2024年11月1日

ワールドシリーズ

日本のネット空間の昨日から今日に賭けては、多分その半分以上は「大谷選手」関連の話題が占めていることは確実だろうなぁ(笑)。それ程、昨日の試合は凄かったし劇的だったと思います。正直、最初にドジャースが3連勝をして、これはこのまま行っちゃうと思ったら、ヤンキースが一矢報いて、それもそれまで不審だった攻撃力が復活して、大量得点での勝利。その流れを受けて、昨日の第五戦も、序盤に5-0とリードして、正直「あぁ、今日は駄目だけれど、これで地元(=LA)に戻って地元での優勝だろうなぁ」なんて考えていました。

その後仕事もあって中継は見ていなかったのですが、再びテレビを点けたら5-5の同点になっていて「?????」な状態。何故か突然ヤンキースにエラーが続出して、一気に5点も入ったらしい。そうなると、モメンタムはドジャースな訳で、犠牲フライド渋く追加点を上げると、投手陣が踏ん張り1点差で勝利に。 そのエラーの連鎖の切掛となったのが、ヤンキースの中心選手でもあるジャッジ選手で、普通のライナー性のフライを目測を誤ったのか手元が狂ったのか、グラブの下に当たり落球。私もそんなに多くないけれど、何か突然相手のミスからチャンスが生まれて、逆転したり下馬評では不利な対戦を勝利したりという経験がありますが、それと似たような感覚を感じた光景でした。日本語言う所の「魔が差した」みたいな感じだけれど、それとも一寸違うというか、一瞬ブラックホールに落ちるというか、何だろう突然その一瞬だけ時間が止まったというか時空が歪んだというか...  その後続いたエラーで一気に5点が入り同点に追いつかれたわけで、ジャッジ選手だけの責任では無いけれど、あのプレーが試合だけで無くこのワールドシリーズの大きな転換点になった事は事実ですし、ジャッジ選手としては一生忘れられないプレーになったんだろうなぁ。

ワールドシリーズでは、第2戦で亜脱臼の怪我をして、その後の試合では正直活躍(ヒットやホームラン)は出来なかったけれど、「存在感」だけで相手を圧倒していた大谷選手は、やっぱり凄いと思う。今シーズン、ワールドシリーズで勝てるチームへという希望から、ドジャースを選んで、宣言通りワールドシリーズを制したわけですが、考えてみたら今シーズンは開幕前から色々なことがあり、悪い事で大きく注目されてしまえば、今度は良いこと(=結婚)でもそれ以上に注目を浴びることになり、精神的なプレッシャーは比べようが無いくらい大きかったでしょうね。序盤不振な結果が続き色々言われたけれど、直ぐに自分のバッティングを取り戻し、2シーズン続けてリーグのホームラン王を筆頭に、今シーズンも様々な記録を打ち立てて、多分リーグMVPは確実でしょうね。流石に昨年のように「満票」での選出はちょっと厳しいかなという気がするけれど。打率がもう少し伸びて「三冠王」を獲得していたら、今年も満票選出は確実だったと思うけれど。しかし、考えてみたら大谷選手は昨年末に肩の手術をしているわけで、その上でこれだけ活躍していることはもう漫画や小説を越えた現実ですよね。

勿論彼一人の力だけでは無いけれど、自分の描いた「夢」に対して確実に達成して次に進む様子は、何か人間以外の力が働いているようにすら感じます。まぁ、素質や資質のある人が、その目的のためだけに集中すれば、これだけのことが達成出来るという事なんだろうけど、殆どの人は先ず目標設定の時点で諦めるし、その工程に関しては彼ほどストイックに追求できるほど真摯に対応出来る人は居ないだろうし。野球の場合、以前から多くの人がMLBに挑戦をして、今回始球式に登場したゴジラ松井氏とか、イチロー氏とか、結果を出している人達の積み重ねがあっての今の日本人選手達の活躍ですからね。やはり大谷選手としても、彼自身の資質や素質は当然だけれど、そう言う歴史的な積み重ねに助けられている部分も多いと思う。そう言う意味では、アメフト等は厳しい条件だけれどもっと日本から選手が渡米して、少しでも爪痕付ける事を考えて、それを積み重ねていかないと、なかなかNFLで活躍する選手の登場は厳しいと思う。でも、NBAとかNHLとかでは既に実現しているのだから、決して不可能ではないと思うのだけれど、でもNFLに関しては層の厚さと競技の特殊さから、やはり別格になるのかなぁ。来シーズンは、再び投手とバッターの「二刀流」に戻る大谷選手。次は、ワールドシリーズで勝利投手になって、打者としても活躍して、松井秀樹氏に続くMVP獲得をして欲しいですよね。

UA MP 2025

UA MP 2025のルールが公開されて、正直さらに改悪されている印象。 2024年のMP 1Kは、「18,000PQP+54PQF」か「24,000PQP」だったものが、2025年は「22,000PQP+60PQF」か「28,000PQP」と大幅にアップ。スターターポイントが、2024年の1,250PQPから1,400PQPに少しアップしているのはまぁ良しとするにしても、2025年は2024年の二割くらいさらに貢献(御布施)が必要になりそう。これは痛い。

US$1=150円計算だと、(28,000-1,400)PQP*150円=3,990,000円(!)。いゃ、それは無いだろうなぁ。

ただちょっと気になる記載もあって、それがクラスアップグレードに使うPlusPointsの適用範囲が広げられるらしい。

最初の項目を見ると、PlusPointsをPQPやPQFに交換できると書かれています。例えばPQFに交換する場合、PlusPoints 10ポイントで1PQF位だと、360PP=36PQFになりますから、60-36=24PQFとなります。あるいは、PQPに交換できる場合のレートがどうだろうか。1PP=10PQPだと、360PP=3,600PQPなので、そうなるとPQP Onlyの場合は23,000PQPとなり、まぁ2024年と同等程度に。いずれにしても微妙ですよね。詳細は2025年になってからの発表らしいけれど、PlusPointsの適用がどれだけ出来るのかで、ちょっと来年のUA MP 1Kは考えないと。場合によっては、ずっと継続してきたUA MP 1Kは、来年一杯で終わりになるかも。まぁ、多分国際線でUA便を使うことは、もう殆ど無いだろうし(ANAが飛んでいるならANA一択)、国際線でアメリカ国内線に乗り継ぐときには、国際線のアップグレードが出来たら、そのまま国内線にもクラスが適用されますし。いずれにしても、続報を待つ、という感じですね。