用しても、到着1時間後に伊丹発羽田行きの戻りの便があるんですが、後の便だとその後都内での用事の時間に、結構ぎりぎりになってしまうので、朝大変なのは仕方ないと覚悟をして、早い方のフライトを予約しました。

1) HND 09:00 - ITM 10:10 (NH017)

浜松始発の新幹線は、朝の06:20発東京行きのこだま号で、これを利用すると品川駅に07:52到着。ここから、普通ならば08:01発の京急羽田空港線を捕まえると、08:30前位に羽田空港に到着して、ぎりぎり保安検査場の締切に間に合います。今回は、その一つ前07:56発の三崎口行きが捕まり、さらに京急蒲田ではホームの反対側の08:05発と時刻表上は接続時間0分の羽田行きに乗り換えることが出来、08:15頃には羽田空港駅に到着出来ました。一寸余裕が出来たので、一度ラウンジによってトイレを済ませてから、出発ゲートの59番ゲートへ向かいました。

新型コロナウイルス対策で、ゲート前の整列はせずに何となく散り散りバラバラ状態で搭乗開始を待ちます。定刻よりも少し遅れて事前改札が始まり、続いて優先搭乗となりますが、ここでどっと20人位が「グループ1」として乗り込みます。流石ビジネス路線の伊丹行きです。使用機材は、予約時はB767-300だったんですが、暫くしてスケールダウンしてA321に変更。でも、A321なら新シートなのでラッキーだったんですが。搭乗時も、ソーシャルディスタンスで前後の距離を開けながらの搭乗で「こりゃぁ、時間が掛かるなぁ」と思ったんですが、それでもドアクローズは定刻少し前で完了。暫くしてプッシュバックが始まり、その後D滑走路のRW05へ移動します。先行機も無かったので、誘導路から滑走路に入り、そのまま離陸開始。右に旋回をして梅雨空を抜けつつ西を目指します。

朝も早かったしフライト時間は40分位なので、機内サービスの食事は断って少しうつらうつらしたと思ったら、もう紀伊半島上空で着陸態勢に入るところ。いつものようにRW32Lに着陸したのが定刻よりも少し早めで、13番ゲートに入ったのがほぼ定刻くらいでした。後で調べたら、この機体はこのあと沖縄へ行くらしい。復路は1時間後の出発で同じA321ですが、出発ゲートは10番ゲート。軽く何か食べようと、取りあえず一度外に出ます。

2) ITM 11:00 - HND 12:15 (NH022)

一旦外に出て、南側の出発エリアに行きながら途中のレストラン街を見たんですが、軽く食べられるお店が見つからず、結局そのまま保安検査場を抜けて再び制限エリアに入り、ラウンジで一息。ラウンジでビックリしたのは、結構混雑していて、7割位かなぁ。流石日本で一二位を争う幹線路線と妙に納得しました。

ラウンジで軽食のお握りでも食べようかとも思ったんですが、混雑していたし思いのほかウロウロして時間を消化してしまったので、トイレを利用してメールチェックをしたところで、出発ゲートの10番ゲートを目指します。ゲート前は、やはり新型コロナウイルス対応で、バラバラの状態で搭乗開始を待ちます。予定よりも5分位遅れて搭乗開始となり、往路同様距離を取りながら搭乗となります。今回はスタートが少し遅かったこともあるのか、ドアクローズは定刻をちょっと過ぎたあたり。暫くしてプッシュバックとなり、来たときと同じRW32Lから離陸し羽田を目指します。

このフライトでは、搭乗時にCAさんが挨拶に来て、その時にフライト中の食事の有無とか飲み物を事前に確認していました。その時に気がついたんですが、CAさんはフェィスガードではなく、メガネ型のアイシールドとマスクを着用しているんですね。流石に機内でフェイスガードは大変だろうし、こう言う最適化はいいんじゃ無いでしょうか。で、私は食事も飲み物も断り、離陸するとシートを倒して睡眠モードに。こちらも、ウトウトしたなと思ったら、もう房総半島上空を回り込んでいて、東京湾に出ようかという状態でした。ただ、降下し始めるとかなり熱い白い雲の中に入り、途端に結構機体が揺れ始めます。梅雨のためなのか厚い雲で、やっと海面が見えたと思ったら、もうA滑走路のRW34L手前の埋め立て用の防潮堤の所で、結構ガタガタ揺れながらの着陸となりました。この後、出発したときと同じ59番ゲートに入ったのは定刻よりも5分位の早着。外に出て軽くお昼を空港内のレストランで食べてから、その後に用事に出かけました。

久しぶりのフライトは、予想よりも乗客があったなぁという印象でしたが、便数が半減以上だし使用機材も二回りくらい小さな機体ですし、そう言う意味では以前の状態にはまだ程遠いかも。実際羽田空港の様子も、前回よりは空港内の人出は多い気がしますが、二タミの半分は以前同様クローズ状態ですし、出発の掲示板を見ても、一画面にずらっと赤い"Cancelled"が並んで運航予定便は一つ二つという状態ですし。まだまだ先は長いなぁと言うのが正直なところですね。(続く...)

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