2025年5月16日

AIモーションキャプチャー

今週のTBS系列「マツコの知らない世界」は、前編の「モーションキャプチャーの世界」も 後編の「紙の世界」も個人的に興味深い内容で、ずっと右手で「へぇ~」ボタン(架空)を叩いていました(笑)。

私は、PCのゲームは勿論、所謂ゲーム機も使ったことが殆ど無い位なので、CMなどで見ることはあっても実際に操作することも実際のゲーム画面を直接見ることは無いのだけれど、最近のゲームの解像度や動きの凄さは何となく理解していました。昔のドット絵時代の事なら少しは関わっていたので、未だにあのイメージから抜けられないのだけれど、最近のゲーム画像って、もうリアル画像に近い解像度だし、何より驚くのはその動きのスムースさ。どういうアルゴリズムを使っているのか疑問でしたが、人間がモーションキャプチャーしているというのは、ある意味納得するけれど意外でした。それはそれでデータ量だって半端ないと思うんだけれど。で番組の中でマツコが「これはAIには出来ない動き」と絶賛していたんですが、今キャプチャーされている人間の動きをAIにどんどん学習させていけば、「アクター○○さんが、全力で富士山8合目から走って下山する様子。途中でランダムに転けたり躓いたりする。」みたいなプロンプトをいれたら、本当にモーションキャプチャーしたような絵が生成できる様になると思う。既に亡くなっている作家の小説を学習させて、「AI○○」みたいな形で小説を生成させるよりは、既存の動きを生成させる方が、データ品質的にも生成能力的にも十分可能な気がするなぁ。

もう一つの「紙の世界」の話も知らないことが多くて、特に書籍用紙だけで350種類以上有り、それ以外にも様々な種類の「紙」が、今でも色々なメーカーで開発研究製造されているというのは、ある意味「日本らしい光景」だなぁという気がします。以前何かの番組で(多分「ガイアの夜明け」かな)、世界的に色々な古文書が残っているけれど、西洋のパピルス紙は劣化が著しく残っているものが少ないけれど、日本のコウゾを利用した和紙は耐性があり、戦争などで消失したものも多いけれど、世界的にも結構な分量の古文書が残っていると言うような話が記憶に何となく残っています。また、残っている古文書類にしても、結構一般の日記みたいなものとか、和歌集とか、多分「後世に残すぞ」と言う目的ではなく、普通にその時代に娯楽としてあるいは生活の一部として書き留められたものが残っていることは凄いんじゃ無いかと思います。ある意味今の時代にも通じる「オタク的要素」がその当時からあったという証明にも成るんじゃ無いだろうか。それ故に、その基盤となる「紙」の製造方法や種類に関しても、色々な物が全国各地で生まれて消えてまた生まれて改善されてを何度も繰り返してきたんだと思います。

この番組と言えば、マツコの食べるシーンがあるかないかで視聴率が結構変わってくると言う話を以前聞いたことがありますが、時々こう言う貴重な知らない世界紹介もあるので侮れない。モーションキャプチャーなんて、デジタルとアナログの融合の極みみたいなものだと思うんですが、それが日本でここまで発展しているというのも、何となく納得出来る話。勿論、ハリウッドとかアメリカのAmazonなんかも同じような手法で色々な作品を作っているんだろうけど、最新のキャプチャー技術等はアメリカ優位でも、その使い方利用方法では日本が洗練していくというのは、過去の家電製品とか自動車製品、さらには7/11みたいなサービス業でも同じようなスキームが生まれていて、何となく先祖返りというか、日本のお家芸だなと感じましたね。また、こういう内容で放送してくれないだろうか。

Olive+PayPay=OliPay (?)

現金決済から電子決済へと世の中が進む中、大小の電子決済方法が覇権争いを始めたと言っていいのかな。三井住友カードとソフトバンクが業務提携をして、三井住友カードの金融アプリ「Olive」と、ソフトバンク傘下の「PayPay」が連携して行くというニュース。 

一応自分のメインカードが「三井住友VISAカード」なので、個人的には「勘弁してほしいなぁ...」と思うところ。いゃ、全く個人的な理由なので、どちらかのサービスに痛い目に遭ったとか、何か恨みがあるとかそういう理由じゃ無いです。大体自分は、PayPayは勿論QRコード決済には一切手を出していませんからね。三井住友カードも、今はカードに紐付けしたiD利用が購買時決済の殆どだけれど、今後はContactlessに移行することになるのは問題無いし。交通機関の乗車時決済でもContactless利用ができる場合が増えているので、今後今のSuica位まで窮したら、Suicaも止めるかもしれないし。東海道新幹線のエクスプレス予約がどうなるのかが、今の一番の懸念かな。

それぞれのサービスが相互乗り入れするのは、ユーザー的には利用範囲が増えることになるから良いのだけれど、心配するのはSMBCグループの技術基盤がソフトバンク系に移っていくことかなぁ。正直ソフトバンク系の技術系統って、確かに先進的な技術やアイデアにいち早く手を出す勇気は認めるけれど、結構当たり外れも大きいわけで、それで泣いている人も多いんじゃ無いだろうか。それが一般企業の技術提携とか協業とか言うのは、それぞれの企業の責任というか問題ですけれど、自分達の生活の中にもそういう関係が浸透してきて、場合によってはこちらに大きな影響も生まれる可能性が出てくるとちょっと困ります。利便性とか先進性はどんなビジネスにも必要なことだと思うけれど、一方で金融とか社会基盤を担うような場合には、信頼性とか安定性、さらには堅実性とか、兎に角に何があっても壊れない、止まらない、問題が生まれない堅牢完璧なシステムを考えるわけですからね。

実は、三井住友VISAカードがメインカードと言いつつも、個人的にはVpointとか興味なくて、カード利用に応じてポイントが貯まってはいるけれど、それで何か得しようという思いもなくて、現在は適当なタイミングでポイントを支払金額に充当するサービスに設定しているだけ。特にキャンペーンとかでポイントを多く獲得するのも面倒くさいと思う人なので、カード利用のメリットは現金を持ち歩かないことと割り切っていますからね。そう言う意味では、今の電子決済への流れに乗っているようで乗り遅れている人なんだろうなぁ。利用しているのは電子決済だけれど、実行している決済行動は現金払いとほぼ変わらないわけですから。「ポイ活」に邁進している人も多いのでしょうけど、いつも思うのはそのポイントを獲得するために払うお金と比較して、どれだけ得していると言えるのかという事。結構不用不急な物を購入したり、無駄な物を買っていることに気がつかないんじゃないだろうか。次の提携がどことどこなのか、そういう連鎖に繋がるのかな。

2025年5月15日

United Polaris Studio

UA (United Airlines)のビジネスクラスシート"Polaris"の新シートが発表に。B787-9に導入予定の"New Polaris"は、二種類。一つは機内最前列2列に8席(1-2-1)設置される"Polaris Studio"で、これは昔のFirst Classのリバイバルみたいな感じ。これまでのPolaris Sheetよりは広くなり、モニターも大型化。またパジャマなどもデフォルトで突いてくる様子。そして、現行のPolaris Classは、通側にドアが付いて「個室化」されるようですね。 こちらは、ドア以外は現状と変わらないみたいですが、例えば機内Wi-FiがStarlinkになるとか、食事やドリンクのメニューも変わるみたいだし、スナックコーナーも出来るみたい。

UAが、もう10年位前かな、国際線のFirst Classを廃止して、Business/Economyの2クラスに戻り、そこにPremium Plusが入り、3クラスになり、今度はPolaris Studioが準First Classみたいな感じだから、名称的には3クラスだけれど実質4クラス編成みたいな感じですね。クラス名はどちらも"Polaris"となっているので、予約時に座席指定するときに料金も決まるのかなぁ。

最近はどの航空会社も「個室化」「準個室化」を勧めているけれど、個人的にはそれなりの広さがあるなら良いけれど、今のビジネスクラスの狭さでさらにドアが付くと、さらに閉塞感が高くなる気がしてちょっと嫌ですよね。ANAのTHE Roomも、シート部分のスペースが結構広くなっていて、以前のSTAGGERED SHEETにドアが付いただけなら、もう棺桶状態確定ですよね。そうで無くても、B787のシート幅はB777と比べて狭くなっている(注:個人的感想)訳ですし。

今回の新シートが搭載されるB787-9の座席数を見てみると、結構座席総数が減っている気がします。

  • Polaris Studio: 8 (0)
  • Polaris: 56 (48)
  • Premium Plus: 35 (21)
  • Economy Plus: 33 (39)
  • Economy: 90 (149)
  • Total: 222 (257)
エコノミーのシートが60席近く減って、代わりにPolaris/Premium Plusの席が同じ位増えているのだから、UAとしてはかなり客単価を上げたいという希望(欲望?-笑)が見える気がする。2026年かの就航が予定されている個の新シートの機体は、まずはUA最長路線であるSFO-SINと、多分ビジネス目的での利用が多いのだろうSFO-LHRから投入予定との事。SFO-LHRの距離が約5400マイルで、HND-SFOが約5200マイルなので、日本国内から米国本土便なら距離的には有りかなぁ。問題は「お客様の質」ですかね。今でも結構需用はあるように感じているので(Polarisクラスの取れ方から推測)、結構早めに新機材が投入される気もするけれど、でもそれならANA便の方が良いかなというのが正直なところかも(マテ)。まぁ、話のネタに一度位はPolaris Sdutioには座ってみたいかな。

2025年5月14日

宿泊費高騰

都内のホテル価格が急騰していて、仕事で利用したい出張者が悲鳴を上げているという話は以前から出ていましたが、今度は大阪のホテルが万博効果もあって同様に急騰しているという記事。 インバウンド効果で訪日観光客が増えていることと、開催中の万博効果も大きいことは疑いないでしょうね。

この記事とは直接関係なのですが、昨日秋の予定を色々検索している時に、国内のホテル検索をしていて、Hiltonのサイトで都内の予約を検索していたら、いつの間にか目黒雅叙園と東京ステーションホテルが、HiltonのSLH (Small Luxury Hotels of the World)に加盟していて、Hiltonから予約できるようになっていたことを見つけてビックリ。流石にお値段がお値段なのでおいそれとは宿泊出来ませんが、目黒雅叙園は兎も角、東京ステーションホテルには一度位泊まってみたいですね。いつも外から眺めるだけだから、一度は中から駅構内の風景とか見てみたい。

都内のホテル価格を見た後で、大阪のホテル価格を見てみると、確かにほぼ同額くらいの価格設定。ただ、ダブルツリーとかガーデンインみたいな廉価価格帯のブランドは、まだ都内の同ブランドホテルよりは数割くらい安い気がするけれど、ハイブランドは変わらないか大阪の方が例えばコンラッドとかはコンラッド大阪の方が高いのは、やはり万博効果でしょうか。改めて観てみると、以前と比べて2倍弱、1.5~1.8倍位に宿泊料は上がっている気がする。もうこの価格が標準料金となると、仕事でも無い限りは今後は宿泊するのも大変そう。今回9月の予定で、横浜や都内のホテル予約が必要だったんですが、ポイントも併用して予約しないと中々予算オーバーとなり厳しい状態です。

浜松も、老舗の浜松グランドホテルがBONVOYのMarriottに変わるし、同系列のCROWN PALAISはInterConti系のCrowne Plazaになるので、Hilton系のホテルも欲しいなぁ。今はホテルオークラ系列のオークラアクトシティホテル浜松が、Hilton Hamamatsuとかに改修しないだろうか(マテ)。ただそうなると、価格だけ「ブランド価格」になって、今以上に宿泊できなくなるかもしれない。ある程度物価も上がらないと収入も上がらないことは事実なんだけれど、昔に良い思いを散々していることもあってか、ここ最近の価格高騰にはちょっと引いてしまいます。あぁ、法人割引が懐かしいぞ(笑)。

谷島屋連雀店(旧本店)

浜松市にそれなりの期間在住していない人には、なんの話なのかちんぷんかんぷんな話題かもしれませんが、地元の老舗書店「谷島屋(やじまや)」の、昔の本店現在の連雀店が5月末で閉店するというもの。記事にもあるように、この場所のビルは谷島屋書店の本社ビルで、だからビルの1F/2Fにあった書店も「谷島屋本店」と以前は呼ばれていました。それが駅ビル「メイワン」のオープンとともに8Fに谷島屋がオープンして、こちらが「本店」と名乗るようになったので、元の本店は「連雀店」に変わってしまったもの。浜松に戻り、初めてこの旧本店へ行ったときには、その変化を知ってちょっと寂しい気持ちになったものです。

高校生くらいまでの時期には、谷島屋書店の市内店舗数も少なくて、この連雀店以外だと2~3店舗しか無かったんじゃ無いだろうか。また、当時の書店規模としてもかなり大きくて、特に書店で1F/2Fに別れているなんていうのは驚きでした。兎に角、当時の気持ちで言えば「日本中の書籍・雑誌がここに集まっている」くらいの感じでしたね。まぁ、その後初めて東京駅前の八重洲ブックセンターへ行ったときには、更に衝撃を受けるわけですが(笑)。今では例えばイオンモールに入っている未来屋書店とか、結構大きな書店も増えているけれど、当時の市内の書店は殆どが家族経営の小規模書店で、そんな中で谷島屋書店(本店)は読書好きの自分としては夢の国でした。

高校卒業後は、浪人-大学-就職と浜松を離れて、名古屋や千葉/東京/神奈川と浜松よりも遙に賑やかな場所でずっと生活していたので、書店に関しても大規模店が当たり前みたいな感じになっていました。八重洲ブックセンターは勿論、マルゼン本店とか、蔦屋とか、蔵書数何万冊なんていう規模の書店があちこちにありましたから。そんな中でも、浜松に戻り駅ビルの現在の谷島屋本店に初めて行ったときには、ちょっとその規模にビックリしましたけど、やはり物足りなさは強く感じますよね。実は、浜松に戻ってからも毎週金曜日には横浜のオフィスに通っていたので、帰宅時に新横浜駅での新幹線乗り換え時間で駅ビルキュービックプラザ8Fの有隣堂には毎週入り浸っていました(笑)。浜松駅ビルの谷島屋本店の方が広いことは広いのだけれど、やはりああいう場所の書店は売れ筋の雑誌類とか人気書籍中心で、自分が読みたい買いたいと思う分野の書籍は余り扱ってくれません。そういう時には、月に一回位は八重洲ブックセンターに行くのが決まりだったなぁ。

閉店理由は現在の本社ビルの老朽化という事で、今後は解体後新本社ビルを建築することにな様ですが、新ビル竣工後連雀店を再開するかは未定らしい。実は現在の連雀店が有る場所は、浜松市の中心地点で有るJR浜松/遠鉄新浜松駅からは少し離れた場所(徒歩15~20分位)にあり、それこそ市役所に用事がある時についでに寄るならば良いけれど、わざわざ書店に行くだけの目的で行くにはちょっと厳しい場所でも有ります。昔は、回りに書店が無いからそれでも本店(=連雀店)まで通ったけれど、現在は駅ビルにもあるし市内にもいろいろな書店店舗が存在するから、来店機会はグッと減ってきていることも事実。となると、新本社ビルが出来ても再開されないかもしれませんね。ここが創業の場所ということなので、例えば専門書中心の小規模な書店コーナーでもいいから開設してくれないだろうか。まぁ、書店業界も厳しいから中々そこまでの余裕はないかもしれない。昔の思い出をを辿りつつ、閉店までに一度行ってこようかな... なんか、そんな思い出をなぞることが増えていきそう。

発言力

その政治姿勢や発言内容に賛否が大きい政治家だとは思うけれど、こういう風にきっちりと情報発信する姿勢に関しては、デジタル庁大臣を担当していた事も有るけれど、それ以前から今の時代の情報発信というか情報リテラシーは高い政治家だと思います。 

その河野氏の投稿二つですが、前者は以前から問題になっている埼玉県川口市での所謂クルド人問題。居住外国人数としてはメジャーでは無いけれど、正確な情報(データ)を示して、何が誤解なのか、何が問題なのかきっちり説明しているので分かりやすい。後者は、これも少し前から大きく扱われるようになっていた、主に中国人による日本での免許書き換え問題。これの問題は、免許切替手続きが非常に簡便であること共に、その元になる免許証が中国国内のものでは無く、東南アジア等で入手したと思われる偽造免許証の可能性も大きい事。全く根拠の無いもの(=偽造免許証)を日本で日本の免許証に切り替えることで、日本がその人の免許を裏書きしてしまい、ある意味犯罪の片棒(免許証ロンダリング)を担いでいるとも言えることが一番の問題だと思う。あと、日本で免許取得したり切り替える手続きよりも、海外の人の方が簡単というのも理解出来ない。日本の免許証を取得するということは、大前提として国内で運転することをまずは想定するわけだから、国内の標識なり注意なりを理解出来ない人間に許可することは不合理だし不正義だと思う。今後は、切替資格のある場合でもより厳密に審査することも考えて欲しいと思うなぁ。

インバウンドの急増で、例えば京都の様に普通の社会生活にも大きな影響が生まれてきている現在。政府は、現在のインバウンドの倍近い年間6,000万人の訪日も目指しているらしいので、現在の何倍ものインバウンド対策は必要。上記の、不法な滞在延長や、免許切替という問題もそうだけれど、やはり国内でのルールを守れない相手に対しては、より厳正な対応や処分をするべきだと思う。何度も書いているけれど、日本の場合は性善説で世の中の暗黙のルールは動いているので、性悪説で生きている海外の人間から見ると「何でもやり放題」とでも言えるような状況なんですよね。例えばアルコール販売も、日本ではほぼ自由にどこでも購入出来るけれど、海外だとそんなことは無い。但し、それは何処でもいつでも自由にアルコールを飲んで良いという意味では無い事は、多分殆どの日本人は理解しているけれど、海外からの人からしたら、そこで売っているんだから飲んでいいんだというのが彼らの理解。それが許されていないならば、売らなければ良いというのが彼らのロジック。そういうギャップをもっと認識するべきだと思う。

じゃぁ、国内外関係無くアルコール飲料の販売を中止するのかと言われるかもしれないけれど、販売とその製品の飲用は別問題という事を明確にして、例えば禁止されている路上飲酒をして騒いでいれば直ぐに罰金を日本人だろうとインバウンドだろうと関係無く徴収するとか、そう言う事を厳密に対処していくことが今後は必要だと思う。同様に、動画撮影目的で交通ルール違反をしていたり、回りに迷惑を掛けていたら軽犯罪で取り締まるとか、YouTubeやGoogleなどに対して公式にクレームして配信中止やアカウントロックするとか、そこまで徹底して対応するべき。そして、ルールを遵守してくれるインバウンドに対して、これまで以上の「おもてなし」を体験してもらえる努力も並行していれば、インバウンドの印象も対応もかなり改善されると思う。本当は観光庁当たりが音頭を取ってそういう行動をするべきだと思う。さらに言えば「日本でのNG行為」として、どんどんそういう動画を各国語で発信していくことも重要だと思う。「以心伝心」は日本の美徳の一つかもしれないけれど、そこは世界標準である「言うべき事はキッパリ言う」という強い対応が、今は必要だと思う。その為にも、河野氏のような発言力を、政府や議員はもっと身につけるべき。ただ、発言力は強くてもその内容が伴わないのは単なるスパムというかノイズ以下なので、そういうスクリーニングは我々も勧めないといけないのが大変ですよね。

2025年5月13日

Pink Day

5月11日は「母の日」ということで、ピンク色が色々な場所に氾濫する一日に。数年前から、野球界が強く訴求するようになった気がして、だからか日曜日のプロ野球の試合では、バットやグローブにベルトに靴に、色々な場所がピンク色に。一番驚いたのは、審判の上着がピンク色で、ちょっと目眩がするほど。日本時間では翌日となるMLBの試合でも、色々な選手がピンク色の物を装着して試合に臨んでいたけれど、流石に審判がピンク色の上着を着用している様子は見なかった気がします。

ここ10年位の出来事だと思いますが、そのイベントのイメージカラーの物を着用して、その意味なり意義を訴求する行為は、日本でも盛んになってきた気がします。ただ近年に於いては、そういうイベントのイメージカラーが強調されすぎてしまい、何かそういう色なり雰囲気で圧倒することが目的になってきたようにも感じます。今回のピンクデーにしても、以前はピンクのリボンを付けるとか、靴紐をピンクにするとか、結構さりげなく取り入れていたのが、最近ではピンクのグローブにバットに、挙げ句の果てにはユニフォームまでピンクとかになり、それならば全身ピンクにしたらどうだと一言言いたくなるほど。スポーツの場合、相手を欺瞞したり錯誤を誘発するような行為や装飾は禁止されていると思うんですが、ここ最近のそういうイメージカラーデーというのは明らかにルール時には駄目な状態になっているような気がします。でも、特例としてその日、その試合だけは許されるんでしょうね。

ざっと自分の身の回りを見渡してみると、自分の衣類や持ち物でピンク色のものとしては、フェイスタオルが一つありました。あと、ピンクというか薄い赤色というか、そんな感じの色味のボタンダウンのシャツが一枚ありました。それ以外は、下着とか靴下にハンカチ等含めても見当たらず、仮にそういうピンクデーのイベントに行くことになったら、結構困った状況になるかも。ふと思ったんですが、そのピンクデーに着用・使用した衣類や道具類は、その後どうなるんだろうか。クリーニングして保管して、1年後にまた使用するのだろうか。あるいは、チャリティーとかに提供して、その利益は関連事業なんかに寄付するのかな。大谷選手とか著名選手、人気選手が使用したものならば、サインとかして送ればかなりの付加価値が付くだろうけど、あれだけ多くの選手や関係者が使用したら相当の数集まるだろうから、希少性としては付加価値は低いだろうし。啓蒙目的として年々過剰になっていくだけ、むっこう無駄な部分も増えているんじゃ無いだろうか。

こういう行為・運動にありがちだと思うのが、元々は少数派・マイナーな存在出会った物事に、少しでも注目して貰うために始めたものが、その内容や規模が拡大していくと、元々の目的よりもそういう行為をすること・参加していることが主張の中心になり、本当は一番重要な啓蒙活動というか、その事象に対しての理解を深めることが逆に薄れていくような気がします。それに、今回は5月の「母の日」という事で注目されたけれど、来月6月の「父の日」はどれだけ盛り上がるんだろうか。「母の日」にはカーネーションを送るという風習から、ピンク色が一つの象徴になったらしいけれど、「父の日」は白いバラを送ることが風習らしい。となると、今年の父の日(6月15日)のプロ野球では、どちらのチームも白ユニで試合をするんだろうか。それはそれでボールが見にくくて大変になりそう。


ZOZOマリンスタジアム建替

プロ野球の千葉ロッテマリーンズの本拠地として有名なZOZOマリンスタジアムが、築後30年以上経過して老朽化が進み、隣接地への建替を検討しているという記事。本来は野球のグランドなんですが、昔はアメフト(Xリーグ)の試合も開催されたこともあり、実質的に自分の現役最後の試合になったのが、このマリンスタジアムで開催されたリクルートシーガルズ(当時、現オービックシーガルズ)との秋のリーグ戦でした。その後も何回か試合で足を運んだことがありますが、地理的に海岸の直ぐ横だったので丸い円柱型のスタジアムで風が変な方向に巻いたりして、QBのパスやキッカー泣かせのグランドだった記憶があります。あと、野球スタジアムというと、高い位置の照明灯が見慣れた光景だと思いますが、確かこのスタジアムは外野(海側)から ホームベース方向の照明が、その先(北東方向)にある商業施設や住宅街に干渉するために、丸い屋根に沿って照明灯が配置されている独特の構造じゃ無かったかな。だから、ナイターでフライが上がりすぎると見失うこともあったと思います。

移転候補地は、浜田川を渡った西側、方向的には今のマリンスタジアムの真北に位置する、幕張メッセの駐車場が候補らしい。でもここって、北側には都心最大規模のイオンモール幕張新都心店があり、その西にはコストコ幕張倉庫店もある場所で、毎日人出は結構有る場所。唯一の利点は、最寄り駅がJR海浜幕張から一つ東京寄りのJR幕張豊砂になることで、幕張メッセとのイベントと重なっても多少は分散されそう。ここで試合があると、どうしても京葉線利用でアクセスするため、週末ということもありJR舞浜駅利用者(=TDR利用者)とぶつかるのが大変でしたね。後自分は新幹線を利用するので、東京駅での乗換が大変なのが嫌だったなぁ... アメフト開催時は、1塁側/3塁側にゴールポストを設置して、ギリギリアメフトのフィールドが取れる感じでした。確かサッカーの開催も想定していたので、何とか収まるのだけれど、その後他球場同様に内野席にエキストラシートみたいなものが増設されて、確か今はもうフルサイズのアメフトフィールドは取れないはずですね。

新しい候補地の幕張メッセ駐車場は、今の丸いマリンスタジアムをそのまま移動させると、何とか収まるくらいの幅はありそう。例えばホームベースを真北、外野スタンドを真南にして、1塁を真西、3塁を真東と取れば、これが一番広く敷地をとれる配置になりそうですね。個人的には、海風の影響もあるからドーム式にして欲しいなぁ。海に近いスタジアムというと、横浜スタジアムが思いつきますが、ここもアメフトの試合を結構開催しているけれど、やはり風の影響があります。福岡PayPayドームは、やはり海岸の横にあるけれど、ここはドームスタジアムですからね。ああいう感じが良いけれど、千葉県とかロッテとかどれだけお金を出せるのか。1000億円規模の建替になりそうだとすると、中々大変だろうし。で、個人的には、アメフトも開催出来る拠点として新設してくれると嬉しいけれど、厳しいだろうなぁ...

2025年5月12日

コンサート日和

先日大阪に出かけた日の朝、浜松駅でちょっと見慣れない光景を見ました。新幹線構内の待合室横売店の裏側のトイレに行く通路の壁に、 「東京行最終/ 22:07, 新大阪行最終/21:53」みたいな感じで、上り・下り最終新幹線の時刻と注意書きが、かなり大きなフォントでしかも日本語と英語で印刷された物が、二組壁に貼られていたんですね。そう言えば浜松駅構内は、まだ朝の9:00頃なのに結構混雑していて、東海道本線の改札には「愛野駅は~」みたいな案内もあったなぁと思いだしました。「愛野駅」と言えば、エコパスタジアムの最寄り駅で、地元のサッカーチーム「ジュビロ磐田」のホームスタジアム。この時は「ジュビロの試合でもあるんだ」と思いながら大阪方面へと移動しました。

夜戻ってくると、もう21時過ぎなのにいつもの週末以上に混雑していて、やはり何かイベントがあったのかなと思いつつ、ふと見ると「THE ALFEE」と刺繍されたジャンパーを着た人が数名。ちょっと検索してみると、浜松駅の横に有るアクトタワーで、あの「THE ALFEE」のコンサートがあったらしい。で、帰宅して翌日。昼過ぎのテレビを見ていたら、この日はジュビロ磐田と同じくJ2の藤枝MYFCの地元対決が開催されるという事で、ローカル局の生中継もあるみたいな事を言っています。しかも試合会場はエコパではなく、ジュビロ磐田のもう一つのホームスタジアムであるヤマハスタジアムということは、昨日の混雑は何だったんだろうとちょっと気になりました。

そこでエコパスタジアムのスケジュールを調べてみたら、「STAR KIDS STRAY KIDS」というグループのコンサート(ワールドツアー)が、5月10日、11日と翌週の5月17日、18日と開催予定されているらしい。私は全然このグループの名前すら知らなかったのですが、最初は韓国の男性グループかと思ったら、日本のグループらしい。夕方16:00スタートらしいけれど、3時間コンサート開催して19:00過ぎ。そこから愛野駅まで移動して浜松に移動して新幹線利用するとなると、21:00の最終新幹線はギリギリの感じですね。まぁ、掛川で新幹線を捕まえる方法もあるし、こだま号が必要な人は、名古屋止まり、静岡止まりなどもう少し遅くまで走っている新幹線もあるけれど。でも、コアなファンなら、10日は浜松宿泊で二日間通うだろうなぁ。で、翌週も浜松祝はとか。市内のホテル業界は潤うのかもしれないけれど、珍しいですよね。二週週末二日ずつ2回公演するというのは。余り聞いたことが無いなぁ、自分は。

もし、篠原地区に想定されてい県営浜松球場がもし出来ていたら、この球場を口数公演のスペースとして利用してくれるのだろうか。今のプランでは、スタンドで2万2千人位を最大で想定していますが、コンサートならフィールドにも席を設置して3万~3万5戦くらいまではいけるのかな。エコパのキャパが5万人なので、もしそれがフルに入るイベントだと物足りないけれど、フィールド内は立ち席だけとかにしたら5万人は無理でも4万人位はいけるかも。あっ、消防法とかの関係もあるだろうから無闇に人は入れられないだろうけど、やはり浜松市内にそれなりの規模と内容のスタジアムや陸上競技場が欲しいなぁ。バスケでは、三遠ネオフェニックスが地区優勝したけれど、浜松では余り盛り上がっている空気が感じられない。浜松アリーナって、どの程度の規模というか品質なんだろうか。実は先日暴有名スポーツ関係者の方と話をする機会があり、実は日本国内では今「アリーナ余り」が進行していて、この有効活用が課題という話を聞きました。で、その一環として「アリーナフットボール(Arena Football)」を日本で普及させようみたいな話をしたんですが、個人的には実現してほしい話です。


料理観

佐々木俊尚氏の引用から、料理かの土井善晴氏の料理観についての一連のやり取り。個人的にも、この土井氏のファンで、それは一見投げやりな感じがするけれどちゃんとツボを押さえた調理方法だけで無く、その独特の口調所謂「善晴節」もファンなんですよね。 

土井氏だけで無く、例えば京都菊乃井の村田吉弘氏なんかも「ご家庭なら、こんな感じでよろしいでっしゃろ(失礼!)」みたいな感じで、決して料亭なんかの手順に拘ることを言わないのが好感が持てますね。お金を頂く料亭だから、素材にもその切り方見せ方にも、味にもプライドと責任を持つけれど、日々の食事の家庭料理は、多少見栄えが悪くても、多少味のブレがあっても、毎日美味しく頂くことが一番重要みたいな「料理観」は納得すると個人的に賛成するところ。私は、何人かの料理人の方のチャンネルや動画をよく見ますが、皆さんそういう部分には共通点があるように感じますね。決して「手を抜く」のではなく、華美なところを簡便にする、100%の完成度をコスト度外視で追求するのではなく、取りあえず合格点を目指すみたいな感じかなぁ。

引用先で言及されている「湯がいた青菜に醤油を掛けたら料理」は、まさに「お浸し」という立派な料理。アシスタント氏の「深いですね」という一言に「いゃ、深くないですよ」という返しは、土井氏特有の「難しい事考えたらあかん」という事なんだろうけど、私は結構深い話だと感じます。例えば「醤油を掛けたら」の醤油にしても、簡単に「醤油」というけれど、白醤油、薄口醤油、濃口醤油、たまり醤油、刺身醤油、と醤油の種類だけでもいろいろ。最初の三つは、料理でよく使われる代表的なものだと思うけれど、白、薄口、濃口の順に塩分は濃いめから薄めになるし、逆に旨味成分は白から濃口に向かって豊かになるし、だから使う醤油の量が全く違ってきます。白醤油が見た目の色味を気にするために、より少量で塩味がはいるように塩分が濃いことは合理的だと思うし、多分塩分が濃いだけ発酵の進み具合が遅く、色が付かないことと旨味成分も少ないのも理解出来る。レシピなんか見ても「醤油大さじ1」とか書いてあっても、私は先ず「これは濃口だろうか、薄口だろうか」悩むんですが、多分一般的に「醤油」と書いてあったら、濃口醤油だと思えば間違いない気がする。

調味料の醤油以前にも、和食の場合は「切り方」にも拘りというか理由が有る場合が殆どで、野菜なんかの場合には繊維の方向を見て、歯ごたえがあるように繊維に沿って切るとか、逆に柔らかくするように繊維を断ちきるように切るとかよく言う話。更に個人的には「乱切り」なんて言うのは余り西洋料理では聞かない気がして、あれは一見無秩序な中にも何らかの規則があるような印象を点けるような気がしています。勿論、断面が不規則になる事で足が染みこみやすいという調理上の理由もあるんでしょうけど。西洋料理の場合は、最後に飾り付ける「飾り切り」の要素が殆どじゃ無いだろうか。プロの料理人、レストラン経営などするのであれば、やはりちゃんと調理や料理の基本を身につけて正しく作業するべきでは、それは味とか以前に「衛生面」でも要求される事だから。一方で、自己責任で自己満足な家庭料理の世界ならば、そういうルールに縛られなくても、自分で出来ることを先ずやり、そこから拘りみたいなものが生まれてくれば、それを追求すれば自分なりに満足出来るものが調理できるように成るんじゃ無いだろうか。最近流行の「簡単○○」とか「ワンパン料理」なんて言うのも、その延長だと思う。少なくとも自分食べるもの、自分の家族が食べるくらいのものなら、何を造るのでは無く毎日続けられる「努力」を考える方が優先するんじゃ無いだろうか。

2025年5月11日

(NH Leg#18) ITM - HND

この日は大阪方面でちょっと用事があり、朝から出かけることに。最初は単純に新幹線で往復する予定でしたが、「まてよ」と悪い虫が(笑)。そのままだと午後早めには浜松に戻れるのですが、どうせなら大阪発伊丹経由羽田経由品川経由で戻れば良いじゃん、と (マテ)。ちょっとこのところ仕事やらなんやらで忙しくて、ちょっと精神的にギスギスしていたこともあり、遠回りで帰宅することにしました。

この日は全国的に荒れ模様の天気が予想されていて、浜松も明け方頃には雨が降っていたようですが、出かける朝頃には雨は何とか上がり、さらに当日の予報では午後からは晴れ間も見えてくるらしい。夜は遅くなるかもしれないので、自家用車で浜松駅まで移動して、まずは新大阪に向かいます。ここでちょっとしたミスが。新幹線の改札を通り抜けてホームに上がったんですが、ついいつもの癖で「東京方面」の上りのホームにあがってしまい、ホーム上の掲示板を見たら「09:31発」のひかり号がありません。数秒後気がつきました。ホームが逆だ、と。慌てて階段を下りて反対側の「名古屋・新大阪方面」の下りのホームにあがり、やっと乗車予定の掲示を見つけました。いゃぁ、まだ余裕があったから良かったけれど、ギリギリだったら完全にアウトですね。

新幹線に揺られて90分余り。新大阪駅に到着すると、移動のために外に出て地下鉄の御堂筋線に向かいます。新大阪駅は、週末という事もあるし、EXPO2025の影響もあるのか、これまでで最大の混雑具合。インバウンドの方も多いので、大きなスーツケースやバックパックを担いだ大柄な人が右往左往しています。思わず「カオスだ」と呟きそうに。その後目的地へと向かい、用事を済ませた後は、今度は伊丹空港に向かいます。

空港もやはり混雑していましたが、優先保安検査場は空いていたのでそこを通過して先ずはラウンジで一息つくことに。本当は軽く何か食べたかったんですが、ちょっと時間的に微妙で、そのまま少し早めにラウンジを出て、出発ゲートであるゲート変更があった13番ゲートへと向かいました。

1) ITM 13:00 - HND 14:15 (NH026)

羽田からの到着機が10分位遅れて到着したので、これは出発も遅れるかなと思ったんですが、掲示は定刻通り。で、12:40頃から事前改札が始まり、5分後にはグループ1の優先搭乗が始まります。使用機材がB767と中型機であることもあってか、ドアクローズは定刻前の12:58で、プッシュバック開始は13:02でした。いつも利用している沖縄行きでは信じられないような素早いターンアラウンドですが、想像するに近距離戦なので搭載燃料が少なくて済むので給油時間が短いことと、搭載貨物もリゾート線ではないので預け入れて荷物が少ないので、こちらも作業時間が短くて済むのかなと思うんですがどうだろうか。その後RW32Lへと移動し、羽田に向けて離陸したのが13:18でした。

北に向けて離陸すると、左旋回をして東に機首を向けて真っ直ぐに羽田空港目指して飛行します。水平飛行に入ると、直ぐに食事の配布が始まりますが、食べ終わったのが離陸してから20分位でしたが、飛行機はもう静岡県の駿河湾くらいまで進行しています。大島上空を通過すると、少し右に機首を振って房総半島を回り込むような感じになります。この辺りで離陸後30分位過ぎていましたが、モニターの到着予定時刻を見ると、まだ30分位かかると表示されます。物理的な距離では短いのですが、混雑している羽田空港への順番待ちでかなりの時間空中待機というか、順番待ちをしないといけないみたいです。その後S字に蛇行したり大きく房総半島の東側に一度機首を向けて空港から遠ざかったりしながら、何とか順番がまわってきたのか、機首が空港に向かうとB滑走路を目指すようです。

羽田空港周辺の天候も悪かったのか、ちょっと揺れながらRW22へとアプローチしていきます。この機体は国際線用のコンフィグで、機内Wi-Fiが利用出来なかったんですが、機首部分にガンカメラが搭載していたので、こちらに切り替えて外の様子見てみます。ずつと白い雲の中を進行していましたが、突然地上というか東京湾が見えてくると、前方に点灯しているRW22の誘導灯も見えます。真っ直ぐにRW22に向かい着陸したのが14:18。そこから到着ゲートの58番ゲートに入ったのが14:28でした。外に出ると、同じようなタイミングで周りのゲートに到着機が入ってきたのか、ゲートから出口に向かう通路には人が溢れていました。そんな人混みを抜けて、外に出ると京急で品川駅へと向かいます。京急のホームも人出で混雑していましたが、一つやり過ごして二つ目の品川方面行きの特急に乗り込んで、座席を確保することが出来ました。

品川駅も週末とインバウンドでかなり混雑していましたが、新幹線までは乗り継ぎ時間も余裕があったので、いつもの様に夕食代わりのお弁当を購入して乗車。時間の関係でこだま号を利用しましたが、名古屋行きということもあってか車内はガラガラでした。無事に浜松駅に到着しましたが、何かイベントがあったのか浜松駅もいつも以上の混雑具合。早々に駐車場へ移動して、無事帰宅できました。やれやれな一日でしたね。

2025年5月10日

Audio Makers

数日前に、オーディオメーカーのHARMANが、DENONやMarantzを配下に持つ企業を買収するというニュースを聞いて、「えっ、DENONとMarantzが一緒になるの」とビックリ。更にビックリしたのは、その買収元のHARMANがいつの間にかSamsungの子会社になっていると聞いて、「えっ、あの高級オーディオのHARMANが?!」と更にビックリ。更にさらに、本田雅一氏のこの件に関しての解説記事を読んで、またまたビックリ。知らない間に、オーディオメーカーの世界はそんなに再編が進んでいたんだと、ちょっと浦島太郎状態です。

私がオーディオに目覚めたのは、オーディオ機器マニアの叔父の影響で、自宅のオーディオルームにはJBL/TANNOY/YAMAHAのスピーカーに、アンプ類もMcintosh/Marantz/DENON等複数保有していて、スピーカーと組み合わせて視聴出来るようになっていました。レコード用のターンテーブルのメーカーは忘れてしまったけれど、カセットデッキはNakamichiのデッキで、さらにオープンリールも2台はあったなぁ。とにかく当時小学生位の自分にとっては、この叔父の家に行くのは楽しみで、その圧倒的な音場に子供ながらに感動したものでした。この叔父の影響が自分の人生では大きくて、何度か当時の秋葉原へも連れて行ってもらい、それが講じて「電子ブロック」をお年玉で購入して、電子回路の世界に嵌まっていき、ラジオやアンプを自作するようになり、更に高校生時代に工業高校に行った友人が当時の4ビットマイコンのデモをしたのをきっかけに、パソコン(当時は「マイコンピューター=マイコン」)の世界へと沼るわけです。

叔父のレベルには当然到達出来ないけれど自分なりに仕事をするようになるとオーディオ製品を集めるようになり、PionieerのLaserDiskを核に、カセットデッキは憧れのNakamichi、スピーカーはYAMAHAの本当は1000Mが欲しかったけれど流石に無理で600Mというヤツだったかな。アンプはSANSUIのプリメイン。CDプレーヤーは、確かSONY製で、これがよく壊れた記憶があるなぁ(SONYタイマーは何度も経験している)。モニターはSONYのPROFILEで、40kg位ある重量級。アパートが畳敷きだったので、そこだけ沈んで困りました(笑)。その経験から、後年プロジェクターに嵌まったんですが、当時はまだ光量が十分ではなくて、それで暫くするとまたモニターに戻ったんですが、最近の小型軽量高機能プロジェクターを見ていると、また戻りたくなりますよね。当時は海外メーカーは高価すぎて手が出ず、基本国内メーカーを購入していたけれど、今ではSONYとYAMAHA意外は全てSamsung傘下になったり消えてしまったブランドもあるのは寂しいですね。

記事を読んでビックリしたのは、高級オーディオメーカーが車載システムに結構傾倒している事。最初にLexus UXを購入したときに、車内オーディオのオプションでMark Levinson (+30万円以上)があると聴いて「えぇぇぇぇぇぇ」とかなりビックリしました。私がオーディオに嵌まっていた時期でも、Mark Levinsonのアンプと言えば1台100万円コースだったし、ある意味当時のオーディオ好きの憧れの一つ。Lexusの標準のオーディオシステムもそこそこ高性能のものでしたが、試しに視聴してみるとやはりそこはひと味違います。でも、走行中に聞いたらどうしても走行ノイズは発生するし、憧れだっただけにそういう環境で使うようなメーカーじゃ無いよなと言う理性が勝ちました(笑)。でも、今後自動運転がどんどん標準化されてくると、車内オーディオや映像システムのような「車内AV(Audio-Visual)システム」は重要な差別化になるだろうから、こういう方向に投資していくのは正しいんでしょうね。寂しさを感じつつ、これが時代の流れなんだなと何となく納得してしまう記事でした。

Changi Airport T5

私もよく利用する、Singaporeの空の玄関口Changi Airport (SIN)の第五ターミナル(T5)の建設がスタートしたという記事。「Changi」と言えば、世界の空港ランキングでは常にトップを争うBest Airportの一つで、現在の規模でも世界有数の空港の一つ。ターミナルに関しては、最初に造られて最近改修され、さらに大規模な球形施設「JEWEL」を併設したT1。次に造られてANA便も利用していてこちらも改修されたT2。さらに新しいT3が「コの字」型に並んでいて、そのターミナル間は徒歩移動も可能ですが、早朝から深夜にかけてライトレールが連絡していて、さらに凄いのは制限区域外(一般エリア)と制限区域内(出国後エリア)それぞれ路線があって同様に移動出来る事。そして、主にLCC用のT4がT2の西側少し離れて設置されているのが現在のターミナル構成。

その現在のターミナル群と同程度の敷地が東側の海側に広がっていて、そこにほぼT1~T3をあわせたくらいの規模のT5を造るという壮大な計画。Changiには4,000m級滑走路の、RW02L/C/R-RW20R/C/Lの三つの平行滑走路で運用されていますが、現在の年間利用者数は約8,000万人だけれど、T5供用開始後は年間1億4000~5000万人の利用を想定しているらしい。T5が出来たら、SQとScootがT5に集約されて、現行のT1~T3はアライアンス毎に別れるんだろうか。いずれにしても、贅沢な悩みですね。

成田空港は、現在の年間離発着数が30万回で利用者数は約4,000万人。それに対してチャンギ空港は、年間離発着数はそれ程変わらない約33万回なのに、利用者数は約5,900万人と1.5倍近く違うのは、SQも含めて基本国際線しか就航していなくて、A380等大型機の就航が多いからかな。成田の場合は国内線もあって、こちらは羽田と比較して中小型機利用が多いので、その影響もあるのかも。仮に成田空港が新ターミナルを開設後も、現行のT2(赤組ターミナル)を残して利用しても、年間1億回には届かないだろうなあ。Changiの場合、本当に24時間色々な国際線が離発着しているから、乗り継ぎにしてもいつでも出来ますしね。

私が初めてSingaporeへ行ったのは2010年。当時のSingaporeも近代的なビルが建ち並ぶ都市国家で、正直日本以外で初めて「ここなら永住してもいいかな」と感じたくらい。その当時は、空港の周りとかまだまだ開発途上で、空き地が広がっていたり、市街地に入ってもMarina Bay Sands周辺にも空き地が広がっていましたが、この15年位の間にどんどん開発・再開発されていき、そういう場所は近代的な高層ビルだったり、商業施設が建ち並ぶようになり、さらにSingapore国内の実質的な移動手段であるSMRT (Singapore Mass Rapid Tranportation)は、どんどん路線が延びているし、毎回訪問する度に驚くことの繰り返しでした。まぁ、Changi一つだけのSingaporeと、国内に多数の空港のある日本とでは事情は違うけれど、国家としての成長スピードというか勢いは全く違います。そこには、光と影があるのだけれど、あの活力というかエネルギーみたいなものは、今の日本に一番必要な要素だと感じますね。

2025年5月9日

AI政治家

先の東京都知事選挙で、予想外の健闘をして話題になったAIエンジニアの安野高広氏が、夏の参議院選挙に新党「チームみらい」を立ち上げて参加するという記事。先のと知事選挙の様子を見ていて、個人的には期待値と高感度が高い人なので、この選挙でも頑張ってほしいけれど、正直全国の有権者が対象の参議院選挙は厳しいと思う。まずは有効投票数の2%以上を獲得して、政党要件を満たす必要があるのだけれど、そのためには120万票以上獲得する必要が有り、安野氏じしんが出馬するとしても、やはり知名度のある候補者が生まれてこないと厳しそう。

同じような手法で、「知名度」と「話題作り」で政党として足場を固めているのが、れいわ新選組の山本太郎氏だったりするわけで、個人的には余り好ましいと思わない手法。いってみれば、彼らが大規模政党に対して批判する理由の一つ「タレント議員」と変わらないわけですからね。でも選挙なのだから何らかの形で注目を集めないと票も獲得出来ない訳で、その辺りはある意味民主主義のジレンマなのかもしれない。

手法の善し悪しは別にしても、安野氏に対しては日頃政策で不満を感じるITやAIに対しての成長が期待出来る天では、個人的に応援したい人でもあります。仕事柄、また自分の趣味というか生活ツールとして、IT/AIは必須の時代ですし色々な意味でこれからの次の「パートナー」がIT/AIだと自分は思っているから。特にAIに関しては、先行している欧米や中国に対して、日本的な雰囲気というか世界観というか、そう言うものの味付けが大きな差別化になると思うんですよね。今はAIの性能向上が主流なので、技術革新がどんどん進んでいるけれど、その上に構築されるAIの世界観みたいなものの段階になると、それぞれの国なり地域なりあるいは集団の好みが強くなる気がします。その時に「和風AI」みたいな環境構築が、今の日本がインバウンドで人気なのと同じような感じで受入られるんじゃ無いだろうか。 

ITに関しては、先ずは情報インフラを世界トップクラスの容量、スピード、カバー率で全国を繋いで、それこそいつでも何処でも誰でも情報インフラへアクセス出来るような社会が出来たとしたら、最近の情報革命に続く革命が生まれると思います。ネットインフラとともに、精確な位置特定が出来るような、GPS網の構築ともリンク出来れば、例えば移動経路をモニターする事で、途中の電車や高速道路の料金引き落としは自動的に出来る(今の無人店舗の拡大版)ようになるだろうし、緊急時のSOSも自動で発生させることが出来るかもしれない。勿論、今以上の個人の行動だとかプライバシーに対しての不安や反対も大きくなるだろうけど、やはりそこは利便性とのトレードオフだと思うし、そういう不安や反対派往々にして誇張されている場合が多いから、実はそれ程心配する必要も無いかも。未来は確実にITとAIも含む方向へ進むのだから、今こういう政治家が生まれたとしても、遅すぎたくらいかもしれない。

コンクラーベ

次のローマ法王を決める「コンクラーベ」が行われて、結構早く二日目で「レオ14世」となる、プレヴォスト枢機卿がアメリカ出身初の法王に。 以前のコンクラーベでは、2/3以上の得票が集まる候補がなかなか出ず、何日も続いた記憶があるんですが、今回は結構すんなり決まった印象。しかも、アメリカからというのもちょっと不思議な気がします。

そんな中で佐々木氏がVoicyで指摘していてなるほどと思ったのが、欧州の枢機卿の人数が、以前は過半数を占めていたのが今回は30%位になり、アジアやアフリカに逆に拡散していると言うは無し。それは、欧州では若者世代を中心に「宗教離れ」しているのに対して、そういう地域では拠り所として宗教が受け入れられているから、という理由らしい。

佐々木氏の話では、宗教なる物は混沌とした社会・世界の中で秩序をもたらす存在であるので、そういう時代には宗教は「社会安定」の重要な存在として受け入れられて拡大していくという話。今でも、何となく感じる不安や危機感に対して、特に理由は無いけれど心の拠り所みたいな存在を人は求める物だけれど、それが昔は「○○教」という宗教で合ったかもしれないのは腑に落ちる話。しかし、現代のように社会が(不満や不備はあるけれど)それなりに安定して、安心して生活出来るような状態になると、拠り所としての宗教の存在感は薄れていき、宗教離れが生まれるのではという説明はなるほどなと感じます。

最近の一部政党って「宗教っぽさ」を感じるんですが、となると彼らとしては社会が混乱している方が有利であり、「貧困」とか「差別」とか声高に叫んで社会の矛盾や混乱を招くことで、彼らの存在感は注目されて高まるんじゃ無いだろうか。彼らの能力不足もあるだろうけど、具体的な政策なり提案をするのでは無く、扇情的に「○○が悪い」という敵を作る言い方にしても、何となく納得出来る気がします。更に感じるのは、日本の場合は神道とか仏教にしても、「宗教」と言うよりは、地域や日常生活の中の一部にかなり近い存在になっていて、「身近なもの」以上に「何となく生活の一部」的存在という、かなり欧米の宗教観と異なるもの。だから、逆に「宗教」というものを全面に出してくる場合には、かなり免疫が低くてついそこに陶酔してしまう人も多いのかも。どうやって宗教や宗教的な活動にと付き合っていくのは、こちらは「根比べ」ですね(マテ)。

2025年5月8日

Business Style

今でも商談の場所、特に相手がお客様とか重要な相手の場合、服装に関してはかなり気にして準備して向かうのですが、この「靴」に関しては結構大変。毎日履いていて慣れていれば良いけれど、自分のように年に何回レベルでしか履かない場合、足に対しての影響というかショックが大きいんですよね。本来の革靴ではなく、靴底やヒール部分などはゴム製などの、最近の「歩き疲れない革靴」みたいなものを利用していてもそんな感じなんですよね。

最近は素材の進歩しているし、デザインに関しても「スニーカー」と言いつつも、ビジネスシューズにデザインが似ているものも多いし、大体「ビジネスシューズ」なんていうカテゴリーが昔は無くて、ビジネスシューズと言えばプレーントゥーの革靴敷かないし、精々許されるとしたらコインローファー位。靴に関しては、以前から結構「見た目ビジネス、機能はスニーカー」的なものって多かった気がします。

最近はこの手の靴を購入していないので、最近のトレンドには疎いのですが、多分ぱっと見だけではこういうカジュアルのものかフォーマルに近いものなのか区別は付かないだろうなあ。大体、足下が気になる場合って、靴の種類よりはその靴の手入れ具合の方が私は気になるんですよね。別にワックス掛けした直後の靴で無くても良いけれど、何となくくたびれた印象って中止しなくても気になるんですよね。酷い場合には、その人の癖なんでしょうけど、かかとが潰れている靴を履いている人もいて、流石にその時には不信感を感じたけれど(笑)。

靴に関しての議論ではあるんですが、其れ以前に最近では「ビジネススーツケース」とか「ブリーフケース」みたいなものって気にしなくなりましたよね。今ではバックパックで伺っても、多分何も言われない。流石に派手な色彩のものは不味いだろうけど、黒とかダークカラーのバックパックとかスリングバックなんかでも、今では違和感は感じない気がする。また、こちらがスーツ姿で伺っても、お客様側が全員ジーンズにポロシャツという場合もあるし、まぁこの辺り私が社会人になった頃と比べたら、雲泥の差があるのは事実。日本の場合は、まだまだ保守的な空気が残っているのかもしれないけれど、それでもここ10年位でグッとカジュアルさが増したというか、フォーマルさが注視されなくなってきた気がします。そういう多様性に関しては積極的に支持したい。 

ブルーカラーの時代

週刊現代の記事から、以前は「3K (きつい・汚い・危険)」の代表的な職業にもなぞられていた建築関係の仕事が、今では週末休みで残業も無くそれでも年収1000万円オーバー というバラ色名仕事に変わってきているという話。数年前から、大工さんの人手不足が言われて、そこに材料のコストアップがあり、建築費は以前の1.5倍から下手をしたら2倍近くまで上がってきていて、当然人手不足対策のためには人件費も上げないといけないわけで、それ位までアップしても不思議は無い話。

大工さんでは無いのですが、やはり同じように以前は余り人気が無かった庭屋さん(庭師、剪定作業員)も似たような状況では無いかと思います。実はG.W.前に自宅の庭の剪定をお願いしたんですが、ここで時代の流れというか変化を感じることに。以前は昔からお願いしている馴染みの庭屋さんに自宅の剪定作業はずっとお願いしていたんですが、この方が昨年廃業されてしまったので、今回新規に新しい会社にお願いしました。最初に見積依頼をしたんですが、ここでちょっとビックリしたのは、庭師さんの人件費。以前の馴染みの会社だと、一人一日あたりの費用が、大体1万2千円位でしたが、今回の見積ではその倍の2万4千円。そこそこの人数が入る予定なので、結構な違いになります。

正直一瞬迷ったんですが、考えてみたら以前の一人1万2千円の場合でも、保険や年金等に会社の経費など引くと、多分本人の手取りは1万円にも届かない程度。一日8時間仕事をするとしても、多分時給1,000円ちょっとくらいじゃないかなぁ。今回の様な2万4千円位になると、本人の手取りは多分1万5~6千円位は行くだろうから、時給計算で2,000円余りになるから、それならば技術職としての時給としては、まぁ妥当なところじゃないだろうか。実際には、現場責任者の親方に対してはもう少し支払うだろうし、今回の作業に何人か来ていたような若手の庭師さんはもう少し安いかもしれない。あくまで平均値なので、実際には違いはあるんだろうけど、仮に時給1,500円で一日8時間として日当は1万2千円。土日は休みなので一月20日フル稼働したとして24万円。これは純粋に手取り分の推定値なので、名目的には30万円ちょっとくらいの月給になるのかな。会社組織なので、ボーナスも有るかもしれないし、まぁそこそこの収入になるような気がします。

実は今回G.W.の飛び石連休が途中に入ったので、土日の定休にG.W.の休みも含めて4連休になった時があります。さらに途中2回雨の日があったので、この時も作業は中止。流石に雨の日は満額では無く、半額とか7割位の支払になるんだろうけど、それでもそれなりに安定した仕事の上に休みも多そうだし。親方とちょっと話をしましたが、自宅のように庭付きの家は減ってきている(庭を造ってもスレートで土を隠して雑草対策したり、植樹も低い木が殆どとか)ので、こういう仕事は減ってきているけれど、街路樹とか公園とか、そういう公共施設関係での仕事は多いので、ある程度大手で無いと賄えない(人が集められない)ので、中小の剪定業者は厳しくなるようなことを言われていました。建築、剪定、その他「腕に覚えあり」の仕事に関しては、今後も生き残っていくし逆にAIに対抗できる数少ない職種だと感じました。

2025年5月7日

Pain Point

同じく佐々木俊尚氏の引用から、Steve Jobs氏がiPhoneを生み出す切っ掛けになったという、会議での雑談・悪口の必要性に関して。 「雑談こそ化学反応(=新しいアイデアの発見)」の源」と書いているけれど、それもあるけれど、このJobsの話に関して言えば"Pain Point"の明確化とそれに対しての解決策が見事に嵌まったということだと思う。ある意味、開発の中の製品デザインとか仕様定義の中で先ず一番考えられることだと思います。

あくまで私の個人的印象の話ですが、うちの会社や製品に関して言えば、1990年第終わり頃位までは、製品を作る時に先ず考えるのが「お客様ニーズの把握」という言い方。あるいは「お客様の興味を引く新機能」みたいな方向性から、新製品のデザインや機能定義をして行ったもの。だから、1980年代頃の新製品というと、どんどん複合機能化していき、その最たるものが「ラジカセ」だったんじゃ無いだろうか。昔は録音するだけの「カセットレコーダー」に、AM/FMチューナーが突いて「エアチェック」出来るようになり、音質追求のためにステレオかされ、大出力・大口径スピーカーで大型化し、さらにテープダビングが簡単にできるようにダブルカセットし、さらに音楽CDも使えるようにCDドライブも内蔵されたし。無限に機能追加することは出来ないから、当然ある所で飽和してしまい、移行は価格競争みたいな形になり衰退するわけですよね。お客様ニーズの実現と言いつつ、実はメーカー側の独善独断だったんじゃ無いかと後から反省したこともありました。

そんな反省からか、2000年代頃からは自分達の考えを押しつけるのでは無く、お客様の「困った」を解決する製品が支持されるのだろうという考え方に変わり、「困った事=Pain Point」という言い方をして、Pain Pointの洗い出しみたいなものが結構長く続きました。ただ、それを言い出すと「Windowsの問題何だから、Windowsを止めてLinuxとかApple OSに使用」という結論が毎回出るわけで、それはそうそうに御法度になったんですが、当時はどのメーカーもユーティリティとかメニューアプリみたいなものを提供しだしてWindowsの普及には結構貢献したんじゃ無いだろうか。で、Microsoftがそう言うものを段々と取り込んでいき、いつの間にかWindowsの内部機能としてしれっと登場する、と(笑)。まぁ、機能以前に、OSとしての安定性や信頼性を先ずは高めろよと当時は言っていて、MSにもBug Reportをガンガン上げていたけれど、まぁ大変な時代でした(決して今が楽になったとは言わない)。

日本の家電メーカーが往時の勢いをなくして行く中、量販店が家電メーカーのエンジニアを受け入れて自社開発・製造する家電が最近は人気なのは、量販店だから価格競争があることも理由だと思うけれどね、そのために機能限定したりして単純化することで、分かりやすい製品に戻ってきていることも大きな理由じゃ無いだろうか。よく言われるけれど、その製品に100個の機能が内蔵されていても、実際に利用されるのは一割も無い、と言うような言い回しは、自分で振り返ってみても正論だと思う。勿論、ある時に偶然自分の欲している機能が内蔵されていることを発見してびっくりすることありますが、結構そう言う事も知らずに使い続けることも多い気がしますね。だから、何か困った時にネットで調べてみると、実はすでに対策が提供されていたことを発見する機会も最近増えた気がします。何にしても、困っていることを解決してくれることが一番助かるわけで、今見えている困ったの解決も必要だけれど、見えない個待ったを解決してくれる製品が、実は一番必要だと思う。でも、その見えない困ったを見つけることが並大抵の苦労じゃ無いから困るんですよね。それが自分にとっては一番のPain Pointかもしれない。若しかしたら、AIに聞いたら直ぐに指摘してくれるかも。

多様性の可視化

佐々木俊尚氏のVoicyから、細分化された島宇宙(同好の士の集まり)とフラットな関係性について。BABYMETALがラジオ番組担当して居ると言う事を知らなくて、個人的には先ずそっちにビックリしたけれど、そこにB'zの松本孝弘氏が出演して会話が成立する以上の内容だったということにもビックリ。まぁ、BABYMETALは「ヘビーメタル+アイドル」と言われるけれど、歌っている曲の多くはJ-POP感の強い作品も多い気がするから、B'zとの親和性も高いんだろうなあ。

佐々木氏は「細分化された島宇宙」と言う言い方をしているけれど、これって行ってみれば日本人の得意な「オタク化」みたいな物じゃ無いかなぁ。一つの分野でも、自分の拘りや好みによって専門化していくというかどんどん独自化していき、一つの到達点みたいな物を次々に生み出して行く世界観。で、何かの切っ掛けにそう言う「特異な世界」に触れて感化される人が稀に生まれて、その人がその世界観を受け継ぎ更に拡張して行くみたいな事が、それこそ昔から繰り返されてきたのが、「日本文化」の神髄と言ったら言いすぎだろうか。でも、個人的には結構当たっている気がする。

ネット世界の普及と一般化で、これまで以上にそういう情報に関しての蓄積は膨大な物になり、活非常に簡便にそういう情報へのアクセスも出来る。だから、一昔前では考えられないくらいの人がそういう世界観の影響を受けて、多分少なくない数の人が自分の「興味」の世界を見つけて、そこにはまっている気がするなぁ。一方で早々安易な手法手段が広まることで、粗製濫造も拡大して、さらに問題なのはそう言うものの中でも支持を獲得して某かの規準になってしまう場合も有ることですよね。本来ならば自然に淘汰されるようなものが、ネットのお陰で広く広まることで一定の支持者を獲得して存在継続してしまうのは、何か大きな矛盾にも感じるけれど、結局そういうノイズというか不安定要素みたいなものが、次の「何か」を生み出す重要な刺激や要素にもなるかもしれないから、単に排除すれば良いという話しでも無いでしょうしね。

最近はインバウンドが急増していて、そういう人達にインタビューした動画なんかもよく見ますが、異口同音に言っているのは日本の自由さ、多様性、そして阻害されているわけでは無いけれど自分の存在を尊重してくれる雰囲気ということ。だから、時刻では疎外感を感じていた、例えばコスプレ好きとかお洒落好きなの人などが日本に来て解放されて行くみたいな事も、何となく納得出来る話だと私は感じます。それが最近では、ちょっと「自分達の正義」を振りかざす傾向が増えていることは、ちょっと問題だと思う。賛成でも反対でも自分なりに評価とか批評する事は自由だし有りだと思うけれど 、それを押しつけることはどんなことにしても許されない。そう言うものって、「仲間意識」みたいな壁というか、隔離された空間を作るもので、それは比較的フラットな空間に同行のしみたいな人達の小集団が点在しているような日本の世界観を壊すものだと感じますね。

2025年5月6日

Skype forever

現地時間の2025年5月5日(日本時間では5月6日)に、VoIPツールの草分けであった「Skype」がサービス終了。 すでに3月には発表されていた話で驚きは無いけれど、自分もそれなりにお世話になったツールの終焉は、やっぱり感慨深いというか寂しさも一入ですよね。

Skypeのスタートは2003年で「無料IP電話サービス」としてスタート。まだまだソフトの品質も低くて、音声の遅延はあったし、音声品質も「いかにも」という感じ。更にインターネット自体、この頃は今のようにハイスピード接続が当たり前以前の状態だったので、一般的な音声通話機能と比較すると「無料だけれど、それなりの品質」という印象でした。でも、特に当時1時間電話をしたら10,000円以上した国際通話には最適で、瞬く間にインターネット界隈を席巻していき、いつの間にか会社の社内通話標準ツールにもなっていたし(笑)。

確か当時のSkypeは、Skype同士の通話しか出来なかったけれど、「Skype-in/out」という追加有料サービスを利用すると、一般の電話番号からの着信(Skype-in)/発信(Skype-out)」が出来ました。そのゲートウェイがアメリカにあったので、実際の通話料金はアメリカ国内の通話料+サービス利用料金で、国際線部分は無料のインターネット上のVoIPでしたから、数十円数百円位のコストじゃなかったかな。国際電話の通話コストが1/10、1/100まで下がるのですから、多少の通信品質の悪さは我慢できますよね。

自分のこのブログの中で「Skype」で検索してみたら、最初の引用は2010年8月の記事で、移行この記事も含めて42件「Skype」を引用した投稿をしていました。全投稿件数が13,948件なので0.3%の出現率になりますね。比較的多い方じゃ無いだろうか。それだけ10年位前までは必須のツールみたいな物でしたからね。今後はTeamsの通話機能がSkypeの後継機能として継続するんだろうけど、今後は通話の文字おこしや自動翻訳、さらにはエージェントが代理で通話対応したりとか、そんな世界に繋がるんだろうなぁ。所謂通常の「電話」の場合は、着信時のアラーム音とか、固定電話の昔のイメージを引きずっていてどうしても電話を取らないと医系名みたいな強迫観念みたいな物を私は感じるんですが、VoIPの場合は忙しければ無視できるし、電話を受ける場合もいちいち耳と口元にデバイスを持っていかなくても良いからでしょうか、通話する敷居が下がっている気がします。こうなると「電話番号」自体がもう時代後れですよね。それこそ自分のマイナンバーカードを電話番号代わりにして、そこにサフィックス(Suffix)を付ける事で、複数の自分専用の生涯変わることの無い「コンタクトナンバー」みたいなものが出来ないだろうか。ツールだけで無く、システム全体のスキームも変わりつつある時代だと思う。