国民一人当たり10万円の定額給付金の配布は、都市部ではまだ振り込まれない人も多いみたいですが、私の所は今週初めに家族分振り込まれて、昨日はその振込の確認の葉書も届きました。浜松市から振込用の用紙が届いたのが、先月の終わり頃で、必要事項を記載して郵送したのが確か6月の3日。何度か振込先の口座を確認して、「おっ、入っている」と振込を確認したのが6月22日ですから、3週間弱、20日程で振り込まれたことになります。
用紙が届く前に、マイナンバーカードを利用してスマホから申請しようと思ったんですが、結局オンラインで申請しても、その出力を手打ちで確認しながら給付用のシステムに再入力するから、返って時間が掛かるので、配布された用紙で申請した方が処理が早い、と言う噂も聞き、それならと用紙到着まで待って申請をしました。実は、途中で入力が必要になる「署名用電子証明書用パスワード」が分からなくなり、ロックされるよりはと途中で諦めた、と言うのが真実なのだけれど(笑)。
この給付に関しては、やれ遅いのだの、オンライン化の意味が無いだの、色々好き勝って言っている人が居るけれど、全国民に給付するというのは多分初めての試みですよね。元々全国民を把握する仕組みすら無いのに、多分現場が一番苦労しながら何とか目的を達成した・しつつあることはちゃんと認めないと。逆に言うと、本当は今回の機会に全国的なシステムにマイナンバーを更新するチャンスだったけれど、現場が優秀だから多少は無理があっても何とか解決してしまい、あれだけ批判されたマイナンバーの話なんて、もういまは出てこない。のど元過ぎればなんとやらを、本当に地で行く話です。
給付金は、市役所とか区役所などの自治体の役所組織が、新型コロナウイルス感染阻止は保健所とか、結局物作りと同じで、現場の人の能力やこだわりが凄いから、そこに落ちてくるまでのいろいろな矛盾や無理難題も含めて飲み込んで解決してしまうんですよね。それは日本人の資質として誇れる点でもあるし、それで解決してしまうからいつまでたってもシステム全体の改善には繋がらないジレンマでもあるし、複雑な心境かも。仕事に関しては、リモートにシフトしつつあるわけだから、公共システム等も今回を機会に、もっとリモートにシフトして欲しいですよね。少なくともマイナンバーカードという、個人認証可能なカードは、今回かなり普及したはずなので。ところで、二回目の給付金はいつだろう(マテ)。
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