2021年3月12日

節目は無い

東日本大震災から10年目の昨日、各メディアは10年前の大地震や洪水被害を振り替えつつ、未だ進まない復興作業や現場、あるいは未来に向けて踏み出した人達の話など、それぞれの視点から「あの日」を伝えています。 特に今回は「10年目」という、数字的には大きな区切りの年なので、例年と比べて取り上げ方が大きいと思いつつ、でも言い方は失礼かもしれないけれど「この日のための特集」というイベント感は拭えず、逆に震災の記憶が風化していく印象も受けます。

たまたまネットで見かけた書込で、10年という節目を迎えた東北復興に関して、支援作業に熱心なサンドウィッチマンが答えたのは、「節目なんて無い。日々支援するだけ」みたいな回答をしたと知り、あぁ、この人達は強い信念の元色々な活動をしているんだと感心というかちょっと感動しました。そうなんですよね、直接震災に遭遇していない人にとっては、「3月11日」というのが震災を思い出すキーワードなんだろうけど、現地で実際に体験した人にとっては、2011年3月11日のあの瞬間から現在までずっと続いているわけですから。そう考えると、年に一度この時期になると繰り返される東日本大震災の話題にしても、本当に自然災害に対しての準備を言うのであれば、もっと何度も伝えるべきだし、復興を支援するのであれば、年間継続して伝えるべきであろうし。

と言うか、当時から現在までメディアの役割は大きかったはずなのに、未だに多くのメディアは復興支援や震災被害を煽るような伝え方をしている。震災直後は、色々情報も錯綜していただろうし、日本中が混乱していたから仕方の無い部分もあったと思うけれど、それが落ち着いた時期になっても続いている。特に福島第一原発関連に関しては、未だに処理水のことを「汚染水」と呼ぶメディアもあり、いつも感じるのは彼らは何か特定のイデオロギーの元情報発信しているんじゃ無いかという疑惑。さらには、「未だ残る風評被害」と言うけれど、それが問題だと感じているのならば「風評を払拭する記事」を書けば良いだけの話しなのに、恰も自分達が地元の代弁をしているように煽るような記事を未だに掲載している。中には、当時の記事が誤報であることが調査の結果認められて、メディアが謝罪したにも関わらず、その記事を書いた当事者は「あれは正しい」と未だに言っているし、東日本大震災の中でも特に福島県に関わる被害原因は、直接的には地震や津波であったけれど、それ以上に大きな間接的原因が「メディアの風評被害」だったと思う。

当時の首相だった菅直人氏は、未だに自分の行動は正しかったと強弁するし、当時の民主党政権の幹部の反省も無い。いゃ、反省しなくても良いから、ちゃんと一度振り返りをして、是非をしっかり明確にすることが、次の世代への責任じゃ無いのか。所謂「議事録」に相当する物をちゃんと残して伝えるべきなのに、そんなものが無いばかりか今新たに作り替えようとしている空気すら感じる。だからこそ、原発問題で孤軍奮闘している、細野豪志氏の活動には期待をしているし応援もしたいですよね。自分も福島の美味しいお酒と美味しい肴を、これからも楽しみに頂くことで、力むこと無く細く長くささやかだけれど支援を続けて行きたい。それが15年目だろうと20年目だろうと30年目だろうと、変わること無く。

ニュータイプ

先日新幹線を利用したときのこと。浜松駅から、1時間に一本のひかり号をタッチの差で乗車できなかったので、ほぼ10分後に到着したこだま号の上りに乗車。社内に入って気がついたんですが「何か違う...」 

座席に座って周りを見たら、ACのコンセントが窓際で無く各座席の肘掛けの先に設置されています。「おぉ、これは新型車両の『N700 Supreme』か」と、勝手にワクテカしながら暫く乗っていました。

で、次の停車駅に近づいたとき、到着のアナウンスとともに、室内灯が数段階明るくなってまたビックリ。何か、飛行機の機内が到着前に明るくなるみたいな演出。これが、停車する度に繰り返されます。座席もよく見ると、厚みは薄くなっているけれど、座り心地は良くなっている印象。さらに上にある荷物棚も、少し小さめ(幅が狭い)感じだけれど、その分天井も含めて頭上部分が広く感じられます。

下車して直ぐに車体ロゴを確認したところ、間違いなく新型車両の「N700 Supreme」でした。導入されてから初めての乗車で、勝手に一寸感激です(笑)。現在東海道新幹線は、「のぞみ号」「ひかり号」「こだま号」と走っていますが、新型車両の投入は、もちろん「のぞみ号」として利用されることが一番多いけれど、次に多いのが「こだま号」での配車。鉄分そんなに多めで無い自分は良く分からないのですが、多分配車の関係でこだま号で調整しているんだろうなとざっくり思っていますが、それは今回からでは無く、以前もそうでした。そう言えば、N700Aに初めて乗ったのも、確かこだま号でだった気がする。だから、一番よく利用する(浜松停車の)ひかり号は、一番古い車両が利用されています。とは言っても、現在はかなり入れ替わっていて、殆どの場合N700Aですが、以前はこだま号がN700Aだったのに、つぎに来たひかり号がN700だったりして、正直がっかりしたことも(笑)。速く更新されて欲しいです。

2021年3月11日

今回もブーメラン?

総務省の「接待問題」。週刊文春が総務大臣、副大臣も接待を受けていたというスクープを告知すると、対する東スポが、高市早苗氏や野田聖子氏の反論を掲載。割り勘で何時領収書まで提示したのに文春が「スクープ」としたのは、やはり雑誌を売りたいが為が優先下からなんだろうなぁ。

で、その東スポ記事の最後には気になる一文が。

政界関係者は「NTTの接待リストには自民党議員だけでなく、野党幹部らの名前が入っているという。公になればブーメランとなってはね返ります。

さて、誰だろうか。16日には、NTT社長の証人喚問がありそうだけれど、その時に明らかにされるんだろうか。NTT労組は、立憲民主党の支持団体の一つだから、それを考えると結構なブーメランになりそうな気もするなぁ。 

元々は、菅総理長男氏に忖度した、総務書による東北新社子会社への優遇措置の話だったのが、総務省の接待疑惑になり、それが東北新社からNTTに広がり、さらには与党から野党へ飛び火しそうというのが現状。何か、これまであったいつものパターンが、また繰り返されるだけの気がするなぁ。真面目に、総務省も含めて官公庁の規律適正化にでも話を持って行っていれば、仮に自分達に火の粉が降りかかってもそれなりに言い訳できたと思うんだけれど。

いつも批判してばかりだけれど、彼らだって曲がりなりにも国民から信託を受けて議員になっているわけだから、そこはそれなりの資質なり能力なりは持っているはず。でも、その力の使い所を間違えているのが問題何ですよね。なんと言っても、何かやるときの根拠が週刊誌頼みというのでは、単なるゴシップ記者と変わりない。それこそ、税金の無駄遣いだよなぁ。まぁ、だからと言って与党議員が十分に仕事をしているかというと、それも甚だ疑問な訳だけれど。

2021年3月10日

Hilton Amex "がっかり" カード

長い間詳細不明だった、新しいHilton HONORS Cardが、やっと発表。 Hilton HONORS Amex Card (年会費16,500(税込))と、Hilton HONORS Amex Premium Card (年会費66,000円(税込))の二種類。どちらも、HONORS Gold Statusが自動的に付与されて、Premium Cardでは一暦年の利用額が200万円を超えると、Diamond Statusが与えられるとのこと。それ以外では、利用料金100円当たりでポイントが付与され、またHilton Premium Club Japanの年会費が10,000円か無料(Premium Card)等の特典があるようです。

詳細発表されるまで時間が有ったので、既にアメリカで発表されている、Amex Aspire Card相当の物が日本でもと逆に期待値が上がりすぎたこともあるのか、正直今回の内容は

がっかり
の一言。年会費こそ、これまでの三井住友VISAカード系と変わらないものの、これまであった滞在数ベースでのHONORS Diamond昇格特典は無くなり、またカード利用料金ベースでも、120万円から200万円と大きくアップされています。現在の三井住友HONORS Cardメンバー向けに、HONORS会員レベルによって初年度会費無料の特典はあるけれど、だからという程の魅力でも無いし。良い意味で悩むならまだしも、悪い条件の選択で悩むのは何とも納得いかない気がするなぁ...

現在の三井住友HONORS VISA Cardは、来年2022年8月31日までサービス提供はされるので、それまではこちらを使うと言う方法はありますね。只自分の場合は、今のVISA Cardが他のメインカードと「VISA」で重複しているのと、現在のAmexを解約して今回のNONORS Amexにする予定だったので、それを再考するかどうかで、ちょっと悩んでいます。確か三井住友HONORS VISAの更新は、自分の場合は毎年2月なので、後一年間は既存のカードも利用できますが、それだとHONORS Amexの初年度会費無料特典が終わってしまうかもしれないし...

今は一寸頭に血が上っている状態なので(笑)、数日じっくりと頭を冷やしてから、今回のカード戦略をどうするのか、ゆっくり考えて決めたいと思います。

飛ばない飛行機


駐機したままの機内で、実際のフライト同様の機内サービスを受けるイベントを、31日に開催するという記事。 確か、その前にももう一回予定していたけれど、非常事態宣言延長に伴いそちらは中止になり、今の所は31日の昼の部、夜の部の2回だけだけれど、やはり人気みたい。同じような「疑似フライト体験」は、すでに一般でもビジネスとして展開されているけれど、本物の航空会社が、本物の機体を使用して、本物の機内食や機内サービスを提供するというのは付加価値は高いかも。

遊覧飛行ビジネスも人気ですが、彼方は実際に飛行機を飛ばしてサービスしなきゃならないから、その分いろいろと手間もコストも掛かりますが、此方は駐機している飛行機をそのまま利用するから、空港での出入りをクリアーすれば、後はそんなに手間では無いだろうなぁ。ANAとしても、食材を有効利用出来るし、ケータリング設備を維持するにも有効だろうし。また、CAさんにしても半分訓練みたいな物だろうから、スキル維持にも効果的かもしれない。仮に利用するならば、出来ればスピーカーからフライト中のノイズみたいな物を出して欲しいし、窓の外にもモニターを配置して、空の様子を映してくれたり、さらには起震車を要して機体に微妙な揺れを加えられたら完璧かも(笑)。

一つ気になるのは、提供される機内食り味付け。普通は、高空で提供されるために濃いめの味付けになっていますが、このイベントでは地上で食事するわけだから、味付けは変えているんだろうか。もしかしたら、機内を密閉してわざと気圧を上げていたりして。同様の疑問は、機内食を一般販売した物にも感じていて、あれの味付けはどうなっているんだろうか。勿論、そんなに極端に味が変わる訳じゃ無いだろうけど、味の善し悪し以前にそっちの方が気になる。

今回のイベントは、ほぼ完売状態のようで、まぁ座席数がファーストクラス8席、ビジネスクラス52席の、60席/回のイベントですからね。でも、国際線用機材は今は遊んでいる状態だろうし、同様のイベントやその他のイベント、例えばハンガー見学とか、飛行機を間近で写真撮影するイベントとか、さらには遊覧飛行とか、そう言うものを今暫く続けて欲しいですよね。勿論、本来のフライトが一日も早く復活することが一番なんだけれど、こう言う「新しい試み」が、次のビジネスモデル創成に繋がる気がする。

無策のアイデア

政治的にも実効性的にも「センス無いな」と感じる、コンビニのレジ袋に続いて今度はお弁当などに付くプラスチック製のスプーンやフォークの有料化を考えているという記事。 コンビニだけで無く、ホテルのアメニティにまで「有料化」を適用するって言う事は、今後はフロントで購入させることになるの? 一万歩譲って、コンビニ弁当のフォークやスプーンがその辺に捨てられて環境汚染する可能性は確かにあるだろうけど、わざわざホテルのアメニティを持ち出して環境汚染するような行為って、どれだけ著しいのだろうか。


実際のプラスチック汚染で、何が原因か色々な資料があるので一概には言えないけれど、例えば漂着ゴミを見てみると、実はポリ袋は全体の0.3%程度で、一番多いのは漁網・ロープや発泡スチロール等の漁具関係のもの。まぁ、漂着ゴミだからそう言うものが多いのは当然として、さらに最近問題になっているのは「マイクロプラスチック」で、これは化学繊維の衣類を選択した場合とか、最近の例だと人工芝とか、そんなものからちぎれて自然に流出して、食物連鎖の中に溶け込んできている。今の所有効な手段が無いので、そのままなんだけれど、今使用されている衣類の殆どが化学繊維系の物だし、今後のことを考えても何か有効な対策が必要なのは、そっちの方じゃないのか>

個人的にも、レジ袋有料化による環境汚染削減効果は極めて限定的で、それよりも身近な物を利用した「意識改革」が主目的だと思っているんですが、それをさらに進めても消費者は逆に不感症になるだけで、折角の意識付けも希釈されていく気がする。無いとは思うけれど、もし環境省がスプーンやフォークなどの有料化で環境汚染が改善させると考えているなら、スーパーで使用されているプラスチックのトレーや、デリバリーでのプラスチック製品使用も有料化(税金化?)するべきだと思うし、パンなどの個別包装だってビニール袋ではなく紙袋にするべきだろうし。後は、ペットボトルだって廃止して12.7%を例えば半減させる事が出来れば、それはポリ袋を無くすよりも何十倍もの効果が期待出来る。

持ち帰り弁当のお店などでは、お弁当が傾いて汁漏れなどしないように、無料配布可能な環境対応済みレジ袋を無料で配布しているけれど、今度はスプーンやフォークとなると、さらに踏んだり蹴ったりでしょうね。一方でコンビニで有料で販売しているレジ袋は、実は無料配布しても問題ない環境対応済みレジ袋が使用されている。コンビニとしても、環境対応していないと誤解されることも嫌だろうし、単価が高いレジ袋をこれまでのように無料で提供する経済的な問題もあるだろうけど、それならそれで購入量と販売額を見ながら、例えば「1,000円以上購入なら、レジ袋無料提供可能」みたいなことをやれば良いのでは。お弁当とドリンクくらいならレジ袋入らないけれど、そこにスナック菓子とかサラダとか追加したら、やはり手持で持ち帰るのは大変だけれど1,000円以上になれば袋に入れて貰えるなら問題ないだろうし。分別ゴミ収集とか、消費者が努力もしているのに、それを無視して一番やりやすいところからやりましょう的な意図が見えるのが気に食わない。

2021年3月9日

政党支持率


NHKが発表した、今月の政党支持率。 立憲民主党に取っては、かなり衝撃的な値では。他の政党が、プラス・マイナスコンマ幾つという状況で、「-2.3」という一人負け状態。相変わらずの国会の様子を見れば、支持が落ちることに不思議は無いけれど、それでも30%以上も支持率が下落したのは、かなり国民も愛想を尽かしつつある証拠では。

さらにこちらの記事によれば、内閣支持率も40%とそれほど高いわけでは無いけれど、不支持率(37%)と3カ月ぶりに支持率が逆転して、政府の対応に不満はあるけれど、新型コロナウイルス対応を中心にそれなりに評価されつつあると思って良いのかな。これで経済活動が少しでも再開していけば、さらに支持率はもどってくるんでしょうね。まぁ国民としては、支持率の数字よりは、これから季節も暖かくなり、G.W.を皮切りに夏休みシーズンまでに少しでも元の生活が戻ってきて、経済が上向きになるとともに、やはりそう言う事が「実感できる生活」を取り戻したいところ。

昨日の夜も、たまたま点いていたテレビで国会の様子が流れていて、立憲民主党の某有名(悪名?)議員氏が「菅総理の長男が~」と相変わらずの質問をしていたけれど、ああいう所に政治センスの無さを感じます。総務省接待は、NTT社長が接待という、幾ら首相の親族とは言え企業の一社員から、いきなり日本トップクラスの大企業の社長にスケールアップしたのだから、そちらの方が重大でしょう。でも、何故かそちらは問わない。今度、証人喚問にNTT社長が招聘されるからなのかもしれないけれど、でも今ここで追求すべきは総務省の接待文化であったり、他の省庁での同類事案が無いのかという確認のはずなのに、〇〇の一つ覚えのように「菅総理の長男が~」しか繰り返さない。そりゃぁ、他の政党に比べて10倍も支持率を失うわけだと、そこは妙に納得してしまいます。

最近では、枝野代表の進退問題がメディアで取り上げられたりと、かなり風向きも変わってきた印象を受けます。取りあえず今年度の予算は成立した状態で、現在最優先されるべきは、まずはコロナ禍対策と経済対策の二面作戦のはず。予算審議では、出来もしないくせに予算組み替えとか言っていたけれど、ああいうことを言うのであれば、本予算成立に賛成する代わりに、彼らが足りない・必要と考える部分の支援のために、直ぐに補正予算を組ませるなりまだ使い切っていない分を回すなりするとか、予備費から支出させるような話合い「取引」をする位の面の皮の厚さを見せたほうが、まだ支持率が回復する切っ掛けになると思う。分かっていても、それが出来ないところに、彼らの弱さ・未熟さがあるのだと思う。

二世タレント、二世議員

 AERA dot.comに掲載された、立憲民主党蓮舫議員の長男でアイドルグループメンバーである村田琳氏のインタビュー記事。「母親との決別」とか「母親批判」とか言われていて見てみたけれど、「批判」というよりは、至極真っ当なことを話しているだけだと思う内容。彼も語っているように、

いうなれば、小学校のホームルームの時間に「○○くんがこんな悪い事していました。謝ってくださーい!」というようなやりとりを、国を背負っている議員が国会でやっているのが、もうどうしようもないなと。

と言うのが、 殆どの国民が野党特に立憲民主党などの一部野党に対して感じている正直な気持ちなんじゃ無いだろうか。

ところで、記事では「村田琳」と記載されているけれど、「村田」姓は先日離婚された旦那さん側の姓ですよね。蓮舫氏は離婚して元の姓に戻ったから、確か「斎藤蓮舫」が現在の名前のはずで、となると「斎藤琳」というのが本名になるけれど、離婚前から「村田琳」として活動していたから、そのままそれを「芸名」として使用し続けているのだろうか。つい最近も、夫婦別姓に関して少し話題になったところなので、そっちに関してもちょっと気になるところ。

閑話休題。彼の場合も、所謂「二世タレント」という括りになるんだろうけど、二世タレントって親御さんが成功している場合、子供でも成功している人ってほとんどいない気がするなぁ。逆に、親がそこそこだったほうが、「えっ、あの人の?!」みたいな感じで、そう言う条件の方が成功率は高い気がする(空くまで、個人的感想です-笑)。その理論から言うと、彼の場合は今でも社会的存在が大きすぎる「母親」の影響で、かなり苦労することになりそうな気がする。一年くらい前だったか、彼が色々なテレビバングに出演していたときがありましたが、判で押したように母親との関係とか母親の昔話の話題ばかりで、本人の活動に関してはサクッと触れてお終い。今にして思えば、かなり忸怩たる物があったように思いますが、回りもそうせざるを得ない状況だったのかも。本人自体が、まだ駆け出しだからそんなに大きな話題があるわけでも無いし、母親は例によって日本でもトップクラスの有名人だし。

記事の中で印象的だったのは、このページの、母親の口調に関してのコメントで、

あの口調は、国会で女性議員として闘っていくための母なりの手段だと思いますが、自分にはできないです。

と、ちょっと蓮舫氏が見透かされている感じ。 まぁ、息子さんだけで無く、多くの人がそう感じていることは確かではあるけれど。そう言う意味では、良くも悪くもそう言う「芸風」で政治家としてのそれなりのポジションを確立したのだから、今後は「戦う政治家」から「仕事する政治家」に転身したら、彼女も良い政治家として活躍できる機会が増えると思うんですよね。失礼ながらも、眉間に皺を寄せて相手の発言に噛みつくだけの今の状態では、昔の民主党政権時代のように世間の注目が集まっているときには「ヒーロー的存在」として支持も得られると思うけれど、今のように政党としてもじり貧状態の時には逆に「焦り」とか「あがき」みたいな感じで取られるんじゃ無いだろうか。最も、今回の記事にしても彼のタレント活動の話よりも、母親の政治活動や自身の「二世議員」の可能性という、政治の話の方が多くて肝心のタレント活動の詳細が少ないという時点で、何となくAERA的だなと思うのは自分の根が捻くれているからだろうか(笑)。

搭乗前PCR検査

既に募集は締め切られていますが、国交省が3月18日から21日に、ANA/JAL便を利用して羽田空港から、北海道、九州、沖縄方面へフライトする乗客を対象に、搭乗前PCR検査のモニター募集をしていました。 検査自体は無料で、参加者には1000円分のQUOカードが貰えるという事で、多分直ぐに募集埋まるんだろうなぁと思ったら、本当にそうだったみたい。

で、JALは自社のサイトでも告知をしているのですが、ANAはDMでの募集のみだったみたいで、サイトでの告知はみつかりませんでした。その期間中に、当該地域への予約を入れていたので、より効率的に予約済みの人のみに告知したのかなとは思っているんです。JALの場合、当該地域への予約が無い人も、よく読まずにサイトに集中したんじゃないだろうか。まぁ、こういう状況だから相当数の人が興味を持っていたことは事実だし、無料でしかもフライト前に検査してくれるならと思った人が殆どだろうなぁ。

ただ、搭乗前に検査をしても、その結果が出るのは早くても翌日以降だろうから、仮に陽性となった場合にはどうするんだろうか。フライトの同乗者に、旅行先での接触者など「濃厚接触者」として対象になるんだろうか。以前も、飛行機内での濃厚接触者が出るケースでは、機内全員では無くその座席の周辺数名が「濃厚接触者」として判定されたけれど、当時は利用者数も少なかったからなぁ。国交省としても、将来的にこういう場所でのPCR検査を予定しているわけではなく、現在の市中感染の状況把握のためにサンプリングするのが目的なんでしょうね。

ところで、ANAからは同じ内容のDMが2通メールで届いたのだけれど、あれは何故? 送信時間も1分しか違わないのだけれど、あれはANA側のミスなんだろうか。最も、それが怪しいとシステムで判断されたのか、2通目は「迷惑メールフォルダー」に入っていて、暫くは気がつかなかったのだけれど(笑)。あれでは、折角のお知らせも台無しなので、ANAさんには一寸注意して欲しいけれど、でもなんで二重に送信されたんだろうか。そっちの方も確認して欲しいところですね。


2021年3月8日

延期の舞台裏

今回も「小池劇場」を演出しようと画策したかどうかは分からないけれど、自らのリーダーシップを見せようとしようとしたら政府に千手を打たれて、かつ舞台裏のドタバタまで暴露されてしまった、小池都知事。この、黒岩知事の記事を読んで最初に思いだしたのが、「コウモリの逸話」。動物なのに羽があって空を飛べるコウモリは、地上の動物達には彼らに都合の良いことを言い、空を飛ぶ鳥たちには同じ空を飛ぶ仲間として彼らに都合の良いことばかり言い、結局最後はどちらからも仲間はずれにされるという話ですが、まさにそんな役回りをしているんじゃ無いだろうか。

今回の延長に関して、その前には東京都が発表している新型コロナウイルス用病床数が、一気に倍増したカラクリに関して、殆どメディアで報じられないけれど、漏れ伝わっているように意図的に数を少なく発表していたとしたら、それって知事として大きな責任問題になるはずなのに。さらには、日本で一番陽性者数にしても重傷者数にしても多いはずの東京都が、例えば大阪のように一人でも重傷者受入場して貰えるように病院一つ一つに協力要請したのか、あるいは同じく大阪府のように専門の病棟を夏から準備していたのか、そう言う動きは殆ど観られない。何か、毎回耳障りの良さげな「フレーズ」を出すだけで、じゃあその実効性はどうなのかと見てみると、結局は東京都の一人負け状態が今の状況なのでは。

勿論、日本で一番人口が集中している東京都やその周辺の首都圏が一番厳しい状態であろう事は想像されますし、その為の対策も他の地域よりも何倍も大変という事もあると思います。でも、これまでの様子を見ているとかけ声だけで、実効性のある対策って何をやってきているのか見えない。そんな中での病床数が突然倍増したのに、未だに非常事態の状況は変わらない間々というのに、彼女のリーダーシップを疑問視する報道は見られないし。詳細は未だに報道されないけれど、実際のベッド数の半分しか公開していなかったという行為は、それによって入院できずに無くなった人もいたわけで、その責任はどうするんだろうか。

勿論、今は一日も早く感染拡大を収束させて、何処かの政党が言うような「ゼロ」は無理としても、少なくとも去年の夏頃の落ち着いた状態にまで戻れば、経済活動もかなり戻ってくるだろうし、この東京2020も100%でなくてもかなり元々に近い形で開催も出来るだろうし。でも、ああいう個人プレーに終始しているようでは、全く期待出来ない。政府としては、今回先手を打って延長発表したことで、それなりの不快感を表したのかもしれないけれど、多分それでプライドは傷つけられたので、最初の記事のような「焦り」とも言える行為に走ったような気がする。まぁ、小池都知事に比べて、残り三県の知事ももっとしっかり自分の責任範囲である自治体の状況を見つめないと、変なところでとばっちりを受けるんじゃ無いだろうか。

裁判官としての倫理観

毎日新聞が、有料化部分無しで全文公開している、と言う点でもちょっと「あれ」な印象を受けるんですが、内容を読んでみたらますます「あれ」な気持ちになる記事。大飯原発差し止め判決を出した、元福井地裁裁判長の樋口英明氏の出版記念の講演会の記事らしいけれど、本文後半に書かれている、「原発の耐震性が低い」という主張の理由説明が全く無い。

後半の記載されている原発運転が許されない理由は、

  1. 原発事故の被害は重大 => 正しい
  2. 故に原発には高度な安全性が求められる => 正しい
  3. 地震大国日本では原発の高度の安全性があるということは、原発の高度な耐震性があることに他ならない
    => 文章が何か変だけれど、地震が多いからより高い安全性が求められて、その耐震性が担保されていることは正しい
  4. 我が国の原発の耐震性は極めて低い => 根拠は? 
  5. よって、原発の運転は許されない => 前段の推定が成立していないのに、そこから結論を導くのは不備
3番で「耐震性がある」と言いつつ、次の4番では「耐震性が低い」と反対のことを言っているのに、その根拠が無い。仮に福島第一原発の事故のことを言っているのであれば、地震で事故が発生したわけでは無く、津波対策の不備(電源喪失)が水素爆発の原因なのだから、その点を言うべきなのに意図的なのかそれは言っていない。

また、阪神大震災以前と囲碁では耐震性が違うと言う趣旨を書いているけれど、確かにあの前後では耐震基準は変わっただろうけど、それでも「原子力発電所」という重要施設だけに、阪神大震災以前でも十分な耐震性が要求されていたわけだし、だからこそ候補地の調査や地層調査に何年も費やしているわけだろうし。だいたい、記事の最初に

多くの原発の耐震性が一般住宅より低く、その低さの根拠が不可能とされている地震予知に基づくことは間違いなく電力会社が最も国民に知られたくない事実

と書かれているけれど、「原発の耐震性が一般住宅より低い」 という根拠は何だろうか。震源地に最も近かった東北電力の女川原発は、震災の影響も津波の影響も凌ぎきり、だからこそ近隣住民の避難場所にもなったくらいなのに、何故一般住宅より低いというのだろうか。福島第一だって、水素爆発が無ければあそこまでの被災は無かったわけだし、福島第二も幸運にも給水用発電機が一台使用出来たから福島第一のようにはならなかったけれど、別に震災で倒壊したわけじゃ無い。彼の論理的根拠になっている「一般住宅より低い」という根拠がどこにも書かれていないのに、それを根拠にしている矛盾。さらには、地震予知が事実上不可能に近いことは分かっていて、だからこそ最近では以前ほど地震予知の話が減っているけれど、それでも将来に備えて色々な対策もされているわけで、それを個人の思い込みから「国民に知られたくない事実」と言い切るのは、既に裁判官は退官しているとは言え、無責任な気がする。

この人が、こう言う発言や行動をする理由が、「原発の危険性が明らかだったから、(裁判官の)伝統を破った」と言っているみたいですが、「伝統を破った」のではなく「裁判官としての矜持を破った」「倫理観を壊した」と言う方が正しいのでは。裁判では、それぞれ膨大な資料が出てきているはずで、それに対して電力会社側の耐震構造に関しての資料は殆ど参照されなかったと当時の記事などでは指摘されていたと思いますが、裁判官が法律を守らなかったら、それって裁判官としての職場放棄じゃないだろうか。毎日新聞は、自分達の趣旨に沿っているから取り上げているんだろうけど、その方向性が同じだからと言う理由だけで大きく取り上げるというのは、節操がない以前にみっともない印象すら受けますね。まぁ、こう言うメディアがあるから、ああいう裁判官も生まれるんだろうけど。

親指シフトキーボード


へぇ~と、ちょっとビックリした記事。富士通の親指シフトキーボードの発売が、2021年1月末で終了していたという話。 「まだ打っていたの」という気持ちと、「えっ、あれだけ根強い需要があるだろう親指シフト、無くなるの」という、相反する気持ちが沸いてきますね。

私もかなり昔に仕事の関係で色々試したことがあったけれど、慣れるまでが大変だったなぁ。特に、当時の日本語入力の主流であった「ローマ字入力」に特化していたので、既にタッチタイプでかな入力をしていた自分にとっては、逆にまどろっこしい入力方法でしたし。ただ、当時の富士通パソコンに取っては最大のセリングポイントの一つで、言ってみればNEC PCの1.2MB FDDみたいなもの(えっ?)。

パソコン以外では、記事にもあるように富士通のワープロ「OASYS」でも使われていて、ワープロユーザーはこれでないと駄目と言う人も多かったなぁ。作家の人などは、これでないと駄目という人も多いんじゃ無いだろうか。逆に今の作家さんで若い人などは、スマホのフリック入力で無いと駄目と言う人が多いのと同じような感じなんでしょうね。そう言う意味では、今のJISCII/ASCIIキーボードだって、あと10年もしたら「最後のQWERTYキーボードがひっそりと販売終了」なんて言うニュースが出てくるかもしれない。

それでも、その代替機能としてフリック入力が残るならば、物理的な入力デバイスは形を変えて残っているわけで、やはり将来的には「音声入力」に至るまでは、某かの入力形態が要求されるんだろうなぁ。音声入力も、その将来は「思考入力」が究極の入力方法なんだろうか。ただ、キーボードの場合は、「データ入力(文字入力)デバイス」であるとともに、コンピューターを操作する「機能デバイス」でもあるわけで、その代替機能をどうするかは課題かも。ショートカットキーなんてその最たるものですしね。ポインティングデバイスだけでは操作できないものも結構あるし、そう言う意味ではキーボードなるデバイスは、その存在はかなり未来まで残るんだろうか。

2021年3月7日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

BONVOY系5滞在目(7-8泊目+25泊+5泊)は、一年振りとなる白金台のシェラトン都ホテル東京。仕事でお客様の都合上、早朝の作業が発生するため、地方在住者(笑)の自分は前泊が必要になってしまうため、喜んで渋々宿泊したもの。

夕方新幹線で品川まで出て、そこから目黒駅まで山手線で移動。丁度ホテルのシャトルバスに間に合いタイミングだったので、シャトルバスで移動しました。現在こういう状況なので、乗車時にはドライバーさんが外に出て、一人一人に手指消毒の除菌剤をフル掛けていて、さらに座席も間引かれていて定員は10名までとなっているのは仕方ないですよね。

チェックインしたのは、もう20:00過ぎだったので館内のレストラン等はすでに終わっている状態。夕食は、軽く新幹線の中で食べてきたのでそんなに空腹では無かったのですが、ルームサービスはまだ利用出来るので何か頼もうかと暫く悩みましたが、翌日も早いしと食事はやめて部屋のミニバーとスナックで軽くお腹を膨らませてベッドに入りました。

翌日は、昼間は外出して夕方戻ってきました。この日は、久しぶりに館内のレストランでワインと食事を摂りましたが、この時オーダーした食事がどうも合わない。前菜には、帆立に苺のソースが掛かっていたけれど、一緒に使われているベーコンチップの塩味が強くて苺の味がしなくて駄目。次の魚のポワレも、実がパサパサだし、メインのUSビーフのフィレステーキは、妙に塩味が強くて塩っぱくて、しかもどういうわけか「ミディアムレア」のはずが、肉の仲はジュースができってしまったような感じで、パサパサの状態。失敗でした。

翌日は、早めにチェックアウトしましたが、ぎりぎり2Fのクラブラウンジでの朝食に間に合う時間だったので、久しぶりに利用。パンや軽食は一つ一つ小分けにされていて、ホットミールは別途持ってきてくれますが、コロナ禍対策とは言え、スタッフの方は大変そうでしたね。このホテル、回りに気軽に食事できるお店が無いので、こういう状態だとかなり不便さを感じてしまいます。(続く...)

AMC Leg#7: HND-OKA/-HND

仕事の都合で都内宿泊するチャンスがあったので、AMCのフライトを組み合わせて利用することに。いつもより早めのフライトが利用できるので、スケジュール的にちょっと助かります。ホテルを早めにチェックアウトをして、 品川駅に出ると、そこからは京急の空港線を利用して二タミに向かいます。

1) HND 08:30 - OKA 11:20 (NH467)

前日は63番ゲートとメールが来ましたが、当日朝に61番ゲートに変更。ラウンジには寄る時間が無かったので、Diamond用の保安検査場を抜けると、そこから左側に出てゲートに直接向かいます。

すでに搭乗開始の時間を過ぎていて、自分がゲート前についた頃は人影もまばらな状態。でもこの時点でまだ定刻15分前位ですから、やはりまだまだ需用は戻ってきていないかなぁと言う印象。ただし、機内に入るとプレミアムクラスは満席なので、こちらの方は順調なんだろうなあ。

定刻の5分前にドアクローズとなると、定刻にプッショバック開始。そこからD滑走路のRW05に移動。一つ前には、多分JALの沖縄行きでしょうか、先行機が離陸待ちをしており、ここで一寸待機した後こちらも離陸開始となり、右に旋回しつつ沖縄を目指します。

朝は朝で、搭乗前に軽く食事をしていましたが、機内食が軽食だったのでこちらもいただき、その後は一寸眠くなったので、シートを倒してウトウトしたつもりが、目が覚めたらもう着陸30分前位の状態。ここの所向かい風が強くて結構フライト時間は掛かっていましたが、この日はそんなに強くなかったのか、そんなに遅れること無く到着出来そうです。この日は、来たから第2滑走路のRW18Rへ着陸。ここからターミナルの32番ゲートに入ったのは定刻10分位前の早着でした。予定より早めに到着出来たので、一度空港の外に出て所用を済ませましたが、思いのほか少し時間が掛かってしまい。空港に戻ってきたときには、ラウンジに寄っていこうかどうしようか少し悩むくらいの時間になってしまいました。

2) OKA 13:05 - HND 15:25 (NH996)

取りあえず、冷たい物を飲みたかったのと、トイレも使いたかったので、ラウンジ前の保安検査場を抜けて一度ラウンジに入ります。この日は、そんなに混雑して居ない様子。手早くトイレと喉を湿らせて、メールチェック等をクイックにしたのち、再びあたふたと33番ゲートへ向かいました。

復路のフライトも、通常と比べるとガラガラの状態。あっと言うのに、グループ6の最後のボーディングコールと成りました。

こちらも、定刻の10分位前にドアクローズすると、5分程してプッシュバック開始。離陸は、ターミナル横の第一滑走路RW18Lなので、離陸したのは定刻から少し過ぎた位のかなりの「早出」になりました。復路では、お昼を食べた直後だったので、機内食は断り飲み物だけ貰って時間を潰しましたが、エアショーでのフライト時間は「1時間48分」と表示されて、こちらもあっと言う間に紀伊半島まで来てしまいます。ここから房総半島上空を通過しつつ、画面上ではほぼ直角に左旋回をして羽田空港を目指します。この一だと、C滑走路のRW34Rかなと思ったらその通りで、着陸したのはこちらもかなり早着で15:00前。到着ゲートは61番でしので、誘導路に入ってUターンすると、そのままターミナルへの移動もあっと言う間に終わり、ゲートインしたのは定刻よりも20分以上も早いタイミングでした。

この後品川駅まで出て、いつものように帰宅。ちょっと花粉が酷くなりつつあり、同じように空気は入れ換えているんでしょうけど、空調に関しては新幹線車内よりは飛行機の方が優れているなぁと、自分の花粉症の状況を元に判断しながら帰宅しました。(続く...)

SITAパスワード漏洩

 SITI社(国際航空情報通信機構/Société International de Télécommunications Aéronautiques)がサイバー攻撃に遭い、データ漏洩が発生した事件。世界の航空会社の9割近くが利用するサービスだけに、UnitedからもANAからも連絡があり、深刻なデータ漏洩は発生していないが、パスワード変更をする事をお勧めする旨の通知が。

私も早速UAとANAのアカウントパスワードを更新しましたが、パソコン上での更新はChromeを使用しているので、そこで新しいパスワード情報がそれぞれのアカウントIDで保存更新されるので、一台で更新すれば他のノートブックパソコン等は気にする必要は無いのですが、スマホはiPhione8/Xperia 5、それぞれで操作して更新しないとデータが反映されない。それぞれのスマホで、UAとANAのアプリを起動して、その時点ではすでにパソコン側でパスワード更新をしていますから、当然エラーとなってログアウトされます。そこで、更新した正しいパスワードを入れ直してログイン出来る事を確認します。実は、以前パソコン側でパスワード更新をしたのに、Chromeだから全ての端末で更新が反映されるだろうと思っていて、その後空港でスマホでアプリを起動した所、こちらのパスワード更新はされていないため時間の無い中焦ったことがありました。あれ以来、L.L.(Lesson's Lerned)として忘れずに更新するようにしています。

一寸微妙なのが、最近使い始めたChromebookの"Duet君"。通常は「Chrome Browser 端末」として使用しているので、Chromeを立ち上げてANAのサイトにアクセスすれば、既に設定済みのパスワードが使用されて問題なくしようする事が出来ます。一方でこのDuet君には、ANA機内で使用する時用にANAのアプリも入っていて、こちらを起動すると別途ID/PWの入力が必要になります。ただ、ここでChromebookの良さというか、ANAアプリを起動してID/PW入力画面になると、GoogleのPW管理アプリが起動されて、ここから保存済みの新しいパスワード入力をする事が出来、同じAndroidでもスマホの時とは「ひと味違う」使い勝手の良さを感じさせてくれました。想像ですが、多分Mac/iPad/iPhoneの世界も同じような統一感を感じられる環境が提供されているんだろうなぁ。

今回の漏洩騒動では、もしかしたら航空会社によっては漏洩したデータが異なるのかもしれないけれど、ANAの場合は、アルファベット表記の名前、会員番号、AMCステータスが漏洩したとのこと。UAからはDMがこの件で届いていますが、こちらも漏洩したデータは、名前(※当然ながら英語表記)、MileagePlus Number、そしてUAではスターアライアンスステータス(Silver or Gold)と書かれています。UAはUA MPのステータスじゃ無いですね。まぁ、この手のトラブルは完全に無くすことは出来ないので、利便性を享受するときのリスクと割り切るしか無いのですが、一方でサービスの効率や品質を上げるためにはデータを出来るだけまとめた方が有利だったりするわけで、そのトレードオフが難しいところ。取りあえずは、住所とかパスワードそれ自身が漏洩した訳ではないとのことだけれど、名前とアカウント番号が分かれば、総当たり方式で試してもパスワードが推定されてしまうアカウントもそれなりに見つかるだろうし、結局は利便性に甘えること無く、自分自身でリスク管理をするしかないと言う、当たり前の結論になりますね。

2021年3月5日

単に矛先を変えるだけ?

立憲民主党の議員で、元テレビキャスターの杉尾秀哉議員が、自身がTBSに勤務していたときにも、総務省との会食があったという話の記事。 何でこの時期にその話を出しているのだろうか。東北新社による総務省官僚への接待の話は、暫く前から出ていた話なのに、NTTでもという話が出たところで戦術変更するのだろうか。つまり、これまでは「菅総理の長男に対しての忖度」という、与党批判が中心だったものが、身内であるNTTまで関係していたというブーメランになりそうな状況を回避するために、「総務省、怪しからん」と矛先を変えようとしているのか。

NTT労組は、確か立憲民主党を支援しているから、そう言う意味では立憲民主党が自ら状況を確認出来る一番の立場にいるはずなのでは。それなのに、テレビ局が一番怪しいと言う話を突然持ち出してきているのは、不自然さしか感じない。確かに、テレビ局の放送免許であるとか、NTTの様に通信関係は、総務省の許認可無しでは仕事は始まらないし、その為には相手の機嫌を損ないようにしか支持者への利益誘導は最大にしないといけない。許認可権を持つ総務省は、多くの企業や組織・団体と利害関係を持つ巨大組織だから、いろいろな接触があることは想像されます。ただ、だからと言ってブラックボックス化してしまっては、効果的な業務は行えないので、ちゃんとしたルールの下での関係者との協議は必要。その中には、会議体みたいなものもあるだろうし、ある程度ざっくばらんな雰囲気のものもあるだろうし、それは千差万別だけれど、そこに「接待」のような経済的な要因が絡むのは先ずというのが、今回の問題の根本のはず。

それが週刊誌が「菅総理の長男」という要素を大々的に取り上げたから、野党が一斉に飛びついて政権批判の材料にしているわけだけれど、あの議論の中で根本である利害関係者同士の交流に関して前向きな建設的な意見交換って、殆ど無かった。それが、自分達への影響もあるかもしれないNTTという別要素が出てきた途端に、その矛先をより大きなメディアへ変更していくのは何か不自然。NTTがやっているなら、当然同業他社のKDDIやSoftbankも精査するべきだし、最近参入した楽天は厳正公平に審査されて認可されたのか、先ずはそこを確認するのが先なのでは。それに、テレビ局が怪しいというのであれば、新聞社や雑誌社などだって同じじゃないの。特に、新聞社とキー局は一蓮托生と言っても良い状態な訳で、そこまで追求する気持ちは、彼らは持っているのだろうか。

官僚への接待や優遇は、その企業が官庁から有利な条件を引き出すという企業側の利益もありますが、官庁側としても企業側にある程度の恩を着せておくことで、退官後の再就職、所謂「天下り」の進路先を確保するという、両方にとって利益の有る話にもなります。企業側としては、経験と知識のある人材確保という本来の名目もあるんだろうけど、交渉相手の手の内を知っていてかつ影響力もある人材を引っ張れば、将来的に有利になることも事実でしょう。そう言う意味では、持ちつ持たれつの関係が昔から出来ていたことは周知の事実でもあるわけですよね。実際、天下り問題なんて何度も消えては再発しているし、数年前にその天下り斡旋で辞任した文科省事務次官氏は、一年もたたないうちに政権批判のシンボルとして野党などから重用されている位ですからね。今回の件も、本来ならばさらに厳正なルールを設けて、再発を防止する対策まで取るべき何だろうけど、結局は攻撃材料が薄れてきた野党が興味を失い、このまま有耶無耶で終わるんでしょうね。そこで、また週刊誌記事で次のネタを探すと。だからいつまでたっても、コロナも経済も貧困も解消されない。

確定申告

毎年、2月の15日(前後する場合もあり)から3月15日(同様)は「確定申告」の時期で、ずっとサラリーマンで源泉徴収されてきていた自分は、殆ど縁の無いイベントでした。それでも、もう20年、30年位前に、とある事情から書籍の執筆(共著)をする機会があり、それなりの金額の「印税」なるものが入った時期があり、その時(2年ほど)は「雑収入」の超過分を申請して、その余りの面倒くささに「もう金輪際、源泉徴収以外の収益には手を出さない」と誓ったものでした(笑)。

その後、色々事情があり、数年前から税理士事務所のお世話になっているんですが、昨日そちらから今年度の申告書類の準備が出来たので確認依頼の連絡が届き、内容を確認してそのまま申請のお願いをして、こちら的には昨年度の申告完了となりました。最近では、便利なシステムもあり個人で準備・申請する人も多いのでしょうけど、自分の場合は青色申告とかも絡むので、もう税理士さんに丸投げ状態。それでも、必要な書類とか領収書はこちらで準備して渡さないと行けないので、それが毎年大変というか、どうしても期間最初の頃の種類はまとめ出す年末から年明けの時期には何処かに紛れてしまって、慌ててあちこち引っかき回すような状態になりますから。何回買い経験して、「今年こそはしっかり保管しようと」と心に誓っても、どうしても年末になってくると「あの書類は、あの連絡は」と大変な時期がどうしても生まれてしまいます。

 何度か経験して思うのは、例えば保険が下りたとか、株で配当がどっと増えたとか、源泉徴収以外の臨時収入があった場合に、その分を申告するのはそんなに面倒では無いけれど、事業収入があったりした場合は、少しでも税金を下げるために経費処理したり、時期によっては前年分に繰り入れたり逆に翌年に繰り越したりの処理が、素人では中々大変。さらに今回は医療費控除の処理も初めて入ってきたので、これも病院や薬局などの領収書を再度確認して、健康保険の支払明細と突き合わせてと、まぁ大変。とは言っても、改めて健康保険の内容を確認して、これだけの金額が実際には病院では掛かっているのに、その3割分で済み、さらには長期の場合には上限設定までされるというシステムに、改めて感謝したり。昔から利用して居る人には当たり前なんでしょうけど、ここ数年から本格的にお世話になっている一人としては、毎年某かの発見があって、ある意味面白く勉強になるイベントではあるんですが。

そうそう、数年前に最初に税理士さんにお願いして、初めて書類を見たときに、その税理士さんへの依頼料がちゃんと免税項目として書類の中に含まれていて、そこに経費が計上されているのを見たときに、「税務署と繋がりが」と思わず思ってしまいました。まぁ、税務署としても、ちゃんと徴収はしたいだろうけど、膨大な対象者全てを精査するのは現実的にはない。そこに、専門家で有る税理士が入って、正しく申請してくれれば、その分は取りあえず税務署としても信頼出来る内容のはずで、その分別のもっと重要な案件に集中出来るというメリットが生まれますからね。まぁ、そう言う意味では、業務の効率化をしたい税務署と、ビジネスとして継続したい税理士さんとの、Win-Winの関係だなぁと感心しました。前回は、いろいろあって一寸した金額の税金を追加で納めないと行けなくなりましたが、今年は逆に僅かだけれど還元されるみたいで、少し嬉しい(笑)。次回は少しでも苦労しないように、今年の1月1日以降の書類を、今からちゃんと準備しておかないと。何か、毎年毎年繰り返される確定申告は、賽の河原の石積みみたいな気がしてきます。

東京2020外国人観戦者

まだ決定では無いけれど、東京2020への海外からの観光客入国を禁止して、国内での観戦者のみで開催しようという話が出ているらしい。東京2020への海外からの観戦者数は、少し古い資料だけれどオリンピック(780万人)、パラリンピック(230万人)で、合計1000万人位を想定しているらしい 。コロナ禍以前の訪日外国人は、年間3000万人台から4000万人に届くかという状態だったから、ざっくりと1日10万人が入国するとして、1~2割位が訪日外国人による観戦予定者だろうか。ざっくりと、200万人位の「観戦者数」が消えることになるんですね。

ここで疑問なのは、外国人観戦者の競技施設内への入場を禁止するのか、観戦目的の入国自体を禁止するのか、その違い。前者の場合、200万人とは言わないが雰囲気を味わうために日本を訪問する観光客は多いだろうし、その場合は今危惧されている変異株が持ち込まれる可能性は高いでしょう。後者の場合は、現状とそんなに変わらない状態なので、安全性は担保されるだろうけど、じゃあ7月8月までずっと入国制限を続けるのだろうか。仮にその前に入国制限が緩和されたら、その時にドッと入国して国内に滞在している人も、それなりの数出てくるのでは。

海外旅行記が状態の自分としては、これで観光目的での渡航が少なくとも東京2020以降まで延期になるだろう事の方がちょっとショック。日本が東京2020理由とはいえ入国制限するのであれば、当然相手国側も同等の措置を取るだろうし、東京2020終了までは、日本人帰国者に対しても厳しい検査措置は続くだろうし。現実的には、部分的に海外観戦者を受け入れて選別する方法が無い以上は、全部の入国を禁止するしか無いだろうし。そうなると、観光業界や航空会社への影響は、このまま秋まで続くことになり、彼らも気が気じゃ無いだろうなぁ。

例えば、国立競技場のような屋外施設での観戦は100%でも良いだろうし、何なら80%とかでも構わないだろう。屋内施設も、空調設備の能力によって、やはり100%から50%位までの制限を付けて開催するのは良いのかも。でも、チケットを今の所販売済みな訳で、そこから20%制限、50%制限とした場合、どのように区別するんだろうか。入場者数を制限するとなると、そこで股新しい問題が生まれる気がする。さらに言えば、東京2020をコロナ禍からの復興と位置づけるなら、やはり外国人限定とは言え観戦禁止というのは厳しい気がする。例えば、ワクチン接種済みが証明され、国内滞在中はCOCOA等の移動履歴アプリを使用し、観戦時には現在のようなマスク、アルコール消毒等の励行をするという、基本的な対策を日本人も含めて徹底させることの方が、現実的だし有効じゃないだろうか。

2021年3月4日

別姓の強要

別記事の「見出し詐欺」にも近い記事だと思うのですが、 「選択的夫婦別姓」に関して社民党に福島瑞穂氏に質問された丸川珠代男女共同参画担当相が「丸川氏、7回続けて答弁拒否 選択的夫婦別姓の反対理由」したという朝日新聞の記事。これだと、丸川大臣の対応が不十分なようにも見えるけれど、福島氏としても同じ内容の問題を繰り返していたことは記事にも書かれており、それならば答える方も同様。流石に朝日新聞も後ろめたいところがあるのか、この記事が公開された30分後に公開された「【詳報】別姓なぜ反対?丸川氏、7回問われ…中断の後に」少し見出しのニュアンスを変えてきたけれど、それでも質問者の話は出ておらず、勘違いする可能性が高い「詐欺的要素が残っている」見出し。

ところで、この「選択的夫婦別姓」に関して、ネットでは「それって、『選択的家族別姓』が正しいのでは」という指摘があり、ちょっと目から鱗。つまり、夫婦二人の場合なら、それぞれが異なる姓を名乗っても大きな問題は無いけれど、仮にそこに子供が生まれた場合、その子供はどちらの姓を名乗るのかは大きな問題だと思う。さらに言えば、離婚となった場合に、子供が自分が名乗っていた姓とは違う他方の親の元に入る場合、じゃぁ異なる親の姓と子供の姓はどう対応するのか。親が子供に合わせるのは、それまでの経緯からして内だろうし、子供の姓を親の性に変更するのは、それはそれで子供の人権問題になるだろうし。実は「丸川珠代」大臣の「丸川」姓は結婚前の旧姓で、国会議員としては「通称」で仕事をしている。実際の結婚後は「大塚珠代」が現在の名前とのことですが、特に現状でも不便を感じていないのと立場的な事からああいう答弁にならざるを得なかったみたいだけれど、わざわざ現在の戸籍システムの根幹から変更しなくても、そう言う対応でも十分な人も多いんじゃ無いだろうか。

その夫婦別姓問題だけれど、立憲民主党の蓮舫議員は、結婚以前も、結婚中も、離婚後も、ずっと「蓮舫」を名乗っていて、現在の名前(=結婚以前も)である「謝蓮舫」も、結婚中の「村田蓮舫」も名乗ったことは無い。仮に、彼女が「選択的夫婦別姓」が重要と思うのであれば、結婚中は「(村田)蓮舫」と仕方なく名字を省いていたのだろうから、現在は正々堂々と本名の「謝蓮舫」が名乗れるはずなのに、そんな様子は全然無い。「蓮舫」は、確かに本名何だろうけど、芸名でもあるわけで、それで不自由していないのであれば、多くの場合もそれで解決されると思うのですが、決して彼女はそんなことは言わないでしょうね。別に彼女だけで無く、国会議員の中には男性でも女性でも、本名以外の、例えば芸名であったり、ペンネームであったり(共産党の「不破哲三」氏の本名は「上田健二郎」というのは有名な話)、ニックネームであったり、本来社会基盤の中で規範となるべき位置に居ると思われる国会議員がそんな状態なんだから、彼らの言い分に関しても疑問しか浮かばない。

もう一つネットで言われていて、なるほどと感心したのが、仮に選択的夫婦別姓が認められて社会的にそう言う雰囲気が大きくなってくると、今度は現在のようにいずれかの姓を名乗ることが「間違い」として別姓を選択しないことがバッシングの対象になる(してくる?)のではいう意見。正直、それはあると思う。BLM等の問題でも、その最初の主張はなってく出来るものだったのに、何でもかんでもBLMとして解決しようとするから、どんどんほころびが生まれて、社会正義が独裁とか物言わせぬような雰囲気がどんどん広がっていきました。あれと同じ事が、この問題でも生まれてくるんでしょうね。現実的には、結婚して相手の姓に変更するのは圧倒的に女性が多いことは事実なのだから、そう言う場合にその女性(や、少数の男性も)不利益を被ることが無いようにすることを先ず最優先で考えるべきでは。例えば、会社などでは通称(ビジネスネーム)も正式に認め、銀行口座とか保険等の契約も、それぞれの契約に届ければ以前の名称のまま継続出来るとか、やり方は色々あると思うんですよね。例えば、世界の時刻はそれぞれ地域の時刻と、基準となる時刻(UTC)があるけれど、多くのシステムではUTCを内部で使用して、必要に応じてローカライズして地域のタイムゾーンを見せています。同じように、ベースのシステムではマイナンバーを利用して管理して、外向けの表示には旧姓・新姓・ニックネーム、芸名等を利用できるようにすれば良いんじゃ無いだろうか。勿論、その場合でも戸籍の問題はどうするとか課題は残るけれど、少なくとも日々の生活に必要な「外に見える部分」と、そうでは無いけれど社会システム上重要な「内側の部分」に関しては、個別に考える方が良いんじゃ無いだろうか。個人的には、デジタル化も進んでいるわけで、そう言う分離方法でもシステム構築する事は、そんなに難しくないと思う。ただ、最大の課題は、国民全員が「マイナンバー」を理解して利用するか、ですかね。

見出し詐欺

時事通信の記事ですが、例によって見出し詐欺とも言うべき内容。見出しでは、

ワクチン接種の60代女性死亡 新型コロナ、因果関係は不明―厚労省

と成っていて、「あれ、アナフィラキシーショック?」と思ったんですが、記事本文を読んでみたら、

 厚労省によると、死因はくも膜下出血と推定される。接種との因果関係について、報告した医療機関は「評価不能」としている。

となっていて、をぃをぃ、毎度の「見出し詐欺」じゃないかと、小一時間。全然意味が違ってきますよね。見出しを見ただけだと、ワクチン接種の副作用かと思うのに、実際にはくも膜下出血による死亡とでは。記者が、ワクチン接種によりくも膜下出血が誘発された、という因果関係の根拠を持っているならまだしも、でも記事を読む限りでは功労者が認めた分けでも無いし、記事の最後には 「幅広い事例を集めるため、接種と関連がないものも含まれる可能性がある。」となっていて、それなら最初に言うべき話は「事例の一つとして」そう言う報告があった、と言う話。元の見出しでは、ワクチン接種と新型コロナに何か関係ありそうだけれど現状では不明、と思われてしまう。それって、誤解を誘発する言い方ですよね。本来見出しを付けるとしたら、

ワクチン接種の60代女性くも膜下出血で死亡 、因果関係は不明―厚労省

と言う言い方が、私は最も記事の内容を要約していると思うのだけれど。 

少し前にTLで見てビックリしたのが、新型コロナウイルスが直接の死因で無くても、死亡時に陽性が確認されると、その死亡例は「新型コロナウイルスによる死亡者数」にカウントされるということ。例えば、肺炎とか血栓で死亡したというのであれば、新型コロナウイルスの影響も想定されるけれど、例えば老衰であるとか極端な例では交通事故死であっても、その人から陽性反応が確認されたら「コロナ死」となるのは、現実を凄く歪めていると思う。勿論、クラスターの追跡調査などでは、実際の死因とは別に陽性かどうかが重要だから、調べることに意味はあると思うけれど、それによって死因まで変わってしまうのは事実を歪めていると思う。本来ならばメディアが、「実際の感染拡大を誇張するもの」とか「治療計画を歪める」とか、批判して事実を明らかにするべきだと思うけれど、でもメディアが望むのは多分より多い数字、より危険な兆候なのかもしれない。

もっとも、メディアのこう言う行為は新型コロナウイルスに始まったわけでは無くて、昔から自分達の「真実」のためには、都合の悪いことは目をつぶってきたもの。記事本文がメディアの「商品」だとすれば、見出しはその商品の「商品名」であり「内容説明」に相当するもののはず。普通の商品ならば、そこに事実誤認を誘発するような表現や表記が有れば、修正が要求されるし、著しい場合には販売停止だってありうるでしょう。でも、そんなことにはお構いなく、逆に「見出し詐欺」的手法は、どんどん酷くなっていくばかり。さらに酷いのは、確認のために本文を読んでみても、感じな部分は有料記事部分に含まれているため、そのままでは真偽の判断が出来ない場合が多いこと。勿論、メディアも私企業だから何らかの形でビジネスモデルを作る事は問題ないけれど、そのビジネスモデルが読者(=消費者)の誤解を前提に作られているとしたら、それは犯罪とも言える行為なのでは。提供された情報の内容を判断するのではなく、その「真偽」を判断する時代になったと言える気がします。振り込め詐欺と同じで、まずは最初に「疑ってかかる」事が、今のメディアリテラシーで一番重要なことなんですよね。そんな状態に、メディア自身は納得しているのだろうか。