2020年6月4日

AMC Leg#6: HND-FUK/-HND

新型コロナウイルスの影響で、4月の中旬に飛んでからずっと地上に貼り付けられたまま、モンモンと日々を過ごしている今日この頃。一部、東京都や北九州市など予断を許さない地域もあるけれど、緊急事態宣言も全国的に解除され、ちょっとホッとした感じ。それもあって、以前から予定していた所要を済ませるために、久しぶりにフライトする機会になりました。

訪問先は福岡。富士山静岡空港からFDAも福岡便を再開しているんですが、一日2便でかつ空港までの移動に時間が掛かる。正直、自宅から静岡空港までの移動時間は、羽田空港に行くのとそんなに変わらない。しかも、羽田からなら通常なら1時間に1便はあるので、スケジュールが立てやすい。結局、ANA便利用すればAMCにもカウントされるし、どうしても静岡空港よりは羽田利用になってしまう。地元愛はどうした、と言われそう(笑)。ただ、6月は国内線の減便や運休も多くて、日本でもトップの乗客数となる福岡便も、1/3位しか飛んでいない。いつもなら、こう言う間引きスケジュールは不便なわけですが、今回は丁度出先での用事を済ませて戻ってくるのに丁度良いくらいの間隔で、逆に助かりました。

当日、自宅からバスで浜松駅へ。これも、約二ヶ月ぶりくらいで、何か懐かしい(笑)。浜松駅から品川駅への新幹線は、いつもより一つ早いひかり号ですが、まだまだ社内は空席だらけ。そんな空気とともに移動して品川駅に到着し、京急で羽田空港に到着しましたが、平日とは言えいつもは混雑している空港は、まだまだ閑散とした状態です。

ビックリしたのは、2Fの出発カウンターのあるフロアーの、右半分、保安検査場のC/Dの有る側ターミナルの半分が閉鎖されていたこと。ガイドテープが貼られていて、「AMC Diamondカウンターも使えないのか」と思ったら、Diamondの看板が出ていて、カウンターへの入口だけはガイドテープで誘導路が設けられていて、こちらは利用可能な様子。ちょっと恐る恐る入口から入ってみましたが、中の様子はいつもと同じ状態ですが、いつもなら出来ているカウンターやX線検査機前の待ち行列も無く、直ぐに通過して制限エリアに入ります。

1) HND 09:40 - FUK 11:30 (NH247)

ガラガラのAMC Diamond用保安検査場を抜けてラウンジに上がると、3FのANA Loungeは閉鎖中(反対側のみ利用可能)ですが、その上のANA Suite Loungeはオープン中。でも、北側半分は閉鎖された状態。それでもラウンジ内利用者数は少なくて、新型コロナウイルスの影響を実感します。

出発ゲートがラウンジ前の63番に当日変更になったので、ゆっくりとラウンジを出てゲートに向かいます。今回は往復ともスーパーバリュー1で予約していて、最初は普通席を指定していました。可能なら、アップグレードポイントでプレミアムクラスに上げようかと思っていましたが、ずっと「満席」「アップグレード不可」のまま。でも駄目元で当日の朝予約を確認するとアップグレード可能になっていたので、即アップグレードポイントで往復ともにアップグレードをして確定。往路は、たまたまキャンセルの席が1席でたところを、私が見つけたみたいですが、復路はA321からB763に機材変更があり、それでプレミアムクラスが2席増えたので、それで空席が出来た様子。いずれにしても、ラッキーでした。

定刻通りに搭乗開始となり、機内に入ると、このA321は新シート機材。これまでの、コクーンタイプのシートに比べると、随分とスッキリ薄く無っ単位小ですが、座り心地は変わらない。何より嬉しいのは、電動シートになったので、シートの傾斜や位置設定など、簡単に行える点。これまでの、レバー式のシートは、流石に経年変化で上手くレバーが動かない場合とか有り、心地よい位置に設定するのも大変でしたが、これはやはり楽。是非、全機種に導入して欲しいのですが、暫くは無理でしょうねぇ...

ほぼ定刻にドアクローズとなり、暫くしてプッシュバック開始。西行きのフライトなので、D滑走路のRW05に向かいます。フライトが激減していて機数が少ないためか、タクシングのスピードもいつもより早い感じ。さらには、D滑走路に上がってRW05に異動するときも、先行機が居ないためそのままクルッとかそうろに正対すると、直ぐに離陸開始となりました。

新型コロナウイルスのため、機内サービスも限定されていて、特に飲み物類はパック飲料か瓶に入った物しか無く、コーヒーが無いのは個人的にはちょっと寂しいかな。まぁ、仕方ないですよね。軽く食事を頂いた後は、1時間位本を読みながら時間を潰して福岡空港に到着。海側からRW16に着陸すると、反対側の国内線ターミナルに戻るまで少し時間が掛かりましたが、ゲートインしたのはほぼ定刻でした。久しぶりの福岡空港なので、地下鉄駅への動線にちょっと迷いましたが、なんとか連絡通路を見つけて、この後用事先の天神まで移動しました。

2) FUK 14:15 - HND 16:00 (NH256)

用事を済ませて空港に戻ってきたのが13:30頃。お昼がまだだったので、3Fのレストラン街に上がって軽く食べてから、その下のANAとJALの優先保安検査場&ラウンジ入口が並んでいる所から中に入ります。速攻でトイレを借りてから、ラウンジ内のWi-Fiでメール確認。ちょっと急ぎのメールが来ていたので、慌てて返信を送ったところで、もう搭乗開始時刻になっています。

搭乗ゲートは7番で、ちょっとラウンジからは離れている場所なので、急ぎ足でゲートに向かいますが、ゲート前では丁度事前改札の最中。直ぐに優先搭乗が始まり中に入りますが、このフライトは満席に近いのか、乗客の列は途切れること無くどんどん入ってきます。結局ドアクローズしたのは、定刻の少し前。直ぐにプッショバックが開始されたのが定刻くらいでした。クルッと反転して滑走路に向かいますが、RW16ナノでターミナルの目の前で、今回も誘導路から滑走路に入って正対すると、直ぐに離陸開始となりました。

機内では、お昼を食べた直後でもあり、機内サービスは断って文庫本などを読んで時間を潰します。到着予定時刻は定刻通りと事前にアナウンスがありましたが、東行きは追い風になるので、結構早く到着しそう。定刻の30分以上前から着陸態勢に入るアナウンスがあり、房総半島の東京湾側西側の海岸をかすめるように左ターンをして真っ直ぐに羽田空港へ侵入。いつものA滑走路のRW34Lかと思ったら、直前にD滑走路のRW05が窓の外に見えて、「おっ、今日はC滑走路?」と思ったところでタッチダウン。久しぶりにC滑走路のRW34Rに着陸しました。この後、滑走路を引き返して、64番ゲートには行ったのは、定刻よりも10分以上もの早着。やはり追い風は強い(笑)。この後、いつものように京急で品川駅に出て、新幹線で浜松に戻りましたが、何か久しぶりに飛行機に搭乗するとホッとしますよね。何てこと無いことなんだけれど、そう言うことが出来る事の有難味というか、退屈にも感じられる日常がどれだけ大切な物だったか、改めに実感しました。(続く...)

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